JPH0553089B2 - - Google Patents
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- JPH0553089B2 JPH0553089B2 JP27729384A JP27729384A JPH0553089B2 JP H0553089 B2 JPH0553089 B2 JP H0553089B2 JP 27729384 A JP27729384 A JP 27729384A JP 27729384 A JP27729384 A JP 27729384A JP H0553089 B2 JPH0553089 B2 JP H0553089B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 19
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 3
- 235000010724 Wisteria floribunda Nutrition 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は1つの送信局から複数の受信局へ複数
のパケツトから構成される同一のメツセージを伝
送する同報型のパケツト伝送で特に無線回線やパ
ス形の有線回線のように接続されている局が全て
回線上に伝送されている情報を観測できるような
ネツトワークにおけるパケツトの再送要求信号の
伝送方法に関する。
のパケツトから構成される同一のメツセージを伝
送する同報型のパケツト伝送で特に無線回線やパ
ス形の有線回線のように接続されている局が全て
回線上に伝送されている情報を観測できるような
ネツトワークにおけるパケツトの再送要求信号の
伝送方法に関する。
(従来技術とその問題点)
無線回線のようなバネ型ネツトワークにおいて
同報通信を行なう場合、ネツトワークに接続され
ている全ての局が情報を観測できるので一度の伝
送で全ての局に情報を伝送できるという長所があ
る。しかしその反面、伝送路に誤りが生じて再送
要求をする場合、複数の局が同時に再送要求を行
なうと回線上で互いに衝突を起して正しく情報が
伝わらないという問題がある。
同報通信を行なう場合、ネツトワークに接続され
ている全ての局が情報を観測できるので一度の伝
送で全ての局に情報を伝送できるという長所があ
る。しかしその反面、伝送路に誤りが生じて再送
要求をする場合、複数の局が同時に再送要求を行
なうと回線上で互いに衝突を起して正しく情報が
伝わらないという問題がある。
このように複数の局が同一の回線を利用する場
合に生ずる衝突に対する問題はマルチ・アクセス
の問題として良く知られており、種々の解決法が
提案されている。このマルチ・アクセスに関して
は昭和53年フジテクノシステム社発行の単行本、
「コンピユータ・ネツトワークの構築技術と運用
の実際」の第二章、第7節に詳しく解説されてい
る。マルチ・アクセスの方法としては基本的には
各局に順次送信権を与える送信権制御方式と、情
報を持つ局は送信してしまい、衝突を起した場合
にはそれを検出して適当な時間遅らせて再送する
ことにより衝突を回避するランダム・アクセス方
式とがある。
合に生ずる衝突に対する問題はマルチ・アクセス
の問題として良く知られており、種々の解決法が
提案されている。このマルチ・アクセスに関して
は昭和53年フジテクノシステム社発行の単行本、
「コンピユータ・ネツトワークの構築技術と運用
の実際」の第二章、第7節に詳しく解説されてい
る。マルチ・アクセスの方法としては基本的には
各局に順次送信権を与える送信権制御方式と、情
報を持つ局は送信してしまい、衝突を起した場合
にはそれを検出して適当な時間遅らせて再送する
ことにより衝突を回避するランダム・アクセス方
式とがある。
送信権制御方式では衝突は生じないが、各受信
局間での再送要求信号の返送タイミングを制御す
るために、何等かの情報のやりとりが必要とな
り、そのための制御が複雑になるという問題点が
ある。更に同報通信の対象とされる受信局も一般
には一通信毎に変わるのが普通であり、受信局間
での返送タイミングの制御は一層複雑になる。
局間での再送要求信号の返送タイミングを制御す
るために、何等かの情報のやりとりが必要とな
り、そのための制御が複雑になるという問題点が
ある。更に同報通信の対象とされる受信局も一般
には一通信毎に変わるのが普通であり、受信局間
での返送タイミングの制御は一層複雑になる。
ランダム・アクセス方式では、同報通信の再送
