JPH05506284A - コイン作動式ショッピングカート錠止装置 - Google Patents

コイン作動式ショッピングカート錠止装置

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JPH05506284A
JPH05506284A JP91504873A JP50487391A JPH05506284A JP H05506284 A JPH05506284 A JP H05506284A JP 91504873 A JP91504873 A JP 91504873A JP 50487391 A JP50487391 A JP 50487391A JP H05506284 A JPH05506284 A JP H05506284A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コイン作動式ショッピングカート錠止装置発明の背景 本発明は、コイン作動式ショッピングカート錠止装置に係り、より詳細にはショ ッピングカートが使用されるスーパーマーケットその池の施設のショッピングカ ート置場等にショッピングカートを数珠繋ぎの状態に錠止するためにコインにて 作動される装置に係る。
本発明は、特にショッピングカートの把手等に設けられ、一連の数珠繋ぎにされ たカートの隣りのものに取付けられた連結鎖の錠止棒を解除可能に錠止し、コイ ンが差込まれることにより該錠止棒の錠止を解除してカートを引出して使用する ことができ、該コインは使用者がカートをカート置場へ戻す迄錠止装置内に保持 され、使用者がカート置場で誤カートの錠止装置にその前にある別のカートの錠 止棒を嵌込んで該カートを前のカートに連結することにより内部に保持されてい たコインが使用者に戻されるよう構成された錠止装置のコイン制御機構に係る。
本発明は、1987年1月13日付にて発行された米国特許第4635782号 に開示されている安全装置と同じ技術分野に属するものである。本発明の一つの 目的は、上記の如き用途に用いる簡単にして且改良されたコインによる作動機構 を提供することである。より詳細には、本発明は構造が簡単であることによって より経済的に製造され又より経済的に組立てられるコイン作動式機構を提供する ことを目的としている。更にまた本発明は、そのような装置をより一層防水に適 した構造にて提供し、内部に雨水が溜ったりそれが氷結したりすることのない装 置を提供することを目的としている。更に本発明は、カートの取扱いを容易にし 、耐久性のあるコイン作動式機構を提供することを目的としている。
要約すれば、本発明によるカートを数珠繋ぎに錠止するためのコイン作動式装置 は、カートに装着され直列に並べられた隣りのカートの連結鎖の錠止棒を解除可 能に錠止状態に受入れるコイン作動式機構を含んでいる。本発明によるコイン作 動式装置は、頂部、底部、両側部、後端及び前端を有する細長い本体を有してお り、該本体内にはその後端より前端へ向けてコインスライドを挿入させる細長い 滑り通路を有している。前記本体はカートの一般に水平方向に延在する位置に取 付けられる。コインスライドは前記滑り通路内にその前進位置と後退位置の間に 摺動する。コインスライドを係止する係止部材が前記本体の上部に形成された窪 み内に枢動式に設けられており、コインスライドの頂部と係合するように下向き 偏倚力を及ぼされている。コインスライドの頂部は前記係止部材と係合してコイ ンスライドが前記本体の後端より突出た後退位置の限界を定める第一の係止部と 、該第−の係止部より後方にあって前記係止部材と係合しコインスライドの前進 位置の限界を定める第二の係止手段とを有している。コインスライドの後部には コインをその上縁が突出るように受入れる細い溝が形成されており、この溝はコ インスライドがその後端位置にあるときにはコインを受入れまた受入れたコイン を回収させるよう本体の後方より突出た位置にある。コインスライドが前記本体 内にその前進位置まで前進方向に押込まれると、コインを受入れる溝は本体内に 位置する。コイン受入れ溝内に受入れられたコインは、コインスライドが本体内 に押込まれるとき前記係止部材と係合し、コインスライドが本体内に押込まれる につれて該係上部材を上方に押し上げ、前記第二の係上部材により制限された前 進方向への限界位置を越えてコインスライドがその前進位置一杯まで本体内に押 込まれることを可能にする。