JPH05507718A - 生物活性ペプチドおよびdnaギラーゼを阻害する抗生物質よりなる組成物と治療法 - Google Patents

生物活性ペプチドおよびdnaギラーゼを阻害する抗生物質よりなる組成物と治療法

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JPH05507718A
JPH05507718A JP91511793A JP51179391A JPH05507718A JP H05507718 A JPH05507718 A JP H05507718A JP 91511793 A JP91511793 A JP 91511793A JP 51179391 A JP51179391 A JP 51179391A JP H05507718 A JPH05507718 A JP H05507718A
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マゲイニン サイエンセズ インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は生物活性ペプチドおよび蛋白質、とりわけ生物活性ペプチドおよび蛋 白質、およびDNANクギゼを阻害する抗生物質を含む組成物と用途に関する。
この発明の一局面に従って、少(とも一つの生物活性両親媒性ペプチド及びもし くは生物活性蛋白質、およびDNANクギゼを阻害する抗生物質を含む組成物が 提供される。
この発明のも一つの局面に従って、イオンチャンネル形成ペプチドである少くと も一つの生物活性両親媒性ペプチドおよびもしくは生物活性蛋白質、およびDN ANクギゼを阻害する抗生物質が宿主に投与される一つの方法が提供される。
イオンチャンネル形成ペプチドあるいは蛋白質すなわちイオノフオアは、天然も しくは合成脂質膜を通過するイオンの透過性を増すペプチドあるいは蛋白質であ る。B、クリステンセン他によるPNAS (全米科学アカデミ−議事録)第8 巻、5072−76頁(1988年7月)では、ペプチドあるいは蛋白質がイオ ンチャンネル形成性を有するかどうか、従ってイオノフオアであるかどうかを示 す方法論が記載されている。ここで使用されるように、イオンチャンネル形成ペ プチドあるいはイオンチャンネル形成蛋白質は、クリステンセン他の方法により 定義されるイオンチャンネル形成性を有するペプチドあるいは蛋白質である。
両親媒性ペプチドは、疎水性および親水性ペプチド領域の双方を含むペプチドで ある。
生物活性ペプチドあるいは蛋白質、およびDNANクギゼを阻害する抗生物質が 宿主に投与されるこの発明の一局面に従って、その生物活性ペプチドあるいは蛋 白質およびDNANクギゼを阻害する抗生物質は単一組成物あるいは別個の組成 物として投与され、単一もしくは別個の組成物は、ペプチドもしくは蛋白質およ びDNANクギゼを阻害する抗生物質に加えて活性およびもしくは不活性の追加 物質を含むことがある。
この発明に使用されるイオンチャンネル形成ペプチドは、一般に中性p)(の水 に最小20 m g / m Qの濃度で可溶である。
加えて、この種のペプチドは非溶血性である。つまりペプチドは有効濃度で血球 を破裂させない。加えてこの種のペプチド構造は、ペプチド分子の可撓性を提供 する。ペプチドが水中にある際には、それは両親媒性の構造を執らない、ペプチ ドが油性表面あるいは油性膜に接すると、ペプチド連鎖はそれ自身の上に畳みこ まれて棒状構造となる。
一般にこの種のペプチドは少くとも16個のアミノ酸を有し、望ましくは少くと も20個のアミノ酸をもつ。一般にこの種のペプチドは40個以上のアミノ酸を 有することはない。
DNANクギゼは、普通のバクテリアDNAを複製するに際し1個々のらせん索 の間で結合を形成するのに含まれる酵素の一種である。か(してDNANクギゼ はバクテリアDNAの通常の復製に必要であり、従ってDNANクギゼを阻害す る抗生物質はバクテリアDNAの通常の復製を阻害するものとなる。
DNANクギゼを阻害する抗生物質の例としては、ナリジクス酸、オキツリニッ ク酸、ジノキサジン、およびキノロン系抗生物質、すなわちシプロフロキサシン 、ノルフロキサシン、オフロキサシン、エノキサシン、ペフロキサシン、ロメフ ロキサシン、フレロキサシン、トスルフロキサシン、テマフロキサシンおよびル フロキサシンなどが含まれる。下記のものがDNANクギゼを阻害する抗生物質 の代表例の構造式である。
ナリジクス酸は下記の構造を有する。
オキツリニック酸は下記の構造を有する。
DNANクギゼを阻害し、かつキノロン系抗生物質である抗生物質については、 下記の構造式が代表的である。
シプロフロキサシンは下記の構造を有する。
ノルフロキサシンは下記の構造を有する。
DNANクギゼを阻害する抗生物質については、「臨床および伝染1]W、B、  ソーンダース社(1987)に詳述されている。望ましい実施例としては、D NANクギゼを阻害する抗生物質はキノロン抗生物質であり、とりわけキノロン 抗生物質シプロフロキサシンが好適である。
イオンチャンネル形成生物活性両親媒性ペプチドあるいはイオンチャンネル形成 蛋白質、およびDNANクギゼを阻害する抗生物質の双方を使用するに際し、羊 −組成物あるいは別個の組成物として投与されあるいは用意されるとに拘らず、 標的細胞の成長を阻害しおよびもしくは妨げおよびもしくはinするのに有効な 量で使用される。事実キノロン抗生物質は、ペプチドあるいは蛋白質の作用を相 乗強化し、ペプチドあるいは蛋白質はDNANクギゼを阻害する抗生物質の作用 を相乗強化する。ここで使用される「相乗強化」という用語は、DNANクギゼ を阻害する抗生物質の量が標的細胞の成長を阻害するペプチドあるいは蛋白質の 最小有効濃度を低減するのに有効であり、また、ペプチドあるいは蛋白質の量が 標的細胞の成長を阻害するためにDNANクギゼを阻害する抗生物質の最小有効 濃度を低減するのに有効であることを意味する。
