JPH0569176U - 空気紡績機における圧空の供給構造 - Google Patents

空気紡績機における圧空の供給構造

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JPH0569176U
JPH0569176U JP1902892U JP1902892U JPH0569176U JP H0569176 U JPH0569176 U JP H0569176U JP 1902892 U JP1902892 U JP 1902892U JP 1902892 U JP1902892 U JP 1902892U JP H0569176 U JPH0569176 U JP H0569176U
Authority
JP
Japan
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nozzle
compressed air
spinning
air supply
pipes
Prior art date
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Pending
Application number
JP1902892U
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English (en)
Inventor
信吾 高島
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気紡績機のフレーム背面に設けられていた
圧空供給管を排止し、分岐管を最短の使用に止め、資材
部品及び組立工数の削減が可能な空気紡績装置における
圧空の供給構造を得る。 【構成】 ドラフト装置及び空気紡績ノズルを備えた紡
績ユニットを機台のフレームに固定する2本のドラフト
用ラインパイプを圧空供給管とし、夫々のラインパイプ
から分岐した分岐管を、前記空気紡績ノズルの第1ノズ
ル及び第2ノズルに連結した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は空気紡績機における圧空の供給構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の空気紡績機の1錘を示す側面図であって、バックローラ対1,ミ ドルローラ対2,フロントローラ対3からなるドラフト部4と、該ドラフト部4 のフロントローラ対3に隣接配置され、第1ノズルと第2ノズルとを、その内部 で直列状態に配置した空気紡績ノズル5とからなる紡績ユニット6は、ゲージを 兼ねた2本のドラフト用ラインパイプ7,8を介してフレーム9に強固に取付け られている。
【0003】 10は空気紡績ノズル5で撚を加えられた糸Yを送り出すドローイングローラで あって、該ローラを通過した糸Yはスラックチューブ11,スラブキャッチャ12の 前面を通り巻取装置13に巻取られパッケージPを形成する。14は空気紡績機の機 台の長手方向に沿って走行する糸継台車である。
【0004】 然して前記空気紡績ノズル5の第1ノズル,第2ノズルに対する圧空の供給は 、前記フレーム9の背面に圧空供給管15a,15bを設けると共に、この圧空供給 管15aから分岐し空気紡績ノズル5の第1ノズルに達する分岐管16aと、圧空供 給管15bから分岐し空気紡績ノズル5の第2ノズルに達する分岐管16bとを設け 、夫々の分岐管16a,16b上にはバルブ17a,17bを介置して圧空の供給停止, 供給量の調整等を行う構成とされていた。
【0005】 そのため長尺の圧空供給管や分岐管を用意する必要があるばかりでなく空気紡 績機の組立,保全に余分な組立工数を必要とし資材部品の節約と省力化が強く求 められるに至った。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は従来の圧空供給管を省略し、分岐管の使用を最短に止め、資材部品 及び組立工数の削減が可能な空気紡績機における圧空の供給構造を得ることを目 的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
ドラフト装置及び空気紡績ノズルを備えた紡績ユニットを機台のフレームに固 定する2本のドラフト用ラインパイプを圧空供給管とし、夫々のラインパイプか ら分岐した分岐管を前記空気紡績ノズルの第1ノズル及び第2ノズルに連結した 。
【0008】
【作用】
圧空供給管を省略し分岐管を最短の使用に止め資材部品と組立工数とを大幅に 削減する。
【0009】
