JPH05507493A - 哺乳動物の性腺刺激ホルモンレベルを調節するためのGnRH拮抗薬とGnRHによる組合せ治療 - Google Patents

哺乳動物の性腺刺激ホルモンレベルを調節するためのGnRH拮抗薬とGnRHによる組合せ治療

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JPH05507493A
JPH05507493A JP91511508A JP51150891A JPH05507493A JP H05507493 A JPH05507493 A JP H05507493A JP 91511508 A JP91511508 A JP 91511508A JP 51150891 A JP51150891 A JP 51150891A JP H05507493 A JPH05507493 A JP H05507493A
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ホドゲン,ゲイリー ディー.
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アプライド リサーチ システムズ エーアールエス ホールディング ナームロゼ ベノートスハップ
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    • A61K38/08Peptides having 5 to 11 amino acids
    • A61K38/09Luteinising hormone-releasing hormone [LHRH], i.e. Gonadotropin-releasing hormone [GnRH]; Related peptides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 哺乳動物の性腺刺激ホルモンレベルを調節するためのGnRH拮抗藁とGnRH による組合せ治療発明の背景 女性の不妊症を治療する時に遭遇する共通の問題は異常なホルモンレベル、特に 異常に高い黄体形成ホルモン(LH)および/またはアンドロゲン過剰症、並び にしばしば低い濾胞刺激ホルモン(FSH)レベルである。これは特に多嚢胞性 卵巣病(PCOD)にかかつている6!!、者に当てはまる。
PCOD患者において排卵を誘発しそして好結果の妊娠を達成するために、種々 の処置か試みられている。LH: FSH不均衡を修正することかわかっている 本質的に純粋なFSHを投与することにより優れた結果か得られている(MET ROD[N−The Gonadotropins in the Po1y− cystic 0varian Disease、 Ares−Serono  Groupの製品、<ンフレット71990)。GnRH作用薬(Hoe 76 6)を投与してダウン−レギュレーション機構により内因性性腺刺激ホルモン( FSH/LH)分泌を抑制し、そしてそのような抑制を維持しながら、常用の性 腺刺激ホルモン治療養生法を施して排卵を誘発することも提案されている(Co utts。
已xcerpta−Medica [nt’ I Congress 5eri es 652:608. 1984 ) o PCODを治療することには向け られていないけれとも、US 4.845.077号は、Gr+RH拮抗薬を性 腺刺激ホルモン処置と共同的に投与することにより、性腺刺激ホルモン療法に応 答する個体差を排除することができることを示唆している。
高活性のGnR)!拮抗薬の新規梨かWO89101944において開示されて いる。多数の活性デカペプチドかこの刊行物中に開示されているか、それらのう ちの1つがその他のものよりもより一層広範に試験されている。このデカペプチ ドはアンチド(Antlde)と命名されており、式N−Ac−D−2−Na  1 ’ −DpCIPhe 2−D−3−Pal ”−3et’ −N 1cL ys 5−D−N i cLy刀@’ − Leu”−[Lys”−Pro’−D−Ala”−NH2により表される。アン チドは、卵巣摘出したサルにおいて強直性性腺刺激ホルモン(FSH/’L)I )の意味深い長期阻害を提供し、そのような抑制の持続期間か用量依存性である ことが示されている(Leafら、J、 Cl1n、 Er+docrino1 . Metab。
