JPH0556755A - 家畜用飼料添加物及び家畜用飼料 - Google Patents
家畜用飼料添加物及び家畜用飼料Info
- Publication number
- JPH0556755A JPH0556755A JP4021002A JP2100292A JPH0556755A JP H0556755 A JPH0556755 A JP H0556755A JP 4021002 A JP4021002 A JP 4021002A JP 2100292 A JP2100292 A JP 2100292A JP H0556755 A JPH0556755 A JP H0556755A
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- weight
- feed
- livestock
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 家畜に発生するコクシジウム症などの原虫性
疾患の予防効果及び治療効果に優れた家畜用飼料を提供
する。 【構成】 炭素数６〜12の中鎖脂肪酸のトリグリセライ
ド(a)と、炭素数６〜12の中鎖脂肪酸、該脂肪酸のモノ
グリセライド及び該脂肪酸のジグリセライドの少なくと
も１種(b) を併用し、家畜用飼料に特定量を添加する。 【効果】 家畜の原虫性疾患の予防及び治療に優れた効
果を示し、更にブロイラーでは体脂肪の異常蓄積を抑制
できる。
疾患の予防効果及び治療効果に優れた家畜用飼料を提供
する。 【構成】 炭素数６〜12の中鎖脂肪酸のトリグリセライ
ド(a)と、炭素数６〜12の中鎖脂肪酸、該脂肪酸のモノ
グリセライド及び該脂肪酸のジグリセライドの少なくと
も１種(b) を併用し、家畜用飼料に特定量を添加する。 【効果】 家畜の原虫性疾患の予防及び治療に優れた効
果を示し、更にブロイラーでは体脂肪の異常蓄積を抑制
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家畜用飼料添加物及び家
畜用飼料に関し、詳しくは抗原虫性疾患効果を有する家
畜用飼料添加物及び家畜用飼料であって、特にブロイラ
ーの体脂肪の形成を抑制し得る家畜用飼料に関する。
畜用飼料に関し、詳しくは抗原虫性疾患効果を有する家
畜用飼料添加物及び家畜用飼料であって、特にブロイラ
ーの体脂肪の形成を抑制し得る家畜用飼料に関する。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】近年、家畜用飼料は飼料効
率を高める目的で高蛋白、高カロリーのいわゆる濃厚飼
料化される傾向にある。しかしながら、このような飼料
を給餌することにより栄養代謝に重要な機能を果たす肝
臓の機能を低下させ、肝臓肥大や黄色化或いは脂質の異
常蓄積による脂肪肝や体脂肪の蓄積による肉質の低下な
どを引き起こすことが判明している。この問題を解決す
るために、炭素数６〜12の中鎖脂肪酸のトリグリセライ
ドを家畜に給与することにより余剰脂肪の蓄積を低下さ
せ、エネルギーを効率よく利用できる家畜用飼料が提供
されている（特開平１−215247号公報）。
率を高める目的で高蛋白、高カロリーのいわゆる濃厚飼
料化される傾向にある。しかしながら、このような飼料
を給餌することにより栄養代謝に重要な機能を果たす肝
臓の機能を低下させ、肝臓肥大や黄色化或いは脂質の異
常蓄積による脂肪肝や体脂肪の蓄積による肉質の低下な
どを引き起こすことが判明している。この問題を解決す
るために、炭素数６〜12の中鎖脂肪酸のトリグリセライ
ドを家畜に給与することにより余剰脂肪の蓄積を低下さ
せ、エネルギーを効率よく利用できる家畜用飼料が提供
されている（特開平１−215247号公報）。
【０００３】しかし、一方では畜産業は飼養密度の増大
や飼養規模の拡大により集約化され、工場的生産が可能
になり、長期に安定的に生産物を供給することができる
