JPH0567391U - 活性水生成器 - Google Patents

活性水生成器

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JPH0567391U
JPH0567391U JP648392U JP648392U JPH0567391U JP H0567391 U JPH0567391 U JP H0567391U JP 648392 U JP648392 U JP 648392U JP 648392 U JP648392 U JP 648392U JP H0567391 U JPH0567391 U JP H0567391U
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JP
Japan
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water
container
activated
water generator
ceramic
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Application number
JP648392U
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Inventor
清憲 新納
Original Assignee
株式会社日本技術開発センター
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付け工事を省略できると共に、簡便に水を
活性化処理できるようにする。 【構成】 水が流出入可能な多孔性の容器1と、容器1
内に封入され、容器1内に流入した水と接触してこれを
活性化する粒状固体2とから構成し、前記容器1を水中
で揺動させることにより水を活性化処理する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に洗濯や入浴の際に洗濯機の洗濯槽や浴槽に投入され、水や湯を 活性化処理するのに利用される活性水生成器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、水に遠赤外線を吸収させて水を活性化することにより、水耕栽培等に 於ける植物の成長の促進、化学反応の促進、水垢の発生防止、水の脱臭及び味覚 の向上等の効用が得られることが知られている。 而して、前記水の活性化は、「水が外部からエネルギーを吸収し、水分子の振 動が活発になっている状態を云う。」と一般に説明されている。例えば水分子の 固有振動数に近い波長(3〜14μm程度)のエネルギー(即ち遠赤外線領域の エネルギー)を水に照射すると、照射エネルギーが水に効率よく吸収され、水が 活性化されることになる。 又、遠赤外線領域のエネルギーが吸収されて水が活性化されると、物理的には 水分子が水素イオンH+ と水酸イオンOH- に解離したり、外部から酸素や窒素 等の気体分子を取り込む力が増加したり(例えば溶存酸素の増加)、或いは弱ア ルカリ性になる等の物性の変化が表れると報告されている。その結果、上述した ような効用が得られると考えられている。
【0003】 一方、近年水道水や地下水等の水を活性化する活性水生成装置が開発され、広 く利用されている。この活性水生成装置としては、例えば遠赤外線を放射するセ ラミック粒子内へ水を流通させるセラミック処理型のもの、磁極の間隙内へ水を 流通させる磁気処理型のもの、高電界内へ水を流通させる電界処理型のもの及び マイクロ波内へ水を流通させるマイクロ波処理型のもの、等が知られている。そ の中でも、セラミック処理型のものは、電源設備を全く必要とせず、然も小型で 構造も簡単であるので、一般家庭に於いて広く利用されつつある。 ところが、前記セラミック処理型の活性水生成装置は、管路内へ直接介設しな ければならない為、取付け工事を必要とし、取付けに手数が掛かるうえ、コスト の高騰を招くと云う問題がある。又、セラミック粒子に摩耗や損傷が発生した場 合にはこれを取替えなければならないが、管路内へ介設されている為に簡単に取 替えることができないと云う問題もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従前の活性水生成装置に於ける上述の如き問題、即ち、取付け工事 を必要とし、コストが高騰すること、取替えに手数が掛かること、等の問題を 解決せんとするものであり、取付け工事を必要とすることもなく、簡便に水や湯 を活性化処理することができる活性水生成器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、水が流出入可能な多孔性の容器と、容器内に封入され、容器内に流 入した水と接触してこれを活性化する粒状固体とを考案の基本構成とするもので あり、容器を水中で揺動させることにより水を活性化処理するようにしたもので ある。 又、容器内に浮きを封入して当該容器を水面付近で浮遊させるようにしても良 く、或いは容器を多孔性の中空球状体としても良い。 更に、粒状固体として、セラミック製粒状体又は粉体状のセラミックを混練し て成る樹脂ペレットを使用しても良い。
