JPH05665Y2 - - Google Patents

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JPH05665Y2
JPH05665Y2 JP9552689U JP9552689U JPH05665Y2 JP H05665 Y2 JPH05665 Y2 JP H05665Y2 JP 9552689 U JP9552689 U JP 9552689U JP 9552689 U JP9552689 U JP 9552689U JP H05665 Y2 JPH05665 Y2 JP H05665Y2
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furnace
cooling device
exhaust
front chamber
trolley
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、火葬終了後に火葬炉から前室に移動
した炉内台車を冷却する移動式台車冷却装置に関
する。
(従来の技術) 従来、火葬炉に隣接して前室が設けられている
場合、火葬終了後に炉内台車を炉前ホールへ搬送
する前に、一旦前室内に収容し、この前室内で上
部より強制排気するとともに、側壁ガラリより外
気を吸い込むことで、前室内を換気し、それによ
つて炉内台車を冷却するようにしている。そし
て、炉内台車の冷却終了後はこの炉内台車のみを
単独で炉前ホールに搬送し、ここで遺族等が収骨
するようになつている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述したように炉内台車を冷却
した場合、側壁ガラリより吸い込んだ外気がその
まま前室内上部より直接排出されてしまうことか
ら、炉内台車の冷却効率が悪く、したがつて冷却
時間が長くかかるという問題があつた。また、冷
却終了後の炉内台車のみを単独で炉前ホールに搬
送し、収骨するようにしていたので、炉前ホール
において炉内台車の上面より熱気や煤塵等が舞い
上がり、収骨作業が困難となるばかりか、衛生
上、好ましくなかつた。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは、前室での炉内台車の冷
却効率を高め、また炉内台車の上面より熱気や煤
塵等が舞い上がるのを防止する移動式台車冷却装
置を提供することにある。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案は、底板の両
側部に側板を立設しかつこの側板内に上記底板上
に載せた炉内台車の上面に対向して開口する排気
口を有した排気路を設けて台車冷却装置を形成
し、この台車冷却装置の下部に車輪を設けてこの
台車冷却装置を前室から炉前ホールにかけて移動
可能とし、この台車冷却装置の排気路に長手方向
に伸縮自在な排気ダクトを介して排気装置を接続
するとともに、上記前室に給気装置を接続する。
(作用) このような構成において、火葬終了後に炉内台
車を前室に移動して台車冷却装置に載せた後、排
気装置および給気装置を作動させる。すると、前
室内に外気が強制送気されるとともに、炉内台車
の表面に対流する熱気や煤塵等が台車冷却装置の
排気口から排気路、排気ダクトを通つて前室外に
強制排気される。このようにして炉内台車が適度
に冷却されたならば、この炉内台車を台車冷却装
置に載せたまま炉前ホールに搬送し、ここで炉内
台車の上面周囲の熱気や煤塵等を台車冷却装置の
排気路に吸い込みながら収骨する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について第1図ないし
第4図を参照して説明する。
第2図中1は火葬炉であり、この火葬炉1には
前室2および炉前ホール3が順次仕切り用ドアを
介して連続して設けられている。上記前室2内に
は、第1図に示すように台車冷却装置4が設けら
れ、この台車冷却装置4は矩形状をなした底板5
の両側部に一対の側板6を長手方向に沿い相対向
して立設し、かつこれら側板6内および底板5内
に排気路7を連通させた状態で設けて形成されて
いる。また、側板6の内側面には上記排気路7に
連通し、底板5上にレール8を介して載せた炉内
台車9の上面に対向して開口する排気口10が長
手方向に沿つて設けられている。ここで、炉内台
車9の下部には複数の車輪11が設けられ、この
炉内台車9は火葬炉1内から台車冷却装置4のレ
ール8上までの間を移動可能に設けられている。
なお、台車冷却装置4の底板5の前側部には前板
12が側板6と連続して立設され、これら側板6
および前板12によつて底板5上に載せた炉内台
車9を包囲するようになつている。
そして、台車冷却装置4の下部には複数の車輪
13が設けられ、したがつて台車冷却装置4は前
室2内から炉前ホール3までの間を移動可能に設
けられている。
また、台車冷却装置4の後端部には蛇腹状の長
手方向に伸縮自在な排気ダクト14の一端が内部
を排気路7に連通させて接続され、この排気ダク
ト14の他端側は前室2および火葬炉1内を通じ
て外部の排気装置15に接続されている。この排
気装置15は台車冷却装置4の手前側から集塵器
16、排気フアン17、第1の消音チヤンバ18
および排気ガラリ19を順次接続して形成されて
いる。一方、前室2の天井中央部には外部の給気
装置20の給気ダクト21が前室2内に開口して
設けられ、給気装置20は前室2の手前側から上