一般にペプチドあるいは蛋白質は0.05%から10%までの濃度で局所投与さ れる。全身投与される場合には、ペプチドあるいは蛋白質は、宿主の重量キログ ラムあたり1mgから500mgまでのペプチドあるいは蛋白質処方の提供で使 用される。
DNANクギゼを阻害する抗生物質は、一般に0.05%から10%までの濃度 で局所投与される。全身投与の場合にはDNANクギゼを阻害する抗生物質は一 般に1日宿主重量キログラム当り1.25mgから45mgの量で使用される。
この発明に従ってペプチドあるいは蛋白質およびDNANクギゼを阻害する抗生 物質の併用は、一つの抗生物質として有効であり、細菌などの微生物の成長ある いは増殖を阻害し、妨げ、あるいは破壊するために使用することができる。
その組成物はダラム陽性菌およびグラム陰性菌を含む数多くの微生物に対し、広 範な潜在抗生物質活性を有する。この種の組成物は、その組成物に対し敏感な生 体により生じる微生物感染を治療し制御するのに使用される。この治療は、微生 物感染を受容するあるいは密接な関係にある宿主の生体あるいは組織に対し、そ の種のペプチドあるいは蛋白質およびDNANクギゼを阻害する抗生物質の有効 殺菌量を投与することよりなこの組成物は細菌感染を受け易い物質の防腐剤ある いは消毒薬としても利用することができる。
この発明の組成物は外部火傷の治療に使用され、皮膚および火傷感染の治療およ びもしくは予防に使われる。特にその組成物は、必ずしもそれに限定されないが 、P、aeruginosa (緑膿菌)およびS、aureus (黄色葡萄 球菌)などの生体によりひき起こされる皮膚および火傷感染の治療に役立つ。
この種の組成物は眼の感染の予防および治療にも役立つ。このような感染は必ず しもそれに限定されないが、P、aeruginosa、 S、aureusお よびN、gonorrhoeae (淋菌)などの細菌により生じる。
好適な実施例に従って、DNANクギゼを阻害する抗生物質と併用されるペプチ ドは、塩基性(正電荷)ポリペプチドであり、ここでポリペプチドは少くとも1 6個のアミノ酸を有し、少くとも8個の疎水性アミノ酸と少くとも8個の親水性 アミノ酸を有する。さらにより詳細には疎水性アミノ酸は2個の隣接するアミノ 酸グループ内にあり、2fWの疎水性アミノ酸の各グループは疎水性アミノ酸以 外の少(とも1個のアミノ酸(好ましくは少くとも2個のアミノ酸)以上で一般 には4個を越えないアミノ酸により相互に隔離されており、また、各対疎水性ア ミノ酸の間にあるアミノ酸は、親水性アミノ酸でもあり、そうでないものもある 。
また親木性アミノ酸も一般に2個の隣接したアミノ酸のグループよりなり、そこ では少くとも2個のアミノ酸の内の11Wは塩基性親水性アミノ酸であり、2個 の親水性アミノ酸のそのグループは親水性アミノ酸以外の少くとも1個のアミノ 酸(好ましくは少(とも2個のアミノ酸)以上で、一般には4個を越えないアミ ノ酸によって相互に隔離されており、各対の親水性アミノ酸の間にあるアミノ酸 は疎水性でもあり、そうでないものもある。
特に好適な一実施例に従って、このポリペプチドは一連の少くとも4個のグルー プのアミノ酸連鎖よりなり、各グループは4個のアミノ酸を有している。各グル ープの4個のアミノ酸の内の2個は疎水性アミノ酸であり、また各グループの4 個のアミノ酸の内の2個は親水性であり、さらに各グループの親水性アミノ酸の 少くとも1個は塩基性親木性アミノ酸であり、他のものは塩基性あるいは中性親 水性アミノ酸である。
疎水性アミノ酸は、Ala、Cys、Phe、Gly。
r le、Leu、Met、Val、TrpおよびTyrからなるクラスから選 択することができる。中性親水性アミノ酸は、Asn、Gin、Ser!5よび Thrからなるクラスから選択することができる。塩基性親水性アミノ酸はLy s、Arg。
Hisおよびオルニチン(0)からなるクラスより選択することができる。
4個のアミノ酸グループのそれぞれは、ABCD、BCDA、CDABあるいは DABCの配列のいずれかであり、ここでAとBはそれぞれ疎水性アミノ酸で同 種あるいは異種であってもよく、CあるいはDのいずれかは塩基性あるいは中性 親木性アミノ酸で同種あるいは異種のアミノ酸であってもよい。好適な実施例に おいて、ポリペプチド連鎖はこの配列の5個乃至6個のグループよりなる。各グ ループにおいて、A、B、CおよびDのそれぞれは若干のグループあるいは全グ ループが同様であってもよ(、あるいは若干あるいは全グループが異種であって もよい。
ポリペプチド連鎖は少くとも20個のアミノ酸を有し、また50個以下のアミノ 酸をもつことが望ましい。しかし、ポリペプチドは必ずしも全体として前記のグ ループよりなることに限定されない。ポリペプチドはポリペプチド連鎖を形成す る前記のグループのいずれかの一端もしくは両端から伸長するアミノ酸をもつ場 合もあり、またあるいは少くとも4個のグループの1個もしくは2個以上のグル ープの間にアミノ酸が位置するものであってもよく、しかもこの発明の範囲内に ある。
アミノ酸のグループはアミノ酸の反復グループであってもよく5あるいは各種グ ループ内のアミノ酸が少くとも4個のグループのアミノ酸の各グループ内で、前 記の2個の疎水性アミノ酸と2個の親水性アミノ酸が存在するという条件下で変 化するものであってもよい。
かくして好適な実施例において、この生物活性ポリペプチドは、少くともアミノ 酸の4個のグループを含む連鎖からなり、各グループには4個のアミノ酸が含ま れる。各グループの4個のアミノ酸の内2個は疎水性アミノ酸であり、内少くと も1個のアミノ酸は塩基性親水性で残りの1個は塩基性もしくは中性親水性であ り、ポリペプチド連鎖は少くとも20個のアミノ酸よりなり、50個を越えない ものであることが望ましい。
