JPH05508171A - コーポリマーシロキサンを含有する膜形成エマルジョンつや出し組成物 - Google Patents

コーポリマーシロキサンを含有する膜形成エマルジョンつや出し組成物

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JPH05508171A JP90507265A JP50726590A JPH05508171A JP H05508171 A JPH05508171 A JP H05508171A JP 90507265 A JP90507265 A JP 90507265A JP 50726590 A JP50726590 A JP 50726590A JP H05508171 A JPH05508171 A JP H05508171A
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ハーレイ,スティーヴ,エム.
ミラー,エリック,ジェー.
ラソウル,ハサム,エー.,エー.
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エス.シー.ジョンソン アンド サン,インコーポレーテッド
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

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【発明の詳細な説明】 コーポリマーシロキサンを含有する 膜形成エマルシコンつや出し組成物 1亙豆1 本発明は、一般的に家具及び類似の家庭用アイテムのための膜形成エマルジョン つや出し組成物に関する1組成物の調製に応じてエマルジョンは油中水型エマル ジョン又は水中油型エマルジョンであることができる。急速なスミア回収を得る ように特別゛に処方される本発明のエマルシコンつや出し組成物は、下記に概略 が記載されるある種の指定されたコーポリマーシロキサンを含有する。 詳細には本発明のコーポリマーシロキサンは、ポリ(ジメチル)−コーポリ(メ チルアルキル)シロキサンコーポリマー及びポリ(ジメチル)−コーポリ(メチ ル、酸素含有)シロキサンコーポリマーとして簡略して記載される。 従って更に詳細には本発明は家具及び類似の家庭用品のためのつや出し組成物に 関し、ここでこの組成物はポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロ キサンポリマー、ポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサン ポリマー又はその組合わせを含有する。 これらのコーポリマーシロキサンを含有するエマルジョンつや出し組成物は、急 速なスミア回収特性を有し、一方望ましい光沢の厚さ特性及びある種の望ましい 塗膜特性を示すことが見出された。 1LJL且I スミアした後層いた表面がもとの外観に戻る能力とそれに要する時間の2つの要 因は、家具用つや出し組成物の性能を評価するのにかなり重要な傾向がある。 特定の基質面に塗布すると、本発明のつや出し組成物はかなり薄い(約1000 〜4000オングストローム)一般的には均一な膜を形成することが見出されて いる。 本発明の表面塗布エマルジョンつや出し組成物の形成膜の液体の種類によってそ の膜は代表的には表面塗布膜が摩擦作用を受けた場合表面の“スミア”とも言わ れる目に見λる物理的に明らかな表面妨害を幾分か示す。 本明細書で用いられる“スミア回収”とは回収の速度だけでなく、 ”スミアさ れた”表面塗布つや出し膜がもとの表面の外観に戻る能力も示す。 優れたスミア回収特性をもつつや出し組成物は長い間型まれていた。しかしなが ら従来のつや出し剤、特にそれらが生じる表面塗布膜はこの品質に欠けている0 例えば従来のシリコーン含有又は従来のシリコーンベース液並びに従来のある種 のろう及び光沢剤としである種の低分子量有機オイルを使用する市販のつや出し 剤は、始めは望ましいある表面外観を与えるように見えるが、実際は結局ある固 有の欠点を持っている。特にこのような従来のつや出し剤は容易に指紋のような ある種の表面妨害を示したり容易にスミアする傾向がある。 我々が再検討した先行技術文献に論じられるある研究では、比較的永続的な仕上 の処理面を与えると言われる特定の耐スミアつや出し剤を製造することを試みる ことによって、これらの及び他の表面”スミア”問題に着手している。このよう ないわゆる“永続的−な仕上は表面特性が妨害される前にかなりの力を加えるこ とが必要であると言われる。このような仕上は高い光沢と耐スミア特性を与える 傾向にあるが、一般的にこれらのいわゆるー永続的゛仕上を取り除くことは更に 困難であり、従ってこのような仕上は複数回の塗りでできる傾向がある。 このタイプの耐スミア膜は例えばBrandl等の米国特許第3.847.62 2号に記載されている。開示されたBrandl等の組成物は、水、ろう、オル ガノポリシロキサンの混合物、溶媒及び油中水型乳化剤を含んでいる。更にその 上この組成物は実質的にスミアしたりしまになる傾向が全くないと言われ、しか も最小の物理的努力で容易に塗布されると言われる。しかしながらBrandl 等は異種タイプのシリコーン、即ちオルガノポリシロキサンの使用はつや、光沢 及び耐久性の見地からは有益であるが、彼らが考えるスミアの問題を顕著に解決 することはできない、従ってBrandl等によって開示されたエマルジョンつ や出し組成物は“スミアに特に強い耐性”をもつと言われる。 米国特許第3.856.533号で5ehnurrbusch等は耐°指跡”が あると言われるある種のろう含有表面つや出し組成物を開示している。オルガノ ポリシロキサン(例えばジメチルシロキサン)、ろう及びアルキル、アルケニル 又は単環アリールラジカルを含む特定のいわゆる一オルガノシロキサンーを含有 する組成物が開示されている。 上記で概略した先行技術に比べて本発明は、Brandl等の米国特許第3.8 47.622号又は5cbnurrbusch等の米国特許第3.856.53 3号に示される方法と著しく異なる方法で、いわゆる“スミア問題“を解決する ものである。特に本発明は本明細書で開示されるエマルジョンつや出し組成物の スミア回収特性を高めるものである。実際本発明のポリシロキサンコーポリマー によるスミア回収の予期しない著しい増大は、下記に示される比較例データに示 される。特に本明細書で開示される新規なエマルジョンつや出し組成物のスミア 回収特性は、我々が再検討した研究のいずれの先行技術のつや出し処方剤にも認 められなかった。 このように我々が再検討した先行技術文献にはポリシロキサンを用いる多数の家 具用つや出し剤を開示しているが、本発明の新規なポリシロキサンコーポリマー を教示も開示もしておらず示唆さλもない、特に上述したように本発明の新規な ポリシロキサンコーポリマーは、ポリジメチルシロキサンのような先行技術のポ リシロキサンより予想外に優れていることが比較例によって証明された。実際に 本発明のエマルジョンつや出し組成物の驚(べきスミア回収特性が明らかになっ たのは我々の本発見によってだけであった。 例えばCurrie等の米国特許第2.698.805号には塗布が容易である と言われる従来のある種のつや出し剤が開示されている。この従来のエマルジョ ンつや出し組成物は、シリコン原子1個に対して1〜3個のアリール、アルキル 又はアリールキルラジカルを有する炭化水素可溶性オルガノポリシロキサンを含 む、このエマルジ目ンつや出し組成物は更に炭化水素溶媒、特定のステアリン酸 アルミニウム化合物及び水を含む、Currie等が開示するアルキルラジカル はメチル、エチル、プロピル及びオクタデシルである。更にその上Currie 等によって開示されたつや出し組成物はスミアを含まないと言われる。 