JPH0567907B2 - - Google Patents
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- JPH0567907B2 JPH0567907B2 JP63240522A JP24052288A JPH0567907B2 JP H0567907 B2 JPH0567907 B2 JP H0567907B2 JP 63240522 A JP63240522 A JP 63240522A JP 24052288 A JP24052288 A JP 24052288A JP H0567907 B2 JPH0567907 B2 JP H0567907B2
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- heating element
- fluid
- sensor
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/02—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
- G01N27/04—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
- G01N27/14—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of an electrically-heated body in dependence upon change of temperature
- G01N27/18—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of an electrically-heated body in dependence upon change of temperature caused by changes in the thermal conductivity of a surrounding material to be tested
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、流体の物性、状態等を測定するため
の、使い捨て可能に構成されたデイスポーザブル
センサーに関するものである。
の、使い捨て可能に構成されたデイスポーザブル
センサーに関するものである。
(従来の技術)
流体の比重、粘度などの物性や、流体の温度、
流速、流量などの状態を知ることは、各種産業や
学術の分野などにおいて重要なことであり、従来
これらを測定するためのセンサーとして種々のも
のが知られている。
流速、流量などの状態を知ることは、各種産業や
学術の分野などにおいて重要なことであり、従来
これらを測定するためのセンサーとして種々のも
のが知られている。
例えば、本出願人が先に開示した特開昭62−
185146号の流体の状態の測定方法においては、流
体と発熱体の境界面における熱伝達率を計測して
その値から流体する粘度等を知るようにしてお
り、これに使用するセンサーとして、ステンレス
棒に白金線を巻き付け、それをテフロンで被覆し
たものが記載されている。
185146号の流体の状態の測定方法においては、流
体と発熱体の境界面における熱伝達率を計測して
その値から流体する粘度等を知るようにしてお
り、これに使用するセンサーとして、ステンレス
棒に白金線を巻き付け、それをテフロンで被覆し
たものが記載されている。
また、特開昭61−210959号公報に示されたよう
に、液体中の化学成分の検出等を行うものにおい
て、液体標本を流入させる流路を形成して、その
流路内で成分の検出等を行うようにし、その流路
及び流路内にある検出センサー、ポンプなどをカ
ートリツジ式にして使い捨てにするようにしたも
のである。
に、液体中の化学成分の検出等を行うものにおい
て、液体標本を流入させる流路を形成して、その
流路内で成分の検出等を行うようにし、その流路
及び流路内にある検出センサー、ポンプなどをカ
ートリツジ式にして使い捨てにするようにしたも
のである。
(発明が解決しようとする課題)
流体の物性、状態等を正確に測定するために
は、流体と接触するセンサー表面が清潔なもので
なければならない。
は、流体と接触するセンサー表面が清潔なもので
なければならない。
しかしながら、上記したものは、センサーがテ
フロンで被覆されているとはいつても、流体がゲ
ル化物質や血液、或は人体に有害な物質などであ
ると、センサー表面に付着したものが取りづらく