一つの実施例において、ペプチド連鎖内にあるアミノ酸の少くとも4個のグルー プのそれぞれは、A−B−C−D、B−C−D−A、C−D−A−BあるいはD −A−B−Cの配列であり、ここでAおよびBは疎水性アミノ酸、CあるいはD のいずれかは塩基性親水性アミノ酸であり、CあるいはDの他方は塩基性あるい は中性親水性アミノ酸である。従って生じたポリペプチド連鎖は次の各配列のい ずれかになる。
(X、)、(A−B−c−D)。(Yl)。
(X! )、(B−C−D−A)、(yz )。
(X3)、(C−D−A−B) fi (Y、)。
(X、)、(D−A−B−C)。(Y4)。
ここで X、はり、C−D−、あるいはB−C−D−。
Y、は−A、あるいは−A−B、あるいは−A−B−C。
x2はA−、D−A−、あるいはC−D−A−。
Y2は−B、−B−C,あるいは−B−C−D。
X、はB−、A−B−、D−A−B− Y3は−C,−C−D、−C−D−A。
X4はC−、B−C,A−B−C−。
Y4は一〇、−D−A、−D−A−B。
であり、aはOあるいは1.bは0あるいは1.およびnは少くとも4である。
前記の4個のアミノ酸グループが相互に間隔をあけていないペプチド連鎖とは著 しく異なる連鎖に対し、親水性および正の電荷を付与し連鎖の折り畳み特性に不 利な影響を与えないペプチド連鎖で、前記のグループ間の間隔およびアミノ酸の 電荷がペプチド連鎖の特性を変化させないことを前提とするならば、ペプチド連 鎖は4個のアミノ酸の前記グループの間にアミノ酸を含むことが可能であること が理解される。
この発明によるペプチドの代表的な例としては下記のものがある。
I Ala−Phe−5er−Lys−Ala−Phe−5er−Lys−Al a−Phe−3er−Lys−Ala−Phe−5er−Lys−Ala−Ph e−3er−LysII Ala−Phe−5er−Lys−Ala−Phe− 3er−Lys−Ala−Phe−5er−、’Lys−Ala−Phe−5e r−Lys−Ala−Phe−5er−Lys−A la−Phe−3er−L ys m Phe−5er−Lys−Ala−Phe−3er−Lys−Ala−Ph e−5er−Lys−Ala−Phe−3er−Lys−Ala IV 5er−Lys−Ala−Phe−5er−Lys−Ala−Phe−5 er−Lys−Ala−Phe−3er−Lys−Ala−Phe−5er−L ys−ALa−PheV Lys−Ala−Phe−5er−Lys−Ala− Phe−5er−Lys−Ala−Phe−3er−Lys−Ala−Phe− 5er このペプチドは連鎖の両端のいずれかより伸長するアミノ酸を有することが可能 である。例えばペプチド連鎖は“Ala”末端の前に5er−Lys配列を、お よびもしくは“Lys”末端の後にAla−Phe配列を有することができる。
他のアミノ酸配列が“Ala”末端およびもしくは−Lys”末端に添加されて もよい。
同様に前記配列のアミノ酸の少くとも4個のグループをもついずれのポリペプチ ド連鎖においても、ペプチド連鎖は例えば第1のA−B−C−Dグループの前に C−D配列をもつことが可能である。また他のアミノ酸配列は、これらポリペプ チド連鎖の一つの“A”およびもしくは“D”末端に付加されてもよい、あるい はまた、前記説明の4個のアミノ酸の1@もしくは2個以上のグループを相互に 隔離するアミノ酸がポリペプチド連鎖の中に存在してもよい。
これらのペプチドは公知の技術で生産され、はぼ純粋な形態で生成することがで きる。例えばペプチドは自動合成機で合成される。Journal of Am erican Chemical 5ociety (米国化学基会誌) Vo l、85.PP、2149−54(19631、またこのペプチドを遺伝子工学 技術により生成することもできる。
も一つの好適な実施例において、DNANクギゼを阻害する抗生物質と併用され るペプチドは、マゲイニンペプチドである。
マゲイニンベブチドは、マゲイニンI、II、あるいは■、またはその同族体も しくは誘導体のいずれかである。マゲイニンベブチドは望ましくは下記の基本ペ プチド構造のX11を含む。
−R,ビR11−Rl2−R12−R11−R14−R12”RI+−R,、− R,、−R,、−R,、−R,、−R,、、−fR,s)、−R,4,−R14 −ここでR11は疎水性アミノ酸であり、R+iは塩基性親水性アミノ酸であり 、R12は親水性、中性親水性あるいは塩基性親水性アミノ酸であり、R14お よびR14,は疎水性あるいは塩基性親水性アミノ酸であり、RIsはグルタミ ン酸あるいはアスパラギン酸、もしくは疎水性あるいは塩基性親水性アミノ酸で あり、nは0もしくは1である。好適な実施例において、R13は疎水性もしく は中性親水性アミノ酸であり、R14,は疎水性アミノ酸またR Isはグルタ ミン酸もしくはアスパラギン酸である。
かくして、例えばマゲイニンペプチドは下記の構造を有することができる。
−Y 、、−X 、□− ここでX 12は前記の基本ペプチド構造であり、Y12は[Li1) Rz  −R1411−R12(ivl Rt411−R11−Rl411−R12ここ でR,、、R,□、R14およびR14,は前記定義の通りである。
マゲイニンペプチドは下記の構造もとりつる。
−X +2− Z 12− ここでX 12は前記定義の通りであり、Z 12は下記の(il あるいは( 11)である。
[tl RIs ; ここでR18は塩基性親水性アミノ酸あるいはアスパラギンあるいはグルタミン である。
[iiI Rts R1? ここでRt7は中性親水性アミノ酸、疎水性アミノ酸あるいは塩基性親水性アミ ノ酸である。望ましくはR1?は中性親水性アミノ酸である。
