JPH0550681U - 同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造 - Google Patents

同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造

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JPH0550681U
JPH0550681U JP10872691U JP10872691U JPH0550681U JP H0550681 U JPH0550681 U JP H0550681U JP 10872691 U JP10872691 U JP 10872691U JP 10872691 U JP10872691 U JP 10872691U JP H0550681 U JPH0550681 U JP H0550681U
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press
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同軸リボンケ−ブルのドレイン線を圧接端子
を介してグランド部材に落とすことができ、このグラン
ド落としが簡単になり、コネクタ組み立ての作業性を向
上させることができる同軸リボンケ−ブル用コネクタ構
造を提供することにある。 【構成】 ガイドブロック16のドレイン線挿入溝20
にグランド線56を挿入し、圧接端子45を圧接端子挿
入部22に挿入してドレイン線56を圧接すると共に、
圧接端子45のグランド端子接触部48にグランド端子
35の圧接端子接触部39を接触させることにより、同
軸リボンケ−ブル52のドレイン線56を圧接端子45
を介してグランド端子35に落とすことができ、このグ
ランド落としが簡単になり、コネクタ組み立ての作業性
を向上させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般通信機、デ−タ伝送機器の信号のやり取りは、その信号の速度が速 くなればなるほど、コネクタのインピ−ダンスマッチングが困難であったり、ク ロスト−クの発生の恐れがある。また、比較的遅い高速信号(〜100MHz) の伝送に用いられるコネクタとしては、同軸リボンケ−ブルが圧接、半田付けま たは溶接等により結線された同軸リボンケ−ブル用コネクタ(多芯)がある(特 公平3−48631号公報)。さらに、比較的速い高速信号(300MHz〜) の伝送に用いられるコネクタでは、1本1本の同軸ケ−ブルを個々に結線してし ようしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、中速の高速信号(100〜500MHz)を取り扱う場合、前 者の同軸リボンケ−ブル用コネクタでは、インピ−ダンスマッチングが困難であ ったり、クロスト−ク等の発生の恐れの問題で使用することができない。また、 後者の場合、1本1本の同軸ケ−ブルを個々に結線して使用したのでは、コスト 的にも高く、多信号の場合、そのコネクタの占める基板スペ−スが大きくなると いう問題点があった。
【0004】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とすると ころは、結合時のインピ−ダンスマッチングが向上するし、信号間のクロスト− クの発生を防ぐことができるばかりか、同軸リボンケ−ブルのドレイン線を圧接 端子を介してグランド部材に落とすことができ、このグランド落としが簡単にな り、コネクタ組み立ての作業性を向上させることができる同軸リボンケ−ブル用 コネクタ構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、ケ−ブル側コネクタと基板側コネク タのグランド部材の位置関係を両コネクタの結合時に信号端子の四方を囲む配置 にし、ケ−ブル側コネクタの絶縁ケ−スに、グランド部材を装着してこのグラン ド部材を嵌合凹部内に突入させると共に、グランド部材を絶縁ケ−スの裏側に突 出させ、この絶縁ケ−スの裏側に、信号端子に同軸リボンケ−ブルの信号端子を 圧接するためのガイドブロックを設けると共に、このガイドブロックに圧接端子 挿入部を設け、同軸リボンケ−ブルのドレイン線をガイドブロックに沿わせて圧 接端子挿入部に圧接端子を挿入してこの圧接端子でドレイン線を圧接し、圧接端 子をグランド部材に接触させたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
