JPH0551405B2 - - Google Patents

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JPH0551405B2
JPH0551405B2 JP60016961A JP1696185A JPH0551405B2 JP H0551405 B2 JPH0551405 B2 JP H0551405B2 JP 60016961 A JP60016961 A JP 60016961A JP 1696185 A JP1696185 A JP 1696185A JP H0551405 B2 JPH0551405 B2 JP H0551405B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
grinding
tooth
shaped grindstone
cut
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60016961A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61178113A (ja
Inventor
Yukio Kigami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1696185A priority Critical patent/JPS61178113A/ja
Publication of JPS61178113A publication Critical patent/JPS61178113A/ja
Publication of JPH0551405B2 publication Critical patent/JPH0551405B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F19/00Finishing gear teeth by other tools than those used for manufacturing gear teeth
    • B23F19/05Honing gear teeth

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は歯車形砥石に関する。
<従来の技術> 従来、焼入後の高硬度歯車の仕上方法として
は、円盤状、円錐状あるいはねじ状等のいろいろ
な形状の砥石を用いた歯車研削盤による創成研削
方法が主に用いられて来た。しかしながら、この
創成法による歯車研削は被削歯車1個当りの研削
時間が長く、しかも段(肩)付き歯車等の加工が
できないという欠点があり、より高能率且つ制約
のない焼入歯車仕上方法が要請されていた。
この要請に応えるべく、近年、歯車形の砥石を
用い、それを被削歯車と噛み合わせて回転させる
ことで被削歯車歯面の研削を行う歯車研削方法が
提案されている。これは歯車形砥石と被削歯車の
噛み合う歯面相互の接触部分に生じる歯丈方向及
び歯すじ方向のすべりを利用して被削歯車の歯面
を研削するもので、その接触部分の相対速度が研
削速度となる。この噛み合い式の歯車研削方法
は、加工能率が高くしかも創成法では研削できな
い段(肩)付き歯車等の研削が可能であるという
利点を有している。
第8図、第9図はこの歯車形砥石による研削方
法の説明図であるが、同図において1は被削歯
車、2は歯車形砥石、3は被削歯車軸、4は歯車
形砥石軸を示し、通常は第8図に示すように被削
歯車軸3と歯車形砥石軸4とに交差角φを与えて
被削歯車1と歯車形砥石2を噛み合わせ、相互の
噛み合い回転により歯面に軸方向のすべりを生じ
させるように被削歯車1の諸元に合わせて歯車形
砥石2が設計される。ただし、段(肩)付き歯車
等空間的制約のあるときには、第9図に示すよう
に交差角φ=0となる場合もある。また、第10
図は歯車形砥石2の一歯の断面を表わす模式図で
あり、歯車形砥石2の各歯5の歯面6には適宜な
数の砥粒が存在し、そのうち必要歯丈部7内にあ
る砥粒により被削歯車1の歯面が研削される。い
ま、必要歯丈部7にある砥粒を歯先側から順にG
1〜G5と番号を付すと、最も歯先側にある砥粒
G1で被削歯車1の歯底が、また最も歯底側にあ
る砥粒G5で被削歯車1の歯先が研削されること
になる。
一方、第11図は被削歯車1と従来の歯車形砥
石2の噛み合い状態を砥石軸直角断面で表わす模
式図であり、かみ合い円8は歯丈の略中央部に位
置している。また、図中で9はバツクラツシを示
し、噛み合い回転方向を変えて反対側歯面を研削
するときには、バツクラツシ9は反対歯面側に生
じる。このような従来の噛み合い状態において
は、被削歯車1の歯面は歯車形砥石2の必要歯丈
部7内にある砥粒により、第12図、第13図に
示すような研削を受ける。第12図は被削歯車1
と歯車形砥石2の各軸3,4に交差角φを与えて
噛み合い回転させた場合、つまり交差角φ≠0の
場合(第8図の状態)、第13図は交差角φ=0
の場合(第9図の状態)をそれぞれ示しており、
図中歯面上の矢印は各砥粒の研削軌跡であつて、
矢印の方向及び長さがそれぞれ研削方向及び研削
長さを表わしている。また、矢印の長さは同時に
略研削速度に比例している。尚、A1〜A5を付
した矢印は、それぞれ第10図に示した必要歯丈
部7内にある砥粒G1〜G5に対応している。
<発明が解決しようとする問題点> ところが、従来の噛み合い式の歯車研削方法で
は、第12図及び第13図に示すように、被削歯
車の歯面の歯丈方向で研削速度に大きな差があ
り、歯先部分と歯底部分とではその向きが反対と
なる。従つてその中間部で研削速度が極小化し、
場合によつては第13図のようにその部分の速度
は零となつてしまう。そのため、その部分の研削
が十分に成されないばかりでなく、研削速度が小
さいと砥石の摩耗、損耗が激しいので、歯車形砥
石2の寿命が短かいという問題点があつた。さら
に、従来の歯車研削方法による研削力の変化状態
を模式的に表わす第14図に示すように、接線方
向の研削力Ftは歯丈方向の噛み合い位置の変化、
つまり噛み合いの進行に伴つて変化し、噛み合い
の初期と終期とではその向きが逆転する。そのた
