JPH0559254U - 載荷板の取付構造 - Google Patents

載荷板の取付構造

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JPH0559254U
JPH0559254U JP481192U JP481192U JPH0559254U JP H0559254 U JPH0559254 U JP H0559254U JP 481192 U JP481192 U JP 481192U JP 481192 U JP481192 U JP 481192U JP H0559254 U JPH0559254 U JP H0559254U
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JP
Japan
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piston rod
cylinder
loading plate
weight
clamping sleeve
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Pending
Application number
JP481192U
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English (en)
Inventor
守良 播野
清二 米本
晃 山口
義明 国師
Original Assignee
コマツシステックス株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 載荷板を凹凸のある路面に密着できるし、そ
の密着した状態で保持できるようにする。 【構成】 荷重受板18に複数のシリンダ機構60のシ
リンダチューブ61を取付け、その各ピストン杆63を
載荷板20にそれぞれ揺動自在に連結し、その各ピスト
ン杆63をスプリング65で下方に伸長付勢し、前記シ
リンダチューブ61の下方シリンダ孔67とピストン杆
63との間にクランピングスリーブ68を嵌挿してクラ
ンピングスリーブ68の環状凹部69と下部シリンダ孔
67との間に環状室70を構成し、その環状室70に圧
油を供給することでクランピングスリーブ68をピスト
ン杆63の外周面に押しつけてピストン杆63をロック
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、非破壊で道路舗装のたわみを測定する機器等に用いられる載荷板を 荷重受板に取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
道路舗装のたわみを測定する機器としては路面に接する載荷板を備えた荷重受 板にウエイトをある高さから落下させ、その時の路面たわみを複数のたわみセン サで検出するフォーリンク・ウエイト・デクレクトメータと呼ばれている機器が 知られている。 この機器に用いられる載荷板としては図1、図2に示すように4分の1円板状 の4つの載荷板1を円板状に配設し、その下面にゴム板2を取着し、荷重受板3 に4つのシリンダ室4を構成し、各シリンダ室4に嵌挿したピストン5を球座6 を介して各載荷板1に揺動自在にそれぞれ連結し、その各シリンダ室4を連通し たものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる載荷板の取付構造であると路面の凹凸に追従して載荷板が上下動及び揺 動するから凹凸のある路面に載荷板を密着できるが、各ピストン5は外力によっ て自由に伸縮作動するから路面に接地した後の安定性が悪く、ウエイトを荷重受 板に衝突した時などに載荷板が路面に対して動くことがあるから路面に正しく荷 重を作用できずに道路舗装のたわみ検出精度が悪くなる。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした載荷板の取付構造を提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
荷重受板18に複数のシリンダ機構60を取付け、この各シリンダ機構60の ピストン杆63に載荷板20を揺動可能にそれぞれ取付け、前記シリンダ機構6 0のピストン杆63をスプリング65で下方に伸長付勢し、そのピストン杆63 の外周面とシリンダチューブ61の内周面との間にクランピングスリーブ68を 嵌挿し、そのクランピングスリーブ68の外周面とシリンダチューブ61の内周 面との間に環状室70を構成し、その環状室70に圧力ポート71を開口連通し て成る載荷板の取付構造。
【0006】
【作 用】
荷重受板18を下降することで複数の載荷板20を路面に密着できるし、圧力 ポート71より環状室70に圧油を供給することでクランピングスリーブ68を ピストン杆63の外周面に押しつけてピストン杆63をロックできるから、凹凸 のある路面に載荷板20を正しく密着できるし、路面に密着した状態で載荷板2 0を荷重受板18に対して上下動しないように保持できる。
