JPH05507036A - 密閉容器のガス交換を行うための方法及び装置 - Google Patents

密閉容器のガス交換を行うための方法及び装置

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JPH05507036A
JPH05507036A JP91508394A JP50839491A JPH05507036A JP H05507036 A JPH05507036 A JP H05507036A JP 91508394 A JP91508394 A JP 91508394A JP 50839491 A JP50839491 A JP 50839491A JP H05507036 A JPH05507036 A JP H05507036A
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ミッチェル,ジェリー エル.
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パコア、インコーポレーテッド
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    • B65B31/00Packaging articles or materials under special atmospheric or gaseous conditions; Adding propellants to aerosol containers
    • B65B31/04Evacuating, pressurising or gasifying filled containers or wrappers by means of nozzles through which air or other gas, e.g. an inert gas, is withdrawn or supplied

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 密閉容器のガス交換を行うための方法及び装置本発明は、劣化する材料即ち制御 した流体に露呈するのが望ましい材料を収容した容器内の気体雰囲気を変更する ための方法及び装置に関する。更に詳細には、本発明は、閉鎖した密閉容器内の ガスを取り出し、変更し、又は交換すると同時に容器の構造的な潰れを回避する ための方法及び装置に関する。本発明は、特に、陳列及び販売のために食品がラ ップ又は他の方法でシールされた透明な可撓性容器内で食品を直接的に取り扱う ことに関する。
多くの食品の冷凍温度及び室温の両方での棚寿命は、酸素が実質的にない環境に 食品を置く場合には大きく延ばすことができる。この無酸素環境を作りだすため の一つの方法は、食品を収容したパッケージを非常に高度の真空まで排気するこ とである。しかしながら、可撓性パッケージを使用する場合には、高度の真空を 使用すると封入された食品を真空を加えるときに歪めたり、圧縮したり潰したり してしまう。例えば、パンのような食品は容易に絞られたり圧縮されたりしてし まい、その結果、こうした食品は消費者へ訴求するものをなくしてしまう。
細断したチーズは、これらを再び細断しなければならない程に圧縮されてしまう ことがある。果物食品には傷がついてしまい、外観及び風味の両方を損なう結果 となる。
更に、真空包装した食肉、果物、及び野菜の食品は液体が除去され、これによっ て外観及び風味が損なわれる。
更に、真空包装した食肉製品は、酸素の欠乏によりオキシミオグロビンが形成さ れないため、紫色を呈する。この色は、場合によっては、家庭用の小売りでは受 け入れられず、そのため、陳列前に食品をパッケージから取り出して食肉製品が 特徴のある鮮紅色に見えるように再度包装し直さなければならない。
上述の欠点を解決するため、真空包装に代えてガス包装が使用されている。ガス 包装は、製品を収容する容器内の雰囲気を成長阻害因子、即ち不活性ガス又は酸 化剤を容器内に導入するように変更することを含む。本出願人の一部継続出願第 214.195号に開示されているように、容器内での細菌の集中を少なくする 又は無くすように、容器内のガスを所望の濃度の酸化剤、例えばオゾンを含むよ うに変更するのが望ましい。