め、これが周期的な力の変動を引起こすと共に、
歯丈方向の位置によつて砥粒の研削機構にも変化
が生じ、それにより噛み合い回転精度を悪化させ
たり、砥粒の位置による研削機構の変化に起因し
て砥石の摩耗形態の不均一が生じ、加工精度に悪
影響を及ぼすという問題点があつた。尚、図中で
Fnな法線方向の研削力、10は作用線を示す。
<問題点を解決するための手段> 本発明は従来の歯車形砥石を用いた噛み合い式
の歯車研削方法における上述した問題点を解決す
るものであり、被削歯車歯面において研削速度が
零となる点を無くすと共に、歯面全域に亘つて比
較的均一な研削速度が得られる歯車研削方法を提
供し、もつて歯車形砥石の寿命を延長し、且つ加
工精度の向上を図ることを目的としている。
この目的を達成するための本発明にかかる歯車
形砥石の構成は、被削歯車と噛み合い回転させて
被削歯車の歯面の研削を行う歯車形砥石におい
て、被削歯車と噛み合わせたときにかみ合い円が
当該歯車形砥石の必要歯丈部よりも歯底側又は歯
先側に位置するようにしたことを特徴とするもの
である。
<作用> 実際に研削に関与する歯車形砥石の必要歯丈部
の各部は被削歯車の歯面と常に略同一方向にすべ
り接触をし、被削歯車歯面において研削速度が零
となる点が無くなると共に、歯面全域に亘つて比
較的均一な研削速度が得られる。
<実施例> 以下本発明の実施例を図面により具体的に説明
する。
第1図は被削歯車1と本発明の一実施例にかか
る歯車形砥石2との噛み合い状態を砥石軸直角断
面で表わす模式図であり、本実施例ではかみ合い
円8が第10図に関して上述した歯車形砥石2の
必要歯丈部7よりも歯車形砥石2の歯底側に位置
するように歯車形砥石2が設計される。而して、
これら被削歯車1と歯車形砥石2とを噛み合い回
転させると、被削歯車1の歯面は第2図、第3図
に示すような研削を受ける。第2図は第8図に示
すように交差角φ≠0の場合、第3図は第9図に
示すように交差角φ=0の場合をそれぞれ示して
いる。
第2図、第3図に示すように、被削歯車1の歯
面全域に亘つて比較的均一な研削速度、つまり略
同一方向を向いた略同一の大きさを有する研削速
度が得られる。また、交差角φ≠0の場合はもち
ろん、従来研削速度零の点が生じていた交差角φ
=0の場合においても第3図に示すように研削速
度が零となる点は生じない。
また、第4図は本発明の他の実施例にかかる歯
車形砥石2と被削歯車1との噛み合い状態を砥石
軸直角断面で表わす模式図である。第4図に示す
実施例ではかみ合い円8が歯車形砥石2の必要歯
丈部7よりも歯車形砥石2の歯先側に位置するよ
うに歯車形砥石2が設計されたものである。この
場合は、交差角φ≠0のときは第5図に示すよう
に、交差角φ=0のときは第6図に示すように被
削歯車1の歯面が研削される。すなわち、本実施
例においても、前述の実施例と同様に、被削歯車
1の歯車全域に亘つて比較的均一な研削速度が得
られると共に、交差角φ=0の場合にも研削速度
が零となる点は発生しない。
また、第7図は本発明に係る歯車形砥石による
研削力の変化状態の一例を表わす模式図である
が、本発明方法によれば研削速度は被削歯車1の
歯面の歯先部分と歯底部分とでその向きが略同一
方向を向いており、第7図に示すように接線方向
の研削力Ftは歯丈方向の噛み合い位置が変化し
てもその向きが変わることはない。従つて、研削
力Ftの向きが逆転する従来の方法に比べて研削
力変動を小さく抑えることができると共に、砥粒
の研削機構は歯丈方向であまり変化がなく、砥石
の均一な摩耗形態を得ることができる。
<発明の効果> 以上実施例を挙げて詳細に説明したように本発
明に係る歯車形砥石によれば、被削歯車の歯面に
おいて研削速度が零となる点が無くなると共に、
歯面全域に亘つて比較的均一な研削速度が得られ
るので、歯車形砥石の寿命を延長し、且つ加工精
度の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第4図はそれぞれ本発明の実施例に
かかる歯車形砥石と被削歯車との噛み合い状態を
表わす模式図、第2図、第3図、第5図及び第6
図はそれぞれ本発明に係る歯車形砥石により研削
された歯車歯面の研削状態の例の説明図、第7図
は本発明に係る歯車形砥石による研削力の変化状
態の一例を表わす模式図、第8図及び第9図はそ
れぞれ歯車形砥石による研削方法の説明図、第1
0図は歯車形砥石の一歯の断面の模式図、第11
図は従来の歯車形砥石と被削歯車との噛み合い状
態を表わす模式図、第12図及び第13図はそれ
ぞれ従来の方法により研削された歯車歯面の研削
状態の例の説明図、第14図は従来の方法による
研削力の変化状態の一例を表わす模式図である。 図面中、1は被削歯車、2は歯車形砥石、7は
必要歯丈部、8は噛み合い円である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被削歯車と噛み合い回転させて被削歯車の歯
    面の研削を行う歯車形砥石において、被削歯車と
    噛み合わせたときにかみ合い円が当該歯車形砥石
    の必要歯丈部よりも歯底側又は歯先側に位置する
    ようにしたことを特徴とする歯車形砥石。
JP1696185A 1985-01-31 1985-01-31 歯車形砥石 Granted JPS61178113A (ja)

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JP1696185A JPS61178113A (ja) 1985-01-31 1985-01-31 歯車形砥石

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JP1696185A JPS61178113A (ja) 1985-01-31 1985-01-31 歯車形砥石

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JPS61178113A JPS61178113A (ja) 1986-08-09
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