JPH0561830A - 到着データの処理開始判断システム - Google Patents

到着データの処理開始判断システム

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JPH0561830A
JPH0561830A JP22268691A JP22268691A JPH0561830A JP H0561830 A JPH0561830 A JP H0561830A JP 22268691 A JP22268691 A JP 22268691A JP 22268691 A JP22268691 A JP 22268691A JP H0561830 A JPH0561830 A JP H0561830A
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JP
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data
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processing time
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JP22268691A
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English (en)
Inventor
Tetsuyuki Yamamoto
哲之 山本
Katsuhiro Ito
克寛 伊藤
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NEC Information Service Co Ltd
Original Assignee
NEC Information Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータの操作を必要とせず、かつサービ
スの開始時刻に間に合う前提の下で、サービスの向上を
図ることのできる到着データの処理開始判断システムを
提供する。 【構成】 データの送信を行う複数の端末装置11と、
これらの端末装置11から送られてくるデータの到着を
監視するデータ到着監視部21と、端末装置11から送
られてきた過去のデータについてそれらの処理件数およ
び処理時間を書き込んだ処理実績部23と、データ到着
監視部21に到着したデータの処理時間を予測計算する
処理時間計算部22と、この処理時間を用いて所定の処
理開始時刻より到着したデータの処理を開始する処理開
始制御部25と、処理の終了したデータの処理時間を処
理実績部23に反映させる実績ファイル書込手段とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータを
使用した情報サービスシステムで、それぞれの端末装置
から送られてきたデータの処理の開始の判断に用いられ
る到着データの処理開始判断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータを使用した情報サー
ビスシステムでは、端末装置から次々に送られてくるデ
ータの処理を行う際に、次の2つの方法のいずれかを用
いて到着データの処理を自動的に開始していた。
【0003】(1)データが1つずつ到着するたびに、
これらを逐次処理する方法。
【0004】(2)予め定めた時刻にこれらの到着デー
タを処理する方法。
【0005】このうち、前者の到着データを逐次処理す
る方法では、エンドユーザへサービスを開始する時刻ま
でにその処理が終了するかどうかといった判断を行うこ
となく、到着データを順次処理するようになっていた。
例えばそのエンドユーザにおけるサービスの開始時刻が
9時ちょうどであり、ホストコンピュータにデータが到
着した時刻が8時ちょうどであり、その到着データの処
理に要する時間が60分以上必要な場合であっても、処
理の順番が来たら処理を開始させるようになっていた。
【0006】また、後者の定刻で到着データを処理する
方法では、到着データが複数存在する場合、これらを一
括して定刻で処理を開始させていた。この際には、エン
ドユーザへのサービス開始時間が固定されており、到着
データの処理の開始時刻は到着データにおける最長の処
理時間を考慮して、設定を行っていた。そして、定刻で
到着データの処理を開始した後は、これ以降に到着した
データを次の処理時刻まで待機させるようになってい
た。例えばそれぞれのエンドユーザにおけるサービスの
開始時刻が9時ちょうどであるとし、到着データの処理
の最長時間が3時間であるとすると、処理の開始時刻は
処理件数の多少に関係なく6時ちょうどに設定してい
た。そして、6時以降に到着したデータは、次の定刻処
理の対象となった。
【0007】このように従来のシステムにおける到着デ
ータの処理開始のための判断は、(1)または(2)の
いずれかの方法に基づいて行われていた。これ以外の判
断が必要とされる場合には、その判断がオペレータによ
