JPH0552657A - 偏光測定器 - Google Patents

偏光測定器

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JPH0552657A
JPH0552657A JP21088391A JP21088391A JPH0552657A JP H0552657 A JPH0552657 A JP H0552657A JP 21088391 A JP21088391 A JP 21088391A JP 21088391 A JP21088391 A JP 21088391A JP H0552657 A JPH0552657 A JP H0552657A
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JP
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polarizer
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polarization
polarizing element
analyzer
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JP21088391A
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English (en)
Inventor
Shigehiro Takahata
重弘 高畑
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】検光子を用いなくても複合偏光素子における偏
光子および位相子の方位角と位相差とを高精度に測定で
きるようにする。 【構成】コヒーレントなレーザ光源22、偏光子24、
可変位相板26、回転試料台14、検出器32からな
り、検光子は省略されている。複合偏光素子28をその
位相子28bがレーザ光源22に向かう姿勢としたとき
の偏光角p1を求めるとともに、複合偏光素子28をそ
の位相子28bが検出器32に向かう姿勢としたときの
偏光角p2 と可変位相板26の位相差ΔC2 を求め、偏
光子28aの方位角SA、位相子28bの方位角SC、
その位相差ΔSをSA=p1、tan2SC=(cos2p2
cos2p1)/(sin2p1− sin2p2cosΔC2)、sinΔ
S=sin2p2sinΔC2/sin(2p1−2SC)に基づい
て求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば液晶ディスプレ
イなどに用いられている複合偏光素子を測定試料とする
偏光測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のこの種の偏光測定器を示
す概略構成図である。
【0003】図において、2はレーザ光源、4は偏光
子、6は位相板、8は測定試料としての複合偏光素子、
10は検光子、12はフォトマルチプライヤ(光電子増
倍管)などの検出器である。複合偏光素子8は、偏光子
8aと位相子8bとを一体化したものであり、液晶素子
の一種である。
【0004】レーザ光源2,偏光子4,位相板6,複合
偏光素子8,検光子10,検出器12の光軸は互いに一
致している。偏光子4および検光子10は、ステッピン
グモータなどの手段により互いに独立して光軸まわりに
回転可能に構成されている。複合偏光素子8は、試料台
14上に固定された状態で載置される。
【0005】一般に、偏光測定器(例えば偏光顕微鏡)
においては、偏光子4がレーザ光源2側に配置され、検
光子10が検出器12側に配置され、偏光子4と検光子
10との間に位相板6と測定試料(通常は複合偏光素子
ではない)が配置される。
【0006】以下では、まず、測定試料が複合偏光素子
でない場合の一般的な動作を説明する。
【0007】レーザ光源2から出射された光は偏光子4
を通過するが、偏光子4の回転角度が偏光角と一致する
とき、偏光子4を通過した光は直線偏光となっている。
その直線偏光が位相板6を通過すると楕円偏光となる。
その楕円偏光は、測定試料を通過するときに、その測定
試料に特有の方位角や位相差の影響を受ける。そして、
検光子10を通過した後に検出器12に入射するが、検
光子10の回転角度を適当に調整することにより、平行
ニコルの状態(光強度が最も大きい状態)を作り出す。
そのときの偏光子4,検光子10の回転角度に基づい
て、測定試料の特性を検査するのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】測定試料が複合偏光素
子でない場合には、上記のような動作に基づいて測定試
料の特性を検査することができる。
【0009】しかしながら、測定試料として複合偏光素
子8を対象とするときには、その複合偏光素子8の一部
を構成している偏光子8aが検光子10の役割を兼ねる
ことになるため、検光子10の取り扱いが問題となる。
【0010】位相板6を通過した楕円偏光は、複合偏光
素子8の位相子8bを通過するときに、位相子8bの方
位角SCによる影響を受ける。また、複合偏光素子8の
偏光子8aを通過するときに、偏光子8aの方位角SA
による影響を受ける。同時に、位相子8bと偏光子8a
との間の位相差ΔSの影響を受ける。さらに、検光子1
0を通過することで再び直線偏光に戻り、検出器12に
入射する。
【0011】検光子10の回転角度の調整によって平行
