JPH055912Y2 - - Google Patents

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JPH055912Y2
JPH055912Y2 JP1987194650U JP19465087U JPH055912Y2 JP H055912 Y2 JPH055912 Y2 JP H055912Y2 JP 1987194650 U JP1987194650 U JP 1987194650U JP 19465087 U JP19465087 U JP 19465087U JP H055912 Y2 JPH055912 Y2 JP H055912Y2
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water
thawing
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は冷凍食品等冷凍物の解凍装置に関す
る。
〔従来技術〕
冷凍物を解凍する解凍装置の一形式として、ケ
ース内の下方部に貯水槽を備えるとともに同ケー
ス内の前記貯水槽の上方部に底部全面にて透水可
能で冷凍物が収容されるラツクを上下に複数段備
え、前記冷凍物に対して解凍用水を散水して同冷
凍物を解凍する解凍装置があり、その一例が実公
昭61−792号公報に示されている。
この種の解凍装置は解凍用水をラツクに収容さ
れた冷凍物の上方から散水することにより、同冷
凍物を短時間に解凍させようとするものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この種の解凍装置は上記したごとく冷凍物の上
方から解凍用水を散水するものであるから、解凍
用水の各段のラツク内の冷凍物の下方部に十分に
は接触し難い。このため、冷凍物の解凍に長時間
を要し、かつ冷凍物を均等に解凍させることが難
しい。
従つて、本考案の目的はこの種の解凍装置にお
いて、散水手段を考慮することにより冷凍物を均
等かつ短時間に解凍させるとともに、採用する散
水手段の清掃を容易にすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記した形式の解凍装置において、前
記各ラツクのうちの最上段のラツクの上方に前記
解凍用水が下方に向けて散水される第1の散水手
段を設けるとともに、前記各ラツクの下方には前
記解凍用水が上方に向けて散水される第2の散水
手段を設けてなり、かつこれら各散水手段を多数
の噴出孔を有する散水パイプにて構成して、同散
水パイプの一端を前記ケース内に設けた給水パイ
プを接続するための接続パイプに液密的かつ脱着
可能に接続するとともに、同散水パイプの他端を
前記ケース内に設けた支持部材にて脱着可能に支
持したことを特徴とするものである。
〔考案の作用・効果〕
かかる構成の解凍装置においては、最上段のラ
ツク内の冷凍物に対して同ラツクの上方および下
方に配置した第1および第2の散水手段から解凍
用水が散水される。このため、解凍用水は上記し
た冷凍物全体に十分に接触して、同冷凍物を均等
かつ短時間に解凍させる。また、最上段以降のラ
ツク内の冷凍物に対しては、上方のラツクから透
過した解凍用水と下方に配置した第2の散水手段
から解凍用水が散水される。この場合にも解凍用
水は上記冷凍物全体に十分に接触して、同冷凍物
を均等かつ短時間に解凍させる。
また、当該解凍装置においては、各散水手段を
構成する各散水パイプが脱着可能であるため取付
けおよび取外しが容易であり、散水手段の清掃が
容易である。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
るに、第1図〜第3図には本考案に係る解凍装置
が示されている。
当該解凍装置においてはケース11内の下部に
左右一対の貯水槽12,13が設けられていて、
これら貯水槽12,13の上部が解凍室になつて
いる。解凍室は上方収水皿21および下方収水皿
22にて、上方解凍室R1と下方解凍室R2とに
区画されている。上方解凍室R1の両側壁部には
ラツク23a,23bを出入可能に支承する左右
一対のレールが上下2段14a,14bに設けら
れ、かつ下方レール14bの下方に上方収水皿2
1を出入可能に支承する左右一対のレール14c
が設けられている。これと同様に、下方解凍室R
2の両側壁部にもラツク24a,24bを出入可
能に支承する左右一対のレールが上下2段15
a,15bに設けられ、かつ下方レール15bの
下方に下方収水皿22が出入可能に支承する左右
一対のレール15cが設けられている。また、上
方収水皿21を支承するレール14cよりわずか
上方の部位には、第4図および第5図に示すよう
に樋14dが設けられている。樋14dは両側壁
部および後壁部にわたつて設けられていて、内方
に向つて下降傾斜している。なお、下方収水皿2
2を支承するレール15cよりわずか上方の部位
にも、これと同様の樋15dが設けられている。
また、符号16はケース11の前部を開閉する蓋
体である。
一方、上方解凍室R1および下方解凍室R2に
は左右一対の散水パイプが上下3段31〜33、
34〜36に設けられている。両解凍室R1,R
2における上方散水パイプ31,34は本考案に
係る第1の散水手段を構成し、かつ中間散水パイ
プ32,35および下方散水パイプ33,36は
本考案に係る第2の散水手段を構成する。各散水
パイプのうち、上方解凍室R1の上方散水パイプ
31はその後端部にて後壁部に貫通して設けた接
続パイプ31aに液密的かつ取外し可能に嵌合さ
れ、かつその前端部にて上壁前部に設けたブラケ
ツト31bに挿通されて支持されている。これに
より、上方散水パイプ31は上方レール14aに
