JPH0560152B2 - - Google Patents

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JPH0560152B2
JPH0560152B2 JP22173985A JP22173985A JPH0560152B2 JP H0560152 B2 JPH0560152 B2 JP H0560152B2 JP 22173985 A JP22173985 A JP 22173985A JP 22173985 A JP22173985 A JP 22173985A JP H0560152 B2 JPH0560152 B2 JP H0560152B2
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JP
Japan
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printing
gear
drum
selection
amount
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JP22173985A
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JPS6191786A (ja
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Myuraa Arunoo
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Pitney Bowes Inc
Original Assignee
Pitney Bowes Inc
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Publication date
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Publication of JPH0560152B2 publication Critical patent/JPH0560152B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般に郵便料金計器に係り、更に詳細
にいえば、必ずしも限定するものではないが、印
刷機構とその郵便料金設定機構とを含む回転印刷
ドラム式郵便料金計器に係るものである。
郵便料金計器は封筒の如き郵便物に印刷した郵
便料金の形式で金額を表示する装置に係るもので
ある。郵便料金計器という用語はまた小包郵便料
金計器の如き他の同様な計器も含む。この形式の
計器はそれに記憶した郵便料金を印刷し計算す
る。この計器には郵便物に印刷される郵便料金の
特定の金額を設定する機構が設けてある。
従来の技術 今日使用している郵便料金計器は典型的には4
個を1組にした隣接している印刷輪を含み、各印
刷輪はゼロから9までの印刷要素文字を備えてい
る。印刷輪は使用者が(試験の目的で)00.00ド
ルと99.99ドルとの間の任意の郵便料金金額を設
定できるよう独立して位置決めできる。
郵便料金計器の印刷輪は従来は一般に一連の機
械的リンク仕掛とレバーとにより使用者が手動で
設定していた。印刷輪を手動で設定することは一
日に比較的に少数の郵便物しか処理しない使用者
には問題はない。
しかしながら、多数の郵便物を処理する使用者
に対しては最近では計器の機構は自動化された作
用を提供するようにしてある。
郵便料金計器はまた電子的計算システムを開発
し該システムは郵便料金計器の能力を向上するよ
う電子回路と共働する印刷機構と料金設定機構と
を開発した。米国特許第3978457号には印刷機構
と料金設定機構とを電子的に制御する電子的郵便
料金計器が記載されている。ここで各印刷輪は独
立して回転可能な歯車機構により異なる郵便料金
を位置決めするよう設定する。この歯車機構には
一時に1つの親歯車がかみ合い、この親歯車は横
方向に可動のキヤリジ内に回転可能に装着されて
いる。キヤリジは親歯車を歯車機構に交互にかみ
合わせるよう運動せしめることができる。キヤリ
ジは可変のリンク仕掛を介して作用する1対のソ
レノイドにより位置決めし親歯車はステツピング
モータにより駆動する。印刷ドラムは別個のモー
タにより駆動する。キイボードに入力することに
より選択した料金に従い料金設定機構と印刷機構
とを正しい順序で作動させる電子的制御系統が詳
細に開示されている。設定機構用の駆動装置は計
器自体内に収容されているがある機械的駆動装置
を収容した基部に計器を着脱自在に装着できるこ
とも認められよう。
また米国特許第4050374号には親歯車キヤリジ
を位置決めするのにソレノイドに代えてステツピ
ングモータを使用している前記した米国特許第
3978457号の計器に使用したものと似ている郵便
料金計器用の設定機構が記載してある。この特許
第4050374号にはまた料金設定中印刷ドラムを回
転しないよう錠止めする錠止め機構も記載されて
いる。
米国特許第4367676号には料金設定の別の方法
が記載されている。この米国特許では印刷輪と同
数の1列にした料金設定歯車を、印刷輪を設定す
るため、一時にそれぞれ1つの印刷輪に駆動接続
している。ステツピングモータにより回転するピ
ニオンは印刷ドラムも同時に回転させている別個
のモータによつて駆動される機構により1つの設
定歯車から別の歯車に移動している。米国特許第
4140055号には偏心的に装着したピニオンが郵便
料金印刷輪を支持する郵便料金印刷ドラム内でリ