67゜l325. l988 )。より最近になって、性腺刺激ホルモンレベル の一時的増加(これはその後抑制状態に下降する)を示すことにより、アンチド で処理した卵巣摘出サルか性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)の多量の 1.■、投与に応答することが発見された(Lealら、Contracept ion 40:623.1989)。
発明の要約 本発明は、哺乳動物の性腺刺激ホルモンレベルを調節する方法であって、前記哺 乳動物の内因性性腺刺激ホルモンレベルを実質的に抑制するのに有効な量および 頻度において性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)拮抗薬を投与し、そし て前記哺乳動物において性腺刺激ホルモンの分泌を誘導して所望のレベルを維持 するのに有効な量および頻度において性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH )を投与することを含んで成る方法に関する。この方法は、多嚢胞性卵巣病もし くはアンドロゲン過剰症にかかっているか、または他の状態でほぼ正常レベルに まで下げることが望ましい異常に高レベルの黄体形成ホルモンを有する哺乳動物 、特に女性を治療するのに特に有用である。本発明の方法は、上述の問題を有す る哺乳動物、特に女性において排卵を誘発するのに特に有利である。本発明にお ける使用に好ましいGnRH拮抗薬としては、長期の性腺刺激ホルモン抑制を示 すアンチド(Antide)とその類似体か挙げられる。
図面の説明 図1は、アンチドで処置し次いで7日実施、7日停止の養生法において拍動性G nRH置換療法で処置した卵巣摘出マカクザルにおけるLHとFS)I応答レベ ルを表すグラフである。
好ましい実T!f1態様の記載 本発明の治療方法を実施する上で、性腺刺激ホルモン分泌の長期抑制を示すGn R)l拮抗薬を使用するのか好ましい。特に有利であるのは、Wo 89101 944に開示された種類のGnRH拮抗薬である。その開示は参考として本明細 書中に組み込まれる。それらのGnR)l拮抗薬としては、次の式 %式% (上式中、 AA’ はN−Ac−D−2−Nal、 N−Ac−D−pcIPheまたはN −Ac−D−C12Pheてあり。
AA’はTyr 、アシル化Lysまたはアシル化ACAlaであり:AA’は D−アシル化しysまたはD−アシル化ACAlaであり。
AA’はLeu、 A11e、 Nle、 Val、 NVal、 Abuまた はAlaであり、そして AA’はILysまたは[Ornである)を育するデカペプチド、並びに本質的 に同し活性を有するその構造顕似体および誘導体が挙げられる。そのような類似 体および誘導体としては、例えば、種々のアミノ酸を置換することにより、そし て/または置換基、例えばアルキルを導入することにより、1または複数のアミ ノ酸が修飾されている上記ペプチドが挙げられる(たたし、そのような修飾は前 記ペプチドの本質的な性質を破壊しない)。
上式に包含されるデカペプチドのうち特に好ましいのは、AA’がN−Ac−D −2−Nalてあり:AA”がN1cLys、 PicLys、 MNicLy s、 MPicLys、 lN1cLys、 DMGLysまたはPzcLys であり、そして AA’かD−NicLys、 D−PicLys、 D−MNicLys、 D −MPicLys、 D−INicLys。
D−BzLys、 D−PzcLys、 D−PzACAla、 D−NACA laまたはD−PACAlaであるものである。
最も好ましいGnRH拮抗薬は、式N−Ac−D−2−Na1. ’−D−pc IPhe2−D−3−Pal ’−5er’ −N i cLys ’−D−N icLys ’−Leu’−ILys ”−Pro’−D−Ala ”−NHz て表されるアンチドである。もちろん、例えば(N−Ac−D−2−Nal’、  D−pcIPhe2. D−3−Pa、l’、 Arg5.0−Glu’(A A)、 D−Ala”)−GnRHおよび(Ac−pCIPhe’、 pClo −Phe”、 D−Trp”、 D−Arg’、 D−AlaIO)−GnRH を含む他の既知GnRH拮抗薬を使うこともできる。
上記定式化において、次の略号が適用される:Ac −アセチル Abu −アミノ酪酸 ACAla −アミノシクロへキシルアラニンA11e −アロイソロイシン Ala −アラニン BzLys −N”−ベンゾイルリジンC1□Phe−3,4−ジクロロフェニ ルアラニンDMGLys −N” −(N、 N−ジメチルグリシル)リジン1 1、ys −N”−イソプロピルリジンlN1cLys −N”−イソニコチノ イルリジン10rn −N’−イソプロピルオルニチンMNicLys − N ’ − ( 6−メチルニコチノイルPACAla − ピコリノイルACA1 aPzACAla − 3 ( 4−ピラジニルカルボニルアミノシクロヘキシ ル PZCLYS − N’ −ピラジニルカルボニル本発明の治療方法を実施する 際には、GnRH拮抗薬(よ、治療期間のの活性および治療する特定の患者の要 求を考慮して、?与られる結果を最適化するように調整しなければならf: p  )。
