JPH0568965A - 廃水処理装置 - Google Patents
廃水処理装置Info
- Publication number
- JPH0568965A JPH0568965A JP3238281A JP23828191A JPH0568965A JP H0568965 A JPH0568965 A JP H0568965A JP 3238281 A JP3238281 A JP 3238281A JP 23828191 A JP23828191 A JP 23828191A JP H0568965 A JPH0568965 A JP H0568965A
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- JP
- Japan
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- activated carbon
- membrane module
- powdered activated
- waste water
- mixing tank
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- Pending
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】廃水中の界面活性剤を低コストで確実に処理す
ること。 【構成】 粉末活性炭と廃水とを混合する混合槽２と、
粉末活性炭と処理水とを分離する中空糸膜モジュール６
と、中空糸膜モジュール６を洗浄して剥離した粉末活性
炭を脱水する遠心脱水機１０とを備えている。脱水機１
０からの脱離液は戻り管１４を経て混合槽２に戻され
る。
ること。 【構成】 粉末活性炭と廃水とを混合する混合槽２と、
粉末活性炭と処理水とを分離する中空糸膜モジュール６
と、中空糸膜モジュール６を洗浄して剥離した粉末活性
炭を脱水する遠心脱水機１０とを備えている。脱水機１
０からの脱離液は戻り管１４を経て混合槽２に戻され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は疎水基・親水基を合せも
った界面活性剤のような高分子化合物を含む廃水を処理
するための廃水処理装置に関する。
った界面活性剤のような高分子化合物を含む廃水を処理
するための廃水処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、界面活性剤を含む廃水処理方法と
して、廃水をろ過した後、粒状活性炭で界面活性剤を吸
着する方法がある。また廃水に凝集材を転化した後沈澱
させ、続いてろ過することにより処理する方法がある。
さらにＵＶ照射により界面活性剤を分解して処理する方
法がある。
して、廃水をろ過した後、粒状活性炭で界面活性剤を吸
着する方法がある。また廃水に凝集材を転化した後沈澱
させ、続いてろ過することにより処理する方法がある。
さらにＵＶ照射により界面活性剤を分解して処理する方
法がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ろ過し
た後粒状活性炭を吸着する廃水処理方法は、界面活性剤
の分子が粒状活性炭の細孔に入り込みにくいため、吸着
除去の効率が悪くなる。また、凝集剤を添加する方法に
よれば、界面活性剤のもつ分散性によって凝集性を阻害
し、処理できないことがある。さらにＵＶ照射によるも
のでは処理コストがかかるという問題があり、また界面
活性剤の種類によっては分解できないこともある。
た後粒状活性炭を吸着する廃水処理方法は、界面活性剤
の分子が粒状活性炭の細孔に入り込みにくいため、吸着
除去の効率が悪くなる。また、凝集剤を添加する方法に
よれば、界面活性剤のもつ分散性によって凝集性を阻害
し、処理できないことがある。さらにＵＶ照射によるも
のでは処理コストがかかるという問題があり、また界面
活性剤の種類によっては分解できないこともある。
【０００４】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、界面活性剤等の高分子化合物を確実に除去
することができ、かつコストの低減を図ることができる
廃水処理装置を提供することを目的とする。
ものであり、界面活性剤等の高分子化合物を確実に除去
することができ、かつコストの低減を図ることができる
廃水処理装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、高分子化合物
を含む廃水と粉末活性炭を混合して粉末活性炭に高分子
化合物を吸着させる混合槽と、高分子化合物が吸着され
た粉末活性炭と処理水とを分離する膜モジュールと、こ
の膜モジュールを洗浄して剥離した粉末活性炭を濃縮脱
水する脱水機とを備え、この脱水機からの脱離液を前記
混合槽に戻したことを特徴とする廃水処理装置である。
を含む廃水と粉末活性炭を混合して粉末活性炭に高分子
化合物を吸着させる混合槽と、高分子化合物が吸着され
た粉末活性炭と処理水とを分離する膜モジュールと、こ
の膜モジュールを洗浄して剥離した粉末活性炭を濃縮脱
水する脱水機とを備え、この脱水機からの脱離液を前記
混合槽に戻したことを特徴とする廃水処理装置である。
【０００６】
【作用】混合槽内で廃水中の高分子化合物を粉末活性炭
で吸着処理し、その後処理水を粉末活性炭とを膜モジュ
ールで分離する。膜モジュールの洗浄により排出された
粉末活性炭は脱水機で濃縮され、脱水機からの脱離液は
混合槽に戻される。
で吸着処理し、その後処理水を粉末活性炭とを膜モジュ
ールで分離する。膜モジュールの洗浄により排出された
粉末活性炭は脱水機で濃縮され、脱水機からの脱離液は
混合槽に戻される。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【０００８】図１は本発明による廃水処理装置の一実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【０００９】図１において、廃水処理装置は界面活性剤
のような高分子化合物を含む廃水と木炭系の粉末活性炭
を混合して粉末活性炭に界面活性剤を吸着させる混合槽
２を備えている。廃水は廃水管１から混合槽２に流入
し、また粉末活性炭は供給管３から混合槽２内に供給さ
