JPH0534938Y2 - - Google Patents

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JPH0534938Y2
JPH0534938Y2 JP9928391U JP9928391U JPH0534938Y2 JP H0534938 Y2 JPH0534938 Y2 JP H0534938Y2 JP 9928391 U JP9928391 U JP 9928391U JP 9928391 U JP9928391 U JP 9928391U JP H0534938 Y2 JPH0534938 Y2 JP H0534938Y2
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drum
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pinion
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    • GPHYSICS
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    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B17/00Franking apparatus
    • G07B17/00459Details relating to mailpieces in a franking system
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    • G07B2017/00548Mechanical printhead

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、郵便料金計、
更に詳細に言えば、印字機構及び数値設定機構を
含む回転印字ドラム形式の郵便料金計に関する。
【0002】 郵便料金計は、封筒のような郵便物
に、印刷した切手のような形態の郵便料金を印字
する装置である。郵便料金計という用語は、小包
郵便用の計器のような他の類似の計器をも含む。
この形式の計器は計器内に予め設定された郵便料
金を計算し印字する。計器内には郵便料金を郵便
物に印字する機構が設けられている。
【0003】
【従来の技術】 現在使用されている郵便料金計
は通常は隣接する4個の印字車輪を含み、そのそ
れぞれには印字素子である0から9までの数字が
刻印されている。印字車輪は、その計器の使用者
が00.00ドルから99.99ドルまでの任意の郵便料金
の額を設定できるように、独立して位置されてい
る。
【0004】 郵便料金計の印字車輪は過去において
は通常は一連の機械的リンク装置とレバーとによ
つて使用者が手動で調整するようになされてい
た。1日あたり比較的少ない郵便物を処理する者
にとつては、印字を手動で設定することには問題
はなかつた。
【0005】 しかし、もつと大量の郵便物を処理す
る者のため、最近は自動操作式の機構が取付けら
れるようになつた。
【0006】 郵便料金計も又、印字機構の発展を導
いた電子計算装置と、郵便料金計の能力を増加さ
せるよう電子回路と協働している数値設定機構
と、共に発展してきている。
【0007】 これまで知られている郵便料金計とし
ては、米国特許第3978457号、同第4050374号、同
第4367676号、同第4140055号などがある。
【0008】 しかるに、米国特許第3978457号
(1974年12月23日出願)では、印字車輪が独立し
て回転可能なギヤ機構により異なる4桁の郵便料
金の額に位置決めすることが可能なように設定さ
れている。ギヤ機構は一度に1個がマスタギヤに
係合し、マスタギヤは横方向に可動なキヤリツジ
内に回転可能に取付けられている。キヤリツジは
マスタギヤが順番に各ギヤ機構に係合するように
移動する。キヤリツジは変動可能なリンク機構を
経て作動する一対のソレノイドにより位置を決め
られ、マスタギヤはステツプモータにより駆動さ
れている。また印字ドラムは別のモータにより駆
動されている。
【0009】 また米国特許第4050374号(1976年6
月21日出願)では、前述の米国特許第3978457号
採用されているものと類似の4桁の郵便料金計の
ための設定機構で、マスタギヤキヤリツジの位置