ニコルの状態または直交ニコルの状態(光強度が最も小
さい状態)を現出することを通じて、そのときの偏光子
4,検光子10の回転角度に基づいて、偏光子8aの方
位角SAと、位相子8bの方位角SCと、位相差ΔSと
を求めることにより、この複合偏光素子8の特性を検査
しようとしている。
【0012】ところが、実際には、上記したように、複
合偏光素子8における偏光子8aが検光子10の役割を
兼ねてしまうことになるために、単純な取り扱いでは済
まなくなる。
【0013】偏光子8aによって最大消光状態が出現し
たときには、いかに検光子10の回転角度を調整してみ
ても、その最大消光状態には何らの変化も見られない。
したがって、方位角SA,SCおよび位相差ΔSを正し
く測定することができなくなる。むしろ、検光子10が
存在しない方が正しい測定ができる。
【0014】この点に着目すると、検光子10を省略す
ることが考えられる。この場合、複合偏光素子8を光軸
まわりに回転させて、偏光子8aを検光子10の代わり
として利用するのである。
【0015】しかし、これでは、実は、方位角SA,S
Cおよび位相差ΔSの正しい測定はできないのである。
【0016】すなわち、複合偏光素子8における偏光子
8aを位相子8bから切り離して偏光子8aのみを回転
させることができれば問題はない。
【0017】ところが、偏光子8aと位相子8bとが一
体となっているのが複合偏光素子8であり、それらをた
とえ切り離して測定できたとしても、それでは複合偏光
素子8そのものとしての特性は決して明らかとはなら
ず、何の意味ももたないことになる。
【0018】偏光子8aを回転させることで、平行ニコ
ルの状態または直交ニコルの状態を現出しようとする
と、位相子8bの方も同一角度だけ回転してしまい、こ
のことが平行ニコルまたは直交ニコルの状態の判定を狂
わせる結果を招く。
【0019】結局、偏光子8aと位相子8bとが一体と
なった複合偏光素子8を測定試料とする場合の正しい測
定方法は現在のところ未だ確立されていないといえる。
【0020】検光子10を従来通り残して、検光子10
と複合偏光素子8との回転について連動関係をもたせる
ことも考えられないことはないが、その連動機構をどの
ようにすればよいのかについては全く判っていないし、
たとえできたとしても構造がきわめて複雑となることは
必至である。
【0021】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、検光子を省略する方向で検討を加
え、複合偏光素子の偏光子および位相子の各方位角S
A,SCと位相差ΔSとを高精度に測定できるようにす
ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る偏光測定器
は、コヒーレントな光源と、光軸まわりに回転可能な偏
光子と、位相差を可変する可変位相板と、光軸に垂直な
軸心まわりに回転可能な試料台と、検出器とからなるこ
とを特徴とするものである。
【0023】
【作用】前記試料台に複合偏光素子をその位相子が前記
光源側に向かう姿勢にして載置し、かつ、可変位相板の
位相差をゼロにして前記偏光子を回転したときの平行ニ
コルの状態での前記偏光子の偏光角をp1を求める。次
に、前記試料台の回転によって複合偏光素子をその位相
子が前記検出器に向かう姿勢となし、かつ、可変位相板
の位相差を可変しながら前記偏光子を回転したときの平
行ニコルの状態での前記偏光子の偏光角をp2、可変位
相板の位相差をΔC2を求める。そして、前記複合偏光
素子における偏光子の方位角SA、位相子の方位角S
C、およびそれら偏光子と位相子との位相差ΔSを、 SA=p1 tan2SC=(cos2p2−cos2p1)/(sin2p1− sin2p2cosΔC2) sinΔS=sin2p2sinΔC2/sin(2p1−2SC) に基づいて求める。このように、位相板として位相差を
可変する可変位相板を用い、試料台として光軸に垂直な
軸心まわりに回転するものを用いたので、測定試料が複
合偏光素子である場合に特性測定にとって不都合が事態
を発生する検光子を省略することができるとともに、複
合偏光素子における偏光子の方位角SA、位相子の方位
角SC、およびそれら偏光子と位相子との位相差ΔC2
を高精度に測定することができるようになった。
【0024】
【実施例】図1は、実施例に係る偏光測定器を示す概略
構成図である。
【0025】図において、22はレーザ光源、24は偏
光子、26は可変位相板、28は測定試料としての複合
偏光素子、30は回転試料台、32はフォトマルチプラ
イヤ(光電子増倍管)などの検出器である。複合偏光素
子28は、液晶素子の一種であり、偏光子28aと位相
子28bとを一体化したものである。
【0026】レーザ光源22,偏光子24,可変位相板
26,複合偏光素子28,検出器32の光軸は互いに一
致している。
【0027】偏光子24は、図示しないステッピングモ
ータなどの回転手段により光軸まわりに回転可能に構成
されている。
【0028】可変位相板26は、印加電極26a,26
bをもち、両者間に電界を印加することにより、その位
相差ΔCを可変することができるものである。ただし、
電界の印加の有無にかかわらず、可変位相板26の方位
角はゼロとなっている。
【0029】回転試料台30は、複合偏光素子28を載
置支持するものであるが、その回転軸30aが光軸に対
して垂直な状態で鉛直方向となっている。すなわち、回
転軸30aまわりでの180°の回転により、複合偏光