【0007】
【実 施 例】
図3に示すように、車両10でけん引走行される被けん引車両11の車体12 に可動部材13が昇降機構14で上下動自在に設けられ、この可動部材13にガ イドシャフト15がジョイント16で吊り下げ連結してあり、このガイドシャフ ト15の下端部に基板17が取着され、この基板17に荷重受板18が取付けて あり、その荷重受板18に密着装置19を介して載荷板20が複数設けてある。 前記ガイドシャフト15に沿ってウエイト21がウエイトシリンダ22で上下 動自在に設けられ、前記載荷板20を路面Aに押し付けてウエイト21で落下に よる荷重をかけて複数のたわみセンサ23で路面Aのたわみを測定する。
【0008】 前記昇降機構14は図4、図5に示すように、車体12に固設した固定筒体2 4にそって可動筒体25を摺動自在に嵌合支承し、その可動筒体25内に昇降シ リンダ26を配設し、そのシリンダチューブ27をブラケット28とピン29で 車体12側に連結し、ピストン杆30を可動筒体25の孔31に嵌合したブラケ ット32とピン33で可動筒体25に連結してあり、ピストン杆30を伸縮する ことで可動筒体25が上下動するようになり、その可動筒体25の上端部に可動 部材13が固着してある。
【0009】 前記ガイドシャフト15は図6に示すように筒状となり、そのガイドシャフト 15内にウエイトシリンダ22が図7に示すように配設され、そのシリンダチュ ーブ34がガイドシャフト15とともに基板17に固定してあり、ピストン杆3 5の先端部に角孔36が形成してあり、この角孔36に挿通したプレート37が 図6に示すようにガイドシャフト15の縦スリット15aより突出し、その突出 端部にフック38の上部がピン39で揺動自在に支承されてウエイトチャック4 0を構成している。 前記ウエイト21はガイドシャフト15に沿って摺動可能なる筒体41に取付 けられ、その筒体41の上部にフランジ42が設けられて前記ウエイトチャック 40のフック38の下部鈎片38aが係合するようにしてあり、そのウエイトチ ャック40のフック38はガイドシャフト15の上部に設けたコーン43の漏斗 状面44に接すると上向きに揺動して前記フランジ42を解放する。 前記コーン43は不連続な筒状となり、ガイドシャフト15に沿って摺動自在 で、ハンドル45でネジ杆46を回転して締付けることでガイドシャフト15に 固定され、弛めると摺動自在となって前記ウエイトチャック40を解放する時の 高さ位置を調整して落下ストロークを可変にできる。 このようであるから、図7に示すポート47よりウエイトシリンダ22の伸長 室48に圧油を供給してピストン杆35を戻しスプリング49を圧縮しながら伸 長するとウエイトチャック40とともにウエイト21がガイドロッド15に沿っ て上昇し、ウエイトチャック40のフック38の上部がコーン43の漏斗状面4 4に接して解放作動すると、ウエイト21は自重で落下して基板17に設けたダ ンパーゴム50に衝突し、ウエイトシリンダ22の伸長室48内の圧油をタンク に流出すると戻しスプリング49でピストン杆35を降下してウエイトチャック 40のフック38の下部鉤片38aがフランジ42を係合する。 前記フック38にはローラ51が設けてある。
【0010】 前記基板17と荷重受板18との間にはロードセル52が設けてある。 前記密着装置19は図6と図8に示すように荷重受板18の下面に取付けた4 本のシリンダ機構60を備え、このシリンダ機構60は図9に示すように荷重受 板18の下面に取付けたシリンダチューブ61の上部シリンダ孔62内にピスト ン杆63を一体的に備えたピストン64を嵌挿し、そのピストン64をスプリン グ65で下方に付勢してあり、前記ピストン杆63はシリンダチューブ61の下 部シリンダ孔67より下方に突出し、その下部シリンダ孔67とピストン杆63 との環状空間にはクランピングスリーブ68が嵌挿され、そのクランピングスリ ーブ68の上下中間部は上下部よりも薄厚となって外周面上下中間部に環状凹部 69を有し、この環状凹部69と下部シリンダ孔69とで環状室70を構成し、 この環状室70は圧力ポート71とエア抜きポート72に連通し、そのエア抜き ポート72は盲栓等で閉塞され、圧力ポート71より環状室70に圧油を供給す るとクランピングスリーブ68がピストン杆63の外周面に強く押しつけられて ピストン杆63をロックする油圧室のロック機構を構成している。 前記ピストン杆63の先端部は球状となって載荷板20の上面に設けたプレー ト73の球状凹部74に嵌合し、押えプレート75の球状孔76で保持してピス トン杆63と載荷板20が相対的に揺動自在に連結され、その連結部は蛇膜77 で覆っている。 前記載荷板20は図7のように4分の1円形状となって、4つの載荷板20で 略円形状となるようにしてあると共に、載荷板20の下面にゴムプレート78が 取着してある。