決めをするソレノイドがステツプモータに置換え
られた設定機構及び数値設定中に回転しないよう
に印字ドラムをロツクする機構について記述して
いる。
【0010】 さらに米国特許第4367676号(1981年
5月22日出願)は、数値設定について異なる方式
を記述している。ここでは、印字車輪の数に等し
い4つの数値設定ギヤの列が駆動しながらそれぞ
れの印字車輪に1度に1個連結しこれにより印字
車輪を設定している。ステツプモータにより回転
するピニオンが、同時に印字ドラムを回転させる
独立のモータにより駆動される追跡装置により、
設定ギヤから設定ギヤへと移動する。
【0011】 また米国特許第4140055号(1977年6
月6日出願)は、郵便料金印字車輪を支持してい
る郵便料金印字ドラム内のリングギヤへ、偏心さ
せて取付けたピニオンが噛合つている遊星車輪伝
導装置を使用した4桁の印字車輪数値変更機構に
ついて記述している。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】 しかしてこれ
まで上記の様な種々の技術が発表されていが、米
国特許第3978457号及び同第4050374号ではキヤリ
ツジの作動が変動可能なリンク機構を介して行わ
れているので、その構成が複雑で効率よい作動が
得られなかつた。また米国特許第4367676号では
印字ドラムと追跡装置とが同一のモータによつて
駆動されているので印字ドラムを静止した状態で
追跡装置を駆動することができず、追跡作業に手
間どり印字設定作業に長時間を要していた。さら
に米国特許第4140055号では、遊星車輪伝導装置
が使用されていたのでドラム内の印字車輪数値変
更機構が複雑化し、装置自体の価格が上昇しまた
その重量が大となり、消費電力も大であつた。
【0013】 その上、これまでの装置では、ラツク
の数又はその他の設定装置の数、印字装置の数が
4個の設定機構によつて制約され、その桁以上の
料金の変化には使用出来なかつた。
【0014】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記課
題を解決するために、実質的にリンク機構を不要
とし単純で故障の少ないラツク・ピニオン機構を
採用した。また追跡装置と印字ドラムとを独立し
て駆動できるように夫々別個の駆動源及びその伝
達機構を設けた。さらに数値変更機構を、協働す
る印字車輪及びラツクと、該ラツクを介して印字
車輪を調整する単一のピニオンと、該ピニオンを
各ラツクに関して回転する機構と、から構成し、
複雑な作動をする遊星機構を不要とした。
【0015】 さらに、本考案では印字車輪及びラツ
クを少なくとも4個以上ドラム周辺に配すること
により、少なくとも4桁以上の印字を可能とし
た。これは複数の印字車輪及びラツクが単一のピ
ニオンによつて駆動されること、ピニオンとドラ
ムとが個別の駆動手段によつて駆動できること、
によるものである。
【0016】
【作用】 本考案の郵便料金計は、単純で故障の
少ないラツク・ピニオン機構の採用によつてこれ
までのリンク機構に伴う課題を解決した。また追
跡装置と印字ドラムとを独立駆動可能な個別の駆
動源及びその伝達機構の採用により追跡作業の単
純容易化を達成した。加えて、1個のピニオンを
ドラム内にて回転させて複数のラツクへ噛合せ、
その後、ピニオンを所定数だけ回動することによ
つてラツク及び印字車輪を簡単に調整できるラツ
ク・ピニオン機構の採用により、単純で軽量で安
価な郵便料金計を提供できるようになつた。
【0017】 また印字ドラムの内部を単純なラツ
ク・ピニオン機構としたので、該ドラム内に少な
くとも4個以上の印字車輪・ラツク機構を容易に
設けることが可能となり、これにより希望により
4桁以上の印字も簡単に出来るようになつた。
【0018】
【実施例】 図面、特に第1図を参照すると、こ
こには、着脱可能にベース22に固定されてい
る、本考案によつて構成された郵便料金計20が
図示されている。この郵便料金計即ち計器20と
ベース22との間の前方部分には隙間24があ
り、この部分で郵便物等を受け取りかつ郵便料金
を印字する。郵便料金計は表示パネル即ち表示装
置26(これは電子式表示パネルが好ましい)
と、制御パネル28と、を備えている。ここに開
示されている回転式数値機構には任意の適当な電
子制御機構が使用可能である。
【0019】 計器20は、米国特許第2934009号に
