JPH055364U - ビツトホルダー - Google Patents

ビツトホルダー

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JPH055364U
JPH055364U JP5431791U JP5431791U JPH055364U JP H055364 U JPH055364 U JP H055364U JP 5431791 U JP5431791 U JP 5431791U JP 5431791 U JP5431791 U JP 5431791U JP H055364 U JPH055364 U JP H055364U
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bit
magnet
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hole
holder
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JP5431791U
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JPH08141Y2 (ja
Inventor
一重 田口
Original Assignee
株式会社ベツセル工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁石の破損防止と、ビット先端部を傷めず、
両頭型ビットも従来形も使用できるビットホルダーを提
供する。 【構成】 ビットホルダー本体2 の軸方向一端側に回転
工具装着部材3を設けると共に、他端側にビット嵌着孔8
を設け、ビット嵌着孔8 の奥に磁石4 およびビット支
持体5 を嵌装し、ビット支持体5にビット入口側に拡開
するビット支持用テーパー孔15を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、手動又は電動ドライバー、エアードライバー等の回転工具のビット ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種ビットホルダーとしては、図6に示すものがある。このホルダー 21は、筒状のビットホルダー本体22の軸方向の一端側に回転工具装着部材23を設 けると共に、他端側に断面正六角形のビット嵌着孔24を設け、該孔24の奥にねじ 磁着用の磁石25を嵌装し、前記ビット嵌着孔24の入口部にビット係止リング26を 嵌装し、前記磁石25にドライバービット27の後端フラット部又は両先端頭部28が 当接するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来例にあっては、片頭形のドライバービットの場合には問題 はないが、図7に示すように、両端に先端頭部28A,28B を有する両頭形ドライバ ービット27では、先端頭部28A,28B が磁石25に当接して磁石25やドライバービッ トの先端が破損し易く、又、ドライバーの先端部に傷が付くとビスとの嵌合が悪 くなる。特に先端頭部28A,28B が欠けている場合には、安定的に支持できないう え、磁石25の破損率が高いなどの問題がある。
【0004】 本考案では、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ ろは、磁石を破損することなく安定的に支持でき、しかも、欠損した頭部であっ ても安定支持可能なビットホルダーを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案は、ビットホルダー本体の軸方向一端側に回転工具装着部材を設 けると共に、他端側にビット嵌着孔を設け、ビット嵌着孔の奥に磁石を嵌装した ビットホルダーにおいて、前記ビット嵌着孔の奥に形成した磁石嵌装孔の磁石の 手前に、ビット入口側に拡開するビット支持用テーパー孔を備えたビット支持体 を配設し、後端を磁石に当接させたことを特徴としている。
【0006】 また、本考案は、ビットホルダー本体をステンレス鋼製とした点に特徴がある 。
【0007】
【作用】
本考案によれば、両頭形ビットは、先端頭部のテーパー面が、ビット支持体の テーパー孔に嵌入支持され、ビット先端がビット支持体および磁石を傷付けたり 破損させることなく、安定よく支持される。また、片頭形ビットは、その後端が ビット支持体のテーパー孔開口端面で支持される。そして、ビット先端頭部に、 磁石の磁力がビット支持体を介して作用し、ねじ頭を磁着する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1〜図4は本考案の第1実施例を示し、1 はビットホルダーで、ビットホル ダー本体2 と、回転工具装着部材3 と、磁石4 と、ビット支持体5 と、保持リン グ6 とから成っており、回転工具装着部材3 の外端3aを電動ドライバー等の工具 本体 (図示省略) の駆動軸に嵌入して取付け、回転力をビットホルダー本体2 に 伝達するようになっている。
【0009】 前記ホルダー本体2 は、略筒状を呈するステンレス鋼製で、軸方向の一端 (右 ) 側に断面正六角形の工具装着孔7 を、他端側に断面正六角形のビット嵌着孔8 を設け、中央部に断面円形の磁石嵌装孔9 を前記両端側孔7,8 に連通状に設けて あり、磁石嵌装孔9 内に前記磁石4 が奥 (工具装着孔7)側に、手前側にビット支 持体5 を相互に密着状に嵌装してある。
【0010】 そして、ビット嵌着孔8 の入口側端部周面に、リング嵌入凹溝10が設けられ、 ばね鋼線からなる前記保持リング6 が、放射方向に拡縮自在に嵌入されており、 保持リング6 が図3に示すように、両頭形ビット11に設けた係止切欠部12に係止 されると共に、図4に示すように、片頭形ビット13に設けた係止切欠部14に係止 され、ビット11,13 の先端頭部11A,11B,13A がねじに食い込んだ時に、ビットホ ルダー1 を引張っても、ビット11,13 が容易に抜けないようになっている。
