JPH0563662A - 遠端エコーパスをシミユレートする回路及びエコーキヤンセラ - Google Patents

遠端エコーパスをシミユレートする回路及びエコーキヤンセラ

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JPH0563662A
JPH0563662A JP3335333A JP33533391A JPH0563662A JP H0563662 A JPH0563662 A JP H0563662A JP 3335333 A JP3335333 A JP 3335333A JP 33533391 A JP33533391 A JP 33533391A JP H0563662 A JPH0563662 A JP H0563662A
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Chin-Pyng J Tzeng
ジエレミー ツエン チン−ピン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/232Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using phase shift, phase roll or frequency offset correction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠端エコー信号システムが周波数オフセット
を有するシステムで用いられる従来のエコーキャンセラ
より構成が簡単である遠端エコーキャンセラを提供する
ことを目的とする。 【構成】 遠端エコーパスは、その伝達関数が二乗余弦
関数であるパルス整形フィルタによって同相及び直交デ
ータ記号を処理することによりQAMを用いる端子でシ
ミュレートされる。同相及び直交データ記号は次にcos
(ωC +ωO )t及びsin (ωC +ωO )tにより夫々
乗算され、ここでωC は搬送波周波数であり、ωO は位
相ロックドループにより適合的に決定されるオフセット
周波数である。乗算器からの出力信号は次に加算され、
加算された信号は適合的に決められる実伝達関数を有す
るトランスバーサルフィルタによって処理される。この
フィルタの出力はシミュレートされた遠端エコー信号で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエコーキャンセラを含む
データ伝達システムに係る。特に、本発明は遠端エコー
が周波数オフセットを含むシステムに使用される遠端エ
コーキャンセラに係る。
【0002】
【従来の技術】典型的全二重データ通信システムでは、
局部端子は2つの電話線により少なくとも部分的に形成
される通信チャネルを介して遠隔端子へ同時にデータを
送信し及びそれから受信する。ハイブリッドカプラは入
力及び出力信号を隔離するためにチャネルの各端部に位
置する。ハイブリッドカプラは不完全に動作するので、
局部端子の出力信号は、局部ハイブリッドカプラで一部
が近端エコーの形で反射され、遠隔ハイブリッドカプラ
で一部が遠端エコーの形で反射される。両エコーは局部
端子の入力信号を損ねる。
【0003】近端エコーは局部出力信号に搬送波周波数
で略同一である。従って、それは従来の近端エコーキャ
ンセラにより容易に除去されうる。近端エコーキャンセ
ラは近端エコーを発生した近端エコーパスの伝達関数を
シミュレートする適合直線性トランスバーサルフィルタ
からなる。出力信号はシミュレートされた近端エコー信
号を発生するよう近端エコーキャンセラにより処理され
る。シミュレートされた近端エコー信号は次に近端エコ
ーで損ねられる入力信号から減算される。
【0004】遠端エコーが例えば周波数オフセットの形
で、元の出力信号に関して連続的にシフティング位相を
有するので、遠端エコーを補正するのは、単純ではな
い。これは信号搬送波周波数をステップアップ及びステ
ップダウンするのに用いられた回路が完全に整合されな
い時に生ずる出力信号の搬送波周波数と遠端エコー信号
の搬送波周波数との間のわずかな違いにより生じる。こ
れは、局部データ端子と遠隔データ端子との間の通信チ
ャネルが衛星ホップを含む時の場合である。変化する位
相により表わされる如く遠端エコー伝達関数の非直線性
のため直線性トランスバーサルフィルタの形の遠端エコ
ーキャンセラは適切に遠端エコー伝達関数をシミュレー
トすることができない(例えば米国特許第481307
3号参照)。
【0005】従って、従来の遠端エコーキャンセラは全
く複雑である。例えば、直交振幅変調(QAM)がデー
タ記号をωC /2πの搬送波周波数に変調するのに用い
られる場合には、遠端エコーパスをシミュレートする従