素子28の偏光子28aがレーザ光源22側に位相子2
8bが検出器32側に位置する第1の姿勢(図1参照)
と、位相子28bがレーザ光源22側に偏光子28aが
検出器32側に位置する第2の姿勢(図2参照)とに切
り換えられるようになっている。回転軸30aもステッ
ピングモータなどによって駆動される。
【0030】なお、従来例(図6)における検光子10
は省略されている。
【0031】次に、上記のように構成された偏光測定器
を用いて複合偏光素子28の特性を測定する要領を説明
する。
【0032】 まず、図1に示すように、回転試料台
30上に複合偏光素子28を、その偏光子28aがレー
ザ光源22側に位相子28bが検出器32側に位置する
第1の姿勢の状態で載置支持させる。
【0033】可変位相板26の方位角は常に一定でゼロ
であるが、第1の姿勢での測定時には、その位相差ΔC
もゼロとする。すなわち、印加電極26a,26bにお
いて電界をかけないでおく。
【0034】次いで、図示しないステッピングモータに
よって偏光子24を回転させながら、検出器32におい
て平行ニコルの状態が現出するようにする。そして、そ
のときの偏光子24の回転角度である偏光角をp1とす
る。
【0035】このことによって、複合偏光素子28にお
ける偏光子28aの方位角SAが、 SA=p1 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(1) として求められる。
【0036】 次に、回転試料台30をその回転軸3
0aまわりに180°回転させる。すると、図2に示す
ように、位相子28bがレーザ光源22側に偏光子28
aが検出器32側に位置する第2の姿勢の状態となる。
【0037】そして、偏光子24の回転角度を調整しな
がら、印加電極26a,26bにかける電界を制御して
可変位相板26の位相差ΔCを調整することにより、検
出器32による検出状態が平行ニコルの状態となるよう
にする。この平行ニコルの状態となったときの偏光子2
4の偏光角をp2とし、可変位相板26の位相差ΔCを
ΔC2とする。
【0038】結論を先に書くと、以上のように検出した
偏光子24の偏光角p1,p2と、可変位相板26の位相
差ΔC2とに基づいて、位相子28bの方位角SCが、 tan2SC=(cos2p2−cos2p1)/(sin2p1−sin2p2cosΔC2) ‥‥‥(2) として求められる。
【0039】また、偏光子24の偏光角p1,p2と、可
変位相板26の位相差ΔC2と、(2)式で求めた位相
子28bの方位角SCとに基づいて、複合偏光素子28
における位相差ΔSが、 sinΔS=sin2p2sinΔC2/sin(2p1−2SC) ‥‥(3) として求められる。
【0040】以下、まず、(2)式の求め方を示す。
【0041】図3は半径が1のポアンカレ球を示す。
l,m,nは直交座標系の座標軸である。図4はポアン
カレ球を北極から見た透視図である。
【0042】偏光子24を偏光角p2 だけ回転させたこ
とから、ポアンカレ球がlm平面と交差する円周z0
に偏光角p2の2倍の方位角2p2の点aをとる。方位角
は、ポアンカレ球の中心Oを中心としてl軸から開かれ
る角度である。
【0043】可変位相板26の位相差がΔC2であるこ
とから、l軸を回転軸として点aをポアンカレ球の球面
に沿って角度ΔC2だけ回転させると、点bとなる。点
bのlm平面への投影点をb′とする。
【0044】円周z0上に(1)式のSA=p1で表され
た偏光角p1の2倍の方位角2p1の点cをとる。lm平
面上において点b′と点cを通る線分をx1とする。ポ
アンカレ球の中心Oを通り、線分x1に垂直な線分をx2
とする。線分x2の延長線と円周z0との交点をdとす
る。この点dの方位角αは、複合偏光素子28における
位相子28bの方位角SCの2倍に相当する。すなわ
ち、 α=2SC ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(4) 線分x1と線分x2との交点をeとする。線分x1とm軸
との交点をfとすると、点fの頂角もαである。点b′
を通りm軸に垂直な線分と点cを通りl軸に垂直な線分
との交点をgとする。
【0045】ここで、三角形b´cgに着目する。角b
´cgはαである。(2)式のtan2SCを求めること
は、tanαを求めることと同義である。三角形b´cg
は直角三角形であるので、 tanα=Δy/Δx ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(5) である。
【0046】Δyは、線分b´iから線分giを減算し
たものである。線分b´iは線分Ojと等しく、線分g
iは線分Okと等しい。
【0047】 Δy=線分b´i−線分gi=線分Oj−線分Ok ‥‥‥‥‥‥(6) 三角形Oajに着目すると、ポアンカレ球の半径は1で
あるから、 線分Oj= cos2p2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(7) また、三角形Ockに着目すると、 線分Ok= cos2p1 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(8) (7)式,(8)式を(6)式に代入すると、 Δy= cos2p2−cos2p1 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(9) 次に、線分Δxであるが、これは、線分ckから線分g
