JPH0561779U - 名札ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 名札を服に簡単に着脱でき、しかも、名札が
常時相手に読めるように、且つ常に名札の上辺が水平に
名札面が垂直になっている名札ケースを提供することを
目的とする。 【構成】 名札ケースの裏面上部に孔を設けた提部を設
け、同提部の孔に係合する突起を有する基板をピン等で
服等に取付けるようにした名札ケース。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

衣服の胸ポケット等に装着する名札ケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】

会社や展示会においては、本人を表する氏名や所属を表示した名札を胸等に装 着しているが、食事等で外出する時には、名札を外す人が多い。しかし、名札は 簡単に落ちないようにピン等で確実に取付けλれているので、外すのが面倒であ ると言う欠点がある。また、着脱を簡単にするために、クリップ等で胸ポケット に取付けている事もあるが、この場合には、ポケットに密着して取付けられてい るために、下を向いた時に名札が読めないと云う問題があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、名札を服に簡単に着脱でき、しかも、名札が常時相手に読めるよう に、且つ常に名札の上辺が水平に名札面が垂直になっているようにすることを目 的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

名札ケースにおいて、背面上部に孔を設けた提部を設け、同提部の孔に係合す る突起を設けた基板をピン等で服等に取付けるようにした。

【０００５】

【作用】

名刺等を入れて胸等に装着する名札ケースの背面上部に孔を有する提部を設け 、この孔に係合する突起を有する基板をピン等で服に装着するようにすることで 、名札本体と名札を服に取付ける部分とを別体としたので、名札ケースのみを服 に取付けた基板から簡単に着脱できるようになり、食事等で外出する時には、名 札ケースを基板から外してポケット等に入れておけば良く、基板自体は名札に比 し小さく目立たないので、服に付けたまゝにしておくことができ、名札の実質的 な着脱が容易になった。また、名札ケースを突起で係合させて装着しているので 、名札本体は自由に揺動できるため、名札の上辺が水平に、紙面が垂直に保持さ れるようになり、見やすくなる。

【０００６】

【実施例】

図１は本考案の一実施例の斜視図である。図１において、１は名刺等を入れる 名札ケースで、裏面上部に提部１Ａを設け、同提部１Ａに孔１Ｂを設けている。 ２は基板で裏面に胸ポケット等に装着するためのクリップ２Ａを設け、面面に上 記孔１Ｂに係合する突起２Ｂを設けている。突起２Ｂは中央に割りが入れてあり 、先端部を太くしてあるので、孔１Ｂに挿入する時には、溝が狭くなって突起２ Ｂの径が細くなり、先端部が通過するが、先端部は通過後、元の太さに戻り、名 札ケース１が基板２から外れないないようになる。 上記実施例では、名札ケース１は袋状となっているが、図２に示すように、裏 面１Ｃを表面１Ｄより長くし、裏面１Ｃに孔１Ｂを設けるようにしてもよい。ま た、孔１Ｂは円形だけでなく、図３に示すような、変形孔形としてもよい。また 、服に取付ける部材は、ピンだけでなく、図４に示すような、ねじ式の部材でも よい。 孔１Ｂは名札ケース上部中央に１個だけであり、突起２Ｂと回動自在に係合し ているので、名札ケースは絶えず上辺が水平となり、紙面が垂直となる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案によれば、名札ケースと基板とを１対の突起と孔によって係合させるこ とで、名札ケースが揺動自在となって常時上辺が水平で紙面が垂直状態となり、 相手に名札を容易に読ませることができ、且つ、名札ケースを基板と簡単に着脱 できるようになったことで、基板を常時服に付けたまゝにしておくことができ、 外出の時等簡単に名札を外せてポケット等に入れておけるので使い易くなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例の斜視図

【図２】本考案の名札ケースの別実施例の斜視図

【図３】上記実施例における孔の変形例の平面図

【図４】上記実施例における服装着部材の変形例の斜視
図

【符号の説明】

１ 名札ケース １Ａ 提部 １Ｂ 孔 ２ 基板 ２Ａ ピン ２Ｂ 突起

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】名札ケースの裏面上部に孔を設けた提部を
   設け、同提部の孔に係合する突起を有する基板をピン等
   で服等に取付けるようにしたことを特徴とする名札ケー
   ス。