マゲイニンベブチドは、さらに下記の構造を有する。
(Y、2+、−X、□−(Z、、)l。
ここでX1□、Y+z+およびZ 12は前記定義の通りであり、aは0あるい は1でbもOあるいは1である。
さらにまたマゲイニンペプチドは下記の基本構造X+3を有する。
R14−R11−R14m−RlfRll−R1114−R11−Rt4.、− R,4−R,、−R,、−R,ビR1□−ここでRIll R121R+x+  R14およびR14,は前記記載のアミノ酸である。
マゲイニンベブチドはさらにまた下記の構造をとることができる。
X +i Z+i ここでX+zは前記記載の基本ペプチド構造であり、Z+zは(R,、l、l− (R1,1,−(Rt +1.iR,4,l 1l−fR,sl 、l−(R, 、、l a−(R141,−fR,、l、1−(R1?l、 ここでRIll R141RI411 + R+s+ RtsおよびR1ffは 前記記載の通りであり、nはOもしくは1であり、nのそれぞれは同一もしくは 異なる数であってよい。
マゲイニンベブチドは一般に少くとも14個のアミノ酸よりなるが最大40個の アミノ酸のものまである。マゲイニンベブチドは22ないし23個のアミノ酸の ものが好適である。従って前記記載の基本ペプチド構造はアミノ末端あるいはカ ルボキシル末端もしくはその両端にアミノ酸を追加することができこの種のマゲ イニンベブチドの代表例としては(単一文字コードで表される)次の一次配列を もつペプチド、およびその適切な同族体および誘導体が言及される。
fat (NH,l GIGKFLHSAGKFGKAFVGEIMKS(OH I あるいは(NHll(マゲイニンI) fbl [NH,l GIGitFu+SAKKFGKAFvGEIMNSfO H1あるいは(NHzl(マゲイニン■) (cl (NHgl GIGKFLHSAKKFGKAFVGEIMN(OHI あるいは(Nu、1(マゲイニン[Ir) 下記のものは、基本構造をもつペプチド誘導体あるいは同族体の例である。
(di (oal IGKFLH3AKKFGKAFVGEIMNS(OHIあ るいは(NHaltel (NH,l GKFLH5AKKFGKAFVGEI MNSiOH1あるいは(NH,](fl (NHll KFLH3AKKFG KAFVGEIMNS(OH)あるいは(NHzlマゲイニンペプチドは、Pr oceedings of National Academyof 5cie nces (全米科学アカデミ−議事録) Vol、84.PP、5499−5 3 (August 19871 に記述されテイル、「マケイニンヘブチド」 の名称は、基本マゲイニン構造およびその誘導体あるいは同族体を指示すると共 に、必ずしもそれに限定されないが、代表的な誘導体もしくは同族体を含むもの とする。
さらに別の実施例に従って、DNANクギゼを阻害する抗生物質と併用されるペ プチドは、PGLaペプチドあるいはXPFペプチドであり得る。
PGLaペプチドは、PGLaあるいはその同族体もしくは誘導体である。PG Laペプチドの好例としては下記の基本ペプチド構造X 14が含まれる。
−R,,−R,t−R,□−Rll−R14−Rt4−R11−Rll−R14 −R1+41F−R1+41F−Rll −RI +−Rt 1−Rll− ここでR,、、R,□、R34およびRl?は前記定義の通りである。
PGLaペプチドは、一般に17個のアミノ酸を有し40個のアミノ酸を越える ことはない。従って、前記記載のPGLa基本ペプチド構造は、アミノ末端あ葛 いはカルボキシル末端もしくはアミノ、カルボキシルの両端に追加のアミノ酸を 有することができる。
かくして、PGLaペプチドは下記の構造で例示することがここでX +4は前 記定義の通りであり、Y14はであり、R1およびR14も前記定義の通りであ る。
例えば、PGLaペプチドはさらに下記の構造を有する。
−X 14− Z 14− ここでX 14は前記定義の通りであり、ZI4は(it Rllもしくは (ii)Rz −Rz であり、R8は前記定義の通りである。
さらにPGLaペプチドは下記の構造を有する。
(Y、、1.−X、、−(Z、41゜ ここでX141YI4およびZ 14は前に定義されており、aはOあるいは1 であり、bもOあるいは1である。
XPFペプチドは、XPFあるいはその同族体もしくは誘導体である。好適なX PFペプチドは、下記の基本ペプチド構造X 18を有している。
−R,、−R,7−R,□−Rll−R14−Rlll−R17−R,、−R, 、−R,、−R,、−R,、−R,□−R1ビR1,−R,,−R,2−[R, 、l、、−R,、−ここでR++、 R12+ R14,R16およびRl?は 前記定義の通りであり、RIllはグルタミンあるいはアスパラギンもしくは塩 基性親水性あるいは疎水性アミノ酸であり、nは0もしくは1である。
XPFペプチドは一般に少くとも19個のアミノ酸を有し、40個までのアミノ 酸を持つことができる。従って、前記記載のXPF基本ペプチド構造は、アミノ 末端、あるいはカルボキシル末端もしくはアミノ、カルボキシル両端に追加のア ミノ酸を有することができる。
かくして、XPFは一例として下記の基本構造をもつ。
Y +s−X Is− ここでX18は前記定義の通りであり、Yesは(il R,、もしくは fiil R+4− R++ であり、R11およびR+4は前記定義の通りである。
XPFペプチドは下記の構造をもつことができる。
X1sZ18− ここでX ++tは前記定義の通りであり、216はftl R11もしくは (ixl R++ RIsもしくは (011Rz −R+aミープロリンもしくは(IVI R++ lR+s−ブ ロワ:/−R+zである。
XPFペプチドはさらに下記の構造を有する。
