JPH055210U - 圧延材先端の押え具 - Google Patents
圧延材先端の押え具Info
- Publication number
- JPH055210U JPH055210U JP5126091U JP5126091U JPH055210U JP H055210 U JPH055210 U JP H055210U JP 5126091 U JP5126091 U JP 5126091U JP 5126091 U JP5126091 U JP 5126091U JP H055210 U JPH055210 U JP H055210U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolled material
- side guide
- tip
- material tip
- roll
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 前段スタンドを出た圧延材先端がサイドガイ
ド上部に衝突せず、確実に入るようになり、ミスロール
の防止、噛み止め防止によるロール原価の低減及び作業
能率の向上を図る。 【構成】 サイドガイド16の入側に押えロール15を
配置して退避できるようにし、圧延材先端がサイドガイ
ド16に入るまでその跳ね上がりを抑制する。
ド上部に衝突せず、確実に入るようになり、ミスロール
の防止、噛み止め防止によるロール原価の低減及び作業
能率の向上を図る。 【構成】 サイドガイド16の入側に押えロール15を
配置して退避できるようにし、圧延材先端がサイドガイ
ド16に入るまでその跳ね上がりを抑制する。
Description
【0001】
本考案は、仕上圧延機のスタンド間に設けられるサイドガイドに圧延材先端を
確実に送込むために用いられる押え具に関する。
【0002】
仕上圧延機のスタンド間には一般に図1に示すように、ストリッパ1とルーパ
ローラ2とサイドガイド3が配置され、ストリッパ1は圧延材がロールに巻込む
のを防止する機能、ルーパローラ2はスタンド間の圧延材に適切な張力を与える
機能、サイドガイド3は圧延材をラインのセンタに誘導してロールの正しい位置
に噛み合わせ、或いは圧延材尾部の横振れを防いで曲がりや絞り込みを発生させ
ないようにする機能を有している。
【0003】
圧延材先端が前段スタンドを出て後段スタンドに送込まれる際、前段スタンド
を出た圧延材先端がときとして跳ね上がり、後段スタンド側のサイドガイド上部
に衝突して圧延不能を来たし、圧延機を停止せねばならなくなることがある。
本考案は、上記の問題を解消し、圧延材先端がサイドガイドに確実に送込まれ
るようにしたものである。
【0004】
本考案はそのため、サイドガイドの入側に圧延材先端の跳ね上がりを抑制する
押え具を設けたものである。
【0005】
前段スタンドを出た圧延材先端が跳ね上がろうとすると、押え具に押付けられ
、サイドガイドに確実に進入する。
押え具は好ましくはローラで構成され、また圧延材先端をガイドするとき以外
は退避できるように構成される。
【0006】
圧延スタンドの入側のフレーム11に、図2に示すように一対のブラケット1
2が突設され、両ブラケット間に架設される軸13の両軸端部にアーム14がそ
れぞれ固着されている。そして両アーム14の自由端間に押えロール15が架設
されている。
【0007】
ブラケット12にはまた、油圧シリンダー13が取付けられ、ピストンロッド
17の進退によりピニオンラック機構18を介して上記軸13を正或いは逆方向
に一定量回動させ、アーム14及び押えロール15を図2の実線で示す使用位置
と、一点鎖線で示す退避位置とに切換えるようにしてあり、使用位置において押
えロール15は図3で示すようにサイドガイド16の入側に位置し、前段スタン
ドを出た圧延材先端がサイドガイド16に入るまで圧延材先端の跳ね上がりを押
える機能を果たすようになっており、圧延材先端がサイドガイド16に入り込み
、それをセンサー(図示しない)が検出すると、その出力信号により油圧シリン
ダー13が作動し、アーム14及び押えロール15を退避位置に切り換えるよう
になっている。
【0008】
本考案は以上のように構成され、次のような効果を奏する。
請求項1記載の押え具を設けることにより前段スタンドを出た圧延材先端がサ
イドガイド上部に衝突せずに確実に入るようになり、ミスロールの噛み止め防止
によるロール原価の低減及び作業能率の向上を図ることができる。
【0009】
請求項2記載のように、押え具をローラとすると、接触時の摩擦抵抗とキズ防
止を少なくすることができる。
【0010】
請求項3記載の押え具によれば、不要時に退避できるため邪魔となることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】仕上圧延機の要部概略図。
【図2】本考案に係る押え具の側面図。
【図3】押え具を備えた仕上圧延機の要部概略図。
12・・・ブラケット 13・・・軸
14・・・アーム 15・・・押えロー
ル 16・・・サイドガイド
ル 16・・・サイドガイド
Claims (3)
- 【請求項1】 仕上圧延機のスタンド間に配置されるサ
イドガイドの入側に設けられ、圧延材先端の跳ね上がり
を抑制する押え具。 - 【請求項2】 押え具はローラである請求項1記載の押
え具。 - 【請求項3】 押え具は退避可能である請求項1又は請
求項2記載のいづれかの請求に記載の押え具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5126091U JPH055210U (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 圧延材先端の押え具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5126091U JPH055210U (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 圧延材先端の押え具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055210U true JPH055210U (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=12881982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5126091U Withdrawn JPH055210U (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 圧延材先端の押え具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055210U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100895081B1 (ko) * | 2002-09-18 | 2009-04-28 | 주식회사 포스코 | 규소강판 소재용 스트립 선단부 안내장치 |
CN108838221A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-11-20 | 新疆八钢铁股份有限公司 | 压尾式活套器 |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP5126091U patent/JPH055210U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100895081B1 (ko) * | 2002-09-18 | 2009-04-28 | 주식회사 포스코 | 규소강판 소재용 스트립 선단부 안내장치 |
CN108838221A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-11-20 | 新疆八钢铁股份有限公司 | 压尾式活套器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |