JPH05505823A - 細胞成長抑制法およびそれに有用な組成物 - Google Patents

細胞成長抑制法およびそれに有用な組成物

Info

Publication number
JPH05505823A
JPH05505823A JP91507366A JP50736691A JPH05505823A JP H05505823 A JPH05505823 A JP H05505823A JP 91507366 A JP91507366 A JP 91507366A JP 50736691 A JP50736691 A JP 50736691A JP H05505823 A JPH05505823 A JP H05505823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibodies
antibody
cells
combination
growth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP91507366A
Other languages
English (en)
Inventor
トローブリッジ,イアン・スチュアート
ティートル,レイモンド
ホワイト,シュハイラ・ナホール
Original Assignee
ザ・ソーク・インスティチュート・フォー・バイオロジカル・スタディーズ
ザ・リージェンツ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・カリフォルニア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ・ソーク・インスティチュート・フォー・バイオロジカル・スタディーズ, ザ・リージェンツ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・カリフォルニア filed Critical ザ・ソーク・インスティチュート・フォー・バイオロジカル・スタディーズ
Publication of JPH05505823A publication Critical patent/JPH05505823A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • C07K16/28Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
    • C07K16/2881Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants against CD71
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • A61P35/02Antineoplastic agents specific for leukemia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K2317/00Immunoglobulins specific features
    • C07K2317/70Immunoglobulins specific features characterized by effect upon binding to a cell or to an antigen
    • C07K2317/73Inducing cell death, e.g. apoptosis, necrosis or inhibition of cell proliferation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K2317/00Immunoglobulins specific features
    • C07K2317/70Immunoglobulins specific features characterized by effect upon binding to a cell or to an antigen
    • C07K2317/77Internalization into the cell

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 細胞成長抑制法およびそれに有用なJul成物本物本発明ノクローナル抗体に関 するものである。1観点においては、本発明はモノクローナル抗体の組合せに関 するものである。他の観点においでは、本発明は細胞成長の抑制に用いられる新 規な用途のモノクローナル抗体の組合せに関するものである。
発明の背景 抗体は医学的診断、たとえば血液型の判定、および生物学的実験に以前から用い られている。しかし抗体の複雑さおよび多様性のため同質な抗体を得るのか極め て困難であるので、その有用性は若干限られている。抗体は動物を異種物質に対 して保護するために動物の免疫系により産生される複雑な蛋白質または蛋白質系 分子である。医学用の抗体は一般に、動物の免疫系を刺激する異種物質を動物に 注射し、そして最も一般的には抹消血清または腹水から抗体画分を単離するこき により得られる。この抗体画分は、注射された異種物質に対して特異的な抗体、 および動物か産生じた他の種々の抗体を含有する。既知の方法によれば、特定の 異種物質に対して特異的な抗体を実質的に単離することは可能である。しかし特 定の異種物質に対する抗体が単離された場合ですら、その抗体は実際にはその異 種物質または関連物質の種々の抗原決定因子を認識する数種類の抗体の混合物で ある。若干の個々の抗体分子は特異性か高く、特定の異種物質またはその一部の みを認識するかも知れないが、他の抗体分子はこれらより選択性か低く、対象と する異種物質のみでなく、他の初雪をも認識するかも知れない。一般にはすべて の関連抗体を分離することは実際上不可能であるため、極めて慎重に精製された 抗体画分ですら、2物質以上と反応する可能性がある。
