JPH0559371U - レーザ測距装置 - Google Patents

レーザ測距装置

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JPH0559371U
JPH0559371U JP197492U JP197492U JPH0559371U JP H0559371 U JPH0559371 U JP H0559371U JP 197492 U JP197492 U JP 197492U JP 197492 U JP197492 U JP 197492U JP H0559371 U JPH0559371 U JP H0559371U
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JP
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Application number
JP197492U
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English (en)
Inventor
康弘 高瀬
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目標と背景からの可視光が微弱で、人間の肉
眼による目標の視準が不可能な夜間等において、目標の
測距ができるレーザ測距装置を得る。 【構成】 レーザ発振器1からのパルスレーザ光14を
目標に照射する。目標16からの反射パルスレーザ光1
9を受光素子5で受信する。カウンタ7はパルスレーザ
光14を発振してから目標で反射したパルスレーザ光1
9を受光素子で受信するまでの時間を計測する。光電子
増倍管10は目標と背景からの可視光17と表示器8に
表示された距離データ23の表示輝度を増幅する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パルスレーザ光を目標に照射して、目標で反射してきたパルスレ ーザ光を受信し、パルスレーザ光を送信から受信するまでの時間と光速から目標 までの距離を測定するレーザ測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置としては図6に示すものがあった。図6において、1はパ ルスレーザ光14を発生すると共にスタートパルス15を出すレーザ発振器、2 はレーザ発振器からのパルスレーザ光14の広がり角を調整する送信レンズ、3 は目標16で反射したパルスレーザ光19及び目標と背景からの可視光17を集 光する対物レンズ、4は対物レンズで集光したパルスレーザ光19を屈折するプ リズム、5はパルスレーザ光19を受信してストップパルス18を出す受光素子 、6はレチクル、7はレーザ発振器からのスタートパルス15でスタートし受光 素子5からのストップパルス18で止まるカウンタ、8はカウンタ7の距離デー タ23値を表示する表示器、9は接眼レンズである。
【0003】 次に動作について説明する。まず、レーザ発振器1はパルスレーザ光14を発 振すると同時にスタートパルス15を発生し、カウンタ7をスタートさせる。レ ーザ発振器1で発振したパルスレーザ光14は送信レンズ2で広がり角を調節さ れ、目標16に照射される。
【0004】 目標16に照射され、目標16で反射したパルスレーザ光19及び目標と背景 からの可視光17は対物レンズ3で集光される。対物レンズ3で集光されたパル スレーザ光19はプリズム4で屈折され、受光素子5で受信される。受光素子5 はパルスレーザ光19を受信するとストップパルス18を発生する。このストッ プパルス18はカウンタ7を止める。カウンタ7はスタートパルス15発生から ストップパルス18発生までの時間を計測し、その時間と光速から目標までの距 離を計算し、目標16までの距離データ23を出力する。
【0005】 カウンタ7から出力される目標16までの距離データ23は表示器8に入力さ れ、表示器8に表示される。また、対物レンズ3で集光された目標と背景からの 可視光17はレチクル6に焦点を結び、結像する。レチクル6に焦点を結んだ像 と表示器8に表示される目標16までに距離値は接眼レンズ9を介して出力する 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
レーザ測距装置において、測距すべき目標の特定方法は、レチクル6に結像し た目標及び背景からの可視光17を人間が接眼レンズ9を介して目視して照準す るようになっている。
【0007】 したがって、上記のようなレーザ測距装置では、レチクル6に結像した目標と 背景の可視光17の像を直接肉眼で視準する構造になっているため、目標と背景 からの可視光17が微弱で人間の目では目標と背景を識別できない夜間等におい ては、目標を特定することができず、測距できないという問題点があった。
【0008】 この考案は、かかる課題を解決するためになされたものであり、目標と背景か らの可視光17が微弱で人間の肉眼で見ることのできない夜間等においても、目 標を特定して視準し、測距することができるレーザ測距装置を得ることを目的と する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかるレーザ測距装置は、微弱な可視光を、人間の肉眼で見ること のできる光りに増幅することのできる光電子増幅管を備えたものである。
【0010】
【作用】
この考案において、レーザ測距装置は、光電子増幅管を備えることにより、夜 間等において、人間の肉眼で直接見ることのできない目標と背景の微弱な可視光 を増幅し、人間の肉眼に見える強さに増幅し、目標と背景を識別し、目標を特定 し、測距することができる。
【0011】
【実施例】
実施例1. 図1は、この考案によるレーザ測距装置の一例を示したものである。図1にお いて、1はパルスレーザ光14を発生すると共にスタートパルス15を出すレー ザ発振器、2はレーザ発振器からのパルスレーザ光14の広がり角を調整する送 信レンズ、3は目標16で反射したパルスレーザ光19及び目標と背景からの可 視光17を集光する対物レンズ、4は対物レンズで集光したパルスレーザ光19 を屈折するプリズム、5はパルスレーザ光19を受信しストップパルス18を出 す受光素子、6はレチクル、7はレーザ発振器からのスタートパルス15でスタ ートし受光素子5からのストップパルス18で止まるカウンタ、8はカウンタ7 の距離データ23を表示する表示器、9は接眼レンズ、10は光電子増倍管であ る。
【0012】 次に動作について説明する。図1において、まず、レーザ発振器1はパルスレ ーザ光14を発振すると同時にスタートパルス15を発生し、カウンタ7をスタ ートさせる。レーザ発振器1で発振したパルスレーザ光14は送信レンズ2で広 がり角を調節され、目標16に照射される。
