JPH0567422U - 切削工具 - Google Patents

切削工具

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JPH0567422U
JPH0567422U JP837792U JP837792U JPH0567422U JP H0567422 U JPH0567422 U JP H0567422U JP 837792 U JP837792 U JP 837792U JP 837792 U JP837792 U JP 837792U JP H0567422 U JPH0567422 U JP H0567422U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切刃の工具一側部からの突出量調整を増加方
向及び減少方向双方で調整可能な切削工具を提供する。 【構成】 ブローチ本体10の凹部13にカートリッジ
14を装着し、その下面14dと凹部13の底面13b
との間に楔部材19を挿入する。カートリッジ14の取
付穴30に皿ばね33を挿入してワッシャ32で封止す
る。ワッシャ32の移動を取付ボルト31で拘束し、皿
ばね32の復元力でカートリッジ14を常時凹部底面1
3b側へ付勢し、カートリッジ下面14dと楔部材19
とを常に密着させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ターニングブローチなどの切削工具に係り、詳しくは切刃の位置 を容易に調整できる切削工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、往復動式内燃機関のクランクシャフトの切削加工方法として、例えば図 5及び図6に示すように、扇形状のターニングブローチ1を、加工機2のチャッ ク2aに取り付けられたワークWのジャーナルJと対向させて上記加工機2の回 転軸Sに複数装着し、上記チャック2aによってワークWを軸線回りに特定方向 (図中矢印A方向)へ高速で回転させるとともに、上記回転軸Sによって上記タ ーニングブローチ1を特定方向(図中矢印B方向)へ極低速で回転させることに より、ターニングブローチ1のブローチ本体3の外周に設けられた切刃4、5( 図6では切刃4のみ示す。)でワークWのカウンタウェイトCの側面削り、上記 ジャーナルJの幅削り、及びジャーナルJの径加工を連続して行う方法が広く採 用されつつある。
【0003】 ところで、上記のターニングブローチ1による加工では、切刃4、5のうち、 特にジャーナル加工用の切刃5のブローチ本体3の高さ方向への突出量がワーク WのジャーナルJの加工径を支配することになる。このため、上述したターニン グブローチ1では、通常ブローチ本体3に切刃5の高さを調整する振れ調整機構 が設けられ、かかる振れ調整機構により切刃5のブローチ本体3の高さ方向への 突出量を加工開始前に念入りに調整している。
【0004】 なお、上記振れ調整機構としては、例えば切刃チップを保持するカートリッジ をブローチ本体に設けられた凹部から出没自在に装着し、このカートリッジの一 側部と凹部の壁面との隙間に楔部材を装着し、この楔部材を上記隙間に向かって 押し込んでカートリッジの一側部と凹部壁面との距離を拡大させ、これによりカ ートリッジをブローチ本体の高さ方向へ移動させて切刃の突出量を調整するよう にしたものが知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の振れ調整機構は切刃の突出量を増加させることを前 提として構成されているため、切刃の突出量を減らしたい場合の操作に手間がか かり、ひいては振れ調整作業の作業性を大きく劣化させるという欠点があった。
【0006】 すなわち、従来の振れ調整機構において切刃の突出量を減らしたい場合には、 楔部材を一旦後退させた上で作業者自身がカートリッジを凹部内へ押し込んで切 刃の突出量を減少させ、この後、再度楔部材を押し込んで切刃を所望の突出量に 達するまでカートリッジを移動させる以外に方法がない。このような操作は、一 枚の切刃のみに限って言えばそれ程の手間とも言えないが、ターニングブローチ のような多数の切刃を備えた切削工具では調整対象の切刃も多数に渡るためにき わめて煩雑な作業となる。この点、特に加工機に工具を取り付けた状態で振れ調 整作業を行う場合には、作業スペースが十分に確保されていない等の事情も加味 されるので作業性の悪化に拍車がかかることになる。