来の遠端エコーキャンセラは、4つのトランスバーサル
フィルタからなり、その後に2つの加算器が続き、次に
2つの逓倍器が続き、次に別な加算器が続く。この遠端
エコーキャンセラの欠陥は非常に複雑であるということ
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、遠端エコー信号システムが周波数オフセットを有す
るシステムで用いられる上記の従来のエコーキャンセラ
より構成が簡単である遠端エコーキャンセラを提供する
ことである。更に、本発明の目的はQAMを用いる通信
システム用の簡単な構成の遠端エコーキャンセラを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の例示の実施例に
よると、遠端エコーパスは、その伝達関数が例えば二乗
余弦関数であるパルス整形フィルタによって同相及び直
交データ記号を処理することによりQAMを用いる端子
でシミュレートされる。同相及び直交データ記号は次に
cos (ωC +ωO )t及びsin (ωC +ωO )tにより
夫々乗算され、ここでωC はQAMにより用いられた搬
送波周波数であり、ωO は位相ロックドループにより適
合的に決定されるオフセット周波数である。乗算器から
の出力信号は次に加算器を用いて加算され、加算された
信号は次に適合的に決定される実伝達関数を有するトラ
ンスバーサルフィルタによって処理される。このフィル
タの出力はシミュレートされた遠端エコー信号である。
【0008】パルス整形フィルタが典型的に送信器に組
み込まれるので、エコーキャンセラは単に2つの乗算器
と、1つの加算器と、1つのトランスバーサルフィルタ
を用いて実現される。これは、上記の従来の遠端エコー
キャンセラより更に単純である。
【0009】
【実施例】図1は通信システム1を概略的に示す。シス
テムは局部端子10と遠隔端子10’とからなる。局部
端子10はデータを通信チャネル12を介して遠隔端子
10’へ送りまたそれから受ける。チャネル12は2つ
の電話線により部分的に形成される。しかし、チャネル
12の一部は衛星ホップのような他の通信媒体により形
成されうる。
【0010】端子10から送信さるべきデータ記号は送
信器14に線11を介して到る。送信器14でデータ記
号は、例えば直交振幅変調を用いる搬送波に変調され
る。変調された搬送波信号は次にライン17を介してハ
イブリッドカプラ16に送られる。ハイブリッドカプラ
16は通信チャネル12の一部を形成する2つの電線1
3に変調された搬送波信号を送る。
【0011】同様に、遠隔端子10’で、送信器14’
はライン11’を介してデータ記号を受信し、サンプル
を搬送波に変調する。変調された搬送波は次にライン1
7’を介してハイブリッドカプラ16’に供給される。
ハイブリッドカプラ16’は変調された搬送波信号を2
つのチャネル12の一部を形成する電線13’に送る。
従って、2つの電線13及び13’は各出力変調信号と
入力変調信号の両方を伝送する。
【0012】局部端子10で、ハイブリッド16は2つ
の電線13の入力信号をライン27を介して加算器1
8,19及び受信器22に送る。同時に、遠隔端子1
0’でハイブリッド16’は2つの電線13’の入力信
号をライン27’を介して加算器18’,19’及び受
信器22’に送る。加算器18,19及び18’,1
9’は下記の方法でエコーキャンセラのために用いられ
る。エコーキャンセルの後、受信器22及び22’はラ
イン31及び31’に夫々出力データ記号を提供するよ
う受信された変調搬送波信号を変調する。
【0013】ハイブリッド16及び16’でのインピー
ダンス不整合のような不完全性のため、エコーは図1の
システム1で発生される。従って、端子10のライン1
7上の出力変調搬送波の一部は、ハイブリッド16によ
り2つの電線13へよりむしろライン27へ実際に送信
される。同様に端子10で生じるこれと同じ信号の一部
はハイブリッド16’で2つの電話線13’で反射し戻
される。従って、端子10のライン27の入力変調信号
は、端子10’の送信器14により生じた入力信号s
(K)と、送信器14により発生された信号を2つの電
線13に不完全に結合するハイブリッド16により生じ
た近端エコーen (K)と、2つの電話線13’の入力
信号をハイブリッド16’によりライン27’に不完全
に結合する結果生じる遠端エコーef (K)とからな
る。
【0014】近端エコーen (K)と遠端エコーe
f (K)を除去するため、端子10は近端エコーキャン
セラ20及び遠端エコーキャンセラ30を含む。近端エ
コーキャンセラ20は近端エコー信号en (K)のシミ
ュレーションである信号
【0015】
【数1】