本体はその一方の側に第一の孔を有し、またその他 方の側にハウジング部と該ハウジング部内に形成された窪みと前記第一の孔と横 方向に整合する第二の孔とを有する。コインハウジングの前記窪みと前記第二の 孔内には横方向に摺動する錠止部材が設置すられており、該錠止部材は前記窪み 内に設けられたばねによりiI′iJ記滑り通路内に突出た位置へ向けてばね力 を及ぼされている。コインスライドの前端部には、一方の側より他方の側まで延 在する細長い溝と、該溝の前端より該溝の後端へ向けて該後端部に錠止捧を通す ための空隙を残す位置まで延在する錠止捧錠止用の舌片とが設けられている。錠 止棒はその一部を貫通する孔を有し、コインスライドがその前進位置より後進位 置へ向けて摺動するとき前記舌片が該錠止棒の孔内に挿入されるようになってい る。フィンスライドのための錠止部材は、コインスライドがその前進位置一杯ま で押込まれたとき、コインスライドを錠止する位置へ向けて移動するようばね力 を及ぼされており、このばね力によってコインスライドがその前進位!にあると きコインスライド内の空隙に侵入して前記舌片の尖端と係合し、コインスライド をコインを保持したままの状態で本体内の前進位置に錠止する。この錠上部材は 、錠止棒を前記第一の孔内に挿入し更に前記ばね力に抗して押込むことにより、 コインスライドの滑り通路外へ押出され、前記舌片が該錠止棒の孔内に挿入され つつコインスライドがその前進位置より後退位置へ向けて移動することを可能に する。
本発明の目的及び特徴は以下の実施例についての詳細な説明より一層明らかとな るであろう。
図面の簡単な説明 図1は本発明によるコイン作動式装置によって数珠繋ぎに錠止された一連のショ ッピングカートをその車輪を省略して示す概略斜視図である。
図2は上記の装置のコイン作動式機構の垂直縦断面図であり、図1の線2−2に よる断面に相当し、該機構の本体内にて摺動するコインスライドがその後退位置 、即ち本体より引出された位置、にある状態を示す図である。
図3はコインスライドが中間位置にある状態を示す図2に類似の図である。
図4はコインスライドが前進位置、即ち本体内に押込まれた位置、にある状態を 示す図2及び図3に類似の図である。
図5Aは図4の線5−5による水平縦断面図であり、該装置の錠止捧が該装置の 本体に設けられた錠止棒嵌込み通路内にあってそれか錠止捧押出しスライドによ って押出される前の状態を示す図である。
図5Bは錠止捧が抜取られ、錠止捧押出しスライドが錠止棒を押出した位置にあ る状態を示す図5Aに類似の図である。
図6は該装置の本体の上半部を一部破断して示す正面図である。
図7は前記本体上半部の底面図である。
図8は前記本体上半部を右方より見た側面図である。
図9は前記本体上半部の背面図である。
図10は前記本体下半部の平面図である。
図11は前記本体下半部の正面図である。
図12は前記本体下半部を右方より見た側部である。
図13は前記本体下半部の背面図である。
図14はコインスライドの平面図である。
図15は前記コインスライドの正面図である。
これらの図に於て対応する部分は同一の符号にて示されまず図1を参照すると、 図はスーパーマーケットの駐車場にあるカート置場にショッピングカートが数珠 繋ぎされた状態に置かれている様子を示す。図に於ては3台のカートがそれぞれ C1、C2、C3と符号を付されている。各カートの把手はHにて示されている 。カートの車輪は省略されている。これらのカートを数珠繋ぎの状態に錠止する 本発明のコイン作動式装置は、各カート、特にその把手の部分に取付けられた符 号3にて全体的に示されているコイン作動式機構を含んでいる。各コイン作動式 機構は、隣りのカートに取付けられた連結jl17 (ここでは一応鎖と称し、 鎖よりなることが好ましいが、必ずしも鎖でない紐状のものであってよい)の先 端に取付けられた錠止棒を解除可能な錠止態様に受入れるようになっている。カ ートC1はカートC2のコイン作動式機構3より延びる連結鎖7の錠止棒5によ ってカートC2に錠止されており、カートC2はカートC3のコイン作動式機構 3より延びる連結鎖7の錠止棒5によりカートC3に錠止されている。カートC 1のコイン作動式機構3に固定された連結鎖7はその錠止棒5を次のカートをカ ートC1に錠止するに当って該カートのコイン作動式機構3に嵌込まれるのを待 つ状態で服れ下っている。