ング歯車にかみ合う遊星輪形伝動装置を使用する
印刷輪形料金変化システムが記載されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上述の如き従来技術の全ては装置
全体が大型化し、装置の大きさの割りには印刷ド
ラムによつて印刷される情報量が少ないという問
題点があつた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明では印刷輪
列をセツトしかつ印刷ドラムを駆動するためのモ
ータを単一のもので共用出来るようにして装置の
小型化を図ると同時に情報を3つの作用モードで
入力できるようにして、印刷される情報量を多く
した。更にまた本発明は一般的に郵便料金計器、
特に計器用の印刷機構の種々の改良を具体化する
ものである。郵便料金計器に郵便料金金額を設定
したり計器を駆動および作動させる新規なシステ
ムを説明する。このシステムは、特に、郵便料金
計器により郵便物に印刷する金額の選択を制御す
る歯車手段を運動させる新規な方法、特に歯車手
段を1個の駆動シヤフトのまわりに位置決めし印
刷ドラム内に収容した形式の系統、を含む。
以下に説明する本発明の種々の面には従来技術
の装置に比較していくつかの利点を含んでいる。
歯車設定装置の数、従つて、印刷装置の数は設定
機構により制限されない。従来のシステムでは、
4個の設定ラツクの如き比較的に少数の歯車を使
用して郵便料金の4つのアラビア数字($00.00)
を変えるため使用していた。
本発明の種々の面により金額設定系統に比較的
に多数の設定装置と1つの小ぢんまりした印刷ド
ラムとを使用できる。従つて、1つの形式では、
もし印刷ドラムの寸法を適当にすると、より多く
の印刷装置を便利に使用できる。これにより郵便
証紙には敏速にしかも容易に変えられる日付、言
葉、都市等が表示できるようにする。
更にまた、金額を比較的に敏速に設定できる。
更にまた、本発明は設定を適正に完全にしまた恐
らく金額選択系統の電子的制御を利用できる。ま
た、本発明のシステムには金額の設定に積極的な
順序は必要でない。更にまた、金額を選択する際
に印刷ドラムを不能にする独特な元位置を利用で
きる。また従来技術に比較して当該システムの部
品の数を少くしそれに伴いコストを下げる。
作 用 本発明は一般的に支持体と支持体に装着された
複数の金額印刷装置とを有し被印刷面に選択され
た金額を印刷する郵便料金計器に係り、各印刷装
置は複数の印刷要素を有し選択された金額印刷要
素を並べるよう選択的に可動である。被印刷面に
印影を形成するため選択された金額印刷要素を印
刷位置を通り運動させる手段が設けてある。ま
た、選択された印刷要素を選択された印刷金額に
従い並べるよう金額印刷装置を設定または調節す
る手段も設けてある。支持体は適当に回転可能な
印刷ドラムから成り、金額印刷装置はドラム内に
装着され選択された印刷要素をそれらがドラムの
表面に露出される作用位置で並べるため選択的に
可調節の印刷輪から成る。
本発明は1つの面において印刷装置を一時に1
つづつ選択的に関係せしめるよう調節または設定
手段を運動させ設定手段を金額印刷装置に関係さ
せるよう運動させまた金額印刷装置を調節するた
め設定手段を作用させるのに1つのモータを利用
するこの形式の郵便料金計器に関する。
1つの形式において、自動的設定すなわち調節
手段は選択された金額印刷要素を並べるため金額
印刷装置を一時に1つづつ選択的に調節する金額
選択手段と金額選択手段をそれぞれの金額印刷装
置に選択的に関係させる印刷装置選択手段とを備
えている。本発明によれば、金額選択手段および
印刷装置選択手段用の駆動手段は金額選択手段と
印刷装置選択手段とに一時にその1つに選択的に
係合できる1台のモータにより駆動される1つの
シヤフトを有している。適当な制御手段が金額選
択手段と印刷装置選択手段の係合と作用とを選択
された印刷金額に従い制御する。
本発明の別の面は自動的設定すなわち調節手段
と支持体、たとえば印刷ドラムとを選択的に駆動
するのに1つのモータを使用する前記一般形式の
郵便料金計器に関する。自動的設定(調節)手段
が一時に印刷装置に選択的に関係するよう運動す
る形式のもので良く、その場合には、駆動モータ
はまた設定手段をそれを金額印刷装置に関係する
よう運動させまた金額印刷装置を調節するため設
定手段を作用させることができる。
本発明の他の面は金額選択手段がそれぞれの金
額印刷装置に接続した歯車の如き好ましいのは歯
付きの複数の伝動部材と歯車(伝動部材)を変位
させる手段とを備えている前記一般形式の郵便料
金計器に関する。
これらの面の1つによれば、駆動される歯車は
別にして各歯車に係合でき歯車を運動しないよう
錠止めする手段に関する。従つて、スロツトを運
動せしめられる歯車に並べるが他の歯車をすべて
運動しないよう錠止めして並べるようスロツト付
き錠止めリングが回転可能である。
別の面によれば、支持体(印刷ドラム)の運動
中歯車を回転しないよう錠止めする手段とまた歯
車が歯車錠止め手段により錠止めされている時を
除いて支持体を駆動運動しないよう錠止めする手
段も設けてある。
本発明によれば、1つの主駆動歯車が郵便料金
計器の種々の被駆動要素に選択的に係合するよう
変位できる。主駆動歯車は適当なモータ手段によ
り駆動しまた主駆動歯車をそれが金額選択器を駆
動する位置と主印刷ドラムを駆動する位置との間
を少くとも変位させる手段が設けてある。主駆動
歯車は適当なモータ手段により駆動しまた主駆動
歯車をそれが金額選択手段に駆動係合する第1の
位置と印刷装置選択手段に駆動係合する第2の位