【0016】を発生する。遠端エコーキャンセラ30は
遠端エコー信号ef(K)のシミュレーションである信
【0017】
【数2】
【0018】を発生する。ライン26に信号y(K)=
s(K)+en (K)を生じるようライン27の信号か
【0019】
【数3】
【0020】を減算するのに加算器18が用いられる。
加算器19は、ライン28に信号s(K)を生じるよう
y(K)から
【0021】
【数4】
【0022】を減算するのに用いられる。
【0023】遠隔端子10’のライン27’の信号が近
端及び遠端エコーによっても損われることは注目すべき
である。これらのエコーをキャンセルするため、遠隔端
子10’も遠端エコーキャンセラ30と同等の遠端エコ
ーキャンセラ30’と、近端エコーキャンセラ20に同
等の近端エコーキャンセラ20’とを含む。
【0024】上述の如く、近端エコーは局部出力信号と
搬送波周波数で略同じである。このために、近端エコー
キャンセラ20は、近端エコーパスの伝達関数をシミュ
レートする直線性トランスバーサルフィルタからなる。
遠端エコーのキャンセルは遠端エコーが周波数オフセッ
トを有するので単純ではない。
【0025】図2は送信器14をより詳細に示す。送信
器14は直交振幅変調(QAM)を用いる。
【0026】送信器14はスプリッタ50で送信さるべ
き一連の記号X(K)を受ける。ここで用いられた如
く、K=0,1,2,…は時間t=KTに対応する離散
的変数であり、ここでTはサンプリング間隔である。ス
プリッタ50は記号X(K)を同相記号a(K)と直交
記号b(K)に分離する。記号a(K)とb(K)は次
に伝達関数g(K)を有するパルス整形フィルタ51に
より処理される。フィルタg(K)は、周波数領域の周
波数スペクトルを制限し、時間領域の符号間干渉を減少
するのに用いられるパルス整形フィルタである。実例と
して、伝達関数g(K)は二乗余弦関数である。QAM
変調器52は2つの逓倍器53と1つの加算器54から
なる。変調器52の出力は記号X(K)であり、ここで
X(K)=a(K)cos ωC t+b(K)sin ωC tで
あり、ωC /2πは搬送波周波数である。
【0027】記号X(K)は通過帯域フィルタ55及び
次にハイブリッド16に送信される。ある場合には、パ
ルス整形フィルタ51は、変調器52が続き、通過帯域
フィルタ55の前に位置してもよい。更に、アナログデ
ィジタル変換器(図示せず)は通過帯域フィルタ55の
前の送信器に含まれてよい。
【0028】遠端エコーパスをシミュレートする従来の
回路を図3に示す。この回路は、3つの段階、即ち、第
1のロテータ段階60と、一組の交差結合トランスバー
サルフィルタ70と、後のロテータ段階80とからな
る。ロテータ段階60は直交及び同相データ記号a
(K),b(K)を受信し、記号a’(K),b’
(K)を出力する。ロテータ60はa(K)をsin ωC
tとcos ωC tにより乗算し、b(K)をsin ωC tと
cos ωC tにより乗算する4つの逓倍器62からなる。
ロテータ60は2つの加算器64も含む。
【0029】1組のトランスバーサルフィルタ70は伝
達関数c(K),d(K),d(K)及びc(K)を夫
々有する4つの交差結合線形トランスバーサルフィルタ
71,72,73,74からなる。伝達関数の係数は従
来の方法で適合的に決められる。フィルタ71及び73
の出力は加算器75を用いて結合され、フィルタ72及
び74の出力は加算器76を用いて結合される。
【0030】ロテータ80はオフセット周波数ωO /2
πで信号を回転させるのに用いられる。オフセット周波
数は位相ロックドループ回路81を用いて適合的に決め
られる。乗算器82は加算器75の出力をcos ωO tで
乗算し、乗算器83は加算器76の出力をsin ωO tで
乗算する。乗算器82及び83の出力はシミュレートさ
れた遠端エコー信号
【0031】
【数5】
【0032】を発生するよう加算器84を用いて加算さ
れる。
【0033】図3の回路は図1の遠端エコーキャンセラ
30を実施するのに用いられる。しかし、4つのトラン
スバーサルフィルタ71,72,73,74と、3つの
加算器75,76,84と2つの乗算器82,83とか
らなるこのエコーキャンセラは複雑である。
【0034】本発明によって、遠端エコーパスをシミュ
レートする回路は図3に示す遠端エコーパスをシミュレ
ートする従来回路と比べて簡単である。本発明による遠
端エコーパスをシミュレートする回路を図4に示す。図
4では遠端エコーパスはパルス整形フィルタ51を直交
及び同相記号a(K)及びb(K)に印加することでシ
ミュレート化される。記号a(K)は次に乗算器90を
用いてcos (ωC +ω O )tで乗算され、記号b(K)