ガス充填包装を使用する場合には、大抵は、第2ガス又はガスの組み合わせを導 入する前に、容器内の元来の雰囲気の大部分を除去するのが望ましい。これは、 容器内に収容された製品によい影響を加えるのに必要な第2ガスの少を減らすの に望ましい。最初に容器の排気又は部分的な排気を行わない場合には、第2ガス は希釈され、従ってその所定の目的を得るために更に多くの量が必要とされる。
従って、第2ガスの導入前に残留ガスを除去するため、少なくとも部分的なガス の取り出しを行うのが望ましい。しかしながら、このガスの取り出しは、従来の 方法で行うと、パッケージが一時的であるにせよ捩じれ又は潰れを被るという真 空包装に関連して上述した欠点がもたらされる。
ガス交換又はガスの取り出し中の可撓性容器の漬れと関連した問題点に対し、種 々の装置が開発されてきた。
このような一つの装置はヤングに賦与された米国特許第1.591.932号( 以下°932特許と呼ぶ)に見られる。゛982特許には、充填済みの容器内の 組立体を不活性ガスと交換するための方法及び装置が開示されている。この゛9 32特許では、容器は真空室内に配置され、容器の内外の圧力は容器の壁の変形 又は潰れが起こらないように調節される。′932特許でのガス交換は、通気孔 を介して容器から残留雰囲気を引出すと同時に真空室内を等圧に維持することに よって行われる。不活性ガスを追加するのが望ましい場合には、容器内に注入さ れたガスの圧力で賦与されるヨークを介して均圧化が行われる。
上述の装置の欠点には、容器内に第2雰囲気を維持する第2密封工程を使用する 必要性に加え、排気及び再加圧を行うため、容器に孔を形成する必要性が含まれ る。
本発明は、閉鎖容器内のガス雰囲気を変更する上での上述の欠点及び他の欠点を 解決せんとするものである。
更に詳細には、本発明は、腐敗し易い製品の保存と関連した欠点を、捩じれ又は 潰れを引き起こすことなく前記容器内のガスを交換する方法及び装置を提供する ことによって、解決せんとするものである。更に、本発明は、ガス交換を経済的 で自動化された方法で行うことができるようにする。この方法は、卸売り又は小 売りの種々のレベルで行うことができる。
本発明は、全体に真空室を有し、この室には密閉容器を室の外部の位置から室内 の所望の位置まで移動し且つ整合する手段が設けられ、この手段上で室が自動的 に閉鎖され、密封される。ひとたび室が閉鎖され且つ密封されると、容器の内部 と真空室との間に流体連通をつくりだすように、ガス交換探針が再封止可能な弁 を通して容器内に自動的に挿入される。この弁は、好ましくは、探針がセルフシ ール関係で貫くことのできる隔膜型の弁である。次いで、前記室内に真空を引き 、これによって容器の内部をガス交換探針を介して排気する。このようにして、 可撓性容器の捩じれ又は潰れが回避される。これは、ガス交換作業が容器の内部 と外部との間に差圧を生じないためである。
ガスの導入及び交換は、容器の内部及び外部の両方の周りにガス圧が均衡を取っ て導入される限り同様の方法で行われる。しかしながら、ガス再導入工程では、 パッケージ内に導入されたガスは、真空室を再加圧するのに使用されたガスとは 別に導入される。このようにして、交換ガス流だけがパッケージの内部に流入し 、これと同時にパッケージの外側の室内の圧力は第3の安価なガス、場合によっ ては外部空気の導入によって維持される。
本発明は、透明なプラスチックラップで気密封止されたポリスチレンフオーム又 は他のプラスチックでできたトレー上に食品を包装することに特定の用途がある 。多くの他の製品をこの方法で密封し販売することができるが、食品は、品質及 び外観の両方を保存するために特別の取扱いを必要とする。
本発明には、従来の技術を越える多くの利点がある。
このような利点のうちの一つは、ガス交換作業中、容器の内部と外部との間に最 小の差圧を維持できるということである。このようにして、パッケージの捩じれ 及び製品の液体の除去が最小にされる。
本発明の第2の利点は、容器を第2の別の作業で再密封する必要なしに、自動化 されたガス交換作業を受入れることができるということである。
他の利点は、他の物理的な美観上の利点ばかりでなく、液体の除去を無くすよう に制御された正圧を持つパッケージを製造できるということである。
本発明の他の目的及び利点は、添付図面と関連した以下の詳細な説明から明らか になるであろう。
第1図は、本発明の好ましい実施例の一部破断斜視図である。
第2図は、第1図に示す扉機構の詳細側面図である。
第3図は、好ましいパッケージ設計と関連した本発明のガス交換装置の斜視図で ある。
第4図は、第1図に示す実施例の破断平面図である。