置との間を変位させる手段が設けてある。
本発明によれば、印刷装置選択、金額選択およ
び印刷を行う駆動系統は1つのモータにより駆動
される1つのシヤフトから駆動する。印刷装置選
択、金額選択および印刷を行う機構は全体が印刷
ドラム内に位置決めできる。このシヤフトには親
歯車が取り付けてあり、この親歯車はドラム歯車
と金額調節機構とにこのシやフトに相対的な親歯
車の位置如何により選択的に駆動係合できる。
金額選択手段と印刷装置選択手段とを有するこ
れまでの郵便料金計器システムにおいては、印刷
装置がすべて調節を必要とするかどうかある種の
順序で金額選択手段を印刷装置に関係させる必要
があつた。本発明の1つの新規な特徴によれば、
印刷装置選択手段は各金額選択サイクル中選択さ
れた金額を設定するため調節を必要とするような
印刷装置(もしあれば)のみに関係せしめられ
る。この目的のため、制御手段は選択された金額
をその直前の金額と比較してどの金額選択装置が
調節を必要とするかを判定し、この判定如何によ
り金額選択手段を調節を必要とする金額印刷装置
にのみ関係させる手段を適当に含んでいる。
本発明においては、印刷装置の金額の選択およ
び金額を変えるため特定の印刷装置の選択の制御
は、印刷装置上と印刷される金額上の絶対位置符
号化手段を使用して行う。このようにするとスト
ツパを省略し印刷装置を2方向の最短路設定を行
える。
実施例 本発明を更に容易に理解させるため、添付図面
を参照して説明する。
図面、特に第1図を参照すると、基部22に着
脱自在に取り付けできる本発明による郵便料金計
器20が示してある。間〓部即ちスロツト24が
計器20と基部22との間で基部22の前縁に設
けてありここに封筒等と封筒上の郵便料金印刷物
とを受入れている。郵便料金計器には好ましくは
電子的表示である表示パネル26と制御パネル2
8とが設けてある。図示した回転式金額機構には
適当な電子的制御系統を使用できる。
計器20はたとえば米国特許第2934009号にお
けるように基部22から適当な方法で分離するこ
とができる。計器と基部とを分離できることは、
特に、再装填のための計器の手入れと運搬とを簡
略にする。
郵便料金計器用の制御パネルは数字または文字
数字式表示パネル26を設けた適当な形式のもの
で良い。たとえば、従来の多重7セグメント
LEDまたはLCD表示器を使用できる。更にまた、
制御パネルには所望の金額の郵便料金を印刷する
よう計器を設定するため数字設定キイ30と10進
法キイ32とを設けることができ、この金額は通
常では表示パネル26に表示される。また、誤つ
て入力した場合に表示金額をクリアするためクリ
アキイ34も設けることができる。表示金額を所
望の金額に設定した場合には、設定郵便料金キイ
36を押し下げて印刷機構を作動する。封筒を差
し込むか印刷キイを押すことにより印刷が開始す
る。
表示パネル26に他の金額を選択的に表示でき
るように一連のキイを制御パネルに設けることが
できる。たとえば、昇順レジスタの内容、すなわ
ち、計器が使用した積算郵便料金、降順レジスタ
の内容、すなわち、計器にこれから入力する残存
郵便料金およびその他の所望の情報を表示するキ
イを設けることができる。更にまた、計器の裏面
に設けたサービススイツチ(図示せず)を作動さ
せて診断その他のサービス機能用に計器のキイを
使用できる。計器は、たとえば、米国特許第
4097923号に記載した如く計器を遠隔個所からリ
セツトするようにもできる。更にまた、たとえ
ば、後記する米国特許第4301507号にはこれら機
能が詳細に記載されている。
第3図ないし第5図に示した印刷機構はスロツ
ト24上方で計器20に装着され、選択された印
刷要素が突出している開口411を周囲に有して
いる回転可能な印刷ドラム410を含んでいる。
封筒に選択された印刷金額を印刷するため、ドラ
ムを回転し、印刷要素を封筒へ押圧する。この封
筒はドラムに摩擦接触しながらスロツト24を介
して駆動される。第5図に示した如く一連の印刷
輪即ち印刷装置416の周囲に適当に装着した印
刷要素は、選択された金額の印刷要素が開口内に
整合するように回転される。
印刷輪の調節すなわち設定は電子的制御系統の
如き適当な制御系統により制御パネル28に入力
されている選択された印刷金額によつて制御され
た設定機構により行う。適当な電気的制御系統が
米国特許第3978457号および第4301507号に記載さ
れている。
本発明の改良された郵便料金計器系統は設定機
構を含む印刷機構の駆動装置とこれら駆動装置の
関係とを組み込んである。独得な特徴は印刷機構
の複数の要素を共通の歯すなわち親歯車から選択
的に駆動することといくつかの機能を行うのに単
一の駆動モータを使用することとである。これら
の特徴はこれから説明する第3図ないし第5図に
示した回転式印刷金額選択器を理解することによ
り明かになることと思う。
第3図には回転可能な印刷ドラム410内の部
品が示してある。印刷ドラム410は印刷要素が
郵便物に正しい郵便料金を印刷する作用位置にあ
るような位置を選択するため金額印刷輪416を
選択的に調節する手段を含んでいる。この手段
は、選択された金額印刷要素を印刷面に位置ずけ
るため金額印刷装置を一度に1つづつ調節する金
額選択手段と、金額選択手段をそれぞれの金額印
刷装置に関係させる印刷装置選択手段と、郵便物
の如き被印刷面に印影を形成する位置に選択され
た金額印刷要素を運動させるため回転可能な印刷
ドラムを駆動する手段と、を含んでいる。
この実施例では、印刷ドラム410内には調節
機構420が収容され、この機構は金額選択と印
刷装置選択とを共に行う。更にまた、制御機構4
