JPH0562859U - サンプルディスク - Google Patents

サンプルディスク

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Publication number
JPH0562859U
JPH0562859U JP313992U JP313992U JPH0562859U JP H0562859 U JPH0562859 U JP H0562859U JP 313992 U JP313992 U JP 313992U JP 313992 U JP313992 U JP 313992U JP H0562859 U JPH0562859 U JP H0562859U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test tube
sample
standard
standard cup
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP313992U
Other languages
English (en)
Inventor
賢一 高橋
克明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP313992U priority Critical patent/JPH0562859U/ja
Publication of JPH0562859U publication Critical patent/JPH0562859U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動分析装置において、標準カップおよび径,
長さの異なる試験管をアダプタの脱着なしに、同一のサ
ンプルディスクに格納する。 【構成】標準カップを利用した場合、ツメ6の頭部で標
準カップ頭部の出っ張りで支えて固定する。試験管12
を使った場合、複数本のツメ6が、それぞれ均等な応力
で試験管を押し、試験管の太さに関わらず中心に固定す
る。弾性保持体8は、試験管の回転止めである。 【効果】複数種類のサンプル容器が同一ラックへ格納可
能となる。そのためサンプル容器の入れ替え作業等が不
要になり、使い勝手が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はサンプルホルダの性能向上に係わるものである。特に、臨床検査用 生化学自動分析装置等において、単一の機構で複数種類のサンプル容器を格納す ることを可能にし、ユーザ側のサンプル容器選択の自由度を広め、操作性の向上 をはかるものである。
【0002】
【従来の技術】
サンプル容器の選択の幅を広げることは、より多くのユーザの要求に答えるこ とになり、装置の評価を上げることとなる。従来のサンプルディスクは、これを 、サンプルディスクの交換により実現していた。サンプル容器に対し、専用のサ ンプルディスクを用意し、利用するサンプル容器の径に応じて、サンプルディス クを交換するのである。
【0003】 また、試験管底の当たる部分に弾性のある保持体を介在させて、試験管の回転 を抑制し、バーコード読み取り性能を向上させている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
自動分析装置用のサンプルディスクについての要求には、次のものがあがって いた。
【0005】 1)標準カップと試験管を同時に使用可能にすること。
【0006】 2)試験管を太さ,長さに関わらず使用可能にすること。
【0007】 3)頻繁に交換するサンプル容器を格納する部分と頻繁に交換する必要のない標 準液,コントロール検体などを格納する部分を分離すること。
【0008】 いずれも、取扱い易さに関わる問題である。
【0009】 この考案は、従来のサンプルディスクの問題点であった以上の項目への対策で 、作業者をサンプル容器の入れ替えから解放等し、作業効率を向上させると同時 に、サンプルディスクの種類を減らすことで、メーカ側にはコストダウン,ユー ザ側には、複数種のディスク購入の必要がなくなった分の経費低減を可能とする 。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述の要求に対して、以下のような器具を提供した。
【0011】 1)下端が同心円上に固定され、上端がその円の中心に向かう複数本のツメを提 供する。ツメは中心に傾くことにより、中心方向へものを押す力を有し、これ を各方向から均一にかけることにより、異なる太さの試験管が常にホルダの中 心にあるよう側面から支える。
【0012】 2)ツメの長さは、短めにとる。これにより、丈の長い試験管も短い試験管も格 納可能とする。
【0013】 3)1)のツメの上端もまた、同心円上に並んでおり、ここに、標準カップの上 部と下部の境にある出っ張りの部分を乗せて格納する。
【0014】 4)1)により、異なる太さの試験管を同一場所に格納できるようになったため 、これに対応した試験管の回転防止用の弾性保持体を使用した。
【0015】 5)サンプルディスクの内周と外周は、分離可能なものとする。
【0016】
【作用】
この考案のサンプルディスクによれば、標準カップおよび太さ,長さの異なる 試験管を同一のサンプルディスクに格納することが可能となる。
【0017】 また、異なる径の試験管に対応した回転防止機構により、試験管のバーコード の読みとり精度向上も行われている。
【0018】 更に、サンプルディスクが内周と外周で分離されているので、たとえば、外周 のみを交換することも可能となる。
【0019】
【実施例】
(実施例1) 図1a,bは、ともにこの考案の一実施例で、前者が全体図、後者がその拡大 図である。サンプルディスク1は、サンプルディスク内周2および、サンプルデ ィスク外周3に分けられる。更にこれらを細かく分割すると、サンプルディスク 上部4,サンプルディスク基部5,ツメ6,支柱7および弾性保持体8からなる 。