第5図は、ガス交換装置及び関連した賦勢手段の詳細側面図である。
第6図は、ガス交換装置の概略図である。
第7図は、本発明の一実施例の配線の概略図である。
第1図は、フレーム2上に支持された真空室6を例示する。室6の両側には、好 ましくはコンベヤ軌道4に沿って移動される容器100を以下に更に詳細に論じ るガス交換及びガス変更の目的で室6内にそしてこの室を通って漸次移動できる ように扉21及び21Aが設けられている。
第1図に示すように、コンベヤ軌道4は、好ましくは、以下に更に詳細に説明す るように、内部コンベヤ組立体83の作動と全体に適合する高さで室の両側に当 接するように配置されている。コンベヤ軌道4は、フレーム18に沿って全体に 従来の方法で真っ直ぐに組み立てられた一連のローラ17でできているのがよい 。変形例では、軌道4は従来の無端軌道コンベヤ組立体から成るのがよい。しか しながら、好ましくは、軌道4にはその上に配置した物品の真っ直ぐな移動を自 動的に調節し且つ制御するためのシューが設けられていなければならない。
このようにして、軌道4は手動でなく自動で作動されるのが好ましい。
第1図に示す実施例では、扉21及び21. Aは、図2に示すように(矢印B 参照)上方に開かれるように、ヒンジ7を中心に室6に枢着されている。第1図 に示す閉鎖位置では、扉21及び21Aは室6の本体とともに気密シールを維持 する。この気密シールを得るため、扉21には、好ましくは、密封ガスケット等 (図示せず)が設けられ、これによって室6内に真空を引くことができる。変形 例では、扉21及び21Aが閉位置にあるとき、これらの扉の夫々に対する室6 の接触面に適当なシール材料を設けるのがよい。更に、扉21及び21Aには、 好ましくは、室6を加圧できるようにするため、全体に従来の設計の係止機構が 設けられている。
図示の実施例では、扉21及び21Aの作動は、モータ24及び24Aの夫々で 別個に制御される。モータ24及び24Aは、室6の外側頂部5に固定されてお り、これらのモータは、制御アーム22に回転自在に連結されたカム26に作動 的に連結されている。制御アーム22は、扉ブラケット20に回転自在に連結さ れ、この扉ブラケット自体は、ブラケット組立体9をなす室6の外部に一端が部 分的に連結され、その最も底側の部分が扉に連結されている。このようにして、 モータ24及び24Aを「前方」方向に作動させると扉21及び21Aが「開放 」位置まで上方に枢動する。モータ24及び24Aを逆転させると、扉21及び 21Aを「閉鎖」した係止位置まで移動させる。好ましい実施例では、モータ2 4及び24Aは、東芝Ex−20制御装置のような中央制御システム39に第7 図に示すように電気的に接続されている。このようにして、扉21及び21Aの 作動は以下に詳細に説明するように自動的に制御される。
本発明の好ましい実施例を第1図に示すが、本発明の他の構造的な形体もまた本 発明の精神に従って考えることができる。例えば、第1図及び第2図に示す枢動 装置を引戸機構等に代えてもよい。同様に、室6の全体形状もまた、大きさの異 なる複数の容器100を導入できるように代えることができる。変形例では、扉 の作動は単一のモータで別個に又は従属的に制御されるのがよい。
しかしながら、全ての実施例において、ガス交換作業の外観検査を行うことがで きるように、室6には透明パネル又は「窓」を設けるのが望ましい。
本発明のガス交換システムは、第1図、第4図、第5図、及び第7図を参照する ことによってわかる。第4図は、無端軌道コンベヤ組立体83上に位置決めされ た容器100を示す室6の内部の一部の平面図である。図示のように、組立体8 3は二つ又はそれ以上の駆動ローラ84及び支持ベルト82を有する。好ましい 実施例では、ベルト82はネオブレン又は他の弾性材料でできているのがよく、 ローラ84は、ディトン電気社(Dayton Elsetric)の毎分50 回転の115vモータ又は他の同様の装置で駆動されるのがよい。他の搬送シス テムもまた考えられ、これらのシステムは当業者には明らかであろう。
室6内に密封可能に収容できるか或いは室内に真空を作ることができるようにな っているかのいずれかである任意の搬送機構が望ましい。