これに比べて本発明のつや出し組成物は、実際スミアするがスミアすると本明細 書に開示される上述の重合体シロキサンに匹敵し得る粘度及び/又は重量平均分 子量を有する従来のポリジメチルシロキサン重合体を含有する従来の組成物より 急速に回収する。 実際に急速なスミア回収の概念はCurrie等によって開示されておらず示唆 さえもない、その上Currie’ 805特許に開示される好ましいオルガノ ポリシロキサン即ちジメチルポリシロキサン液はスミア回収特性に関して本発明 のシロキサン含有組成物より劣っていることが下記に示される。 更にCurrieの米国特許第2.523.281号は、シリコン原子1個に対 して1〜3個のアリール、アルキル又はアルカリルラジカルを有するオルガノポ リシロキサンを含有する自動車用つや出し剤に関する。このような自動車用つや 出し剤はまた炭化水素溶媒、特定の粒子サイズの微細シリカ、乳化剤及び水を含 む、開示されたアルキルラジカルにはメチル、エチル、プロピル及びオクタデシ ルがある。更にその上この特許では特定のジメチルポリシロキサンが、好ましい オルガノポリシロキサンとして開示されているが、本発明の原理に従って使用さ れるシロキサンと比べてスミア回収特性が劣っていることが下記に示される。 また家具ケア用組成物としてポリシロキサンの使用を開示している他の特許にも 本発明の新規なエマルジョンつや出し組成物を開示していない、特にDeche rtの米国特許第4. 163.673号、5uttonの米国特許第4゜35 4.871号及び5andvickの米国特許第4.613゜646号は全てジ メチルポリシロキサン又はポリジメチルシロキサンが家具用つや出し組成物に用 いるのに特に好ましいポリシロキサンであることを開示している。しかしながら このようなシロキサンは本発明の新規なエマルシコンつや出し組成物の一部をな すものではない。 実際に先行技術は本発明の特定のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル )シロキサン及びポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサン コーポリマーを開示しておらず示唆さλもなく、また本発明のシロキサンコーポ リマーを含有する組成物の予期されないスミア回収特性を開示も示唆もない。 例えばOna等の米国特許第4.404.035号はある種の炭化水素エステル 含有オルガノポリシロキサン即ち、少なくとも1個のシリコン結合炭化水素エス テル基を含有する指定されたオルガノポリシロキサンを含むろう組成物を開示し ている。しかしながらOna等の特許は、アルキレンオキシドポリシロキサンの 有用性を教示しておらず示唆さえもない、特にOr+a等はその実施例2にある 、いわゆる“溶液D”によって示されるように、アルキレンオキシドポリシロキ サンを用いることから離れて教示している。即ちOna等はその実施例2におい て次式%式% を有するアルキレンオキシドを含む側鎖を有するポリシロキサンで、金属パネル にコーティングをしたが20時間の水シヤワーにかけた後、ラスター、発水性及 び耐久性については許容し得ないと思われろことを詳細に報告している。 Kasprzakの米国特許第4.218.250号にはシクロジメチルシロキ サン液及びポリジオルガノシロキサンポリオキシアルキレンコーポリマーを含む ろう含有及び研磨剤含有処方を開示している。開示されたつや出し処方は更に次 式: %式%(3) (式中Xは平均値0〜lOを有し、yは平均値1−10を有し、Gは式−D − (OC2Ha )−OHを有し、pは2〜lO個の炭素原子を含むアルキル基で あり、2は平均値6〜20を有する) を有する特定のシリコン−グリコールコーポリマーも含められる。しかしながら この特許はスミア耐性又はスミア回収について述べておらず、また本発明の特定 のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサン又はポリ(ジメチ ル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサンコーポリマーも開示していない 。 更にLahr等の米国特許第3.306.869号は望ましい、いわゆる“レベ リング−特性並びに許容し得る″毛羽立ち耐性”特性を有すると言われる床用つ や出し剤を開示している。この床用つや出し剤はろう、変性ロジン、乳化剤及び 分子量約25,000以下で約30〜約60重量%のポリシロキサン含有量を有 するポリシロキサン−オキシアルキレンブロックコーポリマーを含んでいる。  Paterの米国特許第3,341.338号はまたポリシロキサン−オキシア ルキレンブロックコーポリマーとろうを含むつや出し処方を開示している。しか しながらいずれの特許も“スミア回収”を開示しておらずまた示唆さ^もなく、 更に本発明の特定のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサン 又はポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサンコーポリマー も開示していない。 上記の検討からある種先行技術のつや出し組成物と関係するスミア回収問題は理 解されていないことを意味し、そのような問題が当業者に認められるようになっ た場合でもスミア回収問題に許容し得る溶液はなお一般的には当業者に知られて いないことを意味する。 従って現在急速なスミア回収特性を有するつや出し組成物が必要とされている。 従って本発明の1つの目的は、家具及び他の類似の家庭用アイテムのためのつや 出し組成物を提供するものであり、ここでかかる組成物は急速なスミア回収品質 を示す。 また本発明のもう1つの目的は、最小の努力で塗布したり取り除いたりされ、急 速なスミア回収特性ばかりでな(、許容し得るいわゆる”光沢の厚さ”も同様に 有する家具用つや出し組成物を提供するものである。 上記並びに他の本発明の目的、特徴及び利点は下記要約及び詳細な説明によれば 当業者に容易に明らかになるであろう。 の ・ 六 このように本発明の1態様は、家具及び類似の家庭用アイテムのための表面処理 エマルジョン組成物に関する。 詳細にはエマルジョン組成物は水、少なくとも1種の炭化水素溶媒、少なくとも 1種の界面活性剤及び少なくとも1種のコーポリマーシロキサンを含み、ここで は一般式: を有するポリ(ジメチル)コーポリ(メチルアルキル)シロキサンコーポリマー を意味し、式中Aは10〜20個の炭素原子を有するアルキル基であり、ここで 上記コーポリマーシロキサンは重量平均分子量約2.500〜約4.000、粘 度約20〜約200センチボイズを有し、“W″Mは上記コーポリマーシロキサ ンの約70〜約91モル%であり、 “X”値は約9〜約30モル%である。 また本発明のもう1つの態様は、家具及び類似の家庭用アイテムのためのもう1 つの表面処理エマルジョン組成物に関する。上記で簡単に開示したものと比べて このエマルジョン組成物は少なくとも1種の炭化水素溶媒、少なくとも1種の界 面活性剤及び少なくとも1種の他のコーポリマーシロキサンを含み、ここでは一 般式・を有するポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサンコ ーポリマーを意味し、式中Bは(CH3〜10の整数でありLは一〇−又は−C OO−であり、nは0又は1〜3の整数であり、Rは−H1−CH3又は−c2 H5であり、ここでコーポリマーシロキサンは重量平均分子量約i、ooo〜約 4.000、粘度約10〜約250センチポイズを有し、 “y”値は第2の上 記コーポリマーシロキサンの約62〜約92モル%であり、 “2−値は約8〜 約38モル%である。 