【0013】 目標16に照射され、目標16で反射したパルスレーザ光19及び目標と背景 からの可視光17は対物レンズ3で集光される。対物レンズ3で集光されたパル スレーザ光19はプリズム4で屈折され、受光素子5で受信される。受光素子5 はパルスレーザ光19を受信するとストップパルス18を発生する。このストッ プパルス18はカウンタ7を止める。カウンタ7はスタートパルス15発生から ストップパルス18発生までの時間を計測し、その時間と光速から目標16まで の距離を計算し、目標までの距離データ23を出力する。
【0014】 カウンタ7から出力される目標16までの距離データ23は表示器8に入力さ れ、表示器8に表示される。また、対物レンズ3で集光された目標と背景からの 可視光17はレチクル6に焦点を結び、結像する。レチクル6に焦点を結んだ像 と表示器8に表示される目標16までの距離値の表示輝度は可視光を増幅する光 電子増倍管10と接眼レンズ9を介して出力される。
【0015】 実施例2. 図2は、表示器8の表示輝度の制御に必要な構成を示したものである。11は 目標と背景からの可視光17の強度を測定する輝度センサ、13は輝度センサ1 1からの輝度データ20から表示器8に表示する値の輝度を決定する表示輝度決 定手段である。
【0016】 図2において、目標及び背景からの可視光17の一部は輝度センサ11に入射 し、輝度センサ11から入射可視光の強度に応じた輝度データ20が出力される 。輝度センサ11からの輝度データ20は表示輝度決定手段13に入力される。
【0017】 表示輝度決定手段13では、図3に示すように、輝度データ20に応じた表示 輝度データ21を決定し、表示輝度データ21を表示器8に出力する。表示器8 では、表示輝度データ21に応じた輝度で目標までの距離を表示する。
【0018】 実施例3. 図4は、光電子増倍管10の増倍率の制御に必要な構成を示したものである。 12は輝度センサ11からの輝度データ20から光電子増倍管10の増倍率を決 定する増倍率決定手段である。
【0019】 図2において、目標及び背景からの可視光17の一部は輝度センサ11に入射 し、輝度センサ11から入射可視光の強度に応じた輝度データ20が出力される 。輝度センサ11からの輝度データ20は増倍率決定手段12に入力される。
【0020】 増倍率決定手段12では、図5に示すように、輝度データ20に応じた増倍率 を決定し、増倍率データ22を光電子増倍管10に出力する。光電子増倍管10 では、増倍率データ22に応じた増倍率で、目標及び背景からの可視光17と表 示器8に表示される表示輝度を増幅する。
【0021】
【考案の効果】
この考案は、以上のように構成されているので、以下に示すような効果を奏す る。
【0022】 夜間等において、人間の肉眼で直接見ることのできない目標と背景からの微弱 な可視光を光電子増幅管で増幅し、人間の肉眼に見える強さに増幅するので、夜 間等においても、目標と背景を識別し、目標を特定し、測距することができる。
【0023】 また、本レーザ測距装置は、目標及び背景の映像と表示器の表示値を、同じ視 野内に重畳表示する方式である。目標及び背景からの可視光17の強度は、使用 環境によって変化するため、光電子増倍管10の増倍率を、目標及び背景からの 可視光17の強度に応じて制御してやることにより、人間の肉眼に最適な明るさ にすることができる。
【0024】 一方、表示器8に表示する目標16までの距離値は、光電子増倍管10を介し て見ることになる。通常、目標及び背景からの可視光17の強度は使用環境によ って変化する。表示器8に表示する値の輝度を目標及び背景からの可視光17の 強度に応じて制御してやることにより、人間の肉眼に最適な明るさにすることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示す構成図である。
【図2】この考案の実施例2を示す構成図である。
【図3】この考案の実施例2の表示輝度の変化を示す図
である。
【図4】この考案の実施例3を示す構成図である。
【図5】この考案の実施例3の光電子増倍管の増倍率の
変化を示す図である。
【図6】従来のレーザ測距装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 2 送信レンズ 3 対物レンズ 4 プリズム 5 受光素子 6 レチクル 7 カウンタ 8 表示器 9 接眼レンズ 10 光電子増倍管 11 輝度センサ 12 増倍率決定手段 13 表示輝度決定手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルスレーザを発振するレーザ発振器
    と、レーザ発振器からのパルスレーザ光の広がり角を調
    整する送信レンズと、目標で反射したパルスレーザ光及
    び目標と背景の可視光を集光する対物レンズと、対物レ
    ンズで集光したパルスレーザ光を屈折するプリズムと、
    プリズムで屈折したパルスレーザ光を受信する受光素子
    と、対物レンズで集光した目標と背景からの可視光を受
    光する光電子増倍管と、視準目標を指示するレチクル
    と、レーザ発振器からのスタートパルスでスタートし受
    光素子からのストップパルスで止まるカウンタと、カウ
    ンタからの出力値を表示する表示器と、表示器で表示す
    る値とレチクルとを視準する接眼レンズとを備えたこと
    を特徴とするレーザ測距装置。
JP197492U 1992-01-23 1992-01-23 レーザ測距装置 Pending JPH0559371U (ja)

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ID=11516531

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JP197492U Pending JPH0559371U (ja) 1992-01-23 1992-01-23 レーザ測距装置

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JP (1) JPH0559371U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132859A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Nikon Vision Co Ltd 測距装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007132859A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Nikon Vision Co Ltd 測距装置

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