JPH0557207A - 紙性廃棄物の処理装置 - Google Patents

紙性廃棄物の処理装置

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JPH0557207A
JPH0557207A JP24410991A JP24410991A JPH0557207A JP H0557207 A JPH0557207 A JP H0557207A JP 24410991 A JP24410991 A JP 24410991A JP 24410991 A JP24410991 A JP 24410991A JP H0557207 A JPH0557207 A JP H0557207A
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JP
Japan
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paper
waste
water
paperlike
roll
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Withdrawn
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JP24410991A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kiya
善雄 木屋
Takayuki Sasaki
孝行 佐々木
Katsumi Tottori
勝美 鳥取
Tokuyuki Okada
徳幸 岡田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙性廃棄物を秘密保持状態で回収し、再生資
源としても有効に利用可能な状態で、連続的に処理でき
る紙性廃棄物処理装置を得る。 【構成】 各フロアから回収された回収ボックス1内の
紙性廃棄物は、回収ボックス底部を貫通自在に昇降でき
る紙押し上げ装置により押し上げられ、給紙装置4によ
って搬送コンベア5に送り出される。コンベア5で搬送
されてきた紙性廃棄物は穴明け加水ロール7によって穴
明けされると同時に注水される。その後、絞りロール9
によって脱水され、破断圧縮ロール10によって破断、
圧縮され高密度の紙断片となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオフィス古紙回収システ
ムにあって、情報古紙等の秘密保持、高密度減容化及び
無梱包化を実現できる紙性廃棄物の処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来オフィスから出される文書(紙)
は、不要となった時点で文書の内容により秘密保持上シ
ュレッダー等で裁断され、紙ごみとして廃却(埋立)し
たり、焼却処分していた。一方、古紙回収業者は前記紙
性廃棄物を分別、回収し、乾燥状態で圧縮梱包してい
た。この圧縮梱包した紙ごみは圧縮後の反発力が大きい
ため、反発復元防止の為の結束が必要であり、また情報
用紙の廃紙の如くシュレッディングしたものは、飛散防
止の為の包装が必要であった。なお、この場合廃紙は無
処理のまま梱包される為、秘密保持上でも難点があっ
た。
【0003】前記のような背景の中、紙性廃棄物の処理
装置として廃紙を発生源において破断し、且つ圧縮固形
化し、その後の処理に至る作業性、貯蔵性及び輸送性等
の向上を図ると共に重要書類等の機密漏洩の懸念を解消
し得る紙性廃棄物の処理装置として従来は次のものが提
案されている(実公平1−43173号公報)。以下、
その概要を図6に基づいて説明すると、この紙性廃棄物
の処理装置は、貯ホッパ31と、同ホッパ31内に配備
された回転押込手段32と、同押込手段32の下部に配
設された回転破断機33と、同破断機33下部に横設さ
れたスクリュープレス装置34と、同スクリュープレス
装置34に連設され、押出口径の調整が可能とされた押
出ダイ35と、前記スクリュープレス装置34内への注
水手段36とよりなることを特徴としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