kを減算したものである。線分gkは線分b´jに等し
い。
【0048】 Δx=線分ck−線分gk=線分ck−線分b´j ‥‥‥‥‥(10) 三角形Ockに着目すると、 線分ck=sin2p1 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(11) また、三角形Oajに着目すると、 線分aj=sin2p2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(12) 図3から明らかなように、線分bjは線分ajをl軸ま
わりに回転させたものであり、互いに等しい。
【0049】 線分bj=線分aj=sin2p2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(13) 図3の縦方向の三角形bb´jに着目すると、 線分b´j=線分bj×cosΔC2 =sin2p2cosΔC2 ‥‥(14) (11)式,(14)式を(10)式に代入すると、 Δx=sin2p1−sin2p2cosΔC2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥(15) (9)式,(15)式を(5)式に代入すると、 tanα=tan2SC =(cos2p2−cos2p1)/(sin2p1−sin2p2cosΔC2 ) ‥‥‥(16) この(16)式は(2)式と同じであり、この式に基づ
いて、複合偏光素子28における位相子28bの方位角
SCを求めることができる。
【0050】次に、(3)式の求め方を示す。
【0051】位相差ΔSは、位相子28bと偏光子28
aとの位相差である。このことは、図5に示すように、
ポアンカレ球において、位相子28bの方位角SCの2
倍の方位角α=2SCを通る線分x2を回転軸として、
ポアンカレ球上の点bをポアンカレ球の球面に沿って、
偏光子28aの方位角SAの2倍の方位角2p1=2S
Aの点c上(線分x1上)に倒したときの傾倒角度が位
相差ΔSであることを示している。
【0052】図5から判るように、 sinΔS=線分bb´/線分be ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(17) 図3において三角形bb´jに着目し、(13)式を利
用して、 線分bb´=sin2p2sinΔC2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(18) また、図5についての上記の説明のように、 線分be=線分ce ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(19) 三角形Oceに着目し、ポアンカレ球の半径が1である
ことから、 線分ce=sin(2p1−2SC) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(20) (18)〜(20)式を(17)式に代入して、 sinΔS=sin2p2sinΔC2/sin(2p1−2SC) ‥‥(21) この(21)式は結局(3)式と同じであり、この式に
基づいて、複合偏光素子28における偏光子28aと位
相子28bとの位相差ΔSを求めることができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、可変位相板と回転試料
台とを用いることで検光子を省略することができ、その
ことによって、複合偏光素子における偏光子の方位角S
A、位相子の方位角SC、およびそれら偏光子と位相子
との位相差ΔC2 を高精度に測定することができるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る偏光測定器の概略構成
とともに複合偏光素子が第1の姿勢にあるときの状態を
示す図である。
【図2】実施例の偏光測定器の概略構成とともに複合偏
光素子が第2の姿勢にあるときの状態を示す図である。
【図3】実施例の測定原理を説明するためのポアンカレ
球を示す斜視図である。
【図4】実施例の測定原理を説明するためのポアンカレ
球の平面図である。
【図5】実施例の測定原理を説明するためのポアンカレ
球を示す斜視図である。
【図6】従来の偏光測定器を示す概略構成図である。
【符号の説明】
22 レーザ光源 24 偏光子 26 可変位相板 28 複合偏光素子 28a 複合偏光素子における偏光子 28b 複合偏光素子における位相子 30 回転試料台 30a 回転試料台の回転軸 32 検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コヒーレントな光源と、光軸まわりに回
    転可能な偏光子と、位相差を可変する可変位相板と、光
    軸に垂直な軸心まわりに回転可能な試料台と、検出器と
    からなることを特徴とする偏光測定器。
JP21088391A 1991-08-22 1991-08-22 偏光測定器 Pending JPH0552657A (ja)

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JP21088391A JPH0552657A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 偏光測定器

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