開示されているようにしてベース22から取はず
すことが可能である。この計器20は、ベース内
に印字機構を操作するための機械的駆動装置を組
み込んでいる。計器20とベース22とが分離可
能であるため、再装填する場合の計器の手入れや
運送が簡単となる。
【0020】 郵便料金計の制御パネル28は、数字
あるいはアルフアベツト表示を備えたような適当
な形式のものでよく、例えば、従来の複合式の7
区分のLEDあるいはLCD表示でもよい。加えて、
制御パネルは、数字設定キー30と、必要な郵便
料金の額を印字するため計器を設定するためのデ
シマル(小数点)キー32と、を備え、その額は
通常の表示装置26に表示される。クリヤキー3
4も、例えば誤つて入力した場合にその額をクリ
ヤするために装備される。表示された額が必要な
数値に設定された場合は、郵便料金設定キー36
を押して印字機構の設定を行う。印字は封筒を挿
入するかあるいは印字キーを押すことにより開始
する。
【0021】 パネルは更に、表示装置26にその他
の数値を選択的に表示可能な一連のキーを備えて
いる。例えば、増加する記録の内容、つまり、計
器により使用された積算郵便料金、減少する記録
の内容、つまり、計器がまだそのために充填して
ある分の残存郵便料金、及びその他の必要な情報
を表示するため備えることも可能である。更に、
計器の背後にあるサービスキー(図示されていな
い)は、計器のキーの診断及びその他のサービス
機能のために使用する場合に使用される。計器は
例えば米国特許第4097923号に論じられているよ
うに離れた位置からの計器の再設定も可能であ
る。これらの機能は以下に参照のように、米国特
許第4301507号にその詳細が見られる。
【0022】 プリンタ即ち印字機構38は、隙間2
4の上部において計器20内に取付けられている
印字ドラム202(第3図)を含み、該ドラム2
02はその周辺に選択された印字素子209が突
出するための開口部を有する。選択された印字数
値を封筒上に印字するために、ドラムが回転し、
隙間24を通つてドラムと摩擦接触する封筒に対
して印字素子を押しつける。印字素子209は、
一連の印字車輪208の周辺に適切に設けられて
おり、開口部で印字をするように選択された数値
を有する素子をそこに回転整合する。
【0023】 印字車輪の設定即ち調整は、設定機構
により行われる。この設定機構は、制御パネル2
8に入力される所定の印字数値に基づいて米国特
許大径3978457号や同第4301507号に示される電子
制御装置のような適切な制御装置により制御され
ている。
【0024】 この実施例においては、印字ドラム2
02の右側は、軸207によつて支持されてい
る。一方、左側は閉じられている。この軸207
は計器本体206内にある軸受203により軸支
されている。印字車輪208は、印字ドラム20
2に支持された軸211の周りに回転調整され、
選択された印字素子209が第3図に図示される
ような回転式数値選択装置204を含む設定機構
によりドラムの表面に露出する。ここで該装置2
04は前記軸211に支持された平歯車212の
ような適当な連結部材を経て前記印字車輪の回転
を行うために軸方向に動く一連の直線ラツク歯車
210(第3図には1つのみを図示している)を
有している。各印字車輪208に1個のラツク2
10が設けてあり、このためラツクの数が印字車
輪の数と等しくなり、各ラツクは夫々異なる印字
車輪に連結されている。ラツク210は例えばド
ラム202内に設けたドラムの長手方向に伸長す
るピンガイド219(第5図)に沿つて摺動可能
にドラム202へ取付けられ、かつラツク移動装
置の周囲に円弧状あるいは部分環状に並んで配列
されている(第5図参照)。該ラツク移動装置は
ラツクからラツクへと追従可能で駆動ウオーム2
16によつて駆動されているピニオン214を備
えている。
【0025】 ウオームギヤ216は、軸受222に
より支持された管状軸220内に同心円状に配列
された軸218の一端に取付けられている。軸2
20はその一端付近に取付けた軸213によつて
ピニオン214を支持し、かつ印字ドラム軸20
7内にある軸受224により軸支されている。
【0026】 軸218,220,207の端部には
それぞれ同様のギヤ226,228,230が設
けてあり、これらギヤは並んで配置され、対応す
る駆動モータあるいはステツプモータM1,M2
M3により駆動される。ベース22内に固定され