(Y 、81.− X 、、 (Z 、、11゜ここでX + 8+ Y +  aおよび218は前記定義の通りであり、aはOか1で、bもOか1である。
好適なペプチドとしては、XPFペプチドあるいはPGLaペプチドがあり、そ れは下記の一次アミノ酸配列(単一文字アミノ酸コード)で特徴づけられる。
PGLa: GMASKAGAIAGKIAKVALKAL(NHilXPF  : GWASKIGQTLGKIAKVGLKELIQPKXPFおよびPGL aについての論評は、EMBOJ、2ニア11−714.1983.ホフマン他 ; J、Biochem 149:531−535.1985.アンドリュー他 ; J、Biol、Che+i、 261 :5341−5349.1986. ギプソン他;BiocheII+ J、243:113−120.1987.ジ ョヴアンニー二他に見ることができる。
さらにもう一つの実施例に従って、DNANクギゼを阻害する抗生物質と併用さ れるペプチドは、CPFペプチドあるいはその適切な同族体あるいは誘導体であ る。
CPFペプチドおよびその同族体および誘導体はここで時々集合的にCPFペプ チドとして引用される。
CPFペプチドの好例は下記のペプチド構造X3゜を有する。
−R2,−R2,−R,□−R2□−R21−R2ビR13−R21−Rz+− Rz+−Rzz−Ri+−R*+−Rx4−Ris−Rz+−ここでRmlは疎 水性アミノ酸であり、R2□は疎水性アミノ酸もしくは塩基性親水性アミノ酸で あり、R23は塩基性親水性アミノ酸であり、R24は疎水性もしくは中性親水 性アミノ酸であり、Risは塩基性あるいは中性親水性アミノ酸である。
前記の基本構造はこの後x3゜とじて記号表示される。
疎水性アミノ酸は、Ala、Cys、Phe、Gly。
I le、Leu、Met、Val、TrpおよびTyrである。
中性親水性アミノ酸は、Asn、Gin、SerおよびThrである。
塩基性親水性アミノ酸は、Lys、Arg、Hisおよびオルニチンである。
CPFペプチドは前記記載のアミノ酸のみを有することもできるし、アミノ末端 あるいはカルボキシル末端もしくはアミン、カルボキシルの両端に追加のアミノ 酸を有することもできる。一般にペプチドは40個以上のアミノ酸を持つことは ない。
前記の基本ペプチド構造を含むCPFペプチドはアミン末端で1個乃至4個のア ミノ酸を付加することができる。従つて、そのような好適のペプチドは、下記の 構造式で表示できる。
Y、。−x3゜ ここでX soは前記記載の基本ペプチド構造であり、Y3oは下記の通りであ る。
(it Rx5あるいは fill Ria Risあるいは (1111RzlR2,−R2sあるいは[ivl R、、−R、、−R、、− R*s、好ましくはグリシン−Rz+RiaRzs ここでR,、、R,□およびRzsは前記定義の通りである。
基本ペプチド構造のカルボキシル末端にはさらに1個乃至13個までのアミノ酸 を追加することができる。
好適な実施例において、基本構造は1個乃至7個のアミノ酸をカルボキシル末端 に追加することができ、下記の通り表示される。
−X、、−Z、。
ここでX、。は前記定義の通りであり、Z3゜は(1111R2+ Rxl R 24 (ivl R11Rt+ Ra4RzaM Rit Rxl−Rw4− Rt4 R1s(vil Rz+ Rz+−Rx4−Rx4−Rzs Gin、あるいは (viil Ri+−R21−R24−R24−Rig−G 1 n−G 1  nであり、R2,およびR24は前記定義の通りであり、Rzaはプロリンある いは疎水性アミノ酸である。
好適なペプチドは下記の構造式で表される。
(Y、。)4−Xユ。(Z、。)。
ここでX、。、Y、。およびZ2゜は前記定義の通りであり、aは0か1、また bも0あるいはlである。
この発明に利用でき、また文献等にも一部記述されているCPFペプチドの代表 例は、下記の配列(単一アミノ酸コード)よりなる。
(11GFGSFLGLAIJAALKIGANALGGAPQQ(21GLA SFLGKALKAGLKIGAHLLGGAPQQ(31GLASLLGKA LKAGLKIGTHFLGGAPQQ(41GLASLLGKALKATLK IGTHFLGGAPQQ+51 GFASFLGKALKAALKIGANM LGGTPQQ+61 GFGSFLGKALKAALKIGANALGGAP QQf71 GFGSFLGKALKAALKIGANALGGSPQQ(81 GFASFLGKALKAALKIGANLLGGTPQQCPFペプチドに関 する論評は、J、Biol、Che+w、261:3676−3680F198 61 K、リヒター、R,エツガー、クレール;Nucleic Ac1d R e5earch、13:1817−1828. (19851T、若株、H1加 藤およびS、橘; J、Biol、Chem、261:5341−5349f1 9861 BJ、ギプソン、L、ボールター、 D、HウィリアムスおよびJ、  E、マッジョにみられる。
この発明に利用されるCPFペプチドは下記(単一アミノ酸コード)に表される 。
G12S3LG4ALKA5LKIG678LGG9(101QQここで各数字 は以下のコードである。
8 = A、M、F、L 番号を付与されたアミノ酸は、組合せのそれぞれに記載されたように、基本CP Fペプチド構造あるいはその同族体もしくは類似体のいずれかを提供するために 利用できる。CPFペプチドの名称は、基本ペプチド構造の他にその同族体ある いは類似体をも含む。
さらにも一つの実施例に従って、生物活性ペプチドは下記の基本構造x4゜を有 する。
[R−1−R4□−R,、−84,−R,、−R,□−R4□1.。
ここでR4Iは塩基性親水性アミノ酸であり、R4□は疎水性アミノ酸であり、 R42は中性親水性もしくは疎水性アミノ酸であり、nは2から5までの整数で ある。
一つの実施例において、このペプチドは下記の構造をとることもある。