って行われ、複雑な操作によって到着データの処理が行
われるようになっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来のシステムで到着データの処理を開始させると、前者
の(1)の場合には個々の到着データの処理が開始され
る時間を予測することができないため、サービスの開始
時刻に間に合わないような処理が行われる場合があっ
た。また、後者の(2)の場合には到着データの処理の
開始時刻よりも前にデータを到着させればサービスの開
始時刻に間に合うようにすることができるものの、最長
の処理時間を想定してサービスの開始時刻が設定される
ので、処理の受付の期間が狭められることになり、サー
ビスを低下させることになった。更にオペレータが個々
に処理開始に対応する場合には、人間の判断が伴うため
にミスの発生を避けることができないといった問題があ
った。
【0009】そこで本発明の目的は、オペレータの操作
を必要とせず、かつサービスの開始時刻に間に合う前提
の下で、サービスの向上を図ることのできる到着データ
の処理開始判断システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、データの送信を行う複数の端末装置と、これらの端
末装置から送られてくるデータの到着を監視する監視部
と、前記した端末装置から送られてきた過去のデータに
ついてそれらの処理件数および処理時間を書き込んだ実
績ファイルと、監視部に到着したデータの処理時間を予
測計算する処理時間計算部と、この処理時間を逆算して
設定した所定の処理開始時刻より到着したデータの処理
を開始する処理開始手段と、処理の終了したデータの処
理時間を実績ファイルに書き込む実績ファイル書込手段
とを到着データの処理開始判断システムに具備させる。
【0011】すなわち請求項1記載の到着データの処理
開始判断システムでは、実績ファイルに処理件数や処理
時間についての過去のデータを蓄えておき、これを基に
して処理時間を予測して、サービスに間に合う時刻から
データの処理を行うようにしている。
【0012】請求項2記載の発明では、データの送信を
行う複数の端末装置と、これらの端末装置から送られて
くるデータの到着を監視する監視部と、前記した端末装
置から送られてきた過去のデータについてそれらの処理
件数および処理時間を書き込んだ実績ファイルと、監視
部に到着したデータの処理時間と実績ファイルを基にし
た未到着の分のデータについての処理時間とをそれぞれ
予測計算する処理時間計算部と、予め定めた順序でかつ
予め定めた処理開始時刻より到着したデータの処理を開
始する処理開始手段と、到着したデータの処理時間と処
理開始後に到着したデータまたは未到着データについて
の予測処理時間とから新たに到着したデータの処理の開
始を許可するかどうかの判別を行う処理開始可否判別手
段と、処理の終了したデータの処理時間を実績ファイル
に書き込む実績ファイル書込手段とを到着データの処理
開始判断システムに具備させる。
【0013】すなわち請求項2記載の到着データの処理
開始判断システムでは、実績ファイルに処理件数や処理
時間についての過去のデータを蓄えておき、これを基に
して処理時間を予測して、予め定めた順序でかつ予め定
めた処理開始時刻より到着したデータの処理を開始する
と共に、処理開始後に到着したデータについてはその処
理を開始すべきかを判断するようにしている。
【0014】請求項3記載の発明では、処理時間計算部
の計算した処理時間は予測時間なので、これに所定の余
裕時間としての予備時間を加算して処理の安全を期して
いる。
【0015】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例における到着デー
タの処理開始判断システムの構成を表わしたものであ
る。このシステムは、データの送信を行う複数の端末装
置11 1 〜11N と、これらから送られてきたデータ
(到着データ)の処理を行うホストコンピュータ12
と、処理さたデータを使用する複数のユーザシステム1
1 〜13M と、端末装置111 〜11N およびユーザ
システム131 〜13M とホストコンピュータ12を結
ぶ伝送手段としてのネットワーク部14とによって構成
されている。
【0017】ホストコンピュータ12は、図示しないが
CPU(中央処理装置)を備えており、同じく図示しな
いバスを介して作業用のメモリやプログラムを格納した
磁気ディスク等の記憶媒体や入出力装置(共に図示せ
ず)と接続されている。そして、格納されているプログ
ラムを実行することによって各種の機能を実現するよう
になっている。図1では、ホストコンピュータ12がデ
ータ到着監視部21、処理時間計算部22、処理実績部
23および処理開始制御部25の4つの機能部品から構
成されているものとして表現している。
【0018】ここでデータ到着監視部21は、データが
ホストコンピュータ12に到着したかどうかの監視と、
到着データが処理されたかどうかの監視を行うようにな
っている。処理時間計算部22は、処理データ件数とホ