要求信号は複数の受信局で同時に発生する場合が
殆んどであり、衝突を起す確率が極めて高く、効
率が悪いという問題点がある。
要求信号は複数の受信局で同時に発生する場合が
殆んどであり、衝突を起す確率が極めて高く、効
率が悪いという問題点がある。
(発明の目的)
本発明の目的は誤まつたパケツトに関する情報
に対応する時間位置を再送要求信号の情報として
使用することにより簡単でかつ効率の良い再送要
求信号の伝送方法を提供することにある。
に対応する時間位置を再送要求信号の情報として
使用することにより簡単でかつ効率の良い再送要
求信号の伝送方法を提供することにある。
(発明の構成)
本発明の方法は、送信局から複数の受信局へ複
数のパケツトから構成される同一メツセージを伝
送する同報形のパケツト通信において、前記送信
局では複数のパケツトを連続して送信し、前記各
受信局では受信された複数のパケツトのそれぞれ
の誤りを検出し、誤りの検出されたパケツトに関
する情報に対応する時間位置にバースト信号を再
送要求信号として前記送信局に返信し、前記送信
局では前記返信された信号の個々のバーストのエ
ネルギーを検出し、前記エネルギーが予め定めた
値以上検出されたバーストの時間位置に対応して
再送すべきパケツトを決定して構成される。
数のパケツトから構成される同一メツセージを伝
送する同報形のパケツト通信において、前記送信
局では複数のパケツトを連続して送信し、前記各
受信局では受信された複数のパケツトのそれぞれ
の誤りを検出し、誤りの検出されたパケツトに関
する情報に対応する時間位置にバースト信号を再
送要求信号として前記送信局に返信し、前記送信
局では前記返信された信号の個々のバーストのエ
ネルギーを検出し、前記エネルギーが予め定めた
値以上検出されたバーストの時間位置に対応して
再送すべきパケツトを決定して構成される。
(発明の原理)
本発明においては送信すべき信号が再送要求信
号であることを利用して、複数の局が同時に送信
して衝突を起しても正しく再送要求情報を伝達で
きる方法を示す。
号であることを利用して、複数の局が同時に送信
して衝突を起しても正しく再送要求情報を伝達で
きる方法を示す。
仮に誤つたパケツトのパケツト番号を単純に符
号化して伝送すると衝突を起したときに送信局で
各受信局の誤つたパケツト番号を正しく認識する
ことができない。
号化して伝送すると衝突を起したときに送信局で
各受信局の誤つたパケツト番号を正しく認識する
ことができない。
そこで本発明においてはパケツト数に一致する
時間位置を設定し誤りを起したパケツトに関する
情報に対応する時間位置にバースト信号を再送要
求信号として送信する。
時間位置を設定し誤りを起したパケツトに関する
情報に対応する時間位置にバースト信号を再送要
求信号として送信する。
パケツトに関する情報としてパケツト番号をと
つた場合には一局以上の受信局で誤つて受信され
たパケツトのパケツト番号に対応する時間位置に
はたとえ干渉を起していても何等かのバースト信
号が観測され、全ての局で正しく受信されたパケ
ツトのパケツト番号に対応する時間位置には何も
信号が観測されないことになる。従つて送信局で
は各時間位置の受信エネルギーを観測し、ある一
定レベル以上のエネルギーが観測されたパケツト
番号のパケツトのみを再送するようにすれば全て
の受信局の再送要求を満足させることができる。
つた場合には一局以上の受信局で誤つて受信され
たパケツトのパケツト番号に対応する時間位置に
はたとえ干渉を起していても何等かのバースト信
号が観測され、全ての局で正しく受信されたパケ
ツトのパケツト番号に対応する時間位置には何も
信号が観測されないことになる。従つて送信局で
は各時間位置の受信エネルギーを観測し、ある一
定レベル以上のエネルギーが観測されたパケツト
番号のパケツトのみを再送するようにすれば全て
の受信局の再送要求を満足させることができる。
また上記のように各受信局が個々のパケツトの
正誤に対応して再送要求信号を返送するのではな
く、誤つて受信されたパケツトに関する情報とし
て誤つたパケツトの個数に対応して再送要求信号
を返送し、送信局ではこの個数に対応した数のパ
ケツトをデータ信号に対する誤り訂正符号化した
チエツクビツトの形で伝送する方法もある。この
場合には個々の受信局で誤つて受信されたパケツ
トを捨て、再送されたチエツク用のパケツトを用
いて復号するので、どのパケツトが誤つたかとい
う情報は送信局には不必要になる。このような再
送方法をとる場合には誤つたパケツトの個数を時
間位置に対応させて前述の方法と同じような再送