このように第2の上記コーポリマーシロキサンは、後の部分が少なくとも1個の メチル基及び少なくとも1個の酸素基を含んでいるので、ポリ(ジメチル)−コ ーポリ(メチル、酸素含有)シロキサンコーポリマーが特徴である。 上記によればまた家具及び類似の家庭用アイテムのための他の表面処理エマルジ ョン組成物は上記で概略したコーポリマーシロキサンの組合わせを含む。 我々は上記で述べた先行技術文献に関して調査した上記シロキサンコーポリマー と比較した場合、上記でまとめたコーポリマーシロキサンが驚くべき予期しない スミア回収特性を有することを見出した。 る− のン このように本発明のつや出し組成物の1実施態様は、水、少なくとも1種の炭化 水素溶媒、少なくとも1種の界面活性剤及び少なくとも1種のコーポリマーシロ キサンを含む。 本発明のコーポリマーシロキサンは、ポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアル キル)シロキサンコーポリマー、ポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含 有)シロキサンコーポリマー及びその組合わせからなる群から選択される。 更に詳細には本発明のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサ ンコーポリマーは一般式二式中Aは10〜20個の炭素原子を有するアルキル基 であり、ここでコーポリマーシロキサンは重量平均分子量約2.500〜約4. 000、粘度約20〜約200センチポイズを有し、 “w”値はコーポリマー シロキサンの約70〜約91モル%であり、 “X−値は約9〜約30モル%で ある。 (従って上述の“X゛と°W”モル%値は一緒に加えると100%に等 しい)更に好ましいポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサン コーポリマーは、 “W“値(結合したジメチル基を有するシリコン原子のモル %)コーポリマーシロキサンの約85〜約95モル%及び“X″値(結合した少 なくとも1個のCIO〜C20アルキル基を有するシリコン原子のモル%)コー ポリマーシロキサンの約5〜約15モル%を有する。 また更に好ましいポリ (ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサン コーポリマーは、重量平均分子量約2.500〜約3.500、粘度約25〜約 250センチポイズ、 “W”値約90モル%及び“X”値約10モル%を有す る。 これらの好ましいポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサンコ ーポリマーのアルキルラジカル(上記式で“A”として示される)としては、偶 数のアルキル基のみを含み従ってこのシロキサンコーポリマーは10、12.1 4.16、18又は20個の炭素原子のみを有する。 本発明のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサンコーポリ マーは一般式:あり、ここでiは3〜10の整数であり、Lは一〇−又は−〇〇 〇−であり、nはO又は1〜3の整数であり、Rは−H5−CH3又は−C,H 5であり、ここでコーポリマーシロキサンは重量平均分子量約1.000〜約4 .000、粘度約10〜約250センチボイスを有し、“y”値はコーポリマー シロキサンの約62〜約92モル%、 “Z”値は約8〜約38モル%である。  [従って個々のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサン コーポリマーの上述の“y−及び“Z”モル%値は一緒に加えると100%に等 しい、]更に本発明の範囲内でB”側鎖内に示されるCI(2CH20基をCH 2CH2CH20又はCH2CH(CH3)Oに置き換えることができることが 考久られる。 更に好ましいポリ (ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサンコ ーポリマーは、粘度約20〜約110センチポイズ、 y”値(結合したジメチ ル基を有するシリコン原子のそル%)コーポリマーシロキサンの約85〜約95 モル%、及び“Z”値(結合したメチルと酸素含有基を有するシリコン原子のモ ル%)コーポリマーシロキサンの約5〜約15モル%を有する。 また更に好まし、いポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサ ンコーポリマーは、重量平均分子量約3.000〜約3.500及び粘度約20 〜約100センチボイスを有する。更に好ましいコーポリマーシロキサンは“R °値−CH3又は−C2H5を有する。 また他の特に好ましいポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキ サンコーポリマーの特定の具体例を下記実施例に記載する。 代表的には本発明のコーポリマーシロキサンは特定の組成物(噴射剤は除()の 全重量に基づき約0.5〜約50重量%の量で用いられ、約1〜約10重量%の 濃度が好ましく、約1〜約5重量%の濃度が更に好ましい。 この特定の組成物に使用されるコーポリマーシロキサンの濃度は重要ではない、 実際に当業者は特定のコーポリマーシロキサン量が、一般的に個々の組成物に含 まれる特定の他の成分の相対比率に従って指示されることを十分理解することが できる。 この事は本発明の組成物の他の成分の各々にも当てはまる。即ち下記で更に詳細 に述べられる他の成分の濃度は重要でなく、本発明を例示するためにのみ示され る。 本発明のエマルジョンつや出し組成物は、水中油型(即ちいわゆる“ウォーター アウト”)エマルジョン又は油中水型(即ちいわゆる“オイルアウト”)エマル ジョンであることができる。当業者は所望のタイプのエマルジョンを生成させる ために適切な界面活性剤(又は乳化剤)又は界面活性剤(又は乳化剤)を容易に 選択することができる。 ”エマルジョン”とは、一般的に乳化剤(又は界面活性剤)と呼ばれる少量%の 物質によって懸濁液中に保持される2種以上の相互に混ざる液体の安定な混合液 を意味するものとして認められることは当業者には十分理解することができる。 更にエマルジョンは全て連続相と連続相中に全体に亘って分散される不連続相か らなることが特徴である。 本発明のエマルジョンつや出し組成物において、下記炭化水素溶媒及び界面活性 剤は代表的に家具用つや出し組成物に従来用いられているものである。従って本 発明に関する限り重要な成分は、ポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル )シロキサンコーポリマー、ポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有) シロキサンコーポリマー又はこの両シロキサンコーポリマー(両方を含む特定の つや出し組成物として)である。 一般的に溶媒は代表的には基質面から溶媒可溶残留物を取り除くために従来のつ や出し組成物に使用される。 従って最適結果を得るために本発明のエマルジョンつや出し組成物の製造に使用 される溶媒は、組成物を基質面に塗布した後急速に乾燥するように十分揮発性で なければならず、また基質面に組成物の所望の展着(所望の塗膜を与えるために )が起こる前に早まって乾燥するような揮発性ではならない。 従って本発明の原理に従って特に有効と考えられる溶媒は、いわゆる“カウリブ タノール“価約20〜約50を有し、沸点範囲約60〜約210℃、好ましくは 約9S〜約150℃を有する。 更に現在は種々の市販のイソパラフィン炭化水素溶媒、例えばExxon Co rporationから−l5opar+ブランドで市販のもの及びPh1ll fps Petroleus+ CorporationからS。 ltrolg”ブランドで市販されているイソパラフィン型炭化水素溶媒が実施 的に臭いがないために好ましい。 