JPH0558092A - 平行線用直定規 - Google Patents

平行線用直定規

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Publication number
JPH0558092A
JPH0558092A JP22285291A JP22285291A JPH0558092A JP H0558092 A JPH0558092 A JP H0558092A JP 22285291 A JP22285291 A JP 22285291A JP 22285291 A JP22285291 A JP 22285291A JP H0558092 A JPH0558092 A JP H0558092A
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JP
Japan
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small
ruler
straight
parallel
straight edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP22285291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Fukumoto
一浩 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP22285291A priority Critical patent/JPH0558092A/ja
Publication of JPH0558092A publication Critical patent/JPH0558092A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直定規自体に回転体部を設け、この回転体部
の紙面上の回転動作によって直定規の平行移動を行う平
行線用直定規において、回転体部の接触に起因して生ず
る紙面上の汚れを有効に防止すること。 【構成】 直定規10本体の長手方向両端部近傍位置に
小開口18をそれぞれ形成し、その小開口内で、かつ各
端部にそれぞれ複数個同一方向に回転するように小ロー
ラ20を取り付けた。また第2の発明は、各端部の小ロ
ーラ群にキャタピラ30を取り付けて構成した。これに
よって、紙面と接触する回転体部の範囲は両サイドりの
所定範囲のみとなりその接触に起因する汚れを有効に防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転体部を設けるこ
とによって直定規を紙面上で簡単に平行移動させること
のできる平行線用直定規の構成の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】所定間隔をもって平行線を描く場合、定
規を平行移動させて描く必要があるが、その定規の平行
移動は容易ではなく、他の定規を使用したり寸法取りを
した後にその平行移動を行わなければ正確な平行線を引
くことは困難である。従って、従来から直定規自体に回
転体部を形成し、この回転体部の回転動作によって直定
規をスムーズに平行移動させるものが知られている。
【0003】図3はこのような回転体部を有する直定規
の一例を示す図であり、同図(A)は概略平面図、同図
(B)は概略側面図をそれぞれ示している。
【0004】図において、直定規10のほぼ中央部に
は、直定規10の長手伸長方向にほぼ平行に伸長する開
口12が形成されている。そして、この開口12の長手
方向両端に同じく直定規10の伸長方向にほぼ平行な回
転軸14の設けられたローラ16が回転自在に取り付け
られている。
【0005】ローラ16は、同図(B)に示されたよう
に直定規10の厚さよりも大きな直径を有しており、従
ってローラ16を紙面に当接させた状態でこれを回転さ
せつつ直定規10を移動させることができる。そして、
このローラ16の回転軸は直定規10の伸長方向とほぼ
平行に保たれているので、直定規10を平行に移動させ
ることができ、使用者は複数の平行線を容易に描くこと
が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の平行線用直
定規では、直定規10の長手伸長方向に沿ってそのほぼ
全域に亘ってローラ16が設けられており、平行線を正
確かつ容易に引くことは可能である。しかしながら、そ
のローラ16が比較的長尺であり、紙面に接触しながら
回転移動していく際、その接触面が長いことから紙面上
に鉛筆の粉やインクなどが存在する場合に、これにロー
ラ16が触れかつ回転してこれを押し広げるため紙面が
不要に汚れ易いという問題がある。すなわち、長尺のロ
ーラを使用しているため、直定規10の全域に亘ってそ
の移動方向上における鉛筆の芯などを常に取り除いてお
かなければ紙面を汚すおそれが高いものであった。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
であり、直定規の平行移動を容易に行うことのできると
