JPH0561991U - ウェッジベースバルブ用ソケット - Google Patents
ウェッジベースバルブ用ソケットInfo
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- JPH0561991U JPH0561991U JP690192U JP690192U JPH0561991U JP H0561991 U JPH0561991 U JP H0561991U JP 690192 U JP690192 U JP 690192U JP 690192 U JP690192 U JP 690192U JP H0561991 U JPH0561991 U JP H0561991U
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- contact
- base
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンタクトをハウジングに対して後方から挿
入装着するソケットにおいて、バルブ装着時にバルブに
よるコンタクトのこじり及び装着後のガタつきを解消す
る。 【構成】 ソケット本体2に穿設したバルブ装着孔5に
リード線9を接続した一対のコンタクト8,8をコンタ
クト装着溝構造7と嵌合する嵌合組付構造とする。コン
タクト8の背板81の基部両側を直角に屈折して一対の
挟持舌片82,82を形成し、各先端にガイド突起85
を突設する。また基端部にも押え突起84を突設し、そ
れぞれ基板面BLより外側に突出するように形成する。
ガイド突起挿通溝74のバルブ挿入側端部に溝底レベル
より後退位置するガイドリブ75をハウジング3の端部
に突設したものである。
入装着するソケットにおいて、バルブ装着時にバルブに
よるコンタクトのこじり及び装着後のガタつきを解消す
る。 【構成】 ソケット本体2に穿設したバルブ装着孔5に
リード線9を接続した一対のコンタクト8,8をコンタ
クト装着溝構造7と嵌合する嵌合組付構造とする。コン
タクト8の背板81の基部両側を直角に屈折して一対の
挟持舌片82,82を形成し、各先端にガイド突起85
を突設する。また基端部にも押え突起84を突設し、そ
れぞれ基板面BLより外側に突出するように形成する。
ガイド突起挿通溝74のバルブ挿入側端部に溝底レベル
より後退位置するガイドリブ75をハウジング3の端部
に突設したものである。
Description
【0001】
本考案は、自動車用灯具等に使用されるウェッジベースバルブ用ソケットの改 良に関するものである。
【0002】
ウェッジベースバルブ用のソケットは、口金を持たないウェッジベースバルブ のバルブベース部をソケット本体のバルブ挿着孔内へ差し込むだけで該バルブの リード線をソケット本体内に組み込んだ「コンタクト」と称する端子と接続する と同時に、該バルブが抜落しないように保持する構成になっている。
【0003】 即ち、図9に示すように、従来のウェッジベースバルブ用ソケットは、ソケッ ト本体50のハウジング51に、ウェッジベースバルブ(以下単に「バルブ」と 称する)52のバルブベース部53を挿着するバルブ挿着孔54を形成すると共 に、後端にそれぞれリード線55を接続した一対の金属弾性体のコンタクト56 ,56を該バルブ挿着孔54に対して装着した構成になり、上記バルブ装着孔5 4に内挿したウェッジベースバルブ52のバルブベース部53をコンタクト56 ,56の先端に背向曲折形成したバルブ押え部57,57間に弾性挟持すると同 時に、バルブ52のリード線55と電気的に導通する構成になっている。
【0004】
しかし、上記ウェッジベース用ソケットの構成では、バルブ装着孔54に対し てコンタクト56を後端側から挿入装着しなければならないため、該コンタクト 56をハウジング51のバルブ装着孔54に対してガタつきなく装着するには、 バルブ押え部57の曲折した先端部が基部レベルBLより外側に突出しないよう に構成しなくてはならない。このため、バルブ装着孔54の前端とバルブ押え部 57間に間隙G1が形成され、バルブ52を装着する際、図10(a)に示すよ うに、バルブベース部53がこの間隙G1に押し込まれ、「こじり」によるコン タクト56の変形等の不具合が発生するという問題を有していた。
【0005】 しかし、上記こじり対策のためにバルブ押え部57の先端が基部レベルBLよ り外側に突出するように屈曲すると、図10(b)に示すようにバルブ装着孔5 4を拡開して壁面を後退しなければならなくなり、コンタクト56の基部とバル ブ装着孔54間に間隙G2が生じてガタつきの原因となり、装着したバルブ52 が安定しないという欠点を有していた。
【0006】 本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、コンタクトをハウジング のバルブ装着孔に対して後方から挿入装着することができると共に、ウェッジベ ースバルブ装着時にバルブによるコンタクトのこじりがなく、かつ該コンタクト がガタつきなく装着されるウェッジベースバルブ用ソケットを提供することを目 的とするものである。
【0007】
本考案に係るウェッジベースバルブ用ソケットは、バルブベース部にリード線 を沿設したウェッジベースバルブを支承保持すると同時に電気的に導通するソケ ットにおいて、ソケット本体に穿設したバルブ装着孔に対向固設するリード線を 接続した一対のコンタクトを該バルブ装着孔に形成したコンタクト装着溝構造と 嵌合するに際して、前記コンタクトの背板の基部両側を直角に屈折形成した一対 の挟持舌片の各先端にガイド突起を突設する共に、基端部に押え突起をそれぞれ 基板面より外側に突出するように形成し、また前記ガイド突起挿通溝のバルブ挿 入側端部に溝底レベルより後退位置するガイドリブをハウジングの端部に突設し たことを要旨とするものである。