ているモータM1,M2,M3の駆動軸は対応する
駆動軸上にある駆動ギヤ232,234,236
を介して各ギヤ226,228,230に連結さ
れている。
【0027】 作動する場合には、モータM1,M2
同期して作動し、かつギヤ226と228を同調
させて駆動し、ウオーム216とピニオン214
とを一体として回転させ、ピニオン214を1つ
のラツク214からその隣りのラツクへと移動さ
せる。ラツク210を移動する場合には、モータ
M1のみを作動してギヤ226のみを駆動する。
これによりピニオン214をラツクに係合させた
まま回転しこうして印字車輪を調整する。印字ド
ラムを回転させて印字を行う場合には、ドラムの
回転中にラツクが妨害とならないように、3個の
モータすべてを同期して作動し、ドラム202
と、ウオーム216と、ピニオン214とを一体
として回転し、それによりドラムに対し相対的に
固定されたラツク置換ピニオンを回転させる。
【0028】 印字工程の前には、ピニオン214は
どのラツクとも係合しない不活動の位置に移動す
ることが好ましい。ピニオン214を、夫々反時
計方向又は時計方向に回転させることにより夫々
ラツクが前進(第3図において左方)し、設定さ
れている印字車輪208の印字数値を増加し、ま
たラツクが後退(第3図において右方)し、印字
数値を減少する。
【0029】 選択装置204を作動させている間は
ずつと、ラツク210とピニオン214の位置
は、2個の隙間エンコーダデイスク及びここに使
用されている光学的センサ装置のような適当な装
置により適切に電子的にモニタされる。
【0030】 本考案の実施例の特徴は、モータM1
M2,M3と、選択装置用及びドラム用の駆動装置
とがベース22内に収納されており、選択装置自
体及びドラム自体はベースから着脱可能な計器2
0内に取付けられていることである。ベースと計
器との間にはギヤ226,228,230があ
る。この構成は概略的に第2図に図示され、そこ
では、キーボード28、回転式数値選択装置5
0、印字機構38は計器20内に配列され、一
方、制御装置29、駆動モータM、機械的駆動装
置がすべてベース22内に配列されている。
【0031】 完全な数値選択及び印字行程を行う上
述の郵便料金計の操作について述べる。計器の素
子はすべてその基本位置にあり、印字車輪はすべ
てゼロに設定されピニオンはすべてのラツクに係
合していないものと仮定する。例示的に、郵便料
金を23.65ドルに設定するものと仮定する。説明
のため、図示されている選択装置は210aから
210eまで5個のラツクを有し、それぞれが各
印字車輪208と協働していると仮定する。以下
の記述において、ラツク210aと210bはそ
れぞれ10ドルと1ドルの単位を表示し、ラツク2
10cと210dはそれぞれ10セントと1セント
の単位を表示する。ドルの表示と小数点とは、整
合した素子が露出するドラム内にある窓に恒久的
に位置している。ラツク210eは日付のような
変更の必要のある追加情報を表示する。
【0032】 行程の開始にあたり、ピニオン214
はそれの基本位置であるラツク210aと210
eとの間の位置するように配列され、印字車輪2
08の数値は「$00.00」であると仮定する。印
字位置のスイツチを入れ、使用者が数値キー30を
使用して$23.65の数額をキーボード28にパン
チする。数値が入力されて表示装置26が変化す
ると、設定キー36を押す。これにより数値選択
行程が実行される。数額を表示する信号は制御装
置のCPUにより処理され、信号はステツプモー
タM1,M2に送られ、エンコーダ(図示されてい
ない)からのフイードバツクと共に後述のような
方式で数値選択が実行される。
【0033】 最初に、ステツプモータM1とM2が作
動し、駆動ギヤ226と228を同期して駆動
し、軸218と220を正確に回転させピニオン
214をラツク210aと係合させ、その後ステ
ツプモータM1,M2を停止する。
【0034】 ステツプモータM1が再び作動し、軸
218を駆動し、ウオーム216を回転させ、ピ
ニオン214を時計と反対回りに回転させ、第3
図にあるようにラツク210aを左に置換し、印
字素子「2」をドラムの印字窓にある印字車輪2
08の位置に置く。
【0035】 次の操作では、ピニオン214が次の
ラツク210bを置換するために作動する。この
終わりに、駆動モータM1とM2は再び作動して駆
動軸218と220を同期して駆動し、ピニオン