完全な洗浄は困難であり、また、洗浄が充分でな
いために次の測定が正しく行われない恐れもあ
る。
フロンで被覆されているとはいつても、流体がゲ
ル化物質や血液、或は人体に有害な物質などであ
ると、センサー表面に付着したものが取りづらく
完全な洗浄は困難であり、また、洗浄が充分でな
いために次の測定が正しく行われない恐れもあ
る。
しかも、流体が溶鉱炉中の鋳鉄などの場合に
は、使用済みのセンサーを再利用することが不可
能である。
は、使用済みのセンサーを再利用することが不可
能である。
また、カートリツジ式のものは、その内部にポ
ンプなどを備えているために、カートリツジ自体
がかなり高価なものとならざるを得ず、結局ある
程度の回数は洗浄して再利用するという使用方法
が採られており、このものもセンサーの洗浄にか
かる手間が煩雑である上、洗浄が不十分なために
次の測定に及ぶ悪影響があるなどの問題を解決す
るには至つていない。
ンプなどを備えているために、カートリツジ自体
がかなり高価なものとならざるを得ず、結局ある
程度の回数は洗浄して再利用するという使用方法
が採られており、このものもセンサーの洗浄にか
かる手間が煩雑である上、洗浄が不十分なために
次の測定に及ぶ悪影響があるなどの問題を解決す
るには至つていない。
(課題を解決するための手段)
従つて、本発明はかかる技術的課題を解決する
ことを目的とするものであり、そのための手段と
して、発熱体に接続したリード線を保持体に固定
し、その固定されたリード線で端子を形成すると
共に、保持体を容器状に形成し、もしくは保持体
に容器を取り付け、発熱体を該容器内に配置した
デイスポーザブルセンサーを構成し、センサーを
容器ごと使い捨て可能にした。
ことを目的とするものであり、そのための手段と
して、発熱体に接続したリード線を保持体に固定
し、その固定されたリード線で端子を形成すると
共に、保持体を容器状に形成し、もしくは保持体
に容器を取り付け、発熱体を該容器内に配置した
デイスポーザブルセンサーを構成し、センサーを
容器ごと使い捨て可能にした。
(作用)
以上のように構成されたセンサーの容器内に流
体をサンプリングして、発熱体を流体に接触させ
る。
体をサンプリングして、発熱体を流体に接触させ
る。
そして、リード線を介して通電した電流で発熱
体を発熱させ、これら発熱体と流体との間で熱伝
達を行わせる。
体を発熱させ、これら発熱体と流体との間で熱伝
達を行わせる。
保持体に固定されたリード線で形成された端子
には電流源と電圧計を接続して、電流源からリー
ド線を介して発熱体に一定の電流を通電し、その
時に印加されている電圧を電圧計で計測する。
には電流源と電圧計を接続して、電流源からリー
ド線を介して発熱体に一定の電流を通電し、その
時に印加されている電圧を電圧計で計測する。
そして、通電せしめた電流値と計測された電圧
値から、発熱体の温度と発熱量を算出し、これら
と流体の温度から流体の種々の物性の変化を測定
する。
値から、発熱体の温度と発熱量を算出し、これら
と流体の温度から流体の種々の物性の変化を測定
する。
一度流体をサンプリングして測定を行つたセン
サーは、これを洗浄等して改めて使用することは
せず、使用済みのセンサーを取り外して廃棄し新
しいセンサーと付け替える。
サーは、これを洗浄等して改めて使用することは
せず、使用済みのセンサーを取り外して廃棄し新
しいセンサーと付け替える。
(実施例)
以下本発明の実施例を説明する。
先ず、流体の物性値を知る一例として、発熱体
の温度と発熱量及び流体温度から流体の物性値で
ある動粘性率νを得る手順を説明する。
の温度と発熱量及び流体温度から流体の物性値で
ある動粘性率νを得る手順を説明する。
流体中に固定された発熱体の表面の熱伝達率α
は次式で表される。
は次式で表される。
α=Q/S(θs−θ∞) ……
[Q:発熱体の発熱量、
S:発熱体の表面積、
θs:発熱体の表面温度
θ∞:流体の温度]
また先に本出願人によつて開示されている特開
昭63−132149号に示すように、発熱体の表面温度
θsは、発熱体の平均温度θwを用いると次式で表さ
れることが知られている。
昭63−132149号に示すように、発熱体の表面温度
θsは、発熱体の平均温度θwを用いると次式で表さ
れることが知られている。
θs=θ∞+k1(θw−θ∞)k2 ……
[k1,k2:発熱体固有の定数]
従つて、発熱体の表面から放出される発熱量Q
及び発熱体の表面積Sが既知であれば、上記温度
差θs−θ∞から熱伝達率が算出できる。
及び発熱体の表面積Sが既知であれば、上記温度
差θs−θ∞から熱伝達率が算出できる。