Y、。−x4゜ ここでX4゜は前記記載の通りであり、Y4゜は(ill) R41Ra□−R 41 fivl R41R41R4g−R4gM R4x R4s−R41−R4z  R42あるいは(Vll R(2R4z Ras R41R42R42ここでR 411R42およびR43は前記記述の通りである。
さらに一つの実施例に従って、このペプチドは次の構造を有する。
X 4.− Z、。
ここでx4゜は前記記載の通りであり、Z4゜は(iiil R,、−R,□− R42 (ivl R41R41R4z−R4gM R4+−Rag R4□−R4m− R41あるいは(vil R41R41R<i R4i Ra+−R4xである 。
さらに一実施例に従って、このペプチドは下□記の構造を有する。
(Y、、L−X4.(Z、、l。
ここでYおよび2は前記定義の通りであり、aはOか1、bは0か1である。
一つの実施例において、nは3であり、また最も好適なペプチドは、単一アミノ 酸コードで示される下記の構造を有する。
[KIAGKIA] 。
さらに一つの実施例において、nは2であり、好適なペプチド構造は単一アミノ 酸コードで示される下記の構造を有する。
KrA (KIAGKIA)、KIAGさらにまた一実施例に従って、生物活性 両親媒性ペプチドは、下記の基本構造X、。を含も生物活性両親媒性ペプチドで あり得る。
R4,−R,□−R,2−R41−R4,−R4□−R,、−R4,−R4□− R4□〜R4□−R41−R,□−R4□ ここでR41+ R4,およびR43は前記記載の通りである。
ある実施例に従って、このペプチドは下記の構造をとることここでX、。は前記 記載の通りであり、Y、。は(iiil R41R4□−R42 (xvl R4s R41Ra*−R4t(VI R4i R42R41−R4 g−R4m(vil R<x−R4w R+1−R4+−R4i R41あるい はfVlll R4+−Ra2−Raw R<s−R*l−R4* R4gであ り、Ra (、R42およびR4sは前記記載の通りである。
も一つの実施例に従って、このペプチドは下記の構造を有することができる。
xも。−Z、。
ここでX soは前記記載の通りであり、2.。は1iiiI R41−R4□ −R4□ (ivl R4+−R4t R4z−R4sM R41−R44R4z−Ra3 Rat[vil R41R42−R42−R43−R41R42あるいはtVi ll R4+−Rna−R4i R41−R4+ R42R42であり、R41 + R42およびR4!は前記記載の通りである。
さらにまた一つの実施例に従って、ペプチドは下記の構造を有する。
(Y、、1.− Xso (zs。)。
ここでXおよびYは前記定義されており、aは0がt、bも0か1である。一つ の実施例において、ペプチドは下記の[造式をもち、隼−アミノ酸コードで示さ れる。
KLASKAGKIAGKIAKVALKALも一つの実施例において、ペプチ ドは下記の構造式をもち、単一文字アミノ酸コードで示される。
KIAGKIAKIAGOIAKIAGKIAさらに他の実施例において、DN ANクギゼを阻害する抗生物質と併用されるペプチドはセクロビンである。セク ロビンおよびその同族体および誘導体は、Ann、 Rev、Micrabio l、 1987、Vol、41.PP、 103−126、とりわけP−108 、およびPNAS Vol。
85、PP、 5072−76でクリステンセン他により記述されており、参考 文献としてここに引用する。
セクロピンの名称は、基本構造および同族体、誘導体の総称である。
さらに一実施例において、DNANクギゼを阻害する抗生物質と併用されるペプ チドはサルコトキシンである。サルコトキシンおよびその同族体、誘導体につい ては、MolecularEntoffiology 1987.Alan R ,Li5s Inc、、PP、369−378とりわけR375に記述されてお り、参考文献としてここに引用する。
サルコトキシンの名称はその基本物質ならびに同族体、誘導体の総称である。
さらにまた、この発明の範囲内において、前記記載の生物活性両親媒性ペプチド 構造のアミノ酸残基のそれぞれは、D−アミノ酸残基あるいはグリシン残基であ ることもH照される。
も一つの実施例において、イオンチャンネル形成蛋白質はDNANクギゼを阻害 する抗生物質と併用することができる。使用されるイオンチャンネル形成蛋白質 には、大好中球殺菌ペプチド(HNP)で知られるデフエンジン、好酸球性主要 塩基性蛋白質(MBP)、細菌透過性促進蛋白質(BPI)、およびバーフォリ ン、サイトリシンあるいは空孔形成蛋白質等種々な名称で呼ばれる空孔形成サイ トトキシンがある。デフエンジンはJ、Cl1n、 Invest、Vol、7 6、PP、 1436−1439(19851にセルステッド他により記述され ている。MBP蛋白質はJ、Biol、Chem、Vo1263、 PP、 1 2559−12563 (19881にウォスメン他により記述されている。B PI蛋白質はJ、 Riot、 Chew、 Vol、 262. PP、 1 4891−14894(19871に大井他が記述している。バーフォリンは、 J、E’xp、Med。
160:P、 75111841にヘンカート他により、またJ、Exp、Me d、 160+P。
695 (19841にボダック他により記述されている。前記各文献はここに 参考文献として引用する。
イオンチャンネル形成蛋白質の名称は、イオン形成蛋白質の基本構造と共に同族 体および誘導体を含むものとする。
この発明は下記の実施例でさらに詳述されるが、しかし、この発明の範囲はそれ に留るものではない。