要求信号の伝送方法を用いれば、同様に効率の良
い再送要求信号の伝送方法ができる。
正誤に対応して再送要求信号を返送するのではな
く、誤つて受信されたパケツトに関する情報とし
て誤つたパケツトの個数に対応して再送要求信号
を返送し、送信局ではこの個数に対応した数のパ
ケツトをデータ信号に対する誤り訂正符号化した
チエツクビツトの形で伝送する方法もある。この
場合には個々の受信局で誤つて受信されたパケツ
トを捨て、再送されたチエツク用のパケツトを用
いて復号するので、どのパケツトが誤つたかとい
う情報は送信局には不必要になる。このような再
送方法をとる場合には誤つたパケツトの個数を時
間位置に対応させて前述の方法と同じような再送
要求信号の伝送方法を用いれば、同様に効率の良
い再送要求信号の伝送方法ができる。
(実施例)
次に本発明の実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
第1図に本発明の第1の実施例を示す。第1の
実施例ではフアクシミリ信号のような長いメツセ
ージを複数のパケツトに分割して伝送する場合に
ついて説明する。
実施例ではフアクシミリ信号のような長いメツセ
ージを複数のパケツトに分割して伝送する場合に
ついて説明する。
入力端子5から入力された情報はバツフア
(BUFFER)10に一度蓄積される。この情報は
順次読み出され符号器(CODER)11で誤り検
出符号を付加されてモデム(MODEM)12で
変調され、アンテナ6から送信される。この情報
は受信機2,3および4に同時に受信される。受
信機の構成は全て同じであるので、受信機2の動
作について詳細に説明する。
(BUFFER)10に一度蓄積される。この情報は
順次読み出され符号器(CODER)11で誤り検
出符号を付加されてモデム(MODEM)12で
変調され、アンテナ6から送信される。この情報
は受信機2,3および4に同時に受信される。受
信機の構成は全て同じであるので、受信機2の動
作について詳細に説明する。
アンテナ7からパケツトが受信されると、モデ
ム(MODEM)20で復調されて誤り検出回路
(ERROR DET)21で各パケツトの誤りが検出
される。受信されたパケツトはバツフア
(BUFFER)22に蓄えられる。同時に各パケツ
トが正しく受信されたか、誤つて受信されたかと
いう判定結果がシフト・レジスタ(SFTR)23
へ順次出力される。全てのパケツトが受信される
とシフト・レジスタ23にはそれぞれのパケツト
の正誤情報が蓄えられる。仮にN個のパケツトが
受信されるとするとシフト・レジスタ23の段数
はN段となる。このシフトレジスタ23の内容に
基いて受信機2は再送要求信号を生成する。すな
わちシフト・レジスタ23の内容に基いてゲート
回路(GATE)25で発振器24の出力をオ
ン・オフする。この結果ゲート回路25の出力は
例えば第3図aののようになる。
ム(MODEM)20で復調されて誤り検出回路
(ERROR DET)21で各パケツトの誤りが検出
される。受信されたパケツトはバツフア
(BUFFER)22に蓄えられる。同時に各パケツ
トが正しく受信されたか、誤つて受信されたかと
いう判定結果がシフト・レジスタ(SFTR)23
へ順次出力される。全てのパケツトが受信される
とシフト・レジスタ23にはそれぞれのパケツト
の正誤情報が蓄えられる。仮にN個のパケツトが
受信されるとするとシフト・レジスタ23の段数
はN段となる。このシフトレジスタ23の内容に
基いて受信機2は再送要求信号を生成する。すな
わちシフト・レジスタ23の内容に基いてゲート
回路(GATE)25で発振器24の出力をオ
ン・オフする。この結果ゲート回路25の出力は
例えば第3図aののようになる。
今、N−4、すなわち4つのパケツトが受信さ
れ、受信機2では1番目と3番目のパケツトが、
受信機3では3番目のパケツトが、受信機4では
4番目のパケツトがそれぞれ誤つて受信されたと
する。このとき再送要求信号としてそれぞれの局
から送信される信号および、回線上での信号を第
3図aに示す。第3図aに点線で示されている
時間軸上の位置b1,b2,b3およびb4はそれぞれ送
信局から送信された1番目、2番目、3番目およ
び4番めのパケツトの時間位置関係を示すもので
あり、これはこれらのパケツトに対応する再送要
求信号に使用されるバースト位置関係でもある。
上記の例では受信機2,3および4はそれぞれ第
3図aの,およびに示す時間位置に再送要
求信号を出す。バースト位置間があいているのは
各受信機間の遅延差を吸収するためのものであ
