JPH056862U - イオン交換樹脂取り付け機構 - Google Patents

イオン交換樹脂取り付け機構

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Publication number
JPH056862U
JPH056862U JP5384491U JP5384491U JPH056862U JP H056862 U JPH056862 U JP H056862U JP 5384491 U JP5384491 U JP 5384491U JP 5384491 U JP5384491 U JP 5384491U JP H056862 U JPH056862 U JP H056862U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion exchange
exchange resin
cooling water
holder
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP5384491U
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English (en)
Inventor
善行 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5384491U priority Critical patent/JPH056862U/ja
Publication of JPH056862U publication Critical patent/JPH056862U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ発振装置の冷却水のイオン交換樹脂の
取り替えを冷却水の取り出し、冷却水配管の分解をする
ことなく行い、汚れの混入を防ぐ。 【構成】 イオン交換樹脂ホルダ11は側面が数カ所に
接水口15の穴を持つネジ部となっており、フランジ8
に設けたネジ穴と嵌合している。ホルダ11の内面にフ
ィルタ5を接着し、イオン交換樹脂6はフィルタ5とイ
オン交換樹脂押え12に囲まれた部分に入れ、冷却水4
と接触させる。イオン交換樹脂の取り替えは接水口15
が外部から確認できる程度にホルダ11をフランジ8か
ら引き出して行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、固体レーザ発振装置の冷却水のイオン交換樹脂取り付け機構に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のレーザ発振装置の冷却水のイオン交換樹脂取り付け機構の例を示 す図であり、図において1はレーザ媒質、2はランプ、3は循環ポンプ、4は冷 却水、5はフィルタ、6はイオン交換樹脂、7は冷却水配管、8はフランジ、9 は冷却水入口、10は冷却水出口、16はフランジ取り付けネジ、17はイオン 交換樹脂取り付け金具である。
【0003】 次に作用について説明する。循環ポンプ3によりレーザ媒質1およびランプ2 を冷却しながら、冷却水配管7を循環している冷却水4の汚染がひどくなると、 ランプ2によるレーザ励起光を遮り、レーザ出力の低下をまねく。この冷却水4 の汚染を防ぐため、冷却水出口10につながるフランジ8に数本の足を持つイオ ン交換樹脂取り付け金具17を介してイオン交換樹脂6を包み込んだ円筒状のフ ィルタ5を取り付け、冷却水入口9から入ってきた4の中に浸し、一部金属イオ ンを除去した冷却水4を出口10に流している。冷却水4が入口9から出口10 に何度も流れることにより、冷却水4のイオン濃度を低く押えている。イオン交 換樹脂6の取り替えは、冷却水4を取り除いた後、配管7とフランジ取り付けネ ジ16をフランジ8から外して行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のレーザ発振装置の冷却水のイオン交換樹脂取り付け機構は以上のように 構成されているのでイオン交換樹脂の取り替えには冷却水4を取り出した後、冷 却水配管7を分解して行わなければならず、分解によりさらなる汚れが混入した り、配管に残留している冷却水が外気と接する時間が多くなり、例えば冷却水が エチレングリコール水溶液の場合、冷却水が外気で酸化するとランプによる光や 熱と作用し配管材料の溶出が起こるため、冷却水配管の再使用は配管内の残留冷 却水のクリーニングを行ってからでないと使用できないという問題点があった。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、冷却水の取 り出し、及び冷却水配管の分解をせずにイオン交換樹脂の取り替えができるイオ ン交換樹脂取り付け機構を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るレーザ発振装置の冷却水のイオン交換樹脂取り付け機構は、イ オン交換樹脂を側面がネジ部になっており、かつ、前記ネジ部に数カ所の穴が空 いているホルダ入れ、前記ホルダを冷却水配管に作ったネジ部を貫通させて冷却 水中に直接挿入する方式にしたものである。
【0007】
【作用】
この考案におけるレーザ発振装置の冷却水のイオン交換樹脂取り付け機構は、 イオン交換樹脂取り替え時に冷却水の取り出し、冷却水配管の分解をする必要が ない。冷却水が外気に触れるのを最小限に抑えることによりイオン交換樹脂取り 替え時の汚れの混入、発生を防ぐことができる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を説明する。図1はレーザ発振装置冷却水のイオン 交換樹脂取り付け機構の例を示す図であり、図2は図1の主要部の例を示す図で ある。図において1〜10は図3に示したものと同じであり、11はイオン交換 樹脂ホルダ、12はイオン交換樹脂押え、13と14はOリング、15は接水口 である。
【0009】 次に作用について説明する。冷却水4は、冷却水配管7の中を循環している。 片側の閉じた筒状のイオン交換樹脂ホルダ11は外周と開口部の内周がネジ溝に なっており、数カ所に接水口15の穴が外周から内周まで貫通している。ホルダ 11の内周のネジ溝はイオン交換樹脂押え12の側面に作ったネジ部と嵌合する 。フィルタ5はホルダ11の内面のネジ溝のない部分に接着してあり、イオン交 換樹脂6を、フィルタ5とイオン交換樹脂押え12に囲まれた部分に入れる。フ ィルタ5とイオン交換樹脂6の入ったホルダ11はフランジ8を貫いて設けたネ ジ穴で嵌合し、イオン交換樹脂6を接水口15の部分で冷却水4と接触させ、イ オン交換を行う。また、冷却水4の液漏れを防ぐため配管7とホルダ11、ホル ダ11と押え12の間は各々Oリング13と14で押えている。イオン交換樹脂 取り替えはホルダ11の外周のネジを回転させ、ホルダ11を冷却水4の中から 接水口15が外から確認できる程度に引きだし、押え12を開けて取り替えを行 う。このとき、ホルダ11を全てフランジ8から引き出す必要はないので冷却水 4と外気との接触は最小限にすることができる。
【0010】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、冷却水の取り出しと、冷却水配管の分解をす ることなしにイオン交換樹脂を取り替えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】この考案の一実施例を示す要部断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 レーザ媒質 2 ランプ 3 循環ポンプ 4 冷却水 5 フィルタ 6 イオン交換樹脂 7 冷却水配管 8 フランジ 9 冷却水入口 10 冷却水出口 11 イオン交換樹脂ホルダ 12 イオン交換樹脂押え 13 Oリング 14 Oリング 15 接水口 16 フランジ取り付けネジ 17 イオン交換樹脂取り付け金具

