JPH055976B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH055976B2
JPH055976B2 JP62125291A JP12529187A JPH055976B2 JP H055976 B2 JPH055976 B2 JP H055976B2 JP 62125291 A JP62125291 A JP 62125291A JP 12529187 A JP12529187 A JP 12529187A JP H055976 B2 JPH055976 B2 JP H055976B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tent
tent body
design
fastening member
stretched
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62125291A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63293264A (ja
Inventor
Sadao Izumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Izumi Cosmo Co Ltd
Original Assignee
Izumi Cosmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Izumi Cosmo Co Ltd filed Critical Izumi Cosmo Co Ltd
Priority to JP12529187A priority Critical patent/JPS63293264A/ja
Publication of JPS63293264A publication Critical patent/JPS63293264A/ja
Publication of JPH055976B2 publication Critical patent/JPH055976B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Tents Or Canopies (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は製造の容易化と設備工事の容易化を図
つたデザインテントに関する。
(従来の技術) デザインテントは、例えば商店における店頭の
デザインの一種として多用されている。この種の
デザインテントは、表面塩化ビニール加工した合
成繊維や、デニム、厚手の綿、アクリル系生機等
の所謂帆布生地を縫製加工してなるテント本体
(テント材)を、例えばパイプを用いて枠組され
た所定の骨組材間に、ナイロン・ロープ等の締結
部材を用いて張架した構造を有する。具体的には
第6図に示すようにテント本体1の縁取り縫製さ
れた周縁部に所定の間隔でハトメ2を固着してお
き、予め枠組された骨組材であるパイプ枠3と上
記ハトメ2との間を締結部材であるロープ4を用
いて順に締結して前記テント本体1をパイプ枠3
間に張架してデザインテントが構成される。
ところがこのような構造であると、ロープ4を
ハトメ2の穴に通す作業とパイプ3の外側を回し
て折返す作業とをテント本体1の周縁に沿つて繰
返し行う必要があり、その作業負担が多大であつ
た。しかも手作業で進められるこの種の設備工事
にあつては、各ハトメ2とパイプ3との間に順に
張架されるロープ4の引張り度に不均一が生じ易
い。そしてこれに起因してパイプ枠3間に張架さ
れるテント本体1に皺や弛みが生じ易いと云う不
具合があつた。またこの皺や弛みを除去するに
は、各ハトメ2とパイプ3との間に張架されたロ
ープ4を、所謂順送りして調整する必要があつ
た。
また上述した構成のデザインテントを製作する
側にとつては、テント本体1の周縁部に、所謂ハ
トメ打ち器を用いてハトメ2を1つ1つにプレス
して固着する必要があり、その製作作業負担が非
常に多大であつた。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来のデザインテントにあつては、
その設備工事のみならず、その製造段階にあつて
も多大な労力を必要とすることが否めない等の不
具合があつた。
本発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、簡易に製造する
ことができるとともに、その設備工事を簡易に高
品質に行なうことができ、しかもテント本体の伸
縮による架設状態の変化を自然吸収できるように
して、架設後に調整作業を必要とすることなく架
設状態を常に最良の状態に保持することができる
デザインテントを提供することである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明に係るデザインテントは、帆布生地を縫
製加工してなるテント本体の周縁部に、先端を掛
止部とした引張り弾性作用を呈する、例えばリン
グ状にしたゴム・バンド等からなる所定長の締結
部材と、上記テント本体が張架される枠組パイプ
等の骨組材に張架されて折返される上記締結部材
の先端掛止部が掛止される掛止部材とを一体的に
縫着したことを特徴とするものである。
(作用) 本発明によれば、テント本体の周縁部を縫製加
工する際、締結部材と掛止部材とを一体的に縫着
することができるので、従来のようにハトメを1
つ1つ固着する製造法に比較して、その製造作業
を大幅に簡易化して労力の軽減を図り、製造コス
トを低減することができる。
また設備工事に際しては、予め枠組された骨組
材に締結部材を張架し、これを折返してその先端
部を掛止部材に掛止めるだけでよいので、その作
業が非常に簡単であり、作業効率が高い。しかも
各締結部材が所定の引張り弾性力を以て枠組パイ
プ等の骨組材間にテント本体を張架するので、そ
の張架力がテント本体の全体に亙つて均等に分散
する。この結果、テント本体は皺や弛みを生じる
ことなく骨組材間に張り渡されるので、仕上りの
良好な品質の高い設備工事を行うことが可能とな
る。
また、架設後にテント本体の伸縮により架設状
態が変化しても、この変化は締結部材の引張り弾
性作用により自然に吸収されることになる。この
ため、調整作業を何ら行なうことなく架設状態を
常に最良の状態に保持することができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例につき
説明する。
第1図は実施例に係るデザインテントの要部構
成を示すもので、aはその平面図、bは一部切欠
断面図である。
第1図において、11は帆布生地からなるテン
ト本体であり、その周縁部を折返して縫製加工し
て構成される。しかしてこのテント本体11の周
縁部には、その縫製加工時に締結部材としてのゴ
ム・バンド12と掛止部材としてのフツク13と
が、上記テント本体11の周縁に沿つて所定の間
隔で一体的に縫い込まれて固着されている。
締結部材をなすゴム・バンド12は、所定の引
張り弾性力と引張り強度を備えたもので、所定の
長さで折返えしてその根元部を前記テント本体1
