JPH0564780U - 高圧治療装置用検電器 - Google Patents

高圧治療装置用検電器

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JPH0564780U
JPH0564780U JP1284192U JP1284192U JPH0564780U JP H0564780 U JPH0564780 U JP H0564780U JP 1284192 U JP1284192 U JP 1284192U JP 1284192 U JP1284192 U JP 1284192U JP H0564780 U JPH0564780 U JP H0564780U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】セラミック圧電スピーカは低インピーダンスの
ため、高インピーダンス回路である検電器の電界印加報
知音発生用として用いても、検知に十分な報知音を発生
することができない。本考案は従来のロッシェル塩によ
る検電器に比べて長寿命であり、しかも十分な報知音を
得ることができるセラミック圧電スピーカによる高圧治
療装置用検電器の提供にある。 【構成】本考案はインピーダンス変換用トランスの1次
側を検電器回路に直列接続し、これにより2次側に接続
された例えばセラミック圧電スピーカのインピーダンス
を増大して目的を達成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は高圧治療装置用検電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
肩凝りその他主として血行障害患者の治療用として、高圧治療装置即ち床上に 敷かれた絶縁性マット上の患者に高電圧による電界を作用させて治療する装置が 使用されている。 この場合患者に高電圧電界が作用しているか否かを簡単確実に検知できるよう にするため、医者などが手はもって患者に近づけたとき発光すると同時に報知音 を発生するようにした、以下のような構成をもつ検電器が用いられている。 この検電器は例えば図3(a)に示す断面図のように、筒状の絶縁ケース(1 )と、その一端開口部内に収容された、検知電極(2)を兼ねるネオン管(3) と、絶縁ケース(1)の内部に収容された電流制限用インピーダンスである抵抗 (4)と、コンデンサ(5)と、絶縁ケース(1)の周面に穿孔された放音孔( 1a)に位置させて収容したスピーカ(イヤホーン)(6)、および絶縁ケース (1)の他端の周面上に設けた把持電極(7)とからなり、以上の各部を図3( b)に示す回路図のように直列接続したものである。 そして把持電極(7)において検電器を握って、検知電極(2)を兼ねるネオ ン管(3)の設置端を、高電界中にある患者に近付けたとき、検電器を握った医 師などの持つ静電容量などを介して検電器の回路に流れる電流により、ネオン管 (3)を点灯させると同時に、スピーカ(6)を鳴らして電圧が印加されている ことを知らせるものである。 この検電器は視認しにくい弱い発光のネオン管の外に、音による報知用のスピ ーカを備えているため、電圧の印加の有無の確認が極めて容易であるすぐれた利 点を有する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 従来の検電器においては、スピーカ(6)としてロッシェル塩によるものが使 用されているが、このロッシェル塩は潮解性を有するため、ネオン管(3)など の他の部品に比して寿命が著しく短く、検電器としての寿命も短い。このため放 音に頼った場合には誤認を生ずるおそれがある。 そこで最近ロッシェル塩に代わって、長寿命であるセラミックを用いた圧電ス ピーカが市販されるに伴い、これを使用しようとする試みが多くの製造業者によ ってなされている。 しかしこの圧電スピーカを使用した場合全くと云ってよい程音が出ないか、著 しく音が小さく実用できないことが明らかにされた。
【0004】
【考案の目的】
本考案の目的は、長寿命の検電器を提示にある。
【0005】
【課題を解決するための本考案の手段】
本考案者の実験的研究によれば、セラミック圧電スピーカの鳴らない理由が、 次の点にあることが明らかにされた。 即ち検電器回路は高インピーダンス回路であるに対し、セラミック圧電スピー カはロッシェル塩によるものに比べて著しく静電容量が大きく、著しく低インピ ーダンスである。このため検電器回路に直列に接続したとき、回路電流による圧 電スピーカの端子電圧は著しく低くなり、発音しなくなる。 本考案は以上から着想されたもので、本考案の目的は次の手段により達成され る。即ち 〔絶縁ケースの一端に設けた検知電極と、絶縁ケースの他端に設けた把持電極間 に、直列接続されたネオン管と電流制限用インピーダンスとスピーカなどを、前 記絶縁ケース内に収容し、前記ネオン管の発光とスピーカの発生音により検電す るようにした高圧治療装置用検電器において、 前記圧電スピーカを低インピーダンススピーカとすると共に、このセラミック 圧電スピーカを、そのインピーダンス変換値が低インピーダンススピーカを放音 させるに要する値となるように、1次,2次巻線比が選定されたインピーダンス 変換用トランスを介して検電器回路に接続した〕 構成により達成される。
【0006】
【作用】
以上のようにすれば、セラミック圧電スピーカのインピーダンスを、インピー ダンス変換用トランスの巻線比に比例して大きくすることができ、スピーカを鳴 らすに必要なインピーダンスとすることができる。従ってセラミック圧電スピー カを用いて長寿命、かつ検電を確実とする報知音の大きい検電器の実現が可能と なる。
