JPH0552252A - 歯車伝達機構 - Google Patents

歯車伝達機構

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Publication number
JPH0552252A
JPH0552252A JP3207787A JP20778791A JPH0552252A JP H0552252 A JPH0552252 A JP H0552252A JP 3207787 A JP3207787 A JP 3207787A JP 20778791 A JP20778791 A JP 20778791A JP H0552252 A JPH0552252 A JP H0552252A
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JP
Japan
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gear
lubricating
gears
transmission mechanism
solid lubricant
Prior art date
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Pending
Application number
JP3207787A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tomita
博史 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3207787A priority Critical patent/JPH0552252A/ja
Publication of JPH0552252A publication Critical patent/JPH0552252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0406Absorption elements for lubricants, e.g. oil felts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/041Coatings or solid lubricants, e.g. antiseize layers or pastes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0493Gearings with spur or bevel gears

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、長期間に亘る高精度な潤滑を実現
するために、固体潤滑剤を供給し得るようにして、長寿
命化を図ることにある。 【構成】歯車列10を構成する第1の歯車11に対して
固体潤滑剤で形成された潤滑歯車13を歯合させ、この
潤滑歯車13を第1の歯車11に押圧させることによ
り、歯車列10の回転駆動に連動して、潤滑歯車13の
固体潤滑剤が第1の歯車11に転位されて歯車列10に
供給されるように構成し、初期の目的を達成したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば人工衛星等の
宇宙航行体に搭載される宇宙機器に設けられる減速機等
に用いられる歯車伝達機構に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、宇宙空間においては、地
上の重力環境と異なり、無重力真空環境となる。そのた
め、宇宙航行体に搭載される減速機等の歯車伝達機構に
おいては、その潤滑手段として、真空中における蒸発が
少ない二流化モリブデン等の固体潤滑剤を用いたいわゆ
る固体潤滑法が有効であるとされている。このような固
体潤滑法は図2に示すように、歯車伝達機構の歯車列1
を構成する歯車1a,1bの歯部に周知の固体潤滑剤を
焼付け等の手段で被着して固体潤滑膜を形成する。そし
て、この歯車列1は図示しない駆動源からの回転力が一
方の歯車1aに伝達されると、これに連動して他方の歯
車1bが回転駆動され、図示しない被駆動部に駆動力に
伝達される。この際、歯車列1は、各歯車1a,1bに
形成された固体潤滑膜により歯車1a,1b間の潤滑が
行われる。
【0003】ところが、上記歯車伝達機構では、歯車1
a,1bに形成した固体潤滑膜が駆動に伴う摩耗により
徐々に除去されていくために、長期間に亘る高精度な潤
滑が困難であり、比較的寿命が短命であるという問題を
有していた。この寿命の問題は、宇宙開発の分野におい
て要請される宇宙機器の長寿命化を図る際の重要な課題
の一つとされている。なお、係る事情は、宇宙機器に限
ることなく、例えば真空環境で使用される各種機器に搭
載される歯車伝達機構において同様のものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の歯車伝達機構では、回転駆動にともなって、固体潤
滑膜が徐々になくなり、長期間に亘る高精度な潤滑が困
難であるという問題を有していた。
【0005】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、簡易な構成で、長期間に亘る高精度な潤滑を実現
し得るようにして、長寿命化を図り得るようにした歯車
伝達機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の歯車
が歯合されるものであって、前記複数の歯車の一方から
他方に回転力を伝達する歯車列と、この歯車列の少なく
とも一つの歯車に歯合される固体潤滑剤で形成された潤
滑歯車と、この潤滑歯車を制動して前記歯車に押圧し、
該潤滑歯車の固体潤滑剤を前記歯車に転位する制動手段
とを備えて歯車伝達機構を構成したものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、歯車列の複数の歯車は、回