各コイン作動式機構3は符号9にて全体的に示された細長い本体を有しており、 この本体は頂部11、底部13、側部15及び17、端部19及び21を有して いる。端部19を後端と称し、端部21を前端と称することにする。
この本体は後端19よりその内部へ延在し前端21の僅か手前にて終っている孔 23を有する。この孔23は断面が長方形であり、この中に後端19の側より前 端21へ向けてコインスライド25を受入れる滑り通路を与えている。
本体9はショッピングカート、特にその把手Hの上面にその長手方向に沿って配 置され、その底面にて27にて示されている如き取付は装置により把手に固定さ れている。
この細長い本体9は、図6〜9に示されている上側部材3つと図10〜13に示 されている下側部材2つとからなる二部材組合せ構造を有する。下側部材29は 細長い底壁31を有する断面がほぼ溝型の部材であり、底壁31の底面が本体3 の底面となっている。この底壁より両側壁33及び35と前端壁37とが延びて いる。上側部材39は細長い上壁41を有する断面がほぼ逆溝型の部材である。
項v41の上面が本体3の上面11となっている。頂壁41より下向きに両側壁 43及び45と前端壁47とが延在している。これらの側壁面は全て本体の全高 の部分の−の高さを有する。これら上下の部材は両者の側壁部を突合せまた前端 壁を突合せた状態に重ね合され、図5Aにて符号49により示されているねじに より互いに締め合される。前記の滑り通路23は下側部材の底壁31及び側壁3 3.35と上側部材の頂壁41及び側壁43.45とにより郭定された長方形断 面の溝であり、この長方形断面の滑り溝内にほぼ密に滑り係合する長方形断面を 有するコインスライド25が嵌め合される。
錠止棒5は長方形断面の比較的薄く平らで細長い棒であり、その寸法は長さ5イ ンチ(12,7cm)、幅9/16インチ(1,7cm)、厚さ1/4インチ( 0,6c m)程度のものでよく、その一端(内端と称する)の近くにその厚さ を横切る方向に長方形の孔51があけられている。
本体9には、その上下の部材39及び29の側壁43及び33により構成された 側部15であって、このコイン作動式機構3がカートの把手に取付けられたとき 前を向く側の側壁に、錠止捧を差込むための孔53をあけられている。
この孔は下側部材29の上向きに延びる側壁33に設けられた切欠55と上側部 材39の下向きに延びる側壁43に設けられた切欠57が互いに整合することに より形成されている。それぞれの切欠は孔の半分の高さを占めている。
本体は、また孔53が設けられている側と反対の側に59にて全体的に示された 張出し部を有しており、その内部に窪み61が形成されている。この窪みは孔5 3と横方向に整合する孔63により滑り通路23に通じている。この張出しハウ ジング部5つは下側部材29より張出した下側張出し部65と上側部材39より 張出した上側張出し部67とが合さって構成されている。下側張出し部65は底 部6つとこれより上向きに延びる両側壁部71.73と端壁部75とを有してい る。上側張出し部67は頂部77これより下向きに延びる側壁部79.81と端 壁部83とを有している。これらの側壁及び端壁部は何れも本体の高さの半分の 高さを有し、互いに整合して張出しハウジング部59とその内部に形成された窪 み61とを構成している。孔63は窪み61より狭く、窪みの中央部から滑り通 路23へ向けて開いており、その窪み内の両側に肩部85を郭定している。孔6 3は下側部材2つの上向きに延在する側壁35に設けられた切欠87と上側部材 39の下向きに伸びる側壁45に設けられた切欠87との整合により形成されて いる。下側部材29と上側部材39の端壁部75及び83が互いに整合して張出 しハウジング部59の端部を閉じている。
