JPH0566864U - 電池パック - Google Patents

電池パック

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Publication number
JPH0566864U
JPH0566864U JP1450392U JP1450392U JPH0566864U JP H0566864 U JPH0566864 U JP H0566864U JP 1450392 U JP1450392 U JP 1450392U JP 1450392 U JP1450392 U JP 1450392U JP H0566864 U JPH0566864 U JP H0566864U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
protective case
small
case
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1450392U
Other languages
English (en)
Inventor
兼一 澤田
章 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Maxell Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Energy Ltd filed Critical Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority to JP1450392U priority Critical patent/JPH0566864U/ja
Publication of JPH0566864U publication Critical patent/JPH0566864U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Primary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護ケースとその内部に遊動不能に封入され
る電池とを備えた電池パックにおいて、保護ケースを大
小サイズの電池にいずれも遊動不能な装填状態で共用で
きるようにし、電池容量の異なる複数種の電池パックを
低コストで製造する。 【構成】 大サイズの電池2に対応し得るよう設けた保
護ケース1に、小サイズの電池3を一端が規制壁6に接
当する状態で装填する。小サイズの電池3とケース内面
壁との間の空きスペースに遊動阻止片14を挿嵌し、こ
の遊動阻止片14で該電池3の軸方向への遊動を防ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は保護ケース内に筒形の電池を封入する形態の電池パックに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電池パックの従来技術に実公平2−17940号公報がある。これは 電池を保護ケースに封入し、保護ケースの外へ出力リード線を導出してその端部 にコネクタを設けている。保護ケースは、横長の箱状に形成されており、二分割 形式の上下ケースを蓋合わせ状に接合して構成する。上下ケースの各内面には、 電池の遊動を防ぐ突壁が設けられている。 電池パックに使用される電池としては、長期保管時の容量維持率の高いリチウ ム電池が専ら使用されており、その多くは筒形である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
筒形電池はその容量に応じて筒径および筒長が大小に異なる。ただ容量値が近 似する電池の場合には、同じ製造ラインによるために、筒径を同じにして筒長の みを変えることが多い。このようにサイズの異なる電池を電源として電池パック を製造するについて、従来は各電池ごとに保護ケースを用意していた。
【0004】 長期にわたって無保守状態で使用されるパック電池では、外部の振動によるは んだ接合部の解離や断線の発生を防いで高度の信頼性を得る必要上、電池を保護 ケースで遊動不能に保持しており、そのために大小サイズの電池に応じて専用の 保護ケースが用意されていたのである。しかし、電池パックの用途が拡大し、様 々な容量値の電池パックがシリーズ化されてくると、各種サイズの保護ケースが 必要となり、その製造コストとくに金型製作費用が大きな負担になっていた。
【0005】 そこで本考案の目的は、外部振動による接続不良や断線のおそれを解消する。 つまり電池パックに要求される長期信頼性を損なうことなく、保護ケースを大小 複数サイズの電池で共用できるようにし、電池パックの製造コストを軽減化する にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の電池パックは、筒径が等しく筒長が異なる大小複数の筒形電池2・3 のうち大サイズの筒形電池2に対応するよう形成した保護ケース1を有すること 、 保護ケース1の内部には大サイズの筒形電池2に外接してその遊動を阻止する 規制壁6が設けてあること、 一方の筒端が規制壁6に接当する状態で大サイズの筒形電池2が保護ケース1 に装填可能であること、 一方の筒端が前記規制壁6に接当する状態で小サイズの筒形電池3を保護ケー ス1に装填可能であるとともに、小サイズの筒形電池3と保護ケース1の内面壁 との間に挿嵌される遊動阻止片14を備えていることを要件とする。
【0007】
【作用】
容量値の大きな電池パックは、大サイズの筒形電池2をこれ用に設計された保 護ケース1内に封入するので、ケース内で遊動することはない。 容量値の小さな電池パックに適用される小サイズの筒形電池3は、大サイズの 筒形電池2に比べて筒長が短いが、その分を遊動阻止片14で穴埋めするので、 保護ケース1の電池装填部の寸法が大きいにも拘らず、小サイズの筒形電池3も ケース内で筒軸方向に遊動することはない。
【0008】
【考案の効果】
本考案では、大サイズの筒形電池2に対応して設けた保護ケース1を小サイズ の筒形電池3の保護ケース1にも利用し、保護ケース1に設けた遊動防止用の規 制壁6と、小サイズの筒形電池2に隣接して挿嵌した遊動規制片14とで、小サ イズの筒形電池2を遊動不能に保持固定できる。 従って、保護ケース1を大小複数サイズの筒形電池2・3で共通使用して容量 値の異なる電池パックを製造しても、外部振動による接続不良や断線のおそれが なく、長期の信頼性に優れた電池パックを得ることができる。とくに、保護ケー ス1を共用した分だけ電池パックの製造コストを低減できる。