転力の伝達状態において、潤滑歯車が制動手段を介して
押し付けられることにより、該潤滑歯車の固体潤滑剤が
表面に転位される。これにより、歯車列の歯車は、作動
状態において、常に潤滑歯車の固体潤滑剤が供給される
ため、長期間に亘り高精度な潤滑が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。
【0009】図1はこの発明の一実施例に係る歯車伝達
機構を示すもので、歯車列10を構成する第1の歯車1
1は図示しない回転駆動源に回転力伝達可能に係合され
る。第1の歯車11には第2の歯車12が歯合され、こ
の第2の歯車12には図示しない被駆動部が回転力伝達
可能に係合される。これら第1及び第2の歯車11,1
2は、例えば歯部表面に固体潤滑剤を被着した固体潤滑
膜が形成される。また、第1の歯車11には潤滑歯車1
3が歯合される。潤滑歯車13は少なくとも歯部13a
が固体潤滑材で形成され、その回転軸にはブレーキリン
グ14が嵌着される。そして、ブレーキリング14には
ブレーキ材15が板ばね16を介して圧接される。ブレ
ーキ材15は板ばね16の付勢力によりブレーキリング
14に圧接されて、潤滑歯車13に所定の制動力を与
え、該潤滑歯車13を第1の歯車11に押圧させる。な
お、上記潤滑歯車13にはカバー部材17がブレーキリ
ング14、ブレーキ材15及び板ばね16を覆うように
取付けられる。
【0010】上記構成において、第1の歯車11は上記
回転駆動源(図示せず)が駆動されると、回転力が伝達
されて回転駆動され、その回転力が第2の歯車12を介
して上記被駆動部(図示せず)に伝達される。この際、
潤滑歯車13が上述したようにブレーキリング14、ブ
レーキ材15及び板ばね16により制動されていること
により、第1の歯車11には潤滑歯車13が圧接され、
その回転駆動に伴って、潤滑歯車13の歯部13aの固
体潤滑剤が転位される。この第1の歯車11に転位され
た固体潤滑剤は、さらに歯車列10を構成する第2の歯
車12に転位され、ここに歯車列10には、その回転駆
動に伴って、常に固体潤滑剤の供給が行われる。
【0011】このように、上記歯車伝達機構は、歯車列
10を構成する第1の歯車11に対して固体潤滑剤で形
成された潤滑歯車13を歯合させ、この潤滑歯車13を
第1の歯車11に押圧させることにより、歯車列10の
回転駆動に連動して、潤滑歯車13の固体潤滑剤が第1
の歯車11に転位されて歯車列10に供給されるように
構成した。これによれば、歯車列10の第1及び第2の
歯車11,12は、回転駆動状態において、常に潤滑歯
車13の固体潤滑剤が供給されることにより、長期間に
亘り高精度な潤滑が可能となる。
【0012】なお、上記実施例では、第1及び第2の歯
車11,12でなる歯車列10に適用した場合で説明し
たが、この歯車数に限ることなく、適用可能である。ま
た、潤滑歯車13を歯車列10の上流側の第1の歯車1
1に歯合させるように構成したが、これに限ることな
く、例えば下流側の第2の歯車12に歯合させるように
構成しても良い。
【0013】また、上記実施例では、歯車列10の一つ
に潤滑歯車13を歯合配置するように構成したが、この
数に限ることなく、歯車列全てに潤滑歯車を歯合配置す
るように構成しても良い。
【0014】さらに、上記実施例では、歯車列10の第
1及び第2の歯車11,12の歯部の表面に固体潤滑剤
を被着した固体潤滑膜を形成するように構成したが、こ
れに限ることなく、第1及び第2の歯車11,12に固
体潤滑膜を形成しなくとも、潤滑歯車による転位を利用
した潤滑効果が期待される。よって、この発明は上記実
施例に限ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡易な構成で、長期間に亘る高精度な潤滑を実現し
得るようにして、長寿命化を図り得るようにした歯車伝
達機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る歯車伝達機構の要部
を示した図。
【図2】従来の歯車伝達機構の問題点を説明するために
示した図。
【符号の説明】
10…歯車列、11,12…第1及び第2の歯車、13
…潤滑歯車、14…ブレーキリング、15…ブレーキ
材、16…板ばね、17…カバー部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の歯車が歯合されるものであって、
    前記複数の歯車の一方から他方に回転力を伝達する歯車
    列と、 この歯車列の少なくとも一つの歯車に歯合される固体潤
    滑剤で形成された潤滑歯車と、 この潤滑歯車を制動して前記歯車に押圧し、該潤滑歯車
    の固体潤滑剤を前記歯車に転位する制動手段とを具備し
    たことを特徴とする歯車伝達機構。
  2. 【請求項2】 前記歯車列を構成する複数の歯車は固体
    潤滑剤を被着した固体潤滑膜が形成されてなることを特
    徴とする請求項1記載の歯車伝達機構。
JP3207787A 1991-08-20 1991-08-20 歯車伝達機構 Pending JPH0552252A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040028132A (ko) * 2002-09-30 2004-04-03 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 고체윤활제가 함침된 유성기어로 이루어진 시동전동기의인터날기어
JP2011105211A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Komatsu Ltd 作業用車両の終減速装置
DE102011007218A1 (de) * 2011-04-12 2012-10-18 Metabowerke Gmbh Getriebe

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