JPH0561502U - 油圧流量制御弁 - Google Patents
油圧流量制御弁Info
- Publication number
- JPH0561502U JPH0561502U JP317792U JP317792U JPH0561502U JP H0561502 U JPH0561502 U JP H0561502U JP 317792 U JP317792 U JP 317792U JP 317792 U JP317792 U JP 317792U JP H0561502 U JPH0561502 U JP H0561502U
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- JP
- Japan
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- hydraulic
- control valve
- pilot check
- pressure
- valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧力センサ及び絞り弁をパイロットチェック
弁に内蔵させ、小型、軽量化を図る。 【構成】 所定のライン圧に応じてパイロットチェック
弁11,12を開いて、油圧駆動する負荷への流路1
3,14を開放するパイロットチェック弁において、パ
イロットチェック弁11,12と、前記流路13,14
の油圧P1,P2を検出する圧力センサ15,16と、
パイロットチェック弁11,12の油圧剛性を調節する
絞り弁20とを同一のボディ10内に一体に構成する。
弁に内蔵させ、小型、軽量化を図る。 【構成】 所定のライン圧に応じてパイロットチェック
弁11,12を開いて、油圧駆動する負荷への流路1
3,14を開放するパイロットチェック弁において、パ
イロットチェック弁11,12と、前記流路13,14
の油圧P1,P2を検出する圧力センサ15,16と、
パイロットチェック弁11,12の油圧剛性を調節する
絞り弁20とを同一のボディ10内に一体に構成する。
Description
【0001】
本考案は、油圧流量制御弁に関し、特に圧力センサ等と一体に構成された油圧 流量制御弁に関する。
【0002】
従来、この種の油圧流量制御弁には、所定のライン圧力によってピストンを駆 動させてチェック弁を開き、油圧駆動する負荷への流路を開放するパイロットチ ェック弁がある。このようなパイロットチェック弁を用いる負荷には、油圧を動 力源とするロボットの関節や産業機械の可動部があった。
【0003】 上述したロボットの関節や産業機械の可動部を、電気−油圧サーボ制御によっ て位置制御又は力制御を行う場合には、圧力センサを用いて上記流路の油圧を検 出し、上記検出データを制御回路にフィードバックする方法が有効であった。 そこで、従来のロボットの関節や産業機械の可動部の位置制御又は力制御では 、パイロットチェック弁と圧力センサをそれぞれ油圧サーボ制御系に組み込んで 、動力源の油圧をフィードバック制御することによって、上記位置制御又は力制 御を行っていた。
【0004】
ところが、上記制御系では、個々のパイロットチェック弁と圧力センサを、油 圧制御が必要な機器の各ブロックに組み込むので、上記機器全体の構成規模が大 型になり、かつ、重量も重くなっていた。特に複数の関節を有する多関節ロボッ トでは、その関節の数だけ上記パイロットチェック弁と圧力センサが必要なため 、機器の小型、軽量化を図ることができないという問題点があった。
【0005】 本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、小型、軽量化を図ることができ る油圧流量制御弁を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本考案では、所定の油圧によって弁を開いて、油圧 駆動する負荷への流路を開放する油圧流量制御弁において、前記油圧流量制御弁 と、前記流路の油圧を検出する圧力センサとを一体に構成した油圧流量制御弁が 提供される。
【0007】
圧力センサを油圧流量制御弁と同一のブロックに内蔵させ、流路の油圧を検出 させる。 従って、油圧制御に用いる油圧流量制御弁の小型、軽量化が図られる。
【0008】
本考案の実施例を図1乃至図3の図面に基づき説明する。 図1は、本考案に係るパイロットチェック弁の概略構成を示す回路図である。 図において、パイロットチェック弁11,12は、同一のボディ10内に配設さ れ、ライン圧力Pr,Psによって流路13,14を開放し、例えば図示しない サーボ弁等からの供給圧力P1,P2をパイロット圧力P1,P2として、油圧 駆動する負荷(アクチュエータ等)へ供給する。
【0009】 上記ボディ10には、圧力センサ15,16が内設されており、各圧力センサ 15,16は、流路13,14のパイロット圧力P1,P2をそれぞれ検出し、 その検出データをリード線17,18を介して、例えば図示しない油圧制御回路 に出力する。 また、上記ボディ10には、流路13,14を繋ぐ接続路19が油圧の入力側 に内設されている。さらに、上記接続路19には、パイロットチェック弁11, 12の圧力剛性を調整する絞り弁20が取り付けられている。
【0010】 次に、本考案に係るパイロットチェック弁の具体的な構造例を図2及び図3に 基づき説明する。 図2は、本考案に係るパイロットチェック弁の平面図であり、図3は、上記平 面図のA−A断面図である。図2、図3において、同一のボディ10内には、2 つのパイロットチェック弁11,12が組み込まれており、上記ボディ10の上 部からは、内設された圧力センサ15,16のリード線17,18が突出してい る。また、ボディ10の下部には、パイロットチェック弁11,12の圧力剛性 を調整する絞り弁20の調節ネジ20aが取り付けられており、外部から上記圧 力剛性を容易に調整できる構造になっている。
【0011】 パイロットチェック弁11,12は、バネ21,22の付勢力を超えるライン 圧力Pr,Psが、ピストン23,24に加わると、ピストン23,24がボー ル27,28を押して開状態になり、流路13,14を開放する。 上記流路13,14の油圧の出力側からは、分岐路25,26がそれぞれ分岐 しており、各圧力センサ15,16は、分岐路25,26を介してパイロット圧 力P1,P2を検出することができる。また、流路13,14の油圧の入力側か らは、上述したごとく、上記流路13,14を繋ぐ接続路19が設けられている 。上記接続路19には、絞り弁20が取り付けられ、圧力剛性の調整を可能にし ている。
