JPH0563787B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0563787B2
JPH0563787B2 JP63276365A JP27636588A JPH0563787B2 JP H0563787 B2 JPH0563787 B2 JP H0563787B2 JP 63276365 A JP63276365 A JP 63276365A JP 27636588 A JP27636588 A JP 27636588A JP H0563787 B2 JPH0563787 B2 JP H0563787B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photocurable
aryl
electrostatic
alkyl
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63276365A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01161354A (ja
Inventor
Beatoriisu Buraanche Gurashera
Robinson Fuinchaa Jun Kaateisu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPH01161354A publication Critical patent/JPH01161354A/ja
Publication of JPH0563787B2 publication Critical patent/JPH0563787B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/12Recording members for multicolour processes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/026Layers in which during the irradiation a chemical reaction occurs whereby electrically conductive patterns are formed in the layers, e.g. for chemixerography
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/1053Imaging affecting physical property or radiation sensitive material, or producing nonplanar or printing surface - process, composition, or product: radiation sensitive composition or product or process of making binder containing
    • Y10S430/1055Radiation sensitive composition or product or process of making
    • Y10S430/114Initiator containing
    • Y10S430/117Free radical

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電的マスターとして使用するため
の光硬化性要素に関するものである。さらに詳し
くは、本発明はポリマー性バインダー、エチレン
性不飽和化合物、光開始剤、および電子供与体ま
たは電子受容体からなる光硬化性組成物の層が、
電気伝導性基体上に存在する、光硬化性静電マス
ターに関するものである。 〔従来の技術〕 光重合性の組成物およびバインダー、モノマ
ー、開始剤および連鎖移動剤を含むフイルムは、
公知例中で述べられまた商業的に販売されてい
る。光重合性層の重要な応用の1つはグラフイツ
クアーツである。電気伝導性基体上の光重合性層
は、アナログカラープルーフのための静電マスタ
ーとして今日用いることができ、そしてデイジタ
ルカラープルーフの応用のために開発されるべく
期待される将来の材料と考えられている。アナロ
グカラープルーフの利用のため、フオトポリマー
層は電気伝導性基体上に塗布され、そして網点カ
ラー分解ネガを通して、紫外線(UV)源により
密着露光をされる。フオトポリマーは紫外線で露
光された区域において重合により硬化され、この
他の所では軟らかい状態のままで残る。この露光
と未露光の区域間の粘度の相違は伝導性
(transport property)において明らかである、
すなわち未露光のフオトポリマーは多量の静電的
電荷を伝導するが、これに反しUV露光をされた
区域は伝導性が実質的に小さい。この露光された
フオトポリマー層にコロナ放電を与えることによ
り、静電的帯電がフオトポリマー層の非電気伝導
性のまたは露光をされた区域にだけ残留すること
からなる静電潜像が得られる。この潜像はつぎに
この表面に液体静電トナーを付与することにより
現像できる。現像液がコロナ放電と反対の帯電を
有するとき、現像液はフオトポリマー層の露光を
された、または重合した区域に選択的に付着す
る。 静電写真におけるフオトポリマーの使用は実証
されており、そして多くの処方を考えることがで
きるけれども、印刷版のイメージング特性を再生
する、フオトポリマー静電マスターを作ることが
できるとは考えられなかつた。印刷業界ではドツ
トゲイン曲線として知られている簡単な方法によ
つて、画質と画像特性とを評価している。ドツト
ゲインとは網点面積の増大を意味し、この画積増
大と最終の画像中での網点面積間の関係がドツト
ゲイン曲線として知られている。ドツトゲイン曲
線においては、網点面積の増大はy軸上にプロツ
トされ、そして実際の網点のサイズはx軸上に%
でプロツトされる。完全に原物通りの再生はゼロ
ゲインに相当する。すなわち、紙の上の実際の網
点が分解ネガ上の相当する網点と同じ直径をもつ
ということである。もちろん、のぞましい(標準
の)ドツトゲインは印刷版が、ここに添付した第
1図中に示されるように、50%の網点についてゲ
インが約17%のピークである、丸い凸状のカーブ
に再生されるものである。 本発明者等はフオトポリマー層の電気的諸性質
は、最終画像のドツトゲインと関連できることを
見出した。低いまたは負のドツトゲイン曲線かつ
オトポリマー組成物に関連しており、ここでマス
ター上の画像状に露光された網点の区域により保
持されるコロナ帯電の量は、問題の網点面積パー
セントに高度に非直線的関係である。これらのフ
オトポリマー組成物は、また露光と未露光との区