40は郵便料金計器を作動させるモードを手動的
に又は自動的に作業員が制御できるようにする。
調節機構420は親歯車即ち主歯車422と調
節アセンブリ430とを含んでいる。親歯車42
2、調節アセンブリ430、ドラム410および
制御機構440とを組み合わせることによつて3
つのモードで作用できる。3つの作用モードには
印刷装置選択すなわち列選択モード、金額すなわ
ちアラビア数字選択モードおよび印刷モードが含
まれる。
この実施例では3つの作用モードは唯一の駆動
シヤフト404および軸線方向に摺動する3位置
制御機構を使用することにより可能である。更に
また、図示した機構は金額設定中印刷ドラムを初
期位置に錠止めし、金額印刷輪が調節されていな
い時これら印刷輪を錠止めし、印刷すなわちドラ
ムの回転が行われる時調節機構全体を錠止めする
という利点を有している。単一のシヤフト404
がドラムの全機能を駆動し、郵便料金、日付、広
告スローガン、郵便の種類等の如きすべての変り
得る印刷された情報を調整する。更にまた、滑か
で、簡単で軸線方向に摺動する制御リンクを有す
る単一のシヤフトを使用することにより計器本体
を外部の環境から一層良くシールでき、それによ
りインク、ごみおよびその他の異物が計器の本体
に入らないようにしている。この装置はまた機構
の制御を容易にするため唯一のシヤフトエンコー
ダ手段によつてドラムの可動部品のすべてを位置
決めできるようにしている。
ドラムの金額設定や印刷を行う3つの作用モー
ドは、シヤフト404に装着されかつ該シヤフト
と共に回転する、親歯車422を選択的に位置決
めすることにより行う。次いで親歯車422の位
置を制御機構440により制御する。制御機構4
40は軸線方向に摺動するリング444と選択部
材448とを介してシヤフト404の親歯車42
2に作用する。位置決め桿446がピン477を
介してフレーム406に枢着され、従つて桿44
6は時計方向か反時計方向にピン477を中心と
して回転できる。シヤフト404はそれがフレー
ムに相対的に回転できるようフレーム406に適
当な軸受により装着されている。更にまた、ドラ
ム410とシヤフト404とは適当な軸受がドラ
ムの両端部にあるので互いに相対的に回転でき
る。
シヤフト404は選択部材448を支持する溝
452を有している。選択部材448は一端(第
3図において左端)に接続部分450を他端(第
3図において右端)にスロツト付き部分451を
有している。シヤフト404が回転するとき、シ
ヤフトは溝452と選択部材448とを一緒に回
動する。選択部材448はシヤフトの回転中スロ
ツト451によつて位置決め桿446から離れた
状態となる。選択部材448の接続部分450は
親歯車422のキイ溝421に係合している。選
択部材448を設けた目的は親歯車422をドラ
ム410と調節アセンブリ430とに対し3つの
位置のうちの1つに位置決めして3つの作用モー
ドのうちの1つによつてシステムを作用させるこ
とである。
位置決め桿446の位置如何により3つの作用
モードが可能である。3つの作用モードとは、桿
446が中立すなわち垂直位置にあるアラビア数
字選択モード(金額選択)と、桿446が反時計
方向に運動せしめられ制御桿442がその中立位
置の左方に位置決めされている列選択モード(印
刷装置選択)と、位置決め桿446が時計方向に
運動せしめられ制御桿442がその中立位置の右
方に位置決めされている印刷モード(印刷ドラム
の回転)とである。位置決め桿446を運動させ
るのには任意適当な手段が使用できる。たとえ
ば、位置決め桿446は作業員が手動で3つの位
置のそれぞれに運動できる。あるいはまた、位置
決め桿446はキイボードにより自動的に作動せ
しめられるソレノイドまたはモータの如き任意適
当な手段により3つの位置のいづれにも位置決め
できる。
位置決め桿446の頂部はピン449により制
御桿442に装着されそれに対し相対的にピボツ
ト運動できる。ピン449は桿446のスロツト
460内を運動して位置決め桿446の回転運動
を桿442の直線運動に順応させる。制御桿44
2はフレームの開口454を自由に通過しまたそ
の位置如何によりドラム錠止め溝414に係合で
きる。
調節機構420は親歯車422とリング歯車4
24とを含んでいる。リング歯車424はその外
周にドラム歯車412と選択歯車432とにかみ
合いできる歯車歯を有している。しかしながら、
リング歯車424はその内周に非歯車を有してい
て親歯車422の表面の左方部分に相対的に自由
に回転せしめられるよう支持されている。ドラム
410の歯412はこのドラムの材料で作られこ
のドラムと一体に成形できる。親歯車422はそ
の外周の中間および右方部分に歯を有しこの歯は
選択歯車432と平および傘形歯車434の歯に
かみ合いできる。
選択部材448はその運動方向如何により親歯
車422をシヤフト404に沿い軸線方向に移動
できる。リング歯車424は親歯車422が位置
を変える際に親歯車と共にシヤフト404に対し
軸線方向に移動する。リング歯車424はアラビ
ア数字選択位置すなわち中立位置にある歯車41
2に選択歯車432を錠止めする作用を行う。こ
のことはドラム410が桿442により錠止めさ
れリング歯車424の歯がドラム歯車412及び
選択歯車432にかみ合うことにより発生する。
このとき親歯車422がリング歯車424の内面
に対して回転できるのでリング歯車424は静止
できる。リング歯車424の位置は親歯車422
の位置如何により決まり、この関係はシヤフト4
04に沿いこれら2つの歯車を一緒にまとめて保