かかる構成により、結合時のインピ−ダンスマッチングが向上するし、信号間 のクロスト−クの発生を防ぐことができるばかりか、同軸リボンケ−ブルのドレ イン線を圧接端子を介してグランド部材に落とすことができ、このグランド落と しが簡単になり、コネクタ組み立ての作業性を向上させることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わる同 軸リボンケ−ブルコネクタ構造の結合前の状態の断面図、図2は同同軸リボンケ −ブルコネクタ構造の結合後の状態の断面図、図3は基板側コネクタの平面図で ある。
【0008】 同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造はケ−ブル側コネクタ1と基板側コネクタ 2とより構成されている。ケ−ブル側コネクタ1は、絶縁ケ−ス3とガイドブロ ック16と正面側、背面側カバ−23、34とグランド部材であるグランド端子 35と信号端子41と圧接端子45とスペ−サ−49とを備えている。
【0009】 絶縁ケ−ス3を図4乃至図10に示す。この絶縁ケ−ス3の下面部3aには嵌 合凹部4が形成してあり、この嵌合凹部4の底面4aには、中央部に位置させて 左右方向に沿うて凸条部5が形成してあり、絶縁ケ−ス3の上面部3bには凹部 6が形成してあり、この凹部6の中央部には左右方向に沿う凸条部7が形成して あり、この凸条部7の両端部は凹部6の左右壁部6a、6bに連なっている。そ して、絶縁ケ−ス3には、前記凹部6から嵌合凹部4の底面4aに貫通するスリ ット状のグランド端子挿入孔8が左右方向に所定の間隔をおいて複数個形成して あり、これらのグランド端子挿入孔8により前記凸条部5は複数に分割した様相 を呈しており、凸条部5のグランド端子挿入孔8により挟まれた部分9には柱状 体10が点対称に突設してあり、この柱状体10の一端面10aはグランド端子 挿入孔8の延長上に位置しており、前記部分9内において、点対称に配置された 柱状体10は平面Z状の空間11を形成している。そして、柱状体10の外面に は端子孔12が形成してあり、これらの端子孔12は絶縁ケ−ス3の上面部3b の凹部6に抜けている。また、絶縁ケ−ス3の左、右側面部3c、3dにはガイ ド溝部13が形成してあり、これらのガイド溝部13には係合突起14が突設し てあり、さらに、絶縁ケ−ス3の正面3eには左右にロック用孔15が形成して ある。
【0010】 ガイドブロック16を図11乃至図15に示す。このガイドブロック16は絶 縁ブロック本体17を備えており、この絶縁ブロック本体17の内面17aには 左右方向に所定の間隔をおいて複数の信号線挿入部18が形成してあり、この内 面17aには信号線挿入部18に重なるようにして端子挿入部21が形成してあ る。また、絶縁ブロック本体17の上面17bには左右方向に所定の間隔をおい て複数の凸部19が形成してあり、これらの凸部19の上面にはドレイン線挿入 溝20が形成してあり、凸部19の上面には圧接端子挿入部22が形成してある 。また、ブロック本体17の下面17cにはグランド端子挿入溝部20aが左右 方向に所定の間隔をおいて形成してある。
【0011】 正面側カバ−23を図16乃至19に示す。この正面側カバ−23はカバ−本 体24を備えており、このカバ−本体24の左面部24aには下方に突出する縦 係合脚25、後方に突出する横係合脚32がそれぞれ設けてあり、これらの係合 脚25、32の先端部には内側に向いた係合突起26、33が形成してある。ま た、カバ−本体24の右面部24bには前後方向(正面から背面にかけて)に沿 う案内溝27が形成してあり、この案内溝27に係合突起28が形成してある。 また、カバ−本体24の背面部24cにはケ−ブル挿入部29とスペ−サ−挿入 部30とが形成してあり、スペ−サ−挿入部30の左、右面部30a、30bに は係合突起31が形成してある。
【0012】 背面側カバ−34は、図20に示すように前記の正面側カバ−23と点対称の 形状であり、この正面側カバ−23と同じ部位を同一の符号を付して説明を省略 する。
【0013】 グランド端子35を図21乃至図23に示す。このグランド端子35は、その 上部が幅広に成されており、この幅広部36には左右に切り込みより成るブロッ ク挿入部37が形成してあって、このブロック挿入部37により片部38が形成 してあって、これらの片部38は中間部において僅かに屈曲されていてばね性が 付与してあり、片部38の先部には曲げ加工により圧接端子接触部39が形成し てある。また、グランド端子35の下縁部中央には切り込みより成る挿入部40 が形成してある。
【0014】 信号端子41を図24乃至図26に示す。この信号端子41は接触部42と圧 入部43と圧接部44とを備えており、圧接部44は圧入部43に対して直角に 折り曲げてある。
【0015】 圧接端子45を図27を示す。この圧接端子45は複数の端子部46を連結部 47で連ねて成り、一方の外側の端子部46の外縁部がグランド端子接触部48 に成されている。