コインスライド25は符号91を付された前端部(内端部)と符号93を付され た後端部(外端部)とを有している。以後「前進方向」とはコインスライドがス ライド通路内へ差込まれる方向を指し、「後退方向」とはそれと逆の方向を指す ものとする。滑り通路23内には圧縮コイルばね95がその前端にて滑り通路の 前端壁21に当接しその後端にてコインスライド25の前端に当接してコインス ライドを後退方向へ偏倚させる力を及ぼしている。コインスライドの内端部には 縦方向に伸びる細長い溝97が設けられている。本体9にはその後端部近くの上 側に補助ハウジング部105が設けられており、この補助l\ウジング部内に形 成された窪み103内にコインスライドのための係止部材99がその一端にてビ ン101により枢動可能に取付けられている。この係上部材はその自由端部(前 端部)に尖端部107を有し、この尖端部は下に下がるとコインスライドの溝1 09内に嵌まり込むようになっている。溝109の前端111は係止部材99の 尖端107と係合してコインスライドがばね95の作用によって後退方向へ移動 する限界を定める第一の係止部を与えている(図2)。溝109の後端113は 係止部材99の尖端107と係合しコインスライドが図4及び図5A、5Bに示 す如き前進方向一杯に嵌込まれた位置まで移動することを阻止する第二の係止部 を構成している。係上部材99は補助ハウジング部105内に設けられて圧縮コ イルばね117によりコインスライドの上面へ向けて弾力的に偏倚されている。
コインスライド25の後端部93はコイン、特に米国のクォーターコインを図2 〜図4に示す如くその上部が僅かに突出るように受入れる細い溝119を備えて いる。この溝119はコインスライドが図2に示す如き後退位置にあるとき、該 構内にコインを挿入し或いは該溝よりコインを取出すことができるよう、本体9 の後端より外部に突出た位置にあり、それが前進方向即ち内向きに本体内へ押込 まれると、図4及び図5A、5Bに示す如きその前進位置へ来るようになってい る。係止部材99はその下面に符号121にて示されたカム面を有し、このカム 面はa119内にフィンが挿入されていないときにはフィンスライド25の上面 に係合し、溝119内にコインが挿入された状態でコインスライドが本体内へ前 進方向に差込まれると、コインと係合し、係止部材99はその尖端107をコイ ンスライドの溝109より外れる方へ押し上げ、コインスライドをその一杯の前 進位置まで差込むことを許すようになっている。溝119の底には雨水の集積を 避ける小穴122が形成されている。
コインスライド25をその前進位置に錠止してそれが後退することを阻止する錠 止部材が123にて示されている。
この錠上部材は張出しハウジング部59内の窪み61と孔87内に嵌り合った丁 字形の部材であり、孔87内に嵌まり合う軸部125と窪み61内に嵌り合うヘ ッド部127とを有しており、図5Aに示す如く軸部125がコインスライドの 滑り通路23内に突出ない横方向に後退した位置と、図5Bに示す如く軸部12 5が滑り通路23内に突出た錠止位置との間で摺動するようになっている。錠止 部材123は窪み61内にヘッド部127と該窪みの端壁との間に納められた圧 縮コイルばね129によりその軸部125が滑り通路23内へ突出る錠止位置へ 向けて付勢されている。コインスライド25の/s97内には、コインスライド の前端より後方へ向けて空隙133を残す位置まで舌片131が延在している。
空隙133は錠止環5を通すことができる大きさとなっており、また舌片131 はコインスライドが前進位置より後退位置へ移動するとき錠止環5にあけられた 孔51に通されるようになっている。
各コイン作動式機構3は各々一端にて錠止環に固定され他端にて張出しハウジン グ部59に固定された錠止類7を有している。このコイン作動式機構は張出しハ ウジング部59を後へ向けた姿勢にてカートの把手部に取付けられる。
従って図1に示す如く、カートC1について見ると、錠止環5はカートの後端よ り下方へ垂れ下っており、使用者が容易にこれを手にとることができるようにな っている。また図1に示す如く待機状態にあるときには、各カートのコインスラ イド25はハウジング外へ突出た後退位置にあり、そのコイン溝119へコイン を差込むことができるようになっている。カー)C2に取付けられた錠止類7の 錠止環5はカートC1のコイン作動式機構内に錠止されており、カートC3に取 付けられた錠止類7の錠止環5はカートC2のコイン作動式機構内に錠止されて いる。カートC1及びC2のコイン作動式機構内にそれぞれカートC2及びC3 の錠止環が錠止される作用は、それぞれのコイン作動式機構に於ける舌片131 がそれぞれ対応する錠止環5の孔51内に挿入されていることによって達成され ている。