持する親歯車の側部フランジ461,462の如
き任意適当な手段により達成される。
調節アセンブリ430もまた選択歯車432と
平および傘形歯車434とを含み、これら歯車は
親歯車422により駆動されるようにしてある。
選択歯車432と平および傘形歯車434とはそ
の内外面にそれぞれ親歯車にかみ合う歯を有して
いる。選択歯車432はその内面の左側部分にリ
ング歯車424とかみ合いできる第1組の歯を有
している。選択歯車432はまたその内面の右側
部分に親歯車422にかみ合いできる第2組の歯
を有している。歯車434は平および傘歯車43
6の円錐形の歯部分にかみ合う円錐形の歯部分を
有している。平および傘形歯車434の運動は円
錐形表面を介して平および傘形歯車436に伝達
される。
後に説明するが平および傘形歯車436はドラ
ムに装着した印刷装置416のそれぞれ1つと一
度に1つへかみ合いそれを駆動する。第3図に示
してあるように、平および傘形歯車436は遊び
歯車438と印刷装置歯車418とを介して1つ
の印刷装置416へ係合している。遊び歯車43
8と印刷装置歯車418とはブラケツト437を
介してドラム410に装着されそれぞれシヤフト
457,456を中心として回転する。
選択歯車432は適当な軸受によりドラム41
0に装着されその回りを回転できる。平および傘
形歯車434はシヤフト433を介して選択歯車
432に装着されこのシヤフト上で選択歯車43
2に対し自由に回転できる。平および傘形歯車4
36もまた選択歯車432に、親歯車422から
平および傘形歯車434を介して駆動できるよう
装着されている。平および傘形歯車434,43
6の円錐形部分は3つの作用モードのすべての
間、絶えずかみ合い状態に保持されている。
印刷装置416は従来の回転式郵便料金計器シ
ステムに使用している形式のもので良い。印刷装
置の周囲はそのまわりに第5図に示した如く複数
の金額印刷要素458を有していてどの印刷要素
が開口内に配置されるかにより郵便料金を選択で
きる。特定の1つの印刷装置の周囲の1つの印刷
要素のみが開口411を通りドラム410の表面
の付近に突出できる。
本発明に使用した「アラビア数字選択」という
用語は実際に郵便物に印刷する位置にある(開口
411を通り突出している)個々の印刷装置41
6の周囲にアラビア数字または記号を置くことを
称する。また本発明に使用している「列選択」と
いう用語は調節機構を、変更されるべき特定の印
刷装置416に係合させることを称する。これま
で説明した形式の1つの典型的な郵便料金計器で
は、一般に複数の印刷装置416を備えており、
これらが変えることのできる情報の全てを形成し
ている。
本発明の1つの特徴によれば、印刷ドラムシヤ
フト404を回転させる主駆動モータがまた印刷
装置選択手段と金額選択手段をも駆動する。第2
図と第3図とに示したモータ402は作業員が制
御パネル28に入力する情報により制御される。
そのような制御状態は第2図に符号500で示し
た如き制御器の如き任意適当な装置により保持さ
れる。制御器500は適切な時点にモータ402
を作動させシヤフト404を回転させる。シヤフ
ト404が両方向に任意に回転できるよう、この
目的に使用するモータは直流モータである。
制御装置は任意に自動的に機能できる。この場
合には制御桿442に対する任意適当なリンク仕
掛を介して該制御桿442を位置決めするためス
テツピングモータ455のような第2モータが使
用できる。たとえば、制御桿442はステツピン
グモータ455により正確に位置決めされる制御
桿歯車441により駆動されるラツク状部分44
3を有することができる。
親歯車422の位置如何により、シヤフト40
4がモータ402により回転せしめられるとシヤ
フト404は調節機構420を駆動し、郵便料金
を設定するか郵便物に郵便料金を付すため印刷ド
ラムを回転させる。第3図にはアラビア数字選択
モードを作用させようとする際における調節機構
420、印刷ドラム410および制御機構440
が示してある。この位置では、制御桿442がフ
レームの開口454を通り錠止め溝414に係合
し、ドラムがフレーム406に対し回転できない
ようになつている。またこの際に、選択部材44
8は親歯車422が印刷装置416を回転させる
ように該親歯車422を位置決めし、適当な印刷
要素458をドラム410の開口411に導く。
この位置では、親歯車422の位置に従い運動す
るリング歯車424がドラム歯車412に係合し
ている。この際にリング歯車424はまた同時に
選択歯車432にも係合し、従つて、歯車432
はドラム410がその元の位置にあるので回転し
ないようになつている。アラビア数字選択モード
では、親歯車422は2つの部分、すなわち、標
準の歯車部分と円錐形の歯車部分とを有する平お
よび傘形歯車434に係合する。
シヤフト404が回転するとそれにキイ止めさ
れた親歯車422が回転する。親歯車422は平
および傘形歯車434を駆動しこの歯車434は
次いで平および傘形歯車436を駆動する。この
際に平および傘形歯車436は特定の印刷装置4
16に関係している遊び歯車438の1つに係合
している。平および傘形歯車436が回転すると
遊び歯車438を、次に印刷装置歯車418を駆
動する。このようにして、印刷装置416の周面
の印刷要素458はドラム410の開口411に
選択的に位置づけできる。
印刷装置416上の印刷要素の位置決めは各印
刷輪に2方向の最短通路設定を行わせる絶対エン
コーダを設けることにより正確に行える。あるい
はまた印刷装置416にストツパを設け増分的2
