JPH0550887U - 色信号処理回路 - Google Patents

色信号処理回路

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JPH0550887U
JPH0550887U JP10817691U JP10817691U JPH0550887U JP H0550887 U JPH0550887 U JP H0550887U JP 10817691 U JP10817691 U JP 10817691U JP 10817691 U JP10817691 U JP 10817691U JP H0550887 U JPH0550887 U JP H0550887U
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JP
Japan
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burst
circuit
signal
amplifier
burst signal
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Application number
JP10817691U
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Inventor
裕光 池田
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 PIPモードでTVを見る時、2つの映像ソ
ース間において信号レベルのバラツキがあっても、親子
両画面の色の濃さを一定に保つこと。 【構成】 PIP機能付きTVの親画面のクロマ信号を
適宜増幅する第1の増幅器(11)と、増幅器出力よりバー
スト信号を抽出するバースト抽出回路(2) と、抽出され
たバースト信号の位相を補償する位相補償回路(3) と、
位相補償回路の出力に応じて,時間軸圧縮回路(5〜8)を
介して得られた子画面のクロマ信号を変調する変調回路
(9) と、上記バースト信号を所定量増幅する第2の増幅
器(13)と、このバースト信号レベルの大きさを検出する
バースト信号レベル検出回路(14)と、バースト信号レベ
ルの検出結果に応じてバースト抽出回路からのバースト
信号又は第2の増幅器にて増幅されたバースト信号のう
ちいずれかを選択して上記位相補償回路に供給するスイ
ッチ回路(Sw3) とを備えて構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は色信号処理回路に係り、特に、PIP(ピクチャーインピクチャー) 機能を有するTV(テレビジョン)受像機において、PIPモード時に生じる親 子各画面の色の濃さのバラツキを自動的に防止できるようにした、色(クロマ) 信号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
わが国におけるTV受像機の普及は目覚ましいものがあり、特に最近は29inch 以上の大画面TVが主流となりつつある。それらの大画面TVの中には、便利な PIP機能を有するものも増えつつある。PIP機能とは、図2に示すように、 CRT画面19に、通常の画像である親画面19aの一部に子画面19bを形成して 同時に表示する機能である。各画面のソースとしては、TV放送同士(その場合 にはチューナ18が2つ必要)や、一方をTV放送にして他方を例えばVTR2 0からのビデオ画像とすることもできる。
【0003】 子画面19bは、親画面19aに対してなるべく邪魔にならない位置及び大きさに 形成されるが、表示面積があまり小さくなりすぎると見難くなるので、図2に示 すような位置及び大きさに形成される。例えば子画面19bの大きさが親画面19a の 1/3(面積は 1/9)とすると、子画面19b用の映像信号は、水平走査線を3本 に1本づつ採用し、横方向は後述するような方法で 1/3 に時間軸を圧縮した後 、画面19内の表示すべき位置に相当する親画面19aの信号部分に、スイッチン グにより切換えて挿入される。
【0004】 なお、図2中の及びは、夫々VTR20及びTVチューナ18の出力信号 波形である。ところで、音声は両方同時に聞くことは困難なので、一般に親画面 19a側の音声が、図示しないスピーカから出力される。
【0005】 図3はかかるPIP機能を有するTVにおける、従来の色信号処理回路の代表 例を示すブロック構成図である。この図に示すように、入力端子In1 からは親画 面19a用の主クロマ信号が増幅器(プリアンプ)11に供給されて適宜増幅され た後、増幅器(メインアンプ)12を介してスイッチ回路Sw1 の端子aに供給さ れると共に、バースト抽出回路2に供給される。バースト抽出回路2にて抽出さ れたクロマ(色)信号中のバースト信号成分は、位相補償回路3に供給され、こ こで可変抵抗器VRを調整することにより、色相を調整するための制御信号が生成 され、変調回路9に出力される。
【0006】 一方、入力端子In2 からは子画面19b用の副クロマ信号が所定の通過帯域(中 心周波数3.58MHz)を持つBPF(帯域濾波器)4を介してクロマデコーダ5に供 給され、ここで色相や彩度,サブキャリア(SC)等を調整された色差信号B−Y及 びR−Yが生成され、夫々1つのスイッチ回路Sw2 に供給される。このスイッチ 回路Sw2 では両色差信号B−Y及びR−Yを間引きながら時分割多重化した後、 A/D変換器6でディジタル信号に変換する。