本発明のガス交換装置は、本出願人の一部継続出願第510.938号に記載さ れている容器のような予め密閉された容器100と関連して使用されるように設 計されている。第3図に示すように、容器100は全体として、側壁19及び頂 部21を有し、この組み合わせが密封可能で加圧可能なユニットを形成する。好 ましい実施例では、容器100の側壁19には、再封止可能な弁102が設けら れ、この弁は側壁自体に一体化されているか或いは容器の外部の表面に取付けら れているのがよい。第3図に示す容器では、弁102は、本発明の図示の実施例 のガス交換機構に適合するように側壁19の隅部に配置されている。
ガス交換を行うため、容器100は、好ましくは、保持レール29及び止め12 5に面一に載止するように組立体83上で整合される。組立体83に沿った容器 100の横方向位置決めは可撓性整合アーム80を介して行われる。第4図に示 すように、アーム80は、組立体83が構成する平面と全体に同一平面内にある 平面内で容器100を保持レール29に押付けるように横方向に撓むことができ るように室6内に配置されている。組立体83の前方への移動(組立体83の移 動方向を矢印Aで示す)、及び整合アーム80により及ぼされる横方向力を受け ると、容器100は、上述のように、止め125及びレール29と当接関係に移 動される。このようにして、パッケージ弁102はガス交換組立体120の直近 に位置決めされる。
好ましい実施例では、パッケージセンサ即ち制御止め125は、上述のように、 第7図に示す方法で中央制御システム39に電気的に接続されている。制御止め 125を賦勢すると、電気信号が制御システム39に伝達される。好ましい実施 例では、止め125は圧力賦勢式の装置であり、及びかくして、容器100が接 触したとき、電気信号を制御システム39に伝達する。好ましくは、コンベヤ組 立体83の賦勢機構51は、同様に制御システム39に接続されている。このよ うにして、容器100が移動して止め125と接触したとき、コンベヤ組立体8 3が消勢される。ソレノイド121.94.91、及び92は、同様に、制御シ ステム39に第7図に示す方法で接続されている。
上述の作動は、本質的に同時に起こると説明しである。
しかしながら、装置の作動順序をプログラムに従って又は時間によって遅延させ るのが望ましいということは理解されよう。
ガス交換組立体120の好ましい実施例は、第4図及び第5図を参照することに より理解されよう。ガス交換組立体120は、全体に、ハウジング125に槽動 自在に配置されたプランジャ123に取付けられた注入器探針122を有する。
探針122は、ベクトンデイキンソン社(Becton、 Dickinson  and Company)が製造している第20番皮下注射針のような微細な 中空管即ち針から成るのがよい。プランジャ123は、図示のようにソレノイド 121の前端にそれ自体が固定されている。このようなソレノイドは、ディトン 電気社が製造しているソレノイドのような従来の設計の装置である。賦勢すると 、ソレノイド121は注入器探針122を再封止可能な弁102を通して移動し 、容器100内に密封されたガスと連通させる。
ガス交換組立体120は、ガス導管88を介して三方弁ユニオン83に連結され ている。第1図、第3図、及び第4図を参照すると、ユニオン83は、容器10 0の内部から、及びこの容器内へガス流を通す。ユニオン83は副ガス導管90 を介して排気弁95に連結されている。更に、ユニオン83はアスコ82801 4型(^SCOModel826014)のような第2ソレノイド92に導管8 4を介して連結されている。ソレノイド92は、次に、導管41を介してガス供 給源40に連結されている。
排気弁組立体95の作動は、ディトン電気社のスピードエアー(Speedai r) 2A242のようなソレノイド94で制御される。弁組立体95は、室6 の内部と連通したガス人口96を有する。ソレノイド94は、制御システム39 に電気的に接続されており、かくして自動的に制御される。ソレノイド94を「 開放」位置に賦勢すると、容器100の内部と真空室6の内部との間がガス連通 される。消勢すると、ソレノイド94は「閉鎖」位置に移動し、これによって弁 95を閉鎖し、及びかくして容器100と室6との間でガスの散逸及び導入が起 こらないようにする。かくして、ソレノイド94を「開放」位置に賦勢すると、 パッケージ100の排気が起こる。ソレノイド94を「閉鎖」位置に置くと、パ ッケージ100の再加圧が起こる。