こうした紙性廃棄物の処理装置は単なる圧縮梱包処理に
おける結束、梱包作業の手間及び費用の発生を解消し、
かつ秘密保持を可能ならしめる上で有効ではあるもの
の、シュレッダー等の刃物によって古紙を裁断するた
め、古紙を紙の再生資源としてとらえた場合には、下記
のような問題があった。 (1)カッタ(刃物)により紙性廃棄物(廃紙又は古
紙)を細かく裁断する為、紙を構成する繊維を切断して
しまい、紙に再生した場合に繊維長が短くなり再生紙の
強度低下につながる。 (2)シュレッダー等により細かく裁断した紙性廃棄物
(廃紙又は古紙)は嵩高となり、しかも飛散し易くなる
為、この対策として袋状包装資材等を用いた梱包(梱包
費)が必要となる。この為回収する為の手間と嵩高であ
るが為の運搬上の費用も嵩むこととなる。 (3)シュレッダー等により細かく裁断した紙性廃棄物
はオフィスビルでの一次保管、古紙回収業者及び/又は
清掃業者との流通中間段階でも嵩高であるが故に梱包の
ための手間がかかるばかりか、保管スペースが大きくな
る等の不具合が2重に発生していた。
【0005】更に前記実公平1−43173号公報のも
のでは、任意状態でホッパ31内に貯蔵された紙性廃棄
物は回転押込手段32により無秩序に回転破断機33へ
押し込まれ、ここで周体に多数のディスク状カッタ板を
配設された同回転破断機33にて破断されるが、あくま
でもカッタであることから紙は所謂裁断されることは勿
論、シュレッダー同様細かく裁断されることとなり、こ
のため紙片の細分化、繊維長が短くなる等の欠点を助長
するという欠点があった。またこの装置では予め破断し
た廃紙をスクリュープレス34にて圧縮する際注水36
し、この水を粘結材として使用して固形化するとしてい
るが、圧縮中での注水では水が紙片全体に浸透できず、
その結果押出ダイ35から出てきた紙を固形化すること
が難しい。この為いきおい注水量を増すこととなるが、
この場合は逆に紙粒化物相互に余分な水の層が生じ、こ
の影響で前記同様に紙を固形化することが難しいという
問題があった。何れにしても圧縮時に注水する方式では
紙片群への水の均等な浸透を計る事は困難であった。
【0006】そこで本発明は以上の欠点を解決するため
に、オフィスビルにおいて発生する紙性廃棄物(特に情
報用紙)を各フロアから出る時から機密保持可能な回収
ボックスに収集して機密保持を可能とし、かつ必要によ
りメール搬送システム等との組合せにより、当該ビルの
地階又はオフィスビル群の集中処理室等に設けた紙性廃
棄物の処理装置と接続し、これによって一元的に紙性廃
棄物を処理できる紙性廃棄物の処理装置を提案するもの
である。そして本発明よりなる処理装置は、前述の従来
装置の欠点を下記の通り解決できる。即ち、機密保持を
可能ならしめる廃紙回収ボックスの上部蓋は、本発明よ
りなる処理装置のストックコンベア上給紙部に入る直前
で除去されて給紙部に至る。紙は回収ボックス下部の紙
押し上げ装置で押し上げられ、給紙装置により一定の層
厚(数枚の重なった紙)で送り出される。そして紙搬送
コンベアにより最終処理工程での紙相互の密着性を左右
するバインダーとしての水の紙への均等な分布・浸透を
計る為に配設された穴明け加水ロールに供給される。こ
こで一定層厚の紙群にはその全面にわたり複数の破断状
の穴が加工され、かつ全面にわたり水が注水される。こ
のことにより層状(複数枚重なった紙)の紙群であるに
も拘わらず、水を略紙全体に分布させる事が出来る。更
にこの層状の紙群は中間コンベアにより搬送される間に
紙に浸透し、次に紙に付着、かつ浸透した水の均一化並
びに紙表面の平滑化を目的として設けられた絞りロール
を経て破断圧縮ロールに至る。破断圧縮ロールでは従来
の裁断とは異なり、所謂紙を引きちぎると同時に一定の
層厚をなす被圧縮状の紙片群を成形する。必要により破
断圧縮ロールを出た層状被圧縮紙片群はプレスコンベア
により更に嵩密度を上げられた後圧縮成形機に至り、こ
こで更に高密度減容化され、一定の形状を持つ固形化さ
れた処理物となる。また穴明け加水ロール及び絞りロー
ルで発生する余剰水は下部に設けられた集水タンクより
一旦水タンクに集められ、ポンプにて再循環されて再使
用される為、二次公害の懸念はない。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、機密