近年モノクローナル抗体(MAb)の製法が開発され、これによって同質な、特 異性の高い抗体を得ることか可能となった。一般にそれらの抗体は、動物を蛋白 質画分または他の異種物質で免疫処置し、動物から抗体産生細胞を採取し、これ らの抗体産生細胞を骨髄腫細胞株、たとえば腫瘍細胞と融合させてノ\イブリド 一マを形成させ、これらを単離し、モノクローンとして培養することにより調製 される。これらのモノクローナルハイブリドーマはインビトロで培養するか、ま たは腫瘍として宿主動物内で成長させることができる。抗体産生細胞それぞれが 単一のユニークな抗体を産生ずるので、ハイブリドーマのモノクローナル培養体 それぞれか同質な抗体を産生じ、これをインビトロで成長させたハイブリドーマ 培養体の培地から、または腫瘍を保有する宿主動物の細胞、腹水もしくは血清か ら採取することができる。
新生細胞を抗体産生細胞と融合させることにより得られるハイブリドーマクロー ンのすへてか、目的とする異種物質または抗原(抗体がそれと反応する物質)に 特異的であるわけではない。それは、多くのハイブリドーマは動物が他の異種物 質と反応するために産生じていた抗体を形成するからである。異なる細胞により 産生される抗体は同一分子の異なる抗原決定因子と反応する可能性があるので、 対象抗原に対する抗体ですら、クローン毎に異なるであろう。従って各クローン から得られた抗体、または抗体を含有する培地、血清もしくは腹水を採取し、そ れか他の物質を認識する場合はそれが何であるかを判定することにより、それと 対象抗原との反応性およびその特異性の双方を試験する必要かある。各クローン の抗体の解明か必要であることはモノクローナル抗体調製の複雑さを増すが、得 られる多様な同質抗体は体細胞の構造および発達をマツプするための極めて正確 な多数の手段を研究者に与えるであろう。
同質の高特異性MAbが得られれば、診断用、実験用および療法用手段としての 抗体の価値は劇的に高まる。MAbを腫瘍およびウィルスの検出に用いることは 米国特許第4,172.124および4.196.265号明細書に記載されて いる。
MAbは、細胞か異なるタイプの体細胞に分化して身体の種々の組織を形成する 経路および過程を研究するのに特に好適である。細胞の分化は複雑な問題であり 、関与する過程の理解は始まったばかりである。個々の細胞タイプに特異的であ り、異なるMAbにより検知される蛋白質は、細胞の発生および分化を研究する ための正確なマーカーとして役立つ。特定の蛋白質に特異的なMAbは、細胞内 の既知蛋白質の存在を確認するために用いられるたけてなく、これまで発見され ていなかった物質を検出するためにも利用しうる。理論的には最終的に体内のあ らゆる高分子に対するMAbを得て、種々の蛋白質の完全なマツピングなどを行 うことが可能である。
細胞分化の領域における重要な課題は、活発に増殖している(pr(+jife rating)幹細胞に由来する、成熟した形では非増殖性である細胞を研究す るこみである。このような細胞の多数の例か抹消血液内に見出される。赤血球お よび白血球は骨髄の幹細胞に由来し、双方とも普通は血流中で成熟細胞、として 非増殖性である。体細胞の誤った発生か癌を生し、これには血球関連の癌、たと えば骨髄腫および白血病か含まれる。MAbはこのような細胞内に存在する蛋白 質を判定し、それらの発生および由来をより完全に追跡するのに有用である。
近年、ヒトトランスフェリン(Tf)レセプターと反応するMAbか開発された 。それらのMAbの少なくとも1種類は細胞へのT[結合をブロックし、これに より細胞の増殖能を妨害する。たとえば米国特許第4.434.156号明細書 を参照されたい。その記載全体をここに参考として引用する。これらのMAbは 細胞の増殖を抑制するために有用であることか示された。しかしこれらの開発に より表される進歩にもかかわらす、細胞成長を調節するためのより効果的な手段 を提供する進歩の余地は常にある。
発明の要約 本発明によれば、MAbの特定の紹合せか、増殖性細胞の成長を抑制するのに個 々のMAbの活性の和のみを考慮することにより予想されるより実質的に有効で あることか見出された。本発明の組合せは、たとえば特定のヒト細胞、特に腫瘍 細胞を死滅させ、またはその成長を抑制するのに有用である。
他の大部分の潜在性細胞表面ターケlト抗原に対するMAbの場合と同様に、制 癌藁としての抗−TfレセプターMAbの有効性についての従来の研究を制限し ていた主な要因は、最適特性を備えたものを同定するための多数のMAbを産生 じ得ないことであった。精製された組換えヒトTfレセプター、たとえばバキュ 人o、1.Ch−虹−−263: 1.3386−13392 (1988)コ を免疫処置およびハイブリトーマのスクリーニングに十分な量で人手しうろこと によって、この問題が克服され、さらにヒトTfレセプターの外部ドメイン(e  x t e r naldomain)に対する多数の新規なMAbの産生が 可能になった。本発明によれば、意外にも特定の対の抗−TfレセプターMAb が、これら2種類の別個のMAbのいずれより効果的にヒト造血細胞パネルのイ ンビトロ成長を抑制することかμ出された。このインビトロ試験に基づいて、M Abの対をインビボでの抗腫瘍活性について試験した。このMAbの組合せは別 個に投与された個々のMA、bと対比して、ヌードマウスにおいて、株化したC CRF−CEM白血病の皮下腫瘍細胞の成長を著(7く抑制し、場合により腫瘍 の退行を誘導することが証明された。
発明の詳細な説明 本発明によれば、桶7シ動物における腫瘍細胞の成長を抑制する方法において、 哨乳動物に少なくとも第1および第2のMAbを含む有効量の組合せを投与する ことよりなり、その際それらの抗体はそれぞれヒトトランスフェリンレセプター 糖蛋白質に結合することができ、かっこの少なくとも2種類の抗体の組合せはそ の細胞成長の抑制に対してそれらの抗体が個々に投与された場合より有効である 方法が提供される。