一方、発熱体を、物性値が既知である流体、例
えば蒸溜水中にセツトして、該発熱体に種々の値
の定電流、例えば直流定電流を通じて蒸留水と
(加熱される)発熱体表面との温度差θs−θ∞を
測定すると、熱伝達率の無次元量であるヌツセル
ト(Nusselt)数Nuと、動粘性率の無次元量であ
るプラントル(Prandlt)数Pr及び温度差の無次
元量であるグラスホツフ(Grashof)数Grとの関
係式、即ち、上記発熱体周囲における自由対流熱
伝達現象を一般的に表示する方程式、例えば Nu=C〓GrC1PrC2 …… [C〓、C1、C2:定数] が求められる。
えば蒸溜水中にセツトして、該発熱体に種々の値
の定電流、例えば直流定電流を通じて蒸留水と
(加熱される)発熱体表面との温度差θs−θ∞を
測定すると、熱伝達率の無次元量であるヌツセル
ト(Nusselt)数Nuと、動粘性率の無次元量であ
るプラントル(Prandlt)数Pr及び温度差の無次
元量であるグラスホツフ(Grashof)数Grとの関
係式、即ち、上記発熱体周囲における自由対流熱
伝達現象を一般的に表示する方程式、例えば Nu=C〓GrC1PrC2 …… [C〓、C1、C2:定数] が求められる。
なお、Nu、Gr及びPrは下記の関係式で表され
る。
る。
Nu=αL/λ ……
Gr=L3gβ(θs−θ∞)/ν2 ……
Pr=ν/a ……
[L:流れの代表長さ、
λ:熱伝達率、
g:動力加速率、
β:体積膨張率、
ν:動粘性率、
a:温度伝導率]
従つて、被測定物質の動粘性率νは、上記式
〜より下記式で表される。
〜より下記式で表される。
ν2C1-C2=C〓gC1SL3C1-1Q-1λβC1a-C2(θs−θ∞
)C1
+1 …… ここで、発熱体に電流iを通電加熱した場合 Q=Ri2 …… [R:発熱体(白金線)の電気抵抗、 i:発熱体に通電された電流値] 上記式(7)において、g,S,Lは定数であり、
さらにλ、β及びaについては、その変化がνの
変化幅に比べて十分に小さい多くの系では、結
局、動粘性率νは発熱量Qとθs−θ∞のみの関数
として、次式(9)で表される。
)C1
+1 …… ここで、発熱体に電流iを通電加熱した場合 Q=Ri2 …… [R:発熱体(白金線)の電気抵抗、 i:発熱体に通電された電流値] 上記式(7)において、g,S,Lは定数であり、
さらにλ、β及びaについては、その変化がνの
変化幅に比べて十分に小さい多くの系では、結
局、動粘性率νは発熱量Qとθs−θ∞のみの関数
として、次式(9)で表される。
ν2C1-C2=C3Q-1(θs−θ∞)C1+1 ……
[C3:定数]
従つて、例えば流体中に固定した発熱体に発熱
量Qが一定になるように電流を通電し、流体温度
と発熱体の平均温度もしくは表面温度を求めるこ
とによつて、動粘性率νが求められるのである。
量Qが一定になるように電流を通電し、流体温度
と発熱体の平均温度もしくは表面温度を求めるこ
とによつて、動粘性率νが求められるのである。
次に、図面をもとにして本発明デイスポーザブ
ルセンサーを説明する。
ルセンサーを説明する。
先ず、第1図をもとにしてセンサーSの基本構
成を説明すると、1は白金線からなる発熱体、2
a,2b,2c,2dは発熱体1の両端に接続さ
れたリード線、3はこれらリード線2a,2b,
2c,2dを固定する保持体であつて絶縁材から
なるものである。
成を説明すると、1は白金線からなる発熱体、2
a,2b,2c,2dは発熱体1の両端に接続さ
れたリード線、3はこれらリード線2a,2b,
2c,2dを固定する保持体であつて絶縁材から
なるものである。
なお、発熱体1及び保持体3の上面3′から露
出したリード線2a,2b,2c,2dは、後述
するように流体と接触する部分であるので、これ
らには電流が流体中にリークするのを防止するた
めの被覆aが施されている。
出したリード線2a,2b,2c,2dは、後述
するように流体と接触する部分であるので、これ
らには電流が流体中にリークするのを防止するた
めの被覆aが施されている。
保持俟3の下面3″には、リード線2a,2b,
2c,2dが適当な配列で突出しており、これら
突出したリード線2a,2b,2c,2dによつ
て、次に説明するコネクターに接続される端子4
が形成されている。
2c,2dが適当な配列で突出しており、これら
突出したリード線2a,2b,2c,2dによつ
て、次に説明するコネクターに接続される端子4
が形成されている。
第2図において、5はコネクターであつて、こ
のコネクター5には保持体3下面に設けられた端
子4のリード線2a,2b,2c,2dにそれぞ