保持可能な回収ボックスをメール搬送システム或いは専
用の搬送システムにより紙性廃棄物収集位置と、紙性廃
棄物処理装置との間を循環させ、かつ回収ボックス内に
収容した廃紙の処理を可能とした紙性廃棄物の処理装置
であって、同紙性廃棄物処理装置は複数の回収ボックス
を貯蔵できるストックコンベアと、回収ボックス内の紙
性廃棄物を次工程の給紙装置へ向けて供給する装置と、
紙性廃棄物を一定層厚で後工程に送り出す給紙装置と、
給紙装置から搬送された紙性廃棄物にバインダーとして
の水を含浸させる手段と、加水後の紙性廃棄物に付着或
いは含浸せる水分をコントロール及び表面を滑らかにす
る絞りロールと、紙性廃棄物を破断(引き裂き)、圧縮
するロールとを備えた構成とし、これを課題解決のため
の手段とするものである。
【0008】
【作用】回収ボックス内に積み重ねられた情報用紙等の
紙性廃棄物は給紙部下部に配設され、回収ボックス底部
を貫通自在に昇降できる紙押し上げ装置により押し上げ
られる。この事により回収ボックス内最上位部の紙は数
枚が層状(重なった状態)で連続的に送り出される。数
枚が層状をなした紙群は搬送コンベアを経て穴明け加水
ロールに至る。穴明け加水ロールでは、紙片相互の密着
性を付与する役目を果たすバインダーとしての水が紙各
層間内部まで略均一に浸透するよう、紙層全体にわたっ
て貫通する引き裂き穴が加工され、同時に紙層全面にわ
たって注水が行なわれる。加水された層状をなす紙群は
更に中間コンベアにより搬送せられ次の絞りロールに至
る。
【0009】絞りロールは前記穴明け加水ロールにて数
枚が層状をなす紙群に付加された余剰水を絞ることによ
り略均一にすると共に、紙群の穴に滞留する水分を各層
間に浸透させ、更に穴明けに伴う紙の平面上の凹凸をな
らして平滑にする。絞りロールを出た数枚が層状をなす
紙群は次に破断圧縮ロールに至る。破断圧縮ロールは数
枚が層状をなす紙群の流れ方向に対しこれを挟み付ける
形で2本一対が配設されており、この為数枚が層状をな
す紙群はこの圧縮ロールを通過する際、引き裂かれ、か
つ圧縮されて略定尺の数枚が層状をなす紙片となる。な
お、この段階で紙層間及び/又は紙内浸透した水分がバ
インダーの役目を果たし、紙相互は夫々が密着した状態
を呈すると共に嵩密度が増加する。破断圧縮ロールを出
た複数枚は層状をなしており、紙断片は更にプレスコン
ベアで高密度化されて圧縮成形機に至り、ここで高圧縮
され、更に高密度の一定の形状をもつ固形化物に処理さ
れる。この様なプロセスを経て情報用紙等秘密保持を要
する文書の処理が行なわれる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面について説明する
と、図1はオフィスビル等において、各フロアと同ビル
地階に設置した本発明に係る紙性廃棄物処理装置との間
を機密保持を可能ならしめる紙性廃棄物回収ボックスを
用いてメール搬送システム等により接続し、紙性廃棄物
の処理を行なうようにした紙性廃棄物処理装置の全体
図、図2は本発明に係る紙性廃棄物処理装置の概略フロ
ー図、図3は本発明に係る紙性廃棄物処理装置の主要部
構成図であり、図4はその平面図である。
【0011】図1、図3においてオフィスビル各フロア
で発生した情報用紙等の紙性廃棄物は、人手により回収
ボックス1に投入される。所定量の紙性廃棄物が貯蔵さ
れた回収ボックス1は、メール搬送システム又は専用の
搬送システム21によりビル地階に設置された回収ボッ
クスストッカー22を経て紙性廃棄物処理装置23に至
る。回収ボックス1はストックコンベア2上で、かつ押
し上げ装置3及び給紙装置4直前で、図示しない回収ボ
ックス上蓋除去装置により自動的にその上蓋が取り外さ
れる。その後回収ボックス1はストックコンベア2によ
って押し上げ装置3及び給紙装置4の中心へ搬入せら
れ、かつ位置決めされる。回収ボックス1自体その底部
は開放された形状をなしており、その底部ボックス内に
は落し蓋式底板を有し、その上に複数枚の廃紙が貯蔵さ
れる構成となっている。回収ボックス1の位置決め後、
その下方に配設された廃紙の押し上げ装置3が上昇を開
始する。押し上げ装置3の上端は、前記回収ボックス1