記給気ダクト21、第2の消音チヤンバ22、給
気フアン23および給気ガラリ24を順次接続し
て形成されている。
このような構成において、炉内台車9に載せた
遺体を火葬炉1で火葬した後、第3図に示すよう
に炉内台車9を前室2に移動して台車冷却装置4
のレール8に載せる。その後、排気装置15の排
気フアン17および給気装置20の給気フアン2
3を作動させる。すると、給気フアン23の給気
作用によつて前室2外の新鮮空気が給気ガラリ2
4、第2の消音チヤンバ22および給気ダクト2
1を通じて前室2内に強制送気されるとともに、
排気フアン17の排気作用によつて炉内台車9の
表面に対流する熱気や煤塵等が台車冷却装置4の
排気口10から排気路7、排気ダクト14、集塵
器16、第1の消音チヤンバ18および排気ガラ
リ19を通じて前室2外に強制排気される。ここ
で、台車冷却装置4の排気路7に吸い込まれた煤
塵等は排気装置15の集塵器16に収集されるよ
うになつている。
この運転をしばらく続けることで、炉内台車9
は冷却され、適度に冷却されたところで、第4図
に示すように炉内台車9を台車冷却装置4に載せ
たまま炉前ホール3に搬送し、ここで遺族等が収
骨する。このとき、排気装置15の運転は続けら
れ、したがつて炉内台車9の上面周囲の熱気や煤
塵等を台車冷却装置4の排気路7に吸い込みなが
ら収骨作業が行われることになる。
このように、給気装置20によつて前室2内に
外気を強制送気するとともに、排気装置15によ
つて炉内台車9の表面に対流する熱気や煤塵等を
台車冷却装置4の排気路7を通じて前室2外に強
制排気するようにしたので、炉内台車9を効率よ
く冷却でき、したがつて前室2内での炉内台車9
の冷却時間を短縮することができる。また、台車
冷却装置4を前室2から炉前ホール3にかけて移
動可能とし、炉内台車9の冷却終了後はこの炉内
台車9を台車冷却装置4に載せたまま炉前ホール
3に搬送し、ここで炉内台車9の上面周囲の熱気
や煤塵等を台車冷却装置4の排気路7に吸い込み
ながら収骨するようにしたので、炉前ホール3に
おいて炉内台車9の上面より熱気や煤塵等が舞い
上がることを防止でき、したがつて収骨作業が容
易となるとともに、衛生的である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、台車冷却装
置の下部に車輪を設けてこの台車冷却装置を前室
から炉前ホールにかけて移動可能とし、炉内台車
の冷却終了後はこの炉内台車を台車冷却装置に載
せたまま炉前ホールに搬送し、ここで炉内台車の
上面周囲の熱気や煤塵等を台車冷却装置の排気路
に吸い込みながら収骨するようにしたので、炉前
ホールにおいて炉内台車の上面より熱気や煤塵等
が舞い上がることを防止でき、したがつて収骨作
業が容易となるとともに、衛生的である。また、
給気装置によつて前室内に外気を強制送気すると
ともに、排気装置によつて炉内台車の表面に対流
する熱気や煤塵等を台車冷却装置の排気路を通じ
て前室外に強制排気するようにしたので、炉内台
車を効率よく冷却でき、したがつて前室内での炉
内台車の冷却時間を短縮できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は前室
およびその周辺装置の概略的な構成図、第2図は
炉内台車の移動過程を示す概略的な側面図、第3
図は火葬終了後における炉内台車の動きを示す概
略的な平面図、第4図は冷却終了後における炉内
台車の動きを示す概略的な平面図である。 1……火葬炉、2……前室、3……炉前ホー
ル、4……台車冷却装置、5……底板、6……側
板、7……排気路、9……炉内台車、10……排
気口、13……車輪、14……排気ダクト、15
……排気装置、20……給気装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 火葬炉、前室および炉前ホールを連続して設
    け、底板の両側部に側板を立設しかつこの側板内
    に上記底板上に載せた炉内台車の上面に対向して
    開口する排気口を有した排気路を設けて台車冷却
    装置を形成し、この台車冷却装置の下部に車輪を
    設けてこの台車冷却装置を上記前室から上記炉前
    ホールにかけて移動可能とし、この台車冷却装置
    の排気路に長手方向に伸縮自在な排気ダクトを介
    して排気装置を接続するとともに、上記前室に給
    気装置を接続したことを特徴とする移動式台車冷
    却装置。
JP9552689U 1989-08-16 1989-08-16 Expired - Lifetime JPH05665Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9552689U JPH05665Y2 (ja) 1989-08-16 1989-08-16

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JP9552689U JPH05665Y2 (ja) 1989-08-16 1989-08-16

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JPH0338529U JPH0338529U (ja) 1991-04-15
JPH05665Y2 true JPH05665Y2 (ja) 1993-01-11

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