この形態の本発明の現在好ましい観点においては、2種類の抗体が投与され、そ れらの抗体のうち少なくとも1種類はレセプター糖蛋白質へのTfの結合をブロ ックするのに有効ではない。それら個々の抗体のうち1種類は単独では腫瘍細胞 の成長に対して実質的に抑制効果をもたず、かつ第2抗体は単独でレセプター糖 蛋白質へのT[の結合をブロックすることが特に好ましい。それぞれの抗体がレ セプター糖蛋白質に同時に結合しうろことが特に好ましい。
本発明の他の形態によれば、哺乳動物における腫瘍細胞ゐ成長を抑制するための 療法用組成物において、組成物が有効量の少なくとも第1および第2のMAbの 組合せ、ならびに薬剤学的に許容しうるキャリヤーを含み、その際それらの抗体 はそれぞれヒトトランスフェリンレセプター糖蛋白質に結合することができ、か つこの抗体の組合せは特定の浦乳動物腫瘍細胞の成長の抑制に対してそれらの抗 体か個々に投与された場合より有効である組成物か提供される。
この形態の本発明の好ましい観点においては、それらの抗体のうち少なくとも1 種類はレセプター糖蛋白質へのTfの結合をブロックするのに有効ではない。
それら個々の抗体のうち1種類は、単独では腫瘍細胞の成長に対して実質的に抑 制効果をもたず、かつ第2抗体は単独でレセプター糖蛋白質へのTfの結合をブ ロックすることか特に好ましい。それぞれの抗体がレセプター糖蛋白質に同時に 結合しうろことか特に好ましい。
本発明のさらに他の観点においては、以下D65.30 (ATCC登録番号H B 10394)、A27.15 (ATCC登録番号HB 10395)、3 41.2.232.3の表示により呼ばれる新規なI g G群MA b 、お よびこれに類する他の抗体が提供される。
本発明の実施に際して用いられるMAbは、ヒトTfレセプターの外部ドメイン (分裂中の細胞、特に増殖中の腫瘍細胞の表面に見られる)に対して特異的であ る。Tfレセプター糖蛋白質は、還元条件下でのSDSポリアクノルアミドケル 上でのその泳動により測定して約95,000のモノマー分子量をもち、その天 然状態ではジスルフィド結合した2量体として存在することか解明された。オ0 −1435 ; トラウブリッシおよびオマリー(Trowbr idge、O ma精製したヒトTfレセプター糖蛋白質は天然源、組換えにより調製された材 料などから得られ、造血細胞の表面に見られる糖蛋白質に対する抗体の産生を誘 発するために動物に導入される。ヒトTfレセプター糖蛋白質の外部ドメインの 一部もしくは全部または交叉反応性物質を含有する免疫原−一無傷のヒト細胞お よび合成ペプチドを含むm−はいずれもMuレセプターの代わりに使用しうるか 、後者の方か好ましい。接種のために選ばれる動物は決定的ではないか、十分に 解明された系統、たとえばラット、マウスなどのネズミ類の系統を用いることか 好ましい。さらに種々のネズミ由来の新生細胞も十分に解明された培養体として 利用される。従って、ここに記載する抗体産生のためにはマウスが選ばれるが、 本発明はネズミが産生じた抗体、またはハイブリドーマ細胞において産生された MAbの使用に限定されるものではないと解すべきである。
細菌、植物および他の動物細胞において組換えDNA法によりこの一般型のMA bを産生ずる方法は当業者に既知である。さらにハイブリドーマに由来するネズ ミMAbは、抗体フラグメントを産生すべく、またはネズミMAbをヒト化すへ く、組換えDNA法によって有利に修飾することかできる。
バキュロウィルス発現系において産生された組換えヒトトランスフェリンレセプ ター50μgをフロイントの完全アジュバントと混合して、BALB/cマウス に皮下接種する。6週間後に、マウスにレセプターの外部ドメインの精製画分少 なくとも50μgのブースターを食塩液中において静脈内接種する。2回目の接 種の4日後にマウスを層殺し、それらの膵臓を摘出する。膵臓細胞懸濁液を調製 し、得られた細胞懸濁液を、無蛋白質のダルベツコの改良イーグル培地中で2回 遠心分離することにより(800Xg)洗浄する。
膵臓から得られた抗体産生細胞は独立して再生することはなく、従って培養でき ないので、それらをインビボまたはインビトロで独立して培養しうる細胞と融合 させる。これは、融合ハイブリトーマの遺伝および代謝の過程が親細胞それぞれ の特性を備えた状態で行われる。これは、得られた細胞のあるものは独立して再 生し、かつ抗体を産生ずる親細胞の抗体を産生ずる能力を備えていることを考慮 したものである。ある種類の腫瘍細胞、特に骨髄腫細胞は、抗体産生細胞と有f ilに融合してハイブリドーマを形成しうる。親細胞の遺伝的および生化学的特 性か適合性であり、従って生存性ハイブリトーマを形成する可能性を高めるため には、腫瘍細胞および抗体産生細胞が同一種に由来することが、必要ではないが 好ましい。多数の骨髄腫培養体が解明されており、ここではハイブリドーマを形 成するためにマウス由来の非−抗体産生一骨髄腫細胞系SP210−Ag14  (アイザック (Isacke) ら、Immunogenetics 23. 326−332 (1986))を使用する。他の腫瘍系−一これにはB3、¥ 3.319415、XXO,BU、1、IVIPc−11おヨびツレらの誘導体 が含まれるが、これらに限定されないm−も使用しうろことを理解すべきである 。抗体を産生じない骨髄腫系を選ぶことか有利であり、これにより得られたノλ イブリントは親細胞であるsii細胞またはリンパ節細胞の抗体鎖のみを産生ず るであろう。抗体を療法の目的で、たとえば細胞成長を調節するために用いる場 合は、これが特に重要である。この場合は副作用を生じる可能性のある外来抗体 を導入することは望ましくない。