域の間で、電気伝導性に大きな相違を示してい
る。露光をされた区域の電気伝導性はガラス状の
ポリマー中のイオンの移動性により左右される
が、未露光区域の電気伝導性は軟らかなポリマー
中のイオンの移動性により決定される。これら2
つの区域間の移動性の比は普通約105〜106であ
る。この電気伝導性の比が余りに大きいときは、
ドツトゲインが小さいばかりか画像も損われてし
まう。これはまた紙の上の画像が、コンタクトネ
ガまたは印刷版を忠実に再生しないという好まし
くない結果となる。 本発明以前のフオトポリマー組成物は、前記の
問題により、また電気伝導性におけるコントラス
トが余りにも大きく、そして保持される帯電量と
対応する網点面積パーセントとの間の関係が高度
に非直線性であることにより、低いまたは負のド
ツトゲインを示す。ドツトゲインを調節できる能
力は印刷版を忠実に再生することを可能とし、こ
れは静電プルーフを作るため不可欠である。 露光および未露光区域の両方の電気伝導性が、
組成物の電気的性質を調整する電子供与体または
電子受容体を、フオトポリマー組成物中に導入す
ることによつて調節でき、そして印刷版により達
成されるものと同じドツトゲイン曲線を与えるこ
とが認められた。また、各網点により保持された
帯電の静電潜像は、網点面積パーセントにほぼ直
線的に関係し、その結果フオトポリマーマスター
に引きつけられる現像液層の厚みは一定であり、
現像される網点パターンに無関係となる。 〔発明の要点〕 本発明によれば、電気伝導性基体とこれに担持
されている光硬化性組成物の層とからなり、この
組成物は(a)有機ポリマー性バインダー、(b)少なく
とも1つのエチレン性不飽和グループを有する化
合物、(c)光開始剤、および(d)光硬化性組成物の全
重量を基準に少なくとも0.1重量%の、少なくと
も1つの有機電子受容体化合物、または少なくと
も1つの有機電子供与体化合物から本質的に構成
されている、高解像性の光硬化性静電マスターが
提供される。 〔発明の具体的説明〕 静電マスターの光硬化性(光重合性)層は有機
ポリマー性バインダー、少なくとも1つのエチレ
ン性不飽和グループを有する化合物でこれはモノ
マーである、光開始剤、および少なくとも1つの
有機電子供与体でp−型電導性化合物として知ら
れているもの、または少なくとも1つの有機電子
受容体でn−型電導性化合物として知られている
ものから本質的に構成されている。また、好まし
くは、連鎖移動剤も存在している。この他の成分
は以下に記載するように存在させることができ
る。ポリマー性バインダー、エチレン性不飽和化
合物、好ましはヘキサアリールビイミダゾール化
合物(HABI)を含む光開始剤、そしてチヤンバ
ース氏の米国特許第3479185号、バウム氏他の米
国特許第3652275号、セスコン氏の米国特許第
3784557号、デユーベル氏の米国特許第4162162号
およびデスアウア氏の米国特許第4252887号など
で示された連鎖移動剤などで、これらの記述はこ
こに参考文献として引用する。 光硬化性組成物に対し電子供与体(p−型)化
合物を加えると、これは電荷のホール−状のホツ
ピング移動のための場所を与え、また電子受容体
(n−型)化合物を加えると、これは電荷の電子
状のホツピング移動のための場所を与える。電子
供与(p−型)化合物はネガ帯電液体静電現像液
とともに用いるのに適し、そして電子受容(n−
型)化合物はポジ帯電液体静電現像液に適してい
る。特定の理論に限定されはしないが、p−型で
ドープしたフオトポリマーをネガ帯電した現像液
と組合せて用いたとき、紙から静電マスター上へ
の現像液の逆転写または裏転写が大いに減少する
ことが実験で示された。電子供与体または電子受
容体分子によりもち込まれるホツピング型の移動
は、残留酸またはその塩のような、イオン化しう
るものの存在によるイオン電導性を補完する。実
験結果はこのイオン化しうるものの原因は、モノ
マー中の不純物に大部分起因することが示され
た。 有用な電子供与体と電子受容体とは、それぞれ
+2.5eV以下の酸化電位または−3.0eV以上の還
元電位を有している。このような電子供与体また
は電子受容体の好ましい特定のクラスは (1) ここでRはC1〜12好ましくはC1〜6のアルキル
または置換アルキル、C6〜10のアリール、C1〜12
好ましくはC1〜6のアルキルNO2、ハロゲン、例
えばCl、Br、I、FもしくはC1〜12のアルコキ
シで置換されたC6〜10のアリール、R1はH、
C1〜12好ましくはC1〜6のアルキル、C6〜10のアリ
ール、C1〜12好ましくはC1〜6のアルキルNO2
ハロゲン例えばCl、Br、I、FもしくはC1〜12
のアルコキシで置換されたC6〜10のアリール、
ArはC6〜10のアリール、C1〜12のアルキルNO2
ハロゲン、例えばCl、Br、I、Fもしくは
C1〜12のアルコキシで置換されたC6〜10のアリー
ル、そしてR1が前記のアリールまたは置換ア
リールであるときArはR1と連結することがで
きる;Xは周期律表第5族から選択される元
素;X−Rはカルボニルであることができ;そ
して (2) 多環または置換された多環芳香族化合物、 から成る群より選ばれた化合物が含まれる。 電子供与体と電子受容体の有用なものの若干の
特定な例を、eVで表わしたその酸化および還元
電位とともに示す; トリフエニルアミン 1.00 トリフエニルホスフイン 0.82 トリフエニルアルシン 0.66 トリフエニルアンチモニイ 0.45 ナフタレン 1.60または−2.29 9−エチルカルバゾール 1.25 メチルジフエニルアミン 0.84 ジメチルアニリン 0.78 ベンゾフエノン −1.68 トリニトロフルオレノン −0.45 ビフエニル −1.65 ジフエニルアミン 0.78 この他の電子供与体および受容体とその酸化お
よび還元電位は、Israel Journal of Chemistry
第8巻、263(1979)に表示されている。 バインダー 好ましいバインダーには以下のものが含まれ
る:重合したメチルメタクリレート樹脂とそのコ
ポリマー、ポリビニルブチラールとポリビニルホ
ルマールのようなポリビニルアセタール、塩化ビ
ニリデンコポリマー類(例えばビニリデンクロラ
イド/アクリロニトリル、ビニリデンクロライ
ド/メタクリレートおよびビニリデンクロライ
ド/酢酸ビニルコポリマー類)、合成ゴム類(例
えばブタジエン/アクリロニトリルコポリマー類
およびクロロ−2−ブタジエン−1,3−ポリマ
ー類)、セルロースエステル類(例えばセルロー
スアセテート、セルロースアセテートスクシネー
トおよびセルロースアセテートブチレート)、ポ
リビニルエステル類(例えばポリビニルアセテー
ト/アクリレート、ポリビニルアセテート/メタ
アクリレートおよびポリビニルアセテート)、ポ
リ塩化ビニルとコポリマー類(例えばポリ塩化ビ