いう機能を維持しつつ紙面の汚れを有効に防止すること
のできる平行線用直定規を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る平行線用直定規は、定規本体に形成
された開口内に当該定規の長手伸長方向とほぼ平行に回
転軸の取り付けられた回転体部を有する平行線用直定規
において、上記回転体部は、上記長手伸長方向の両端部
近傍位置にそれぞれ形成された小開口に設けられ、各回
転体部は上記長手伸長方向とほぼ平行な回転軸を有する
複数の小ローラにて構成されたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載の平行専用直定規
は、上記各回転体部は上記各小ローラの外周にキャタピ
ラを取り付けて成ることを特徴とするものである。
【0010】この発明において、複数の小ローラを取り
付けるための小開口は、直定規の長手伸長方向の両端部
近傍位置にそれぞれ形成されるが、その位置は正確に位
置決めする必要はなく、これら両側の開口部に形成され
る回転体部によって直定規を支持することができ、かつ
その支持状態で直定規を回転体部の小ローラの回転によ
って平行移動させることができる位置であればある程度
幅をもった範囲内で設定することが可能である。
【0011】また、各小開口に設けられる小ローラは、
直定規の幅によってその小開口の大きさも種々設定され
るので、その小開口の大きさに対応して種々の個数に設
定することが可能である。
【0012】
【作用】上記構成によれば、直定規を平行移動させるた
めの回転体部は、直定規の長手伸長方向に沿って長尺に
形成されるものではなく、直定規の長手伸長方向両端部
にそれぞれ小開口として形成される。そして、その小開
口に複数の小ローラを形成して直定規を平行移動させる
ようにしたので、小ローラが直定規を平行移動させる際
に紙面に接する範囲は小さいものとなる。すなわち、直
定規の両端部近傍位置に形成された小開口の部分のみが
紙面との接触領域となり、その部分のみに鉛筆の芯など
の存在のないことを確認すれば足りるので、直定規の平
行移動中における紙面の汚れの発生を極めて容易に防止
することが可能となる。
【0013】また、請求項2の構成に係る平行線用直定
規のように、上記各小開口毎の小ローラにキャタピラを
取り付けることによって、それぞれの小開口の小ローラ
群の直進正を向上させることができ、より正確な直定規
の平行移動が可能となる。
【0014】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0015】図1はこの発明に係る平行線用直定規の構
成を示しており、同図(A)は概略平面図、同図(B)
は概略側面図をそれぞれ示している。
【0016】なお、図において上記図3に示した従来例
と同様の要素には同一の符号を付している。
【0017】この実施例では、直定規10の長手伸長方
向の両端部10a及び10bのそれぞれの近傍位置に小
開口18がそれぞれ2個ずつ形成されている。そして、
そのそれぞれの小開口18a〜18dには小ローラ20
a〜20dがそれぞれ取り付けられている。各小ローラ
20a〜20dの回転軸22a〜22dは、全て直定規
10の長手伸長方向とほぼ平行に取り付けられており、
各小ローラ20a〜20dは全て同一方向に回転するも
のである。
【0018】なお、本実施例では直定規10のほぼ中央
部にその長手伸長方向とほぼ平行にリブ24が形成され
ている。すなわち、同図(B)から明らかなように直定
規10のほぼ中央部に凸部を形成することによってリブ
24を設け、これによって直定規10の強度の強化を図
っている。このようなリブ24は、図3に示した従来例
のように直定規10のほぼ全域に渡って長手方向に伸長
するローラを設けていないことから形成が可能となった
ものであり、回転体部を形成することによって直定規自
体の強度が低下することを防止せんとするものである。
【0019】図2は、本発明の他の実施例を示してお
り、同図(A)は概略平面図、同図(B)は概略側面図
をそれぞれ示している。
【0020】この実施例の特徴的構成は、直定規10の
長手伸長方向の両端部10a及び10bの近傍位置にそ
れぞれ1個ずつ小開口26を形成し、それぞれの小開口
26a及び26bに2個ずつ設けられた小ローラ28
a、28bと28c、28dにそれぞれキャタピラ30
aと30bが取り付けられていることである。
【0021】同図1に示した実施例のように小ローラ2
0のみによって回転体部を形成した場合、小ローラ20
の回転軸方向の幅W並びに各ローラの軸間距離Lを十分
に取ることができないときには直定規10の直進性を確
保することが困難となるが、この実施例のように各小ロ
ーラ28にキャタピラー30を取り付けることによって
その直進性を十分に確保することが可能となる。従っ
て、直定規10の幅が狭いような場合には、このキャタ
ピラ30を取り付ける形式を取ることによってその平行
移動をより正確に行うことができる。
【0022】このように、上記各実施例によれば、直定
規10の長手伸長方向端部10a及び10bの近傍位置
に設けられた小開口18または26内の小ローラ20ま