骨髄腫細胞は、10%ウマ血清を補充したダルベツコの改良イーグル培地に維持 される。骨髄腫細胞107個、および組換えヒトトランスフェリンレセプターで 免疫処置したマウスから得た細胞108個を、トララブリッジ(Trowbri dge)(1978)前掲、の方法に従って融合させるために、ポリエチレング リコール1500の45%(V/V)溶液に再懸濁する。細胞ノ・イブリッドは ヒポキサンチンーアミノプテリンーチミシン(HAT)培地中で選択される。H AT培地中での成長はすべてマウス牌臓細胞とマウス骨髄腫細胞のハイブリダイ セーシヨンが成功したことを示す。マウスへの接種に用いた精製Tfレセプター に対する抗体を産生ずるものを単離し、後記の例1に記載したELISAアッセ イ法により試験する。ハイブリッド細胞はファルコノミクロタイタープレートに おける限定希釈法によりクローン化される。
ハイブリドーマのクローンは、インビトロで既知の組織培養法、たとえばコツト ン(’Cotton) ら、Eur、J、Immunol、、3. 136 ( 1973)に記載の方法により成長させることかできる。あるいは/\イブリト ーマは、インビボで組織適合性動物または無胸腺ヌードマウスにおいて腫瘍とし て成長させることができる。抗体はインビトロ培地から、または動物の血清もし くは腹水から、当技術分野で既知の手段により、たとえばケルハルト(Ge r ha rd)78)により採取することができる。場合により、培養物または腫 瘍の細胞から直接に抗体を得ることが有利である。
次いで各クローンからの抗体をELI SAアブセイ法により抗−Tfレセプタ ーMAbにつきスクリーンした。次いで、抗−Tfレセプター抗体を産生ずるハ イブリドーマを限定希釈法によりクローン化し、ELISA法により再度アッセ イした。ELISAア7セイ法は当業者に周知の方法により実施することができ 、本明細書の実施例1に詳述される。
次いでヒトTfレセプターの外部ドメインに反応したMAbを判定するために抗 −TfレセプターMA、bをスクリーンし、生存性CCRF−CEM細胞に結合 する能力により同定したーーFAC5分析により測定。
有用なハイブリドーマクローンが形成された場合、もはや抗体を産生じない変異 細胞を含む培養の過剰成長を避けるために、細胞系をリフローン(rectan e)することが一般に有利である。ハイブリドーマは親細胞それぞれの遺伝物質 をすべてではなく若干含むので、11イブリドーマの完全な特性は未知である。
しばしばハイブリドーマクローンは当初の遺伝的欠失またはその後の染色体喪失 のため、数世代後にそれが再生する能力および/または特定の抗体を産生ずる能 力を喪失する場合がある。従って抗体産生ハイブリドーマの機能性株が得られる のを保証するために、最初のハイブリダイゼーションの直後に、目的とするノ\ イブリド−マクローンをリフローンすることが重要である。B65.30、A2 715、B49.1、B77.2、C45,1、Dll、1.148.1.23 2゜3.289.2.342.2.417.1、W4B、5、H8,10、H8 8゜1、B56.42.128.1.144.1.235.1、H59,2、Z 352、A11.1、A173、B27、C95,7、B79.20、B86.  B3、B2.3.341.2.398.L、454. 1.456.1および H51゜1と同定される細胞系培養物、ならびにそれらの誘導体は、Tfレセプ ター糖蛋白貫に特異的なMAbを産生ずる。B65.30およびA27.15細 胞系は、アメリカン・ティッシュ−・カルチャー・コレクション、マリーラント 州20852、口lクビル、バークローノ・ドライブ12301に寄託されてお り(それぞれ登録番号HB 10394およびHB 10395L本発明に有用 なものの一例であるMAbを産生ずる。
本発明の組合せに用いるものとして考慮されるMAbは一般に3群に分類される 。第1群には、単独でCCRF−CEM細胞に投与された場合にCCRF−CE M細胞の成長をほとんど抑制せず、このためここでは細胞増殖のプロ・ツクに無 効であると言われる抗体か含まれる。上記の基準を満たす抗体の多数の例が前記 方法により調製され、以下のコード表示で呼ばれる:B3/25、B49.L、 B772、C451、Dll 1.342.2.417.1、H48,5、H8 ,10、H88,1、B56.42.1281.1441.235.L、H59 ,2、Z35.2、A11.1、A173、B27、C95,7、B79.20 、B86.13、B2.3.3981.454.1.456.1およびH511 ゜ 本発明の実施に際して用いるものとして考慮される他の抗体には、第2群の抗体 が含まれる。これらは単独で投与された場合、CCRF−CEM!EIIPi! および他のヒト細胞系、たとえばKG−1、HL−60などの成長を少なくとも 実質的な程度に抑制する。Tfレセプターに結合し、かつ細胞成長を抑制すると いう基準を満たす抗体の例には以下のものか含まれる 42/6 (ATCC登 録番号HB−8094) 、B65.30 (ATCC登録番号HB 1039 4) 、A27゜15 (ATCC登録番号HB 10395)、232.3お よび341.2゜本発明の実施に際して用いるものとして考慮される第3群の抗 体には、単独で投与された場合、TfがTfレセプターに結合する能力を少なく とも実質的な程度にブロックし かつCCRF−CEM細胞(および前記の他の ヒト細胞系)の成長を少なくとも実質的な程度に抑制する抗体が含まれる。この 基準を満たす抗体の例には42/6 (ATCC登録番号HB−8094)など が含まれる。
本発明の実施に際して用いられる抗体の比率は広範に及び、なおかつ細胞成長を 抑制するために個々の抗体のいずれかより有効な組合せが得られる。一般に第1 抗体(細胞成長の実質的な抑制に有効でない抗体)と第2抗体の比率は約0゜5 ・1−51の範囲にある。好ましくは第1抗体と第2抗体の比率は約11−21 の範囲にある。