ニル/アセテート)、ポリウレタン、ポリスチレ
ンなどである。好ましいバインダーはポリ(スチ
レン/メチルメタクリレート)およびポリメタク
リレートである。 バインダーの電気抵抗性は、露光および未露光
区域の両方で、光硬化性組成物の全体の抵抗性に
大いに寄与する。フオトポリマーマトリツクスあ
るいは全体の組成物の抵抗性が、画像特性または
ドツトゲインをコントロールする。未露光組成物
の全抵抗性が余りにも小であるならば、未露光区
域における帯電は余りにも急速に減衰しハイライ
トの網点が失われる。一方、フオトポリマー組成
物の抵抗性が余りにも高いならば、放電速度は余
りにもおそくなり、べた部のオーバートーニング
と大きな網点のオーバーフアイリングを招来す
る。この発明で、露光されたフオトポリマー組成
物の好ましい抵抗性は約1014〜1016Ω−cmであ
り、これはバインダーの抵抗性で1016〜1020Ω−
cmの範囲に相当する。違う応用についてはバイン
ダーの異なる抵抗性が必要であるが、重合した区
域と未重合区域の抵抗性間の比はこの発明により
最適値に調節することができる。 エチレン性不飽和化合物 HABI−開始系で用いるために公知特許中で特
定されている、エチレン性の不飽和光重合性また
は光架橋性化合物は何でも用いることができる。
ここで用いられている「モノマー」という用語は
単なるモノマーと同時にポリマー類、通常1500以
下の分子量で、架橋化しうるエチレン性グループ
を有するものも含まれている。好ましいモノマー
類はエチレングリコールジアクリレート、ジエチ
レングリコールジアクリレート、トリエチレング
リコールジアクリレート、グリセロールジアクリ
レート、グリセロールトリアクリレート、エチレ
ングリコールジメタクリレート、1,2−プロパ
ンジオールジメタクリレート、1,2,4−ブタ
ントリオールトリメタクリレート、1,4−シク
ロヘキサンジオールジアクリレート、1,4−ベ
ンゼンジオールメタクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラメタクリレート、1,3−プロパン
ジオールジアクリレート、1,5−ペンタンジオ
ールジメタクリレート、ペンタエリスリトールト
リアクリレートなどのようなジ、トリ、およびテ
トラ−アクリレートおよびメタクリレート;分子
量100〜500のポリエチレングリコールのビスアク
リレートおよびメタクリレート等である。特に好
ましいモノマーはエトキシ化されたトリメチロー
ルプロパントリアクリレートである。 モノマー中の不飽和は電荷キヤリアの主な出所
となる。そこで、光硬化性組成物の全体的な放電
速度は、モノマー中のイオン化しうる不純物濃度
により大きく決められる。一般的に用いられるモ
ノマーは105〜109Ω−cmの範囲の電気抵抗性を有
し、未露光部に1011〜1013Ω−cmの抵抗性をもつ
光硬化性組成物を招来させる。しかしながら、本
発明以前には静電マスターの電気的諸性質は、測
定し得ない数の未知不純物によつて決められてい
たことを了解すべきである。光硬化性組成物の電
気伝導性を調整することが大切であるため、我々
は組成物中に既知量の電子供与体または受容体を
導入したのである。露光をされた光硬化性組成物
の放電特性を調整するために用いられるものは、
これらの分子でありモノマーの不純物ではない。 開始剤 好ましい開始剤はHABI光開始剤、2,2′,
4,4′,5,5′−ヘキサアリールビイミダゾー
ル、時には、2,4,5−トリアリールイミダゾ
リルダイマーと呼ばれているものであり、これは
活性輻射線に対する露光に際して、対応するトリ
アリールイミダゾリルフリーラジカルを作るよう
に解離する。前述したように、HABIおよび静電
的な利用以外のHABIで開始される光重合性系の
使用は多数の特許で述べられている。これらには
セスコン氏の米国特許第3784557号、チヤンバー
ス氏の米国特許第3479185号、チヤング氏他の米
国特許第3549367号、バウム氏他の米国特許第
3652275号、デユーベル氏の米国特許第4162162
号、デサウエル氏の米国特許第4252887号、チヤ
ンバース氏他の米国特許第4264708号およびタナ
カ氏他の米国特許第4459349号などが含まれ、こ
れらの特許を参考文献としてここに引用する。こ
の公知特許中で述べられた2−o−置換HABIは
どれでも本発明に用いることができる。HABIは
次の一般式で表わすことができ、
【式】 〔産業上の利用性〕
この光硬化性静電マスターはグラフイツクアー
ツの分野、特に印刷により得られる画像のプルー
フが複製して作られるカラープルーフの分野で有
用である。これは光硬化性静電マスターの露光と
未露光との区域の電気伝導性の調整を通じて、再
現される網点の必要とされるドツトゲインが調節
されることにより達せられる。この網点により保
持される電圧は網点面積%にほぼ直線的に関連し
ている。そこで、液体静電現像液の濃さは、現像
される特定の網点パターンとは無関係に、画像上
のどこでも一定である。光硬化性静電マスターの
他の用途は印刷回路板、レジスト、ソルダーマス
ク、光硬化性塗膜などが含まれる。 実施例 以下実施例を示すが本発明を限定するものでは
なく、ここでパーセントと部とは重量によるもの
である。以下の表中に示してあるドツトゲイン%
は、50%網点について得られた値である。実施例
中の成分の各表示は以下の意味を有している。
【表】 特に記載しない限りは、すべての実施例の方法
は以下の通りである: 86.5部のメチレンクロライドと13.5部の固体
(表示されている各成分:バインダー、モノマー、
開始剤、連鎖移動剤、電子受容体または電子供与
体)を含む溶液を、厚み0.004インチ(0.0102cm)
のアルミナイズドポリエチレンテレフタレート基
体上に塗布し、そしてこの乾いた層に0.075イン
チ(0.019cm)のポリプロピレンカバーシートを
ラミネートした。塗布量は70〜120mg/dm2で、
フオトポリマー層の厚みは約7〜12μmである。 このフオトポリマーの各処方は電気的性質と同
様に画質とが試験された。放電データはV゜とτ
とで特性づけられ、V゜は未露光のフオトポリマ
ー領域により帯電後0.01秒のとき保持された初期
電圧であり、そしてτは移動時間、すなわち初め
に注入されたキヤリアが試料のフオトポリマー層
を横切つて、アース面に達するまでに要する経過
時間である。この注入されたキヤリアは、フオト
ポリマー面上にコロナにより産み出された帯電の
種で、イオン性の不純物がコロナの大きな電場の
存在下に今や移動性となつたものである。 静電的の諸データは以下のようにして得られ
た:1インチ×0.5インチ(2.54cm×1.27cm)の大
きさの5枚の試料を、平らなアルミニウム板上に
とりつけ、これはソレノイドに連結した磨擦の少