れ嵌合し合うソケツト6a,6b,6c,6dが
配設されている。
のコネクター5には保持体3下面に設けられた端
子4のリード線2a,2b,2c,2dにそれぞ
れ嵌合し合うソケツト6a,6b,6c,6dが
配設されている。
ソケツト6a,6b,6c,6dは、リード線
7a,7b,7c,7dによつて測定機本体A側
の定電流源8及び電圧計9に接続されている。
7a,7b,7c,7dによつて測定機本体A側
の定電流源8及び電圧計9に接続されている。
10は定電流源8及び電圧計9の制御装置、1
0aはGP−IBケーブル(通信線)である。
0aはGP−IBケーブル(通信線)である。
以上のようなセンサーSをコネクター5に接続
し、第3図のように、発熱体1を水槽11内の流
体Fに浸漬せしめて、リード線2a,2cもしく
は2b,2d及びリード線7a,7cもしくは7
b,7dを介して定電流源8で通電し、発熱体1
から流体F中に熱量Qを電導及び対流熱伝達によ
つて拡散する。そして、その時に印加されている
電圧をリード電流2b,2dもしくは2a,2c
及びリード線7b,7dもしくは7a,7cを介
して電圧計9で計測する。
し、第3図のように、発熱体1を水槽11内の流
体Fに浸漬せしめて、リード線2a,2cもしく
は2b,2d及びリード線7a,7cもしくは7
b,7dを介して定電流源8で通電し、発熱体1
から流体F中に熱量Qを電導及び対流熱伝達によ
つて拡散する。そして、その時に印加されている
電圧をリード電流2b,2dもしくは2a,2c
及びリード線7b,7dもしくは7a,7cを介
して電圧計9で計測する。
なお、制御装置10によつて熱量Qが常に一定
となるように制御することが好ましいが、実用上
はi=一定で代替しても利用できる場合が多い。
となるように制御することが好ましいが、実用上
はi=一定で代替しても利用できる場合が多い。
そうして、計測された値をもとに発熱体の表面
温度θsを求め、このθsと図示しない側温計で計測
された流体の温度から、例えば動粘性率νなどの
流体の物性値の大きさを測定することができる。
温度θsを求め、このθsと図示しない側温計で計測
された流体の温度から、例えば動粘性率νなどの
流体の物性値の大きさを測定することができる。
なお、側温計は何れの手段によるものでもよい
が、センサーSと同様の構成のものを流体F中に
装置し、これに1mA程度の微少電流を通じて、
その抵抗値の大きさから流体温度を知ること、あ
るいは、センサーSを電流値の切り替え操作によ
つて発熱体と側温計の双方に用いることが可能で
ある。
が、センサーSと同様の構成のものを流体F中に
装置し、これに1mA程度の微少電流を通じて、
その抵抗値の大きさから流体温度を知ること、あ
るいは、センサーSを電流値の切り替え操作によ
つて発熱体と側温計の双方に用いることが可能で
ある。
しかして、本発明は以上のような基本構成から
なるセンサーSにおいて、保持体を容器状に形成
し、もしくは保持体に容器を取り付けた構成とす
ることにより、センサーの容器内に流体をサンプ
リングして測定できるようにしたものである。
なるセンサーSにおいて、保持体を容器状に形成
し、もしくは保持体に容器を取り付けた構成とす
ることにより、センサーの容器内に流体をサンプ
リングして測定できるようにしたものである。
第5図イ,ロは、本発明の実施例にかかるセン
サーS1,S2を示している。
サーS1,S2を示している。
第5図イに示すセンサーS1は、方形状をなす
保持体3に円筒容器12を取り付け、この容器1
2内に鉛直方向の発熱体1を張つて両端を板状の
リード線2a…で支持するようにしたものであ
る。
保持体3に円筒容器12を取り付け、この容器1
2内に鉛直方向の発熱体1を張つて両端を板状の
リード線2a…で支持するようにしたものであ
る。
容器12内に流体Fをサンプリングして測定が
できるので、便利である。
できるので、便利である。
なお、容器12には蓋体13やシートフイルム
等を取り付けておくと、測定を行う前に容器12
内に汚れが進入して測定に悪影響を及ぼすことが
なく、またサンプリングした流体を容器12内に
いれたまま持ち運んでもこぼれる心配がないので
都合がよい。
等を取り付けておくと、測定を行う前に容器12
内に汚れが進入して測定に悪影響を及ぼすことが
なく、またサンプリングした流体を容器12内に
いれたまま持ち運んでもこぼれる心配がないので
都合がよい。
第5図ロに示すセンサーS2も同様に保持体3
に容器14を取り付けたものである。このもの
は、容器14内に水平に発熱体1が張られている
ので、サンプリングされた流体が非常に少量でも