療法の目的で用いる場合、本発明の抗体の組合せは、当業者に周知の多様な方法 で投与することができる。たとえば前記の少なくとも2種類の抗体の組合せおよ び薬剤学的に許容しうるキャリヤーを対象に投与することかできる。
本発明の実施に際しては、当業者か容易に決定しうる薬剤学的に許容しうる多様 なキャリヤーを用いることができる。現在好ましいものは液体キャリヤー、たと えばリン酸緩衝食塩液または他の等張の中性水溶液である。これらのキャリヤー 中における抗体の組合せの濃度は広範に及びうる。キャリヤー中のMAbの実際 の濃度は投与形式、全ターゲlト用量、処置される個体、取り扱いおよび貯蔵の 要件などの関数として変化するであろう。
一般的な投与手段には静脈内および腹腔的注入または注射が含まれる。この療法 用組合せは、好ましくはレシピエンドの体重kg当たり約01−約15mgの1 日量で投与される。より詳細には、抗体の組合せはレシピエンドの血清中の抗体 濃度を少なくとも約1μg/mlの水準、好ましくは少なくとも約10μg/m lの水準となすように投与される。
本発明方法は種々の異常な細胞成長状態、たとえば白血病の細胞成長、黒色腫の 細胞成長、造血性腫瘍の細胞成長、赤白血病の細胞成長などの処置に特に有用で ある。一般に本発明方法は正常または異常に分裂する細胞の細胞成長を抑制し、 細胞を死滅させるのに有用である。後記の実施例において証明されるように、本 発明のMAbの組合せは細胞毒性である。すなわち細胞増殖抑制性(c y t  o 5tatic)、すなわち処理された細胞の5fC長を単に停止させるの とは異なり、処理された細胞の死をもたらす。
本発明を限定ではない下記の実施例につき詳述する。
実施例I MAbの調製、トミンゴおよびトララブリッジ(Domingo、Trowbr idge) rJ、Biol、Chem、263:13386−13392 ( 1988)]の記載に従ってバキュロウィルス発現系において組合せヒトTfレ セプターを調製し、ヒトTfアフィニティヵラムにより精製したm一本質的には 先にアンダーソン、マツケラス、パラエルおよびハリディ(Anderson、 G。
J、、Mackerras、A、、Powell、L、W、、Halliday 。
J、W、) [Biochem、et Biophys、Acta 88.4: 225−233 (1986)]の記載に従うが、ただしIMKCIの代わりに IMNalを最終溶出緩衝液に含有させた。組換えヒトTfレセプターの収率は 約0.5mg/ml (細胞)であった。
B A L B / cマウスを、フロイントの完全アジュバント中の精製した 糖蛋白質50μgを背部皮下に用いて免疫処置した。2週間後の同様な免疫処置 ののち、種々の期間後にマウスを食塩液中の組換えTfレセプター50μgの静 脈内注射により免疫処置した。3日後に、免疫処置マウスの肺臓を摘出し、S  P 210−Ag14骨髄腫細胞系と融合させたm一本質的にはアイザック、サ ウヘノン、ノ・イマン、レスリー、シュルテおよびトラウブリッシ(Isack 、e、C,M、Sauvage、C,A、、Hyman、R,、Lesley、 J、、5chul胞とI×107個の骨髄腫細胞の融合により得られた細胞を、 96ウエルーミクロタイタープレート(コスタ−、マサチュセッツ州ケンブリッ ジ、#3596)に接種し、次いで10−21日後にハイブリドーマ上清をEL IZAアlセイ法により抗−TfレセプターMAbにつきスクリーンした。次い で直ちに、抗−Tfレセプター抗体を産生ずるハイブリドーマを限定希釈法によ りクローン化し、EL[ZAにより再度アッセイした。クローン化された/’t イブリトーマ細胞5×10’個を、1−3週間前に予め0.4mlブリスタン( アルドリッヒ・ケミカル社、ワイオミング州ミルウオーキー)で初回抗原刺激し たB A L B / cマウスに腹腔内注射することにより、MAbを含有す る腹水を得た。次いでMAbを50%硫酸アンモニウム沈殿法により腹水から部 分精製した。
ELIZAアイソタイピング(isotyping)キットを業者の指示に従っ て使用して(サイムト・ラボラトリーズ社、カリフォルニア州すンフランシスコ 、モノAblD ErAキット)、MAbのアイソタイピングを行った。l・イ ブリトーマ上浦の?7]′IAスクリーニングのためのELIZAア7セイを下 記により実施した・96ウエルーイムノプレート(ナックtt1イリノイ州ネイ パービル、マクシソープF96)を50mM炭酸水素ナトリウム緩衝M(pH9 ,6)中の精製した組換えヒトTfレセプター50 n g/ウェルにより4℃ で一部コーティングした。次いでELIZAアッセイを、本質的には先のボラ− 、ビドウエルおよびバートレyト(Voller、A、、Bidwell、D、 A、、Bart155−56 (1,976)の記載に従って実施した。次いで ヒトT「レセプターの外部ドメインに幻するMAbを、生存性CCRF−CEM 細胞へのそれらの結合能により同定したm−ロス・アロモス・デザイン・フロー ・サイトメーターによるFAC3分析[レスリー、ハイマン、シュルテおよびト ロツタ−(Lesley、J、、l(yman、R,,5chulte、R,、 Trotter、J、)。
Ce l 1.Immuno 1.83 :14−25 (1984)]により 測定。細胞(2X106)を1−1−0Oのハイブリドーマ上清、続いて第2段 階抗体として飽和量のヤギ抗−マウスIg(オルカノン・テクニカーカソペル、 ペンシルベニア州ウェストチェスター)で染色した。
ヒトTfレセプターに対するMAb 42/6およびB3/25は、先にトラウ ブリノジおよびロペツ(Trowbridge、l S、、Lopez、F、) [Proc、Nat、Acad、Sci、U、S、A、、79:1175−11 79 (1982)] ;ならびにトラウブリノンおよびオマリー(Trowb riる。