【0007】 この考案は、このような背景の下になされたもので、切刃の突出量を増加方向 及び減少方向の両方向において容易に調整できる切削工具を提供することを目的 とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの考案の切削工具は、工具本体の一側部に複数の 凹部が形成され、これら凹部に、切刃チップを保持するカートリッジが、当該凹 部の開口部に向かう方向へ移動可能な状態で挿入され、これらカートリッジに切 刃チップがそれぞれの切刃を上記工具本体の一側部から突出させて取り付けられ てなる切削工具であって、上記凹部の上記開口部と反対側に位置する底面と、当 該底面に対向する上記カートリッジの下面との間に、楔部材が、その狭幅側の端 部と広幅側の端部とを結ぶ方向へ移動可能な状態で挿入され、かつ、上記楔部材 の移動量を調節する調節手段と、上記カートリッジを上記凹部の開口部側から上 記底面側へ向けて付勢する付勢手段とが設けられてなるものである。
【0009】 ここで、上述したターニングブローチやサイドカッタ等の比較的幅の狭い切削 工具の場合には、上記楔部材の上記凹部底面との接触面、及び当該楔部材の上記 カートリッジ下面との接触面に、これら接触面から突出して当該楔部材の移動方 向に沿って延びる突条部を形成し、かつ、上記凹部の底面及び上記カートリッジ の下面に、上記楔部材の突条部と係合して上記工具本体に対する上記楔部材及び 上記カートリッジの上記楔部材移動方向と交差する方向への遊動を阻止する係止 部を設けることが好適である。
【0010】
【作用】
上記構成の切削工具によれば、付勢手段によってカートリッジが常時凹部の底 面側へ付勢されるため、該カートリッジの下面と凹部底面との間に介在された楔 部材とカートリッジとが常に密着する。従って、楔部材を、その広幅側の端部か ら狭幅側の端部へ向かう方向へ移動させることによってカートリッジを凹部から 押し出して切刃の突出量を増加させ得るのは無論のこと、逆に楔部材をその狭幅 側の端部から広幅側の端部へ向かう方向へ移動させた場合にもカートリッジが常 時楔部材と密着して切刃の突出量が減少し、これにより切刃突出量の減少方向へ の調整も増加方向時と同様の操作で行うことが可能となる。
【0011】
【実施例】
以下、図1〜図4を参照して本考案の一実施例を説明する。 図1〜図3において符号10は本実施例に係るターニングブローチのブローチ 本体(工具本体)である。このブローチ本体10は扇形平板状をなすもので、そ の内周面(図示略)が加工機の回転軸や回転軸上に取り付けられたスペーサなど の外周面(図示略)に密着せしめられた上で内周側のフランジ11の取付穴12 に図示せぬ取付ボルトが挿入されて相手側にねじ込まれることにより、上記回転 軸に強固に取り付けられて該回転軸と一体的に回転可能とされている。
【0012】 ブローチ本体10の外周側には当該ブローチ本体10の外周面10a及び幅方 向両側面10b・10bに開口する複数(図では2箇所)の凹部13・13が形 成され、これら凹部13にはカートリッジ14・14が各々一個づつ挿入されて いる。これらカートリッジ14は切刃チップ15・15を保持するために設けら れたもので、それぞれの一端面14aが凹部13の壁面13aに形成された傾斜 面13a1と密着せしめられることにより、該傾斜部13a1に沿って凹部13の 外周面側開口部へ向かう方向へ移動自在とされている。また、各カートリッジ1 4は、それぞれの幅が凹部13の幅とほぼ同一に設定されることにより、凹部1 3に挿入された状態で各々の側面14bがブローチ本体10の側面10bと略面 一をなすようになっている。
