JPH0562680U - 扉固定用のマグネット治具 - Google Patents

扉固定用のマグネット治具

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Publication number
JPH0562680U
JPH0562680U JP4925591U JP4925591U JPH0562680U JP H0562680 U JPH0562680 U JP H0562680U JP 4925591 U JP4925591 U JP 4925591U JP 4925591 U JP4925591 U JP 4925591U JP H0562680 U JPH0562680 U JP H0562680U
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JP
Japan
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door
magnet
attachment
attached
jig
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Pending
Application number
JP4925591U
Other languages
English (en)
Inventor
宏治 山下
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP4925591U priority Critical patent/JPH0562680U/ja
Publication of JPH0562680U publication Critical patent/JPH0562680U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 扉の取付寸法精度が悪かったり、平面形状が
変形している場合であっても充分な吸着力を以て扉を閉
じることができるようにする。 【構成】 扉16の相手方部材11にホルダー本体12
を取り付け、該ホルダー本体に対してマグネット14を
備えたアタッチメント15を首振り自在に取り付ける。
アタッチメントの首振り動作により、扉の磁性体片17
に対してアタッチメントを常に正しい姿勢で向き合わせ
ることができ、扉の取付寸法精度の影響等を受けること
がない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キッチンキャビネットや洗面化粧台等の扉を開閉するためのマグネ ット治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその欠点】
例えば、図4に示すように、洗面化粧台1の洗面キャビネット2の前面には、 扉3a,3bが開閉自在に取り付けられている。そして、該扉3a,3bは、図 5及び図6に示すように、その裏面側に取り付けられた鉄等の磁性体片4と、キ ャビネット2の枠体5にホルダー6を介して取り付けられたマグネット7とを利 用したマグネット治具8で開閉するようにしている。尚、図5及び図6において 、9はマグネット7の両端側に該マグネット7よりも突出して配設された当接片 である。この当接片9は、マグネット7の代わりに前記扉3a及び3bの磁性体 片4と直接当接し、マグネット7が損傷するのを防止している。 このようにマグネットの吸着力を利用して扉3a及び3bを開閉するものにあ っては、開閉の使用頻度とは無関係にその開閉力を維持することが可能であり、 しかもメンテナンスフリーであり、複雑な係止機構をも必要としないので、広く 利用されている。
【0003】 ところが、前記マグネット治具8にあっては、扉3a及び3bの取付寸法精度 が悪かったり、扉3a及び3b自体が平面的に変形したりしていると、図5及び 図6のそれぞれ右側に示す扉3bのように、磁性体片4と当接片9とが、斜めに 係合し、吸着力の低下を来すという欠点があった。
【0004】 そのため、従来にあっては、図7に示すように、内ホルダー6aを外ホルダー 6bに対して高さ調節自在に螺着し、扉3a及び3bの磁性体片4と、当接片9 とが可及的に正しい姿勢で向き合って当接するようにしている。ところが、扉3 a及び3bの平面形状が変形している場合等にあっては、内ホルダー6aの高さ 調節を行っただけでは、磁性体片4と当接片9とが正しい姿勢で当接しないこと があり、マグネット7の充分な吸着力を発揮することができないでいた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去したものであって、扉の取付 寸法精度や成形寸法精度にバラツキがあった場合でも扉の確実な固定が可能なマ グネット治具を提供せんとするものである。
【0006】 而して、前記課題を解決するために本考案が採用した手段は、マグネットを利 用して扉を開閉自在となした治具であって、扉の相手方部材へ固定されるホルダ ー本体と、該ホルダー本体に対して首振り自在に嵌合装着されたアタッチメント と、アタッチメントに内蔵されたマグネットと、扉に取り付けられた磁性体片と で構成したことを特徴とする扉固定用のマグネット治具である。
【0007】
【作用】
本考案にあっては、ホルダー本体に対してマグネットを備えたアタッチメント を首振り自在に嵌合装着している。そのため、扉の取付寸法精度度や平面形状の 変形があった場合でも、扉に取り付けられた磁性体片は、前期アタッチメントの 首振り効果により、常に正しい姿勢でアタッチメントに当接してこれに吸着され るようになり、マグネットの充分な吸着力を発揮することが可能である。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて説明すると次の通りであ る。 図1は本考案の第1の実施例に係るマグネット治具10を示すキャビネット1 1の部分断面平面図である。同図に示す如く、この実施例にあっては、キャビネ ット11にホルダー本体12を螺着している。ホルダー本体12は、その先端部 にキノコ状の凸部13を有している。該キノコ状の凸部13には、マグネット1 4を埋設する等して配設したアタッチメント15が首振り自在に嵌合装着されて いる。扉16の裏面側には、磁性体片17が取り付けられている。 このように本実施例のマグネット治具10にあっては、アタッチメント15が キノコ状の凸部13に対して首振り動作をする構造である。そのため、扉16の 取付寸法精度が悪かったり、扉16自体の特に面形状が彎曲していた場合等であ っても、磁性体片17の向きに対応してアタッチメント15が、図1の矢符で示 すように首振り動作をし、アタッチメント15を磁性体17に対して正しい姿勢 で向き合わせて当接させるようになる。つまり、マグネット14の吸着力を充分 に発揮させて扉16を閉塞保持することが可能である。