実施例2 採用した培養およびアッセイ法 細胞系および1織培養。 これらの試験で用いたヒト腫瘍細胞系、CCRF−C EM、HI、−60、KG−11顆粒球性白血病)、K562(ヒト赤白血病) 、ナマルバ、U937およびM21(黒色腫)については、先にテトル、/%二 セント、トラウブリッン(Taetle、R,、Honeysett、J、M、 、Trowbridge、[、S、)[Int、J、Cancer 32:34 3−743.7 (1985)]に記載されている。それらは5%ウシ胎仔血清 または8%ウソ成体(de f 1ned ca l f)血清を補充したRP MI 1640培地においてルーティンに二次培養された。CCRF−CEM二 次培養系はヌードマウスにおいて皮′F腫瘍として成長する。
Hl、60コロニー形成アツセイ。 抗−TfレセプターMAbの細胞毒性を、 先のテトル、ハニセノトおよびハーケロン(Tae t le、R,、Hone yset t、J、M、、Bergeron、R,)、J、Nat 1.Can cerInst、 81:1229−1235 (1989)の記載に従って、 HL−60コロニー形成ア/セイにおいて評価した。要約すると、対数期の細胞 を洗浄し、RPMl 1640培地および10%ウシ胎仔血清を用いて、単独で 、または10mg/ml抗−TfレセプターMAb(単独もしくは組合せ)と共 に培養した。
1−5日後に、細胞を洗浄し、コロニー形成アッセイにおいて同一の全細胞数を 接種した。10−14日のインキュヘーション後に、細胞50個以上の凝集をコ ロニーとして計数した。これらの試験における対照培養は、細胞10’個当たり 763±17コロニーが成長した。
細胞サイクルの分析。 抗−TfレセプターMAbを用いて、または用いずに培 養した細胞のDNA含量を、先のテトル、I\ニセットおよびバーゲロン(Ta etle、R,、Honeysett、J、M、、Bergeron、R,)( 前掲)の記載に従ってヨウ化プロピシウムにより測定した。
59Fe取込み実験。 ヒトTfをヘーツおよびシュラバッハ(Bates、5 chlabach) [J、Biol、Chem、248:3228−3232  (1973)]の方法により59 Feて標識した。59Fe取込み実験のた めに、対数期HL−60細胞を無血清RPM1 1640培地で2回洗浄し、次 いで24時間、エタノールアミン、インシュリンおよびセレンを含有する無血4 RPMI培地において、4ug/mlの59F e atA T fの存在下に 、50μg/mlの濃度の抗−TfレセプターMAbを用いて、または用いずに 培養した[テトル、ライナー、カスタグノラ、トー、メンデル7−:、/ (T ae t le、 R,、Rhyne r。
K、、Catagnola、J、 、To、D、、Mendelsohn、J、 )。
種々の期間後に、細胞をRPMI 1640培地で2回洗浄し、細胞に付随する S 9 Feをガンマ計数器て計数することにより測定した。
インビボ抗腫瘍アンセイ。 ヌードマウスにおいて皮下腫瘍として成長させたC CRF−CEM細胞を用いて、抗−Tfレセプターモノクローナル抗体の抗腫瘍 活性を測定した。4−6週令の雌(Nu/Nu)ヌードマウスをチャールズ・リ バー・ラボラトリーズ(マサチュセッツ州つイルミントン)から入手し、2×1 07個のCCRF−CEM細胞を背部皮下に接種した。次いで動物に種々の時点 てMAbを腹腔内注射し、カリパスによる腫瘍直径の2回の直角方向測定により 腫瘍の大きさを測定した。次いで次式に従って腫瘍の大きさを算出した・腫瘍の 大きさ−(幅、mm) 2X (長さ、mm)/2:先のテトル、ローゼン、ア ブラムソン、ベンティ’yティおよび/1ウウエル(Taet le、R,、R osen、F、、Abramson、1.、Venditti、J、、Howe ll、S、)。
Cancer Treatment Reports 71:297−304  (1987)のg己載1こよる。
実施例3 抗体の組合せによる相乗効果の証明。 前記に従って、精製した組換えヒトTr レセプターで免疫処置したBALB/cマウスのIIIpIil細胞の融合によ り、ヒトTfレセプターの外部ドメインに対するMAbを産生ずる32のクロー ン化Isイブリドーマ細胞系を調製し、第1表に挙げる。これらはまずELIZ Aアγセイにおいて、M製した組換えT[レセプターとの反応性により同定され た。次いでこれらは、FAC3分析により測定した生存性CCRF−CEM細胞 へのそれらの結合能によって、天然ヒトTfレセプターの外部ドメインを認識す ることが証明された。第1表に示すように、得られたMAbは主としてI gG 、サブクラスであった(32MAbのうち30)。次いでMAbを、組織培養に おけるヒトT白血病細胞系、CCRF−CEM、の成長抑制能につき個々に試験 した。
24ウェル−組織培養プレート($3524、コスタ−、マサチュセッッ州ケン ブリッジ)中の、8%ウシ成体血清(ハイクローン、ユタ州ローガン)を補充し たRPMI 1640培地1゜Omlに、CCRF−CEM細胞を2X10’個 /ウェルの密度で接種した。抗体を単独で、または組合せて、50μg/mlの 濃度で二重試験ウェルに添加し、4日目および7日目に二重試験ウェルがら細胞 を採取し、クールター計数器により2回計数した。反復計数は通常は<10%の 差である。K562、KGI、HL〜60およびM21細胞を用いて成長抑制試 験を同様に実施した。用量依存曲線については、アッセイを上記に従って実施し 、ただし用いたMAba度を変更した。
これらの試験に用いたモノクローナル抗体はネズミ腹水から50%(W/V)硫 酸アンモニウム沈殿によって部分M製され、50μg/mlの濃度で使用された 、抗体の組合せを用いる場合、一般に約11の抗体比で全抗体濃度を約50μg /mlに維持した。