支承されるラツク23aの上方に位置し、かつそ
の多数の細孔31cが下方に位置している。な
お、同パイプ31の前端開口部はゴム製プラグ3
1dにて密封されている。その他の散水パイプ3
2〜36においては、それらの後端部が後壁部に
貫通して設けた各接続パイプ32a〜36aに液
密的かつ取外し可能に嵌合され、かつそれらの前
端部が各ロツド32b〜36bにて支持されてい
る。各ロツド32b〜36bは第5図にて下方パ
イプ33を代表例として示しているように、各散
水パイプ32〜36の前端開口部に嵌合したゴム
製プラグ32d〜36dに差込まれており、かつ
それらの両端部が両側壁部に設けたU字状のフツ
ク32e〜36eに掛止めされている。これによ
り、上方解凍室R1における中間散水パイプ32
は上方ラツク23aの下方に位置するとともに多
数の細孔32cが上方に向き、かつ下方散水パイ
プ33は下方ラツク23bの下方に位置するとと
もに多数の細孔33cが上方に向いている。ま
た、下方解凍室R2においても同様に上方散水パ
イプ34が上方ラツク24aの上方に位置すると
ともにその細孔34cが下方に向き、かつ中間お
よび下方散水パイプ35,36が上方、下方ラツ
ク24a,24bの下方に位置するとともにそれ
らの細孔35c,36cが上方に向いている。
解凍用水の供給、排出手段は2系統からなり、
第1系統は第1供給ポンプ41、第1供給パイプ
42および排出パイプ43にて構成され、かつ第
2系統は第2供給ポンプ44および第2供給パイ
プ45にて構成されている。第1系統において、
第1供給ポンプ41は第1貯水槽12の下方側部
と第1供給パイプ42にそれぞれ接続され、かつ
同供給パイプ42は上方解凍室R1における各接
続パイプ31a〜33aに接続されている。排出
パイプ43はその上端部にて上方収水皿21の流
出孔に接続され、かつその下端部にて第1貯水槽
12の上部流入孔12aに接続されている。ま
た、第2系統において第2供給ポンプ44は第2
貯水槽13の下方側部と第2供給パイプ45にそ
れぞれ接続され、かつ同供給パイプ45は下方解
凍室R2における各接続パイプ34a〜36aに
接続されている。
上方収水皿21は第4図〜第6図に示すよう
に、後部左隅に向つて漸次深くなる上方が開口す
る皿状の本体21aの上端の両側および後部に外
向フランジ部21bを備えたもので、後壁左隅に
は流出孔21cが設けられており、同流出孔21
cは後方に延びて排出パイプ43の上端部に取外
し可能に嵌合している。また、上記左隅部の内側
にはL字状の規制板21dが設けられており、同
規制板21dは流出孔21cの内端開口部の外周
から前方へ下降傾斜して延びている。規制板21
dの前端縁は流出孔21cの上下方向の中央部に
相当する高さまで下降している。かかる上方収水
皿21はその外向フランジ部21bにてレール1
4cに出入可能に支持されていて、樋14dが同
フランジ部21bの上方から内方に臨んでいる。
一方、下方収水皿22は後部右隅に向つて漸次深
くなる上方が開口する皿状の本体22aの上端の
両側および後部に外向フランジ部22bを備えた
もので、その最深底部に流出口が設けられてい
る。この流出口は第2貯水槽13の上方にて開口
している。
かかる構成の解凍装置においては、上方解凍室
R1と下方解凍室R2に出入される各ラツク23
a,23b,24a,24b内に冷凍魚貝類、冷
凍肉類等の冷凍物が収容され、冷凍物は散水され
る解凍用水にて解凍される。各ラツクは底部が簀
子状を呈する全面透水性のものであり、第1供給
ポンプ41の駆動により第1貯水槽12の解凍用
水は第1供給パイプ42を経て上方解凍室R1に
配置された各散水パイプ31〜33に供給され
る。しかして、上方散水パイプ31に供給された
解凍用水は下方に向けて散水され、中間および下
方散水パイプ32,33に供給された解凍用水は
上方に向けて散水される。このため、上方ラツク
23a内の冷凍物は両散水パイプ31,32によ
り上下方向から解凍用水を受けることになり、か
つ下方ラツク23b内の冷凍物は上方から上方ラ
ツク23aの底部全面から落下する解凍用水を受
けるとともに、下方からは下方散水パイプ33か
ら解凍用水を受けることになる。下方ラツク23
bから落下した解凍用水は上方収水皿21に受け
られ、排出パイプ43を経て第1貯水槽12に還
流する。還流した解凍用水は第1供給ポンプ41
によりさらに各散水パイプ31〜33に供給され
る。
従つて、両ラツク23a,23b内の冷凍物は
全体に十分な量の解凍用水を受け、均等かつ短時
間に解凍される。
一方、第2貯水槽13の解凍用水は第2供給ポ
ンプ44の駆動により、第2供給パイプ45を経
て下方解凍室R2に配置された各散水パイプ34
〜36に供給される。しかして、上方散水パイプ
34に供給された解凍用水は下方に向けて散水さ
れ、中間および下方散水パイプ35,36に供給
された解凍用水は上方に向けて散水される。従つ
て、各ラツク24a,24b内の冷凍物も各ラツ
ク23a,23b内の冷凍物と同様に全体に十分
な量の解凍用水を受け、均等かつ短時間に解凍さ
れる。なお、下方ラツク24bから落下した解凍
用水は下方収水皿22に受けられ、同収水皿22
の流出口を経て第2貯水槽13に還流する。還流
した解凍用水は第2供給ポンプ44によりさらに
各散水パイプ34〜36に供給される。
ところで、当該解凍装置の各散水パイプ31〜
36においては、それらの後端部が各接続パイプ
31a〜36aに取外し可能に嵌合し、かつそれ
らの前端部がブラケツト31bに貫通しまたは各
フツク32e〜36eに両端を掛止された各ロツ
ド32b〜36bにて支持されているものである
から、各散水パイプ31〜36の取付けおよび取