る。
れ、受信機2では1番目と3番目のパケツトが、
受信機3では3番目のパケツトが、受信機4では
4番目のパケツトがそれぞれ誤つて受信されたと
する。このとき再送要求信号としてそれぞれの局
から送信される信号および、回線上での信号を第
3図aに示す。第3図aに点線で示されている
時間軸上の位置b1,b2,b3およびb4はそれぞれ送
信局から送信された1番目、2番目、3番目およ
び4番めのパケツトの時間位置関係を示すもので
あり、これはこれらのパケツトに対応する再送要
求信号に使用されるバースト位置関係でもある。
上記の例では受信機2,3および4はそれぞれ第
3図aの,およびに示す時間位置に再送要
求信号を出す。バースト位置間があいているのは
各受信機間の遅延差を吸収するためのものであ
る。
送信機1では第3図aのの信号をアンテナ6
から受信する。受信信号はモデム12で復調され
てバースト位置b1,b2,b3およびb4のみの信号を
出力する時間窓回路(WINDOW)13へ入力さ
れる。時間窓回路13の出力は順次検波器
(DETECTOR)14で検波され判定回路
(DECISION)15でエネルギーが一定レベルに
達しているかどうかが判定される。判定結果はシ
フト・レジスタ(SFTR)16へ順次入力され
る。受信信号は第3図aのに示す通りであり、
1番目と3番目、4番目のパケツトが受信機で誤
つて受信されたことがわかる。送信機1ではシフ
トレジスタ16の内容に基いてバツフア10のア
ドレスを示すパケツト・カウンタ(ADDRESS)
17の出力をゲート回路(GATE)18でゲー
トすることにより再送要求のあつたパケツトのみ
を再送信する。
から受信する。受信信号はモデム12で復調され
てバースト位置b1,b2,b3およびb4のみの信号を
出力する時間窓回路(WINDOW)13へ入力さ
れる。時間窓回路13の出力は順次検波器
(DETECTOR)14で検波され判定回路
(DECISION)15でエネルギーが一定レベルに
達しているかどうかが判定される。判定結果はシ
フト・レジスタ(SFTR)16へ順次入力され
る。受信信号は第3図aのに示す通りであり、
1番目と3番目、4番目のパケツトが受信機で誤
つて受信されたことがわかる。送信機1ではシフ
トレジスタ16の内容に基いてバツフア10のア
ドレスを示すパケツト・カウンタ(ADDRESS)
17の出力をゲート回路(GATE)18でゲー
トすることにより再送要求のあつたパケツトのみ
を再送信する。
各受信機では再送されたパケツトのうち必要な
パケツトについてのみ誤りを検出し、誤りがあれ
ば再び再送要求信号を伝送する。このようにして
全ての情報を誤りなく伝送することができる。
パケツトについてのみ誤りを検出し、誤りがあれ
ば再び再送要求信号を伝送する。このようにして
全ての情報を誤りなく伝送することができる。
第2図には本発明の第2の実施例を示す。入力
端子105から入力された情報はバツフア
(BUFFER)110に一度蓄積される。この情報
は順次読み出され符号器(CODER)111で誤
り検出符号を付加されてモデム(MODEM)1
12で変調され、アンテナ106から送信され
る。
端子105から入力された情報はバツフア
(BUFFER)110に一度蓄積される。この情報
は順次読み出され符号器(CODER)111で誤
り検出符号を付加されてモデム(MODEM)1
12で変調され、アンテナ106から送信され
る。
この情報は受信機102,103および104
に同時に受信される。受信機の構成は全て同じで
あるので、受信機102の動作について詳細に説
明する。
に同時に受信される。受信機の構成は全て同じで
あるので、受信機102の動作について詳細に説
明する。
アンテナ107からパケツトが受信されると、
モデム(MODEM)120で復調されて誤り検
出回路(ERROR DET)121で各パケツトの
誤りが検出される。受信されたパケツトはバツフ
ア(BUFFER)122に蓄えられる。同時に各
パケツトが正しく受信されたか、誤つて受信され
たかという判定結果が誤り検出回路121から出
力され誤りパケツト数がカウンタ(COUNTER)
124でカウントされる。第2の実施例では全パ
ケツト受信機にカウンタ124の内容すなわち誤
りパケツト数を情報として返送する。そのために
発振器125の出力をカウンタ124の内容に対
応する時間位置にのみ出力するゲート回路126
から出力しモデム120で変調して返送する。第
1の実施例の場合と同じ誤りが各受信機で生じた
とすれば、それそれの受信機から返送される再送
要求信号は第3図bのようになる。第3図bで時
間位置b1,b2,b3およびb4はそれぞれ誤りパケツ
トの数が1個、2個、3個および4個の場合の再
送要求信号に使用れるバースト位置である。
モデム(MODEM)120で復調されて誤り検
出回路(ERROR DET)121で各パケツトの
誤りが検出される。受信されたパケツトはバツフ
ア(BUFFER)122に蓄えられる。同時に各
パケツトが正しく受信されたか、誤つて受信され
たかという判定結果が誤り検出回路121から出
力され誤りパケツト数がカウンタ(COUNTER)
124でカウントされる。第2の実施例では全パ
ケツト受信機にカウンタ124の内容すなわち誤
りパケツト数を情報として返送する。そのために
発振器125の出力をカウンタ124の内容に対
応する時間位置にのみ出力するゲート回路126
から出力しモデム120で変調して返送する。第
1の実施例の場合と同じ誤りが各受信機で生じた
とすれば、それそれの受信機から返送される再送
要求信号は第3図bのようになる。第3図bで時
間位置b1,b2,b3およびb4はそれぞれ誤りパケツ
トの数が1個、2個、3個および4個の場合の再
送要求信号に使用れるバースト位置である。
受信信号はモデム112で復調されてバースト
位置b1,b2,b3およびb4のみの信号を出力する時
間窓回路(WINDOW)113へ入力される。時
間窓回路113の出力は順次検波器
(DETECTOR)114で検波され判定回路
(DECISION)115でエネルギーが一定レベル
に達しているかどうかが判定される。判定結果最
大値検出器(MAX DET)116に記憶される。
最大値検出器116は最後に一定レベル以上のバ
ースト信号が出たバースト位置を記憶する。こう
して各受信機で誤つて受信されたパケツト数の最
大値が送信機101に伝えられる。送信機101
はこの数に対応した個数のパケツトをバツフア1
10の内容に対して誤り訂正符号化して再送す
る。誤り訂正符号器(FEC)117は最大値検
出器116の出力を受けて、バツフア110に蓄
えられている情報に対して誤り訂正符号化を行
い、その冗長ビツトをパケツトとして送信する。
この冗長パケツト数は前述の誤つて受信されたパ
ケツト数の最大値に対応している。かかる技術の
一例はジヨン・ジエー・メツツナー(John.J.
Metzner)の論文“アン・インプルーブド・ブロ
ードキヤスト・リトランスミツシヨン・プロトコ
ル”(An Improved Broadcast Retransmission
Protocol)(IEEE Transaction of
Communications Vol,COM−332No.6June
1984 P.679〜683)に述べられているが概略を説
明する。第4図にその例を示す。第4図から
までは既に送信されたパケツトであり斜線部は誤
り検出のためのチエツクビツトである。これに対
して誤り訂正符号器(FEC)117では既に送
信されたデータをバツフア110から読み出し、
これに第4図の矢印の方向に符号化して誤り訂正
符号を構成する。従つて第4図の,のパケツ
ト内のデータはそれぞれ対応する位置の情報パケ
ツト〜に対するチエツクビツトになつてい
る。従つて各受信局ではそれぞれパケツト,
を受信すると、そのパケツトを用いて誤つたパケ
ツトを訂正することができる。従つてどのパケツ
トが誤つたかという情報は送信機101では必要
ではなく、受信機で何個のパケツトが誤つて受信
されたかを知れば良い。
位置b1,b2,b3およびb4のみの信号を出力する時
間窓回路(WINDOW)113へ入力される。時
間窓回路113の出力は順次検波器
(DETECTOR)114で検波され判定回路
(DECISION)115でエネルギーが一定レベル
に達しているかどうかが判定される。判定結果最
大値検出器(MAX DET)116に記憶される。
最大値検出器116は最後に一定レベル以上のバ
ースト信号が出たバースト位置を記憶する。こう
して各受信機で誤つて受信されたパケツト数の最
大値が送信機101に伝えられる。送信機101
はこの数に対応した個数のパケツトをバツフア1
10の内容に対して誤り訂正符号化して再送す
る。誤り訂正符号器(FEC)117は最大値検
出器116の出力を受けて、バツフア110に蓄
えられている情報に対して誤り訂正符号化を行
い、その冗長ビツトをパケツトとして送信する。
この冗長パケツト数は前述の誤つて受信されたパ
ケツト数の最大値に対応している。かかる技術の
一例はジヨン・ジエー・メツツナー(John.J.
Metzner)の論文“アン・インプルーブド・ブロ
ードキヤスト・リトランスミツシヨン・プロトコ
ル”(An Improved Broadcast Retransmission
Protocol)(IEEE Transaction of
Communications Vol,COM−332No.6June
1984 P.679〜683)に述べられているが概略を説
明する。第4図にその例を示す。第4図から
までは既に送信されたパケツトであり斜線部は誤
り検出のためのチエツクビツトである。これに対
して誤り訂正符号器(FEC)117では既に送
信されたデータをバツフア110から読み出し、
これに第4図の矢印の方向に符号化して誤り訂正
符号を構成する。従つて第4図の,のパケツ
ト内のデータはそれぞれ対応する位置の情報パケ
ツト〜に対するチエツクビツトになつてい
る。従つて各受信局ではそれぞれパケツト,
を受信すると、そのパケツトを用いて誤つたパケ
ツトを訂正することができる。従つてどのパケツ
トが誤つたかという情報は送信機101では必要
ではなく、受信機で何個のパケツトが誤つて受信
されたかを知れば良い。
誤り訂正符号器117の出力はは符号器111
で誤り検出符号を付加してモデム112で変調さ
れて送信される。受信機102では通常のパケツ
トと同様モデム120で復調され誤り検出回路1
21で誤りが検出される。もしこの再送のチエツ
クビツトパケツトが誤つて受信されると各受信機
は再び上記の手順を繰り返してパケツトを再送す
る。正常なチエツクビツトパケツトの受信により
誤り訂正復号器(FEC DEC)123はすでに受
信したパケツトをバツフア122から読出し誤り
訂正を行なつて端子108に出力する。再び上記
の手順を繰り返してパケツトを再送する。
で誤り検出符号を付加してモデム112で変調さ
れて送信される。受信機102では通常のパケツ
トと同様モデム120で復調され誤り検出回路1
21で誤りが検出される。もしこの再送のチエツ
クビツトパケツトが誤つて受信されると各受信機
は再び上記の手順を繰り返してパケツトを再送す
る。正常なチエツクビツトパケツトの受信により
誤り訂正復号器(FEC DEC)123はすでに受
信したパケツトをバツフア122から読出し誤り
訂正を行なつて端子108に出力する。再び上記
の手順を繰り返してパケツトを再送する。
第2の実施例の場合も第1の実施例と同様に時
間窓内の受信信号のエネルギーを検出するという
方法で再送要求信号を検出しているので再送要求
信号同志が衝突を起しても正しく再送要求信号を
検出することができる。
間窓内の受信信号のエネルギーを検出するという
方法で再送要求信号を検出しているので再送要求
信号同志が衝突を起しても正しく再送要求信号を
検出することができる。
第2の実施例においては個々のパケツトに対し
て再送要求信号に送るのではなく誤つて受信され
たパケツトの個数のみを情報として送れば良いの
で、再送要求に必要な時間位置の数が減少する。
て再送要求信号に送るのではなく誤つて受信され
たパケツトの個数のみを情報として送れば良いの
で、再送要求に必要な時間位置の数が減少する。
ここで述べた実施例においては各パケツトに対
しては誤り検出符号のみを付加するとしたが、こ
れに誤り訂正符号を付加したとしても本発明の再
送要求信号の伝送方法を同様に用いることができ
る。
しては誤り検出符号のみを付加するとしたが、こ
れに誤り訂正符号を付加したとしても本発明の再
送要求信号の伝送方法を同様に用いることができ
る。
(発明の効果)
本発明には誤つて受信したパケツトに関する情
報に対応する時間位置を再送要求信号の情報とし
て使用し、かつ、再送要求信号にバースト信号を
使用することにより、再送要求信号の衝突の確率
の高い同報型のパケツト通信においても再送要求
信号を確実に、簡単でかつ効率的に行なうことが
できるという効果がある。
報に対応する時間位置を再送要求信号の情報とし
て使用し、かつ、再送要求信号にバースト信号を
使用することにより、再送要求信号の衝突の確率
の高い同報型のパケツト通信においても再送要求
信号を確実に、簡単でかつ効率的に行なうことが
できるという効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例を示す図、第2
図は本発明の第2の実施例を示す図、第3図は再
送要求信号のバースト位置を示す図、第4図は本
発明の第2の実施例の動作を説明する図である。 1,101……送信機、2,3,4,102,
103,104……受信機、10,110,2
2,122……バツフア(BUFFER)、11,1
11……符号器(CODER)、12,112,2
0,120……モデム(MODEM)、13,11
3……時間窓回路(WINDOW)、14,114
……検波器(DE TECTOR)、15,115……
判定回路(DECISION)、16,23……シフト
レジスタ(SFTR)、17……パケツトカウンタ
(ADDRESS)、18,25,126……ゲート
回路(GATE)、21,121……誤り検出回路
(ERROR DET)、24,125……発振器
(OSC)、116……最大値検出器(MAX
DET)、117……誤り訂正符号器(FEC)、1
23……誤り訂正復号器(FEC DEC)、124
……カウンタ(COUNTER)。
図は本発明の第2の実施例を示す図、第3図は再
送要求信号のバースト位置を示す図、第4図は本