【0011】 前記回転工具装着部材3 は、炭素工具鋼製で断面正六角形を呈し、一端がビッ トホルダー本体2 の工具装着孔7 に嵌入固着されている。 前記磁石4 は、ねじ又はビス (図示省略) をビット11,13 の先端頭部11A,11B, 13A に磁着保持するためのもので、円柱状を呈しかつ従来例よりも短かくなって いるが、磁石4 に当接する回転工具装着部材3 を炭素工具鋼製とし、かつホルダ ー本体2 をステンレス鋼製としてあるので、磁力が強大でしかも磁力漏れがなく 、十分な磁着力を有し、従来例に比し遜色はない。
【0012】 前記ビット支持体5 は、炭素工具鋼製等の磁性体の円柱体にビット支持用テー パー孔15を設けたもので、テーパー孔15がビット入口側に拡開するように、ビッ トホルダー本体2 の磁石嵌装孔9 内に嵌装されている。 なお、前記テーパー孔15は、両頭形ビット11の先端頭部11A,11B のテーパー面 16と同じテーパーで、前記先端頭部テーパー面16を支持する (図3参照)。そし て、テーパー孔15の開口端面5Aで片頭形ビット13の後端面13B を支持するように なっており (図4参照)、テーパー孔15の底15A にビット先端が当接しないよう にしてある。
【0013】 図5は本考案の第2実施例の要部であるビット支持体5 を示し、テーパー孔15 の開口端部外周に、ビット嵌着孔8 に嵌入しうる正六角形鍔部17を形成し、開口 端面5Aを広くしてビット13の後端面13B を安定的に支持できるようにしてある。 なお、テーパー孔15によってビット先端頭部11A,11B を支持するのは、第1実施 例と同じである。
【0014】 また、図5において、テーパー孔15の開口端部に、ビット後端面13B およびテ ーパー部13C を支持するテーパー孔18を図5中2点鎖線で示すように設けて、片 頭形ビット13を安定よく支持するようにしてもよい。 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、ビット係止リング 6 に代えて、ビット係止ボールおよび保持スリーブ等を備えたビットホルダーに も採用することができ、さらに、ビット支持体5 のテーパー孔15は底のない貫通 孔とすることができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上述のように、ビットホルダー本体の軸方向一端側に回転工具装着 部材を設けると共に、他端側にビット嵌着孔を設け、ビット嵌着孔の奥に磁石を 嵌装したビットホルダーにおいて、前記ビット嵌着孔の奥に形成した磁石嵌装孔 の磁石の手前に、ビット入口側に拡開するビット支持用テーパー孔を備えたビッ ト支持体を配設し、後端を磁石に当接させたことを特徴とするものであるから、 片頭形ビットはもとより両頭形ビットも、先端によって磁石を破損させることが なく、安定的に支持することができ、磁力が強くなってビス・ねじ等の磁着保持 力が増大し、また、先端が欠損した両頭形ビットであっても安定支持でき、ビッ トホルダーの耐久性を向上させることが可能である。
【0016】 また、本考案は、ビットホルダー本体をステンレス鋼により製作することを特 徴としているので、磁力漏れが防止され、ビス・ねじ等の磁着保持力の増強を図 り、かつ磁石を小形化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す一部破断正面図であ
る。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】両頭形ビットの嵌着状態を示す一部破断正面図
である。
【図4】片頭形ビットの嵌着状態を示す一部破断正面図
である。
【図5】本考案の第2実施例の要部であるビット支持体
の縦断正面図である。
【図6】従来例を示す一部破断正面図である。
【図7】両頭形ビットの正面図である。
【符号の説明】
1 ビットホルダー 2 ビットホルダー本体 3 回転工具装着部材 4 磁石 5 ビット支持体 8 ビット嵌着孔 9 磁石嵌装孔 11 両頭形ビット 11A 先端頭部 11B 先端頭部 13 片頭形ビット 15 テーパー孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットホルダー本体の軸方向一端側に回
    転工具装着部材を設けると共に、他端側にビット嵌着孔
    を設け、ビット嵌着孔の奥に磁石を嵌装したビットホル
    ダーにおいて、前記ビット嵌着孔の奥に形成した磁石嵌
    装孔の磁石の手前に、ビット入口側に拡開するビット支
    持用テーパー孔を備えたビット支持体を配設し、後端を
    磁石に当接させたことを特徴とするビットホルダー。
  2. 【請求項2】 ビットホルダー本体をステンレス鋼によ
    り製作した請求項1のビットホルダー。
JP1991054317U 1991-07-12 1991-07-12 ビットホルダー Expired - Lifetime JPH08141Y2 (ja)

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JP1991054317U JPH08141Y2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 ビットホルダー

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JPH055364U true JPH055364U (ja) 1993-01-26
JPH08141Y2 JPH08141Y2 (ja) 1996-01-10

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JPH08141Y2 (ja) 1996-01-10

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