一般的に言えば、アンチドのような拮抗薬は、約0.001 −1.0■/一体 重7日、好ましくは約0.1〜3■/kg/日の量で投与される。
約4〜8週間持続する長期の性腺刺激ホルモン抑制を獲得するために、約1〜7 日間の期間に渡り用量レベルの高い方の領域で投与することができ、約4〜8週 間の時点でそれを再投与することができる。あるいは、毎日、隔日または毎週、 といったように一層高頻度で投与する時には、用量レベルの下の方の領域で投与 することができる。性腺刺激ホルモン分泌の抑制を維持するために治療期間の間 中規則正しい間隔で拮抗薬を投与することが好ましい。この間隔は、用量と製剤 に依存して、毎日、隔日、毎週、隔週または毎月であることができる。拮抗薬を 7日間の初期負荷期間に渡り投与する時、それを−日一回投与するか、または処 置あたり7日間持続するデボ剤埋没物として投与することが好ましい。もちろん 、徐放形において拮抗薬を投与することも可能であり、場合によっては好ましい ことがある。
内因性性腺刺激ホルモンレベルを抑制するのに有効な量のGnRH拮抗薬の投与 時に、性腺刺激ホルモンの分泌を誘導して所望のレベルを維持するのに有効な量 および頻度において性腺刺激ホルモン放出ホルモン( GnRH)か投与される 。この性腺刺激ホルモン分泌の所望のレベルは、排卵が意図する目標であるなら ば排卵を誘発するように調整することができる。
GnRH投与は、GnRH拮抗薬投与の初日の後に、好ましくは拮抗薬投与の終 了後に開始することができる。この場合、そのような投与は短期(1〜6日)間 に渡り投与される高負荷量の拮抗薬を含んで成る。場合によっては、拮抗薬投与 の期間中にGnRH投与を開始することが望ましいかまたは好ましいことがあり (例えば、拮抗薬か治療期間の間中ずっと投与される場合)、そして実際に、両 薬剤の投与を同時に開始して治療期間の間中投与することができる。
投与すべきGnRt(の量および投与頻度は、治療する患者の要求と状態、並び にその患者において維持が望まれる性腺刺激ホルモンレベルに明らかに依存する だろう。典型的には、GnRH置換療法は、好ましくは注入ポンプを通して、治 療期間の間中毎日、好ましくは偶発的または拍動的な形式で、通常60〜120 分毎に約5〜10μg/パルスのレベルで続けられるだろう。ヒトにおいて排卵 を誘発することを所望する場合、GnR)f置換療法は、好ましくはヒト絨毛性 性腺刺激ホルモンのあと普通は約16日間続けられるだろう。
本発明の治療方法は、哺乳動物、特に女性において、所望のレベル、特定的には 正常領域内のレベル、最も特定的には排卵を誘発するレベルを維持できるように 、性腺刺激ホルモンレベルを調節するのに有用である。この方法は、多嚢胞性卵 巣病、アンドロゲン過剰症、または異常に高いレベルの黄体形成ホルモンを有す る哺乳動物、特に女性を治療するのに特に適当である。
上記方法の実施において利用するために、本発明は、治療しようとする哺乳動物 の内因性性腺刺激ホルモンレベルを実質的に抑制するのに有効な量および頻度を 投与するのに適当な網形および分量の上述のGnRH拮抗薬、および治療しよう とする哺乳動物における性腺刺激ホルモンの分〜・を誘導して該動物における所 望の性腺刺激ホルモンレベルを維持するのに有効な量および頻度を投与するのに 適当な網形および分量のGnRHlを含んて成る治療キットにも関する。
GnRH拮抗薬は任意の適当な医薬上許容される担体と配合することができ、そ して非経口(皮下、筋肉内または静脈内を含む)、膣内、直腸、頬側(舌下を含 む)、経皮または鼻内を含む様々な経路のいずれによっても投与することかでき る。
非経口(皮下、筋肉内または静脈内を含む)投与用には特に液体溶液または懸濁 液の形で、膣内または直腸投与用には特に半固体形、例えばクリームまたは上網 の形において、経口または類例投与用には特に錠剤またはカプセルの形で、また は鼻内投与用には特に粉末、点鼻液またはエーロゾルの形で、医薬組成物を調製 することもできる。様々な徐放形、デボ剤埋没物または注入可能な網形を使用す ることもできる。
