JPH0569676U - パイプ搬送装置 - Google Patents
パイプ搬送装置Info
- Publication number
- JPH0569676U JPH0569676U JP1737092U JP1737092U JPH0569676U JP H0569676 U JPH0569676 U JP H0569676U JP 1737092 U JP1737092 U JP 1737092U JP 1737092 U JP1737092 U JP 1737092U JP H0569676 U JPH0569676 U JP H0569676U
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- JP
- Japan
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- pipe
- magnet
- roller
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- adjusting
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- Withdrawn
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パイプ搬送時の振動を防止すること。
【構成】 Vローラー11によりパイプ1を搬送するパ
イプ搬送装置10において、Vローラー11の側傍のパ
イプ搬送レベル直下に、マグネット支持具15に支持さ
れたマグネット16を設置し、マグネット16がパイプ
搬送レベルに及ぼす吸引力を調整し得るマグネット吸引
力調整手段を設けてなるようにしたものである。
イプ搬送装置10において、Vローラー11の側傍のパ
イプ搬送レベル直下に、マグネット支持具15に支持さ
れたマグネット16を設置し、マグネット16がパイプ
搬送レベルに及ぼす吸引力を調整し得るマグネット吸引
力調整手段を設けてなるようにしたものである。
Description
【0001】
本考案は、鋼管非破壊検査ライン、鋼管塗油ライン等に用いて好適なパイプ搬 送装置に関する。
【0002】
鋼管を渦流探傷機等を用いて非破壊検査するパイプ搬送ライン等では、マグネ ット内蔵のVローラーによりパイプを支持し、更にピンチローラー、圧力水等で パイプを該Vローラーに押えながら、該パイプを振れの発生なく搬送することと している。
【0003】
然しながら、従来技術には、下記、の問題点がある。 被搬送物である鋼管等の摩耗粉がVローラー(マグネットローラ)の表面に 付着する結果、パイプは摩耗粉の存在に起因する振動(振れ、踊り)を生ずる。
【0004】 パイプは、ピンチローラ、圧力水等の接触体によりVローラーに押え付けら れる結果、該接触体が持つ振動がパイプに伝わる。
【0005】 尚、パイプの振動は、例えば渦流探傷機の如く、パイプをサーチコイルの内面 との間に一定の間隙を保って該サーチコイルを通過させるべき非破壊検査におい て、検査精度を悪化し、疑似ノイズに起因する誤判定(良品を不良品と判定する もの)を生じ、工程的、歩留り的な悪影響をもたらす。
【0006】 本考案は、パイプ搬送時の振動を防止することを目的とする。
【0007】
本考案は、Vローラーによりパイプを搬送するパイプ搬送装置において、Vロ ーラーの側傍のパイプ搬送レベル直下に、マグネット支持具に支持されたマグネ ットを設置し、マグネットがパイプ搬送レベルに及ぼす吸引力を調整し得るマグ ネット吸引力調整手段を設けてなるようにしたものである。
【0008】
本考案によれば、下記、の作用がある。 パイプは自重によりVローラーのV溝内に納まる状態下で、搬送レベル直下 のマグネットに非接触状態下で吸引され、該V溝内に安定的にセンタリングされ る。そして、マグネットはVローラーに内蔵されるものでないから、パイプの摩 耗粉等の磁性体異物がVローラーの表面に付着することもない。従って、パイプ は、Vローラーの平滑な表面に案内されて静粛に搬送される。
【0009】 マグネットはマグネット吸引力調整手段によりパイプ搬送レベルに及ぼす吸 引力を適宜調整し得る。これにより、パイプは、サイズ、重量等に応じた適度な 吸引力を付与され、Vローラーとの間に踊りはもちろん、スリップの如くをも生 ずることなく(従って、かき疵を生じない)安定的に搬送される。
【0010】
図1は本考案の一実施例を示す要部正面図、図2は本考案の一実施例を示す側 面図である。
【0011】 パイプ搬送装置10は、鋼管非破壊検査ラインに沿って配置された複数のVロ ーラー11によりパイプ1を搬送する。12Aは渦流探傷機12を構成するサー チコイルである。13は架台、14は軸受台である。
【0012】 然るに、パイプ搬送装置10は、隣り合うVローラー11の間のパイプ搬送レ ベル直下に、マグネット支持具15に支持されたマグネット(永久磁石)16を 設置している。
【0013】 このとき、マグネット16は、マグネット支持具15のねじ部15Aに螺合さ れ、その螺合量の調整によって、パイプ搬送レベルに対する設置間隔gを調整し 、結果としてパイプ搬送レベルに及ぼす吸引力を調整可能としている。
【0014】 以下、本実施例の作用について説明する。 パイプ1は自重によりVローラー11のV溝内に納まる状態下で、搬送レベ ル直下のマグネット16に非接触状態下で吸引され、該V溝内に安定的にセンタ リングされる。そして、マグネット16はVローラー11に内蔵されるものでな いから、パイプ1の摩耗粉等の磁性体異物がVローラー11の表面に付着するこ ともない。従って、パイプ1は、Vローラー11の平滑な表面に案内されて静粛 に搬送される。
【0015】 マグネット16は、マグネット支持具15のねじ部15Aに対する螺合量の 調整によりパイプ搬送レベルに対する設置間隔gを調整し、結果としてパイプ搬 送レベルに及ぼす吸引力を適宜調整し得る。これにより、パイプ1は、サイズ、 重量等に応じた適度な吸引力を付与され、Vローラー11との間に踊りはもちろ ん、スリップの如くをも生ずることなく(従って、かき疵を生じない)安定的に 搬送される。
【0016】 上記、により、パイプ1は振動なく搬送される。このため、パイプ1は 渦流探傷機12におけるサーチコイル12Aの内面との間に一定の間隙を保って 該サーチコイル12Aを通過でき、探傷精度を向上できる。また、疑似ノイズに 起因する誤判定を生ずることもなく、工程的、歩留り的な悪影響を生ずることも ない。
【0017】 尚、本考案の実施において、マグネットは電磁石でも良い。また、マグネット 吸引力調整手段は、パイプ搬送レベルの直下に固定配置した電磁石に対する給電 力を調整することにより、パイプ搬送レベルに及ぼす吸引力を調整し得るものと するものであっても良い。
【0018】
以上のように本考案によれば、パイプ搬送時の振動を防止することができる。
【図1】図1は本考案の一実施例を示す要部正面図であ
る。
る。
【図2】図2は本考案の一実施例を示す側面図である。
1 パイプ 10 パイプ搬送装置 11 Vローラー 15 マグネット支持具 15A ねじ部 16 マグネット g 設置間隔
Claims (1)
- 【請求項1】 Vローラーによりパイプを搬送するパイ
プ搬送装置において、Vローラーの側傍のパイプ搬送レ
ベル直下に、マグネット支持具に支持されたマグネット
を設置し、マグネットがパイプ搬送レベルに及ぼす吸引
力を調整し得るマグネット吸引力調整手段を設けてなる
ことを特徴とするパイプ搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1737092U JPH0569676U (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | パイプ搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1737092U JPH0569676U (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | パイプ搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569676U true JPH0569676U (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=11942144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1737092U Withdrawn JPH0569676U (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | パイプ搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0569676U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015160677A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | Jfeスチール株式会社 | 鋼管の搬送方法および搬送装置 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP1737092U patent/JPH0569676U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015160677A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | Jfeスチール株式会社 | 鋼管の搬送方法および搬送装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |