JPH0558906U - シリンダ - Google Patents

シリンダ

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JPH0558906U
JPH0558906U JP183892U JP183892U JPH0558906U JP H0558906 U JPH0558906 U JP H0558906U JP 183892 U JP183892 U JP 183892U JP 183892 U JP183892 U JP 183892U JP H0558906 U JPH0558906 U JP H0558906U
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JP
Japan
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cylinder body
cylinder
piston rod
displacement amount
locking members
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JP183892U
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Inventor
康一郎 石橋
進 高田
浩一郎 神田
Original Assignee
エスエムシー株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シリンダ本体に対して変位するテーブルを有
し、極めて簡単な構成でピストンロッドに装着されたテ
ーブルの変位量を規制し、しかも正確にワーク等の位置
決めをすることが可能となるとともに、さらに、一旦設
定したテーブルの変位量を容易に調節できるシリンダを
提供することを目的とする。 【構成】シリンダ本体12と、ピストンロッドの先端部
に装着されるとともに、シリンダ本体12に対し変位可
能なテーブル14と、前記テーブル14に設けられ係止
部材24a、24bに当接するストッパ部材32と、シ
リンダ本体12の長手方向に沿って略平行に画成されて
いる二条のガイド溝22a、22bに装着され、前記テ
ーブル14に設けられるストッパ部材32が当接し、該
テーブル14の変位量を規制する係止部材24a、24
bとを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シリンダに関し、一層詳細には、シリンダを構成するピストンロッ ドにテーブルを設け、前記テーブルの変位量をシリンダに設けた一対の係止部材 で規制し、且つ前記テーブルの停止位置を該係止部材に当接するストッパ部材で 位置決め調整可能に構成したシリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、エアシリンダの分野において、ピストンロッドに対してワーク等の搬 送を行う移送手段を設け、該移送手段の変位作用下に円滑にしかも正確にワーク を搬送することが行われている。このとき、前記移送手段の移動量は、シリンダ のストローク長によって決定されることになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、ワーク等を所定の位置に搬送するため、シリンダのストロークエンド 以外の位置で当該シリンダの内部を摺動するピストンを停止させる場合には、例 えば、ピストンの位置を検出するセンサを設け、このセンサの検出によって当該 シリンダに導入される圧力空気の量を制限し、あるいは、停止する等の複雑な制 御が必要とされる。勿論、この制御のために種々の、例えば、電磁弁、可変絞り 弁等の他の複雑な機構を必要とする。
【0004】 本考案は、前記に鑑みてなされたものであって、極めて簡単な構成でピストン ロッドに装着されたテーブルの変位量を規制し、しかも正確にワーク等の位置決 めをすることが可能となるとともに、さらに、一旦設定したテーブルの変位量を 容易に調節することを可能とするシリンダを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案は、シリンダ本体と、 前記シリンダ本体内に収装されるピストンから外部へと延在するピストンロッ ドと、 前記ピストンロッドの先端部に装着されるとともに、シリンダ本体に対し変位 自在なテーブルと、 前記テーブルがシリンダ本体の長手方向に沿って変位する際、該テーブルを案 内するガイド手段と、 前記テーブルの変位量を規制する変位量規制手段と、 を備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案に係るシリンダでは、シリンダから延在するピストンロッドの先端部に 装着されたテーブルは、ガイド手段によって案内されながら変位し、例えば、ワ ーク等を所定の位置に搬送する。このとき、テーブルに設けられたストッパ部材 が係止部材に当接することにより、テーブルの変位量が規制される。
【0007】
【実施例】
本考案に係るシリンダについて、実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以 下詳細に説明する。
【0008】 図1は、本考案の一実施例に係るエアーシリンダの斜視図、図2は、図1に示 すエアーシリンダの部分断面図を示す。
【0009】 図において、エアーシリンダ10は、基本的には、シリンダ本体12と、前記 シリンダ本体12の内部に収装される図示しないピストンと、このピストンから シリンダ本体12の外部へと延在する図示しない二本のピストンロッドと、前記 ピストンロッドの先端部に付設されシリンダ本体12の上面を摺動するテーブル 14とから構成される。
【0010】 詳細には、シリンダ本体12の平面部18の端部に側壁部16が固着形成され 、前記側壁部16には、シリンダ本体12内に収装されるピストンによって画成 される室内に圧力流体を供給、排出するための図示しない流体供給ポートおよび 流体排出ポートが設けられる。なお、前記流体供給ポートおよび流体排出ポート に夫々チューブ20a、20bが接続されている。
【0011】 また、シリンダ本体12の一側面には、平面部18の長手方向に沿って略平行 に二条のガイド溝22a、22bが画成され、このガイド溝22a、22bに一 対の係止部材24a、24bが夫々ねじ26a、26bを介して装着される。前 記係止部材24a、24bは、図2に示すように、ガイド溝22a、22bの断 面形状に対応する突部28a、28bを有し、ガイド溝22a、22bに沿って 夫々矢印A方向に摺動可能に装着され(図1参照)、所定の位置で夫々ねじ26 a、26bを介してねじ止めすることにより変位可能に形成されている。一方、 シリンダ本体12の上面には、その長手方向に沿ってテーブル14を案内するガ イドレール29が固着されている。前記ガイドレール29の側面には、略断面V 字形の溝31が対向して画成されている。
【0012】 シリンダ本体12に対して矢印A方向に摺動可能に形成されるテーブル14は 屈曲して形成され(図1参照)、図示しないピストンロッドの先端部にねじ30 a、30bを介して連結されるとともに、その側壁部にストッパ部材32が設け られている。このストッパ部材32は、前記一対の係止部材24a、24bに当 接することにより停止位置が規制される。前記ガイドレール29の略断面V字形 の溝31には図示しないローラベアリングが介装され、該ローラベアリングはガ イドレール29に対しテーブル14を摺動自在に変位させる働きをする。なお、 テーブル14の上面には、図示しない壁部あるいは他の機器へ装着するための取 付用孔部34a乃至34dが設けられている。
【0013】 本実施例に係るエアーシリンダ10は、基本的には以上のように構成され、次 にその動作について説明する。
【0014】 先ず、シリンダ本体12の側壁部16に画成された図示しない流体供給ポート および流体排出ポートに夫々チューブ20a、20bを接続する。前記チューブ 20a、20bを介し、図示しない圧縮空気供給源から圧縮空気をシリンダ本体 12内の室(図示せず)に導入する。前記室内に導入された圧縮空気にピストン が押圧され、図示しないピストンロッドがピストンの変位作用下にそのストロー ク範囲で変位する。この場合、前記ピストンロッドの先端部に付設されたテーブ ル14はピストンロッドとともに変位するが、ストッパ部材32を備えているた めに、一方の係止部材24a(24b)に当接する。すなわち、ストッパ部材3 2はピストンロッドが最長位置にあるとき、または最短位置にあるときに係止部 材24a、24bに当接する。
【0015】 このようにして、ガイド溝22a、22b上の所定の位置に一対の係止部材2 4a、24bを所定間隔離間させて配置することにより、エアーシリンダ10の ストローク長を調整することができる。なお、本実施例において、一対の係止部 材24a、24bはねじ26a、26bを介してねじ止めすることによりシリン ダ本体12に固定されるが、これに限定されるものではなく、より簡単な機構で 変位可能に固定できることは勿論である。
【0016】
【考案の効果】
本考案に係るシリンダによれば、以下の効果が得られる。
【0017】 すなわち、極めて簡単な構成によりシリンダ本体に対するテーブルの変位量を 規制することが可能となる。また、一対の係止部材により、簡易にシリンダスト ロークの変位範囲の調節を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るエアーシリンダの斜視図
である。
【図2】図1に示すエアーシリンダの係止部材とシリン
ダ本体との係合関係を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
10…エアーシリンダ 12…シリンダ本体 14…テーブル 22a、22b…ガイド溝 24a、24b…係止部材 28a、28b…突部 29…ガイドレール 31…溝 32…ストッパ部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ本体と、 前記シリンダ本体内に収装されるピストンから外部へと
    延在するピストンロッドと、 前記ピストンロッドの先端部に装着されるとともに、シ
    リンダ本体に対し変位自在なテーブルと、 前記テーブルがシリンダ本体の長手方向に沿って変位す
    る際、該テーブルを案内するガイド手段と、 前記テーブルの変位量を規制する変位量規制手段と、 を備えることを特徴とするシリンダ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシリンダにおいて、変位量
    規制手段はテーブルに設けられるストッパ部材と、前記
    ストッパ部材に係合しシリンダ本体に画成される溝部に
    装着される一対の係止部材とを有し、前記溝部に沿い対
    向して装着される一対の係止部材の離間距離を調節する
    ことによりテーブルの変位量が規制されることを特徴と
    するシリンダ。
JP1992001838U 1992-01-22 1992-01-22 シリンダ Expired - Lifetime JP2572586Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992001838U JP2572586Y2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 シリンダ

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JP1992001838U JP2572586Y2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 シリンダ

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Publication Number Publication Date
JPH0558906U true JPH0558906U (ja) 1993-08-03
JP2572586Y2 JP2572586Y2 (ja) 1998-05-25

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ID=11512704

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60241598A (ja) * 1984-03-30 1985-11-30 フエスト カ−ゲ− リニアモ−タにおける直線運動してパワ−取出しに用いられる出力部用案内装置
JPS6257839A (ja) * 1985-09-04 1987-03-13 San Le-Tsu Kk エアシリンダ及びこれを利用した往復台摺動装置
JPH0231902U (ja) * 1988-08-23 1990-02-28
JPH03223510A (ja) * 1989-11-01 1991-10-02 Ckd Corp 流体圧シリンダ

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JP2572586Y2 (ja) 1998-05-25

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