1の周縁部に縫着され、且つその折返し先端部を
リング状の掛止部としている。
また掛止部材であるフツク13は、第2図に例
示するようにJ字状の鈎体14の根元に穿たれた
孔に縫いしろ片15を挿通させたものからなる。
テント本体11へのフツク13の取付けは、上記
鈎体14を外側にして上記縫いしろ片15を前記
テント本体11の周縁部に縫着することによつて
行われる。
しかして前記ゴム・バンド12は、予め枠組さ
れた骨組材間にテント本体11を張架する際、第
3図に示すように枠組パイプ16に張架されて折
返され、その先端部を前記フツク13に掛止され
るものである。そしてテント本体11の周縁部と
枠組パイプ16との間を所定の弾性力を以て掛止
するものとなつている。
かくしてこのような構造を有する本デザインテ
ントによれば、第4図に示すように枠組された枠
組パイプ16に前記ゴム・バンド12を用いてテ
ント本体11を順に掛止(締結)していくだけで
その張架作業を簡易に行うことができ、またその
作業効率も高い。しかも各ゴム・バンド12がそ
れぞれ所定の引張り弾性力を以て枠組パイプ16
とテント本体11とを締結するので、その張架力
がテント本体11の全体に亙つて均等に分散す
る。この結果、テント本体11は皺や弛みを生じ
ることなく骨組材間に張り渡され、仕上りの良好
な品質の高い設備工事を行うことが可能となる。
しかもその取外しも簡単であることから、テン
ト本体11のクリーニングやメインテナンス、テ
ント本体11の交換を簡易に行うこともできる等
の効果が奏せられる。
またテント本体11を製造するに際しては、前
述したようにその縫製加工時にゴム・バンド12
とフツク13とを一体的に縫い込めば良いので、
その作業負担が軽く、製造コストの低減を図るこ
とも可能となる。
さらに、架設後にテント本体11の伸縮作用に
よつて張架状態が変化しても、この変化はゴム・
バンド12の引張り弾性作用により自然吸収され
ることになる。このため、テントの架設状態は保
守員が何ら調整作業を行なわなくても、常に最良
の状態に保持されることになる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではない。例えば上述した平枠型のデザインテン
トのみならず、第5図に示すような所謂ボツクス
型のデザインテントに対しても同様に適用するこ
とができる。また締結部材としては、先端に掛止
環を取付けた弾性紐のようなものであつても良
く、ロープ等の掛紐の途中に発条体(ばね)を介
在させたのようなものであつても良い。またゴ
ム・バンド12の先端部のみをリング状にしたも
のであつても良い。更には掛止部材としても種々
の構造のものを適宜採用することができる。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明のデザインテント
は、テント本体を縫製加工する際に締結部材およ
び掛止部材をテント本体の周縁部に一体的に縫い
込むことにより製造できるので、工程が少なくて
済み、これにより製造作業を容易化して製品コス
トの低廉化を実現することができる。
また本発明のデザインテントは、予め枠組みさ
れた骨組み材に締結部材を張架し、これを折り返
してその先端掛止部を掛止部材に掛止することに
より架設する構成となつているので、極めて簡単
かつ短時間に架設を行なうことができ、これによ
り設備工事やメインテナンスの作業効率を高める
ことができる。
さらに本発明によれば、一定間隔でテント本体
に縫着された複数の締結部材の引張り弾性作用に
よりテント本体を張架する構成になつているの
で、テント本体を均等に張架することができ、こ
れにより熟練した架設技術を必要とすることなく
皺や弛みのない高品質の架設を行なうことができ
る。
また本発明では、引張り弾性作用を有する締結
部材を使用しているため、架設後にテント本体の
伸縮により架設状態が変化しても、この変化を締
結部材の引張り弾性作用により自然に吸収するこ
とができる。このため、架設後において、保守員
等が調整作業を何ら行なうことなく架設状態を常
に最良の状態に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るデザインテン
トの要部概略構成図、第2図は実施例におけるフ
ツクの構成例を示す図、第3図はゴム・バンドと
フツクによる締結作用を示す図、第4図および第
5図はそれぞれデザインテントの設備例を示す
図、第6図は従来のデザインテントの構造を示す
図である。 11……テント本体、12……ゴム・バンド
(締結部材)、13……フツク(掛止部材)、16
……骨組パイプ(骨組材)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 帆布生地を縫製加工してなるテント本体を、
    締結部材を用いて所定の骨組材間に張架してなる
    デザインテントにおいて、 先端部を掛止部とした引張り弾性作用を呈する
    所定長の締結部材と、前記骨組材に張架されて折
    返される上記締結部材の先端掛止部が掛止される
    掛止部材とからなる複数の締結具セツトを、前記
    テント本体の周縁部に一定の間隔でそれぞれ一体
    的に縫着したことを特徴とするデザインテント。
JP12529187A 1987-05-22 1987-05-22 デザインテント Granted JPS63293264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12529187A JPS63293264A (ja) 1987-05-22 1987-05-22 デザインテント

Applications Claiming Priority (1)

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JP12529187A JPS63293264A (ja) 1987-05-22 1987-05-22 デザインテント

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Publication Number Publication Date
JPS63293264A JPS63293264A (ja) 1988-11-30
JPH055976B2 true JPH055976B2 (ja) 1993-01-25

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JP12529187A Granted JPS63293264A (ja) 1987-05-22 1987-05-22 デザインテント

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JP5642021B2 (ja) * 2011-06-09 2014-12-17 太陽工業株式会社 膜状太陽光発電装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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