【0020】 このような構成のもとで、標準カップ11,太い試験管12,細い試験管13 を格納した場合それぞれ、図2a,b,cのようになる。標準カップを利用した 場合、ツメ6の頭部が標準カップ頭部の出っ張りを支えて、固定する。太い試験 管12,細い試験管13を使った場合、ツメ6が外側に均等に押し出され、その 応力で試験管を押しかえし、中心に固定する。このとき、弾性保持体8は、太い 試験管の場合その上部で、細い試験管の場合その下部で、試験管の底を固定し回 転を防止し、バーコードラベルが常に外側を向くようにする。
【0021】 サンプルディスク上部7にあいている穴の径と形状について述べる。前者穴の 径は、使用する試験管または標準カップいずれかのうちの最大のものの径に合わ せると良い。こうしておくことで、サンプル容器に横向きの力がかかった場合に 、サンプル容器が傾き、サンプルがこぼれるのを防ぐことができる。後者穴の形 状は、バーコード読み取り装置に対応するため、外側に面した部分を一部欠いて おく。
【0022】 また、ツメ6の長さを換えて、その頭部の高さを変化させると、利用可能な試 験管の最短の長さを変化させることができる。
【0023】 (実施例2) 図3は、サンプルディスク内周を冷蔵コンパートメントにした実施例である。 サンプルディスク内周2の部分は、保冷されており、保冷庫カバー20で覆われ ている。これにより、長時間にわたって利用されるスタンダードやコントロール 検体を安定した状態で保存することが可能になる。
【0024】 また、頻繁に交換される一般の検体を、サンプルディスク外周3におくことで 、先に述べたスタンダードやコントロール検体と分離し、サンプル容器入れ替え の手間や危険性を減らすことができる。
【0025】 更に、サンプルディスク外周3に取っ手21をつけることにより、より簡単に サンプルディスク外周3の脱着が可能となる。
【0026】
【考案の効果】
この考案によれば、自動分析装置のサンプルディスクは、標準カップおよび径 ,長さの異なる複数種類の試験管といったサンプル容器を、特殊なアダプタを脱 着する事なしに、格納することができるようになり、使い勝手の向上が見込まれ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のサンプルディスク全体およびその中の
1つのホルダに着眼した拡大を示す図である。
【図2】本考案のサンプルディスクに標準カップ,太い
試験管,細い試験管を確保させた場合の図である。
【図3】サンプルディスク内周を保冷庫にし、サンプル
ディスク外周に取っ手をつけた例を示す図である。
【符号の説明】
1…サンプルディスク、2…サンプルディスク内周、3
…サンプルディスク外周、4…サンプルディスク上部、
5…サンプルディスク基部、6…ツメ、7…支柱、8…
弾性保持体、11…標準カップ、12…太い試験管、1
3…細い試験管、20…保冷庫カバー、21…取っ手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】生化学自動分析装置用において、 標準カップおよび太さ,高さや深さの異なる試験管を偏
    心させることなく格納できる格納機構と、 バーコード読み取り性能向上のため、試験管の回転を防
    止する、回転防止機構とを設け、 頻繁に交換される患者の検体等を格納する外周ディスク
    部分と、あまり交換の必要ないスタンダードやコントロ
    ール検体を格納する内周ディスク部分を、分離可能に構
    成したことを特徴とするサンプルディスク。
JP313992U 1992-01-31 1992-01-31 サンプルディスク Pending JPH0562859U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP313992U JPH0562859U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 サンプルディスク

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP313992U JPH0562859U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 サンプルディスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0562859U true JPH0562859U (ja) 1993-08-20

Family

ID=11549024

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JP313992U Pending JPH0562859U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 サンプルディスク

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JP (1) JPH0562859U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006053129A (ja) * 2004-07-06 2006-02-23 F Hoffmann La Roche Ag ラックシステム
US7427376B2 (en) 2002-11-18 2008-09-23 Sysmex Corporation Sample analyzer and its components

Cited By (4)

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US7919044B2 (en) 2002-11-18 2011-04-05 Sysmex Corporation Sample analyzer and its components
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