それらの組成物は、便利には単位投与形で投与することができ、そして製薬業界 において周知の方法のいずれかによって調製することかできる。非経口投与用製 剤は、一般的賦形剤として無菌蒸留水または塩溶液、アルキレングリコール、例 えばプロピレングリコール、ポリアルキレングリコール、例えばポリエチレング リコール、植物起源の油、水素化ナフタレン等を含むことかできる。膣内または 直腸投与用製剤、例えば上網は、賦形剤として、例えばポリアルキレングリコー ル、ワセリン、カカオ脂等を含むことができる。鼻内投与用製剤は固体であって 賦形剤として例えばラクトースもしくはデキストリンを含むことができ、または 点鼻剤もしくは計量噴霧剤の形で投与される水性もしくは油性溶液であることも てきる。舌下投与用の典型的な賦形剤としては、糖、ステアリン酸カルシウム、 ゼラチン化デンプン等が挙げられる。■または複数の界面活性酸もしくは塩を溶 液または粉末製剤に添加することができる。適当な医薬上許容される界面活性塩 は、増加されたペプチド吸収の現象、並びに該化合物の界面活性特性を保持し、 且つ被検者に有害でないかまたは他の状態で禁忌てないものであろう。
実施例I GnRH拮抗薬により誘導される内因性性腺刺激ホルモンの連続した長期抑制お よびGnR)I置換療法に対する応答を実証するために、次の実験を行った。
内在する頚静脈カニユーレを取り付けた3匹の長期卵巣摘出済マカクザルを二の 研究に使用した。ケタミン誘起麻酔(10■/kg、1、M、)下で90日間に 渡り毎日血液試料を採取した。実験日第1〜6日にアンチト(3■/−、プロピ レングリコール:水、1.1中)を皮下注射により投与した。GnRI(置換療 法(5μg/パルス、1パルス/時間を1分間に渡り与える、Pulsamat 点滴注入ポンプ経由て)を第7日に開始して一週間続け、次に一週間中断し、次 いて合計4回の暴露に向けて7日実施7日停止の養生法において一週間再開した 。
この実験の結果を図1に与える。200〜300 ng/mlのLHおよび10 0〜+50 ng/−のFS)Iの治療前数値から50 ng/m1未満への性 腺刺激ホルモン濃度の明白で且つ顕著な抑制か、アンチド投与後24時間以内( L)l)および48時間以内(FS)l)に起こった。性腺刺激ホルモン濃度は 、GnRHI換療法の開始後それらか卵巣摘出動物にほぼ特徴的なレベル(10 0ng/+nlより高い)に戻る日まで完全に抑制されたままであった。GnR H置換療法の中断と同時に、性腺刺激ホルモン濃度は再び完全に抑制された状態 に戻り、これはGnRH置換療法の再開と同時にのみ再上昇するようになる。G nRH置換療法を開始する度に性腺刺激ホルモン濃度は正常域に上昇し、そして GnRH置換療法を中止する度に性腺刺激ホルモンレベルは抑制レベルに下降し 、このようにGnRHの供給に同調した性腺flitホルモン分泌の角型ウェー ブパターンを示した。治療前状態への最終的回復は約80Ef後に起こった。
これは6日投薬養生法の下での了ンチドで誘起された性腺刺激ホルモン抑制から の回復に典型的であった。
この研究は2つの重要な観察結果を明らかにした・(IIGnRH拮抗薬(特に アンチド)は、より長い時間間隔の間、内因性性腺刺激ホルモンレベルを抑制す る能力を維持する:および(2)この性腺Haホルモン分泌の抑制は、適当なG nRH置換療法によって党服することができる。当然の結果として、治療すべき 哺乳動物において性腺刺激ホルモンレベルを達成するのに適当な方法で、Gr+ R)I拮抗薬とGnRHO量と頻度を調整することにより性腺刺激ホルモンレベ ルを所望のレベルに注意深く調節し且つ維持できるということになる。
実施例2 第二の実験は、拍動性GnRH置換療法か拮抗薬で誘起された内因性周期の抑制 にもかかわらず排卵を誘発するだろうということを確立するために実施した。
正常な周期を有するマカクザルを2つの養生法のうちの1って実験した。養生法 人はアンチドの一連の多量初期負荷量(10■/kg、SC)を含み、追加のア ンチド投与は伴わなかった。養生法Bは、3■/kg初期負荷量に次いで1■/ kgを隔日に投与し、排卵が好結果に誘発されるまでアンチド濃度を一定レベル に維持した。各養生法において、GnRH置換は最初のアンチド注射の4日後に 5μg/パルスの割合において1回のパルス1分/時間で開始した。次いで約3 0日後に振幅を10μg/パルスに増加させた。後のエストラジオール、プロゲ ステロンおよびアンチドの濃度測定のために毎日血液試料を採取した。
