JPH0570659U - 防除機 - Google Patents

防除機

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JPH0570659U
JPH0570659U JP1897392U JP1897392U JPH0570659U JP H0570659 U JPH0570659 U JP H0570659U JP 1897392 U JP1897392 U JP 1897392U JP 1897392 U JP1897392 U JP 1897392U JP H0570659 U JPH0570659 U JP H0570659U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
chemical liquid
roots
valve
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP1897392U
Other languages
English (en)
Inventor
喜好 新井
裕章 金子
哲夫 深川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Publication date
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Publication of JPH0570659U publication Critical patent/JPH0570659U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防除作業における薬液の霧化状態を良好に
し、噴霧の到達距離を増大でき、しかも噴霧量も増大で
き、かつ薬液の補給も簡単に行うことができる防除機を
提供する。 【構成】 薬液タンク2から薬液ノズル15に供給され
る薬液を、空気ノズル12から噴射される空気流により
霧化して噴霧する防除機であって、空気流の供給源とし
てルーツ式ブロア6を備え、このルーツ式ブロア6の吸
入側にはバルブを有する給気通路9及び薬液吸引ホース
20をそれぞれ接続すると共に、ルーツ式ブロア6の吐
出側にはバルブを介して上記空気ノズル12及び薬液タ
ンク2をそれぞれ接続した防除機1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、農薬等の薬液を高圧空気により霧化して噴霧する形式の防除機に関 する。
【0002】
【従来の技術】
農薬等の散布に使用する防除機に関しては、高圧プランジャとブロワを備えた 大型のミスト機やプランジャポンプを備えた動力噴霧機、あるいはエンジン直結 の遠心ファンを備えた小型の背負い式ブロワなど、種々の形式のものが従来知ら れている。
【0003】 ここで、前記背負い式ブロアは、実公昭61−27667号公報にも記載のよ うに、エンジンのクランクシャフトに直結した遠心ファンによりダクトを介して 送風するもので、ダクトの出口部には薬液タンクに連通した薬液ノズルが合流し ており、薬液ノズルから流出した薬液は遠心ファンの送風圧により霧化して噴霧 されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記公報に記載のような従来の背負い式ブロワは、エンジン直結の 遠心ファンを送風源としており、遠心ファンを高速回転することができないため に、送風圧(吐出空気圧力)の上昇にも限界があった。このため、送風圧による 薬液の霧化能力(分散微細化能力)及び噴霧の到達距離については、満足のいか ない点があった。
【0005】 そこで本考案は、防除作業における薬液の霧化状態を良好にし、噴霧の到達距 離を増大でき、しかも噴霧量も増大でき、かつ薬液の補給も簡単に行うことがで きる防除機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的のため本考案による防除機は、薬液タンクから薬液ノズルに供給され る薬液を、空気ノズルから噴射される空気流により霧化して噴霧する防除機であ って、空気流の供給源としてルーツ式ブロアを備え、このルーツ式ブロアの吸入 側にはバルブを有する給気通路及び薬液吸引ホースをそれぞれ接続すると共に、 ルーツ式ブロアの吐出側にはバルブを介して上記空気ノズル及び薬液タンクをそ れぞれ接続したことを手段としている。
【0007】
【作用】
このような手段を採用した防除機は、防除作業に当たり、ルーツ式ブロアの吸 入側に給気通路が接続し、ルーツ式ブロアの吐出側に空気ノズルが接続するよう にバルブを操作してルーツ式ブロアを駆動する。すると、ルーツ式ブロアから吐 出される高圧空気が空気ノズルに供給され、薬液タンクから薬液ノズルに供給さ れた薬液が空気ノズルから噴射される空気流により霧化して噴霧される。ここで 空気ノズルには高圧空気が供給されるので、空気ノズルから噴射される空気流の 流速は従来より増大する。このため、薬液の霧化状態はより微細で良好なものと なり、噴霧の到達距離も増大する。