ない移動台上に置いた。この5枚の試料は、ソレ
ノイドを活性化することよりA位置から1インチ
(2.54cm)離れたB位置に移動する。A位置で試
料は帯電するためにスコロトロンの直下に置かれ
る。標準的な帯電条件はグリツド電圧(Vg)100
〜200V、コロナ電流50〜200μA(4.35〜5.11kV)
そして帯電時間2秒であつた。帯電後ソレノイド
に電圧をかけ、試料はスコロトロンからはなれて
B位置に移り、ここで各試料料はアイソプローブ
静電マルチメーター174型(モンロエレクトロニ
クス社製)の直下におかれる。この静電マルチメ
ーターの出力は、ヒユーレツトパツカード3852A
型データ捕捉ボツクスを通じて9836型コンピユー
ター(いずれもヒユーレツトパツカード社製)に
入力され、ここで各試料について電圧対時間のデ
ータが記録される。 各フオトポリマー組成物の画質を試験するため
に、フオトポリマー層は以下に述べるようにして
露光され、帯電され、トーニングされそして紙の
上に画像転写された。画質の評価は紙面上のドツ
トゲインおよび網点範囲に基づいてなされた。標
準的な紙は60ポンド(27.2Kg)のソリタイレ オ
フセツトエナメルテキスト紙(プレインウエル製
紙製)である。しかし試験をした各種用紙には60
ポンドプレインウエルオフセツトエナメルテキス
ト、70ポンドプレインウエルオフセツトエナメル
テキスト、150ポンドホワイトリーガルタフワイ
ト ウエツトストレングスタグ、60ポンドホワイ
トLOEグロスカバー、70ポンドホワイトフロコ
ート テキスト、60ポンドホワイトオールパーパ
スリス、110ポンドホワイトスコツトインデツク
ス、70ポンドホワイトネコーサベラムオフセツト
および80ポンドホワイトソブ テキストなどが含
まれる。この方法はどんな用紙も使うことができ
るけれども、インキの付着は用いた紙の繊維的性
質によつて変ることが示された。ドツトゲインま
たは網点のサイズ対網点の増大は、プルーフとプ
レスプルーフとの間のちがいを測る標準的な単位
である。このドツトゲインはシステムブルンナー
社から市販されている、ブルンナーターゲツトと
呼ばれる特別に設計されたパターンを用いて試験
された。網点範囲はUGRAターゲツト(グラフ
イツクアーツ技術財団製)を用いて容易に試験さ
れ、このターゲツトは133線/mmスクリーン中に
0.5%ハイライトから99.5%シヤドウ網点までを
含み、同じく4μmハイライトとシヤドウマイク
ロラインを含んでいる。 光硬化性静電マスターは、真空焼枠中でカバー
シート、UV光透過可視光吸収性のココモ ガラ
スフイルターNo.400(ココモオパレスセントガラス
社製)および分解ネガを通じ、TU64型バイオラ
ツクス 5002光源装置と5027型フオトポリマーラ
ンプ(エキスポジユアシステム社製)を備えた、
ドウシツトオプシヨンX露光装置を用いてまず露
光された。露光時間は光硬化性層の処方に応じて
1〜100秒に変化させた。露光時間は光硬化性層
の組成に大いに関係する。例えば、トリフエニル
アミンを含んだ試料の適正露光は2〜4秒だが、
これに反してトリフエニルホスフインを含んだ組
成物に対しては90〜120秒の露光を必要とする
(後者の化合物は重合抑制剤としても働くものと
思われる)。この露光をされたマスターをドラム
面上にとり付ける。べた部分のSWOP濃度(ウ
エブオフセツト出版物規格)はフオトポリマーの
十分に露光された区域を100〜200Vに帯電するこ
とにより得られた。帯電された潜像は、実施例12
中で説明する液体静電現像液により、2重ローラ
トーニング装置と適切に規正された現像液層とを
用いて現像された。現像と規正(過剰現像液の除
去)部は、ドラムのそれぞれ5時と6時の位置と
した。トーニングされた画像は、4.35〜4.88kVの
転写コロナ50〜150μA、およびタツクダウンロー
ル電圧−2.5〜−4.0kVを用い、2.2インチ/秒
(5.58cm/秒)の速度で紙の上にコロナ転写され、
そしてオーブン中100℃で10秒間融着された。 ドツトゲイン曲線はプログラムしうるマクベス
濃度計RD918型を、ヒユーレツトパツカード
9836型コンピユーターにインターフエースしたも
のを用いて測定した。ドツトゲイン曲線はべた部
(solidpatch)の光学濃度、紙(光沢紙)の光学
濃度およびブルンナーターゲツト中の各%網点の
光学濃度を含む簡単なアルゴリズムを用いて計算
した。 実施例 1 各試料の光重合性層は以下の表中にされた組成
をもち、表中に示す結果を得た。
【表】 実施例 2
【表】 実施例 3
【表】 実施例 4
【表】 実施例 5
【表】 実施例 6
【表】 実施例 7
【表】 実施例 8
【表】
【表】 実施例 9
【表】 実施例 10
【表】 実施例 11
【表】 実施例 12 光重合性組成物は以下の各成分から作られた。 成 分 分量(g) PMMA 38.475 TMPEOTA 20.250 TCTM−HABI 3.376 2−MBO 2.580 TPA 3.376 メチレンクロライド 157.538 溶液はすべての成分を適切に溶解させるために
24時間かくはんした。この液をアルミナイズドポ
リエチレンテレフタレート上に、150フイート/
分(45.7M/分)の塗布速度で塗布をした。塗布
量は約100mg/dm2であつた。乾燥後フオトポリ
マー面上にポリプロピレンカバーシートを直ちに
被着させた。このようにして作つたフオトポリマ
ーマスターは、20インチ×30インチ(50.8cm×
76.2cm)の大きさの要素4枚にカツトし、4−色
カラープルーフ特性について試験された。 4色カラープルーフは以下に述べる工程に従つ
て得られた。まず、露光に先立つてマスターの光
重合性層に、補助的な位置合せマークが切り込ま
れた。4枚のカラー分解ネガは、シアン、イエロ
ー、マゼンタおよび黒の各色に対応する4つのカ
ラー分解ネガに、4枚の光重合性マスターを露光
することにより調製された。4枚の光重合性マス
ターネガの各々は、前述のドウシツトオプシヨン
X露光装置を用いて3秒間露光された。この光源
から放出される可視光線は、また前述のようにコ
コヨ ガラスフイルターにより削除され、全放出
強度は25%透過スクリーンの使用により75%に減
少された。カバーシートがとり除かれ、各マスタ
ーは対応するカラーモジユールドラム上に、4つ
の画像が各マスターから受像紙に順次転写され
る、各画像の位置合せが保証される所にとり付け
られる。先端のクランプはフオトポリマーのアル
ミ裏打ち材をドラムに接地するのに使用する。マ
スターはドラムに対して平らになるのを確かなも
のとするため、後端にばねをかけて緊張させられ
る。 各モジユールのドラムは3時の位置に帯電用ス
コロトロン、6時の位置に現像ステーシヨン、7
時の位置に液の厚み規正装置、そして9時の所に
