JPH05506665A - 新規な亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物およびそれらの製造方法 - Google Patents

新規な亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物およびそれらの製造方法

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JPH05506665A JP91510341A JP51034191A JPH05506665A JP H05506665 A JPH05506665 A JP H05506665A JP 91510341 A JP91510341 A JP 91510341A JP 51034191 A JP51034191 A JP 51034191A JP H05506665 A JPH05506665 A JP H05506665A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規な亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物およびそれらの製造方法本発 明は、新規な亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物ならびにそれらの製造 方法に関する。
亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物は、価値ある中間生成物であり、そ れらは例えば、ヨーロッパ特許出願公開第42.359号に記載されているよう な工業的に興味のある亜ホスホン酸エステルアミド、または亜ホスホン酸ジエス テルの合成のための出発物質として使用される。
そのような化合物を製造するためには、従来二ハロゲン化亜ホスホン酸より出発 し、それらは、例えば、第三アミンの存在下にモル量のアルコールと反応せしメ ラレル〔ホウベン−ワイル編[有機化学の方法J (Houben−Weyl、  ”Methoden工業的に入手しつる生成物であり、それによってベンゼン 亜ホスホン酸の誘導体のみが入手されつる。
従って、新規な亜ホスホン酸アリールステルハロゲン化物ならびに上記のような 欠点を有しないそれらの工業的により有利な製造方法に多大の興味があった。
本発明の対象は、従って、式I (請求の範囲第1項参照)で表されるハロゲン ンジル、α、α−ジメチルベンジル、ナフチルまたは1ないし5個の置換基をル またはアリールオキシまたは9ないし35の原子番号を有するハロゲンであり、 R2は1ないし18個の炭素原子を育する非芳香族炭化水素基、アリール、アリ ールメチル、アリールエチルまたはアリールイソプロピルであり、その際アリー ルはそれぞれ6ないし10個の炭素原子を有し、R3は水素またはR2において 挙げた基であり、そしてXは塩素または臭素である。
工業的生産に関しては、当然Xが塩素である化合物か特に好ましい。
更に、R1か未置換または置換ナフチルであるような化合物か特に好ましい。
式■て表される本発明による化合物において、R1は例えばR2について個々に 挙げたlないし8個の炭素原子を有するアルキル基および対応するアルコキン基 およびアルキルチオ基のようなC,−C,−アルキル、C,−C,−アルコキン 、01〜C8−アルキルチオ基のような1ないし3個の置換基を有するフェニル またはベンノル基、まtこはC,−C,−ンクロアルキル、フェニル、フェノキ ンおよび/またはハロゲンである。個々に挙げつる基は、トリル−、ジメチルフ ェニルー、トリメチルフェニル−1第三−プチルフェニル−、アニシルー、ナフ チル基(これらは更に211ilIまてのアルキル炭素原子を育しつる)ならび に種々のビフェニル基、ベンジル、α−メチルベンジルおよびα、α−ジメチル ベンジルである。当然、R’中の置換基は、立体障害が生じない場合にのみ結合 されうる。R1が3個の置換基を育する場合には、両方の叶位には合せて5個を 超えない炭素原子か含有されるへきである。
基R2としては、例えばアルキルまたはシクロアルキルのような1ないし18個 の炭素原子を有する非芳香族炭化水素基、そしてまた脂肪族基を含む6ないし1 8個の炭素原子を有し、その際10個以下の炭素原子が芳香族系の部分である。
基R2は、好ましくは4ないし12個そして特に6ないし12個の炭素原子を有 する。詳細にいえば、非芳香族炭化水素基としては、メチル、エチル、種々のプ ロピル−、ブチル−、ペンチル−、ヘキシルー、オクチル−、デシル−、ドデン ルー、ヘキサデノルー、およびオクタデシル基のようなアルキル、およびシクロ ペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロヘキシルメチル(すな わち、水素化ベンジル基ならびにメチルシクロヘキシル基)のような5ないし1 0個の炭素原子を育するシクロアルキル、更にCg−C+o−アリールおよびア リールメチルもまた挙げることかでき、その際アリールの概念はそれぞれR1に ついて挙げられた多くとも3個の置換基を育し、そして多くとも14個の炭素原 子を有するものを含む。