の底部開口部を自在に貫通出来る構造となっている。こ
のため押し上げ装置は、前記回収ボックス底部の底板を
介してボックス内の廃紙上端が、給紙装置4の繰り出し
コンベア及びけり出し装置4a並びに給紙装置4に当接
するまで連続して押し上げられる。給紙装置も連続運転
されており、従って回収ボックス内の廃紙は数枚が層状
をなす形で連続的に次工程へ送り出される。
【0012】給紙装置4を出た数枚が層状をなす廃紙は
搬送コンベア5において、その上下をコンベアベルト
(又はチェーン)5a,5bにより挟み付けられた形で
搬送され、穴明け加水ロール7に至る。なお、この間で
一定層厚を越える紙のファイルや感熱、感厚紙等の所謂
禁忌品を含む紙は、必要に応じて排紙装置6によりライ
ン外へ排出することも可能である。さて穴明け加水ロー
ル7において数枚が層状をなす廃紙には、固形化に要す
るバインダーとしての水が各紙層間全面へ略均一に行き
渡るよう引き裂き貫通溝穴加工が施されると共に、注水
が施される。穴明け、加水された数枚が層状をなす廃紙
は、引き続き中間コンベア8においてその上下をコンベ
アベルト(又はチェーン)8a,8bにより挟み付けら
れた形で搬送され、絞りロール9に至る。ここで数枚が
層状をなす紙性廃棄物は上下一対の絞りロール9にて挟
まれる事により、前記溝穴部及び全面に付着浸透した余
剰水分が絞り除去されると共に均一化され、かつ溝穴部
の凹凸が平滑化される。
【0013】その後紙性廃棄物は破断圧縮ロール10に
至る。破断圧縮ロールは2本で一対をなし、夫々の周方
向に複数のV字形溝と更に軸心と平行に形成されたノッ
チが加工されており、お互いのV溝が相互に噛み合い、
周方向でラップするよう配設されている。この為前記絞
りロール9から平板状に供給された紙性廃棄物はその進
行と共に双方のV字形溝により幅方向に引き裂かれると
共に、V字形溝斜面で圧縮され、かつ軸心と平行なノッ
チ部で流れ方向に引き裂かれて一定の幅と長さを持つ数
枚が層状をなし、かつ含有水分をバインダーとして相互
に密着した高密度の紙断片となる。更に必要に応じて次
のプレスコンベア11及び圧縮成形機12を付加するこ
とにより、廃棄物を一定の形状とすることができると共
に、更に高密度の固形化された紙性廃棄物にすることが
できる。即ち、破断圧縮ロール10で処理された紙性廃
棄物は紙断片である為、このままでは所謂空隙率が大き
く全体としては高密度化されていない。
【0014】そこで本実施例では、プレスコンベア11
により、ここでこの空隙率を更に小さくすると共に、次
工程である圧縮成形機へ強制的に送り込むようにしてい
る(但し、処理能力上、自重による落下で成形機への供
給が可能である時は、これを設置することを必須要件と
しない)。プレスコンベア11へ供給された紙性廃棄物
である数枚が層状をなし、水をバインダーとして相互に
密着した紙断片は、ここで更に空隙率が減ぜられて高密
度化されると共に圧縮成形機12へ送られ、圧縮成形機
12で更に圧縮されてダイスの形状により各種形状の高
密度固形化、減容化され、ブロック状の紙性廃棄物とな
る。なお、プレスコンベア11までを紙性廃棄物処理装
置とすることもできるのは至極当然のことである。一方
穴明け加水ロール7から圧縮成形機12に至る間に発生
する余剰水分は、図5に示す如き水循環装置によりクロ
ーズドタイプとされており、再利用して外部へは排出し
ない構造となっている。この為二次公害が発生する懸念
はない。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明による
と、オフィスビルの各フロアと同ビル地階等に設置され
た紙性廃棄物処理装置間を各フロアから出す時、既に機
密保持可能な専用回収ボックスを用いてメール搬送シス
テム等の搬送手段で接続し、かつ紙性廃棄物処理装置を
設置する部屋を機密室とすることで搬送段階における情
報用紙等重要書類の機密保持が可能となる。前記処理室
に専用回収ボックスのストックヤードを設け、かつ専用
回収ボックス内の紙性廃棄物の自動供給装置を具備する
紙性廃棄物処理装置を設置することにより、連続処理が
可能となる。紙性廃棄物を専用回収ボックスから数枚層
状に供給し、その数枚層状の紙性廃棄物に層全体に渡っ
て貫通する複数の引き裂き穴を明け、その紙に注水又は