【0013】 また、カートリッジ14の上面14c側にはチップ取付溝16が形成され、該 チップ取付溝16には超硬合金を平面視平行四辺形をなす平板状に形成してなる 上記切刃チップ15が、それぞれのすくい面15aと逃げ面15bとの交差稜線 部に形成された切刃17の一つをブローチ本体10の送り方向(図中矢印A方向 )へ向けた状態で挿入されている。そして、各切刃チップ15は、逃げ面15b のほぼ中央の取付穴15cに挿通される取付ねじ18で締め付けられることによ り、カートリッジ14に着脱自在に取り付けられている。
【0014】 カートリッジ14の下面14dは、上記凹部13の底面13bと隙間をおいて 対向し、かかる隙間には楔部材19・19がそれぞれの狭幅側端部19aと広幅 側端部19bとを結ぶ方向をブローチ本体10の送り方向に一致させ、かつブロ ーチ本体10の送り方向に移動可能な状態で配設されている。
【0015】 図3及び図4により詳細に示すように、楔部材19は、カートリッジ14とほ ぼ同一幅に形成された楔本体20と、この楔本体20の上下面20a、20bか ら突出して当該楔本体20の移動方向に延びる突条部21、22とを備えてなる もので、楔本体20の上面20aは当該楔部材19の狭幅側端部19aから広幅 側端部19bに向かうに連れて次第に下面20bから大きく離間するテーパ面状 に形成されている。そして、これら上下面20a、20bはそれぞれカートリッ ジ14の下面14d及び凹部13の底面13bと摺動自在に密着する接触面とさ れている。なお、上面20aの下面20bに対する傾斜角θは切刃17のブロー チ本体10の径方向への突出量の調整範囲などに応じて適宜定められるが、3゜ 〜10゜ の範囲が好適に用いられる。
【0016】 また、楔部材19の上記突条部21、22は楔本体20の上下面20a、20 bから一定高さで突出して、カートリッジ14及び凹部13に形成された係止溝 (係止部)23、24と係合せしめられている。係止溝23、24はブローチ本 体10の送り方向に延在する断面方形状の溝であり、それぞれの幅が突条部21 、22と同一に設定されることによって側壁23a、24aが突条部21、22 の側面21a、22aと密着する構成とされている。また、係止溝23、24の 深さは突条部21、22の高さよりも幾らか大きく設定され、これにより突条部 21、22の上面と係止溝23、24の底面との間に若干の隙間が空くようにな っている。
【0017】 凹部13の楔部材19の広幅側端部19bに臨む位置には隙間が設けられ、こ の隙間には楔調整ねじ(調整手段)25がその軸線方向を楔部材19の移動方向 に一致させて配設されている。楔調整ねじ25は楔部材19の位置を調整するた めのもので、円盤状の頭部25a、軸状の首部25b及び雄ねじ部25cが同軸 的に配置されて概略構成され、雄ねじ部25cは楔部材19の広幅側端部19b に形成された雌ねじ穴20cと螺合されている。そして、調整ねじ25は、その 頭部25aが凹部13の底面13bに取り付けられる保持部材26(図2参照) と凹部壁面13cとで挟み込まれることによって軸線方向への移動が阻止された 状態に保持され、かつ保持部材26の貫通孔26aに首部25bが挿通されるこ とによって自身の軸線回りに回転可能とされている。なお、図において符号27 は頭部25aを回転させる作業工具と嵌合する操作穴である。
【0018】 また、凹部13の上記カートリッジ14の他端面14eと対向する部分はブロ ーチ本体10の送り方向前方へ円弧状に湾曲しつつ広げられ、これにより切刃1 7の前方に該切刃17で生成される切屑を丸め込むチップポケット28が形成さ れている。
【0019】 さらに、カートリッジ14には、当該カートリッジ14を上面14cから下面 14dまで貫く取付穴30が形成されている。この取付穴30はカートリッジ1 4を凹部13内へ取り付ける取付ボルト31が挿通されるもので、ボルト座30 a、ばね収納部30b及び摺動穴30cを有している。ボルト座30aにはワッ シャ32が着座せしめられ、該ワッシャ32と取付ボルト31の頭部31aとが 係合することによって取付ボルト31のカートリッジ14に対する軸線方向への 相対移動が規制されている。