養生法Aにより治療したサルでは、lo■/kgの4回の毎日注射として黄体期 の間中アンチドを投与した。予想通り、アンチドの濃度は非常に高いレベル(>  300 ng/+nl)に迅速に上昇し、次いで試験期間に渡り減少し、試行 排卵誘発の間は>15ng/−を保持した。
初期の拍動性GnRH置換(5μg/パルス)は、後期濾胞期に特徴的な濃度へ のE、濃度の上昇(> 100 pg/ml)をもたらした。しかしなから、実 験日第32日におけるポンプの故障が濾胞の集団の損失を引き起こした。GnR Hポンプを再開した時、GnRHパルスの振幅は10μg/パルスに増加した。
これは迅速で且つ持続性のE2濃度上昇を引き起こし、ついに排卵および正常黄 体期のP4濃度に達した。
養生法已によって治療したサルでは、初期3■/kg投与に次いて隔日1■/k gとしてアンチドを投与し、排卵か好結果に達成されるまでアンチドの持続性上 昇を達成した。アンチドの濃度はlO〜20ng/Jのレベルまで敏速に上昇し 、それらは実験の間ずつと保持された。再度の初期拍動性GnR)l置換は、後 期濾胞期に特徴的な濃度へのE2の上昇を引き起こした。しかしながら、今度は ポンプからの針の注入部位におけるわずかな感染のため、再度の療法を中断しな ければならなかった。療法を再開(5μg/パルス゛)すると、E2濃度は再び ゆっくりと上昇したが、50〜70 pg /dのところで約IO日間の平坦域 (プラトー)に達したように見えた。GnRHパルス振幅は実験日第26日にl Oμg/パルスに増加し、正常な排卵前レベルへのEzg度の迅速な上昇をもた らし、ついにその後の正常黄体P、生成を伴う排卵に達した。それらの研究から 、拍動性GnRH置換療法か、GnRH拮抗薬て治療して内因性性腺刺激ホルモ ンレベルを減少させた哺乳動物において排卵を誘発するのに利用できることは明 白である。
拮抗薬処置後の日数 拮抗薬処置後の日数 Figqra l 要 約 書 哺乳動物の性腺刺激ホルモンレベルを調節するためのGnRH拮抗薬とGnRH による組合せ治療本発明は、哺乳動物の性腺刺激ホルモンレベルを調節する方法 であって、前記哺乳動物の内因性性腺刺激ホルモンレベルを実質的に抑制するの に有効な量と頻度で性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)拮抗薬を投与し 、そして前記哺乳動物において性腺刺激ホルモンの分泌を誘導して所望のレベル を維持するのに有効な量と頻度で性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)を 投与することを含んで成る方法に関する。この方法は、多嚢胞性卵巣病もしくは アンドロゲン過剰症にかかっているか、または他の状態でほぼ正常レベルにまで 下げることが望ましい異常に高レベルの黄体形成ホルモンを有する哺乳動物、特 に女性を治療するのに特に宵月である。本発明において使用される好ましいGn RH拮抗薬としては、長期の性腺刺激ホルモン抑制を示すアンチト(Antid e)およびその類似体が挙げられる。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成4年12月 2日

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.限定された治療期間の間哺乳動物の性腺刺激ホルモンレベルを調節する方法 であって、治療期間の間中前記哺乳動物の内因性性腺刺激ホルモンレベルを実質 的に抑制するのに有効な量と頻度で性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH) 拮抗薬を投与し、そして治療期間の間中前記哺乳動物において性腺刺激ホルモン の分泌を誘導して所望のレベルを維持するのに有効な量と頻度で性腺刺激ホルモ ン放出ホルモン(GnRH)を投与することを含んで成る方法。
  2. 2.哺乳動物において排卵を誘発する方法であって、内因性性腺刺激ホルモンレ ベルを実質的に抑制するのに有効な量と頻度でGnRH拮抗薬を投与し、そして 排卵を誘発するのに有効な量と頻度でGnRHを投与することを含んで成る方法 。
  3. 3.前記哺乳動物が多嚢胞性卵巣病を有する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 4.前記哺乳動物がアンドロゲン過剰症を有する、請求項1または2に記載の方 法。
  5. 5.前記哺乳動物が異常に高いレベルの黄体形成ホルモンを有し、それが治療の 結果としてほぼ正常なレベルに減少する、請求項1に記載の方法。