【0008】
上記構成によれば、バルブ装着孔の口端に形成したガイドリブとコンタクトの 先端に構成したガイド突起からなるガイド構造が、バルブベース部の先端を孔の 中央に導くよう作用するため、バルブが所定外位置に挿入されることがなく、「 こじり」の発生を解消することができる。またコンタクトの基部にコンタクト装 着溝構造の溝底に当接する押え突起を突設してコンタクトとコンタクト装着溝構 造が組立後に密接するようになるため、コンタクトのガタつきがなくなり、該コ ンタクトに挟持したバルブもソケットに対してガタつくことなく確実に取り付け られる。
【0009】
以下、本考案に係るウェッジベースバルブ用ソケットの一実施例を図1乃至図 7に従って説明する。
【0010】 本実施例は、バルブ1のバルブベース部101下端にフィラメントから導出し たリード線102,102を突出すると共に、該リード線102,102を上記 バルブベース部101の面に沿うように屈折したシングルフィラメントのウェッ ジベースバルブ用のソケットでを説明するものである。
【0011】 また、2はハウジング3の基部にバヨネット式の取付フランジ4を一体的に形 成した非導電性の硬質合成樹脂製のソケット本体であり、上記ハウジング3には 前端側からバルブ1のバルブベース部101を挿入する孔形状が略矩形のバルブ 挿着孔5を形成すると共に、該バルブ装着孔5の孔底の両側からそれぞれ取付フ ランジ4の後面に連通するリード線導出孔6,6を形成してある。
【0012】 上記バルブ装着孔5は、長手方向の両端部がそれぞれ装着したバルブ1の両側 を挟持するように延びるバルブ支持突起501,501となっており、該バルブ 支持突起501の端部からリード線導出孔6に至る孔中には、それぞれ孔の方向 に延びるコンタクト装着溝構造7,7を形成してなる。
【0013】 上記コンタクト装着溝構造7に装着するコンタクト8は、金属薄板を板金加工 したもので背板81の基部両側を直角に屈折し、該背板81の先端より後退した 位置に延びる挟持舌片82,82を対向形成すると共に、該挟持舌片82,82 の各先端にバルブ押え部83,83を互いに背向する向きに屈曲形成した構造に なっている。各挟持舌片82の基端部には押え突起84を該基板面BLより後方 に屈折形成すると共に、バルブ押え部83の先端に基板面BLより外側に突出し たガイド突起85を突設してある。また、背板81の上端両側に係止縁86,8 6を突設し、下端部にはリード線9が接続してある。この背板81の上端近傍に は下向きに形成した板発条状の係止舌片87を切起し突設すると共に、該係止舌 片87の下側に近接して係止打房88を突設してある。
【0014】 上記コンタクト装着溝構造7は、コンタクト8の係止縁86,86を嵌合する 一対のガイド溝71,71と、係止舌片87と係止打房88を挿入する摺動溝7 2の中腹部に構成した係止リブ73と、該コンタクト8の挟持舌片82の先端に 形成したガイド突起85が内挿可能になるように形成したガイド突起挿通溝74 ,74からなる溝群によって構成してあり、ガイド突起挿通溝74のバルブ挿入 側端部には、該ガイド突起挿通溝74の溝底レベルより後退位置してハウジング 2の端部にガイドリブ75を突設してある。
【0015】 上記コンタクト8,8の組み付けに際して、リード線9を接続したコンタクト 8を取付フランジ4側からバルブ装着孔5に形成したコンタクト装着構造7に組 み込むものであり、コンタクト8の係止縁86,86をガイド溝71,71に挿 入すると、係止舌片87は摺動溝72を摺動して係止リブ73を乗り越えたとこ ろで係止打房88と該係止舌片87間に係着する。このとき両挟持舌片82,8 2の基板面BLから外側に突出したガイド突起85は、ガイド突起挿通溝74に 沿って摺動すると共に、バルブ装着孔5の口端に突設したガイドリブ75の内段 部位置にガイド突起85を支承し、かつ押え突起84がガイド突起挿通溝74の 溝底に当接して該挟持舌片82のガタつきを阻止する組立状態になる。尚、10 はリード線9とリード線導出孔6間に介装したパッキンである。
【0016】 上記構成になるウェッジベースバルブ用ソケットは、バルブ1のバルブベース 部101をハウジング2のバルブ装着孔5に押し込むことによって、該バルブ1 を支承保持すると同時にリード線102,102をコンタクト8,8と電気的に 接続するようになる。この装着に際してハウジング2の端部にガイドリブ75が 突設してあるため、バルブベース部101は該ガイドリブ75内に導入される。 そして、図8に示すように、コンタクト8の先端に突設したガイド突起85が基 板面BLより外側に後退した構造になっているため、該バルブベース部101は 両挟持舌片82,82のバルブ押え部83,83間に導入され、発条力によって 挟持される。而も、該コンタクト8が押え突起84によって確実に保持されるた め、装着したバルブ1もガタつくことなく支承される。
【0017】 尚、上記実施例はシングルフィラメントのウェッジベースバルブ用のソケット について説明したが、ウェッジベースバルブとしてはダブルフィラメントのもの もあり、このバルブではバルブベース部端に二系統3本のリード線が導出し、バ ルブベース面に沿うように屈折してある。この場合でも、バルブ装着孔5にガイ ドリブ75を構成し、またコンタクト8にガイド突起85を構成するだけで同様 の作用を発揮することはいうまでもない。