214にラツク210bを追跡させ、そして停止
する。ステツプモータM1が再び作動し、ピニオ
ン214を時計と反対回りに回転させ、ドラムの
印字窓にある印字車輪208に「3」の印字素子
を位置させる。 ピニオンは次に回転して「10セント」の印字車輪
に連結したラツク210cに係合し、ピニオン2
14は印字窓に数字「6」を露出させるまで回転
する。
【0036】 ピニオン214は次にラツク210d
に移動し、上述と同じ方式で印字窓に「セント単
位」の印字車輪の数字「5」を位置させる。
【0037】 ここでピニオン214はラツク210
eに移動し、これが今日の最初の操作であると仮
定すると、新しい日付がキーボード28に入力さ
れ、ピニオン214は回転してラツク210eを
適切に位置させる。もつと融通のきく方法では、
2個あるいはそれ以上のラツクがデータ情報に使
用され得る。
【0038】 ピニオン214はここでラツク210
aと210eの間の基本位置に戻る。
【0039】 数値の選択に従い、郵便物の挿入ある
いは印字キーを押すことに応答して、3個のモー
タM1,M2,M3が同時に作動して同期しながら
ユニツトとしてドラムと選択装置を回転させるこ
とにより印字行程を実行する。ドラムは完全に1
回転して選択された印字素子を隙間24にある郵
便物に対面させ、郵便物の上に数額を印字する。
計器はここで設定キー30の作動により、次の数
額を受け入れる準備ができる。
【0040】 この図においては、次の数額は45セン
トであると仮定する。印字車輪をこの額に設定す
るため、回転式選択装置が上述の方式で操作さ
れ、続く動作を実行する。ピニオン214は最初
にラツク210aと係合し、「10ドル」の表示を
している印字車輪をゼロに戻す。ラツクを置換す
る間、軸218は、ピニオン214を時計回りに
回転させて、ラツク210aを後退(第3図にお
いて右へ移動)させるように回転する。ピニオン
214はここでラツク210bを追跡し、上述の
方式で印字車輪をゼロに戻す。それからピニオン
214はラツク210cを追跡し、このラツクを
後退させ、印字車輪208に数字「4」を表示さ
せるように回転する。ピニオン214は次に後退
して、「セント単位」210cと日付ラツク21
0dとを経由して基本位置に戻る。しかし、これ
らの数値は変更がないので、ピニオン214はこ
れらのラツクに変更を生じるように影響しない。
これに続いて、3個のモータM1,M2,M3が再
び同時に作動し、印字ドラムを駆動してそれの印
字行程の回転をさせる。
【0041】 様々な選択と印字行程を通して理解さ
れるのは、軸207,218,220の角度を有
する位置決めと、ラツク210の直線的位置とは
常にフイードバツクセンサによりモニタされるこ
とである。このセンサは上述の米国特許第
3987457号に記載のような方法で選択装置の入力
ポートに連結された選択装置へ軸の動きを連続的
に給送する。
【0042】 要約すると、ラツク選択は回転軸21
8と220が一緒に回転してピニオン214がラ
ツクからラツクへと追跡することにより実行さ
れ、ラツクの置換は軸218だけがピニオン21
4をそれの軸213上において回転させ、印字行
程は印字素子209と共に固定した選択装置とド
ラムを一体として回転させるために軸218,2
20,207を同時に回転させることにより実行
されることが理解される。
【0043】 第3図に図示された実施例の修正にお
いて、ピニオン214は、数値選択の間ドラム軸
の回りに回転しないように固定され、ラツク選択
はピニオン214がラツク210を追跡すること
により実行される。このようにして、この実施例
においては、軸220と218はラツク選択の間
は回転しないように固定され、ラツクはギヤ23
0によりドラム202の小さな角度での動きによ
り移動される。このようにして、ラツク選択のた
めには、ギヤ230を経てドラムを駆動するため
にモータM3のみが作動し、ラツクの置換のため
には、モータM2のみがギヤ226を経てウオー
ム216を駆動するために作動する。印字行程の
間、3個のモータM1,M2,M3が同時に作動し
て3個のギヤ226,228,230を駆動し、
ドラムと数値選択装置を一体として駆動する。
【0044】 第4図はもう1つの実施例を図示して
いる。これは第3図に図示されたものと類似であ
り、同じ参照番号が類似の部品に使用されてい
る。この実施例においては、軸218と220の