本発明の原理によれば他の適切な炭化水素溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン及 びいわゆる−5toddard−溶媒が挙げられる。 更にその上程々の上記炭化水素溶媒は別個にあるいは組合わせて使用することが できろ。 炭化水素溶媒はエマルジョンつや出し組成物(噴射剤が存在する場合これを除く )の全重量に基づき約0. 15〜約90重量%の量で存在させることができる 。しかしながら炭化水素溶媒は約1.0〜約25%の量で存在させることが好ま しく、約5〜約20重量%が更に好ましい。 上記で簡単に述べたように全てのエマルジョンは連続相と不連続相からなる0本 発明のエマルジョンつや出し組成物に存在させる界面活性剤(又は乳化剤)の量 は重要ではないが、このようなエマルジョンつや出し組成物には不連続相を連続 相中に有効に分散させるために界面活性剤(又は乳化剤)量又は界面活性剤(又 は乳化剤)の組合わせ量を含めなければならないことは理解されるべきである。 従って本発明の目的に有効な界面活性剤(又は乳化剤)としては家具表面に塗布 するための市販のつや出し剤に一般に用いられる通常の非イオン、カチオン及び アニオン界面活性剤(又は乳化剤)が挙げられる。このような従来の界面活性剤 は単独で又は組合わせて用いることができる。 本発明の好ましい実施態様ではある種の通常の非イオン界面活性剤並びに通常の 非イオン界面活性剤のある種の組合わせが、望ましいエマルジョン安定特性を与 えるために用いられる0本発明の目的に適切な通常の非イオン界面活性剤(又は 乳化剤としてはオレイン酸とラウリン酸のいわゆる“ソルビタン”エステル、2 0以下のエトキシ単位を有するポリエトキシル化ソルビタンエステル、脂肪形成 脂肪酸のモノグリセリド及びジグリセリド及びその組合わせがあるがこれらに限 定されない。 他の好ましい市販の非イオン界面活性剤(又は乳化剤)としては、現在ICI  A■erieasで市販されているある種の“5pan”ブランド及” Tve en”ブランド両乳化剤及び現在Mona Industries、Inc、で 市販されている一Monarmid −ブランドの乳化剤がある。このような乳 化剤の個々の例としては”5PAN80”ブランドとしてICI^merica s。 Inc、で販売されているソルビタンモノオレエート、 “5PAN20”ブラ ンドとしてICI^−ericas、Inc、で販売されているソルビタンモノ オレエ−ト及び“5PAN40”ブランドとしてICI A園ericas、  Inc、で販売されているソルビタンモノパルミテートがある 、上述の種々の界面活性剤(又は乳化剤)の混合液もまた所望されるならば本発 明の原理に従って使用することができる。 更に下2の通常のカチオン界面活性剤又は乳化剤も本発明の目的に適切であるこ とが予想あるいは予期される。 これらには第四級アンモニウムハロゲン化物、第四級アンモニウム硫酸塩のよう なある種第四級アンモニウム化合物、エトキシル化され約2〜約10モルのエチ ルオキシドを有するいわゆる”脂肪酸−アミン及びアミンの塩酸塩又は酢酸塩並 びにエトキシル化され、2モル以上のエチレンオキシドを有するアミンを含む、 上記界面活性剤(又は乳化剤)の混合液もまた所望されるならば、当業者は本発 明の原理に従って使用することができる。 本発明の目的に適切な通常のアニオン界面活性剤又は乳化剤としては、ある種の 硫酸塩(例えばラウリル硫酸ナトリウム及びアルキルエーテル硫酸ナトリウム) 、ポリエチレングリコール部分が結合しているスルホコハク酸塩及びアルキルア リールスルホン酸塩が挙げられる。 上記界面活性剤(又は乳化剤)の混合液もまた所望されるならば本発明の原理に 従って使用することができる。 このように上述の界面活性剤は臨界的ではないがエマルジョンつや出し組成物( 噴射剤が存在する場合にはこれを除く)の全重量に基づいて約0、1〜約lO重 量%の量で本発明の組成物に存在させることができ、約0゜2〜約1. 2重量 %が好ましい。 本発明のエマルジョンつや出し組成物は、エマルジョンの主成分として水を含む 1本発明のエマルジョンつや出し組成物に水を存在させると膜が基質面に塗布さ れる際、生じたエマルジョンつや出し組成物の膜の“レベリング−を助けること が見出された。更に水が存在するとこうして処理された基質面に存在するいかな る水に可溶な汚れ粒子も取り除く傾向がある。従って水は一般的に上記で述べた 有効成分を考慮するとエマルジョンつや出し組成物の平衡を調製し、従って水の 平衡量は組成物(噴射剤が存在する場合にはこれを除()の全重量に基づいて約 2〜約99重量%の量で存在させ、約66〜約93重量%の濃度が好ましい。 上記で概略したように本発明の最も好ましいエマルジョンつや出し組成物はろう を全く含まない、しかしながら情況によっては比較的少量のろうを特定の処方に 使用することは望ましいことである。従ってエマルジョンつや出し組成物の全重 量に基づいて、約0. 1〜約0.5重量%のろうが本発明のエマルジョンつや 出し組成物に使用される。従って本発明の目的に適切な通常のろうとしては、微 晶性ろう及び石油ろうのようなある種の合成ろう並びにカンデリラ及びカルナウ バろうのようなある種の天然ろうが挙げられるがこれらに限定されない。 また香料及び防腐剤に限らないが、これらを含めた他のよく知られた添加物が本 発明のエマルジョンつや出し組成物に加えられる。香料は代表的には例えば所望 の芳香を与えるために加えられる0本発明の目的に適切な通常の香料は当業者に よく知られており、従ってここで詳しく記載する必要はない、含められる香料の 量は所望の強さの芳香を与えるのに有効な量で存在させる。このような芳香の量 は例えばエマルジョンつや出し組成物(噴射剤が存在する場合にはこれを除() の全重量に基づいて約0.05〜約1重量%の範囲であることができる。 防腐剤代表としてホルムアルデヒドは一般的に本発明のエマルジョンつや出し組 成物のある種の処方を含む包装内の望ましくない細菌作用を抑制あるいは防止す るために用いられる。このような防腐剤を存在させるのはこうして処方したエマ ルジョンつや出し組成物製品の貯蔵寿命を延長させるためであることは当業者は 十分理解することができる。更に通常よく知られている種々の第四級化合物もこ のような目的に使用することができる。 本発明のエマルジョンつや出し組成物は例えば適切な量の液状又はガス状噴射剤 を含む種々のよく知られた通常の加圧系を用いて基質面に直接塗布することがで きる。 特にエマルジョンつや出し組成物は、通常のポンプ噴霧器のようなよく知られて いる噴霧手段を用いて基質面に直接塗布することができる。更にエマルジョンつ や出し組成物はみがき布又は他の適切な手段を用いて家具表面に塗布することが できる。 更にその上、本発明のエマルジョンつや出し組成物は、エマルジョンつや出し組 成物に用いられる個々のコーポリマーシロキサン化合物又は化合物混合物に左右 されるがエアロゾルの形で供給することができる。このようなエアロゾル形態を 製造するためにエマルジョンつや出し組成物(これに適切なコーポリマーシロキ サン化合物又は化合物混合物を含有する)を通常のエアロゾル容器に入れた後エ アロゾルパルプで蓋をする。その後有効量の適切な通常の噴射剤を容器内に所望 の圧力を得るために既知の方法でエアロゾル容器に加える。従ってこの噴射剤の 圧力は、エアロゾルバルブを介して所望の方法のスプレーとしてエアロゾル容器 に含まれる成分を実質的に完全に排出することができるのに十分でなければなら ない、用いられる種々の適切な通常の噴射剤としてはイソブタン、n−ブタン及 びプロパンのようなよく知られた液化炭化水素噴霧剤ガス及びジフルオロエタン 及びE、I。 