たはキャタピラ30の幅のみが直定規10の平行移動時
において紙面に接する領域となる。すなわち、図3に示
した従来例と異なり極めて狭い範囲のみで回転体部が紙
面に接触して移動するものである。従って、紙面上に落
ちた鉛筆の芯などによってローラが紙面を汚すという可
能性が極めて少なくなり、平行線作成時における紙面の
汚れを有効に防止することができる。
【0023】また、上記各実施例では、両サイドに設け
られた回転体部は、複数の小ローラにて形成されかつ各
ローラ間の軸間の距離をある程度確保しているので、こ
の直定規を紙面上に載置した場合直定規10自体が紙面
に触れることなくかつ安定して載置される。そして、こ
れら各平行線用直定規10を用いて平行直線を描く場
合、線の描き安さを考慮し、直定規10が紙面から約2
mm〜3mm離れるように各小ローラ20及び28の直
径並びにキャタピラー30の厚さを設定することが好適
である。
【0024】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能
である。例えば、図1の実施例及び図2の実施例におい
ては、それぞそれ直定規の両サイドに2個ずつ小ローラ
20及び28を取り付けたが、更にその回転移動の安定
性を図るため、3個以上形成することも可能である。す
なわち、直定規10の大きさに適合させて2個以上の小
ローラの数を任意に設定することができるものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る平行
線用直定規によれば、回転体部の回転動作によって直定
規をスムースに紙面上で移動させることができ、かつそ
の直定規の移動時において回転体部が紙面に触れる範囲
が極めて小さいので、その回転体部の接触に起因して生
じる紙面の汚れを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は本発明の実施例の構成を示
す概略平面図及び概略側面図をそれぞれ示している。
【図2】(A)及び(B)は本発明の他の実施例の構成
を示す概略平面図及び概略側面図をそれぞれ示してい
る。
【図3】(A)及び(B)は従来の平行線用直定規の概
略平面図及び概略側面図をそれぞれ示している。
【符号の説明】
10 直定規 18,26 小開口 20,28 小ローラ 22 回転軸 24 リブ 30 キャタピラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定規本体に形成された開口内に当該定規の
    長手伸長方向とほぼ平行に回転軸の取り付けられた回転
    体部を有する平行線用直定規において、 上記回転体部は上記長手伸長方向の両端部近傍位置にそ
    れぞれ形成された小開口に設けられ、 各回転体部は上記長手伸長方向とほぼ平行な回転軸を有
    する複数の小ローラにて構成されたことを特徴とする平
    行線用直定規。
  2. 【請求項2】請求項1記載の平行線用直定規において、 上記各回転体部は上記各小ローラの外周にキャタピラを
    取り付けて成ることを特徴とする平行線用直定規。
JP22285291A 1991-09-03 1991-09-03 平行線用直定規 Pending JPH0558092A (ja)

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JP22285291A JPH0558092A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 平行線用直定規

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JP22285291A JPH0558092A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 平行線用直定規

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JPH0558092A true JPH0558092A (ja) 1993-03-09

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ID=16788911

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JP22285291A Pending JPH0558092A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 平行線用直定規

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JP (1) JPH0558092A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7089308B1 (ja) * 2021-09-06 2022-06-22 美紀 常世田 筆記補助具

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