基R2がアルキル基を意味する場合には、第三−ブチル、2−メチル−2−ブチ ル、2−メチル−2−ペンチル、2−エチル−2−ブチルのような4〜10個の 炭素原子を有する第三級アルキル基か特に好ましい。他の好ましい化合物は、R 2がフェニル、ヘンノル、α−メチルベンジルならびにα、α−ジメチルベンジ ルである化合物である。
本発明の対象は、更に式■て表される亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化 物を製造すへく、まず第1工程においてR’−Hal (ここにR1は前記の青 味を有しそしてそのハロゲンは、少なくとも35の原子量を有するが、好ましく は臭素である)で表されるハロゲン化炭化水素を、少な(とも化学量論的量のマ グネシウムとグリニヤール条件下に反応せしめて対応するグリニヤール化合物R ’−Hatを得、そしてこのものを更に第2工程において式■(請求の範囲第4 項参照)(式中、R2およびR8およびXは前記の意味を有する)て表される亜 すン酸アリールエステル二ハロゲン化物と亜ホスホン酸アリールエステルハロゲ ン化物の生成下に反応せしめることを特徴とする。
それ自体いかなる通例の方法においても実施されうる本発明による方法の第1工 程は、好ましくは、例えばジエチル−、ジプロピル−またはジイソプロピルエー テル、エチレングリコールジメチル−またはエチレングリコールジエチルエーテ ル、ジエチレングリコールジメチル−またはジエチレングリコールジエチルエー テル、メチル−第三−ブチルエーテル、ジオキサンまたはテトラヒドロフランの ような、非プロトン性の有機溶媒中で実施される。
グリニヤール化合物ならびに出発物質および目的生成物は、加水分解および酸化 に対して敏感なので、保護ガスの雰囲気中で操作することが合目的的である。
しかしながら、そのような手段は、反応の達成にとって決して不可欠なことては ない。保護ガスとしては、窒素およびアルゴンが特に好適である。反応温度は、 一般に20ないし125℃であるが、30ないし70°Cの間が好ましい。
亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物■を製造するためには、第2工程に おいてグリニヤール化合物の溶液または懸濁液を、有利には不活性の非プロトン 性溶媒、例えばヘキサン、トルエン、キシレンまたは前記のエーテルのうちの1 種で希釈された亜すン酸アリールエステル二ハロゲン化物■に、緊密に混合しな がら配量添加する。この工程における反応温度は、一般に−40ないし+30° Cてあるが、好ましくは−30ないし0゛Cである。反応は一般に発熱的に進行 し、従って反応の進行を冷却によって制御することが合目的的である。最も有利 な結果は、反応成分を化学量論的量で使用した場合に達成される。しかしながら 、反応成分を過剰に使用することもできるが、一般にはそれに特別な利益に結び 付かない。
反応が完了するまで撹拌するのが有利であり、そして次に沈殿したハロゲン化マ グネシウムから分離する。溶剤は、通常の方法で、有利には蒸留によって、特に 減圧下に液液から分離されつる。
亜リン酸−エステルジハロゲン化物をグリニヤール反応体と反応させることによ る亜ホスホン酸−エステル二ハロゲン化物の合成は、従来知られていなかった。
明らかに、リンに結合されたハロゲンまたはエステル基のよく知られた易交換性 のゆえに、そのような有機金属求核試薬に比較して、亜すン酸−エステル二ハロ ゲン化物のグリニヤール試薬の1当量のみとの反応においてさえ、収率を低下さ せる副反応および二次反応(亜ホスフイン酸エステルおよびボスファンの生成) がかなりの程度まで進行し、それに関連して所望の生成物の収率か低下するであ ろうという先人見があった〔ホウベン−ワイル編“有機化学の方法” (Hou ben−Wey+、 “Methoden der organischen  Chemie−)、第12/1巻第210頁(1963年)参照〕。
この背景からみて、本発明の方法に従って容易に入手しつる亜リン酸のアリール エステルハロゲン化物から出発して、任意に置換された亜ホスホン酸−アリール エステルハロゲン化物が簡単な方法で得られるということは特に驚くべきことで ある。
本発明による化合物Iは、先願であるけれとも本願の出願前には公開されていな かった特許出願P、 3928291.0およびP、 3916502.7に記 載されている特定の亜ホスホン酸の特定の誘導体のための前駆物質として好適で ある。
出発物質として使用された亜リン酸アリールエステルの二ハロゲン化物■は、公 知であるかまたは本願の出願前には公開されていなかった特許出願P39282 91.0に従って製造されつるかあるいはPHal+および関連するフェノール から同様に簡単な方法で製造されつる。