  6. 6.前記拮抗薬が下式のデカペプチド:AA1−D−pCIPhe2−D−3− Pal3−Ser4−AA5−AA6−AA7−AA8−Pro9−D−Ala 10−NH2(上式中、 AA1はN−AC−D−2−Nal、N−Ac−D−pClPhe またはN− Ac−D−Cl2Pheであり; AA5はTyr、アシル化Lysまたはアシル化ACAlaであり:AA6はD −アシル化LysまたはD−アシル化ACAlaであり;AA7はLeu,Ai le,Nle,Val,NVal,AbuまたはAlaであり;そして AA3はILysまたは10rnである)を含んで成る、請求項1または2に記 載の方法。
  7. 7.AA1がN−Ac−D−2−Nalであり;AA5がNicLys,Pic Lys,MNicLys,MPicLys,fNicLys,DMGLysまた はPzcLySであり;そして AA6がD−NicLys,D−PicLys,D−MNicLys,D−MP icLys,D−INic−Lys,D−BzLys,D−PzcLys,D− PzACAla,D−NACAlaまたはD−PACAlaである、請求項6に 記載の方法。
  8. 8.前記GnRH拮抗薬がアンチド(Antide)である、請求項6に記載の 方法。
  9. 9.前記GnRH拮抗薬が1〜6日間の期間に渡り最初に投与される、請求項1 に記載の方法。
  10. 10.前記GnRH拮抗薬がほぼ親則的な間隔で投与される、請求項1に記載の 方法。
  11. 11.前記GnRH拮抗薬が毎日、隔日、毎週、隔週または毎月投与される、請 求項10に記載の方法。
  12. 12.前記GnRH拮抗薬がほぼ毎月投与される、請求項9に記載の方法。
  13. 13.GnRH投与がGnRH拮抗薬投与の初日の後に始まる、請求項9に記載 の方法。
  14. 14.GnRH投与がGnRH拮抗薬投与の完了後に始まる、請求項9に記載の 方法。
  15. 15.前記GnRHが偶発的または拍動的形式で投与される、請求項1または2 に記載の方法。
  16. 16.前記GnRHが約60〜120分間隔で約5〜10μg/パルスにおいて 投与される、請求項15に記載の方法。
  17. 17.前記G祀Hが約60〜120分間隔で約5〜lOμg/パルスにおいて拍 動形式で投与される、請求項6に記載の方法。
  18. 18.前記GnRH拮抗薬がアンチドである、請求項17に記載の方法。
  19. 19.哺乳動物の性腺刺激ホルモンレベルを調節するための治療キットであって 、前記哺乳動物の内因性性腺刺激ホルモンレベルを突費的に抑制するのに有効な 轟と頻度を投与するのに適当な剤形と分量のG膿H拮抗薬、および前記哺乳動物 において性腺刺激ホルモンの分泌を誘導して所望のレベルを維持するのに有効な 貴と頻度を投与するのに適当な剤形と分量のG凪耳を含んで成る治療キット。
  20. 20.哺乳動物において排卵を誘発するためのキットであって、内因性性腺刺激 ホルモンレベルを実質的に抑制するのに有効な輩と頻度を投与するのに適量な剤 形と黄のGnRH櫓杭薬、および前記哺乳動物において排卵を誘発するのに有効 な貴と頻度を投与するのに適当な荊形と黄のGnRHを含んで成る治療キット。
  21. 21.前記GnRH拮抗薬が下式のデカベブチド:AA1−D−pCIPhe2 −D−3−Pal3−Ser4−AA5−AA6−AA7−AA8−Pro9− D−Ala10−NH2(上式中、 AA1はN−AC−D−2−Nal、N−Ac−D−pClPhe またはN− Ac−D−Cl2Pheであり; AA5はTyr、アシル化Lysまたはアシル化ACAlaであり;AA6はD −アシル化LysまたはD−アシル化ACAlaであり;AA7はしeu,Ai le,Nle.Val,NVal,AbuまたはAlaであり;そして AA8はILysまたは10rmである)を含んで成る、請求項19または20 に記載の治療キット。
  22. 22.前記GnRH拮抗薬がアンチドである、請求項21に記載の治療キット。
  23. 23.請求項19〜22のいずれか一項に記載の治療キットの製造におけるCn RH拮抗薬の利用。
  24. 24.請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法を実施するのに有用な組成物 の製造におけるGnRH拮抗薬の利用。
JP91511508A 1990-06-14 1991-06-12 哺乳動物の性腺刺激ホルモンレベルを調節するためのGnRH拮抗薬とGnRHによる組合せ治療 Pending JPH05507493A (ja)

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