今カートC1を使用のために切離すには、使用者はコイン(ここでは米国のクォ ーターコイン)をカートC1のコイン作動式機構3のコインスライド25の後端 部93にあるコイン溝119内に挿入し、コインスライドを前進方向へ、即ち図 4及び5Aに示す位置へ向けて押し込む。こうすることにより、コインが係止部 材99のカム面21に当接してその尖端部107を上方へ移動させ、これをコイ ンスライドの係止部113より引離す。コインスライドがその前進位置一杯に押 込まれると、舌片131はカートC2より延在する錠止類7の錠止環5の孔51 より引抜かれ、該錠止環5をカートC1のコイン作動式機構より引抜くことがで き、これによってカートC1をカートC2との錠止連結から解放することができ る。また同時にばね129の偏倚力により錠上部材123は押し出され、その軸 部125はコインスライドの溝97の後端と舌片131の後端の間に残された空 隙133内に侵入し、コインスライド25をそのコイン溝119内にコインを保 持した状態で前進一杯の挿入位置に保持する。使用者がカートを所定の位置に戻 し、その前にあるカートから延在する錠止類の錠止環5を戻したカートの孔53 内に差込むと、錠止環5は掛金23を押し戻してその軸部125を空隙133外 へ移動させ、錠止環5の孔51が舌片131に整合したところでコインスライド 25は圧縮コイルばね95の作用により後退位置へ向けて押し出される。ここで 使用者はコインをコイン溝119より取戻すことができる。
本体9をカートに取付ける取付は手段27は、該本体を一般に水平な把手部Hに 取付けるに適した任意の手段であってよい。そのような取付は手段としては、半 円形断面の溝を有しねじ49によって本体9の底部に取付けられる上側部材と、 これに解除防止構造のねじによって締め合される下側部材との組合せが用いられ てよく、これら上側部材と下側部材の間にカートの把手を挾んで該解除防止構造 のねじにより両者を締め合せるようにしてよい。
以上の説明から本願の上記の目的が達成されることが理解されよう。
図示の実施例について本発明の範囲内にて種々の修正が可能であることは当業者 にとって明らかであろう。
要約 カート置場にショッピングカート(CI、C2、C3)を数珠繋ぎの状態に係止 するコイン作動式錠止装置にして、カートの把手(H)等に装着されるコイン作 動式機構(3)を有し、該機構は数珠繋ぎにされる隣りのカートに取付けられた 錠止路(7)の錠止環(5)を解除可能に錠止し、カートを使用すべく錠止環の 錠止を解除するにはコイン(Q)を投入することを要し、該コインはカートが置 場に戻されて数珠繋ぎされたカートの最後のカートの錠止路の錠止環を戻したカ ートのコイン作動式機構に差込むことにより戻されるようになっているコイン作 動式錠止装置。
国際調査報告

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一つのカートに取付けられ錠止棒を解除可能に錠止するよう構成されたコ イン作動式機構を有し隣りのカートに取付けられた錠止鎖の錠止棒を該一つのカ ートの前記コイン作動式機構に解除可能に錠止することにより複数のカートを数 珠繋ぎに錠止するためのコイン作動式装置にして、頂部、底部、両側部、後部、 前部を有し内部に後端より前端まで延在するコインスライド受入れ用の細長い滑 り通路を有し、カート上に全体として水平の姿勢に取付けられるよう構成された 細長い本体と、 前端と後端を有し前記滑り通路内に滑り係合するコインスライドと、 前記本体の上部に設けられた空隙内に枢動可能に設けられ前記コインスライドの 上面と係合するよう下向きに付勢された係止部材とを有し、 前記コインスライドの上部には前記係止部材と係合して該コインスライドが前記 本体より後方へ突出る後退位置を定める第一の係止手段と前記第一の係止手段よ り後方へ隔置され前記係止手段と係合して該コインスライドの前進方向への移動 を制限する第二の係止手段とが設けられており、前記コインスライドをその後退 位置へ向けて付勢するばねが設けられており、 前記コインスライドの後端部にはコインをその上部が突出るように受入れる細長 い溝が形成されており、該溝は該コインスライドがその後退位置にあるときには 前記本体より後方に突出てコインを受入れ或いはそれよりコインを回収すること