【0020】 また、上記ばね収納部30bには複数の皿ばね(付勢手段)33が配設されて おり、これら皿ばね33のカートリッジ上面14c側への変位が取付ボルト31 と当接するワッシャ32で拘束されることにより、該皿ばね33の復元力がカー トリッジ14を凹部底面13b側へ付勢する力として作用するようになっている 。さらに、摺動穴30cは取付ボルト31よりも幾らか大径に形成されてカート リッジ14の凹部傾斜面13a1に沿う方向への移動を許容する構成とされてい る。
【0021】 そして、上記取付ボルト31は、その軸線が当該取付ボルト31の先端側へ向 かう程凹部13の傾斜面13a1に接近するように幾らか傾けられた状態で上記 凹部底面13bに形成された雌ねじ穴13dにねじ込まれている。なお、この取 付ボルト31をねじ込むため、上記楔部材19にも貫通孔34が形成されており 、しかも、かかる貫通孔34は楔部材19の移動を損なうことがないようにブロ ーチ本体10の送り方向に長い長穴状に形成されるか、あるいは取付ボルト31 よりも十分大径に形成されている。
【0022】 しかして、以上の構成からなるターニングブローチでは、楔調整ねじ25を軸 線回りに回転させることにより、楔部材19が楔調整ねじ25の軸線方向すなわ ちブローチ本体10の送り方向に移動する。
【0023】 ここで、上記調整作業において楔部材19をブローチ本体10の送り方向と反 対側へ移動させた場合には、カートリッジ14の下面14dが楔本体20の上面 20aによってブローチ本体10の上方へ押されるため、カートリッジ14が皿 ばね33による押圧力に抗しつつ上方へ押し出されて切刃17のブローチ本体外 周面10aからの突出量が増加する。
【0024】 一方、楔部材19をブローチ本体10の送り方向へ移動させた場合には、楔部 材19の上面20aがカートリッジ14の下面14dからブローチ本体10の径 方向中心側へ徐々に後退することになる。ところが、本実施例ではカートリッジ 14が皿ばね33の復元力によって常時凹部13の底面13bへ向けて付勢され ているので、楔部材19の上面20aが後退すれば、これに応じてカートリッジ 14が凹部13の底面13b側へ押し込まれて切刃17の突出量が徐々に減少す ることになる。
【0025】 以上のように、本実施例のターニングブローチによれば切刃17の突出量を増 加方向及び減少方向ともに楔調整ねじ25を回転させるだけで行うことができる ので、調整対象となる切刃数が多数に渡っても極めて効率良く突出量の調整を行 うことができる。
【0026】 また、本実施例では楔部材19に突条部21、22を設けてカートリッジ14 及び凹部13の係止溝23、24と係合させているために、楔部材19及びカー トリッジ14のブローチ本体10の幅方向への遊動が阻止される。このため、ブ ローチ本体10にカートリッジ14の幅方向への移動を拘束する受け面を形成す る必要がなくなり、従って、楔部材19の幅を当該ブローチ本体14の幅と等し くしてカートリッジ14の取付剛性を向上させることができる。
【0027】 ちなみに、楔部材19を楔本体20のみで構成した場合には、ブローチ本体1 0の側方にこれら楔部材19やカートリッジ14のブローチ本体10の幅方向へ の移動を拘束する受け面を形成する必要があるため、その分楔部材19やカート リッジ14の幅を狭くしなければならず、これに伴って切削荷重の受け面となる 楔部材19の上下面20a、20bが小さくなるのでカートリッジ14の取付剛 性の低下が避けられない。しかも、ターニングブローチなどの幅の狭い切削工具 ではブローチ本体10の側方に上記受け面を設けた場合、かかる受け面背後の肉 厚を十分に取ることができないので結局剛性不足が避けられない。
【0028】 さらに、本実施例では取付ボルト31を凹部13の傾斜面13a1に対して傾 けたために、皿ばね33による押圧力にはカートリッジ14の一端面14aを凹 部傾斜面13a1に押し付ける方向の成分が含まれることとなる。このため、切 刃17の突出量を増加させる場合、減少させる場合のいずれの場合でもカートリ ッジ14は凹部傾斜面13a1から離れることなく移動し、よって切刃17のブ ローチ本体10の送り方向への遊動が確実に阻止されて振れ作業が一層容易とな る。