実施例 亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物の製造のための一般的指示窒素雰囲 気中で水分の排除下に、有機臭素化合物250mmolおよびテトラヒドロフラ ン170m1中のマグネシウム片25Ommol C士6.1g)から対応する グリニヤール化合物が製造された。得られた金属有機化合物の溶液または@濁液 を次にn−ヘキサン/テトラヒドロフラン(4: 1)160ml中の関連する 亜すン酸アリールエステル二ハロゲン化物250+nmo1の溶液に約−30’ Cにおいて激しい撹拌下に30ないし40分の間に添加した。反応を完了させる ために、混合物を−20ないし一10°Cにおいて更に1時間そして室温におい て更に4時間撹拌した。n−ヘキサンloomlを用いて洗滌されたマグネシウ ム塩から濾過した後に、溶媒をまず水流ポンプによる真空下にそして次に高真空 下に留去した。粗反応生成物が粘性の油状物または樹脂として得られ、このもの は31P−NMR分光分析によって特徴づけられた。亜すン酸アリールエステル ニ塩化物か有機マグネシウム臭化物と反応せしめられた場合には、生成物は、対 応する亜ホスホン酸アリールエステル塩化物のほかに、二次成分として類似の臭 化物を含存し、その生成は、ハロゲン交換反応によるものであり、重合体用の安 定剤を製造するためには、そのような混合物は、更に精製することなく、問題な く使用されつる。
化合物■の精製物含量は、 (全ハロゲン化物:X・塩素+X−臭素)一般に全 リンの80ないし98%であった。
化学的特性化のために、選択された場合には、亜ホスホン酸アリールエステルは 、アミンとの亜ホスホン酸アリールエステルへの二次反応またはフェノールとの 亜ホスホン酸ジアリールエステルへと変換された。これらは、本願の出願前には 公開されていなかったドイツ特許出願P3928291. Oおよび同P391 6502.7にすてに記載されている。
1、2.4.6−1−ジメチル−1−フェニル−亜ホスホン酸−2’ 、 4’ −ジー第三−ブチルフェニルエステル−クロリド/プロミド。
ブロムメンチル49.7gおよび亜リン酸−2.4−ジー第三−プチルフェニル エステルー二塩化物77gから出発して、塩化物1:”P−NMR:δCDCL z=180.7ppm) 78%および臭化物(”P−NMRδCDCIz=1 85.2ppm) 20%の含量を有する黄色の樹脂約98gが得られた。C2 2H*tCIOP(390,93): C2J、□Br0P(435,37)2 、2.4.5−トリメチル−1−フェニル−亜ホスホン酸−2,4−ジー第三− ブチルーフェニルエステルークロリ1−/プロミド。
j−ブロム〜2.4.5−トリメチルベンゼン49.7gおよび亜リン酸−2. 4−ジー第三−プチル−フェニルエステル−二塩化物77gから出発して、塩化 物(”P−N1.lRδCDCl+□170.5ppm) 69%、および臭化 物C”P−NMRδCDCl5=+75. ippm) 21%の含量を有スル 黄色ノ樹11?約97g カmうRだ。C231(,2CIOP(390,93 ): C2,H,2BrOP(435,37)31−ナフチル亜ホスホン酸−2 ’ 、 4’−ノー第三−ブチル−フェニルエステル−クロリド/プロミド ブロムナフタリン51.8gおよび亜すン酸−ジー第三−プチルーフェニルエス テルー二塩化物77gカラ出発シテ、塩化物C”P−NMR: c)CDC1x =170.4pHm:164%8よび臭化物(”P−NMR:δCDCl+=1 73.2ppm) 32%の含量を有する粘稠な樹脂約1゜Ogか得られた。
C24H2+Cl0P(398,90): C2tHz、Br0P(443,3 5)42.5−ツメチル−1−フェニル−亜ホスホン酸−2°、4−ジー第三− プチル−フェニルエステル−クロリド/プロミド l−ブロム−2,5−ジメチルベンゼン46.3gおよび亜リン酸−2,4−ジ ー第三−ブチルーフェニルエステルー二塩化物77gから出発して、塩化物(” P−NMRδCDCl1”!69ppm) 約55%オヨヒ臭(IJ C”P− NMRδCDC1,=+73.0ppm) 25%ノfiヲ有する黄色の樹脂約 96gが得られた。
C2□Hz ocIOP(376、90) : C2、Hz oBrOP(42 1,35)52−メチル−1−フェニル−亜ホスホン酸−2゛、4−ジー第三− プチル−フェニルエステル−クロリド/プロミド ブロムトルエン42.8[iおよび亜リン酸−2.4−ジー第三−プチル−フェ ニルニス7−/L−二m([J77g カラ出発L’7:、’fi化物(”P− NMRδCDC]3;168.3ppm) 63%および臭化物(”P−NMR δCDCl*I=172.3ppm ) 22%の含量を有する淡黄色の樹脂約 92gか得られた。
