JPH0563285U - 友釣り用おとり鮎休息器 - Google Patents
友釣り用おとり鮎休息器Info
- Publication number
- JPH0563285U JPH0563285U JP903392U JP903392U JPH0563285U JP H0563285 U JPH0563285 U JP H0563285U JP 903392 U JP903392 U JP 903392U JP 903392 U JP903392 U JP 903392U JP H0563285 U JPH0563285 U JP H0563285U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rest
- ayu
- inner container
- bait
- fishing
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 弱ったおとり鮎を早く回復させ且つ、休息中
に外敵からの保護をし、友釣りを充分に楽しむ事が出来
る。 【構成】 長細状で側面に通水孔を穿設すると共に開口
部を有してなる上蓋本体の先端上面を弯曲状で頭部保護
片を形成し、当該上蓋本体の頭部保護片中央長手に沿っ
て仕掛糸通を可能とする仕切溝を設けると共に内容器を
嵌合し休息器本体を形成し、又、内容器の底面に薄状の
磁石板を貼付けブリキ製のおとり罐等に接合することに
より流出による紛失を皆無としたものである。
に外敵からの保護をし、友釣りを充分に楽しむ事が出来
る。 【構成】 長細状で側面に通水孔を穿設すると共に開口
部を有してなる上蓋本体の先端上面を弯曲状で頭部保護
片を形成し、当該上蓋本体の頭部保護片中央長手に沿っ
て仕掛糸通を可能とする仕切溝を設けると共に内容器を
嵌合し休息器本体を形成し、又、内容器の底面に薄状の
磁石板を貼付けブリキ製のおとり罐等に接合することに
より流出による紛失を皆無としたものである。
Description
【0001】
本考案は友釣り時において弱ったおとり鮎を早く回復させると共に外敵より保 護する友釣り用おとり鮎の休息器に関するものである。
【0002】
近年レジャーブームの中にあって、魚釣りを楽しむ人が年々増えて来ているが 、清流の代表である鮎釣りも近年特に釣り人が増加している。 そして鮎が釣れる場所には更に多勢の人が集中し、釣り人同志間の競争意識が 強く働き、おとり鮎の引き方にどうしても無理が生じ早くおとり鮎を弱らせてし まう傾向がある。 又、このように弱ったおとり鮎では元気がなく、川底へ潜る力がなく水面上に 浮いてしまって全然釣れなくなるので、別のおとり鮎と取り替えるか或いは、水 流の緩い岸寄りに寄せて休ませ元気が回復するのを待つ間に他の釣り人が川辺を 歩くことによって、おとり鮎を休ませている状態の時に友釣り用のさおの置いて ある場所のみに注意を集中することで、おとり鮎を足で踏み付けてしまったり釣 り糸を足で切断し他人に迷惑をかける等マナーの低下が生じている。
【0003】
しかし一旦おとり鮎が弱ってしまうと、流れが緩やかな所で休ませても横にな ってしまったり、更に流れや波に搖られて一定の所に居ないで動いたり旋回した りするためおとり鮎の回復が遅く、又、仕掛針等がからまりつくことがあるばか りでなく、完全に回復しないうちに釣りたいと思う焦りが強くて待てずにおとり 鮎として使用してしまい、結果的にはおとり鮎が水面上に浮いて釣果が出ず、友 釣りを行う上で非常に不都合を感じていた。
【0004】
本考案はこのような不都合を解消し、弱ったおとり鮎を早く回復させ友釣りを 楽しく行うことが出来るようにした友釣り用おとり鮎の休息器を提供せんとする ものである。 長細状で側面に通水孔を穿設すると共に開口部を有してなる上蓋本体の先端上 面を弯曲状で頭部保護片を形成し、当該上蓋本体の頭部保護片中央長手に沿って 仕掛糸通を可能とする仕切溝を設けると共に内容器を嵌合し休息器本体を形成し 、又、内容器の底面に薄状の磁石板を貼付けブリキ製のおとり罐等に接合するこ とにより流出による紛失を皆無としたものである。
【0005】 使用に当たっては、仕掛けをつけたまゝの弱ったおとり鮎の頭を図5に示すよ う頭部保護片の内方に向けて休息器内に入れてから、流れの緩やかな川底に石で 倒れたり動いたり或いは流されたりしないよう仕掛けをつけたまゝの状態でおい て置いておく。 そして適時間経過後に休息器本体よりおとり鮎を出し元気になっていればおと り鮎として使い友釣りを行い、まだ元気になっていなければ再度前述の如く休息 器内に入れて川底(図4に示す)に置いて休ませおとり鮎の回復を待つ。
【0006】
以下本考案の一実施例を図面について説明する。 図中Aは上蓋本体1と内容器9を嵌合し一体化させ休息器本体を形成させたも のである。 1は適宜色彩を有した合成樹脂製から成る上蓋本体であって、当該上蓋本体の 上面に開口部2を有し、頭部保護片3を弯曲状に形成し設けると共に中央長手方 向に沿って仕掛糸を通すための仕切溝4を設けたものである。