【0016】 スペ−サ−49を図28乃至図30に示す。このスペ−サ−49はその中間部 に楔状体50を備えており、この楔状体50の左右にはロック片51が設けてあ り、これらのロック片51に先部には外側に向く係合突起51aが形成してある 。
【0017】 同軸リボンケ−ブル52は、図31に示すように誘電体53で被覆された中心 導体54から成る信号線55とドレイン線56とを金属箔シ−ルド57で一緒に くるんで一本のシ−ルド電線58とし、このシ−ルド電線58を複数個横に並べ てジャケット59で被覆して構成されている。
【0018】 そして、絶縁ケ−ス3の端子孔12に信号端子41の圧入部43および接触部 42が挿入されて、接触部42が柱状体10の端子溝12に位置し、圧入部43 が端子孔12に圧入してある。また、絶縁ケ−ス3のグランド端子挿入孔8には グランド端子35が挿入してあり、これらのグランド端子35の下部は嵌合凹部 4内に突入していて、グランド端子35は各信号端子41を互いに隔絶している 。
【0019】 上記のように構成された絶縁ケ−ス3に同軸リボンケ−ブル52を接続する場 合には、2本の同軸リボンケ−ブル52を用意し、これらの同軸リボンケ−ブル 52の端部のジャッケット59を切除して金属箔シ−ルド57を剥ぎ、信号線5 5とドレイン線56とを表出させて、ドレイン線56を直角に曲げる。そして、 信号線55を、絶縁ケ−ス3に既に装着されている信号端子41の圧接部44の 手前に位置させ、ガイドブロック16の信号線挿入部18内に信号線55を挿入 させると共に、ガイドブロック16のドレイン線挿入溝20にグランド線56を 挿入して、このガイドブロック16を絶縁ケ−ス3の凹部6に位置させ、ガイド ブロック16側に絶縁ケ−ス3を移動して、これらのガイドブロック16を内側 に押し込むことにより、信号端子41の圧接部44をガイドブロック16の端子 挿入部21に挿入して、この圧接部44で信号線55を圧接する。次に、圧接端 子45を圧接端子挿入部22に挿入してドレイン線56を圧接すると共に、圧接 端子45のグランド端子接触部48にグランド端子35の圧接端子接触部39を 接触させる。したがって、同軸リボンケ−ブル52の信号線55は信号端子41 に圧接により接続され、ドレイン線56は圧接端子45を介してグランド端子3 5に接続されている。
【0020】 次に、絶縁ケ−ス3の上部に正面側カバ−23および背面側カバ−34が装着 される。すなわち、正面側カバ−23と背面側カバ−34とで2本の同軸リボン ケ−ブル52を挟んだ状態で正面側カバ−23の横係合脚32を背面側カバ−3 4の案内溝27に挿入すると共に、背面側カバ−34の横係合脚32を正面側カ バ−23の案内溝27に挿入して各々の横係合脚32の係合突起33を案内溝2 7の係合突起28の係合させて両カバ−23、34を互いに結合させる。次に、 正面側カバ−23の縦係合脚25を絶縁ケ−ス3のガイド溝13に挿入すると共 に、背面側カバ−34の縦係合脚25を絶縁ケ−ス3のガイド溝13に挿入して 各々の縦係合脚25の係合突起26をガイド溝13の係合突起14の係合させて 両カバ−23、34を絶縁ケ−ス3に結合させる。この状態では、正面側の同軸 リボンケ−ブル52は正面側ケ−ス23のケ−ブル挿入部29に、背面側の同軸 リボンケ−ブル52は背面側ケ−ス34のケ−ブル挿入部29にそれぞれ挿入さ れて、同軸リボンケ−ブル52間にはスペ−サ−挿入部30より成る空間ができ る。この空間にスペ−サ−35を挿入して同軸リボンケ−ブル52をそれぞれの ケ−ブル挿入部29内に挿入固定し、スペ−サ−49のロック片51の係合突起 51aをスペ−サ−挿入部30の係合突起31に係合させてスペ−サ−49を固 定することのより、上記のケ−ブル側コネクタ2が構成されている。
【0021】 前記基板側コネクタ2は、絶縁ケ−ス60とグランド部材であるグランド板7 1とグランド部材である第1グランド端子74とグランド部材である第2グラン ド端子78と信号端子86とを備えている。
【0022】 絶縁ケ−ス60は、図32乃至36に示すようにベ−ス部61とこのベ−ス部 61に形成して嵌合部62とを備え、この嵌合部62内が嵌合凹部63に成って いる。この嵌合凹部63の底部64には左右方向に所定の間隔をおいて複数の縦 溝65が、またこの底部64には上下方向に所定の間隔をおいて複数の横溝66 がそれぞれ形成してあり、横溝66の縦溝65に交差する部分を除いた位置に端 子孔67が形成してある。したがって、前記底部64は、縦溝65と横溝66と により複数の区画68が形成されており、各区画68内には端子孔69が形成し てある。また、前記底部64の両側には3つ一組の端子孔70が、その中央の端 子孔70を縦溝の端部側に位置させて左右方向に複数形成してある。