れるようになっている。また、混合槽２内には攪拌機４
が設置されている。
のような高分子化合物を含む廃水と木炭系の粉末活性炭
を混合して粉末活性炭に界面活性剤を吸着させる混合槽
２を備えている。廃水は廃水管１から混合槽２に流入
し、また粉末活性炭は供給管３から混合槽２内に供給さ
れるようになっている。また、混合槽２内には攪拌機４
が設置されている。
【００１０】また、混合槽２には、移送ポンプ５を介し
て中空糸膜モジュール６が接続されている。中空糸膜モ
ジュール６は粉末活性炭を中空糸膜に付着させて、粉末
活性炭と処理水とを分離するものである。このうち処理
水は、処理水管７から放出されるようになっており、一
方、粉末活性炭は中空糸膜モジュール６の洗浄時に濃縮
液槽８にスラリ状に貯えられる。
て中空糸膜モジュール６が接続されている。中空糸膜モ
ジュール６は粉末活性炭を中空糸膜に付着させて、粉末
活性炭と処理水とを分離するものである。このうち処理
水は、処理水管７から放出されるようになっており、一
方、粉末活性炭は中空糸膜モジュール６の洗浄時に濃縮
液槽８にスラリ状に貯えられる。
【００１１】また濃縮液槽８には、移送ポンプ９を介し
て遠心脱水機１０が接続されている。遠心脱水機１０
は、スラリ状粉末活性炭を濃縮脱水して廃活性炭と脱離
液とに分離するものであり、廃活性炭は廃活性炭１１に
送られ脱離液は脱離液槽１２に送られる。
て遠心脱水機１０が接続されている。遠心脱水機１０
は、スラリ状粉末活性炭を濃縮脱水して廃活性炭と脱離
液とに分離するものであり、廃活性炭は廃活性炭１１に
送られ脱離液は脱離液槽１２に送られる。
【００１２】脱離液槽１２には、脱離液を戻し管１４を
経て混合槽２に戻す戻しポンプ１３が接続されている。
経て混合槽２に戻す戻しポンプ１３が接続されている。
【００１３】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。
用について説明する。
【００１４】廃水管１によって混合槽２内に流入する廃
水は、供給管３によって供給される粉末活性炭と攪拌機
４によって攪拌されながら混合する。この場合、廃水中
の界面活性剤は疎水性結合の形で粉末活性炭によって捕
捉されて吸着される。混合槽２内の廃水は、このように
界面活性剤を粉末活性炭に吸着させて処理され、処理水
と粉末活性炭はその後移送ポンプ５によって中空糸膜モ
ジュール６に移送される。中空糸膜モジュール６におい
て、界面活性剤を吸着した粉末活性炭は中空糸膜に付着
し、粉末活性炭から分離した処理水は処理水管７から外
部に放出される。
水は、供給管３によって供給される粉末活性炭と攪拌機
４によって攪拌されながら混合する。この場合、廃水中
の界面活性剤は疎水性結合の形で粉末活性炭によって捕
捉されて吸着される。混合槽２内の廃水は、このように
界面活性剤を粉末活性炭に吸着させて処理され、処理水
と粉末活性炭はその後移送ポンプ５によって中空糸膜モ
ジュール６に移送される。中空糸膜モジュール６におい
て、界面活性剤を吸着した粉末活性炭は中空糸膜に付着
し、粉末活性炭から分離した処理水は処理水管７から外
部に放出される。
【００１５】次に、廃水処理が進行した場合は、中空糸
膜モジュール６の洗浄を行なう。まず混合槽２への廃水
の流入を停止するとともに、移送ポンプ５を停止する。
次に中空糸膜モジュール６を逆洗し、中空糸膜から粉末
活性炭を剥離させるとともに、この粉末活性炭を排出管
１５を介して濃縮液槽８に送り、スラリ状に貯留する。
濃縮液槽８内にスラリ状に貯留された粉末活性炭は、そ
の後移送ポンプ９によって遠心脱水機１０に送られ、濃
縮脱水されて廃活性炭と脱離液とに分離される。このう
ち廃活性炭は廃活性炭槽１１に送られて廃棄され、他
方、脱離液は脱離液槽１２に送られる。脱離液槽１２内
の脱離液は、その後戻しポンプ１３により、戻し管１４
を経て混合槽に戻される。
膜モジュール６の洗浄を行なう。まず混合槽２への廃水
の流入を停止するとともに、移送ポンプ５を停止する。
次に中空糸膜モジュール６を逆洗し、中空糸膜から粉末
活性炭を剥離させるとともに、この粉末活性炭を排出管
１５を介して濃縮液槽８に送り、スラリ状に貯留する。
濃縮液槽８内にスラリ状に貯留された粉末活性炭は、そ
の後移送ポンプ９によって遠心脱水機１０に送られ、濃
縮脱水されて廃活性炭と脱離液とに分離される。このう
ち廃活性炭は廃活性炭槽１１に送られて廃棄され、他
方、脱離液は脱離液槽１２に送られる。脱離液槽１２内
の脱離液は、その後戻しポンプ１３により、戻し管１４
を経て混合槽に戻される。
【００１６】以上説明したように本実施例によれば、粉
末活性炭により界面活性剤を吸着するようにしたので、
粒状活性炭に比べて単位活性炭あたりの吸着量が大きく
なり、活性炭の使用量を減少できる。また、中空糸膜モ
ジュール６によって、粉末活性炭と処理水の分離を行う
ため、コンパクトに分離することができる。さらに分離
した粉末活性炭は、スラリ状に貯えられた後、遠心脱水
機１０で脱水されるため廃活性炭の重量を少なくするこ
とができ、他方脱離液は混合槽に戻すため別途処理する
必要がなくなり、コスト削減につながる。
末活性炭により界面活性剤を吸着するようにしたので、
粒状活性炭に比べて単位活性炭あたりの吸着量が大きく
なり、活性炭の使用量を減少できる。また、中空糸膜モ
ジュール６によって、粉末活性炭と処理水の分離を行う
ため、コンパクトに分離することができる。さらに分離
した粉末活性炭は、スラリ状に貯えられた後、遠心脱水
機１０で脱水されるため廃活性炭の重量を少なくするこ
とができ、他方脱離液は混合槽に戻すため別途処理する
必要がなくなり、コスト削減につながる。
【００１７】なお、上記実施例において中空糸膜モジュ
ール６を設けた例を示したが、中空糸膜モジュールの代
わりに平膜モジュールまたはチューブラ型モジュール等
を用いてもよい。
ール６を設けた例を示したが、中空糸膜モジュールの代
わりに平膜モジュールまたはチューブラ型モジュール等
を用いてもよい。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
粉末活性炭により高分子化合物を吸着するようにしたの
で、単位活性炭あたりの吸着が大きくなり、活性炭の使
用量を減少することができる。また膜モジュールによっ