Du Pant de Nemours & Go、で販売されている一Fre on *ブランドの噴霧剤のようなよく知られているハロゲン化炭化水素が挙げ られる。ハロゲン化炭化水素と他の炭化水素の混合液も所望されるならば本発明 の原理に従って用いられる。 本発明のエアロゾルエマルジョンつや出し組成物は、代表的には本発明のエマル ジョンつや出し組成物を含むエアロゾルの全重量に基づいて約5〜約30重量% の噴霧剤を含有する。噴霧剤の重量%又は濃度は重要ではなくて所望の最終用途 により広く異なることができる。 更に本発明のつや出し組成物を製造する厳密な方法は重要ではない、従って上述 の種々のエマルジョンつや出し組成物の添加順序及び/又は方法は一般的に異な り、典型的にはこのように処方され製造される個々のエマルジョンつや出し組成 物の品質に影響は及ぼさない0本発明のエマルシコンつや出し組成物の種々の実 施態様を製造するために代表的には油中水型及び水中油型エマルジョンつや出し 剤を生成させる従来の手法が用いられる。 本発明のいわゆる“ろうを含まない”エマルジョンつや出し組成物の実施態様は 既知のいわゆるーコールドブレンド法を用いて製造される0本発明の目的に適切 な通常の1コールドブレンド処理法は油相成分(即ち炭化水素溶媒、ポリシロキ サン、界面活性剤及び存在させるならば香料)を好ましくは攪拌手段を備えた適 切な寸法の容器に充填し、その後均−な混和物が得られるまで油相成分を混合す ることからなる。水及び他の水相成分(例えば防腐剤)は次に中位の程度か量の 攪拌を維持しながら容器に徐々に加λてエマルジョンつや出し組成物を製造する 。こうして製造したエマルジョンつや出し組成物を安定化させることが必要な場 合には、得られた組成物は例えばこのエマルジョンつや出し組成物を3/64イ ンチの直径のオリフィスを介して60〜80 psi圧でオリフィスに滴下する ことを用いて通過させることによりホモジナイズすることができる。 ろうが本発明のエマルジョンつや出し組成物の1成分である場合には最初の油相 成分と加えられ、次いで得られた混合液はろうを十分溶融し、均一な混合液を十 分得る温度まで加熱される。水及び他の成分を加えた後、ろう含有組成物は室温 (即ち25℃)まで冷却あるいは放置され好ましくはその後ホモジナイズされる 。 また本発明の他の態様、利点及び特徴は下記実施例を再検討すると明らかになる であろうが、これらの実施例は具体的に説明するものであり、添付の請求の範囲 で定義したほかは本発明の範囲を制限するためのものではない。 ここで示される%は全て特にことわらない限り全組成物の重量による。 下記実施例には本発明のエマルジョンつや出し組成物の特定の好ましい実施態様 が示される。また先行技術の数種のポリシロキサンに関して本発明のコーポリマ ーシロキサンの比較試験を証明する特定の比較例が示される。 本発明の代表的エマルジョンつや出し組成物は下記をコーホ°す7−シロキサン  0. 5−50 1−10炭化水素溶媒 0. 15−90 5−20界面活 性剤 0. 1−10 0. 2−1. 2水 2−99 67−94 添加物 0−50 0−2 本発明の好ましい具体的実施態様を下記表1−5に示す、下記に示される数値は ここに含めた種々の重量濃度(即ち全組成物の重量%)を表わす。 表 1 二 ネ°リ (シ゛メチル) −コ一本゛リ (メチルアルキル)シロ  ン工フルシ′ ンつ 炎上 1」し丘 ネ°リ (シ゛メチル) −コ一本°リ (メチルアルキル)′°キサン° 4 . 6 ソルヒ゛タン干ノオレエートb 0.45ネ゛リオキシエチレン20ソルヒ゛タ ンモノオレエートCO,02香料 0. 4 イソ八°ラフイン炭化水素d 19.2ホルム1ルテ゛ヒト“ 0. 20 本2 75.13 脚−註一二 a、ポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサンは重量平均分子 量2852を有するポリ(90モル%)ジメチル−コーポリ(10モル%)メチ ルヘキサデシルシロキサンとした。 b、使用したl界面活性剤ソルビタンモノオレエートは5PAN80ブランド界 面活性剤とした。 C8使用した他の界面活性剤、ポリオキシエチレン2゜ソルビタンモノオレエー トはTWEEN80ブランド界面活性剤とした。 d、使用したイソパラフィン炭化水素、 l5oparCブランドイツパラフイ ン炭化水素は引火点40” Fである。 表1で示した処方で使用することができるコーポリマーシロキサンとしては、重 量平均分子量約2,500〜約4.000、粘度約20〜約200センチボイス 、 ”X”値(少なくとも1個の01゜〜C20アルキル基が結合しているシリ コン原子のモル%)約9〜約30モル%を有するポリ(ジメチル)−コーポリ( メチルアルキル)シロキサンを含む。 表 2 二 本°リ (シ゛メチル) −コ一本°リ (メチル、酸素含有 ) シロキサンつ 成二分 IJL及 本゛リ (ジメチル) −ゴーネ°リ (メチル、酸素含有)シロキサン” 5 .00 ソルヒ゛タンモノオレエート’ 0.50本°リオキシエチレン20ソルヒ゛タ ンモlオレエート感 0. 02香料 0.30 イソ八°ラフイン炭化水素h 12.00本ホルムルテ゛ヒト 0. 20 e、使用したポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサンは重 量平均分子量3224を有するポリ(91モル%)ジメチルコーポリ(9モル% )メチルエトキシエトキシエチルウンデカノアチルシロキサンとした。 f、使用したl界面活性剤は5PAN80ブランド界面活性剤とした。 g、使用した他の界面活性剤、ポリオキシエチレン20ソルビタンモノオレエー トはTWEEN80ブランド界蘭活性剤とした。 h、使用したイソパラフィン炭化水素は引火点40°Fを有するl5oparC ブランドイツパラフイン炭化水素とした。 表2で示した処方に使用することができるコーポリマーシロキサンとしては、重 量平均分子量約1.000〜約4.000、粘度約10〜約250センチポイズ 、 “Z”値(少なくとも1個のメチル及び酸素含有基が結合したシリコン原子 のモル%)約8〜38モル%を有するポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸 素含有)シロキサンコーポリマーを含む。 比」E二」klし医 本発明のコーポリマーシロキサンを使用することで得られたエマルジョンつや出 し組成物の優れたスミア回収特性を証明するために、特定のスミア回収試験を行 なった。これらのスミア回収比較試験の結果は、従来のシロキサンに比べて本発 明のコーポリマーシロキサンが与λたスミア回収時間の相対的短縮を明らかに示 している。 スミア回収比較試験は特に電磁駆動のばねに荷重されるスウィングアームを特別 に用意したklurakamiブランドのゴニオフォトメーターを使用して行な った。直径220ミクロン又は320〜325ミクロンの市販のモノフィラメン トの平行線維をスミア原因媒体として使用した。 各基質塗布膜の15°入射鏡面反射率をスミア後の時間の関数としてモニターし た。膜を通常の2.25平方インチのニトロセルロースラッカーコートガラスス ライドにキャストした。ガラススライドの裏を黒色ラッカーでコートして、これ らのガラススライドの裏面からの反射を防いだ、スミア回収%は膜がスミアされ る前の鏡面反射率と比較した鏡面反射率%として測定した。 で − 透明薄膜のスミア回収の定量方法は次の通りである。 電磁駆動のスウィングアームを特別に用意したMuraka■iブランド、GP −I R型の市販のゴニオフォトメーターを使用した。3/4インチ幅のスミア 媒体をスウィングアームに取り付けた。スミア媒体は直径220又は300〜3 25ミクロンの市販のモノフィラメント線の複数の接触する平行線維からなって いる。この各繊維は伸びた一般的に線状部分と線状部分の一端に単一の一般的に “C”形部分を構成している。