【0009】
【実施例】
図3および図4において、本案の電池パックは角箱状の保護ケース1と、その 内部に封入される大サイズの筒形電池(以下、単に電池という)2、または小サ イズの筒形電池(以下、単に電池という)3と、ケース外へ導出される出力リー ド線4と、出力リード線4の導出端に設けたコネクタ5とを含む。
【0010】 保護ケース1は、大サイズの電池2に対応して形成されており、上向きに開口 するケース本体1aと、下向きに開口するケース蓋1bとに分割されている。両 者1a・1bは蓋合わせ状に接合して溶着固定する。 ケース本体1aの底壁に、ケース内面壁と協働して大サイズの電池2の遊動を 阻止する規制壁6を突設し、さらに規制壁6で囲まれた底壁に電池2の筒壁に外 接する浅い凹部7を設ける。 ケース蓋1bの天井壁の内面にも、ケース本体1aと同様の規制壁6および凹 部7を設ける。ケース蓋1bがケース本体1aと異なるのは、その一方の側端壁 に出力リード線4用の導出端9が開口してある点と、その接合部にケース本体1 aの接合部の突起10に対応して段部11を形成した点にある。
【0011】 大小の電池2・3は、筒径が等しく筒長の異なるリチウム電池からなり、図1 に示すように、正極側および負極側のそれぞれにリード端子12・13を固定す る。これらリード端子12・13には出力リード線4をはんだ付けする。 大サイズの電池2を保護ケース1に装着した状態において、その両端は上下の 規制壁6・6と厚肉の側壁内面に接当して、軸方向への遊動が阻止されており、 さらに図2に示すごとく正面壁の内面およびこれと平行な規制壁6が筒周面に外 接して前後方向への遊動を阻止している。
【0012】 小サイズの電池3は大サイズの電池2に比べて筒長が短い。そのため、小サイ ズの電池3を保護ケース1に装着すると前後へは遊動しないが、軸方向へは遊動 する。この軸方向遊動を防ぐために、遊動阻止片14を設け、これを電池3と厚 肉の側壁内面との間に挿嵌する。 図2および図3において、遊動阻止片14は四角形の板状体からなり、その前 後幅を規制壁6の内法前後寸法と等しくしてあり、規制壁6とケース前壁との間 に嵌合する。つまり、ケース蓋1bをケース本体1aに固定した状態において、 これら両者1a・1bで遊動阻止片14の上下端を嵌合保持して、前後方向への 遊動と抜け出しを防ぐ。
【0013】 大小の電池2・3を上記のようにケース本体1aに装填した後、導出口9から リード線4をケース外へ引き出してケース蓋1bをケース本体1aに被せ付け、 超音波溶着によって突起10と段部11を溶着することにより、電池(2又は3 )を封入した電池容量の異なる電池パックを得る。
【0014】 上記の実施例では2種の電池2・3に保護ケース1を共用する場合について説 明したが、電池の種類は3種以上あってもよい。 電池パックは出力リード線4の途中にダイオードや抵抗が介装してあってもよ く、さらに保護ケース1に出力リード線4を接続するためのコネクタを内蔵する こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電池パックの内部平面図である。
【図2】電池パックの分解状態での縦断側面図である。
【図3】電池パックの透視図である。
【図4】大小サイズの筒形電池と保護ケースとの関係を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 保護ケース 2 大サイズの筒形電池 3 小サイズの筒形電池 4 出力リード線 6 規制壁 14 遊動阻止片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒径が等しく筒長が異なる大小複数の筒
    形電池2・3のうち大サイズの筒形電池2に対応するよ
    う形成した保護ケース1を有し、 保護ケース1の内部には大サイズの筒形電池2に外接し
    てその遊動を阻止する規制壁6が設けてあり、 一方の筒端が規制壁6に接当する状態で大サイズの筒形
    電池2が保護ケース1に装填可能であり、 一方の筒端が前記規制壁6に接当する状態で小サイズの
    筒形電池3を保護ケース1に装填可能であるとともに、
    小サイズの筒形電池3と保護ケース1の内面壁との間に
    挿嵌される遊動阻止片14を備えている電池パック。
JP1450392U 1992-02-14 1992-02-14 電池パック Pending JPH0566864U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1450392U JPH0566864U (ja) 1992-02-14 1992-02-14 電池パック

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JP1450392U JPH0566864U (ja) 1992-02-14 1992-02-14 電池パック

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Publication Number Publication Date
JPH0566864U true JPH0566864U (ja) 1993-09-03

Family

ID=11862869

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JP1450392U Pending JPH0566864U (ja) 1992-02-14 1992-02-14 電池パック

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015026523A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 株式会社豊田自動織機 電池モジュール

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231061B2 (ja) * 1978-07-11 1990-07-11 Glaxo Group Ltd

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980602