ようになってきた。集約化が進むにつれて環境管理が不
十分となり、これに伴う病気の発生が大きな問題となっ
ている。
や飼養規模の拡大により集約化され、工場的生産が可能
になり、長期に安定的に生産物を供給することができる
ようになってきた。集約化が進むにつれて環境管理が不
十分となり、これに伴う病気の発生が大きな問題となっ
ている。
【０００４】その中で原虫によって引き起こされる疾患
としては、例えばコクシジウム症、ロイコチトゾーン
症、トリパノゾーマ症、リーシュマニア症等種々知られ
ており、これらの予防剤及び治療剤としてサルファ剤、
キノリン誘導体、核酸誘導体、キナゾリン誘導体、グア
ニジン誘導体、葉酸拮抗剤、ポリエーテル系の抗生物質
等が使用されているが、これらは高価であり、且つ安全
域が非常に狭いため、飼料等に混合して大量に用いるに
は問題が多い。
としては、例えばコクシジウム症、ロイコチトゾーン
症、トリパノゾーマ症、リーシュマニア症等種々知られ
ており、これらの予防剤及び治療剤としてサルファ剤、
キノリン誘導体、核酸誘導体、キナゾリン誘導体、グア
ニジン誘導体、葉酸拮抗剤、ポリエーテル系の抗生物質
等が使用されているが、これらは高価であり、且つ安全
域が非常に狭いため、飼料等に混合して大量に用いるに
は問題が多い。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の問題
を改善すべく鋭意研究を行なった結果、家畜用飼料に従
来の炭素数６〜12の中鎖脂肪酸のトリグリセライドと、
炭素数６〜12の中鎖脂肪酸、該脂肪酸のモノグリセライ
ド及び該脂肪酸のジグリセライドの少なくとも１種を混
合して添加することにより、原虫性疾患、特にコクシジ
ウム症の予防及び治療に対し優れた効果を有すること、
更にブロイラーにおいては脂肪の異常蓄積を改善し、飼
料効率を改善することを見出し、本発明を完成するに至
った。
を改善すべく鋭意研究を行なった結果、家畜用飼料に従
来の炭素数６〜12の中鎖脂肪酸のトリグリセライドと、
炭素数６〜12の中鎖脂肪酸、該脂肪酸のモノグリセライ
ド及び該脂肪酸のジグリセライドの少なくとも１種を混
合して添加することにより、原虫性疾患、特にコクシジ
ウム症の予防及び治療に対し優れた効果を有すること、
更にブロイラーにおいては脂肪の異常蓄積を改善し、飼
料効率を改善することを見出し、本発明を完成するに至
った。
【０００６】すなわち本発明は、(a) カプロン酸、カプ
リル酸、カプリン酸、ラウリン酸等の炭素数６〜12の中
鎖脂肪酸のトリグリセライド（以下ＭＣＴと略す）と、
(b)炭素数６〜12の中鎖脂肪酸（以下ＭＣＦＡと略
す）、該脂肪酸のモノグリセライド（以下ＭＣＭと略
す）及び該脂肪酸のジグリセライド（以下ＭＣＤと略
す）の少なくとも１種を含有することを特徴とする家畜
用飼料添加物、並びに該家畜用飼料添加物を 0.5〜20重
量％含有してなる家畜用飼料を提供するものである。
リル酸、カプリン酸、ラウリン酸等の炭素数６〜12の中
鎖脂肪酸のトリグリセライド（以下ＭＣＴと略す）と、
(b)炭素数６〜12の中鎖脂肪酸（以下ＭＣＦＡと略
す）、該脂肪酸のモノグリセライド（以下ＭＣＭと略
す）及び該脂肪酸のジグリセライド（以下ＭＣＤと略
す）の少なくとも１種を含有することを特徴とする家畜
用飼料添加物、並びに該家畜用飼料添加物を 0.5〜20重
量％含有してなる家畜用飼料を提供するものである。
【０００７】本発明の家畜用飼料を給餌する対象となる
動物としては、肉用鶏、産卵鶏、種鶏等の家禽類、肉
牛、乳牛、豚、羊、山羊及びこれらの子畜類等の家畜類
などが挙げられるが、この中で原虫性疾患、特にコクシ
ジウム症に感染しやすい家畜が挙げられる。尚、本発明
の家畜用飼料添加物及び家畜用飼料は特にコクシジウム
症に対する効果に優れているが、感染径路の違うロイコ
チトゾーン症やトリパノゾーマ症においても効果が期待