【0007】 ディジタル化された色差信号は、メモリ7に一時記憶された後、D/A変換器 8でアナログ信号に戻され、且つ両色差信号B−Y,R−Yが再分離されて変調 回路9に出力される。以上のクロマデコーダ5よりD/A変換器8に至る諸回路 は、子画面特有の時間軸圧縮回路を形成しており、変調回路9において上記位相 補償回路3からの制御信号による色度(色相と飽和度)調整が行なわれる。即ち 、親画面19aのクロマ(色)信号のバーストレベルに応じたレベル調整を行ない 、しかる後にスイッチ回路Sw1 の端子bに供給し、所定の制御回路(図示せず) からの制御信号により、両クロマ信号を選択的に切換えて出力している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の色信号処理回路においては、子画面19bのクロマ信号は、親画面19 aのクロマ信号のバーストレベルに応じた信号レベルを持つ電圧が出力されるた め、種々の映像ソース(放送電波,VTR,ビデオディスク,ビデオカメラ等) において、親画面19aと子画面19bとで、図2に示すように、標準バースト信号 B1 とVTRの再生バースト信号B2 との間にレベル差が生じることが多く、そ れにより親子画面間でサチュレーション差が発生するという欠点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の色信号処理回路は、親画面のクロマ信号を適宜増幅する第1の増幅器 と、その出力信号よりバースト信号成分を抽出するバースト抽出回路と、抽出さ れたバースト信号の位相を補償する位相補償回路と、位相補償回路の出力に応じ て,時間軸圧縮回路よりの子画面のクロマ信号を変調する変調回路とを備えた色 信号処理回路において、上記バースト抽出回路より抽出されたバースト信号を所 定量増幅する第2の増幅器と、バースト抽出回路より抽出されたバースト信号の レベルの大きさを検出するバースト信号レベル検出回路と、バースト信号レベル の検出結果に応じて,バースト抽出回路からのバースト信号若しくは第2の増幅 器にて増幅されたバースト信号のうちいずれかを選択して位相補償回路に供給す るスイッチ回路とを更に具備して構成することにより、上記課題を解決した。
【0010】
【実施例】
本考案の色信号処理回路の一実施例について、図1のブロック図を参照し乍ら 説明する。この図において、13は増幅器(アンプ)、14はバースト信号レベ ル検出回路、Sw3 はスイッチ回路であり、その他前記図3と同一構成個所には同 一番号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0011】 この図から明らかなように、増幅器11にて適宜増幅された入力端子In1 から の主クロマ信号は、増幅器12を介してスイッチ回路Sw1 の端子aに供給される と共に、バースト抽出回路2に供給され、ここでクロマ信号中のバースト信号を 抽出される。そのバースト信号は、スイッチ回路Sw3 の端子Hに直接供給される と共に、アンプ13にて適宜増幅された後、スイッチ回路Sw3 の端子Lに供給さ れる。
【0012】 更に、バースト信号をバースト信号レベル検出回路にも供給してそのレベルの 大きさを検出し、その検出結果(レベルの大きさ)によりスイッチ回路Sw3 の接 続を切換えている。具体的には、バーストレベルが例えば−6dBより高ければ端 子H側に接続し、−6dB以下なら端子L側に接続してアンプ13で増幅されたバ ースト信号を、位相補償回路3に出力し、ここで色相を調整するための制御信号 を生成する。
【0013】 従って、親画面19aのバーストレベルが高い領域では、スイッチ回路Sw3 が端 子H側に接続され、バーストレベルが−6dB以下になると、スイッチ回路Sw3 が 端子L側に接続されて、バースト信号はアンプ13で増幅されたのち変調回路9 に供給され、子画面19bのクロマ信号出力レベルを上げるわけである。これによ り、PIPモードでTVを見る時、仮え親画面19aのバースト信号と子画面19b のバースト信号にレベル差があっても、両画面のサチュレーションを一定に保つ ことができるわけである。
【0014】 以上の説明においては、アンプ(13)を1つだけ設け、バースト信号のレベルを 大小の2通に判定するものとしたが、バースト信号レベル検出回路にレベル判定 用の閾値を2つ以上設定し、アンプ(13)も2つ以上設けて(又は減衰器を含んで も可)、スイッチ回路Sw3 の選択子もその数に応じて構成すれば、親画面19aの バーストレベルの大小を更に細かく検出して、両画面の色の濃さを一層バランス 良く保つことができるようになる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の色信号処理回路は以上のように構成したので、これをPIP機能付き のTVに採用すれば、PIPモードでTVを見る時、従来回路における前記欠点 を解消し、種々の映像ソース間において信号レベルのバラツキがあっても、親子 両画面の色の濃さを一定に保つことができるという実用的な特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の色信号処理回路の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本考案回路を適用し得るPIP機能付きTVの
表示例を示す説明図である。
【図3】色信号処理回路の従来例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…色信号処理回路、2…バースト抽出回路、3…位相
補償回路、4…BPF、5…クロマデコーダ、6…A/
D変換器、7…メモリ、8…D/A変換器、9…変調回
路、11〜13…増幅器、14…バースト信号レベル検
出回路、19a…親画面、19b…子画面、Sw1 〜Sw3 …ス
イッチ回路、VR…可変抵抗器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】PIP機能付きTVの親画面のクロマ信号
    を適宜増幅する第1の増幅器と、該増幅器の出力信号よ
    りバースト信号成分を抽出するバースト抽出回路と、該
    抽出されたバースト信号の位相を補償する位相補償回路
    と、該位相補償回路の出力に応じて,時間軸圧縮回路を
    介して得られた子画面のクロマ信号を変調する変調回路
    とを備え、該変調回路からのクロマ信号と上記増幅器か
    らのクロマ信号とを適宜選択して出力する色信号処理回
    路において、 上記バースト抽出回路より抽出されたバースト信号を所
    定量増幅する第2の増幅器と、該バースト抽出回路より
    抽出されたバースト信号のレベルの大きさを検出するバ
    ースト信号レベル検出回路と、該バースト信号レベルの
    検出結果に応じて,該バースト抽出回路からのバースト
    信号若しくは該第2の増幅器にて増幅されたバースト信
    号のうちいずれかを選択して上記位相補償回路に供給す
    るスイッチ回路とを更に具備して構成したことを特徴と
    する色信号処理回路。
JP10817691U 1991-12-03 1991-12-03 色信号処理回路 Pending JPH0550887U (ja)

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