ストコンピュータ実行条件に対応する処理速度を基にし
て処理時間を計算するようになっている。処理時間計算
部22は、処理実績部23を含んでいる。処理実績部2
3は、過去のデータ処理件数とホストコンピュータ実行
条件に対応する各データの処理時間を蓄積している。処
理時間計算部22は、処理実績部23の蓄積内容を用い
て未到着の処理データの件数と処理時間を予測するよう
になっている。処理開始制御部25は、処理開始の判断
を行うようになっている。処理開始制御部25は、各デ
ータの処理に必要な時間とサービス開始時刻までの残り
時間を比較して処理開始を制御する。
【0019】以下の説明では、理解を容易にするため
に、ホストコンピュータ12へ送信する端末装置111
〜11N の数を5台とし、これらを順に端末A、端末
B、端末C、端末D、端末Eと表現することにする。
【0020】図2は、この到着データの処理開始判断シ
ステムにおける処理の時間的な経過を表わしたものであ
る。時刻t1 にホストコンピュータ12はそれぞれの端
末A〜Eからの送信データが存在しているかどうかの判
断を開始する。これを処理判断開始時刻t1 という。こ
の例では端末Aと端末Bは処理判断開始時刻t1 より前
の時刻にそれらのデータをホストコンピュータ12に到
着させているものとする。残りの3つの端末C〜Eから
のデータの到着時刻をそれぞれ端末Cデータ到着時刻t
2 、端末Dデータ到着時刻t3 、端末Eデータ到着時刻
4 と呼ぶ。また、エンドユーザへの送信開始時刻をサ
ービス開始時刻t5 と呼ぶ。処理判断開始時刻t1 が一
般的に固定されているのに対して、端末Cデータ到着時
刻t2 、端末Dデータ到着時刻t3 、端末Eデータ到着
時刻t4 は端末側の事情によって変化するようになって
いる。
【0021】2つの端末A、Bのデータは処理判断開始
時刻t1 よりも前にホストコンピュータ12に到着して
いるので、処理判断開始時刻t1にそれらのデータ処理
が開始される。この処理時間をTABで表わす。処理時間
計算部22ではこれら2つの端末A、Bのデータ件数に
基づいて処理実績部23で処理の終了する時間を計算す
る。
【0022】この処理時間TABの途中における端末Cデ
ータ到着時刻t2 に端末Cからデータが到着する。この
到着データは処理時間TABの終了時点から処理を開始す
ることになる。しかしながら、この端末Cに関して算出
した処理時間TC は、サービス開始時刻t5 から予備時
間TSを差し引いた時刻までに処理を終了させることが
できない時間範囲となる。このため、端末Cに関する処
理時間TC の設定は認められない。
【0023】一方、処理時間TABの終了間際の端末Dデ
ータ到着時刻t3 に端末Dからデータが到着する。この
データについて予測した処理時間TD はサービス開始時
刻t 5 から予備時間TSを差し引いた時刻までに処理を
終了させることができる。そこで、このデータは、処理
時間TABの終了時点から処理を開始されることになる。
端末Eから到着したデータについてもサービス開始時刻
5 から予備時間TSを差し引いた時刻までに処理を終
了させることができるとの予測が行われたので、処理時
間TD の終了時点から処理を開始されることになる。
【0024】このように、図2では処理判断開始時刻t
1 から端末AとB、次に端末Dそして最後に端末Eのデ
ータが順次処理され、サービス開始時刻t5 から予備時
間TSを差し引いた時刻までにこれらの処理がすべて終
了した様子を表わしている。
【0025】なお、本実施例ではホストコンピュータ1
2が一度に1つの処理しか行うことができないことを前
提にしている。ホストコンピュータによっては一度に複
数の処理が可能である。このようなホストコンピュータ
では、その処理実績部23内に複数の処理を行った場合
の実績データを登録しておき、これを基にして処理の終
了する時間を計算するようにすればよい。
【0026】図3は、以上説明した実施例における到着
データの処理開始判断システムでの制御の流れを表わし
たものである。ホストコンピュータ12は端末A〜端末
Eから到着した到着データの処理がすべて開始したかど
うかを判別する(ステップS101)。そして、開始し
ている場合には(Y)、次に到着データの処理がすべて
終了しているかどうかを判別する(ステップS10
2)。すべて終了していれば(Y)、その処理実績を処
理実績部23に登録して(ステップS103)、作業を
終了させる(エンド)。
【0027】これに対して、ステップS102で処理が
一部または全部終了していないと判別された場合には
(N)、例えば300秒待ってから(ステップS10
4)、ステップS102に戻って同様の判断が行われ
る。この作業は、データ処理がすべて終了するまで繰り
返されることになる(ステップS102、S104)。
【0028】一方、ステップS101でデータ処理の開
始していないものがある場合には(N)、次の図4で詳
細を説明する主処理が実行される(ステップS10
5)。そして、ステップS101に戻ることになる。
【0029】図4は、図3で示したステップS105の