室6にはガスの除去及び追加を可能にする弁手段101が設けられている。第1 図及び第4図を参照すると、弁手段101は導管99を有し、この導管は、室6 の側壁を通して流体連通をつくりだすように、室6の側壁に配置されている。導 管9つは、遠位端が開放しており且つ近位端がティー(T)97に連結されてい る。更に、ティー97は、ソレノイド弁91及び導管98に連結されている。ソ レノイド91は、「開放」位置にあ°るとき、ノズル103を介して室6の内外 間の加圧を可能にする。
「閉鎖j位置にあるとき、ソレノイド91は真空ポンプ43に連結された導管9 8を介して室6内に真空を引くことができるようにする。
場合によっては、容器100内の雰囲気を室6内の雰囲気の除去とは別個に除去 するのが望ましい。これは、容器100が強力な酸化剤、例えば塩素又は臭素を 収容している場合に必要である。このような場合、容器100から除去されたガ スは、例えば、破線84Aで示す導管84に連結された別体の真空ポンプ(図示 せず)を介して導かれるのがよい。このような配置では、ソレノイド94は排気 手順中、「閉鎖」位置に維持される。変形例では、構造94.95.96、及び 連結装置90は全て無くされる。
容器100が酸素含有量の大きい、例えば35%以上のガスを収容している場合 、ベンチュリポンプを介して別のガス除去が行われる。このようにして、爆発又 は着火の危険を最小にする。室6の排気は、一般的な実施例を参照して冒頭に説 明したように高速の従来の真空ポンプを介して行うのがよい。
本発明の好ましい作動を以下に順を追って説明する。
前のガス交換作業の終了時にモータ24Aを賦勢することによって扉21Aを「 開放」位置まで移動する。同様にコンベヤ組立体83を賦勢し、かくして前の容 器を室6から移動して出す。同様に、賦勢させであるコンベヤ軌道4が包装又は 別の処理のため容器を下流に移動する。
この作業中、これと同時に、新たな容器100が「開放」位置まで移動させであ る扉21を通って室6内に移動される。パッケージ100が止め125と衝合関 係をなすように移動すると、扉21Aが密封された「閉鎖」位置まで移動される 。好ましい実施例では、容器100の移動は本明細書の冒頭に記載したように自 動的に制御されるのがよい。変形例では、種々の別々の機構の作動が時間に基づ いたプログラムで実施されるのがよい。容器が室6内に途中まで移動されると、 容器100の前方への移動はコンベヤ組立体83の移動によって完了される。
組立体83の作動は容器100を移動して整合アーム80と接触させる。整合ア ームは横方向力を前記容器に及ぼす。この横方向力は、組立体83の前方への移 動と相まって容器100を移動してこれを保持レール19及び止め125と接触 させる。容器100が接触すると、止め125は電気インパルスを制御装置39 に送り、制御装置39はモータ24を賦勢し、このモータは扉21を閉鎖した密 封位置まで移動する。次いで、制御装置39からの次の信号によってコンベヤ組 立体83が消勢される。
ガス交換作業中に容器100が損傷を受けたり破裂したりした場合に起こる汚染 の問題を無くすため、ガス交換作業の開始前に容器100の内部に正圧をつくり だすのが望ましい。従って、ガス交換前に室6内に部分真空をつくりだすのが好 ましい。その後、従って、ガス管路99及び98を通してガスの排出を行うこと ができるように、次に真空ポンプ43を係合し、ソレノイド91を「閉鎖」位置 まで移動する。真空又は部分真空は探針122を容器100に挿入する直前につ くりだされる。真空又は部分真空を得た後、ソレノイド121を賦勢し、これに よって、上述のように弁102を通して探針122を容器100内に打ち込む。
更に、ソレノイド94を「開放」位置まで賦勢する。
容器100に針122を貫通することによって、容器100を排気する際にガス 出口96を介してガスが導管88を通って流れることができるようにする。これ と同時に、室6内のガスはポンプ43を介して、入口99を通して連続的に排気 される。このようにして、室6を排気すると、容器100の内部の排気が同時に 行われ、かくして前記容器の形状の結果的な変形が回避される。内部室6内に真 空が引かれると、ポンプ43が消勢され、ソレノイド94が「閉鎖」位置まで移 動される。ポンプ43及びソレノイド94の賦勢は、室6内に十分な真空が得ら れたときに賦勢される真空センサによって行われるか或いは変形例ではタイマー の作動によって行われる(これらは両方とも図示してない)。