測定ができるという利点がある。
に容器14を取り付けたものである。このもの
は、容器14内に水平に発熱体1が張られている
ので、サンプリングされた流体が非常に少量でも
測定ができるという利点がある。
15は、センサーSをコネクター5に取り付け
た際に、その取り付け部分に外装して嵌合を確実
ならしめるとともに、その部分に流体が入り込ん
で電流がリークしたりするのを防止するためのカ
バーである。
た際に、その取り付け部分に外装して嵌合を確実
ならしめるとともに、その部分に流体が入り込ん
で電流がリークしたりするのを防止するためのカ
バーである。
センサー端子4がリード線2a…で形成されて
それほど強いものでないことや、端子には絶縁被
覆が施されていないことを考慮したものである。
それほど強いものでないことや、端子には絶縁被
覆が施されていないことを考慮したものである。
なお、このセンサーSにも蓋体16等を取り付
けて、容器14内への汚れの進入などを防ぐこと
ができる。
けて、容器14内への汚れの進入などを防ぐこと
ができる。
以上のようにして、流体を容器12,14の中
にサンプリングして、流体の物性を測定した後、
コネクター5から使用済みのセンサーS′を取り外
して廃棄し、新しいセンサーS″をコネクター5
に取り付けて次の流体の測定等を行う(第4図参
照)。
にサンプリングして、流体の物性を測定した後、
コネクター5から使用済みのセンサーS′を取り外
して廃棄し、新しいセンサーS″をコネクター5
に取り付けて次の流体の測定等を行う(第4図参
照)。
しかして、困難で手間のかかるセンサーSの洗
浄作業の必要や、洗浄が不充分なため次の測定が
正しく行われないといつた心配が皆無となる。
浄作業の必要や、洗浄が不充分なため次の測定が
正しく行われないといつた心配が皆無となる。
なお、以上の実施例では白金線から成る発熱体
を用いて説明したが、発熱体の材料としてその他
任意の金属等を使用できるものであり、白金の
他、例えば白金ロジウム、ニツケル、タングステ
ン、コバルト、モリブデン等が使用できる。
を用いて説明したが、発熱体の材料としてその他
任意の金属等を使用できるものであり、白金の
他、例えば白金ロジウム、ニツケル、タングステ
ン、コバルト、モリブデン等が使用できる。
発熱体表面の被覆材料としては、セラミツクス
や各種高分子物質、樹脂等が利用できる。
や各種高分子物質、樹脂等が利用できる。
また、これらの代わりに、もしくはこれらの上
に更に坑体や坑原として機能する物質を固定し
て、流体中の発熱体表面近傍で坑体坑原反応を進
行させ、流体の特殊条件下における特性を検出す
ることにも応用できる。
に更に坑体や坑原として機能する物質を固定し
て、流体中の発熱体表面近傍で坑体坑原反応を進
行させ、流体の特殊条件下における特性を検出す
ることにも応用できる。
また、発熱体の大きさは特に限定されるもので
はないが、発熱体の外径と長さの比が大体1対
1000程度であると、発熱体端部から長手方向へ逃
げる熱量を無視できので、測定誤差が少なくなつ
て都合が良いが、実用上はその比が1対10程度で
良く、具体的には直径5〜100μmで長さ1〜100
mmの白金線を用いると、測定誤差が少なくて感度
が良く、しかも強度的にも充分なセンサーを構成
できるという利点がある。
はないが、発熱体の外径と長さの比が大体1対
1000程度であると、発熱体端部から長手方向へ逃
げる熱量を無視できので、測定誤差が少なくなつ
て都合が良いが、実用上はその比が1対10程度で
良く、具体的には直径5〜100μmで長さ1〜100
mmの白金線を用いると、測定誤差が少なくて感度
が良く、しかも強度的にも充分なセンサーを構成
できるという利点がある。
第6図は、センサーSを中間コネクター17を
介して測定機本体A側のコネクター5に取り付け
るようにしたものである。
介して測定機本体A側のコネクター5に取り付け
るようにしたものである。
本発明デイスポーザブルセンサーは使い捨てに
されるため、センサーの取り外しが頻繁に行わ
れ、測定機本体A側のコネクター5との接触抵抗
に支障をきたしやすい。
されるため、センサーの取り外しが頻繁に行わ
れ、測定機本体A側のコネクター5との接触抵抗
に支障をきたしやすい。
そこで、センサーと測定機本体A側のコネクタ
ー5との間に中間コネクター17を介在させて、
測定機本体A側のコネクター5に対する直接の取
り外し回数を減らすようにしたものである。
ー5との間に中間コネクター17を介在させて、
測定機本体A側のコネクター5に対する直接の取
り外し回数を減らすようにしたものである。