この各々のモノフィラメント線繊維は一般的に試 験基質クーポンに関して、一般的に線状の線維部分が一般的に試験基質に垂直で あり、一方モノフィラメント線維のカーブした部分が試験基質の表面にあるよう に配置された。 従って複数の各々の繊維のカーブした部分は各々のフィラメントのカーブした部 分が基質と接触するように配置されてスミアされている試験基質面上での複数の 繊維の実質的に完全な接触を確めた。 各試験基質は屈折率約1,50〜1.52を有する2゜25x2.25インチ平 方の厚さ1/8インチ片の透明なガラスからなる。この方法にとってラッカーと ガラスがほぼ同じ屈折率値を有することは重要である。更にこの各々の透明なガ ラス片を高光沢ニトロセルロース含有家具用ラッカー1.25gでコートした。 このラッカーには約213重量%の不揮発物質を含めた。ラッカー塗布ガラスを 平な面を上にした時計皿の下で徐々に硬化してガラス片の滑らかな均一な仕上を 確めた。こうして各ガラス試験スライドの裏を黒色ラッカーでコートしてその面 からの反射を取り除いた。各ガラス片のラッカー塗布側は屈折率1.5〜1.5 3を有した。 こうしてコートしたこの各ガラススライドを0.01謹gまで量ることができる 通常の分析用天秤で量った。その後各ガラススライドを通常のスピンコーターに 入れた。 次いで試験コーポリマー組成物の5重量%不揮発性溶液を試験スライドに流した 0次いで溶液塗布試験スライドを直ちに500〜2500回転/分で溶媒がそこ から蒸発するまで回転させた。その後こうして処理したガラススライドの重量を ノートして析出したコーポリマーシロキサンの重量を差によってめた8次いでこ うして析出した残留膜の厚さを数学的に決定した。 このように処理した各試験スライドをゴニオフォトメーターの試料ホルダーに挿 入し、次いで試験表面の15゜入射鏡面反射率を直接測定した。試験膜をスミア するために電磁駆動アームを活動させた。スミアすると試験塗膜の鏡面反射の減 少が生じた。こうして妨害された塗膜がそのもとの反射の95%まで回収するの にかかる時間を定量するために塗膜の鏡面反射率を時間の関数としてモニターし た。 下記表3は本発明の特定のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロ キサンコーポリマー及び本発明のコーポリマーシロキサンと比較される先行技術 のある種のポリジメチルシロキサンの鏡面反射の95%回収に対する時間を表わ す。 表3: スミア回収、比較データ ネ°リ (ジメチル) −コ一本゛リ (メチルアルキル)シロ材ン !h 1  2737 68 10%/C,,2シロキサン 1に2 2834 67 1 0%IC+ 2 2シロ材ン N13 2932 57 10%/CI4 1シ ロキナン Fk4 2951 6δ lO%/CI 61シロ4サン & 5  3127 78 10%IC+ s 1シロキサン !に6 3224 >11 9 10%/C2Q 2シロキサン k7 3900 182 30%/CI4  5シロキ伊ン “ A ” j 2000 19 −−−/−−−20■、ス ミア回収はもとの反射率の95%まで回収するのに必要とされる時間を秒で表わ す、直径320ミクロンのスミアパターンを使用する鏡面反射率定量方法が上記 方法で更に詳細に示される。 59表3で確認した先行技術のポリシロキサンはCurrieの米国特許第2. 523.281号の実施例1及び4、Curie等の米国特許第2.698.8 05号の実施例5〜7に開示されるポリシロキサンと同じものである。この先行 技術のポリシロキサンでは表3に挙げた“X”及び”A”値は存在しない。 シロキサンl&L1はポリジメチル−コーポリメチルデシルシロキサンコーポリ マーである。シロキサン麹2はポリジメチル−コーポリメチルドデシルシロキサ ンコーポリマーである。シロキサン胤3はポリジメチル−コーポリメチルテトラ デシルシロキサンコーポリマーである。 シロキサン弘4はポリジメチル−コーポリメチルヘキサデシルシロキサンコーポ リマーである。シロキサン!&lL5はポリジメチル−コーポリメチルオクタデ シルシロキサンコーポリマーである。シロキサンlk6はポリジメチルーコーポ リメヂルエイコセニルシロキサンコーポリマーである。シロキサンN17はポリ ジメチル−コーポリメチルテトラデシルシロキサンコーポリマーである。先行技 術化合物である両シロキサン“A”及び“B”はポリジメチルシロキサンポリマ ーである。 上記表3で示した結果は本発明のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル )シロキサンコーポリマーのスミア回収特性が、先行技術のポリジメチルシロキ サンより匹敵しつる分子量において優れていることを証明する。先行技術のジメ チルシロキサン含有組成物が20〜30秒を必要とするのに比べて、本発明の組 成物は全て5秒以下で最初の鏡面反射率の95%まで回収する。 表3で挙げたポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサンコーポ リマーは、市販のポリジメチル−コーポリメチルヒドロシロキサン前駆体と市販 のα−オレフィンからよく知られているヒドロシリル化反応を用いて製造した。 更に詳細にはシロキサンコーポリマーの合成はポリジメチル−コーポリメチルヒ ドロシロキサン(Petrarch 5ystes、Inc、Dow (:or ning又はGeneral Electricから入手しつる)と長さの異な るα−オレフィン(Aldrichから入手しつる)のよ(知られているヒドロ シリル化反応によって行なった。磁気攪拌棒、コンデンサー及び塩化カルシウム 管を備えた丸底フラスコを乾燥トルエン中反応物(10%モル過剰までのα−オ レフィン)の50重量% 5溶液を充填した0次いでジグリム/イソプロパツー ル中ヘキサクロロ白金(IVI酸の溶液を反応混合液に加えた( 150 pp m Ptl 、次いでこの反応混合液を60℃で3時間攪拌した。この反応後、 得られた混合液を活性炭と1時間還流し熱濾過した。最後に溶媒と過剰のα−オ レフィンを0.5■a+Hgの減圧下100℃において除去した。 反応は完結まで進行し、赤外線スペクトルの約2160cm−’に5i−H吸収 が存在しないことで証明された。精製ポリマーの残留α−オレフィンは気液クロ マトグラフィーで定量した。こうして製造された全シロキサンコーポリマーにお いて残留α−オレフィンは4重量%以下であった。 また更に詳細には表3で示したシロキサンを製造するために用いられる反応物は 下記の通りである。 シロキサン&lの製造においてヒドロシロキサン前駆体は、ポリ(90%)ジメ チル−コーポリ(10%)メチルヒドロシロキサンとし、α−オレフィンは1− デセンとした。シロキサン漱2の製造において、ヒドロシロキサン前駆体はポリ (90%)ジメチル−コーポリ(10%)メチルヒドロシロキサンとし、α−オ レフィンはl−ドデセンとした。シロキサン漱3の製造においてヒドロシロキサ ン前駆体は、ポリ(90%)ジメチル−コーポリ(10%)メチルヒドロシロキ サンとし、α−オレフィンはl−テトラデセンとした。シロキサン胆4の製造に おいてヒドロシロキサン前駆体は、ポリ(90%)ジメチル−コーポリ(10% )メチルヒドロシロキサンとし、α−オレフィンはl−へキサデセンとした。シ ロキサン隘5の製造においてヒドロシロキサン前駆体は、ポリ(90%)ジメチ ル−コーポリ(10%)メチルヒドロシロキサンとし、α−オレフィンは1−オ クタデセンとした。シロキサンl&L6の製造においてヒドロシロキサン前駆体 はポリ(90%)ジメチル−コーポリ(10%)メチルヒドロシロキサンとし、 α−オレフィンは1−エイコセンとした。シロキサン胆7の製造においてヒドロ シロキサン前駆体は、ポリ(70%)ジメチル−コーポリ(30%)メチルヒド ロシロキサンとし、α−オレフィンは1−テトラデセンとした。 