【0008】 また、バルブ操作によりルーツ式ブロアの吐出側に薬液タンクも接続すると、 ルーツ式ブロアからの高圧空気の圧力が薬液タンクに及び、薬液は加圧されて薬 液ノズルに供給されるので、この場合には薬液の噴霧量が増大する。
【0009】 一方、薬液を補給する場合には、ルーツ式ブロアの吸入側に薬液吸引ホースが 接続し、ルーツ式ブロアの吐出側に薬液タンクが接続するようにバルブを操作し 、薬液吸引ホースを補充用の薬液中に挿入してルーツ式ブロアを駆動する。する と、補充用の薬液が薬液吸引ホースを介してルーツ式ブロアに吸引され、ルーツ 式ブロアにより薬液タンク内に移送補給される。
【0010】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を添付の図面に基づいて具体的に説明する。 一実施例による防除機1の概略構成を示す図1において、符号2は薬液タンク であり、その底面には薬液通路3が連通している。そしてこの薬液通路3にはド レンバルブ4と流量調整バルブ5とが設置されている。
【0011】 また、符号6は容積型の送風機であるルーツ式ブロア(ルーツ式過給機)であ って、エンジン又はモータ7により直接回転駆動されるようになっている。そし てこのルーツ式ブロア6の吸入側にはエアクリーナ8を有する給気通路9が連通 し、そのエアクリーナ8より下流位置には開閉バルブ10が設置されている。
【0012】 前記ルーツ式ブロア6の吐出側には2方向に分岐する加圧空気通路11が連通 し、この加圧空気通路11の一端側には、先端に複数の空気ノズル12を有する 二股状のダクト13が圧力調整バルブ14を介して接続されている。そして各空 気ノズル12の直前位置には、前記薬液通路3の先端に形成された各薬液ノズル 15が臨んでいる。
【0013】 ここで、前記加圧空気通路11の他端側には開閉バルブ16と大気開放バルブ 17が設置され、両バルブ16,17の間が分岐通路18を介して薬液タンク2 内に連通している。また、前記開閉バルブ10より下流の給気通路9には開閉バ ルブ19を介して薬液吸引ホース20が接続されている。
【0014】 次に、このように構成された一実施例の防除機1につき、その使用例と共に作 用を説明する。 まず、防除作業の準備として薬液タンク2内に薬液を補給する場合には、薬液 通路3のドレンバルブ4及び流量調整バルブ5、加圧空気通路11の圧力調整バ ルブ14及び大気開放バルブ17、給気通路9の開閉バルブ10をそれぞれ閉じ 、加圧空気通路11の開閉バルブ16及び薬液吸引ホース20の開閉バルブ19 を共に開いておく。そして薬液吸引ホース20を補充用の薬液中に挿入してエン ジン又はモータ7を運転し、ルーツ式ブロア6を回転駆動する。すると、補充用 の薬液が薬液吸引ホース20、給気通路9を介してルーツ式ブロア6に吸引され 、ルーツ式ブロア6で汲み上げられた薬液が加圧空気通路11、分岐通路18を 介して薬液タンク2内に速やかに補給される。
【0015】 つぎに、防除作業に際しては、薬液吸引ホース20の開閉バルブ19、加圧空 気通路11の大気開放バルブ17、薬液通路3のドレンバルブ4をそれぞれ閉じ 、給気通路9の開閉バルブ10、加圧空気通路11の圧力調整バルブ14及び開 閉バルブ16、薬液通路3の流量調整バルブ5をそれぞれ開いた状態に操作して エンジン又はモータ7の運転によりルーツ式ブロア6を回転駆動する。すると、 エアクリーナ8を介した清浄な空気が給気通路9からルーツ式ブロア6に吸引さ れ、ルーツ式ブロア6で1kg/cm2 G程度に加圧された空気が加圧空気通路 11、ダクト13を介して各空気ノズル12から噴射される。一方、このとき加 圧された空気の圧力が加圧空気通路11、分岐通路18を介して薬液タンク2内 に及ぶので、薬液は加圧された状態で薬液通路3を介して各薬液ノズル15に供 給される。そこで、各薬液ノズル15に供給された薬液は、空気ノズル12から 噴射される空気により微細に霧化されて噴霧される。
【0016】 このように防除作業にあたっては、各空気ノズル12から空気が噴射されるの で、その噴射気流の流速は従来より増大し、薬液の霧化状態はより微細で良好な ものとなり、噴霧の到達距離も従来より増大する。また、薬液は各薬液ノズル1 5に供給されるので、薬液の噴霧量も従来より増大する。
【0017】 なお、各空気ノズル12から噴射される空気の圧力は圧力調整バルブ14によ り可変に調整でき、また各薬液ノズル15に供給される薬液の流量も流量調整バ ルブ5により可変に調整できる。