方向回転が駆動シヤフトの適当な回転を感知して
制御器500を介して印刷装置の回転を制御す
る。この場合に、シヤフトにより駆動されるすべ
ての要素の位置を算定するのに1個のエンコーダ
しか必要としない。
シヤフト404がアラビア数字選択モードにお
いて親歯車422を携行して回転するに従い、平
および傘形歯車434は印刷装置416を駆動す
る。この間中、選択歯車432はドラム410と
同様に静止したままである。この相対的運動はド
ラム410が制御桿442により錠止めされ、一
方では親歯車422とドラム歯車412、他方で
は親歯車422と選択歯車432の間の相対的運
動が、リング歯車424と親歯車422の左側部
分との間の摺動作用によりおこるという事実によ
り可能である。
次に、第3図ないし第5図を参照してシステム
の列選択モードを説明する。いくつかの印刷装置
416が開口411の付近に配列されているの
で、調節を必要とする場合にこれら装置のいくつ
かを変える。たとえば、99.99ドルまでの郵便料
金を処理するにはシステムは金額用に4つの印刷
装置とまた恐らくは日付、広告スローガン、郵便
の種類等の如き選択できる他の情報を変えるため
追加のそのような装置を必要とする。従つて、こ
こには複数の目的と列選択モードにより選択され
る必要のあるドラムに配列した複数の印刷装置と
がある。
印刷されるべき適当な情報を調節できるよう1
つの特定の印刷装置を選択するには、郵便料金シ
ステムを列選択モードで作用させる。以下の説明
はまた列選択機構を惰力運転、離脱または中立位
置にすることが所望の場合にも適用する。
制御桿442の左端を手動か自動的に更に点線
で示した如くドラム錠止め溝414に押して制御
桿を左方に動かしてドラムをその元の位置に錠止
めする。このようにすると選択部材448もまた
動かされるが第3図から見て右方にである。これ
は位置決め桿446がフレーム406に取り付け
たピン447を中心として反時計方向に回転する
からである。選択部材448のスロツト付き部分
451が位置決め桿446により運動せしめられ
ピボツトピン447の下方に位置決めされている
ので、このスロツト付き部分は選択部材448を
右方に動かす。このようになると、リング444
はピン445を介して位置決め桿446により右
方に駆動されてシヤフト404に沿い右方に摺動
する。
位置決め桿446は選択部材448付近の下端
でシヤフト404の上半分を取り巻くカラー部分
463に分岐している。カラー部分463はピン
445によりリング444にそれを中心としてピ
ボツト運動するよう取り付けてある。シヤフト4
04のそれぞれの側に1本づつにして2本のピン
445が設けてある。ピン445はスロツト46
4に乗りカラー部分463の回転運動をリング4
44の直線運動に順応させる。選択部材448は
スロツト部分451の下方は中実であるが、スロ
ツト部分451の底はシヤフト404の表面にあ
る。このような形状にしてあるため、選択部材4
48はシヤフト404と共に回転せしめられるに
従いリング444、カラー463および桿446
から離れる。
リング歯車424の外面の歯は印刷ドラム歯車
412の歯から離れ、親歯車422が調節アセン
ブリ430に係合する。更にまた、親歯車422
は平および傘形歯車434,436を駆動する。
その結果、平および傘形歯車434,436は調
節アセンブリ430に錠止めされその固定した部
品、更に詳細にいえば、選択歯車432の固定部
品となる。
従つて、列選択モードでは、親歯車422と、
選択歯車432ならびに平および傘形歯車43
4,436を含む調節アセンブリ430と、は駆
動シヤフト404が回転すると一体の組合わせ体
として回転する。選択歯車432は各印刷装置4
16に関係した遊び歯車438内にすべり込みそ
れに錠止め固定する歯形輪郭を有している。選択
歯車432の整合部材465は平および傘形歯車
436の非円錐形部分位置に遊び歯車438を保
持し、列選択中遊び歯車438に容易にすべり込
みそれと係合する。従つて、選択歯車432の該
整合部材465は調節アセンブリによりリセツト
されているものは除いて他の遊び歯車438を錠
止め固定する。
駆動シヤフト404の回転を制御することによ
り、調節アセンブリ430は平および傘形歯車4
36が所望の列に係合するよう位置決めされる。
また、調節アセンブリ430、特に、調節アセン
ブリの選択歯車432またはその他のある適当な
部品には印刷ドラム410における列に相対的に
その位置を追跡する絶対エンコーダを設けること
ができる。任意に、調節アセンブリにはストツパ
を設けることもできまた印刷装置の位置決めに使
用した駆動シヤフト上の同じエンコーダを列選択
アセンブリの位置を算出するために使用すること
もできる。
第3の作用モードは第3図ないし第5図を参照
して次に説明する印刷モードである。このモード
では、印刷すべき郵便料金用の正しい印刷要素が
既に選択されているドラム410を回転し郵便物
に郵便料金を印刷する。ドラム410がその元の
位置から1完全回転にわたり回転できるようこの
機構を印刷モードにするため、制御桿442は右
方の印刷位置に運動する。右方すなわち印刷位置
への制御桿442の運動はマイクロプロセツサに
より直接制御される干渉部材(図示せず)により
制御でき、この干渉部材は印刷条件がすべて満た
された場合にのみ取り除かれる。たとえば、この
マイクロプロセツサはドラムを回転するための適
当な時間に干渉部材を引き戻すソレノイドを付勢
する。
制御桿442が右方に印刷モードになるよう運
動すると、制御桿442の左端もまた右方に運動