クリーニングステーシヨンを有している。帯電、
トーニングおよび液厚の規正は前の実施例で述べ
たのと同様である。転写ステーシヨンはタツクダ
ウンローラ、転写用コロナ、給紙、および位置決
め装置から、すべての4つの転写操作中紙とマス
ターとの相対的位置は固定されている。 4色カラープルーフの調製に際し、4種の現像
液は以下の組成を有している。
【表】
【表】 初めに、イエローのマスターが帯電され、現像
されそして液厚が規正された。転写ステーシヨン
で位置決めをされ、トーニングされたイエロー画
像は紙の上に転写される。イエローの転写完了
後、マゼンタマスターがコロナ帯電され、現像さ
れ、液厚が規正され、そしてこのマゼンタ画像は
イエロー画像の上に位置決めして転写される。そ
の後、シアンマスタがコロナ帯電され、現像さ
れ、規正され、そしてこのシアン画像は2つの前
の画像の上に転写される。最後に、黒のマスター
がコロナ帯電され、現像され、規正され、そして
このトーニングされた黒の画像は、以前に転写さ
れている3つの画像の上に位置決めして転写され
る。この工程が終つた後で、紙は転写ステーシヨ
ンから注意して外され、100℃で15秒間画像は融
着される。 プルーフを作るために用いられた各種条件は:
ドラム速度2.2インチ/秒(5.588cm/秒);スコ
ロトロングリツド電圧100〜200V;スコロトロン
電流200〜400μA(5.11〜5.84kV);規正ロール電
圧20〜50V;タツクダウンロール電圧−2.5〜−
5.0kV;転写コロナ電流50〜150μA(4.35〜
4.88kV);規正ロール速度4〜8インチ/秒
(10.16〜20.32cm/秒);規正ロールギヤツプ0.002
〜0.005インチ(0.051〜0.127mm);現像液の電気
伝導性12〜30pmho/cm;現像液濃度1〜1.5%固
体分。 以上、本発明を詳細に説明したが、本発明はさ
らに次の実施態様によつてこれを要約して示すこ
とができる。 1 電気伝導性基体とこれに担持されている光硬
化性組成物の層とからなり、この組成物は(a)有
機ポリマー性バインダー、(b)少なくとも1つの
エチレン性不飽和基を有する化合物、(c)光開始
剤、および(d)光硬化性組成物の全重量を基準に
少なくとも0.1重量%の、少なくとも1つの有
機電子受容体化合物、または少なくとも1つの
有機電子供与体化合物から本質的に構成されて
いる、高解像性の光硬化性静電マスター。 2 少なくとも1つの有機電子受容体化合物は+
2.5eV以下の酸化電位を有しており、または少
なくとも1つの有機電子供与体化合物は−
3.0eV以上の還元電位を有しているものである
前項1記載の光硬化性静電マスター。 3 有機電子受容体と供与体化合物は、 (1) ここでRはC1〜12のアルキルまたは置換ア
ルキル、C6〜10のアリール、C1〜12のアルキ
ル、NO2、ハロゲン、もしくはC1〜12のアル
コキシで置換されたC6〜10のアリール;R1
H、C1〜12のアルキル、C6〜10のアリール、
C1〜12のアルキル、NO2、ハロゲン、C1〜12
アルコキシで置換されたC6〜10のアリール;
ArはC6〜10のアリール、C1〜12のアルキル、
NO2、ハロゲン、C1〜8のアルコキシで置換さ
れたC6〜10のアリール、そしてR1がアリール
または置換アリールであるときArはR1と連
結することができる;Xは周期律表第5族か
ら選択される元素であり;X−Rはカルボニ
ルとなることができ;および (2) 多環または置換された多環芳香族化合物、
から成る群より選ばれるものである、前項1
記載の光硬化性静電マスター。 4 電子受容体はトリニトロフルオレノンであ
る、前項3記載の光硬化性静電マスター。 5 電子受容体はビフエニルである、前項3記載
の光硬化性静電マスター。 6 電子供与体はトリフエニルアミンである、前
項3記載の光硬化性静電マスター。 7 電子供与体はトリフエニルホスフインであ
る、前項3記載の光硬化性静電マスター。 8 電子供与体はトリフエニルアンチモンであ
る、前項3記載の光硬化性静電マスター。 9 電子供与体は9−エチルカルバゾールであ
る、前項3記載の光硬化性静電マスター。 10 電子供与体はメチルジフエニルアミンであ
る、前項3記載の光硬化性静電マスター。 11 電子供与体はジメチルアニリンである、前項
3記載の光硬化性静電マスター。 12 電子供与体はナフタレンである、前項3記載
の光硬化性静電マスター。 13 電子供与体はベンゾフエノンである、前項3
記載の光硬化性静電マスター。 14 電子供与体はジフエニルアミンある、前項3
記載の光硬化性静電マスター。 15 光開始剤はヘキサアリールビイミダゾール化
合物である、前項1記載の光硬化性静電マスタ
ー。 16 光開始剤はヘキサアリールビイミダゾール化
合物である、前項2記載の光硬化性静電マスタ
ー。 17 ヘキサアリールビイミダゾール化合物は2,
2′,4,4′−テトラキス(o−クロロフエニ
ル)−5,5′−ビス(m.p−ジメトキシフエニ
ル)−ビイミダゾールである、前項16記載の光
硬化性静電マスター。 18 ヘキサアリールビイミダゾール化合物は、
2,2′−ビス(o−クロロフエニル)−4,4′,
5,5′−テトラフエニルビイミダゾールであ
る、前項16記載の光硬化性静電マスター。 19 ヘキサアリールビイミダゾール化合物は、
2,2′−ビス(o−クロロフエニル)−4,4′,
5,5′−テトラキス(m−メトキシフエニル)
−ビイミダゾールである、前項16記載の光硬化
性静電マスター。 20 光開始剤はアントラキノン化合物である、前
項1記載の光硬化性静電マスター。 21 アントラキノン化合物は2−エチルアントラ
キノンである、前項20記載の光硬化性静電マス
ター。 22 光開始剤はベンゾインメチルエーテルであ
る、前項1記載の光硬化性静電マスター。 23 連鎖移動剤(e)が存在するものである、前項15
記載の光硬化性静電マスター。 24 連鎖移動剤(e)が存在するものである、前項16
記載の光硬化性静電マスター。 25 連鎖移動剤は2−メルカプトベンゾオキサゾ
ールである、前項24記載の光硬化性静電マスタ
ー。 26 連鎖移動剤は2−メルカプトベンゾイミダゾ
ールである、前項24記載の光硬化性静電マスタ
ー。 27 バインダーはポリメチルメタクリレートであ
る、前項1記載の光硬化性静電マスター。 28 バインダーはポリメチルメタクリレートであ
る、前項2記載の光硬化性静電マスター。 29 バインダーはポリ(スチレン/メチルメタク
リレート)である、前項1記載の光硬化性静電
マスター。 30 バインダーはポリ(スチレン/メチルメタク
リレート)である、前項2記載の光硬化性静電
マスター。 31 少なくとも1つのエチレン性不飽和グループ
を有する化合物はエトキシ化されたトリメチロ
ールプロパントリアクリレートである、前項1