は乗算器91を用いてsin (ωC +ωO )tで乗算され
る。この場合に、ωC /2πは搬送波周波数であり、ω
O /2πは位相ロックドループ回路92を用いて適合的
に決められるオフセット周波数である。乗算器90及び
92の出力は信号q(K)を発生するよう加算器94を
用いて加算される。信号q(K)は伝達関数f(K)を
有する単一線形トランスバーサルフィルタ100で処理
される。この線形トランスバーサルフィルタの係数は最
小二乗法(LMS)アルゴリズムを用いて適合的に決め
られる。フィルタ100の出力は推定遠端エコー信号
【0035】
【数6】
【0036】である。
【0037】フィルタ51が図2に示す如く送信器に含
まれることは注目されるべきである。従って、遠端エコ
ーキャンセラ(図1の素子30参照)は2つの乗算器9
0,91と、1つの加算器94と、単一線形トランスバ
ーサルフィルタ100とを用いて実現されうる。これは
図3に示す従来の遠端エコーキャンセラにより更に単純
である。
【0038】フィルタ100の動作は以下の詳細な説明
で理解されよう。推定遠端エコー信号ef (K)は下式
で決定される。
【0039】
【数7】
【0040】ここで、fi (K)は線形トランスバーサ
ルフィルタ100の係数であり、nはその係数の数を表
わす整数である。係数は下記の如くLMSアルゴリズム
により決定される。
【0041】
【数8】
【0042】ここで、μはステップサイズであり、y
(K)は図1のライン26上の信号である。
【0043】図3及び図4に示す遠端エコーパスをシミ
ュレートする2つの方法の間の数学的関係は図5の
(A)と(B)と関連して理解されうる。図5の(A)
と(B)では、二重矢印線は複素量を表わし、単一矢印
線は実量を示す。
【0044】図3の遠端エコーパスシミュレータ回路を
図5の(A)に再び示す。図5の(A)では、図3のロ
テータ段階60はA(K)=a(K)+jb(K),
A’(K)=a’(K)+jb(K)及び
【0045】
【数9】
【0046】であるよう複合変調器110で表わされ
る。
【0047】図3のトランスバーサルフィルタ段階70
はその伝達関数がμ(K)=c(K)+jd(K)であ
る複合トランスバーサルフィルタ112により図5の
(A)に示される。同様に、図3のロテータ段80は複
合変調器114で示される。シミュレートされた遠端エ
コー
【0048】
【数10】
【0049】を得るため、複合変調器114の出力の実
部は図3の加算部84に対応する回路116を用いて得
られる。
【0050】本発明の遠端エコーパスシミュレーション
回路を図5の(B)に再び示す。図4の実フィルタ51
は伝達関数g(K)を有する複合フィルタ212により
図5の(B)に示される。乗算器90及び91は複合変
調器214で示され、加算器94は信号q(K)を発生
するよう複合変調器214の出力の実部をとる回路21
6で示される。図4の如く、信号q(K)はフィルタ1
00で処理される。図5の(A)と(B)の回路は、フ
ィルタ100が、下式のような伝達関数f(K)を有す
る時、同じ出力信号
【0051】
【数11】
【0052】を生じる。
【0053】
【数12】
【0054】要するに、QAMを用い周波数オフセット
を有するシステム用遠端エコーキャンセラを開示した。
本発明の遠端エコーキャンセラは周波数オフセットを有
するQAMシステムに使用する従来の遠端エコーキャン
セラより更に簡単である。最後に、本発明の上記の実施
例は単に例示のためである。当業者であれば多くの他の
実施例を特許請求の範囲及び精神から逸脱することなく
考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠端エコーキャンセラを含む通信システムを概
略的に示す。
【図2】図1の通信システムで用いられる送信器を概略
的に示す。
【図3】図1の通信システムで用いられる従来の遠端エ
コーキャンセラを示す。
【図4】本発明の実施例により図1のシステムで用いら
れる遠端エコーキャンセラを示す。
【図5】(A)と(B)は図3及び図4のエコーキャン
セラとの間の数学的関係を示す。
【符号の説明】
1 通信システム 10 局部端子 10’ 遠隔端子 11,11’,17,17’,26,27,27’,2
8,31,31’ ライン 12 通信チャネル 13,13’ 電話線 14 送信器 16,16’ ハイブリッドカプラ 18,18’,19,19’ 加算器 20 近端エコーキャンセラ 22,22’ 受信器 30 遠端エコーキャンセラ 50 スプリッタ 51 パルス整形フィルタ 52 QAM変調器 53,62,82,83,90,91 乗算器 54,75,76,84,94 加算器 55 通過帯域フィルタ 60 ロテータ段 70,71,72,73,74 交差結合トランスバー