C,、H,、Cl0P(362,88) ; C2+H2,8rOP(407, 32)62.4−ジメチル−1−フェニル−亜ホスホン酸−2,4′−シー第三 −ブチル−フェニルエステル−クロリド/プロミド l−ブロモ−2,4−ジメチルベンゼン46.3gおよび亜リン酸−2.4−ノ ー第三−ブチル−フェニルエステル−ジクロリド77gから出発して、塩化物( ”P−NMRδCDC1t=170.Oppm) 63%および臭化物C” P −NIIIR−δCDCl+”174.7ppm) 24%の含量を有する淡黄 色の樹脂約96gか得られた。
C22H,、Cl0P(376、90) : C22H,、Br0P(421, 35)74−メチル−1−ナフチル−亜ホスホン酸−2°、4゛−シー第三−プ チル−フェニルエステル−クロリド/プロミド 1−ブロモ−4−メチルナフタレン55.3[iおよび亜リン酸−2.4−ノー 第三−プチル−フェニルエステル−ジクロリド77gから出発して、塩化物〔’ P−NMRδCDC1z=171.6ppm) 65%および臭化物(”P−N MR:δCDCl、=174.7ppm) 25%の含量を有する淡黄色の樹脂 約100gが得られた。
C25)13oCIOP(412,93) : C2sH,,8rOP(457 ,38)8.1−ナフチル亜ホスホン酸−2′、4゛−ジー第三−プチル−フェ ニルエステル−プロミド 1−ブロモナフタレン51.8gおよび亜リン酸−2,4−ジー第三−ブチルー フェニルエステルージブロミド99gから出発して、上記の化合物88%の含量 を有するへ一ジ二色の樹脂約i+ogが得られた(”P−NlitR:δCDC l 、=173.2ppm)。
C2,HzJrOP(443,37) 9、2.4.6−ドリメチルー■−フェニルー亜ホスホン酸−2゛54−ジー第 三−プチルーフェニルエステルーブロミド: プロモメシチレン49.7gおよび亜リン酸−2,4−ジー第三−ブチルーフェ ニルエステルージブロミド99gから出発して、上記の化合物の92%の含量を 有する黄色の、粘稠な油状物約108gが得られた(”P−taJRδCDCl  z=185.2ppm)。
CzzHaJrOP(435,37) 本発明による亜ホスホン酸−アリールエステル−ハロゲン化物と第二アミンとの 亜ホスホン酸−アリールエステル−アミドへの、またはフェノール類との亜ホス ホン酸−ジアリールエステルへの例示的二次反応一般的操作手順 トルエン25 0m1中の、当該の亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物またはハロゲン 化物混合物約240nvnolの−IOないし一5°Cにおいて水分の排除下に 窒素雰囲気中で撹拌された溶液に、トルエン100m1中の当該アミンまたはフ ェノール類240mm01およびトリエチルアミン24.3g(=240mmo l)の溶液を、20分の間に液加した。次いで、室温において更に4時間撹拌を 続け、そして次に沈殿したアンモニウム塩を濾別し、このものを少量のトルエン で洗滌した。
濾液から溶媒をまず水流ポンプの真空中でそして次に高真空中で除去した。残留 した粗反応生成物を先ず!+p−Nλ(R分光分析により特性っけを行い次いて 結晶化により精製した。
]、2.4.6−ドリメチルー1−フェニル−亜ホスホン酸−(2’ 、 4’ −ジー第三−プチル−フェニルエステル)−モルホリド・ 例1による粗生成物96gおよびモルホリン20.9gから出発して、上記の化 合物約94%の含量を有する淡黄色の樹脂的105gが得られた。アセトニトリ ルがら結晶化することにより、融点85〜87℃の無色の結晶が得られた。
類似方法で、例9による粗生成物104.5gから、前記の化合物90%の含量 を有する淡黄色の樹脂が得られた。
2、2.4.5−トリメチル−1−フェニル−亜ホスホン酸−ビス−(2’ 、  4−ジー第三−プチル−フェニルエステル)−モルホリド例2による粗生成物 96.5gおよびモルホリン20.9gから出発明して、上記の化合物約84% の含量を育する淡黄色の樹脂的103gを得た。アセトニトリルがら結晶化する ことにより融点132〜133°Cの無色の結晶が得られた。
3.1−ナフチル−亜ホスホン酸−(2’ 、 4’−ジー第三−ブチル−フェ ニルエステル)−ホモピペリジド: 例3による粗生成物100gおよびヘキサメチレンイミン23.8gから出発し て、上記の化合物87%の含量を有するベージュ色の樹脂的107gを得た。約 107iiを得た。
アセトニトリルから結晶化することにより、融点】11〜++3°Cの無色の結 晶が得られた。
41−ナフチル−亜ホスホン酸−ビス−(2’ 、 4’−ジー第三−プチル− フェニル)−エステル 例8よりの粗生成物106.5gおよび2.4−ジー第三−ブチル−フェノール 49.5gから出発して、上記の化合物88%の含量を有するベージュ色の樹脂 的135gを得た。
アセトニトリル/アセトン(5I)から結晶化することにより、融点125〜1 27°Cの無色の結晶が得られた。