第1表に示した結果は、未処理対照培養につき得られた細胞成長と比較した抗体 処理培養における7日目の細胞成長の平均抑制%である」上止0 − MAb処 理培養における一担艷 × 100未処理培養における細胞 第1表 抗−ヒトTfレセプターMAb単独または組合せにょるCCRF−CEM細胞の インビトロ成長の抑制成長抑制率“ % 42/6 IgA 62 66 NDcD65.30 幻G、 65 HD 6 6An A27.15 工gG、 40 93 92B49.l 工gG、 0  9188 B77.2 工gG、 0 92 87C45,1工gG、 15 92 89 D11.l 工gG、 13 91 9114B、1 工gG、 ココ 94  912コ2.3 工qG、 38 95 91289.2 IgG、 コ0 9 4 923412 工gC,279391 417,1工gG、 17 94 91W48.5 19G、 0 9A 11 8群 Ha、ユ0 工qG、 20 1コ 50HBB、IXqG、 12 2 1 67H56,42工gG、 17 14 3912a、1 工qG、 0  4 69 144−1 1gG2. 0 11 902]5.1 IgG、 Ol 6コ W59.2 工gG、 11 9 64Z35.2 XqG、 13 16 6 2G群 入1ユ、I IgG、 0 42 90A17+コ エgG、 0 4 1 90827 XqG、 0 72 7B C95,7功G、 13 70 72 D79.20 幻G、 11 75 B9DBS−13工qG、 0 69 8 8E2.コ エgG、 20 76 92341.2 工gG、 48 54  91398.1 τgG、 2 62 4B454.1 XqG、 0 、 7 9 89456.1 工gG、 17 72 89W511 XqG、 O54 76 ゛ CCRF−CEMMI胞を二重試験培養法に設定し、細胞の計数は各培養の 4日目および7日目にクールター計数器により二重試験法で行われた。提示され た結果は、未処理対照培養と比較した抗体処理培養における7日目の細胞成長の 平均抑制率%である (100 − MAb処理培i1!、:おける細胞) X 100未処理培養に おける細胞 細胞の反復計数は通常は10%以下の差である。
’ MAbはネズミ腹水から50%(w/v)(NH4)2SO4沈殿により部 分精製され、50μg/mlの濃度で使用された。
“ 測定されなかった。
被験抗体の大部分は、個々に投与した場合、CCRF−CEM細胞の成長にほと んど、または全く作用を及ぼさなかった(第1表)。しかし[gGの1種類、M Ab D65.30はIgA MAb、42/6−−これまでに知られている唯 一の実質的な抗−増殖活性をもつ抗−TfレセプターMAb−一と同様に効果的 にCCRF−CEMの成長を抑制した[トラウブリッノおよびロベツ(T r  。
wbridge、r、S、、Lopez、F、)[Proc、Nat、Acad 。
Sc i、U、S、A、、79 :1175−4179 (1982)]。他の 数種類のIgG+ MAb−一最も特iすべきものはA27.15および341 ゜2であるm−もある程度のCCRF−CEM細胞の成長抑制を示すか、これよ りは程度か低い。
抗体No、D65.30と組合せた個々のモノクローナル抗体を用いて得られた 結果は驚異的であり、種々の被験抗体か3群に分類されることを示す。A群の抗 体はMAb D65.30の成長抑制効果を極めて顕著に高めた。これに対しB g!の抗体はMAb D65.30の成長抑制効果を実質的に低下させた。一方 、0群に分類される残りの抗体はMAb D65.30単独により誘発される成 長抑制にほとんど、または全く作用を及はさなかった。それぞれ単独ではCCR F−CEMの成長に作用を及ぼさないある種類のMAb(特にB49.1、B7 7゜2およびW2B、5)かMAb D65.30と相乗作用して増殖を抑制す ることは明らかである。実施された試験において両抗体は飽和濃度で存在するか らである。
同様に、抗体42/6と組合せて1験したIgG MAbの多数が、42/6の 場合より著しい増殖抑制を示した。これには、単独で使用した場合にCCRF− CEM細胞の成長に対して検出しうるほどの作用を示さなかった抗体が含まれる 。
しかしMAb D65.30と42/6の組合せは、いずれかの単一抗体単独よ り抑制的ではなかった。また同様に、それ自体有意の抑制効果を示す抗体341 2は、MAb D65.30により誘発された成長抑制を高めない。
抗−TfレセプターMAbの組合せがCCRF−CEM細胞の成長に及ぼす相乗 的抑制効果は、抗体B3/25a (ATCC登録番号CRL−8034)を用 いた用量応答実験によっても確認された。B3/25aおよび42/6MAbの 組合せは、明らかにすべての濃度の試験につき、いずれかの抗体単独により誘発 された抑制の相より著しくCCRF−CEM細胞の成長を抑制する。同様にB2 O1およびB77.2もMAb D65.30と相乗作用する。
CCRF−CE〜1細胞の増殖を効果的に抑制するMAbの組合せは、HL−6 0細胞、すなわち前骨髄球性白血病細胞系、およびKG−1細胞、すなわちヒト 顆粒球性白血病細胞系の成長も〉90%抑制する。これらのMAbの組合せは、 K562ヒト赤白血病細胞およびM21ヒト黒色腫細胞のインビトロ成長に対し ても、これらより低いが、容易に検出しうる効果を示した。これら両細胞系はM Ab 42/6単独による処置に抵抗性であると先に指摘されている[トラウブ リソノおよびニューマン(Trowbridge、1.S、、Newman、R A、)、トラノスフェリンレセブターに対するモノクローナル抗体 グリーブズ CM、F、Greaves)(監修)、Antibodies to Rece ptors:Probes for Receptor 5tructurea nd Function、pp、235−262. ロンドン チャツプマン・ アンド・ホール(1985)]。2種類の抗−TfレセプターMAbの組合せに よるこれら2種類の抵抗性細胞系の処理により達成された最高水準の成長抑制は 、7日間のアッセイにおいて40−50%であった。しかし3種類のMAb、D 65.30、A27.15および877.2の組合せによりに562細胞を処理 した場合、約70%の成長抑制が得られた。