主処理を具体的に表わしたものである。ここでは、まず
現在の時刻がサービス開始時刻t5 よりも前であるかど
うかが判別される(ステップS201)。そうでない場
合には(N)、処理実績部23への登録を行い(ステッ
プS202)、未処理端末レポートを出力して(ステッ
プS203)、処理を終了させる(エンド)。
【0030】これに対してステップS201で現在の時
刻がサービス開始時刻t5 よりも前であると判断された
場合には(Y)、更に未処理の到着データが存在するか
どうかが判別される(ステップS204)。ここで未処
理の到着データとは、到着データのうちでまだ処理が開
始されていないものをいう。未処理の到着データがない
場合には(N)、例えば30秒だけ待って(ステップS
205)、再びステップS201に戻る。
【0031】一方、ステップS204で未処理の到着デ
ータが存在すると判別された場合には(Y)、処理時間
計算部22で未処理の到着データの処理時間を計算する
(ステップS206)。そして、未処理の到着データの
処理開始最終時刻を算出する(ステップS207)。こ
こで処理開始最終時刻とは、予備時間TSも考慮したサ
ービス開始時刻t5 に間に合う処理開始の最終時刻であ
る。
【0032】次に、到着分のデータについてのこの時刻
が処理開始最終時刻よりも前かどうかを判別する(ステ
ップS208)。前であれば(Y)、処理開始制御部2
5は処理の開始を許可し、処理が開始される(ステップ
S209)。その後、例えば30秒だけ待って(ステッ
プS210)、主処理の最初のステップS201に戻
る。
【0033】なお、実施例では図4のステップS201
で当時刻がサービス開始時刻t5 の前かどうかを判別し
たが、サービス開始時刻t5 から予備時間TSを減じた
時刻で判断しても構わない。
【0034】次に到着データの処理開始判断システムに
ついての変形例を説明する。この変形例では、到着デー
タを一括して処理する。この例の場合、処理が1回であ
れば、未到着データが存在しても問題がないものとす
る。
【0035】図5は、先の実施例における図2に対応す
るもので、到着データの処理開始判断システムにおける
処理の時間的な経過を表わしたものである。処理開始判
断を開始する時刻を処理判断開始時刻t11とする。この
処理判断開始時刻t11に、端末装置11(図1参照)か
らのデータがすべて到着していれば、即時に処理が開始
される。未到着データが1つでもある場合には、未到着
データの件数および未到着データについての処理時間
を、図1に示した処理実績部23で予測する。そして、
未到着データを含んだ総処理時間TTを算出する。
【0036】また、サービス開始時刻t14から総処理時
間TTと予備時間TSを減じた時刻を処理開始最終時刻
12として設定する。更に、処理の終了する時刻を、処
理終了時刻t13とし、処理判断開始時刻t11から処理開
始終了時刻t12までの時間を処理待ち可能時間TWとす
る。
【0037】なお、この変形例では未到着データの件数
を予測することが必要になる。このような予測方法に
は、実績件数から未到着端末の件数を予測する方法と、
到着データ端末と未到着データ端末の実績比よりこれを
予測する方法との2種類がある。
【0038】図6は、この変形例における到着データの
処理開始判断システムでの制御の流れを表わしたもので
ある。まず、図1に示したデータ到着監視部21は端末
装置11からのデータの到着がすべて終了しているかど
うかの判別を行う(ステップS301)。そして、未到
着データが存在する場合には(N)、到着データの件数
を用いて処理実績部23において到着した分のこれらの
データの処理時間を計算する(ステップS302)。次
に未到着データの件数を予測して、処理実績部23でこ
の未到着のデータに対する処理時間を計算する(ステッ
プS303)。
【0039】これらの計算が終了したらこれらステップ
S302、S303の計算した時間の和から総処理時間
TTを算出する。そして、サービス開始時刻t14から総
処理時間TTと予備時間TSを減じることにより、処理
開始最終時刻t12を計算する(ステップS304)。次
に当時刻が処理開始最終時刻t12よりも後であるかどう
かの判別を行う(ステップS305)。そうでないなら
ば(N)、例えば30秒の間だけ待って再びステップS
301に戻る。
【0040】これに対して当時刻が処理開始最終時刻t
12よりも後である場合には(ステップS305;Y)、
未到着データが存在しても処理を開始する(ステップS
307)。そして、処理が終了したら(ステップS30
8;Y)、未到着端末レポートを出力し(ステップS3
09)、処理実績部23に実績を登録して(ステップS
310)、全作業を終了させる(エンド)。
【0041】一方、ステップS301で端末装置11か
らのデータ到着がすべて終了している場合には(Y)、
処理を開始し(ステップS311)、処理が終了したら
(ステップS312;Y)、ステップS310に進んで
処理実績部23に実績を登録して(ステップS31