してドラムの錠止め溝414から抜ける。これに
よりドラム410は自由に回転する。また、制御
桿442が右方に運動すると位置決め桿446が
時計方向に回転することにより選択部材448を
それに対応して左方に運動させる。選択部材44
8は位置決め桿446が時計方向に運動せしめら
れる際にスロツト付き部分451と位置決め桿4
46との間の相互作用により左方に運動する。リ
ング444及びピン445もまたシヤフト404
に沿い左方に運動する。親歯車422とリング歯
車424とは選択部材448により左方に移動さ
れる。この位置において、親歯車422はドラム
の収容空所459にはまり込んでいる親歯車の左
側部分によりドラム410に係合する。調節アセ
ンブリ430、特に、選択歯車432及び平およ
び傘形歯車434にもまたこの際に親歯車422
が直接係合する。
印刷モードでは、ドラム410と選択歯車43
2ならびに平および傘形歯車434を含む調節機
構430とは一緒に錠止めされ、シヤフト404
が回転すると一体にして同時に回転する。親歯車
422の左端とドラム410の収容空所459と
はそれらが駆動シヤフト404(親歯車422に
キイ止めされた)が計器本体のセンサーと連動機
構とに対して元の位置にある時にのみ互いに係合
せしめられる。従つて、印刷モードでは、シヤフ
ト404と親歯車422とは印刷サイクルを1完
全回転し他方調節アセンブリ430の残りの要素
はドラムと一体に駆動する。
印刷モードにおいては、調節アセンブリ430
が元の位置にあり、この位置では平および傘形歯
車436が印刷装置416の列のいづれの歯車と
も係合しないことが認められる。列選択モードで
は、平および傘形歯車436は元の位置から変更
可能な印刷装置416まで運動せしめられる。こ
のことが行われた後、平および傘形歯車436は
元の位置へ戻され、そこで印刷装置416の列の
いづれとも係合しないように再び位置決めされ
る。
本発明の1つの特徴によれば、調節アセンブリ
430はドラム410内に収容できまた主モータ
はシステムの基部22内に収容できる。ドラム4
10とその内部部品とは基部から取り除ける計器
20内に装着できる。種々の作用モードにわたり
シヤフト404また恐らくドラム内の回転可能な
他の要素の角度位置と位置決め桿446で示され
る作用モードとがエンコーダデイスクで絶えず監
視できることが理解できよう。これらのデイスク
はこれら要素の運動に関する情報を制御器500
に絶えず送ることができ、この制御器は前記米国
特許第3987457号に記載した方法でそのような入
力を受信する。
印刷サイクルの位置を検知するため適当なセン
サーもまた制御器に接続できる。印刷輪用の新た
な位置をそれぞれ現在の位置と比較して適当な順
序にすることができるようにする適当なコンパレ
ータも設けることができる。駆動モータと選択器
モータとは直流およびステツピングモータが好ま
しいが、他の適当なモータまたは組合せモータも
使用できる。
調節アセンブリの順次動作は郵便料金をリセツ
トする毎に設定した方法で行う必要はない。歯車
手段、この実施例では歯車438が歯車変位手
段、この実施例では調節アセンブリ430のまわ
りに環状に配置してあるので、列選択は駆動シヤ
フト404と親ねじ422とをいづれかの方向に
回転させることにより行える。
以上、述べた本発明を要約すると、下記の通り
である。
軸線を有する回転可能な印刷ドラム410と、 印刷ドラム内に装着され夫々が複数の金額印刷
要素458を有している複数の金額印刷輪416
であり選択された印刷要素を該輪が前記ドラムの
表面に露出される作用位置411に並べるよう選
択的に調節可能な複数の金額印刷輪416と、 被印刷面に印影を形成するため選択された金額
印刷要素を印刷位置を通り運動させるよう前記印
刷ドラムを回転させる駆動手段402,404,
422,424,412と、 印刷輪と同数でそれぞれが異なる印刷輪と関係
している複数の金額選択伝達部材438,418
と、選択された印刷輪を作用位置に位置決めする
ため前記印刷輪を調節するよう一時に1つの伝達
部材を変位させるため伝達部材に選択的に係合可
能な伝達部材運動手段436と、を含んで成る全
額選択手段434,436,438,418と、 前記伝達部材運動手段を伝達部材から伝達部材
へ移し伝達部材運動手段を夫々の伝達部材に選択
的に係合させる手段432を備えている印刷輪選
択手段424,432と、 前記伝達部材運動手段と前記伝達部材移し手段
とに選択的に係合可能で前記運動手段が不能であ
る間に移し手段を駆動しかつ前記移し手段が不能
である間に前記運動手段を駆動し、前記印刷ドラ
ムに選択的に係合する第1のモータ402と、該
第1のモータの前記選択的係合をもたらす第2の
モータ455と、を備えている、前記金額選択手
段及び前記印刷輪選択手段用の駆動をなす前記駆
動手段と、 選択された印刷金額に従い前記両モータを制御
する制御手段500と、 前記印刷ドラムの回転軸線と同軸をなす主歯車
422を、第1の歯車434が前記伝達部材運動
手段436を駆動し、第2の歯車424が前記移
し手段432を駆動するように選択的に係合させ
るよう配設されている前記第2のモータと、 から成る被印刷面に選択された金額を印刷する郵
便料金計器。
発明の効果 このことはもし印刷輪のすべてをリセツト方法
で変える必要のない場合には特に有用で、その理
由は金額選択手段と印刷装置選択手段とが各金額
設定サイクル中にのみ選択した金額または他の変
更できる情報を設定するのに調節を必要とするそ
のような金額印刷装置(もしあれば)と関係させ
るよう制御できるからである。金額選択手段と印