【0029】 なお、本実施例ではターニングブローチを例に挙げて説明したが、本考案はこ れに限るものではなく、例えばサイドカッタなど多数の切刃を備えた切削工具出 あれば同様の効果が期待できるものである。また、本実施例では特に調整手段及 び付勢手段としてそれぞれ楔調整ねじ25及び皿ばね33を設けているが、これ らは本考案が適用される切削工具に応じて適宜変更されるものである。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の切削工具によれば、カートリッジが付勢手段 によって常時楔部材と密着するために、楔部材をその狭幅側の端部と広幅側の端 部とを結ぶ方向へ移動させることによって切刃の突出量を増加方向及び減少方向 のいずれにも調整できる。このため、切刃突出量の調整作業を簡素化して特に刃 数の多いターニングブローチやサイドカッタ等における切刃突出量の調整作業の 作業性を大幅に向上させることができる。
【0031】 また、特に楔部材に突条部を形成する一方でカートリッジ及び凹部に係止部を 設けてこれらを係合させた場合には、楔部材の幅を最大限確保して楔部材の荷重 受け面の面積を増大させ、これによりカートリッジの取付剛性を大きく向上させ ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるブローチ本体の側面
図である。
【図2】図1のII方向からの矢視図である。
【図3】図2のIII−III線における断面図である。
【図4】図3のIV−IV線における断面図である。
【図5】ターニングブローチによる一般的なクランクシ
ャフトの切削方法を説明するための斜視図である。
【図6】スパイラルタイプのターニングブローチによる
切削加工方法を説明するための図である。
【符号の説明】
10 ブローチ本体(工具本体) 13 凹部 13b 凹部の底面 14 カートリッジ 14d カートリッジの下面 15 切刃チップ 17 切刃 19 楔部材 19a 楔部材の狭幅側端部 19b 楔部材の広幅側端部 21,22 突条部 23,24 係止溝(係止部) 25 楔調整ねじ(調整手段) 32 皿ばね(付勢手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具本体の一側部に複数の凹部が形成さ
    れ、これら凹部に、切刃チップを保持するカートリッジ
    が、当該凹部の開口部に向かう方向へ移動可能な状態で
    挿入され、これらカートリッジに切刃チップがそれぞれ
    の切刃を上記工具本体の一側部から突出させて取り付け
    られてなる切削工具において、 上記凹部の上記開口部と反対側に位置する底面と、当該
    底面に対向する上記カートリッジの下面との間に、楔部
    材を、その狭幅側の端部と広幅側の端部とを結ぶ方向へ
    移動可能な状態で挿入し、かつ、上記楔部材の移動量を
    調節する調節手段と、上記カートリッジを上記凹部の開
    口部側から上記底面側へ向けて付勢する付勢手段とを設
    けたことを特徴とする切削工具。
  2. 【請求項2】 上記楔部材の上記凹部底面との接触面、
    及び当該楔部材の上記カートリッジ下面との接触面に、
    これら接触面から突出して当該楔部材の移動方向に沿っ
    て延びる突条部を形成し、かつ、上記凹部の底面及び上
    記カートリッジの下面に、上記楔部材の突条部と係合し
    て上記工具本体に対する上記楔部材及び上記カートリッ
    ジの上記楔部材移動方向と交差する方向への遊動を阻止
    する係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載の切
    削工具。
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Citations (3)

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