【0011】 このようであるから、荷重受板18を下方に移動すると図10に示すように載 荷板20が路面Aに押しつけられてスプリング65が圧縮されると共に、路面A の形状に合せて載荷板20がピストン杆63に対して揺動変位して路面に密着し 、その状態で圧力ポート71に圧油を供給することでクランピングスリーブ68 がピストン杆63の外周面に強く押しつけられてピストン杆63が伸縮作動しな いようにロックし、載荷板20を路面Aに密着した状態に確実に保持できる。
【0012】 次にたわみ測定動作を説明する。 たわみセンサ23を備えたセンサバー23aを水平とする。 可動部材13が上昇限にあることを昇降機構14のシリンダ26のストローク によって検出して確認する。 確認後に前記シリンダ26の伸長室、縮少室をそれぞれタンクに連通して可動 部材13、ウエイト21、基板17、荷重受板18、載荷板20を自重によって 自然降下させて載荷板20を路面Aに密着させる。 載荷板20が路面Aに密着したら密着装置19の圧力ポート71に圧油を供給 してピストン杆63をクランピングスリーブ68でロックする。 ウエイトシリンダ22を伸長してウエイト21を上昇させて自重で落下させて 基板17に衝突し、荷重受板18を介して載荷板20で路面Aに荷重を負荷させ てたわみセンサ23で路面のたわみを測定する。 このウエイト21の上昇・下降動作を複数回行なってその都度路面のたわみを 測定する。 密着装置19の圧力ポート71をドレーン側に連通してクランピングスリーブ 68によるピストン杆63のロックを解除する。 昇降機構14のシリンダ26を伸長して可動部材13を上昇させて次の測定点 まで走行する。
【0013】
【考案の効果】
荷重受板18を下降することで複数の載荷板20を路面に密着できるし、圧力 ポート71より環状室70に圧油を供給することでクランピングスリーブ68を ピストン杆63の外周面に押しつけてピストン杆63をロックできる。 したがって、凹凸のある路面に載置板20を正しく密着できるし、路面に密着 した状態で載荷板20を荷重受板18に対して上下動しないように保持できるか ら、載荷板20で路面に荷重を正しく負荷できて路面のたわみを精度良く測定で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の載荷板取付構造の断面図である。
【図2】従来の載荷板の平面図である。
【図3】本考案の実施例を示す全体正面図である。
【図4】昇降機構の断面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】載荷板の取付部の詳細正面図である。
【図7】ウエイトシリンダの断面図である。
【図8】図6のC−C断面図である。
【図9】図6のD−D断面図である。
【図10】載荷板の密着状態を示す断面図である。
【符号の説明】
18…荷重受板、19…密着装置、20…載荷板、60
…シリンダ機構、61…シリンダチューブ、63…ピス
トン杆、65…スプリング、68…クランピングスリー
ブ、70…環状室、71…圧力ポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷重受板18に複数のシリンダ機構60
    を取付け、この各シリンダ機構60のピストン杆63に
    載荷板20を揺動可能にそれぞれ取付け、前記シリンダ
    機構60のピストン杆63をスプリング65で下方に伸
    長付勢し、そのピストン杆63の外周面とシリンダチュ
    ーブ61の内周面との間にクランピングスリーブ68を
    嵌挿し、そのクランピングスリーブ68の外周面とシリ
    ンダチューブ61の内周面との間に環状室70を構成
    し、その環状室70に圧力ポート71を開口連通して成
    る載荷板の取付構造。
JP481192U 1992-01-14 1992-01-14 載荷板の取付構造 Pending JPH0559254U (ja)

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JP481192U JPH0559254U (ja) 1992-01-14 1992-01-14 載荷板の取付構造

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JPH0559254U true JPH0559254U (ja) 1993-08-06

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ID=11594133

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JP (1) JPH0559254U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015068691A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 日本リフト株式会社 路面検査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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