本発明はガスの抜取り及び交換を行う工程にその特定の用途がある。容器100 内に第2ガス混合物を導入するのが望ましい場合には、ソレノイド94を「閉鎖 」位置に賦勢し、これと同時にソレノイド92を「開放」位置に移動する。ガス 供給源40からのガス流は容器100に入り始める。室6の内外間にガス流連通 をつくりだすように、その後非常に短時間で、ソレノイド91を「開放」位置に 賦勢する。このようにして、パッケージ100の内外間に均圧化をこれによって 維持し、これによって、潰れをなくすか或いは大きく減じる。変形例では、第2 ソレノイド弁107及びポンプ192(第6図補正書の翻訳文提出書(特許法第 184条の8)要 約 書 密閉容器内に収容された所与の製品の周りに含まれる気体雰囲気の変更を可能に する方法及び装置を開示する。
更に詳細には、本発明は、閉鎖された密閉容器内の気体雰囲気を取り出し、変更 し、又は交換すると同時に前記容器が潰れないようにするための方法及び装置に 関する。
請求の範囲 平成 4 年 10月 19日

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.食品を収容した密閉容器内に収容された第1ガスを第2ガスと交換するため の方法において、(a)前記食品を収容する密閉容器を、前記容器に作用する所 望の圧力を維持できる室内に配置する工程と、(b)前記容器と前記室の内部と を、これらの間の圧力を均等化するように、再封止可能なセルフシール弁を通し て流体連通すると同時に、それ以外では前記容器を密封状態に維持する工程と、 (c)セルフシール弁を通して前記容器から第1ガスを除去するように前記室内 に第1の部分真空を引く工程と、(d)酸化ガスを前記容器内に注入し、これと 同時に、容器の内部と室の内部との間の圧力を均等化するように第2ガスを前記 室内に別に注入する工程と、(e)酸化ガスを収容した容器をセルフシール弁を 通して前記室と流体連通させる工程と、 (f)セルフシール弁を通して容器から酸化ガスを実質的に除去するように前記 室内に第2の部分真空を引く工程と、 (g)容器の内部と室の内部との間の圧力を再び均等化するように、セルフシー ル弁を通して前記容器内に第3ガスを注入すると同時に第2ガスを前記室内に注 入する工程と、 (h)第3ガスを収容した均等化された容器を室から取り出す工程と、を順次有 する方法。
  2. 2.容器を室の内部と流体連通させる直前に室内に部分真空を引く、請求項1に 記載の方法。
  3. 3.酸化ガスがオゾンを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 4.第3ガスが食品に対して不活性である、請求項3に記載の方法。
  5. 5.第3ガスが二酸化炭素を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 6.弁を備えた密閉容器内に収容された第1ガスを第2ガスと交換すると同時に 前記容器の構造的な一体性を維持するための方法において、 (a)密閉容器を真空室内に配置する工程と、(b)前記真空室を閉鎖し密封す る工程と、(c)容器内に収容された第1ガスを前記弁を通して室内に排気する と同時に前記室を排気する工程と、(d)排気した容器内に前記弁を通して第2 ガスを導入すると同時に、前記容器の内部と前記室の内部との間の差圧を実質的 になくすように、排気した室内に第3ガスを所定の速度で導入する工程と、を順 次有する方法。
  7. 7.前記第2ガスが不活性である、請求項6に記載の方法。
  8. 8.前記不活性ガスが二酸化炭素を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 9.前記第2ガスが酸化剤を含む、請求項6に記載の方法。
  10. 10.前記酸化剤がオゾンガスを含む、請求項6に記載の方法。
  11. 11.密閉容器内の所与の材料を包囲する第1ガスを除去し、前記容器が潰れた り前記容器の構造的な一体性が損なわれたりしないように、前記第1ガスを第2 ガスと交換するための装置において、 (a)前記容器の周りに制御された圧力及び環境を維持するための真空室と、 (b)前記容器の内部と前記室の内部との間のガス連通を選択的に可能にするた めの弁手段と、 (c)前記容器の前記弁手段を通した排気及び前記室の排気を容器の内部と外部 との間の差圧を制御する所定速度で同時に行う手段と、 (d)排気済みの容器内に第2ガスを導入すると同時に排気済みの室内に第3ガ スを導入する手段と、を有する装置。
  12. 12.第1状態では弁手段と容器との間を連通し、第2状態では容器と室の外部 との間を連通するように作動できる中空探針を弁手段と容器との間に更に有する 、請求項11に記載の装置。