【0006】
【作用】
洗濯や入浴の際に活性水生成器を洗濯槽や浴槽に投入し、水や湯を掻き混ぜる と、活性水生成器が水や湯の中で揺動し、多孔性の容器内に水や湯が流入してこ れらが容器内の粒状固体と接触する。 粒状固体に接触した水や湯は、粒状固体からの放射エネルギーを吸収したり、 或いは分子が電気分解されたりして活性化され、多孔性の容器内から流出する。 その結果、時間の経過と共に洗濯槽内の水や浴槽内の湯が順次活性化されること になる。特に、容器内に浮きを封入し、且つ容器を中空状の球形とした場合には 、容器が揺動し易くなると共に、粒状固体が容器内で流動し易くなる。その結果 、粒状固体が水や湯と有効に接触することになり、処理効率が向上することにな る。 而して、前記活性水生成器を洗濯機の洗濯槽の中に投入した場合には、水の活 性化により、洗剤の使用量が少なくて済み、泡切れも早くて濯ぎの回数も少なく て済むうえ、仕上がりもソフトになる。又、活性水生成器を浴槽の中に投入した 場合には、保温効果が向上し、湯が汚れ難くなると共に、垢も浴槽に付着し難く なる。更に、活性水生成器を活魚槽内に投入した場合には、水が汚れ難くなると 共に、脱臭処理も行われる。 本考案に於いては、活性水生成器を水や湯の中に投入するだけで水や湯を簡便 に活性化することができ、至極便利である。又、活性水生成器自体の構造も極め て簡単でコストの大幅な低減を図れる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。 図1は、本考案の実施例に係る活性水生成器の縦断面図であり、当該活性水生 成器は、多孔性の容器1と、容器1内に封入された多数の粒状固体2と、同じく 容器1内に封入された浮き3とから構成されている。
【0008】 前記容器1は、合成樹脂により内部が中空の球状に形成されて居り、外壁は水 や湯が流出入可能な多孔性となっている。本実施例に於いては、容器1は、ポリ エチレン等の合成樹脂により形成された粒径が3mm〜5mm位の多数の粒状体 1aを中空で且つ球形状に熱溶着することにより形成されている。又、多数の粒 状体1aを熱溶着することによって、粒状体1aと粒状体1aとの間に水や湯が 流出入可能な小さな隙間が形成されることになる。尚、本実施例では、容器1の 外径は約70mmに、外壁の厚さは約5mmに夫々設定されている。
【0009】 前記容器1内には水を活性化する粒状固体2が多数封入されている。 前記粒状固体2としては、常温に於いて波長が3〜15μmの範囲にピーク値 をもつエネルギーを放射する所謂遠赤外線放射体を形成するセラミック粒子(例 えば日熱工業株式会社製のバイオメイト等)が使用されており、水や湯が当該セ ラミック粒子と接触することにより所謂活性化処理を受け、洗濯等に適した活性 化水が得られる。 尚、前記容器1内へ封入される粒状固体2の量は、通常容器1の内容積の30 〜60%程度である。又、粒状固体2は、容器1の外壁に形成された隙間を通過 しない程度の大きさに形成されて居り、本実施例では2mm〜5mm位に設定さ れている。
【0010】 更に、前記容器1内には粒状固体2と共に浮き3が封入されて居り、当該浮き 3の浮力は容器1を水や湯の中に投入したときに該容器1が図2に示すように水 面付近で浮遊できるように設定されている。尚、本実施例では、浮き3には発砲 スチロール製の球体が使用されている。
【0011】 而して、前記活性水生成器を洗濯や入浴の際に洗濯槽や浴槽に投入すると、活 性水生成器が水面付近で揺動し、多孔性の容器1内に水や湯が流入してこれらが 容器1内の粒状固体2と接触する。 粒状固体2に接触した水や湯は、粒状固体2からの放射エネルギーを吸収した り、或いは分子が電気分解されたりして活性化され、多孔性の容器1内から流出 する。その結果、時間の経過と共に洗濯槽内の水や浴槽内の湯が順次活性化され ることになる。 特に、活性水生成器は、水面付近で浮遊している為、水や湯の中で揺動し易く なる。然も、容器1が中空の球形となっている為、容器1内で粒状固体2が流動 し易くなる。その結果、容器1内に水や湯が流入し易くなると共に、全ての粒状 固体2が水や湯と良好且つ確実に接触することになり、水や湯の活性化が促進さ れることになる。 前記活性水生成器を洗濯槽の中に投入した場合には、水の活性化により、洗剤 の使用量が少なくて済み、泡切れも早くて濯ぎの回数も少なくて済むうえ、仕上 がりもソフトになる。又、活性水生成器を浴槽の中に投入した場合には、保温効 果が向上し、湯が汚れ難くなると共に、垢も浴槽に付着し難くなる。更に、活性 水生成器を活魚槽内に投入した場合には、水が汚れ難くなると共に、脱臭処理も 行われる。