1五豊−ユ トリブチケース大豆肉汁培地(TSB) 100uf2に分散した約1〜5X1 0’コロニー形成単位(CFUs)のP、 aeruginosa菌株2785 3あるいはP、 aeruginosa菌株107(ゲンタマイシン耐性のある もの)が、各試験ウェルに添加された。ペプチド1.ペプチド2あるいはペプチ ド3が、最小阻害濃度(MIC)20%のシプロフロキサシンの存在しないある いは存在する下で0.25μg/mj2から256 u g / m 12まで 増量しながら、各試験ウェルに添加された。この実施例のために、ペプチド1は アミノ基端末のマゲイニン■であり、ペプチド2は下記の構造式 %式% を有し、ペプチド3は下記の構造式のものである。
KLASKAGKIAGKIAKVALKALP、 aeruginosa菌株 27853に対するシプロフロキサシン単独のMICはlug/mI2で、また P、 aeruginosa菌株1o7へのMICは2LLg/mj2であった 。ペプチド1.2および3単独もしくは20%のシプロフロキサシンMICと併 用する際のペプチドのMICの値は下記表1で示される。
1、ペプチド1単独 >32 >32 2、ペプチド1および 3232 20%MICの シプロフロキサシン 3、ペプチド2車独 3232 4、ペプチド2および 16 16 20%MICの シプロフロキサシン 5、ペプチド3単独 1632 6、ペプチド3および 88 20%MICの シプロフロキサシン 実IL一旦 実施例2から実施例4にわたり、評価分析に採用された微生物は、 Antim icrobial Agents in Che+5otherapy、Vol 、34.July 1g90でスタットマン他により記載された方法に従い成長 し実施例2から実施例4まで、微生物は寒天培地で準培養され、その後トリブチ ケース大豆間培地(TSBIもしくはメラーヒントン培地で成長した。最終評価 分析は、その後メラーヒントン大豆肉を含むマイクロ力価培地に導かれた。10 ’の生体が各ウェルに添加された。
前記実施例1に記載されたシプロフロキサシン単独、ペプチド1単独、ペプチド 1が添加された際のシプロフロキサシン(シプロフロキサシン中ペプチド1)、 シプロフロキサシンが添加された際のペプチド1 (ペプチド1+シプロフロキ サシン)の最小阻害濃度(MIC’S)が、M R−P S A Pseudo a+onasaerugirosa (緑膿菌)菌株の各種分離物に対し試験さ れた。
相乗作用を確立する第二化合物(すなわちペプチド1+シプロフロキサシン化合 OJ)膜量は、単独では殺菌効果を欠いている相乗作用薬剤の最小膜量であった し、また相乗作用薬剤単独のもののMICより、少くとも50%は少い膜量であ った。この結果は下記表2に示される。
及−ユ Mrc (μg/mβ) ノブロア0キサノン ノブロア0キザンン ペプチド1 +乏し責L3翅 勇( 王丸−−−−−− +ペプチドl 41iL上−1(工1− シプロフロキサシ ン!五±−ユ 実施例2の手順に従い、Pseudomonas aeruginosaのMR −PSA菌株の各分離物に対して最小阻害濃度(MIC’ S)が試験された。
但し、今回はペプチド1に代えてペプチド4が使用された。ペプチド4は下記の 構造式を有している。
GIGKFLKSAKKFGKAFVKLMNSその結果は下記表3に示される 。
L一旦 MIC(LLg/mj2) シプロフロキサシン ノブロア0キサノン ペプチド4 +2 0.25 0. 25 4 4 3 0.25 0.25 8 8 4 0.063 0.25 8 8 5 0.25 0.063 8 4 6 4 ≦0.5 32 8 7 0.125 0.25 16 168 0、5 0.5 16 16 9 2 50、5 32 16 10 0.25 0.25 8 8 ヌL方【fl−−二り 実施例3の手順に従って、ペプチド4及びシプロフロキサシンの単独もしくは相 互に組み合わせた最小阻害濃度(MIC’ s)が、5taphylococc us aureus (黄色葡萄球菌)の各種分離物に対し試験された。この結 果は下記表4に示される。
表−A MIC(μg/m 12 ) シプロフロキサシン ノブロア0キサノン ペプチド4 +3 0、5 0.1 25 32 2 4 >0.25 0.063 64 32前記記載のペプチドあるいは蛋白質お よびDNANクギゼを阻害する抗生物質は、各種多様の宿主の治療に利用するこ とができる。好適な実施例に従って、宿主は動物であり、その動物は人間あるい は人間以外の動物であってもよい。ペプチドあるいは蛋白質およびDNANクギ ゼを阻害する抗生物質は、単一の組成物として一緒に、もしくは異なった組成物 として利用できる。さらに、DNANクギゼを阻害する抗生物質およびペプチド あるいは蛋白質は、異なった形態で受渡されあるいは投与することができる。例 えばDNANクギゼを阻害する抗生物質は全身投与され、一方ベブチドあるいは 蛋白質は局所投与され得るゆ ペプチドあるいは蛋白質およびもしくはDNANクギゼを阻害する抗生物質は、 充填剤、無毒緩衝剤あるいは生理食塩液などの無毒の薬品キャリアもしくは便薬 と併用して多種多様な薬品組成物に利用できる。この薬品組成物は局所あるいは 全身投与され、また、液状、固型、半固型、注射液1錠剤、軟膏。
ローション、ペースト、カプセルその他あらゆる適切な形態で使用できる。ペプ チドあるいは蛋白質および、もしくはDNANクギゼを阻害する抗生物質は、さ らに補助薬、蛋白酵素阻害剤、あるいは相溶性薬剤と併用して使用され、その場 合有害な微生物、とりわけ細菌により生じた感染は抑制するのにこの種の組み合 わせが望ましく、あるいは有効であることが示されている。
この発明によるペプチドあるいは蛋白質は、宿主とりわけ動物に対し、有効殺菌 量でとりわけ有効抗細菌量で、ペプチドあるいは蛋白質の活性を相乗強化する目 的でDNANクギゼを阻害する抗生物質と併用して局所投与することができる。