刷装置選択手段とは監視できまた制御装置に前記
判定に従いモータが係合してそれにより作動でき
る。従つて、印刷装置と金額選択手段とを順次に
作用させることにより、印刷装置選択手段がそれ
を金額印刷装置に両者が作用的に係合するのに最
短距離または時間しか要しないような方向に回転
させることにより近付けるようストツパなしで行
える。また本件発明では、3つの作業即ち(1)印刷
装置の選択換言すれば選択した印刷輪の遊び歯車
438に隣接した傘歯車の位置ずけ作業、(2)数値
の選定換言すれば選択した印刷輪416の回転作
業、及び(3)印刷作業、を単独のシヤフト404の
駆動により行なわれるので、従来の同種装置に比
し装置全体の小型化を図り、更に該シヤフトの回
転に関連し印刷情報量の拡大を図ることが出来
る。更に、上記3つの作業は、上述の親歯車42
2と協働する特定の歯車装置によつて達成してい
るものである。
本発明を郵便物に関連して説明したが、他の形
式の計器や装置にも本発明を応用できる。そのよ
うな他の形式の計器としては小包サービス装置、
印紙税装置、小切手記入装置等が含まれる。
以上の詳細な説明は従来技術と比較しての改良
に係る郵便料金計器とその作用の面に集中してい
る。一層一般的な方法で説明した郵便料金計器の
面は公知の従来構造のもので良い。
以上述べた本発明の実施例は例示にすぎずそれ
を種々変形できることは理解できよう。従つて、
本発明は以上説明した実施例に限定されるもので
はなく前記した特許請求の範囲によつてのみ限定
されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置を組み入れた郵便料
金計器の簡略にした斜視図、第2図は郵便料金計
器内の要素の関係を示すブロツク図、第3図は印
刷ドラム、金額調整機構の制御機構を示す部分断
面図、第4図は第3図の4−4線に沿い切断して
示した断面、第5図は第3図の5−5線に沿い切
断して示した断面図である。 20……計器、402……モータ、404……
シヤフト、410……印刷ドラム、411……作
用位置、416……印刷輪、418……印刷装
置、420……調節機構、422……親歯車、4
24……リング歯車、430……調節アセンブ
リ、432……選択歯車、434,436……平
及び傘歯車、440……制御機構、455……ス
テツピングモータ、458……金額印刷要素、5
00……制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸線を有する回転可能な印刷ドラム410
    と、 該印刷ドラム410内に装着され夫々が複数の
    金額印刷要素458を有している複数の金額印刷
    輪416であり選択された印刷要素458を前記
    ドラム410の表面に露出した作用位置411に
    並べるよう選択的に調節可能な複数の金額印刷輪
    416と、 該選択された金額印刷要素458を印刷位置を
    介して駆動し被印刷面に印影を形成する、前記印
    刷ドラム410を回転する駆動手段402,40
    4,422,424,412と、 印刷輪416と同数で夫々が異なる印刷輪41
    6と協働している複数の金額選択伝達部材43
    8,418と、該伝達部材438,418へ選択
    的に係合し一時に1つの伝達部材438,418
    を変位して前記印刷輪416を調節できこれによ
    り選択された印刷輪416を作用位置に位置決め
    する伝達部材運動手段436と、を含んで成る金
    額選択手段434,436,438,418と、 前記伝達部材運動手段436を伝達部材43
    8,418から伝達部材438,418へ移し伝
    達部材運動手段436を夫々の伝達部材438,
    418に選択的に係合させる手段432を備えて
    いる印刷輪選択手段424,438,432と、 前記伝達部材運動手段436と前記伝達部材移
    し手段432とに選択的に係合しており前記運動
    手段436が不作動中に該移し手段432を駆動
    し、該移し手段432が不作動中に前記運動手段
    436を駆動し、かつ前記印刷ドラム410に選
    択的に係合可能な第1のモータ402と、該第1
    のモータ402の前記選択的係合をもたらすため
    の第2のモータ455と、を備えている、前記金
    額選択手段434,436,438,418及び
    前記印刷輪選択手段424,432の駆動をなす
    前記駆動手段402,404,422,424,
    412と、 選択された印刷金額に従い前記両モータ40
    2,455を制御する制御手段500と、 前記伝達部材運動手段436を駆動するために
    第1の歯車434と、前記移し手段432を駆動
    するために第2の歯車424と、に選択的に係合
    するよう前記印刷ドラム410の回転軸線と同軸
    をなす主歯車422を移動する前記第2のモータ
    455と、 から成る被印刷面に選択された金額を印刷する郵
    便料金計器20。 2 前記第1のモータ402が直流モータである
    特許請求の範囲第1項の郵便料金計器20。 3 前記第2のモータ455がステツピングモー
    タである特許請求の範囲第1項又は第2項の郵便
    料金計器20。
JP22173985A 1984-10-04 1985-10-04 郵便料金計器 Granted JPS6191786A (ja)

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