JPH0554606U - アスファルト合材の搬送装置 - Google Patents

アスファルト合材の搬送装置

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JPH0554606U
JPH0554606U JP10554591U JP10554591U JPH0554606U JP H0554606 U JPH0554606 U JP H0554606U JP 10554591 U JP10554591 U JP 10554591U JP 10554591 U JP10554591 U JP 10554591U JP H0554606 U JPH0554606 U JP H0554606U
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JP
Japan
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asphalt mixture
asphalt
bucket
elevator
transport device
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Pending
Application number
JP10554591U
Other languages
English (en)
Inventor
延夫 久保山
Original Assignee
田中鉄工株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送装置のコンパクト化と運搬の安全性を向
上させ、さらに装置周辺を汚すことのないアスファルト
合材の搬送装置を提供する。 【構成】 リサイクルドライヤ2の出口に連設されるエ
レベータハウジング4と、エレベータハウジング4内に
投入されたアスファルト合材Aを搬送するバッケット8
と、このバケット8を垂直方向に昇降させる昇降手段
5,6,7とを備え、エレベータハウジング4をアスフ
ァルト廃材の加熱により発生する排熱の煙道とする。こ
れによってアスファルト合材を冷やすことなく、垂直上
方に搬送することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、再生処理された高温のアスファルト合材を、合材貯蔵用サイロに貯 蔵する際に使用するアスファルト合材の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、環境汚染を防ぎまた資源の有効活用を図るために、道路補修の際発 生するアスファルト廃材を再生利用する技術が確立され、このため種々のアスフ ァルト再生プラント(リサイクルプラント)が提案されている。
【0003】 本願出願人も、実願昭63−79298号(実開平2−5409号)として、 既存のアスファルトプラントに組み込んで使用することができるリサイクルプラ ントを提案した。
【0004】 この装置によると、道路補修等によって発生した廃材を、既設のドライヤから 発生する排ガスを熱源として再生処理することができるため、大幅な省エネルギ ーを達成することが可能となる。
【0005】 ところで、この装置によって再生処理されたアスファルト合材は、一旦合材貯 蔵装置に貯蔵される。その際、従来は、リサイクルドライヤによって再生処理さ れたアスファルト合材を、リサイクルドライヤの出口に設けられたチャージホッ パから、貯蔵装置のスキップコンベアに設けたバケットによって装置の最高部ま で運搬して、合材貯蔵サイロに落下させて貯蔵している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の貯蔵装置の搬送装置は、傾斜したスキップコンベアに沿 って、アスファルト合材を貯蔵したバケットをワイヤーで引き上げるものである ため、ワイヤー切断によるバケット落下の危険や、また傾斜したスキップコンベ アを設ける広いスペースが必要である。また、搬送される処理アスファルトが冷 えてバケットへ固着するのを防止するため、バケットへ重油をスプレーしており 、この重油が風雨によって飛散して装置周辺を汚し易いという問題がある。
【0007】 本考案は、再生処理されたアスファルト合材を、貯蔵装置に搬送する際の上記 問題点を解消するものであり、搬送装置のコンパクト化と運搬の安全性を向上さ せ、さらに装置周辺を汚すことのないアスファルト合材の搬送装置を提供するこ とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、アスファルト廃材を再生処理するアス ファルト再生プラントに組み込まれ、リサイクルドライヤによって再生処理され た高温のアスファルト合材を高所に設けられた貯蔵用サイロに搬送するアスファ ルト合材の搬送装置であって、同装置は前記リサイクルドライヤの出口に連設さ れるエレベータハウジングと、該エレベータハウジング内に投入されたアスファ ルト合材を搬送するバケットと、このバケットを垂直方向に昇降させる昇降手段 とを備え、前記エレベータハウジングを前記アスファルト廃材の加熱により発生 する排熱の煙道としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
再生処理されたアスファルト合材が、アスファルト廃材の加熱により発生する 高温の排気ガスとともにエレベータハウジング内に投入され、アスファルト合材 を冷やすことなく、垂直上方に搬送される。
【0010】
【実施例】
以下図面に示す実施例に基づき本考案の特徴を具体的に説明する。
【0011】 図1は本考案の一実施例を示すアスファルト合材の搬送装置の正面図、図2は 同側面図である。
【0012】 図において、1はバケットエレベータ、2はこのバケットエレベータの下部に 取付けられたアスファルト廃材を再生処理するリサイクルドライヤ、3はアスフ ァルト合材を貯蔵しておくサイロである。
【0013】 バケットエレベータ1は、中空状エレベータハウジング4を有し、このエレベ ータハウジング4内には上下にホイル5,6を設け、さらにこのホイル5,6に チェーン7が取付けられている。また、このチェーン7には、リサイクルドライ ヤ2からのアスファルト合材を掬い取って収納搬送するバケット8が一定間隔で 設けられている。
【0014】 バケットエレベータ1の下部には、円筒形のリサイクルドライヤ2を取付ける ための取付用ハウジング9が形成され、下端部には開閉ゲート9aを遠隔操作に よって開閉するエアーシリンダ9bを取り付けている。