要約書 式(■)(ここに、R1は1ないし3個の置換基を有するフェニル−またはヘン ノル基、α−メチルベンジル、α、α−ジメチルベンジル、ナフチルまたは1な いし5個の置換基を有するナフチル基を表し、その際これらの置換基は同一また は相異なるものであり、そして非芳香族炭化水素基、それぞれ1ないし8個の炭 素原子を有するアルコキン基またはアルキルチオ基、それぞれ6ないし10個の 炭素原子を有するアリールまたはアリールエチルまたは9ないし35の原子番号 を有するハロゲンを表し、R2は1ないし18個の炭素原子を有する非芳香族炭 化水素基、アリール、アリールメチル、アリールエチルまたはアリールイソプロ ピルであり、その際、アリールはそれぞれ6ないし10個の炭素原子を有し、R 3は水素またはR2において挙げた基であり、そしてXは塩素または臭素を表す )で表される亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物。本発明は、更に式( I)の亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物の製造方法に関する。
補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の7第1項) 平成4年12月28日

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)(上式中、 R1は1ないし3個の置換基を有するフエニル−またはベンジル基、α−メチル ベンジル、α,α−ジメチルベンジル、ナフチルまたは1ないし5個の置換基を 有するナフチル基を表し、その際これらの置換基は同−または相異なるものであ り、そして非芳香族炭化水素基、それぞれ1ないし8個の炭素原子を有するアル コキシ基またはアルキルチオ基、それぞれ6ないし10個の炭素原子を有するア リールまたはアリールオキシまたは9ないし35の原子番号を有するハロゲンを 表し、 R2は1ないし18個の炭素原子を有する非芳香族炭化水素基、アリール、アリ ールメチル、アリールエチルまたはアリールイソプロピルであり、その際、アリ ールはそれぞれ6ないし10個の炭素原子を有し、R3は水素またはR2におい て挙げた基であり、そして Xは塩素または臭素を表す) で表される亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物。
  2. 2.R1が未置換または置換ナフチル基であることを特徴とする第1項による化 合物。
  3. 3.R2が4ないし10個の炭素原子を有する第三級アルキル基を表すことを特 徴とする第1項または第2項による化合物。
  4. 4.式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)(上式中、 R1は1ないし3個の置換基を有するフエニル−またはベンジル基、α−メチル ベンジル、α,α−ジメチルベンジル、ナフチルまたは1ないし5個の置換基を 有するナフチル基を表し、その際これらの置換基は同一または相異なるものであ り、そして非芳香族炭化水素基、それぞれ1ないし8個の炭素原子を有するアル コキシ基またはアルキルチオ基、それぞれ6ないし10個の炭素原子を有するア リールまたはアリールオキシまたは9ないし35の原子番号を有するハロゲンを 表し、 R2は1ないし18個の炭素原子を有する非芳香族炭化水素基、アリール、アリ ールメチル、アリールエチルまたはアリールイソプロピルであり、その際、アリ ールはそれぞれ6ないし10個の炭素原子を有し、R3は水素またはR2におい て挙げた基であり、そして Xは塩素または臭素を表す) で表される亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物を製造する方法において 、 第1工程においてR1−Hal(ここにR1は前記の意味を有しそしてそのハロ ゲンは少なくとも35の原子量を有する)で表されるハロゲン化炭化水素を、少 なくとも化学量論的量のマグネシウムとグリニヤール条件下に反応せしめて対応 するグリニヤール化合物R1−Mg−Halを得、そしてこのものを更に第2工 程において式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(上式中、R2およびR3およびX は前記の意味を有する)で表される亜リン酸−アリールエステル−二ハロゲン化 物と反応せしめて亜ホスホン酸−アリールエステル−ハロゲン化物Iを生成せし めることを特徴とする前記亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物の製造方 法。
  5. 5.ハロゲン化炭化水素中のハロゲンが臭素であることを特徴とする第4項によ る方法。
JP3510341A 1990-07-02 1991-06-19 新規な亜ホスホン酸アリールエステルハロゲン化物およびそれらの製造方法 Expired - Lifetime JPH082915B2 (ja)

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