できる。更にブロイラーにおいては、体脂肪低減効果や
原虫性疾患への抵抗性を示す。
動物としては、肉用鶏、産卵鶏、種鶏等の家禽類、肉
牛、乳牛、豚、羊、山羊及びこれらの子畜類等の家畜類
などが挙げられるが、この中で原虫性疾患、特にコクシ
ジウム症に感染しやすい家畜が挙げられる。尚、本発明
の家畜用飼料添加物及び家畜用飼料は特にコクシジウム
症に対する効果に優れているが、感染径路の違うロイコ
チトゾーン症やトリパノゾーマ症においても効果が期待
できる。更にブロイラーにおいては、体脂肪低減効果や
原虫性疾患への抵抗性を示す。
【０００８】本発明に使用されるＭＣＴ、ＭＣＦＡ、Ｍ
ＣＭ及びＭＣＤの脂肪酸組成は炭素数６〜12の脂肪酸の
単独又は混合物であり、ＭＣＴと混合されるＭＣＦＡ、
ＭＣＭ及びＭＣＤはそれぞれの単品又は混合物である。
本発明においては、ＭＣＴと、該ＭＣＴと炭素数が同一
範囲にあり、且つOH基が残っているＭＣＦＡ、ＭＣＭ及
びＭＣＤとを組み合わせることによりＭＣＴ単独の添加
物に比べ優れた抗原虫性疾患効果を発揮する家畜用飼料
添加物が得られる。
ＣＭ及びＭＣＤの脂肪酸組成は炭素数６〜12の脂肪酸の
単独又は混合物であり、ＭＣＴと混合されるＭＣＦＡ、
ＭＣＭ及びＭＣＤはそれぞれの単品又は混合物である。
本発明においては、ＭＣＴと、該ＭＣＴと炭素数が同一
範囲にあり、且つOH基が残っているＭＣＦＡ、ＭＣＭ及
びＭＣＤとを組み合わせることによりＭＣＴ単独の添加
物に比べ優れた抗原虫性疾患効果を発揮する家畜用飼料
添加物が得られる。
【０００９】本発明の家畜用飼料添加物において、ＭＣ
Ｔ(a) と、ＭＣＦＡ、ＭＣＭ及びＭＣＤ(b) の比率は任
意に選べるが、好ましくは (a)／(b) ＝10／90〜90／10
（重量比）である。重量比が10／90より小さいとＭＣＴ
の有する増体効果が認められにくく、また90／10を越え
ると抗原虫性疾患効果が認められにくい。
Ｔ(a) と、ＭＣＦＡ、ＭＣＭ及びＭＣＤ(b) の比率は任
意に選べるが、好ましくは (a)／(b) ＝10／90〜90／10
（重量比）である。重量比が10／90より小さいとＭＣＴ
の有する増体効果が認められにくく、また90／10を越え
ると抗原虫性疾患効果が認められにくい。
【００１０】本発明の家畜用飼料において、(a) ＭＣＴ
と、(b) ＭＣＦＡ、ＭＣＭ及びＭＣＤの少なくとも１種
以上は、総量で飼料中に 0.5〜20重量％、好ましくは１
〜10重量％配合される。
と、(b) ＭＣＦＡ、ＭＣＭ及びＭＣＤの少なくとも１種
以上は、総量で飼料中に 0.5〜20重量％、好ましくは１
〜10重量％配合される。
【００１１】従来、家畜用飼料はとうもろこし、小麦、
大麦、ライ麦、マイロ等の穀類、米ぬか、ふすま、麦ぬ
か等のぬか類、大豆油粕、コーングルテンミール、糖蜜
等の製造粕類、魚粉、脱脂粉乳、ホエー、イエローグリ
ース、タロー等の動物性飼料類、ビタミン類、無機質等
の栄養素材が配合されているが、本発明においては上記
のごとき家畜用飼料添加物を油脂類の代替として、又は
新たな成分として添加することにより本発明の目的を達
成することができる。油脂類の代替として用いた場合に
は、体脂肪低減効果に優れるが、新たな成分として油脂
類と併用した場合には摂取率が高く増体効果に優れる。
大麦、ライ麦、マイロ等の穀類、米ぬか、ふすま、麦ぬ
か等のぬか類、大豆油粕、コーングルテンミール、糖蜜
等の製造粕類、魚粉、脱脂粉乳、ホエー、イエローグリ
ース、タロー等の動物性飼料類、ビタミン類、無機質等
の栄養素材が配合されているが、本発明においては上記
のごとき家畜用飼料添加物を油脂類の代替として、又は
新たな成分として添加することにより本発明の目的を達
成することができる。油脂類の代替として用いた場合に
は、体脂肪低減効果に優れるが、新たな成分として油脂
類と併用した場合には摂取率が高く増体効果に優れる。
【００１２】本発明の家畜用飼料において、家畜用飼料