ができるようになっており、該コインスライドがその前進位置にあるときには前 記本体内に位置するようになっており、 前記溝内に受入れられたコインの上部は前記コインスライドが前記本体内へ向け て前進方向に移動されるとき前記係止部材と係合して該係止部材を押し上げ前記 第二の係止手段により制限された限界を越えて該コインスライドを前進方向へそ の前進位置まで押込むことを可能にしており、前記本体はその一方の側部に第一 の孔を有し他方の側部に張出しハウジング部と該張出しハウジング部内に形成さ れた窪みと該窪みと前記滑り通路との間に延在する第二の孔とを有しており、 前記窪みと前記第二の孔とに滑り係合し前記滑り通路外に横方向に後退した位置 と前記滑り通路内にそれを横切るように突出た錠止位置との間に移動可能な錠止 部材と、該錠止部材を前記錠止位置へ向けて付勢するばねとが設けられており、 前記コインスライドにはその側部から側部まで延在する溝と該コインスライドの 前端より後方へ向けて延在するが前記溝の後端より手前にて終りその間に前記錠 止棒を通す空隙を残す舌片が設けられており、前記錠止棒はそれを側方に貫通し 前記舌片を受入れて該コインスライドがその前進位置より後退位置へ向けて移動 することを許すようになっており、前記錠止部材は前記コインスライドがその前 進位置へ押込まれたときその錠止位置へ移動するよう偏倚力を与えられ該錠止位 置にあるときには前記空隙内に延在して前記舌片の尖端と係合して該コインスラ イドをコインを保持したまま前記本体内のその前進位置に保持するようになって おり、前記錠止棒が前記第一の孔内に挿入され前記舌片が該錠止棒の孔に嵌入す る位置まで該錠止棒が押込まれることにより前記コインスライドはその前進位置 より後退位置へ向けて偏倚ばねにより押出されコインスライドよりコインの回収 が可能となると同時に前記錠止棒は前記舌片が該錠止棒の孔に嵌入することによ り前記本体に挿入された状態に錠止されることを特徴とするコイン作動式装置。
  2. (2)請求の範囲第1項のコイン作動式装置にして、前記コイン作動式機構の細 長い前記本体は細長い底壁とこれより上向きに延在する両側壁と前端壁とを有す る下側部材と、細長い上壁とこれより下向きに延在し前記下側部材の両側壁と整 合する両側壁とこれより下向きに延在し前記下側部材の前端壁と整合する前端壁 を有する上側部材とを含む二分割構造であり、前記滑り通路は前記底壁と前記下 側部材の上向きに延在する両側壁と前記上壁と前記上側部材の下向きに延在する 両側壁とにより郭定されており、前記コインスライドは前記滑り通路内に滑り係 合するようになっており、前記第一の孔は前記本体の一方の側にあってその一部 が前記下側部材の側壁部にまたその一部が前記上側部材の側壁部に形成されてお り、前記引出しハウジング部は前記下側部の側方に張出した下側引出しハウジン グ部と前記上側部材の側方に張出した上側引出しハウジング部とを有しており、 前記第二の孔は前記本体の他方の側にあって一部が前記下側部材の側壁部にまた 一部が前記上側部材の側壁部に形成されており、前記上側部材と下側部材とを分 解可能に結合する締め付け手段が設けられていることを特徴とするコイン作動式 装置。
  3. (3)請求の範囲第2項のコイン作動式装置にして、前記コインスライドはその 上部にその縦方向に延在する溝を有し、前記係止部材はそれが下方の位置にある とき前記コインスライドの溝内に嵌まり込む尖端部を有し、該溝の尖端は前記第 一の係止手段をまた該溝の後端は前記第二の係止手段を構成していることを特徴 としているコイン作動式装置。
JP91504873A 1990-01-31 1991-01-28 コイン作動式ショッピングカート錠止装置 Pending JPH05506284A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/472,784 US5040656A (en) 1990-01-31 1990-01-31 Coin-controlled apparatus for locking shopping carts together
US472,784 1990-01-31
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