サルフィルタ 80 復ロテータ段 81,92 位相ロックドループ回路 100 単一線形トランスバーサルフィルタ 110,114,214 複合変調器 112 複合トランスバーサルフィルタ 212 複合フィルタ 216 回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同相及び直交データ記号を濾波するパル
    ス整形フィルタ手段と、 該パルス整形フィルタ手段と通信し、該濾波された同相
    及び直交データ記号をcos (ωC +ωO )t及びsin
    (ωC +ωO )tにより夫々乗算し、ここでωC は搬送
    波周波数であり、ωO は該遠端エコーパスの可変オフセ
    ット周波数である、 第1及び第2の乗算手段と、 該第1及び第2の乗算手段の出力を加算する加算器と、 該加算手段と通信し、シミュレートされた遠端エコー信
    号を出力する適合的に決定された伝達関数を有する単一
    トランスバーサルフィルタとからなる、直交振幅変調を
    用いる通信システムでの遠端エコーパスをシミュレート
    する回路。
  2. 【請求項2】 該パルス整形フィルタ手段は二乗余弦伝
    達関数を有する請求項1記載の回路。
  3. 【請求項3】 該回路は該オフセット周波数ωO を適合
    的に決定する手段を含む請求項1記載の回路。
  4. 【請求項4】 該オフセット周波数を決める該手段はフ
    ェーズロックドループからなる請求項3記載の回路。
  5. 【請求項5】 該トランスバーサルフィルタの伝達関数
    は適合最小平均二乗アルゴリズムを用いて決定される請
    求項1記載の回路。
  6. 【請求項6】 パルス整形フィルタにより処理した後同
    相及び直交データ記号を受け、第1及び第2の乗算され
    た信号を発生するよう該濾波された同相及び直交データ
    記号を夫々cos (ωC +ωO )t及びsin (ωC
    ωO )tで乗算し、ここでωC は搬送波周波数であり、
    ωO は該通信システムの遠端エコーパスの可変オフセッ
    ト周波数である乗算手段と、 第1及び第2の乗算された信号を加算する加算手段と、 該加算手段と通信して、シミュレートされた遠端エコー
    信号を出力する、適合的に決定された伝達関数を有する
    単一トランスバーサルフィルタとからなる、直交振幅変
    調を用いる通信システムにて使用されるエコーキャンセ
    ラ。
  7. 【請求項7】 パルス整形フィルタ手段を用いる同相及
    び直交データ記号を濾波し、 該パルス整形フィルタ手段により濾波した後、第1及び
    第2の乗算された信号を発生するよう該濾波された同相
    及び直交データ記号をcos (ωC +ωO )t及びsin
    (ωC +ωO )tで夫々乗算し、ここでωC は搬送波周
    波数であり、ωO は該遠端エコーパスの可変のオフセッ
    ト周波数であり、 第1及び第2の乗算された信号を加算し、シミュレート
    された遠端エコー信号を得るよう加算された信号を適合
    的に決定された伝達関数を有する単一フィルタで処理す
    る段階からなる、直交振幅変調を用いる通信システムで
    の遠端エコーパスをシミュレートする方法。
  8. 【請求項8】 データ記号を濾波するパルス整形フィル
    タと、 パルス整形フィルタと通信し、データ記号をその周波数
    が該遠端エコーパスの搬送波周波数と可変オフセット周
    波数の加算である正弦波信号で乗算する乗算器と、 乗算器の出力信号の実数部を得る手段と、 適合的に決定された伝達関数を有し、シミュレートされ
    た遠端エコー信号を出力するよう乗算器出力信号の実数
    部を濾波する単一フィルタとからなる、通信システムで
    の遠端エコーパスをシミュレートする回路。
JP3335333A 1991-08-27 1991-12-18 遠端エコーパスをシミュレートする回路及びエコーキャンセラ Expired - Lifetime JPH0793606B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/750,642 US5303228A (en) 1991-08-27 1991-08-27 A far-end echo canceller with a digital filter for simulating a far end echo containing a frequency offset
US750642 1991-08-27

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