下記表4は本発明の特定のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シ ロキサンコーポリマーから製造されたエマルジョンつや出し組成物の鏡面反射の 95%回収を得るのに必要な時間を、先行技術の特定のポリジメチルシロキサン から製造した特定のエマルジョンつや出し組成物の鏡面反射回収時間と比較して 示す。 シロキサンt8〜15として表4で挙げたポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル 、酸素含有)シロキサンは各々“L”値として−Co〇一部分、 “R”値とし て−C2H5ラジカルを有した。 表 4 = スミア回収 比較試験 : 本°リ (ジメチル) ズ一本゛リメ チル SOfン 分子量 ヤンチ本°イ 秒 ムLt1ムーー生ニュlニ ス゛ シaキ1ン N18 3968 30 8%10/10 6シロキサン 勤、9  4142 28 8%/l/10 4シロキサン &10 4316 35  8%/2/10 4シロキサン Ikll 4490 71 8%/3/10  5ンロキサン 漱 12 2914 37 10%10/10 0.2シロNサ ン 勤、13 3051 78 10%/l/10 0.4シロキサン Ik1 4 3189 110 10駕/2/10 1シロ4f7 魔 15 3327  100 10% 310 1シロキサン − C+ ’ 3780 48 − −−−−−24.9睡」L工 に、スミア回収はもとの反射率値を95%まで回収するために必要とされる時間 を秒で表わす、直径220ミクロンのスミアパターンを使用する鏡面反射率定置 方法が上記方法で更に詳細に示される。 1、表4で確認した先行技術のポリシロキサンは、Curtieの米国特許第2 .523.281号の実施例1と4、Currie等の米国特許@2.698. 805号の実施例5〜7に開示されているポリシロキサンと同じものである。 この先行技術のポリシロキサン及び表4で示した先行技術のシロキサンには−R ”、 “L−1”Z”、 “n−及び“i”値は存在しない。 シロキサン胤8はポリジメチル−コーポリメチルエチルウンデカノアチルシロキ サンコーポリマーである。シロキサン胤9はポリジメチル−コーポリメチルメト キシエチルウンデカノアチルシロキサンコーポリマーである。 シロキサン&10はポリジメチルーコーポリメチルエトキシエトキシエチルウン デカノアチルシロキサンコーポリマーである。シロキサンN11lはポリジメチ ル−コーポリメチルエトキシエトキシエトキシエチルウンデカノアチルシロキサ ンコーポリマーである。シロキサンNa12はポリジメチル−コーポリメチルエ チルウンデカノアチルシロキサンコーポリマーである。シロキサン随13はポリ ジメチル−コーポリメチルメトキシエチルウンデカノアチルシロキサンコーポリ マーである。シロキサン−14はポリジメチルーコーポリメチルエトキシエトキ シエチルウンデカノアチルシロキサンコーポリマーである。シロキサン賑15は ポリジメチル−コーポリメチルエトキシエトキシエトキシエチルウンデカノアチ ルシロキサンコーポリマーである。先行技術化合物のシロキサン−〇”はポリジ メチルシロキサンポリマーである。 上記シロキサン1〜7を製造するために使用した方法は下記を除いてシロキサン 8〜15を製造するためにも使用した。 シロキサン漱8はポリ(92%)ジメチル−コーポリ(8%)メチルヒドロシロ キサンとエチルウンデセノエートと言われる酸素含有化合物から製造し、ここで このタイプの酸素含有化合物のよく知られている製造方法は1981年に出版さ れたPractical Drganic ChemistryのVogelの テキスト第4版の512頁に示されている。シロキサン!&L9はポリ(92% )ジメチル−コーポリ(8%)メチルヒドロシロキサンとメトキシエチルウンデ セノエートと言われる酸素含有化合物から製造され、ここでこのタイプの酸素含 有化合物のよく知られている製造方法は上記Vagelテキストに示される。シ ロキサンIhl0はポリ(92%)ジメチルコーポリ(8%)メチルヒドロシロ キサンとエトキシエトキシエチルウンデセノエートと言われる酸素含有化合物か ら製造され、ここでこのタイプの酸素含有化合物のよく知られている製造は上記 Vogelテキストに示される。シロキサンF&L11はポリ(92%)ジメチ ルコーポリ(8%)メチルヒドロシロキサンとエトキシエトキシエトキシエチル ウンデセノエートと言われる酸素含有化合物から製造され、ここでこのタイプの 酸素含有化合物のよく知られている製造方法は上記Vogelテキストに示され る。シロキサン血12はポリ(90%)ジメチル−コーポリ(10%)メチルヒ ドロシロキサンとエチルウンデセノエートから製造した。 シロキサン隘13はポリ(90%)ジメチル−コーポリ(10%)メチルヒドロ シロキサンとメトキシエチルウンデセノエートから製造した。シロキサンFh1 4はポリ(90%)ジメチル−コーポリ(10%)メチルヒドロシロキサンとエ トキシエトキシエチルウンデセノエートから製造した。シロキサン慰15はポリ (90%)ジメチル−コーポリ(10%)メチルヒドロシロキサンとエトキシエ トキシエトキシエチルウンデセノエートから製造した。 上記表4で示した結果は本発明のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含 有)シロキサンコーポリマーのスミア回収特性が、先行技術の示したポリジメチ ルシロキサンより匹敵しつる分子量において優れていることを証明する0表4の シロキサン胆8〜15は、先行技術のジメチルシロキサンが約25秒を必要とす るのに比べて全て6秒以下で最初の鏡面反射率の95%まで回収する。 下記表5は、本発明の特定の他のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含 有)シロキサンコーポリマーから製造したエマルジョンつや出し組成物の鏡面反 射の95%回収を得るのに必要な時間を、先行技術の特定のポリジメチルシロキ サンから製造した特定のエマルジョンつや出し組成物の鏡面反射回収時間と比較 して示す。 シロキサン胤16と17として表5で挙げたポリ(ジメチル)−コーポリ(メチ ル、酸素含有)シロキサンは各々”L”値として一〇一部分、 “R−値として −CH3ラジカルを有した。 表 5 : スミア回収、比較試験 二 ネ°リ (シ゛メチル) −コ一本″ リメチル、 シロ サン コ一本°リ コーネ°リ Z/n/i スミ17−7−粘度 値 回収1 シo4t7−D−” 2(10019−−7−1−−11シa4雫ン P&L  16 2734 22 12%/2/3 3ンロキサン Na17 3443  1g 12%/3/3 2シロキサン “ E ″ l′ 3780 48 − −−−−− 30脚二住 m、スミア回収はもとの反射率値を95%まで回収するために必要とされる時間 を秒で表わす、直径320ミクロンのスミアパターンを使用する鏡面反射率定量 方法が上記方法で更に詳細に示される。 n0表5で確認した先行技術のポリシロキサンは、Currieの米国特許第2 .523.281号の実施例1と4゜Currie等の米国特許第2.698. 805号の実施例5〜7に開示されているポリシロキサンと同じものである。 この先行技術のポリシロキサン及びシロキサン“D”及び”E“として表5で示 した先行技術化合物には“R−1”L”、 “Z”、 “n”及び“i″値は存 在しない。 シロキサン達1〜7を製造するために使用した方法は下記を除いて表5のシロキ サン虱16と17を製造するために使用した。 