添加物とそれ以外の配合成分の配合量は大略下記の通り
である。 代表的配合例 （牛） 濃厚飼料 とうもろこし 10〜50重量％ マ イ ロ ５〜30重量％ 大 麦 ０〜20重量％ 大豆油粕 ０〜40重量％ ふ す ま ０〜20重量％ アルファルファミール ０〜20重量％ 糖 み つ ０〜10重量％ ミネラル ０〜５重量％ ビタミン ０〜３重量％ 飼料添加物 0.5〜10重量％ （豚） とうもろこし 20〜80重量％ マ イ ロ ０〜40重量％ 大 麦 ０〜30重量％ ふ す ま ０〜20重量％ 大豆油粕 ０〜10重量％ 魚 粉 ０〜10重量％ 脱脂米ぬか ０〜15重量％ アルファルファミール ０〜10重量％ 糖 み つ ０〜10重量％ ミネラル ０〜３重量％ ビタミン ０〜３重量％ 飼料添加物 0.5〜20重量％ （鶏） とうもろこし 20〜80重量％ マ イ ロ ０〜40重量％ 大豆油粕 ０〜40重量％ 魚 粉 ０〜10重量％ コーングルテンミール ０〜10重量％ アルファルファミール ０〜10重量％ 肉 骨 粉 ０〜10重量％ ミネラル ０〜３重量％ ビタミン ０〜３重量％ 飼料添加物 0.5〜20重量％
添加物とそれ以外の配合成分の配合量は大略下記の通り
である。 代表的配合例 （牛） 濃厚飼料 とうもろこし 10〜50重量％ マ イ ロ ５〜30重量％ 大 麦 ０〜20重量％ 大豆油粕 ０〜40重量％ ふ す ま ０〜20重量％ アルファルファミール ０〜20重量％ 糖 み つ ０〜10重量％ ミネラル ０〜５重量％ ビタミン ０〜３重量％ 飼料添加物 0.5〜10重量％ （豚） とうもろこし 20〜80重量％ マ イ ロ ０〜40重量％ 大 麦 ０〜30重量％ ふ す ま ０〜20重量％ 大豆油粕 ０〜10重量％ 魚 粉 ０〜10重量％ 脱脂米ぬか ０〜15重量％ アルファルファミール ０〜10重量％ 糖 み つ ０〜10重量％ ミネラル ０〜３重量％ ビタミン ０〜３重量％ 飼料添加物 0.5〜20重量％ （鶏） とうもろこし 20〜80重量％ マ イ ロ ０〜40重量％ 大豆油粕 ０〜40重量％ 魚 粉 ０〜10重量％ コーングルテンミール ０〜10重量％ アルファルファミール ０〜10重量％ 肉 骨 粉 ０〜10重量％ ミネラル ０〜３重量％ ビタミン ０〜３重量％ 飼料添加物 0.5〜20重量％
【００１３】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【００１４】実施例１ 表１に示すブロイラーの配合飼料を調製し、各区５羽ず
つ、８日令まで各飼料を自由摂取にて予備飼育し、８日
目にアイメリア・テネラ(Eimeria tenella) 株を１×10
5 個経口感染させ、８日間オーシスト排泄量を測定し、
８日後に剖検し、盲腸粘膜病変を観察した。その結果、
表２に示すようにオーシスト排泄量は著しく低下し盲腸
の病変が殆ど認められず、鶏コクシジウム症発生を著し
く抑制することがわかった。
つ、８日令まで各飼料を自由摂取にて予備飼育し、８日
目にアイメリア・テネラ(Eimeria tenella) 株を１×10
5 個経口感染させ、８日間オーシスト排泄量を測定し、
８日後に剖検し、盲腸粘膜病変を観察した。その結果、
表２に示すようにオーシスト排泄量は著しく低下し盲腸
の病変が殆ど認められず、鶏コクシジウム症発生を著し
く抑制することがわかった。
【００１５】
【表１】
【００１６】注） * 1 ＭＣＴ；C8／C10＝85／15（重量比、以下同じ） * 2 添加物 Ａ；C6〜C12のＭＣＦＡ C6／C8／C10／C12＝10／50／3
0／10 Ｂ；C6〜C12 のＭＣＦＡ／C6〜C12 のＭＣＭ／C6〜C12
のＭＣＤ＝10／30／60 〔何れもC6／C8／C10／C12＝10／40／30／20〕 Ｃ；C8〜C10のＭＣＭ／C8〜C10のＭＣＤ＝45／５５ 〔何れもＣ８／C10＝60／40〕 Ｄ；C16〜C18の脂肪酸／C16〜C18の脂肪酸のモノグリセ