ベアリング構成はウオーム216と、軸218と
220のそれぞれの端の中間に取付けられたピニ
オン214と共に変化している。
【0045】 第4図の実施例は第3図の方法のよう
に修正されていて、ラツクをラツク置換ピニオン
に関して動かすことによりラツク選択方法を改良
してある。
【0046】 様々な実施例が記述されたが、修正及
び変更は本考案の展望から離れることなくその詳
細にわたり実行可能である。
【0047】 駆動モータはステツプモータ、あるい
は直流モータのような他の適切なモータであるこ
とが好ましい。
【0048】 ここに記述した郵便料金計は、印字素
子のためのインク装置、郵便物が隙間24に挿入
するにはかさばり過ぎるような場合に使用するた
めの印字を受けるようになされたのり付きラベル
を発行する装置などのような様々な付属装置と合
体可能である。更に、装置が故障した場合のため
に、計器をベースから除去できないようにあるい
は開封できないようにするために、計器をベース
に固定するためのロツクダウン機構が設けてあ
る。ロツクダウンレバーは、規格が存在し、市販
のものが使用でき、郵便料金計はモータによるよ
うな適当な方式で、装置の故障の場合に駆動され
る。
【0049】 本考案は郵便料金計に関して開示され
るが、他の形式の計器及び装置も等価値を有する
考案の可能性がある。その他の計器には小包サー
ビス装置、印紙装置、小切手発行装置のようなも
のが含まれる。
【0050】 ここに記述した詳細は、従来技術の基
本的改良に関する郵便料金計及びその操作に集中
している。一般的な方法で記述した郵便料金計の
視点は公知の従来の構造のものである。
【0051】 本考案の上述の実施例は図式的なもの
に過ぎず、それの修正は専門技術により可能であ
る。従つて、本考案はここに開示された実施例に
限定されるものではないが、請求の範囲に記載さ
れているように限定される。
【0052】
【発明の効果】 本考案は、従来技術による装置
をしのぐいくつかの利点を含む。ラツクの数ある
いはその他の設定装置、ひいては印字装置の数等
は設定機構により制約されない。以前の機構にお
いては、比較的少ない数のラツク、例えば4個の
設定ラツクが4桁の郵便料金(00.00ドル)を変
化させるのに使用されていた。
【0053】 本考案はより多い数の設定装置を可能
にする。これは日付、ロゴ、市のような、迅速に
容易に変更可能な郵便料金スタンプに記載される
追加の変更可能な情報を可能にする。加えて比較
的迅速な数値設定が可能となり、比較的軽量で小
型の数値選択機構が達成可能である。この機構に
おいては、従来技術による装置に比較して、部品
の数を大きく減少させることが可能で、それによ
り費用の削減が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に従つた装置と合体した郵便料金
計の簡略図、
【図2】郵便料金計の素子の関係を図示したブロ
ツクダイヤグラム、
【図3】第1図の郵便料金計の回転式印字数値選
択装置の軸方向の断面図、
【図4】回転式印字数値選択装置の他の実施例の
軸方向の断面図、
【図5】第3図のV−V矢視図である。
【符号の説明】
20……郵便料金計 22……ベース 24……隙間 26……表示パネル 28……制御 29……制御装置 30……キー 32……小数点キー 36……郵便料金キー 42……印字車輪 50……回転値選択装置 102……光学式センサ 202……印字ドラム 203……ベアリング 204……回転式数値選択装置 207……印字ドラム軸 208……印字車輪 209……印字素子 210……直線ラツク歯車 210a……ラツク 210b……ラツク 210c……ラツク 210d……ラツク 210e……ラツク 212……平歯車 214……ピニオン 216……ウオーム駆動 218……軸 220……管状軸 222……ベアリング 224……ベアリング 226……ギヤ 228……ギヤ 230……ギヤ 232……駆動ギヤ 234……駆動ギヤ 236……駆動ギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字受入面に選択された数額を印
    字する郵便料金計において、 印字ドラム202と、 該印字ドラム202に取付けられた少なくとも4
    個以上の複数の数値印字車輪208であつて、そ
    れぞれが複数の数値印字素子209を有し、かつ