【0012】 上記実施例に於いては、容器1は、合成樹脂製の多数の粒状体1aを中空の球 形状に熱溶着することにより形成したが、容器1の構造及び形状は上記実施例の ものに限定されるものではなく、水や湯が流出入可能な多孔性を有して居れば、 如何なる構造及び形状のものであっても良い。例えば合成樹脂製の中空のボール に多数の小孔を穿設して容器1を形成するようにしても良い。
【0013】 又、上記実施例に於いては、セラミック粒子として波長が3〜15μmの範囲 にピーク値をもつエネルギーを放射する所謂遠赤外線放射体を形成するセラミッ ク粒子を使用しているが、他の実施例に於いては、トリウム等のγ線やβ線、α 線等を放射する物質を含有するセラミック粒子を使用しても良いし、或いは電気 石(トリマリン)を主成分とするセラミック粒子、鉱石を含有せしめたセラミッ ク粒子等を使用しても良い。
【0014】 更に、上記実施例に於いては、粒状固体2としてセラミック粒子を使用してい るが、セラミック粒子に替えて粉体状のセラミックを混練して成る樹脂ペレット を使用しても良い。
【0015】 加えて、上記実施例に於いては、容器1内に発砲スチロール製の球状の浮き3 を封入するようにしたが、浮き3の材質及び形状はこれに限定されるものではな く、粒状固体2を封入した容器1を水面付近で浮遊させる程度の浮力を有して居 れば、如何なる材質及び形状であっても良い。例えば浮き3としてピンポン玉の ようにプラスチック製の中空のボールを使用しても良い。
【0016】
【考案の効果】
上述の通り、本考案の活性水生成器に於いては、水が流出入可能な多孔性の容 器内に、水を活性化する粒状固体を封入し、該容器を水の中で揺動させることに よって水を活性化できるように構成している。 その結果、従前のセラミック処理型の活性水生成装置のように管路内に直接介 設する必要もなく、活性水生成器を水や湯の中に投入するだけで水や湯を簡便に 活性化することができ、至極便利である。然も、活性水生成器自体の構造も極め て簡単で、取付け工事を省略できることとも相俟ってコストの低減を図れる。 又、容器を中空状の球形にした場合には、粒状固体が容器内で流動し易くなり 、全ての粒状固体が水や湯と有効に接触することになる。 更に、容器内に浮きを封入して水面付近で浮遊させた場合には、容器が揺動し 易くなる。その結果、容器内への水の流入や容器内からの水の流出が良好且つ円 滑行われると共に、全ての粒状固体が水や湯とより一層有効に接触する。その結 果、活性化の処理効率が向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る活性水生成器の縦断面図
である。
【図2】活性水生成器を水の中に投入した状態の正面図
である。
【符号の説明】
1は容器、1aは粒状体、2は粒状固体、3は浮き。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水が流出入可能な多孔性の容器(1)
    と、容器(1)内に封入され、容器(1)内に流入した
    水と接触してこれを活性化する粒状固体(2)とから成
    り、前記容器(1)を水中で揺動させることにより水を
    活性化処理するようにしたことを特徴とする活性水生成
    器。
  2. 【請求項2】 容器(1)内に浮きを封入し、当該容器
    (1)が水面付近で浮遊するように構成したことを特徴
    とする請求項1に記載の活性水生成器。
  3. 【請求項3】 容器(1)を、水が流出入可能な多孔性
    の中空球状体とした請求項1又は請求項2に記載の活性
    水生成器。
  4. 【請求項4】 粒状固体(2)を、セラミック製粒状体
    又は粉体状のセラミックを混練して成る樹脂ペレットと
    した請求項1に記載の活性水生成器。
  5. 【請求項5】 セラミックを、遠赤外線を放射するセラ
    ミック又はトリウム等のα線、β線、γ線等を放射する
    物質を含有するセラミックとした請求項4に記載の活性
    水生成器。
JP648392U 1992-02-18 1992-02-18 活性水生成器 Pending JPH0567391U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019166502A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 マクセルホールディングス株式会社 水素水生成装置

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