ライド／C16〜C18の脂肪酸のジグリセライド＝10／40／
50 〔何れもC16／C18＝55／45〕 尚、ＭＣＴ、ＭＣＭ及びＭＣＤの炭素数はグリセリン骨
格を除いた脂肪酸残基の炭素数を意味する。また、ＭＣ
Ｔ及び添加物Ａ〜Ｄは以下の実施例にても同じものを用
いた。
0／10 Ｂ；C6〜C12 のＭＣＦＡ／C6〜C12 のＭＣＭ／C6〜C12
のＭＣＤ＝10／30／60 〔何れもC6／C8／C10／C12＝10／40／30／20〕 Ｃ；C8〜C10のＭＣＭ／C8〜C10のＭＣＤ＝45／５５ 〔何れもＣ８／C10＝60／40〕 Ｄ；C16〜C18の脂肪酸／C16〜C18の脂肪酸のモノグリセ
ライド／C16〜C18の脂肪酸のジグリセライド＝10／40／
50 〔何れもC16／C18＝55／45〕 尚、ＭＣＴ、ＭＣＭ及びＭＣＤの炭素数はグリセリン骨
格を除いた脂肪酸残基の炭素数を意味する。また、ＭＣ
Ｔ及び添加物Ａ〜Ｄは以下の実施例にても同じものを用
いた。
【００１７】
【表２】
【００１８】注） * 3 盲腸病変スコアー；E.tenella 感染時の鶏盲腸病変
値(Johnson and Reid) ・盲腸病変スコアー及び病変判定 ０…病変なし。盲腸壁にごく少数の点在出血が認められ
る。 ＋１…盲腸壁は肥厚せず、盲腸内容物は正常。出血斑は
多くなり内容物に血液が認められることがある。 ＋２…盲腸壁は幾分肥厚するが、盲腸内容物は正常であ
る。 ＋３…盲腸壁は著しく肥厚し、盲腸内に多量の出血と血
液塊があり、内容物は少なくなる。盲腸壁は著しく膨張
し、多量の出血を伴い、大きなチーズ様塊が出来てい
る。内容物はなくなるか、塊の中に取り込まれている。 ＋４…病変鶏の斃死。 * 4 増体率；対照区Ｉの増体率を100とした。 * 5 対照区；Ｉ…非感染区。 II…感染区。
値(Johnson and Reid) ・盲腸病変スコアー及び病変判定 ０…病変なし。盲腸壁にごく少数の点在出血が認められ
る。 ＋１…盲腸壁は肥厚せず、盲腸内容物は正常。出血斑は
多くなり内容物に血液が認められることがある。 ＋２…盲腸壁は幾分肥厚するが、盲腸内容物は正常であ
る。 ＋３…盲腸壁は著しく肥厚し、盲腸内に多量の出血と血
液塊があり、内容物は少なくなる。盲腸壁は著しく膨張
し、多量の出血を伴い、大きなチーズ様塊が出来てい
る。内容物はなくなるか、塊の中に取り込まれている。 ＋４…病変鶏の斃死。 * 4 増体率；対照区Ｉの増体率を100とした。 * 5 対照区；Ｉ…非感染区。 II…感染区。
【００１９】実施例２ 表３（前期用、21日令まで）、表４（後期用、21日令〜
57日令）に示すブロイラーの配合飼料を調製し、０日令
のチャンキー雄雛各25羽を57日令まで飼養し最終日に各
区６羽解体し、体重、腹腔内脂肪組織（以下、腹脂肪と
いう）重量及び飼料要求率を調査した。
57日令）に示すブロイラーの配合飼料を調製し、０日令
のチャンキー雄雛各25羽を57日令まで飼養し最終日に各
区６羽解体し、体重、腹腔内脂肪組織（以下、腹脂肪と
いう）重量及び飼料要求率を調査した。
【００２０】結果は表５に示すように、各項目とも試験
区において良好である。
区において良好である。
【００２１】
【表３】
【００２２】
【表４】
【００２３】
【表５】
Claims (3)
- 【請求項１】 (a) 炭素数６〜12の中鎖脂肪酸のトリグ
リセライドと、(b) 炭素数６〜12の中鎖脂肪酸、該脂肪
酸のモノグリセライド及び該脂肪酸のジグリセライドの
少なくとも１種を含有することを特徴とする家畜用飼料
添加物。 - 【請求項２】 請求項１記載の家畜用飼料添加物を 0.5
〜20重量％含有してなる家畜用飼料。 - 【請求項３】 家畜がブロイラーである請求項２記載の