【実施例】
以下図面と共に、この考案の実施例を説明する。
【0010】 本考案における空気紡績機の構成は、圧空の供給構造を除き図3に示す従来の 空気紡績機と異なるところはない、従って図1に示す空気紡績機において図3と 同一部分については同一番号が付してある。
【0011】 即ち図1は本考案の圧空の供給構造を備えた空気紡績機の1錘を示す側面図で あって、バックローラ対1,ミドルローラ対2,フロントローラ対3からなるド ラフト部4と、該ドラフト部4のフロントローラ対3に隣接配置され、図2に示 したように第1ノズル5aと第2ノズル5bとを直列状態に配置した空気紡績ノ ズル5とからなる紡績ユニット6は、ゲージを兼ねた2本のドラフト用ラインパ イプ7,8を介してフレーム9に強固に取付けられている。
【0011】 10は空気紡績ノズル5で撚を加えられた糸Yを送り出すドローイングローラで あって、該ローラを通過した糸Yはスラックチューブ11,スラブキャッチャ12の 前面を通り巻取装置13に巻取られパッケージPを形成する。14は空気紡績機の機 台の長手方向に沿って走行する糸継台車である。
【0012】 然して本考案における前記空気紡績ノズル5の第1ノズル5a及び第2ノズル 5bに対する圧空の供給は次の構成から成立っている。
【0013】 即ち前記紡績部6とフレーム9との間に介置されたドラフト用ラインパイプ7 ,8の端部を、夫々図示を省略した圧空供給装置に連結して圧空供給管7a,8 aとし、該圧空供給管7aから分岐し空気紡績ノズル5の第1ノズル5aに達す る分岐管7bと、圧空供給管8aから分岐し空気紡績ノズル5の第2ノズル5b に達する分岐管8bとを設け、夫々の分岐管7b,8b上にはバルブ7c,8c を介置して圧空の供給停止,供給量の調整等を行う構成としたものである。
【0014】 そして図2に示すように、分岐管7bから第1ノズル5aに供給された圧空は 、圧空噴出孔18から糸通過管19内に噴出して旋回吸引気流を生じさせ、糸導入管 20の吸引開口21から繊維束Sの吸込みを行ない、一方分岐管8bから第2ノズル 5bに供給された圧空は、圧空噴出口22から第1ノズル5aの旋回気流と逆向き の旋回気流を糸通過管23内に噴出し、繊維束に該旋回気流を作用させて仮撚を与 えるのである。
【0015】 なお分岐管7b,8b上のバルブ7c,8cは手動式のものであっても良いし 、電磁式のものであっても良い。そして電磁式の場合は、糸切れが生じると自動 的にバルブが閉じるよう電気的に制御することが好ましい。
【0016】
【考案の効果】
以上詳細に述べた通りこの考案は、ドラフト装置及び空気紡績ノズルを備えた 紡績ユニットを機台のフレームに固定する2本のドラフト用ラインパイプを圧空 供給管とし、夫々のラインパイプから分岐した分岐管を前記空気紡績ノズルの第 1ノズル及び第2ノズルに連結したものであって、紡績部とフレームとの間に介 置されたドラフト用ラインパイプを圧空供給管とすることにより、フレーム背面 に設けられていた圧空供給管を廃止し、分岐管を最短の使用に止め、これにより 資材,部品及び組立工数の大幅な削減を可能としたものであって、資材,部品の 節約と空気紡績機の組立保全における省力化を達成することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の圧空の供給構造を備えた空気紡績機
の側面図である。
【図2】上記空気紡績機における空気紡績ノズルの断面
図である。
【図3】従来の圧空の供給構造を備えた空気紡績機ま側
面図である。
【符号の説明】
4 ドラフト部 5 空気紡績ノズル 5a 第1ノズル 5b 第2ノズル 6 紡績ユニット 7,8 ドラフト用ラインパイプ 7a,8a,15a,15b 圧空供給管 7b,8b,16a,16b 分岐管 7c,8c,17a,17b バルブ 9 フレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラフト装置及び空気紡績ノズルを備え
    た紡績ユニットを機台のフレームに固定する2本のドラ
    フト用ラインパイプを圧空供給管とし、夫々のラインパ
    イプから分岐した分岐管を前記空気紡績ノズルの第1ノ
    ズル及び第2ノズルに連結した空気紡績機における圧空
    の供給構造。
JP1902892U 1992-02-28 1992-02-28 空気紡績機における圧空の供給構造 Pending JPH0569176U (ja)

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