  13. 13.前記中空探針を受入れるようになった隔膜弁を前記容器に吏に有する、請 求項12に記載の装置。
  14. 14.内部に正圧を維持する再封止可能な弁手段を備えた可撓性密閉容器内に収 容された第1ガスを除去し、変更し、又は交換するようになった装置において、 (a)前記容器を受入れるようになった、密封可能で加圧可能な室と、 (b)前記容器の前記室内への受入れ時に前記弁手段を通して自動的に挿入でき る探針と、 (c)第1状態では前記室の内部と前記容器との間をガス連通し、第2状態では 前記室の内部と前記容器の前記外部との間をガス連通するように作動できる選択 的弁手段とを有する、装置。
  15. 15.弁を備えた密閉容器内に収容された第1ガスを、前記容器内に正圧を維持 しながら、除去し、変更し、又は交換するようになった装置において、(a)封 止可能な入口及び出口を備えた真空室と、(b)前記室に密封可能に配置され且 つ前記容器を前記入口から前記出口まで順次移動するように作動できるコンベヤ 組立体と、 (c)ソレノイドに、このソレノイドを賦勢すると前記弁手段を通して前記容器 の内部と流体連通するようにしっかりと連結された中空挿入探針であって、前記 探針は第1室弁及びガス供給源に連結され、この場合前記弁は第2ソレノイドを 介して賦勢される、中空挿入探針と、(d)前記室を排気するようになった第2 室弁と、を有する装置。
  16. 16.プラスチック製のトレー上に置かれ、透明なプラスチックラップで気密封 止された製品を処理する方法において、 (a)ラップしたトレーにセルフシール弁を設ける工程と、(b)セルフシール 弁を備えたラップしたトレーを真空室内に配置する工程と、 (c)真空室を閉鎖する工程と、 (d)セルフシール弁を通して室とラップしたトレーの内部との間に流体連通を つくりだす工程と、(e)セルフシール弁を通して室内の圧力とラップしたトレ ー内の圧力とをほぼ等圧に維持しながら真空室を一定の速度で排気する工程と、 (f)室とラップしたトレーの内部との間の流体連通を遮断する工程と、 (g)排気済みのラップしたトレー内に室とは別にセルフシール弁を通して第1 ガスを供給し、これと同時に排気済みの室内にラップしたトレーとは別に第2ガ スを室内の圧力とラップしたトレー内の圧力とをほぼ等圧に維持しながら一定の 速度で供給する工程と、(h)前記第1及び第2のガスの流れを遮断する工程と 、を有する方法。
  17. 17.前記第1及び第2のガスの流れの遮断後に、室内の圧力とラップしたトレ ー内の圧力との間をほぼ等圧に維持しながら一定の速度でラップしたトレー及び 室を排気する工程を別に有する、請求項16に記載の方法。
  18. 18.(a)第1ガスの排気後にラップしたトレー内にセルフシール弁を通して 第3ガスを供給すると同時に、排気済みの室内にラップした室とは別に室内の圧 力とラップしたトレーの圧力とを等圧に維持しながら別のガスを一定の速度で供 給する工程と、 (b)前記第3ガス及び前記他のガスの流れを遮断する工程と、を更に有する請 求項17に記載の方法。
  19. 19.プラスチック製のトレー上にパッケージされ且つプラスチックラップ及び 隔膜弁で気密封止された食品を処理するための装置において、 (a)このようなパッケージを第1端で受入れ、このパッケージを第2端で排出 するようになった真空室と、(b)前記真空室を密封するように作動できる前記 第1端及び第2端に設けられた閉鎖体手段と、(c)種々の大きさのパッケージ を、種々の大きさのパッケージの隔膜弁が室の共通の箇所と係合するように前記 室内の所定位置に案内するように作動できる前記室内の案内手段と、 (d)隔膜弁が前記箇所と接触したときに隔膜弁を貫くように作動できる中空探 針と、 (e)前記探針を第1フォークを介して前記室の内部に連結し、第2フォークを 介して前記室の外部に連結するフォーク状の導管と、 (f)前記第1フォークの第1弁と、 (g)前記室の内部を前記室の外部に連結するように作動できる第2弁と、を有 する装置。
  20. 20.室の外部に位置決めされ且つ前記第2弁に連結された真空ポンプを更に有 する、請求項19に記載の装置。
  21. 21.室の外部に位置決めされ且つフォーク状の導管の第2フォークに連結され たガス源を更に有する、請求項20に記載の装置。
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