外しが容易であつて、それらの清掃が容易であ
る。
また、当該解凍装置においては、ケース11内
を上方解凍室R1と下方解凍室R2とに区分する
とともにこれに対応して2つの貯水槽12,13
を設け、各解凍室R1,R2に対しては互に別系
統の手段で別々の解凍用水を循環させている。従
つて、少くとも一方が臭気の強い2種類の冷凍物
や互に味の影響を受けやすい2種類の冷凍物であ
つても、これら両者を上下各解凍室R1,R2に
別けて同時に解凍することができ、かつ解凍すべ
き冷凍物が小量である場合には一系統のみを運転
すればよく動力の節減を計ることができる。ま
た、上記した異なる2種類の冷凍物を同時に解凍
するために従来のごとく2台の解凍装置を必要と
しないため、2台使用する場合に比し装置の占有
床面積を小さくすることができる。
さらにまた、当該解凍装置においては上方収水
皿として、流出孔21cの内端開口部を包囲する
規制板21dを備えた収水皿21を採用してい
る。このため、かかる収水皿21においては同皿
21上の泡の排出パイプ43への流入が規制板2
1dにより規制され、逆に同皿21内の解凍用水
の排出パイプ43への流入が円滑となる。従つ
て、上方収水皿21からは解凍用水があふれるこ
とがなく、上方解凍室R1用の解凍用水が下方解
凍室R2用の解凍用水に混入することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る解凍装置の正
面図、第2図は同背面図、第3図は同縦断側面
図、第4図は同拡大部分正面図、第5図は同拡大
部分分解斜視図、第6図aは上方収水皿の拡大平
面図、第6図bは同側面図、第6図cは同背面図
である。 符号の説明、11……ケース、12,13……
貯水槽、21,22……収水皿、21c……流出
孔、21d……規制板、23a,23b,24
a,24b……ラツク、31〜36……散水パイ
プ、41,44……供給ポンプ、42,45……
供給パイプ、43……排出パイプ、R1,R2…
…解凍室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内の下方に貯水槽を備えるとともに同ケ
    ース内の前記貯水槽の上方に底部全面にて透水可
    能で冷凍物が収容されるラツクを上下に複数段備
    え、前記冷凍物に対して解凍用水を散水して同冷
    凍物を解凍する解凍装置において、前記各ラツク
    のうちの最上段のラツクの上方に前記解凍用水が
    下方に向けて散水される第1の散水手段を設ける
    とともに、前記各ラツクの下方には前記解凍用水
    が上方に向けて散水される第2の散水手段を設け
    てなり、かつこれら各散水手段を多数の噴出孔を
    有する散水パイプにて構成して、同散水パイプの
    一端を前記ケース内に設けた給水パイプを接続す
    るための接続パイプに液密的かつ脱着可能に接続
    するとともに、同散水パイプの他端を前記ケース
    内に設けた支持部材にて脱着可能に支持したこと
    を特徴とする解凍装置。
JP1987194650U 1987-12-22 1987-12-22 Expired - Lifetime JPH055912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987194650U JPH055912Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987194650U JPH055912Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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Publication Number Publication Date
JPH0199182U JPH0199182U (ja) 1989-07-03
JPH055912Y2 true JPH055912Y2 (ja) 1993-02-16

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ID=31485373

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JP1987194650U Expired - Lifetime JPH055912Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179054A (en) * 1981-04-24 1982-11-04 Hitachi Ltd Formation of electrically conductive transparent film

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60156986U (ja) * 1984-03-28 1985-10-18 三機工業株式会社 シヤワ−付低温多湿流動空気解凍装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179054A (en) * 1981-04-24 1982-11-04 Hitachi Ltd Formation of electrically conductive transparent film

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JPH0199182U (ja) 1989-07-03

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