【0007】 5は上蓋本体1の側面1Aに穿孔された通水孔であって、当該通水孔5,5は 水中に沈めた際、休息器本体A内への新しい水が流入することによって当該休息 器本体A内の水の入替を可能としたものである。 6は当該上蓋本体1の先端部に設けられた鍔体であって、当該鍔体6には孔7 を穿孔し紐Hを取付けることによって紛失を防止するものである。 8は断面略U字型を有した内容器9を上蓋本体1とを嵌合(脱着可能にするこ とが可能)するための嵌合段部である。 10は適磁気力を有した材料からなる薄状の磁石板であって、当該内容器9に より形成された休息器本体Aを水中に沈めた際において、例えばブリキ製等から 成るおとり罐などに接合することにより水流により流されない様に安定感を保持 するものである。当該磁石板は両面接着テープ等により底面の、外側に貼付ける ことが出来る。
【0008】 使用に当たっては弱ったおとり鮎aを釣糸と仕掛針b並びに鼻環を通したまゝ 開口部2の上面に設けた頭部保護片3へ図5に示す如く頭部を当該休息器本体A 内へ挿入する。又、仕切溝4を介して釣糸Yが図4の如くなりおとり鮎aなどに 絡むことが無くなり、しかも流れの緩やかな所で休息器本体Aが左右に倒れたり 或は流されたりしない様に石Sで両側より挾み、川底に沈めて置く。
【0009】 そして適当な時間が経過した後で、おとり鮎aを休息器本体Aより取り出し、 仕掛をつけたまゝの状態で体力を回復しているならば、そのまゝおとり鮎aとし て使用し友釣りを行うが、まだ弱っている様子であれば再度休息器本体A内へ入 れ川底へ沈め休ませ回復を待つ。
【0010】
上述の如く本考案は弱ったおとり鮎を休ませる時、横たおれになるのを防ぎ常 に正常な直立状態とし元気が回復しても頭が覆われているため休息器本体から外 に飛び出すこともなく、おとり鮎の収納や取り出しを容易とし、流れや波の搖動 を受けることなくおとりが暗くしてあるため静かに安心して休むことが出来るた め回復が早く釣り人のいらいらを無くし、又他の釣り人によっておとりを踏み付 けられたり、外敵(鳥,サンショウ魚等)より保護することが出来、又、元気の 良いおとり鮎として使用出来場所の移動時にもおとり鮎を入れたまゝの状態で持 ち歩くことも可能で、しかもおとり罐等に磁石板で接合することで紛失する恐れ もなく、快適な友釣りを楽しむことが出来る等多くの特長があり実用上非常に優 れた考案である。
【図1】本考案の正面図である。
【図2】本考案の平面図である。
【図3】本考案の嵌合状態の一部断面図である。
【図4】本考案水中での使用状態を示す参考図である。
【図5】本考案におとり鮎を挿入する状態の参考図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 上蓋本体 1A 側面 2 開口部 3 頭部保護片 4 仕切溝 5 通水孔 6 鍔体 7 孔 8 嵌合段部 9 内容器 10 磁石板 A 休息器本体 a 鮎 b 仕掛針 H 紐 S 石 Y 釣糸
Claims (2)
- 【請求項1】 長細状で側面に通水孔を穿設すると共に
開口部を有してなる上蓋本体の先端上面を弯曲状で頭部
保護片を形成し、当該上蓋本体の頭部保護片中央長手に
沿って仕掛糸通を可能とする仕切溝を設けると共に内容
器を嵌合し休息器本体を形成したことを特徴とする友釣
り用おとり鮎休息器。 - 【請求項2】 内容器の底面に磁石板を貼付けた友釣り
用おとり鮎休息器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009033U JPH0745184Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 友釣り用おとり鮎休息器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009033U JPH0745184Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 友釣り用おとり鮎休息器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0563285U true JPH0563285U (ja) | 1993-08-24 |
JPH0745184Y2 JPH0745184Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=11709347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992009033U Expired - Lifetime JPH0745184Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 友釣り用おとり鮎休息器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745184Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192275U (ja) * | 1984-11-24 | 1986-06-14 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP1992009033U patent/JPH0745184Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192275U (ja) * | 1984-11-24 | 1986-06-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0745184Y2 (ja) | 1995-10-18 |
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