【0023】 前記グランド板71は、図37に示すように平面長方形状の金属板体72に縦 に長い条孔部73を左右方向に所定の間隔で形成して片部72aを複数形成した ものである。
【0024】 また、前記第1グランド端子74は、図38および図39に示すように複数の 接触部75と圧入部76と脚部77とを備えており、接触部75は側面ほぼく字 形状に屈曲させてある。
【0025】 また、前記第2グランド端子78は、図40乃至図42に示すように端子本体 82を備えており、この端子本体82には複数の接触部79と圧入部80と脚部 81とを備えており、接触部79は端子本体82の上部の形成された支持片83 の左、右側部に接触片84、85を形成し、左側の接触片84と右側の接触片8 5とを逆方向に折り曲げて、隣り合う接触片84、85を支持片83間に位置さ せたものである。
【0026】 また、前記信号端子86は、図43乃至図45に示すように接触部87と圧入 部88と脚部89とを備えており、接触部87は側面ほぼく字形状に屈曲させて ある。
【0027】 そして、前記絶縁ケ−ス60の嵌合凹部63の底部64の外側の横溝66には 絶縁ケ−ス60の裏側からこれらの横溝66の端子孔部67にグランド板71の 片部72aを挿入してグランド板71が装着してあり、これらの片部72aが嵌 合凹部63内に突入している。また、前記底部64の端子孔70には第1グラン ド端子74が、その圧入部76で圧入されて装着してあり、これらの第1グラン ド端子74の接触部75はグランド板71の片部72a間に挿入されていてグラ ンド板71の内方に突入している。また、第2グランド端子78は、その圧入部 80を、中央の横溝66の端子孔部67に圧入して底部64に装着してあり、こ れの接触片84、85の合せ部が縦溝65の真上に位置している。また、信号端 子86は、その圧入部88を端子孔69に圧入して底部64に装着してあって、 これらで基板側コネクタ2が構成してある。
【0028】 次に、ケ−ブル側コネクタ1と基板側コネクタ2との結合を説明する。基板側 コネクタ2は、その各端子74、78、86の脚部77、81、89を基板(図 示せず)のスル−ホ−ル(図示せず)に挿入され半田付けされて実装されている 。そして、この基板側コネクタ2の嵌合部62をケ−ブル側コネクタ1の嵌合凹 部4に嵌合して両コネクタ1、2が結合される。この場合、ケ−ブル側コネクタ 1のグランド端子35は基板側コネクタ2の第2グランド端子78の接触部79 の接触片84、85に接触すると共に、グランド端子35の側縁部35aに基板 側コネクタ2の第1グランド端子74の接触部75が接触し、グランド端子35 の先部は、基板側コネクタ2の縦溝65内に挿入される。これと同時に、ケ−ブ ル側コネクタ1の信号端子41の接触部42が基板側コネクタ2の信号端子86 の接触部87に接触する。
【0029】 上記のように、ケ−ブル側コネクタ1が基板側コネクタ2に結合した状態では 、ケ−ブル側コネクタ1のグランド端子35が基板側コネクタ2の第2グランド 端子78の接触部79の接触片84、85に接触し、また、グランド端子35の 側縁部35aに基板側コネクタ2の第1グランド端子74の接触部75が接触す ることにより、グランド端子35はグランドに落とされ、これらのグランド端子 35に導通した同軸リボンケ−ブル52のドレイン線56がグランドに落とされ る。また、ケ−ブル側コネクタ1の信号端子41は基板側コネクタ2の信号端子 86の接触部87に接触するために、両信号端子41、86は導通し、信号線5 5の情報は基板側に伝送される。
【0030】 この場合、基板側コネクタ2の前記区画68内に配置された信号端子86およ びこの信号端子86に接触したケ−ブル側コネクタ1の信号端子41はその四方 をグランド端子35、74、78およびグランド板71により囲まれた状態にな って、結合時のインピ−ダンスマッチングが向上するし、信号端子86(41) 間はグランド端子34、74、78により隔絶されるので信号間のクロスト−ク の発生を防ぐことができる。