記載の光硬化性静電マスター。 32 電気伝導性基体はアルミナイズドポリエチレ
ンテレフタレートである、前項1記載の光硬化
性静電マスター。 33 電気伝導性基体はアルミナイズドポリエチレ
ンテレフタレートである、前項2記載の光硬化
性静電マスター。 34 バインダー(a)はポリメチルメタクリレートで
あり、エチレン性不飽和化合物(b)はエトキシ化
されたトリメチロールプロパントリアクリレー
トであり、光開始剤(c)は2,2′,4,4′−テト
ラキス(o−クロロフエニル)−5,5′−ビス
(m.p−ジメトキシフエニル)−ビイミダゾール
であり、電子供与体(d)はトリフエニルアミンで
ありそして連鎖移動剤(e)は2−メルカプトベン
ゾオキサゾールまたは2−メルカプトベンゾチ
アゾールであり、光開始剤(c)と連鎖移動剤(e)の
両者は、メチレンクロライドとメタノールの混
合物から再結晶により除去される成分を実質的
に含まないものである、前項33記載の光硬化性
静電マスター。 35 光硬化性層上に保護レリーズ層が存在するも
のである、前項33記載の光硬化性静電マスタ
ー。 36 レリーズ層はポリエチレンまたはポリプロピ
レンである、前項35記載の光硬化性静電マスタ
ー。 37 光硬化性層は活性輻射線に対し画像状に露光
されそして静電的に帯電され、そして静電液体
現像液によりこの帯電された区域でトーニング
されるものである、前項1記載の光硬化性静電
マスター。 38 マスターの静電的に帯電された区域はコロナ
放電により帯電されるものである、前項37記載
の光硬化性静電マスター。 39 マスターの静電的に帯電された区域は静電液
体現像液でトーニングされるものである、前項
37記載の光硬化性静電マスター。 40 静電液体現像液は30以下のカウリーブタノー
ル値を有する非極性液体、10μm以下の平均粒
子サイズをもつ熱可塑性樹脂、および非極性液
体可溶性のイオン性または両イオン性化合物と
からなるものである、前項39記載の光硬化性静
電マスター。 41 静電液体現像液は着色剤を含むものである、
前項40記載の光硬化性静電マスター。 42 電子供与体はトリフエニルアルシンである、
前項3記載の光硬化性静電マスター。
【図面の簡単な説明】
第1図は望ましい(標準的な)ドツトゲイン曲
線(破線)と、直線状フオトポリマー(角点のカ
ーブ)と対数的フオトポリマー(丸点のカープ)
とのずれを表示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気伝導性基体とこれに担持されている光硬
    化性組成物の層とからなり、この組成物は(a)有機
    ポリマー性バインダー、(b)少なくとも1つのエチ
    レン性不飽和基を有する化合物、(c)光開始剤、お
    よび(d)光硬化性組成物の全重量を基準に少なくと
    も0.1重量%の、少なくとも1つの有機電子受容
    体化合物、または少なくとも1つの有機電子供与
    体化合物から本質的に構成されている、高解像性
    の光硬化性静電マスター。 2 有機電子受容体と供与体化合物は、 (1) ここでRはC1〜12のアルキルまたは置換アル
    キル、C6〜10のアリール、C1〜12のアルキル、
    NO2、ハロゲン、もしくはC1〜12のアルコキシ
    で置換されたC6〜10のアリール;R1はH、C1〜12
    のアルキル、C6〜10のアリール、C1〜12のアルキ
    ル、NO2、ハロゲン、C1〜12のアルコキシで置
    換されたC6〜10のアリール;ArはC6〜10のアリー
    ル、C1〜12のアルキル、NO2、ハロゲン、C1〜8
    のアルコキシで置換されたC6〜10のアリール、
    そしてR1がアリールまたは置換アリールであ
    るときArはR1と連結することができる;Xは
    周期律表第5族から選択される元素であり;X
    −Rはカルボニルとなることができる;および (2) 多環または置換された多環芳香族化合物から
    成る群より選ばれるものである、請求項1記載
    の光硬化性静電マスター。 3 光開始剤はヘキサアリールビイミダゾール化
    合物である、請求項1記載の光硬化性静電マスタ
    ー。 4 連鎖移動剤(e)が存在するものである、請求項
    3記載の光硬化性静電マスター。 5 光硬化性層上に保護レリーズ層が存在するも
    のである、請求項1記載の光硬化性静電マスタ
    ー。 6 光硬化性層は活性輻射線に対し画像状に露光
    されそして静電的に帯電され、そして静電液体現
    像液によりこの帯電された区域でトーニングされ
    るものである、請求項1記載の光硬化性静電マス
    ター。
JP63276365A 1987-11-04 1988-11-02 電子受容体または供与体を含む光硬化性静電マスター Granted JPH01161354A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/116,655 US4849314A (en) 1987-11-04 1987-11-04 Photohardenable electrostatic master containing electron acceptor or donor
US116,655 1987-11-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01161354A JPH01161354A (ja) 1989-06-26
JPH0563787B2 true JPH0563787B2 (ja) 1993-09-13

Family

ID=22368470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63276365A Granted JPH01161354A (ja) 1987-11-04 1988-11-02 電子受容体または供与体を含む光硬化性静電マスター

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4849314A (ja)
EP (1) EP0315116A3 (ja)
JP (1) JPH01161354A (ja)
KR (1) KR890008616A (ja)
CN (1) CN1010987B (ja)
AU (1) AU593178B2 (ja)
DK (1) DK614388A (ja)
FI (1) FI885070A (ja)
NO (1) NO884907L (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5145758A (en) * 1988-07-29 1992-09-08 Man Roland Druckmaschinen Ag Method of producing a printing image carrier