この中間コネクター17は1個だけでも良い
が、図示のように2個以上重ねて取り付けると、
より測定機本体側コネクター5に対する直接の取
り外し回数を減らすことができるものである。
が、図示のように2個以上重ねて取り付けると、
より測定機本体側コネクター5に対する直接の取
り外し回数を減らすことができるものである。
第7図は、定電流源や電圧計などを備えた測定
機本体Aの側方にコネクター5を複数配設し、そ
の測定結果をデイスプレイ18に表示するように
したものである。
機本体Aの側方にコネクター5を複数配設し、そ
の測定結果をデイスプレイ18に表示するように
したものである。
複数配設されたコネクター5…に取り付けられ
たセンサーS…によつて、一度に多種多様の流体
の物性を測定することが可能である。
たセンサーS…によつて、一度に多種多様の流体
の物性を測定することが可能である。
なお、リード線及び発熱体に施す被覆が絶縁性
を有する場合は電流リークによる短絡を防止する
ものであるが、その必要性は使用条件によつて変
わるものであり、このような被覆加工は必要性に
応じて必要な部分に施せば良い。
を有する場合は電流リークによる短絡を防止する
ものであるが、その必要性は使用条件によつて変
わるものであり、このような被覆加工は必要性に
応じて必要な部分に施せば良い。
(発明の効果)
以上のように構成された本発明によれば、容器
内に流体をサンプリングして測定できるので、大
変便利である。
内に流体をサンプリングして測定できるので、大
変便利である。
そして、測定機本体と個別に形成されたセンサ
ーを使い捨てにすることにより、センサーの洗浄
作業という面倒な作業をする必要が無くなると共
に、被測定液の毒性による操作者の危険性を小さ
くすることができる。
ーを使い捨てにすることにより、センサーの洗浄
作業という面倒な作業をする必要が無くなると共
に、被測定液の毒性による操作者の危険性を小さ
くすることができる。
また、常に清潔なセンサーで測定が行われるの
で、センサー表面の汚れによつて測定誤差を生ず
ることがなく、流体も汚さない。
で、センサー表面の汚れによつて測定誤差を生ず
ることがなく、流体も汚さない。
しかも、センサーを再利用する必要がないの
で、溶鉱炉中の鋳鉄などをサンプリングして測定
するようなこともできる。
で、溶鉱炉中の鋳鉄などをサンプリングして測定
するようなこともできる。
そして、センサー自体は、白金細線等の発熱体
とリード線とその保持体とで構成されるものであ
つて、非常に低廉で、しかも簡易に製造できるの
で、使い捨てにしても費用がかさむ心配がない。
とリード線とその保持体とで構成されるものであ
つて、非常に低廉で、しかも簡易に製造できるの
で、使い捨てにしても費用がかさむ心配がない。
また、発熱体の短い小型のセンサーとすること
によつて、流体中のあらゆる位置の物性値などを
測定することができる。
によつて、流体中のあらゆる位置の物性値などを
測定することができる。
第1図はセンサーの基本構成を示す斜視図、第
2図は測定機本体の説明図、第3,4図はセンサ
ーの測定原理の説明図、第5図イ,ロは本発明の
実施例にかかるセンサーの斜視図、第6図は中間
コネクターを使用した場合の説明図、第7図は複
数のコネクターが配設された測定機本体の斜視図
である。 A……測定機本体、F……流体、S1,S2…
…センサー、1……発熱体、2a〜2d,7a〜
7d……リード線、3……保持体、4……端子、
5……コネクター、6a〜6d……ソケツト、8
……定電流源、9……電圧計、10……制御装
置、10a……GP−IBケーブル(通信線)、1
1……水槽、12,14……容器、13,16…
…蓋体、15……カバー、17……中間コネクタ
ー、18……デイスプレイ。
2図は測定機本体の説明図、第3,4図はセンサ
ーの測定原理の説明図、第5図イ,ロは本発明の
実施例にかかるセンサーの斜視図、第6図は中間
コネクターを使用した場合の説明図、第7図は複
数のコネクターが配設された測定機本体の斜視図
である。 A……測定機本体、F……流体、S1,S2…
…センサー、1……発熱体、2a〜2d,7a〜
7d……リード線、3……保持体、4……端子、
5……コネクター、6a〜6d……ソケツト、8
……定電流源、9……電圧計、10……制御装
置、10a……GP−IBケーブル(通信線)、1
1……水槽、12,14……容器、13,16…
…蓋体、15……カバー、17……中間コネクタ
ー、18……デイスプレイ。
Claims (1)
- 1 発熱体に接続したリード線を保持体に固定
し、該固定されたリード線で端子を形成すると共