て粉末活性炭と処理水との分離を行なうため、コンパク
トな装置で確実に分離を行うことができる。さらに分離
された粉末活性炭は脱水機で濃縮されるとともに、脱水
機からの脱離液は混合槽に戻されるので、脱離液のため
に別途処理装置を設ける必要がない。
粉末活性炭により高分子化合物を吸着するようにしたの
で、単位活性炭あたりの吸着が大きくなり、活性炭の使
用量を減少することができる。また膜モジュールによっ
て粉末活性炭と処理水との分離を行なうため、コンパク
トな装置で確実に分離を行うことができる。さらに分離
された粉末活性炭は脱水機で濃縮されるとともに、脱水
機からの脱離液は混合槽に戻されるので、脱離液のため
に別途処理装置を設ける必要がない。
【図１】本発明による廃水処理装置の一実施例を示す概
略系統図。
略系統図。
２ 混合槽 ６ 中空糸膜モジュール ８ 濃縮液槽 １０ 遠心脱水機 １１ 廃活性炭槽 １２ 脱離液槽 １４ 戻り管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 1/58 ＣＣＰ Ｃ 7158−4Ｄ 9/00 Ｚ 6647−4Ｄ
Claims (1)
- 【請求項１】高分子化合物を含む廃水と粉末活性炭を混
合して粉末活性炭に高分子化合物を吸着させる混合槽
と、高分子化合物が吸着された粉末活性炭と処理水とを
分離する膜モジュールと、この膜モジュールを洗浄して
剥離した粉末活性炭を濃縮脱水する脱水機とを備え、こ
の脱水機からの脱離液を前記混合槽に戻したことを特徴
とする廃水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3238281A JPH0568965A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 廃水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3238281A JPH0568965A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 廃水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0568965A true JPH0568965A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=17027859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3238281A Pending JPH0568965A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 廃水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0568965A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2796860A1 (fr) * | 1999-07-30 | 2001-02-02 | Degremont | Perfectionnements apportes au lavage chimique et, en particulier au rincage des dispositifs de separation membranaire de solutions et de suspension |
| KR100353236B1 (ko) * | 2000-03-13 | 2002-09-18 | 정순영 | 액체폐기물 처리 방법 및 이를 수행하기 위한 장치 |
| EP1944403A2 (en) | 2006-12-21 | 2008-07-16 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Water reuse method in cleaning device and washing machine |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP3238281A patent/JPH0568965A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2796860A1 (fr) * | 1999-07-30 | 2001-02-02 | Degremont | Perfectionnements apportes au lavage chimique et, en particulier au rincage des dispositifs de separation membranaire de solutions et de suspension |
| WO2001008791A1 (fr) * | 1999-07-30 | 2001-02-08 | Degremont | Perfectionnements apportes au lavage chimique et, en particulier au rinçage des dispositifs de separation membranaire de solutions et de suspension |
| KR100353236B1 (ko) * | 2000-03-13 | 2002-09-18 | 정순영 | 액체폐기물 처리 방법 및 이를 수행하기 위한 장치 |
| EP1944403A2 (en) | 2006-12-21 | 2008-07-16 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Water reuse method in cleaning device and washing machine |
| US7927494B2 (en) | 2006-12-21 | 2011-04-19 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Water reuse method in cleaning device |
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