US4911999A (en) * 1988-12-13 1990-03-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Electrostatic master containing thiourea or thioamide electrostatic decay additive for high speed xeroprinting
US4945020A (en) * 1989-06-30 1990-07-31 E. I. Du Pont De Nemours And Company Photosensitive leuco dye containing electrostatic master with printout image
US5028503A (en) * 1989-09-21 1991-07-02 E. I. Du Pont De Nemours And Company Photohardenable electrostatic element with improved backtransfer characteristics
US5043237A (en) * 1990-01-12 1991-08-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Inhibitor-containing photohardenable electrostatic master compositions having improved resolution
US5221590A (en) * 1991-04-15 1993-06-22 Eastman Kodak Company Photoelectrographic imaging with dyes or pigments to effect a color density or hue shift
US7588795B2 (en) 2000-08-24 2009-09-15 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Manufacturing method of OLED display and apparatus for manufacturing the OLED display
KR100342653B1 (ko) * 2000-08-24 2002-07-03 김순택 유기 전계발광소자의 제조 방법
US6674635B1 (en) 2001-06-11 2004-01-06 Avx Corporation Protective coating for electrolytic capacitors
US7141817B2 (en) * 2001-11-30 2006-11-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light emitting device
US6864147B1 (en) 2002-06-11 2005-03-08 Avx Corporation Protective coating for electrolytic capacitors

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541110A (en) * 1977-06-02 1979-01-06 Canon Kk Member for making electrostatic printing master
JPS5435728A (en) * 1977-08-25 1979-03-16 Canon Inc Image holding member
JPS5610948A (en) * 1979-07-06 1981-02-03 Hitachi Ltd Water cooling fin for semiconductor element
JPS57197719A (en) * 1981-05-29 1982-12-04 Tokyo Shibaura Electric Co Mechanism for switching vacuum switch
JPS58127932A (ja) * 1982-01-26 1983-07-30 Canon Inc 光導電層の製造方法
JPS5953849A (ja) * 1982-09-22 1984-03-28 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd 静電記録フイルム
JPS60104953A (ja) * 1983-11-11 1985-06-10 Hitachi Koki Co Ltd 電子写真感光体
JPS60118842A (ja) * 1983-11-30 1985-06-26 Hitachi Chem Co Ltd 電子写真感光体

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3286025A (en) * 1962-10-25 1966-11-15 Du Pont Recording process using an electron beam to polymerize a record
US3479185A (en) * 1965-06-03 1969-11-18 Du Pont Photopolymerizable compositions and layers containing 2,4,5-triphenylimidazoyl dimers
US3652275A (en) * 1970-07-09 1972-03-28 Du Pont HEXAARYLBIIMIDAZOLE BIS (p-DIALKYL-AMINOPHENYL-{60 ,{62 -UNSATURATED) KETONE COMPOSITIONS
US3844790A (en) * 1972-06-02 1974-10-29 Du Pont Photopolymerizable compositions with improved resistance to oxygen inhibition
US4050941A (en) * 1976-12-20 1977-09-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company High resolution photohardenable coating compositions containing tetracyanoethane compounds