家畜用飼料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4021002A JP3034678B2 (ja) | 1991-06-17 | 1992-02-06 | 家畜用飼料添加物及び家畜用飼料 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14465491 | 1991-06-17 | ||
| JP3-144654 | 1991-06-17 | ||
| JP4021002A JP3034678B2 (ja) | 1991-06-17 | 1992-02-06 | 家畜用飼料添加物及び家畜用飼料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0556755A true JPH0556755A (ja) | 1993-03-09 |
| JP3034678B2 JP3034678B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=26358008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4021002A Expired - Lifetime JP3034678B2 (ja) | 1991-06-17 | 1992-02-06 | 家畜用飼料添加物及び家畜用飼料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3034678B2 (ja) |
Cited By (7)
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|---|---|---|---|---|
| JP2003535894A (ja) * | 2000-06-20 | 2003-12-02 | エヌ・ブイ・ニュートリション・サイエンシス | 抗菌剤として適用可能な中鎖脂肪酸 |
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| JP2010523112A (ja) * | 2007-04-02 | 2010-07-15 | ネステク ソシエテ アノニム | 中鎖トリグリセリドを包含する食品組成物 |
| JP2013066483A (ja) * | 2003-09-05 | 2013-04-18 | Hill's Pet Nutrition Inc | 動物摂取用組成物 |
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| KR20180125908A (ko) * | 2017-05-16 | 2018-11-26 | 윤관식 | 동물용 사료 첨가제, 이를 포함하는 동물용 사료 조성물 및 동물 사육 방법 |
| WO2022260568A1 (en) * | 2021-06-09 | 2022-12-15 | Perstorp Ab | Mixed glycerol ester composition |
Families Citing this family (1)
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| BE1021434B1 (nl) * | 2013-11-20 | 2015-11-20 | Proviron Holding | Veevoeder aangerijkt met een combinatie van monoglycerides. |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP4021002A patent/JP3034678B2/ja not_active Expired - Lifetime
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