【0012】 これにより、本実施例では、バネ21,22の付勢力を超えるライン圧力Pr ,Psが、ピストン23,24に加わると、ピストン23,24は駆動してパイ ロットチェック弁11,12を開き、流路13,14を開放する。 また、各圧力センサ15,16は、分岐路25,26の油圧から流路13,1 4のパイロット圧力P1,P2をそれぞれ検出し、その検出データをリード線1 7,18を介して、油圧制御回路に出力する。これにより、油圧制御回路は、動 力源への供給油圧P1,P2をフィードバック制御することができ、負荷である アクチュエータは、供給された上記パイロット圧力P1,P2に応じて駆動して 、ロボットの関節や産業機械の可動部を動作させる。また、ピストン23,24 に加わるライン圧力Pr,Psが、バネ21,22の付勢力を下回ると、パイロ ットチェック弁11,12は閉じて流路13,14を遮断する。これにより、パ イロット圧力P1,P2の供給がなくなり、アクチュエータは、駆動を停止し、 ロボットの関節や産業機械の可動部も停止することとなり、良好な位置制御又は 力制御を行うことができる。
【0013】 従って、本実施例では、同一のボディ10内にパイロットチェック弁11,1 2、圧力センサ15,16及び絞り弁20を組み込むことができたので、油圧流 量制御弁の小型、軽量化が図れる。
【0014】
以上説明したように、本考案では、所定の油圧に応じて弁を開いて、油圧駆動 する負荷への流路を開放する油圧流量制御弁において、前記油圧流量制御弁と、 前記流路の油圧を検出する圧力センサとを一体に構成したので、油圧制御に用い られる油圧流量制御弁を小型で、かつ軽量にすることができ、これに伴って油圧 流量制御弁を用いる機器の小型、軽量化を図ることができる。
【図1】本考案に係るパイロットチェック弁の概略構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図2】本考案に係るパイロットチェック弁の平面図で
ある。
ある。
【図3】図2のA−A断面図である。
10 ボディ 11,12 パイロットチェック弁 13,14 流路 15,16 圧力センサ 17,18 リード線
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の油圧に応じて弁を開いて、油圧駆
動する負荷への流路を開放する油圧流量制御弁におい
て、前記油圧流量制御弁と、前記流路の油圧を検出する
圧力センサとを同一ブロック内に一体に構成したことを
特徴とする油圧流量制御弁。 - 【請求項2】 所定の油圧に応じて少なくとも2つの弁
を開いて、油圧駆動する負荷への各流路を開放する油圧
流量制御弁において、前記各油圧流量制御弁と、前記各
流路の油圧を検出する圧力センサと、前記各油圧流量制
御弁の油圧剛性を調節する絞り弁とを同一ブロック内に
一体に構成したことを特徴とする油圧流量制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP317792U JPH0561502U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 油圧流量制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP317792U JPH0561502U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 油圧流量制御弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561502U true JPH0561502U (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11550111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP317792U Pending JPH0561502U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 油圧流量制御弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0561502U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114434448A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-05-06 | 江苏徐工工程机械研究院有限公司 | 破拆机器人的工作臂控制方法及控制系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03292403A (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-24 | Kayaba Ind Co Ltd | 多機能弁 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP317792U patent/JPH0561502U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03292403A (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-24 | Kayaba Ind Co Ltd | 多機能弁 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114434448A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-05-06 | 江苏徐工工程机械研究院有限公司 | 破拆机器人的工作臂控制方法及控制系统 |
CN114434448B (zh) * | 2022-03-25 | 2024-04-30 | 江苏徐工工程机械研究院有限公司 | 破拆机器人的工作臂控制方法及控制系统 |
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