【0031】 上記の実施例によれば、ガイドブロック16のドレイン線挿入溝20にグラン ド線56を挿入し、圧接端子45を圧接端子挿入部22に挿入してドレイン線5 6を圧接すると共に、圧接端子45のグランド端子接触部48にグランド端子3 5の圧接端子接触部39を接触させることにより、同軸リボンケ−ブル52のド レイン線56を圧接端子45を介してグランド端子35に落とすことができ、こ のグランド落としが簡単になり、コネクタ組み立ての作業性を向上させることが できる。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、ケ−ブル側コネクタと基板側コネクタのグラ ンド部材の位置関係を両コネクタの結合時に信号端子の四方を囲む配置にし、ケ −ブル側コネクタの絶縁ケ−スに、グランド部材を装着してこのグランド部材を 嵌合凹部内に突入させると共に、グランド部材を絶縁ケ−スの裏側に突出させ、 この絶縁ケ−スの裏側に、信号端子に同軸リボンケ−ブルの信号端子を圧接する ためのガイドブロックを設けると共に、このガイドブロックに圧接端子挿入部を 設け、同軸リボンケ−ブルのドレイン線をガイドブロックに沿わせて圧接端子挿 入部に圧接端子を挿入してこの圧接端子でドレイン線を圧接し、圧接端子をグラ ンド部材に接触させたから、結合時のインピ−ダンスマッチングが向上するし、 信号間のクロスト−クの発生を防ぐことができるばかりか、同軸リボンケ−ブル のドレイン線を圧接端子を介してグランド部材に落とすことができ、このグラン ド落としが簡単になり、コネクタ組み立ての作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる同軸リボンケ−ブルコネクタ構
造の結合前の状態の断面図である。
【図2】同同軸リボンケ−ブルコネクタ構造の結合後の
状態の断面図である。
【図3】基板側コネクタの平面図である。
【図4】ケ−ブル側コネクタの絶縁ケ−スの平面図であ
る。
【図5】図4A方向からの矢視図である。
【図6】図4B方向からの矢視図である。
【図7】図4D方向からの矢視図ある。
【図8】図5E部の拡大図である。
【図9】図8F−F線に沿う断面図である。
【図10】図5G−G線に沿う断面図である。
【図11】ガイドブロックの背面図である。
【図12】図11H方向からの矢視図である。
【図13】図11I方向からの矢視図である。
【図14】図12J−J線に沿う断面図である。
【図15】図13K−K線に沿う断面図である。
【図16】正面側カバ−の正面図である。
【図17】図16L方向からの矢視図である。
【図18】図16M方向からの矢視図である。
【図19】図17N方向からの矢視図である。
【図20】正面側カバ−と背面側カバ−とを組み合わせ
た状態の平面図である。
【図21】グランド端子の正面図である。
【図22】図21O方向からの矢視図である。
【図23】図21P方向からの矢視図である。
【図24】信号端子の正面図である。
【図25】図24Q方向からの矢視図である。
【図26】図24R方向からの矢視図である。
【図27】圧接端子の正面図である。
【図28】スペ−サ−の正面図である。
【図29】図28S方向からの矢視図である。
【図30】図28T方向からの矢視図である。
【図31】同軸リボンケ−ブルの斜視図である。
【図32】基板側コネクタの絶縁ケ−スの正面図であ
る。
【図33】図32U方向からの矢視図である。
【図34】図32V方向からの矢視図である。
【図35】図33W部の拡大図である。
【図36】図35X−X線に沿う断面図である。
【図37】グランド板の正面図である。
【図38】第1グランド端子の正面図である。
【図39】同側面図である。
【図40】第2グランド端子の正面図である。
【図41】図40Y方向からの矢視図である。
【図42】図40Z方向からの矢視図である。
【図43】信号端子の正面図である。
【図44】同平面図である。
【図45】同側面図である。
【符号の説明】
1 ケ−ブル側コネクタ 2 基板側コネクタ 16 ガイドブロック 22 圧接端子挿入部 35 グランド端子(グランド部材) 41 信号端子 39 圧接端子接触部 45 圧接端子 48 グランド端子接触部 52 同軸リボンケ−ブル 56 ドレイン線 71 グランド板(グランド部材) 74 第1グランド端子(グランド部材) 78 第2グランド端子(グランド部材) 86 信号端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケ−ブル側コネクタと基板側コネクタの
    グランド部材の位置関係を両コネクタの結合時に信号端
    子の四方を囲む配置にし、ケ−ブル側コネクタの絶縁ケ
    −スに、グランド部材を装着してこのグランド部材を嵌
    合凹部内に突入させると共に、グランド部材を絶縁ケ−
    スの裏側に突出させ、この絶縁ケ−スの裏側に、信号端
    子に同軸リボンケ−ブルの信号端子を圧接するためのガ
    イドブロックを設けると共に、このガイドブロックに圧
    接端子挿入部を設け、同軸リボンケ−ブルのドレイン線
    をガイドブロックに沿わせて圧接端子挿入部に圧接端子
    を挿入してこの圧接端子でドレイン線を圧接し、圧接端
    子をグランド部材に接触させたことを特徴とする同軸リ
    ボンケ−ブル用コネクタ構造。
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