【0007】
【実施例】
図1(a)(b)は本考案の一実施例の断面図および回路図であって、図4と 同一符号は同等部分を示す。図1(a)において(1)は筒状の絶縁ケース、( 1a)はその周面に設けた放音孔、(3)はネオン管であって、検知電極(2) を兼ねる。(4)(5)は電流制限用の抵抗とコンデンサ、(7)は把持電極で あって、これらの構成は図4と同様である。 (8)はセラミック圧電スピーカであって、その放音面が放音孔(1a)に位 置するように絶縁ケース(1)内に収容される。(9)はインピーダンス変換用 トランス、N1 はその1次巻線、N2 は2次巻線であって、図1(b)に示すよ うに1次巻線N1 は検電器回路と直列に接続され、2次巻線N2 にはセラミック 圧電スピーカ(8)が接続される。また1次,2次巻線比は、2次巻線N1 に接 続されたセラミック圧電スピーカ(8)のインピーダンスの1次側換算値が、十 分な報知音の発生可能なインピーダンス値となるように選定される。なおネオン 管(3)と別個に検知電極を設けてもよいことは云うまでもない。また絶縁ケー ス(1)内における各部品の配置は任意に設定できる。また本考案は低インピー ダンスである動電型スピーカを用いても実施できる。
【0008】
【他の実施例】
以上本考案の一実施例について説明したが、セラミック圧電スピーカ(8)に ホーンを設けることにより、音の大きさを増幅できるので、検電を更に確実にす ることができる。図2(a)に示す断面図はその実施例図であって、この例は絶 縁ケース(1)の把持電極(7)の設置端に開口部(1b)を設け、この開口部 (1b)とセラミック圧電スピーカ(8)の放音面間に、ホーン(10)を設け たものである。実験によればホーンの長さなどの選定により、ホーンを用いない 場合の2〜3倍の大きさの報知音をうることができた。なお図2(b)に示すよ うに絶縁ケース(1)の周面に放音用の開口部(1b)を設けて、これとスピー カ(8)との間を屈曲させたホーン(10)により接続することもできる。また このホーンは従来の検電器にも適用できる。
【0009】
【考案の効果】
以上から明らかなように本考案によれば、長寿命かつ検電を確実とする報知音 の大きい高圧医療装置用検電器を提供しうるすぐれた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の説明図である。
【図2】本考案の他の実施例の説明図である。
【図3】従来の検電器の一例の説明図である。
【符号の説明】
(1) 絶縁ケース (1a) 放音孔 (1b) 開口部 (2) 検知電極 (3) ネオン管 (4) 抵抗 (5) コンデンサ (6) スピーカ (7) 把持電極 (8) セラミック圧電スピーカ (9) インピーダンス変換用トランス N1 1次巻線 N2 2次巻線 (10) ホーン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ケースの一端に設けた検知電極と、
    絶縁ケースの他端に設けた把持電極と、この間に直列接
    続されたネオン管と、電流制限用インピーダンスと、ス
    ピーカなどを、前記絶縁ケース内に収容し、前記ネオン
    管の発光とスピーカの発生音により検電する高圧治療装
    置用検電器において、 前記スピーカを低インピーダンススピーカとすると共
    に、この低インピーダンススピーカを、そのインピーダ
    ンス変換値が放音するに要する値となるように、1次,
    2次巻線比が選定されたインピーダンス変換用トランス
    を介して検電器回路に接続するようにしたことを特徴と
    する高圧治療装置用検電器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、絶縁ケースに放音用
    開口部を設け、これとスピーカの放音面間をラッパ状ホ
    ーンにより接続するようにしたことを特徴とする高圧治
    療装置用検電器。
JP1992012841U 1992-02-07 1992-02-07 高圧治療装置用検電器 Expired - Lifetime JP2526666Y2 (ja)

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JPH0564780U true JPH0564780U (ja) 1993-08-27
JP2526666Y2 JP2526666Y2 (ja) 1997-02-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006046491A1 (ja) * 2004-10-25 2006-05-04 Hakuju Institute For Health Science Co., Ltd. セラミック型スピーカ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5767888A (en) * 1980-10-14 1982-04-24 Seiko Epson Corp Driver for piezoelectric element sounding body of electronic wristwatch
JPH01136465U (ja) * 1988-03-09 1989-09-19
JPH02150898U (ja) * 1989-05-19 1990-12-27

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