【0018】 また、加圧空気通路11の開閉バルブ16を閉じ、大気開放バルブ17を開く と、分岐通路18を介して薬液タンク2内に大気圧が及ぶので、この場合には薬 液を各薬液ノズル15に自然供給させることができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したとおり本考案によれば、ルーツ式ブロアの吸入側に給気通路が接 続し、ルーツ式ブロアの吐出側に空気ノズルが接続するようにバルブを操作して ルーツ式ブロアを駆動すると、ルーツ式ブロアから吐出される高圧空気が空気ノ ズルに供給され、薬液タンクから薬液ノズルに供給された薬液が空気ノズルから 噴射される空気流により霧化して噴霧される。ここで空気ノズルには高圧空気が 供給されるので、空気ノズルから噴射される空気流の流速は従来より増大する。 従って、防除作業における薬液の霧化状態をより微細で良好なものとすることが でき、噴霧の到達距離も増大することができる。
【0020】 また、バルブ操作によりルーツ式ブロアの吐出側に薬液タンクも接続すると、 ルーツ式ブロアからの高圧空気の圧力が薬液タンクに及び、薬液は加圧されて薬 液ノズルに供給されるので、防除作業における薬液の噴霧量を増大することがで きる。
【0021】 一方、ルーツ式ブロアの吸入側に薬液吸引ホースが接続し、ルーツ式ブロアの 吐出側に薬液タンクが接続するようにバルブを操作し、薬液吸引ホースを補充用 の薬液中に挿入してルーツ式ブロアを駆動すると、補充用の薬液が薬液吸引ホー スを介してルーツ式ブロアに吸引され、ルーツ式ブロアにより薬液タンク内に移 送補給されるので、他のツールを使用することなく薬液の補給を簡単に行うこと ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による防除機の一実施例を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
1 防除機 2 薬液タンク 3 薬液通路 4 ドレンバルブ 5 流量調整バルブ 6 ルーツ式ブロア 7 エンジン 8 エアクリーナ 9 給気通路 10 開閉バルブ 11 加圧空気通路 12 空気ノズル 13 ダクト 14 圧力調整バルブ 15 薬液ノズル 16 開閉バルブ 17 大気開放バルブ 18 分岐通路 19 開閉バルブ 20 薬液吸引ホース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液タンクから薬液ノズルに供給される
    薬液を、空気ノズルから噴射される空気流により霧化し
    て噴霧する防除機であって、空気流の供給源としてルー
    ツ式ブロアを備え、このルーツ式ブロアの吸入側にはバ
    ルブを有する給気通路及び薬液吸引ホースをそれぞれ接
    続すると共に、ルーツ式ブロアの吐出側にはバルブを介
    して上記空気ノズル及び薬液タンクをそれぞれ接続した
    ことを特徴とする防除機。
JP1897392U 1992-02-28 1992-02-28 防除機 Pending JPH0570659U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1897392U JPH0570659U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 防除機

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JP1897392U JPH0570659U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 防除機

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Publication Number Publication Date
JPH0570659U true JPH0570659U (ja) 1993-09-24

Family

ID=11986585

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JP1897392U Pending JPH0570659U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 防除機

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JP (1) JPH0570659U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014051300A1 (ko) * 2012-09-25 2014-04-03 (유)이젠365 액체 살포기
KR101426297B1 (ko) * 2012-05-25 2014-08-06 임병록 무인 농약 살포기

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