0)、全作業を終了させることになる(エンド)。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、過
去の実績データを基にしてデータの処理時間を予測する
ようにしたので、データ処理を個別に行う場合には、個
々のデータ処理がサービスの開始する時刻に間に合うか
どうかを判断するようになり、この結果としてサービス
の開始する時刻の直前までデータの処理を行うことがで
きるようになる。また、データの処理を一括して行う必
要のある場合には、総データの処理時間を予測して、デ
ータの件数に応じて処理開始の時刻を変化させることが
できる。これらにより、データ処理の受付期間を実質的
に増加させ、サービスの向上を図ることができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における到着データの処理開
始判断システムの周波数構成図である。
【図2】本実施例の到着データの処理開始判断システム
における処理の時間的な経過を表わしたタイミング図で
ある。
【図3】本実施例における到着データの処理開始判断シ
ステムでの制御の流れを表わした流れ図である。
【図4】図3で示したステップS105の主処理を具体
的に表わした流れ図である。
【図5】本発明の変形例において、到着データの処理開
始判断システムにおける処理の時間的な経過を表わした
タイミング図である。
【図6】この変形例における到着データの処理開始判断
システムでの制御の流れを表わした流れ図である。
【符号の説明】
111 〜11N 端末装置 12 ホストコンピュータ 131 〜13M ユーザシステム 14 ネットワーク部 21 データ到着監視部 22 処理時間計算部 23 処理実績部 25 処理開始制御部 t1 、t11 処理判断開始時刻 t5 、t14 サービス開始時刻 t12 処理開始終了時刻 t13 処理終了時刻 TS 予備時間 TT 総処理時間 A〜E 端末

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの送信を行う複数の端末装置と、 これらの端末装置から送られてくるデータの到着を監視
    する監視部と、 前記端末装置から送られてきた過去のデータについてそ
    れらの処理件数および処理時間を書き込んだ実績ファイ
    ルと、 前記監視部に到着したデータの処理時間を予測計算する
    処理時間計算部と、 この処理時間を逆算して設定した所定の処理開始時刻よ
    り前記到着したデータの処理を開始する処理開始手段
    と、 処理の終了したデータの処理時間を前記実績ファイルに
    書き込む実績ファイル書込手段とを具備することを特徴
    とする到着データの処理開始判断システム。
  2. 【請求項2】 データの送信を行う複数の端末装置と、 これらの端末装置から送られてくるデータの到着を監視
    する監視部と、 前記端末装置から送られてきた過去のデータについてそ
    れらの処理件数および処理時間を書き込んだ実績ファイ
    ルと、 前記監視部に到着したデータの処理時間と前記実績ファ
    イルを基にした未到着の分のデータについての処理時間
    とをそれぞれ予測計算する処理時間計算部と、 予め定めた順序でかつ予め定めた処理開始時刻より前記
    到着したデータの処理を開始する処理開始手段と、 到着したデータの処理時間と処理開始後に到着したデー
    タまたは未到着データについての予測処理時間とから新
    たに到着したデータの処理の開始を許可するかどうかの
    判別を行う処理開始可否判別手段と、 処理の終了したデータの処理時間を前記実績ファイルに
    書き込む実績ファイル書込手段とを具備することを特徴
    とする到着データの処理開始判断システム。
  3. 【請求項3】 前記処理時間計算部の計算した処理時間
    に所定の予備時間を加算して処理の開始される時間を設
    定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    到着データの処理開始判断システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8408535B2 (en) 2009-08-07 2013-04-02 Ricoh Company, Ltd. Attachment assist device and image forming apparatus employing the attachment assist device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8408535B2 (en) 2009-08-07 2013-04-02 Ricoh Company, Ltd. Attachment assist device and image forming apparatus employing the attachment assist device

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