【0015】 また、バケットエレベータ1の上部側壁には、搬送されたバケット8内のアス ファルト合材を、サイロ3に落下させるためのシュート10を連設している。1 1はシュート10の出口に設けられた断面円弧状の開閉ゲートで、センサ12と 連動したシリンダー13の作動によって開閉が行われる。 上記構成において、リサイクルドライヤ2によって再生処理されたアスファル ト合材Aは、内蔵された羽根(図示せず)の運動によって、取付用ハウジング9 内の空間に高温の排気ガスとともに搬入される。図中矢印は排気ガスの流れを示 す。搬入されたアスファルト合材Aはホイル5の回転に伴って移送するバケット 8に掬い取られ、エレベータハウジング4の上端まで搬送され、シュート10内 に落とし込まれる。その際、シュート10先端の開閉ゲート11は閉じた状態で あり、シュート10内に一定量のアスファルト合材Aが収納された状態をセンサ 12が検知し、これと連動したエアーシリンダ13を作動させてゲート11を開 ける。これによってシュート10内に溜まったアスファルト合材Aが、貯蔵用サ イロ3内に落下する。このように、搬送されたアスファルト合材Aを各バケット 8毎にサイロ3内に落下させず、一定量を集めて落下させることによって、落下 したアスファルト合材Aの材料分離を防ぐことができる。
【0016】 以上述べたように本実施例の搬送装置においては、密閉されたバケットエレベ ータ1にリサイクルドライヤ2を連設し、このリサイクルドライヤ2から供給さ れるアスファルト合材を、垂直方向に昇降するバケットによって高所に搬送する 。このため、傾斜したスキップコンベアによって高所に搬送していた従来の搬送 装置に比べ、搬送装置を設置する面積が少なくて済む。
【0017】 また、バケットエレベータ1に、アスファルト合材とともに、高温の排気ガス が流入されるため、搬送されるアスファルト合材が冷えてバケットに固着するこ ともなく、付着防止のための重油散布も不要となり、廻りを汚すことも無い。
【0018】 さらには、アスファルト合材を貯蔵したバケットがエレベータハウジング内に 収納された状態で昇降するために、万一バケットが落下した際にも廻りに危害を 加えることがなく安全性が向上する。
【0019】
【考案の効果】
以上に説明たように、本考案においては、バケットエレベータにリサイクルド ライヤを連設し、このリサイクルドライヤから供給されるアスファルト合材を、 垂直方向に昇降するバケットによって高所に搬送する。このため、傾斜したスキ ップコンベアによって高所に搬送していた従来の搬送装置に比べ、搬送装置を設 置する面積が少なくて済み、またバケットがエレベータハウジング内に収納され た状態で昇降するために、万一バケットが落下した際にも廻りに危害を加えるこ とがなく安全性が向上する。さらに、バケットエレベータに、アスファルト合材 とともに、高温の排気ガスが流入されるため、搬送されるアスファルト合材が冷 えてバケットに固着することもなく、付着防止のための重油散布も不要となり、 廻りを汚すことも無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すアスファルト合材の搬
送装置の正面図である。
【図2】図1に示すアスファルト合材の搬送装置の側面
図である。
【符号の説明】
1 バケットエレベータ 2 リサイクルドライヤ 3 サイロ 4 エレベータハウジング 5,6 ホイル 7 チェーン 8 バケット 9 取付用ハウジング 10 シュート 11 開閉ゲート 12 センサ 13 エアシリンダ A 再生アスファルト合材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルト廃材を再生処理するアスフ
    ァルト再生プラントに組み込まれ、リサイクルドライヤ
    によって再生処理された高温のアスファルト合材を高所
    に設けられた貯蔵用サイロに搬送するアスファルト合材
    の搬送装置であって、同装置は前記リサイクルドライヤ
    の出口に連設されるエレベータハウジングと、該エレベ
    ータハウジング内に投入されたアスファルト合材を搬送
    するバケットと、このバケットを垂直方向に昇降させる
    昇降手段とを備え、前記エレベータハウジングを前記ア
    スファルト廃材の加熱により発生する排熱の煙道とした
    ことを特徴とするアスファルト合材の搬送装置。
JP10554591U 1991-12-20 1991-12-20 アスファルト合材の搬送装置 Pending JPH0554606U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10554591U JPH0554606U (ja) 1991-12-20 1991-12-20 アスファルト合材の搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10554591U JPH0554606U (ja) 1991-12-20 1991-12-20 アスファルト合材の搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0554606U true JPH0554606U (ja) 1993-07-23

Family

ID=14410559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10554591U Pending JPH0554606U (ja) 1991-12-20 1991-12-20 アスファルト合材の搬送装置

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JP (1) JPH0554606U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60164501A (ja) * 1984-02-04 1985-08-27 田中鉄工株式会社 アスフアルト合材の搬送装置
JPH025409B2 (ja) * 1982-07-26 1990-02-02 Asahi Optical Co Ltd

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025409B2 (ja) * 1982-07-26 1990-02-02 Asahi Optical Co Ltd
JPS60164501A (ja) * 1984-02-04 1985-08-27 田中鉄工株式会社 アスフアルト合材の搬送装置

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