JPH0552542U - 石油給湯機 - Google Patents
石油給湯機Info
- Publication number
- JPH0552542U JPH0552542U JP10631191U JP10631191U JPH0552542U JP H0552542 U JPH0552542 U JP H0552542U JP 10631191 U JP10631191 U JP 10631191U JP 10631191 U JP10631191 U JP 10631191U JP H0552542 U JPH0552542 U JP H0552542U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control valve
- combustion
- water heater
- kerosene
- flow rate
- Prior art date
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- Pending
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】安全性の高い給湯機を提供すること。
【構成】ポンプPで加圧した灯油を往き側の灯油管を通
して、戻り式の圧力噴霧ノズルNに供給し燃焼を行な
い、かつノズルとポンプPの上流側を連結した戻り側灯
油管の途中に流量調節弁Rを設け燃焼量を可変できる石
油給湯機において、燃焼制御装置C内に流量調節弁の故
障検知手段と故障検知時の器具停止手段、及び故障内容
の表示手段を設けたこと。
して、戻り式の圧力噴霧ノズルNに供給し燃焼を行な
い、かつノズルとポンプPの上流側を連結した戻り側灯
油管の途中に流量調節弁Rを設け燃焼量を可変できる石
油給湯機において、燃焼制御装置C内に流量調節弁の故
障検知手段と故障検知時の器具停止手段、及び故障内容
の表示手段を設けたこと。
Description
【0001】
本考案は、家庭等において使用される石油給湯機に関するものである。
【0002】
図2に石油給湯機Aに用いられる流量調節弁の一例を示す。 燃焼制御装置Cが、流量調節弁Rのコイル20に要求熱負荷に相当する電流を 印加するとプランジャ22が上下し灯油戻り量を調節し圧力噴霧ノズルNの先端 から噴霧する燃焼量を制御するものである。 ここで課題となるのは、流量調節弁の故障が原因で燃焼制御装置によって流量調 節弁を制御できない場合に第2図に示す流量調節弁の構造により、ばね21の復 元力及び、プランジャ22の自重で全閉状態即ち戻り流量が0の状態となるため 、流量調節弁の故障時にはポンプP、戻り式圧力噴霧ノズルを通して最大燃焼量 が噴霧する。 燃焼制御装置で灯油流量の調節ができないために要求熱負荷に相当した燃焼が 行なわれないばかりか、利用者が予測できない熱湯が給湯出口から出てしまう危 険性もある。 本考案は、上記した課題を解決できる石油給湯機に関するものである。
【0003】
本考案の石油給湯機は、ポンプPで加圧した灯油を往き側の灯油管を通して、 戻り式の圧力噴霧ノズルNに供給し燃焼を行ない、かつノズルとポンプPの上流 側を連結した戻り側灯油管の途中に流量調節弁Rを設け燃焼量を可変できる石油 給湯機において、燃焼制御装置C内に流量調節弁の故障検知手段と故障検知時の 器具停止手段、及び故障内容の表示手段を設けたことを特徴とする。 すなわち、燃焼制御装置に次の様な流量調節弁の故障を検知する手段を設けた ものである。図3において駆動信号が流量調節弁に加えられているにもかかわら ず、流量調節弁の断線等の故障があったときには第3図中の(1)部に正常動作 時の電圧が出力されない構成となっている。比較電圧発生回路から出力された一 定電圧と(1)部の電圧を比較器で比較し、その結果を故障検知部で判断する。
【0004】
本考案は、燃焼制御装置Cに流量調節弁Rの故障検知手段と故障時の器具停止 手段を設けたことにより、流量調節弁故障時に戻り式圧力噴霧ノズルN先端から 最大燃焼量が噴霧されることを防止するとともに、流量調節弁故障かつ入水量が 少ない場合に起こりうる出湯出口からの熱湯防止を行う。
【0005】
以下、本考案を図1に示す実施例に基づいて説明する。 1は灯油タンクである。同タンク1より落下した灯油は、往き油管2を通りポ ンプPで加圧され戻り式圧力噴霧ノズルNに供給される。 戻り式圧力噴霧ノズルNには、その内部に噴出流路と戻り流路を設けてある、 往き油管2を通して戻り式圧力噴霧ノズルに供給された灯油の一部が霧化されて ノズル先端から噴出されるとともに、残りの灯油は戻り流路を通して戻り油管4 を流れる。 戻り油管4の途中には流量調節弁Rが取付けられている。 流量調節弁Rを燃焼制御装置Cによって制御することで戻り灯油量の調節が可能 となり、戻り式圧力噴霧ノズルN先端から噴霧する量つまり燃焼量の調節が可能 となる。 以上が本実施例における石油給湯機の燃焼量可変に関する説明である。 次に前述以外の石油給湯機の構成について簡単に説明すると、3はバーナであ り同バーナ3は前述の戻り式圧力噴霧ノズルを具備している。 またバーナ3下方には熱交換器10、同熱交換器10の給水側には給水配管5、 給水配管には水量センサ6及び水温センサ7が取付けられている。一方熱交換器 の出湯側には出湯配管8、同出湯配管に湯温センサ9が取付けられている。 本考案は、上記の構成を有する石油給湯機に、流量調節弁Rに燃焼制御装置C を接続し流量調節弁の作動を調節することによりノズル先端からの噴霧量を制御 し要求される熱負荷に比例した燃焼制御を行なう過程において、流量調節弁に故 障が発生したときに対応できるように燃焼制御装置内に流量調節弁故障検知手段 を設けたことを特徴とするものである。更に流量調節弁の故障が発生した場合に 器具の動作を停止する手段と故障内容を遠隔装置11の故障内容表示部11−a を表示する手段も燃焼制御装置C内に備えている。
【0006】
以上に説明したように、本考案によって、極めて安全な給湯機を提供すること ができる。
【図1】本考案の一実施例を示す石油給湯機の概略構成
図。
図。
【図2】従来例を示す流量調節弁の概略構成図である。
【図3】本考案の一実施例を示す流量調節弁の故障検知
に関する回路ブロック図である。
に関する回路ブロック図である。
A 石油給湯機 C 燃焼制御装置 N 戻り式圧力噴霧ノズル P ポンプ R 流量調節弁 1 タンク 2 往き油管 3 バーナ 4 戻り油管 5 給水配管 6 水量センサ 7 水温センサ 8 出湯配管 9 湯温センサ 10 熱交換器 11 遠隔装置 11−a 表示部 20 コイル 21 ばね 22 プランジャ
Claims (1)
- 【請求項1】ポンプPで加圧した灯油を往き側の灯油管
を通して、戻り式の圧力噴霧ノズルNに供給し燃焼を行
ない、かつノズルとポンプPの上流側を連結した戻り側
灯油管の途中に流量調節弁Rを設け燃焼量を可変できる
石油給湯機において、燃焼制御装置C内に流量調節弁の
故障検知手段と故障検知時の器具停止手段、及び故障内
容の表示手段を設けたことを特徴とする石油給湯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10631191U JPH0552542U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 石油給湯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10631191U JPH0552542U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 石油給湯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552542U true JPH0552542U (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=14430448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10631191U Pending JPH0552542U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 石油給湯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552542U (ja) |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP10631191U patent/JPH0552542U/ja active Pending
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