同時に注水し、これを絞りロールで絞ることにより、数
枚層状の紙性廃棄物の層間及び紙全体へのバインダーと
しての役目を果たす水の略均一な浸透を図ることが出来
る。前記略均一に全体に渡って加水された数枚層状の紙
性廃棄物を絞りロールを通すことにより、余剰水の除去
及び更に全体に渡って均一な水の浸透を助長することが
できる。
【0016】また前記紙性廃棄物を裁断することなく、
所謂引き裂き破断、圧縮機能を備えるロールを通すこと
により、微粉化することなく、かつシュレッダー裁断等
の持つ所謂紙繊維の切断を行なわずして一定の層厚を持
ち、かつバインダーとしての水紙層間に略均一に分布
し、かつ強固に密着した嵩密度の高い層状紙片断塊を得
ることができる。この紙片断塊をプレスコンベアにより
処理又は圧縮成形機へ送り込むに際し、紙片断塊相互間
の空隙率を減じ、より嵩密度の高い紙片断塊群を生成す
ることができる。更に前記紙片断塊群を液圧プレス、又
はクランクプレス等の高圧縮プレスで成形することによ
り、一層高密度の固形化、減容化された紙性廃棄物を生
成することが出来る。また全体的には情報用紙等の機密
保持を可能とし、紙性廃棄物の高密度化による処理後の
保管スペースを減じ、輸送時の飛散の心配がない事から
包装の無梱包化(含む結束)を実現し、ひいては輸送量
を大幅に低減させることが可能となる等の極めて有効な
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る機密保持が可能な回収ボ
ックスを用い、オフィス各フロアと紙性廃棄物処理装置
をメール搬送システム等を用いて接続したシステム図で
ある。
【図2】紙性廃棄物処理装置の概略フローを示すブロッ
ク図である。
【図3】紙性廃棄物処理装置の主要部分の構成を示す側
面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】バインダーとして紙性廃棄物に加える水の余剰
分を回収し、再利用する目的で付設される給水装置系統
図である。
【図6】従来の紙性廃棄物処理装置を示す断面構造図で
ある。
【符号の説明】
1 回収ボックス 2 ストックコンベア 3 押し上げ装置 4 給紙装置 5 搬送コンベア 6 排紙装置 7 穴明け加水ロール 8 中間コンベア 9 絞りロール 10 破断圧縮ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 徳幸 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機密保持可能な回収ボックスをメール搬
    送システム或いは専用の搬送システムにより紙性廃棄物
    収集位置と、紙性廃棄物処理装置との間を循環させ、か
    つ回収ボックス内に収容した廃紙の処理を可能とした紙
    性廃棄物の処理装置であって、同紙性廃棄物処理装置は
    複数の回収ボックスを貯蔵できるストックコンベアと、
    回収ボックス内の紙性廃棄物を次工程の給紙装置へ向け
    て供給する装置と、紙性廃棄物を一定層厚で後工程に送
    り出す給紙装置と、給紙装置から搬送された紙性廃棄物
    にバインダーとしての水を含浸させる手段と、加水後の
    紙性廃棄物に付着或いは含浸せる水分をコントロール及
    び表面を滑らかにする絞りロールと、紙性廃棄物を破断
    (引き裂き)、圧縮するロールとを備えてなることを特
    徴とする紙性廃棄物の処理装置。
JP24410991A 1991-08-30 1991-08-30 紙性廃棄物の処理装置 Withdrawn JPH0557207A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007203185A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Akihiro Sakuma 郵便物回収リサイクル方法
CN113652884A (zh) * 2021-08-31 2021-11-16 重庆理文造纸有限公司 一种采用废纸制造箱板纸的生产系统
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