    選択された各数値印字素子209を整合させるた
    めに選択的に可動となつている複数の数値印字車
    輪208と、 印字位置を経て前記選択された数値印字素子20
    9を移動して前記印字受入面に印字を形成するた
    め前記印字ドラム202を駆動する駆動装置23
    0,236,M3と、 印字ドラム内に一群として配列され、前記数値印
    字車輪208を調整するためにそれぞれの数値印
    字車輪208に連結されている軸線方向に移動可
    能な少なくとも4個以上の複数のラツク210
    と、 前記ラツク210を駆動して該ラツクと協働する
    数値印字車輪208を調整するため一度に1個の
    ラツクと係合可能な単一のラツク置換ピニオン手
    段214と、 該ラツク置換ピニオン手段214の周囲に環状に
    配列されている前記複数のラツク210と、 各ラツク210に前記ラツク置換ピニオン手段2
    14を選択的に係合させるためラツクからラツク
    へ該ラツク置換ピニオン手段214を移動させる
    ラツク置換ピニオン手段移動装置216,21
    8,220と、 前記ラツク置換ピニオン手段と前記ラツク置換ピ
    ニオン手段移動装置とを独立して駆動する駆動装
    置226,228,232,234,M1,M2と を備えて成る郵便料金計。
JP9928391U 1984-10-04 1991-12-02 郵便料金計 Granted JPH059945U (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/657,698 US4598639A (en) 1984-10-04 1984-10-04 Postal meter value selector system
US06/657,703 US4604950A (en) 1984-10-04 1984-10-04 Worm gear rack movement system
US657703 1984-10-04
US657698 1984-10-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH059945U JPH059945U (ja) 1993-02-09
JPH0534938Y2 true JPH0534938Y2 (ja) 1993-09-03

Family

ID=27097465

Family Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23863588A Pending JPH01118984A (ja) 1984-10-04 1988-09-22 郵便料金計
JP23863388A Pending JPH01118982A (ja) 1984-10-04 1988-09-22 郵便料金計
JP23863488A Pending JPH01118983A (ja) 1984-10-04 1988-09-22 郵便料金計
JP9928391U Granted JPH059945U (ja) 1984-10-04 1991-12-02 郵便料金計

Family Applications Before (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23863588A Pending JPH01118984A (ja) 1984-10-04 1988-09-22 郵便料金計
JP23863388A Pending JPH01118982A (ja) 1984-10-04 1988-09-22 郵便料金計
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JP (4) JPH01118984A (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
EP0177049A2 (en) 1986-04-09
JPH01118983A (ja) 1989-05-11
JPH01118984A (ja) 1989-05-11
EP0177049A3 (en) 1987-03-04
JPH059945U (ja) 1993-02-09
JPH01118982A (ja) 1989-05-11

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