発明の第2の実施例の動作を説明する図である。 1,101……送信機、2,3,4,102,
103,104……受信機、10,110,2
2,122……バツフア(BUFFER)、11,1
11……符号器(CODER)、12,112,2
0,120……モデム(MODEM)、13,11
3……時間窓回路(WINDOW)、14,114
……検波器(DE TECTOR)、15,115……
判定回路(DECISION)、16,23……シフト
レジスタ(SFTR)、17……パケツトカウンタ
(ADDRESS)、18,25,126……ゲート
回路(GATE)、21,121……誤り検出回路
(ERROR DET)、24,125……発振器
(OSC)、116……最大値検出器(MAX
DET)、117……誤り訂正符号器(FEC)、1
23……誤り訂正復号器(FEC DEC)、124
……カウンタ(COUNTER)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 送信局から複数の受信局へ複数のパケツトか
ら構成される同一メツセージを伝送する同報形の
パケツト通信において、前記送信局では複数のパ
ケツトを連続して送信し、前記各受信局では受信
された複数のパケツトのそれぞれの誤りを検出
し、誤りの検出されたパケツトに関する情報に対
応する時間位置にバースト信号を再送要求信号と
して前記送信局に返信し、前記送信局では前記返
信された信号の個々のバーストのエネルギーを検
出し、前記エネルギーが予め定めた値以上検出さ
れたバーストの時間位置に対応して再送すべきパ
ケツトを決定することを特徴とする再送要求信号
の伝送方法。 2 受信局では誤りの検出されたパケツトに関す
る情報として誤りの検出されたパケツトのパケツ
ト番号を使用し、送信局では一定値以上のエネル
ギーの検出されたバーストの時間位置に対応した
パケツト番号のパケツトを再送することを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の再送要求信号の
伝送方法。 3 受信局では誤りの検出されたパケツトに関す
る情報として誤りの検出されたパケツトの個数を
使用し、送信局では一定値以上のエネルギーの検
出されたバーストの時間位置の中で最大のパケツ
ト誤り個数に対応する時間位置に対応して再送す
べき誤り訂正用パケツトを決定することを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の再送要求信号の
伝送方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59277293A JPS61154240A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 再送要求信号の伝送方法 |
US07/217,090 US4888767A (en) | 1984-12-25 | 1988-07-07 | Repeat request signal transmission method for multi-station packet communication |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59277293A JPS61154240A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 再送要求信号の伝送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61154240A JPS61154240A (ja) | 1986-07-12 |
JPH0553089B2 true JPH0553089B2 (ja) | 1993-08-09 |
Family
ID=17581512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59277293A Granted JPS61154240A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-26 | 再送要求信号の伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61154240A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100850989B1 (ko) | 2002-01-05 | 2008-08-12 | 엘지전자 주식회사 | 자동 반복 요청(arq)시스템에서응답정보(ack/nack)신호에 대한 전력제어 방법 |
EP2173054A1 (en) * | 2008-10-06 | 2010-04-07 | Thomson Licensing | Method for receiving and transmitting data blocks |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP59277293A patent/JPS61154240A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61154240A (ja) | 1986-07-12 |
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