【0009】 図2は本考案の第2の実施例に係るマグネット治具18を示すキャビネット1 1の部分断面平面図である。この第2の実施例では、図1に示すホルダー本体1 2に、更にアウターホルダー19を外嵌螺着し、ホルダー本体12の高さ調節が 行えるようにしたものである。これにより、扉16の取付寸法精度の不良や扉1 6自体の変形に追従できる範囲が拡大される。その他の構成並びに作用効果につ いては、前記第1の実施例の場合と同じであり、ここでの説明は省略する。
【0010】 図3は本考案の第3の実施例に係るマグネット治具20を示すキャビネット1 1の部分断面平面図である。この実施例では、キャビネット11にホルダー本体 21を螺着し、該ホルダー本体21の底壁に設けた孔22ヘアタッチメント23 のキノコ状凸部24を首振り自在に挿通している。アタッチメント23には、マ グネット25が埋設される等して取り付けられている。その他の構成並びに作用 効果については、前記第1の実施例の場合と同じである。
【0011】 ところで、本考案は上述した実施例に限定されるものではなく、適宜の変更が 可能である。例えば、首振り機構等は、ボールジョイントのような自在継手とし てもよい。またマグネットのアタッチメントへの取付方法は、埋設以外にも抱き 込み形式。嵌合形式等の方法が可能である。更に、マグネット全体の形状は、円 筒状あるいは箱形状等の適宜の形状が可能である。また扉を取り付ける相手方部 材は、あらゆる対象のものが可能である。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案にあっては、マグネットを備えたアタッチメントを 首振り自在となしたから、扉の取付寸法精度が悪い場合や扉の特に平面形状が変 形している場合であっても、扉の磁性体片の向きに対してアタッチメントが首振 り動作をして正しい姿勢で向き合って当接することができる。そのため、マグネ ットの吸着力を充分に発揮させるべく扉を開閉自在に取り付けることが可能であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の第1の実施例を示すキャビネットの
部分断面平面図である。
【図2】本願考案の第2の実施例を示すキャビネットの
部分断面平面図である。
【図3】本願考案の第3の実施例を示すキャビネットの
部分断面平面図である。
【図4】一般的な洗面化粧台のキャビネットを示す斜視
図である。
【図5】従来のマグネット治具を示すキャビネットの部
分断面平面図である。
【図6】従来のマグネット治具を示すキャビネットの部
分断面図である。
【図7】従来の別のマグネット治具を示すキヤビネット
の部分断面図である。
【符号の説明】
10…マグネット治具 11…キャビネット 12…ホルダー本体 13…キノコ状凸部 14…マグネット 15…アタッチメント 16…扉 17…磁性体片 18…マグネット治具 19…アウターホルダー 20…マグネット治具 21…ホルダー本体 22…孔 23…アタッチメント 24…キノコ状凸部 25…マグネット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットを利用して扉を開閉自在とな
    した治具であって、扉の相手方部材へ固定されるホルダ
    ー本体と、該ホルダー本体に対して首振り自在に嵌合装
    着されたアタッチメントと、アタッチメントに内蔵され
    たマグネットと、扉に取り付けられた磁性体片とで構成
    したことを特徴とする扉固定用のマクネット治具。
JP4925591U 1991-04-04 1991-04-04 扉固定用のマグネット治具 Pending JPH0562680U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4925591U JPH0562680U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 扉固定用のマグネット治具

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JP4925591U JPH0562680U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 扉固定用のマグネット治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0562680U true JPH0562680U (ja) 1993-08-20

Family

ID=12825731

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JP4925591U Pending JPH0562680U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 扉固定用のマグネット治具

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JP (1) JPH0562680U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018016125A1 (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 オリンパス株式会社 内視鏡用先端アタッチメント
CN111543795A (zh) * 2020-06-05 2020-08-18 深圳市瑞意博医疗设备有限公司 一种毒麻药品管理柜

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WO2018016125A1 (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 オリンパス株式会社 内視鏡用先端アタッチメント
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