に、上記保持体を容器状に形成し、もしくは保持
体に容器を取り付け、上記発熱体を該容器内に装
置した流体の状態変化を測定するデイスポーザブ
ルセンサー。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63240522A JPH0288955A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 流体の状態変化を測定するディスポーザブルセンサー |
DE68914762T DE68914762T2 (de) | 1988-09-26 | 1989-09-19 | Wegwerffühler. |
US07/409,339 US5017875A (en) | 1988-09-26 | 1989-09-19 | Disposable sensor |
EP89117285A EP0361278B1 (en) | 1988-09-26 | 1989-09-19 | Disposable sensor |
CA000612504A CA1315850C (en) | 1988-09-26 | 1989-09-22 | Disposable sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63240522A JPH0288955A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 流体の状態変化を測定するディスポーザブルセンサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0288955A JPH0288955A (ja) | 1990-03-29 |
JPH0567907B2 true JPH0567907B2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=17060780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63240522A Granted JPH0288955A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 流体の状態変化を測定するディスポーザブルセンサー |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5017875A (ja) |
EP (1) | EP0361278B1 (ja) |
JP (1) | JPH0288955A (ja) |
CA (1) | CA1315850C (ja) |
DE (1) | DE68914762T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1988
- 1988-09-26 JP JP63240522A patent/JPH0288955A/ja active Granted
-
1989
- 1989-09-19 US US07/409,339 patent/US5017875A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-09-19 EP EP89117285A patent/EP0361278B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-19 DE DE68914762T patent/DE68914762T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-09-22 CA CA000612504A patent/CA1315850C/en not_active Expired - Fee Related
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DE68914762D1 (de) | 1994-05-26 |
US5017875A (en) | 1991-05-21 |
EP0361278A2 (en) | 1990-04-04 |
DE68914762T2 (de) | 1994-11-10 |
JPH0288955A (ja) | 1990-03-29 |
CA1315850C (en) | 1993-04-06 |
EP0361278B1 (en) | 1994-04-20 |
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