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 レーザ媒質と、このレーザ媒質を励起す
    るランプと、これら両者の周囲を循環している冷却水
    と、冷却水配管内にフランジを介して取付けられるイオ
    ン交換樹脂とを備えた固体レーザ発振装置のイオン交換
    樹脂取り付け機構において、上記フランジに着脱自在に
    取付ける嵌合部、上記配管内の冷却水に接する面の一部
    に形成した接水口とを有し、上記イオン交換樹脂を上記
    配管内の冷却水に接するように保持するための筒状のホ
    ルダと、上記ホルダに嵌合し、上記ホルダに挿入された
    イオン交換樹脂を押えるための押え部材と、上記フラン
    ジとホルダとの間、上記ホルダと押え部との間に設けら
    れた液漏れ防止部材とを具備したイオン交換樹脂取り付
    け機構。
JP5384491U 1991-07-11 1991-07-11 イオン交換樹脂取り付け機構 Pending JPH056862U (ja)

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JP5384491U JPH056862U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 イオン交換樹脂取り付け機構

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JP5384491U JPH056862U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 イオン交換樹脂取り付け機構

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JPH056862U true JPH056862U (ja) 1993-01-29

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ID=12954091

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JP5384491U Pending JPH056862U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 イオン交換樹脂取り付け機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013507743A (ja) * 2009-10-14 2013-03-04 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 燃料電池システムのタンク配置及びクーラントタンクへのイオン交換モジュールの取付け方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013507743A (ja) * 2009-10-14 2013-03-04 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 燃料電池システムのタンク配置及びクーラントタンクへのイオン交換モジュールの取付け方法

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