シロキサンFh16、ポリジメチル−コーポリメチルメトキシエトキシプロビル シロキサンはポリ(88%)ジメチル−コーポリ(12%)メチルヒドロシロキ サンとメトキシエトキシアリルと言われる酸素含有化合物から製造され、ここで この酸素含有化合物のよく知られている製造方法はKeogh及びKinzle rの米国特許第4.260.725号に示される。シロキサン胆17、ポリジメ チルーコーポリメトキシエトキシエトキシブロビルシロキサンは、ポリ(88% )ジメチル−コーポリ(12%)メチルヒドロシロキサンとメトキシエトキシエ トキシアリルと言われる酸素含有化合物から製造され、ここでこの酸素含有化合 物のよく知られている製造方法も米国特許第4.260.725号に示される。 先行技術の化合物の両シロキサン0D”及び−E”はポリジメチルシロキサンポ リマーである。 上記表5で示した結果は、本発明のポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素 含有)シロキサンコーポリマーのスミア回収が、先行技術の示したポリジメチル シロキサンより匹敵しつる分子量において優れていることを証明する。 表5の両シロキサン胤16と17は先行技術のジメチルシロキサンが11と30 秒を必要とするのに比べて3秒以下で最初の鏡面反射率の95%まで回収する。 これらのコーポリマーシロキサンの重量平均分子量の決定は供給者の文献に基づ いて計算し5i−Hのモル%を決定した。これらのコーポリマーシロキサンの粘 度はBrookfieldHB T −200型円錐平板粘度計、Brookf ieIdL V T型粘度計又はBohlinレオメータ−を用いて25℃にお いてめた。はとんどの粘度はBrookfield HB T−200粘度計を 用いた場合2 Orpmでめた。 コーポリマーシロキサンは2. 2. 4−トリメチルペンタン溶媒中コーポリ マーシロキサンの5重量%溶液を通常の2.25x2.25インチ平方のニトロ セルロースラッカーコート試験スライドにスピンコーティングして基質面に塗布 した。使用したスピンコーティング法は表面を溶液で浸し、スライドを500〜 250 Orpmで溶液を乾燥させながら回転させるものである。比較のため所 蓬の厚さを得るために条件を変えた(2000〜4000オングストローム)、 厚さは重量測定的にめた。 このようにして本発明のポリマーシロキサン、即ちポリ(ジメチ)−コーポリ( メチルアルキル)シロキサン及びポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含 有)シロキサンコーポリマーの上述の比較スミア回収データは特定の先行技術の ポリマーシロキサンと相対させて表3−5にまとめられる。 ここで記載したものはエマルジョンつや出し組成物の中で特に使用し得る2種の コーポリマーシロキサンである。ここで開示した新規なポリマーシロキサンは特 定のエマルジョンつや出し組成物に関して述べたが、本発明はここで開示した特 定のエマルジョンつや出し組成物に限定されない、実際に前述の説明は具体的に 説明したものであって限定として見なされるべきではない、従って本発明の前述 の詳細な説明に関して変更、変化又は改善が当業者に明らかとなることは予想さ れる。従ってこのような変更、変化及び改善は添付の請求の範囲の精神及び範囲 に属する限り本発明の一部をなすと見なすべきである。 要約 ポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサンポリマー、ポリ(ジ メチル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサンポリマー及びその組合わせ からなる群から選ばれるコーポリマーシロキサンを含有するエマルジョンつや出 し組成物を開示する。ポリ(ジメチル)−コーポリ (メチルアルキル)シロキ サンコーポリマーは式(I)。 CH3CH3A CH3(I) CH3−Si−0−[−31−01w −[−3i−Ol、−5i−CH31I  1 1 CH3CH3CH3CHg (式中、 −A”は10〜20個の炭素原子を有するアルキル基であり、 W゛ は70〜91モル%であり、 −X”は9〜30モル%である。) を有する。ポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸素含有〕シロキサンコーポ リマーは式(II) :CH3CH3B CH3(II) 1 1 1 j CH3−Si−0−[−5L−Ol、 −[−5t−Olz−5i−CH3CH 3CH3CH3CH3 ゜Rであり、ここで“i゛は3〜10の整数であり、 “L”は−〇−又は−C OO−であり、 −n−はO又は1〜3の整数であり、 −R″は−H1−CH ,、又は−02H5であり、 “y”は62〜92モル%であり、 “Z”は8 〜38モル%である。)を有する。 国際調査報告

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.水、少なくとも1種の炭化水素溶媒、少なくとも1種の界面活性剤及びポリ (ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサンポリマー、ポリ(ジメチ ル)−コーポリ(メチル、酸素含有)シロキサンポリマー及びその組合わせから なる群から選択される少なくとも1種のコーポリマーシロキサンを含み、ここで ポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサンポリマーが一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Aは10〜20個の炭素原子を有するアルキル基であり、wはポリ(ジメ チル)−コーポリ(メチルアルキル)シロキサンポリマーの約70〜約91モル %であり、xは約9〜約30モル%である。)を有し、ポリ(ジメチル)−コー ポリ(メチル、酸素含有)シロキサンコーポリマーが一般式:▲数式、化学式、 表等があります▼ (式中Bは(CH2)i(L)(CH2CH2O)nR、ここでiは3〜10の 整数であり、Lは−O−又は−COO−であり、nは0又は1〜3の整数であり 、Rは−H、−CH3又は−C2H5であり、yはポリ(ジメチル)−コーポリ (メチル、酸素含有)シロキサンコーポリマーの約62〜約92モル%であり、 zは約8〜約38モル%である。)を有する家具及び類似の家庭用アイテムのた めの表面処理エマルジョンつや出し組成物。
  2. 2.前記コーポリマーシロキサンが、ポリ(ジメチル)−コーポリ(メチルアル キル)シロキサンポリマーである請求項1記載のエマルジョンつや出し組成物。
  3. 3.xが10モル%であり、AがC10、C12、C14、C16、C18及び C20からなる群から選択される請求項2記載のエマルジョンつや出し組成物。
  4. 4.xが30モル%であり、AがC14である請求項2記載のエマルジョンつや 出し組成物。
  5. 5.前記コーポリマーシロキサンが、ポリ(ジメチル)−コーポリ(メチル、酸 素含有)シロキサンコーポリマーである請求項1記載のエマルジョンつや出し組 成物。
  6. 6.Lが−COO−であり、Rが−C2H5であり、iが10であり、zが8モ ル%又は10モル%である請求項5記載のエマルジョンつや出し組成物。
  7. 7.Lが−O−であり、Rが−CH3であり、iが3であり、zが12モル%で あり、nが2又は3である請求項5記載のエマルジョンつや出し組成物。
  8. 8.更にエアロゾル噴射剤を含む請求項1記載のエマルジョンつや出し組成物。
  9. 9.請求項8記載のエマルジョンつや出し組成物を含有するエアロゾル容器。
JP90507265A 1990-05-03 1990-05-03 コーポリマーシロキサンを含有する膜形成エマルジョンつや出し組成物 Pending JPH05508171A (ja)

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