US4668607A (en) * 1985-03-26 1987-05-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Multilevel imaging of photopolymer relief layer for the preparation of casting molds
EP0243934A3 (en) * 1986-05-01 1990-04-18 E.I. Du Pont De Nemours And Company Xeroprinting with photopolymer master

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541110A (en) * 1977-06-02 1979-01-06 Canon Kk Member for making electrostatic printing master
JPS5435728A (en) * 1977-08-25 1979-03-16 Canon Inc Image holding member
JPS5610948A (en) * 1979-07-06 1981-02-03 Hitachi Ltd Water cooling fin for semiconductor element
JPS57197719A (en) * 1981-05-29 1982-12-04 Tokyo Shibaura Electric Co Mechanism for switching vacuum switch
JPS58127932A (ja) * 1982-01-26 1983-07-30 Canon Inc 光導電層の製造方法
JPS5953849A (ja) * 1982-09-22 1984-03-28 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd 静電記録フイルム
JPS60104953A (ja) * 1983-11-11 1985-06-10 Hitachi Koki Co Ltd 電子写真感光体
JPS60118842A (ja) * 1983-11-30 1985-06-26 Hitachi Chem Co Ltd 電子写真感光体

Also Published As

Publication number Publication date
FI885070A (fi) 1989-05-05
CN1035006A (zh) 1989-08-23
NO884907L (no) 1989-05-05
KR890008616A (ko) 1989-07-12
JPH01161354A (ja) 1989-06-26
CN1010987B (zh) 1990-12-26
EP0315116A3 (en) 1990-04-25
DK614388A (da) 1989-05-05
US4849314A (en) 1989-07-18
EP0315116A2 (en) 1989-05-10
AU2470788A (en) 1989-05-25
FI885070A0 (fi) 1988-11-03
DK614388D0 (da) 1988-11-03
AU593178B2 (en) 1990-02-01
NO884907D0 (no) 1988-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU601339B2 (en) Improved electrostatic master for high speed xeroprinting
US5120629A (en) Positive-working photosensitive electrostatic master
US4732831A (en) Xeroprinting with photopolymer master
JPH0563787B2 (ja)
US4859551A (en) Process for preparing positive and negative images using photohardenable electrostatic master
EP0243934A2 (en) Xeroprinting with photopolymer master
US5028503A (en) Photohardenable electrostatic element with improved backtransfer characteristics
US4945020A (en) Photosensitive leuco dye containing electrostatic master with printout image
US5043237A (en) Inhibitor-containing photohardenable electrostatic master compositions having improved resolution
US4818660A (en) Photohardenable electrostatic master having improved backtransfer and charge decay
US4897327A (en) Correct-reading images from photopolymer electrographic master
US5006434A (en) Photohardenable electrostatic element with improved environmental latitude
JPH021868A (ja) 光電写真材料及び光電写真法
JPH02291570A (ja) ホトポリマ静電マスタからの高解像性重ね合わせ画像
CA2050947A1 (en) Electrophotographic, peel-apart color proofing system
US5064740A (en) Photohardenable electrostatic element with improved environmental latitude
JPH04284458A (ja) 改善された環境許容性をもつポジ作動の感光性静電マスター
US5139905A (en) Photohardenable electrostatic master containing a conductive sealant layer
JPH0233154A (ja) 光電写真材料及び光電写真法
JPH01300257A (ja) 光電写真材料
DE4134987A1 (de) Saure additive zur verbesserung der rueckuebertragung bei positiven lichtempfindlichen elektrostatischen originalen