局所投与されるペプチドあるいは蛋白質およびDNANクギゼを阻害する抗生物 質の投与の代表例として、ペプチドは重量比的1%までの量で、またDNANク ギゼを阻害する抗生物質は約50mM(約0.1%)の量で受渡される。代替案 としては、DNANクギゼを阻害する抗生物質は局所投与され、ペプチドおよび もしくは蛋白質の全身投与と併用することができる。例えばペプチドあるいは蛋 白質はミリリットル当り100マイクログラム(キログラム当り10ミリグラム )の血清量を達成するようにEV(静脈内)あるいはIP投与されると共に、D NANクギゼを阻害する抗生物質が、約4μg / m ilから約100μg  / m iの範囲で局所投与される。
この発明には数多くの部分的変形および変種が前記の教旨に照らして可能であり 、従って添付の請求の範囲内において、この発明は特に記載されたもの以外にも 実施可能である。
要約書 ペプチドあるいは蛋白質がイオンチャンネル汁a成ペプチドあるいは蛋白質であ り、少くともその一つの生物活性両親媒性ペプチドあるいは蛋白質と、DNAN クギゼを阻害する抗生物質よりなる組成物。生物活性両親媒性ペプチドおよびD NANクギゼを阻害する抗生物質は細菌等の標的細胞の成長を阻害するのに有効 な量で投与すること力≦できる。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ペプチドあるいは蛋白質がイオンチャンネル形成ペプチドあるいは蛋白質で あり、少なくとも1種の生物活性両親媒性ペプチドおよび、もしくは生物活性蛋 白質、およびDNAギラーゼを阻害する抗生物質を宿主に投与し、前記成分が宿 主の標的細胞の成長を阻害するために投与されることを特徴とする方法。
  2. 2.ペプチドがマゲイニンペプチドであることを特徴とする請求の範囲第1項記 載の方法。
  3. 3.ペプチドが下記の基本構造X40 [R41−R42−R42−R43−R41−R42−R42]nを有し、ここ でR41は塩基性親水性アミノ酸、R42は疎水性アミノ酸、R42は中性親水 性あるいは疎水性アミノ酸で、nは2から5までの整数であることを特徴とする 請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.ペプチドが下記の基本構造X50 R41−R42−R42−R43−R41−R42−R42−R41−R42− R42−R42−R41−R42−R42を有し、R41は塩基性親水性アミノ 酸、R42は疎水性アミノ酸、R43は中性親水性もしくは疎水性アミノ酸であ ることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 5.DNAギラーゼを阻害する前記抗生物質がキノロン抗生物質であることを特 徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  6. 6.前記キノロン抗生物質がシプロフロキサシンであることを特徴とする請求の 範囲第5項記載の方法。
  7. 7.DNAギラーゼを阻害する前記抗生物質がナリジクス酸であることを特徴と する請求の範囲第1項記載の方法。
  8. 8.DNAギラーゼを阻害する前記抗生物質がオキソリユウ酸であることを特徴 とする請求の範囲第1項記載の方法。
  9. 9.DNAギラーゼを阻害する前記抗生物質がシノキサシンであることを特徴と する請求の範囲第1項記載の方法。
  10. 10.(a)ペプチドあるいは蛋白質がイオンチャンネル形成ペプチドあるいは 蛋白質である少くとも1個の生物活性両親媒性ペプチドおよびもしくは生物活性 蛋白質、および(b)DNAギラーゼを阻害する抗生物質よりなる組成物。
  11. 11.前記成分(a)および(b)が標的細胞の成長を阻害する量で存在するこ とを特徴とする請求の範囲第10項記載の組成物。
  12. 12.ペプチドがマゲイニンペプチドであることを特徴とする請求の範囲第10 項記載の組成物。
  13. 13.ペプチドが下記の基本構造X40[R41−R42−R42−R43−R 41−R42−R42]nを有し、ここでR41は塩基性親水性アミノ酸、R4 2は疎水性アミノ酸、R43は中性親水性もしくは疎水性アミノ酸であることを 特徴とする請求の範囲第10項記載の組成物。
  14. 14.ペプチドが下記の基本構造X50R41−R42−R42−R43−R4 1−R42−R42−R41−R42−R42−R42−R41−R42−R4 2を有し、R41は塩基性親水性アミノ酸、R42は疎水性アミノ酸、R43は 中柱親水性あるいは疎水性アミノ酸であることを特徴とする請求の範囲第10項 記載の組成物。
  15. 15.DNAギラーゼを阻害する前記抗生物質がキノロン抗生物質であることを 特徴とする請求の範囲第10項記載の組成物。
  16. 16.前記キノロン抗生物質がシプロフロキサシンであることを特徴とする請求 の範囲第15項記載の組成物。
  17. 17.DNAギラーゼを阻害する前記抗生物質がナリジクス酸であることを特徴 とする請求の範囲第10項記載の組成物。
  18. 18.DNAギラーゼを阻害する前記抗生物質がオキソリユウ酸であることを特 徴とする請求の範囲第10項記載の組成物。
  19. 19.DNAギラーゼを阻害する前記抗生物質がシノキサシンであることを特徴 とする請求の範囲第10項記載の組成物。
  20. 20.前記ペプチドが下記の構造 [KIAGKIA]3 を有することを特徴とする請求の範囲第13項記載の組成物。
  21. 21.前記ペプチドが下記の構造 KLASKAGKIAGKIAKVALKAL22.前記マゲイニンペプチドが マゲイニンIIであることを特徴とする請求の範囲第12項記載の組成物。
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