【0018】
本考案に係るウェッジベースバルブ用ソケットは、上記のようにバルブ装着孔 とコンタクトの先端にバルブベース部の先端を孔の中央に導くガイド構造を構成 したことにより、バルブが所定外位置に挿入されることがなく、「こじり」の発 生を解消することができる。
【0019】 また、コンタクトの基部にコンタクト装着溝構造の溝底に当接する押え突起を 突設してコンタクトとコンタクト装着溝構造とのガタつきを解消したことにより 、該コンタクトに挟持したバルブもソケットに対してガタつくことなく確実に取 り付けられる等の特徴を有するものであり、本考案実施により得られる効果は極 めて大きい。
【図1】本考案に係るウェッジベースバルブ用ソケット
の中央部縦断面図である。
の中央部縦断面図である。
【図2】同ソケット本体の中央部縦断面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同底面図である。
【図5】図2におけるV−V線断面図である。
【図6】同バルブ装着孔の構造を示す要部斜視図であ
る。
る。
【図7】コンタクトの正面図(a)、左側面図(b)及
び平面図(c)である。
び平面図(c)である。
【図8】ウェッジベースバルブのバルブベース部をハウ
ジングのバルブ装着孔に押し込む状態を示す説明図であ
る。
ジングのバルブ装着孔に押し込む状態を示す説明図であ
る。
【図9】従来のソケット示す要部断面図である。
【図10】従来のソケットに対するバルブ装着時の状態
を示す説明図(a)とコンタクトとバルブ装着孔の関係
を示す説明図(b)である。
を示す説明図(a)とコンタクトとバルブ装着孔の関係
を示す説明図(b)である。
1 バルブ 101 バルブベース部 3 ハウジング 2 ソケット本体 5 バルブ挿着孔 501 バルブ支持突起 6 リード線導出孔 7 コンタクト装着溝構造 8 コンタクト 81 背板 82 挟持舌片 83 バルブ押え部 84 押え突起 85 ガイド突起 86 係止縁 87 係止舌片 88 係止打房 71 ガイド溝 72 摺動溝 73 係止リブ 74 ガイド突起挿通溝 75 ガイドリブ BL 基板面
Claims (1)
- 【請求項1】 バルブベース部にリード線を沿設したウ
ェッジベースバルブを支承保持すると同時に電気的に導
通するソケットにおいて、 ソケット本体に穿設したバルブ装着孔に対向固設するリ
ード線を接続した一対のコンタクトを該バルブ装着孔に
形成したコンタクト装着溝構造と嵌合するに際して、前
記コンタクトの背板の基部両側を直角に屈折形成した一
対の挟持舌片の各先端にガイド突起を突設する共に、基
端部に押え突起をそれぞれ基板面より外側に突出するよ
うに形成し、また前記ガイド突起挿通溝のバルブ挿入側
端部に溝底レベルより後退位置するガイドリブをハウジ
ングの端部に突設してなることを特徴とするウェッジベ
ースバルブ用ソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992006901U JP2525884Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | ウエッジベースバルブ用ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992006901U JP2525884Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | ウエッジベースバルブ用ソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561991U true JPH0561991U (ja) | 1993-08-13 |
JP2525884Y2 JP2525884Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=11651138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992006901U Expired - Fee Related JP2525884Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | ウエッジベースバルブ用ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525884Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6348069U (ja) * | 1986-09-13 | 1988-04-01 |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP1992006901U patent/JP2525884Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6348069U (ja) * | 1986-09-13 | 1988-04-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2525884Y2 (ja) | 1997-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |