JPH0565324U - 液体マットレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 うつぶせで寝ていても呼吸の可能な液体マッ
トレスを提供する。 【構成】 水等の液体を充填封入し、上面２から下面３
に連通した円筒状の通気口４を等間隔に、多数設ける。
なお、充填される液体は、水の他、他の液体でもよい。 【効果】 うつぶせで寝ていても、複数の通気口により
呼吸が可能であり、新生児にとっても、呼吸が妨げられ
ることはないので、安全性は高く、液体マットレスの特
質を損なうことなく、快適な睡眠が可能である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は液体マットレスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

例えば、ベッドに使用されるマットレスは、通常、いわゆるスポンジ等の弾性 部材や、スプリング等が用いられているものが多い。また、水などの液体を充填 した液体マットレスも製造されている。この液体マットレスは、通常のマットレ スと異なり、偏在する体圧を分散させる特質を有しているので、快適性に優れる ものである。 ところで、人が睡眠する場合は、通常、仰向けに寝るのが習慣となっているが 、うつぶせに寝る人も少なくない。また、新生児を寝かせるときは、最近うつぶ せで寝かせることが一般的になりつつある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、液体マットレスを使用した場合、うつぶせで寝かせると、顔面 にマットレス面に密着するので、呼吸が困難となり、寝返りが充分にできない新 生児には、大変危険である。 本考案はこのような課題に鑑みてなされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

前記した課題を解決するために、本考案は、液体を封入した液体マットレスに おいて、第１の面から第２の面に連通した複数の通気口を設けたことを特徴とす るものである。

【０００５】

【作用】

人が液体マットレスにうつぶせで寝ていても、複数の通気口により呼吸が可能 である。

【０００６】

【実施例】

次に、本考案にかかる液体マットレスについて、一実施例を挙げ、添付の図面 を参照しながら以下説明する。 図１において、参照符号１は液体マットレスを示し、この液体マットレス１は 、水等の液体を充填したもので、上面２から下面３に連通した円筒状の通気口４ が等間隔に、多数設けられている。なお、充填される液体は、水の他、他の液体 でもよい。

【０００７】 以上のような液体マットレス１によれば、人が液体マットレス１の上面２にう つぶせで寝ていても、複数の通気口４により呼吸が可能である。従って、新生児 にとっても、呼吸が妨げられることはないので安全に寝かせることができ、液体 マットレス１の快適性を損なうことなく、快適な睡眠が可能である。

【０００８】

【考案の効果】

以上の通り、本考案によれば、うつぶせで寝ていても、複数の通気口により呼 吸が可能であり、新生児にとっても、呼吸が妨げられることはないので、安全性 は高く、液体マットレスの特質を損なうことなく、快適な睡眠が可能である。

【０００９】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案にかかる液体マットレスの一実施例を示
す全体斜視図である。

【図２】図１に示す液体マットレスの使用状態を説明す
る作用説明図である。

【符号の説明】

１ 液体マットレス ２ 上面 ３ 下面 ４ 通気口

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 液体を封入した液体マットレスにおい
   て、第１の面から第２の面に連通した複数の通気口を設
   けたことを特徴とする液体マットレス。