実施例4 インヒポにおけるD65.30およびA27.15 MAbの組合せの抗腫瘍効 果。 〜IAb D65.30およびA27.15の単独および組合せの双方か 、ヌードマウスの皮下部位に移植されたCCRF−CEM細胞の成長に及ぼす作 用を測定した。最初の実験では、0.4および7日目に腹腔的投与されたD65 ゜30およびA27.15 MAbそれぞれ3mgの組合せか、背部に2XlO ”個のCCRF−CEM細胞の皮下接種により攻撃した6匹のマウスすへてにお いて腫瘍の成長を完全に阻止することが認められた。同一のスケジュールで投与 されたMAb B3/25aおよび42/6の組合せはこれよりわずかに有効性 が低く、6匹のマウス中4匹において腫瘍の成長を阻止し、他の2匹においては 成長を遅延さ世ることが認められた。
次いで、D65.30およびA27.15 MAbの組合せによる処理が株化し た腫瘍の成長も抑制するか否かを調べた。マウスに2XlO7個のCCRF−C EM細胞を注射し、10日後にマウスを比較可能な範囲の腫瘍サイズを保有する 4群に分けた。次いでこれら4群を、処理せず、あるいは10.14.17.2 1.24および27日目(こ3mgのMAb D65.’3011独もしくはM AbA27.15単独、または3mgの両MAbを注射(腹腔内)した。
MAb D65.30およびA27.15の組合せによる処理は、腫瘍の成長に 対して驚異的な効果を与えた。MAbの組合せにより処理したマウスすべてにお いて顕著な腫瘍成長抑制か見られ、5匹中3匹においては腫瘍が退行した。これ に対しMAb D65.30単独で処理したマウス5匹中3匹、MAb A27 15単独で処理したマウス5匹中4匹においては、腫瘍が未処理対照と同様な速 度で成長し続けた。
インビトロで検出された抗−TfレセプターMAbの組合せによる抗増殖活性か ら、インビボでの抗腫瘍活性を予想しつると思われる。MAb D65.30お よびA27.15の組合せは、株化したCCRF−CEM腫瘍の成長に対して驚 異的な効果を与え、若干の例においては腫瘍の完全な退行をもたらした。これに 対し別個に投与されたMAb D65.30またはA27.15のいずれも、腫 瘍の成長に対して顕著な効果を示さず、両MAbを組合せたインヒポ抗腫瘍効果 は相乗的相互作用の結果であることが明らかに確認される。
実施例5 ヒトTfの結合およびインターナライセージ5ン(inte rna l iz a tion)試験。 抗−TfレセプターMAbが細胞表面Tfレセプターの 発現およびイノターナライセ−ジョンに及ぼす作用を調べるために、HL−60 細胞を10μg/mlの抗−Tf MAb単独または組合せ中において48時間 成長させた[テ1−ル、カスタグノラおよびメンデルソーン(Tae t le 、R,、Catagnola、J、、Mendelsohn、J、)、Canc er Re546 :1759−4763 (1986)]。次イテ細胞を無血 清RPMI 1640培地中で2回洗浄し、飽和量の125■−標識シフェリI り(d i f e r ric)ヒトTrと共に4°Cて60分間インキュベ ートした。細胞を無血清培地中で3回洗浄し、ガンマ計数器により計数した。1 00倍過剰の非標識ヒトTfの存在下に非特異的結合を測定し、これらの数値を 全細胞結合から差引いた。
抗−TfレセプターMAbかヒトTfのインターナライセージ5ンに及ぼす作用 を調べるために、細胞を前2iこ従ってMAbの存在下または不在下で48時間 成長させた。次いで細胞を洗浄し、4μg/mlの125r−標識ヒトTf中に おいて4℃で30分間、次いて37°Cで30−45分間インキュベートして、 Tfレセプターの定常状態の細胞内および細胞表面分布を確立させた。次いて細 胞を1mlの食塩液により4℃で3回洗浄し、次いで4℃で5分間、0.5M  NaC+−0,2M酢酸と共にインキュl\−トして、表面結合Tfを除去した 一−テトル、カスタグノラおよびメンデルソーン(Tae t le、 R,、 Ca t agnola、J、、Mendelsohn、J、)(前掲)に従う 。HL−60!胞については、この操作により結合+2J−標mTfの95%以 上が4℃で除去されることか示された。次いで細胞ペレツト内の残りのインター ナライズされた酸抵抗性放射能をガンマ計数器により測定した。
ヒトTf結含の抑制実験。 抗−TfレセプターMAbがTfレセプターへの+ 251−FmTfの結合を抑制する能力を、先のシン、スペンサー、ミラー、ホ プキンスおよびトラウブリッン(J ing、S、、5pencer、T、、M iCell Biol、110:283−294 (1990)]の記載に従っ て調へた。たたし“テイルレス(tailless)’突然変異体ヒトTfレセ プターを発現するニットlJ[線維芽細胞をCCRF−CEM細胞の代わりに使 用した[トラウブリ7シおよびロベツ(Trowbridge、1.S、、Lo pez。
F、)、Proc、Nat、Acad、Sci、U、S、A、、79:IL75 −1179 (1982)コ。細胞(IXIO’/ウェル)をコスタ−24ウエ ル紹織培養プレートに接種し、−夜インキユベートした。細胞をダルベツコの改 良イーグル培地(DMEM)により4°Cで3回洗浄し、次いで三重試験ウェル を40Cて1時間、種々の濃度の抗−TfレセプターMAbを含有する150m 1のDMEMと共にインキュベートした。細胞をDMEMで3回洗浄し、次いで 4°Cで1時間、0.5%(W/V)ウシ血清アルブミンを含有するDMEM中 の125r4mヒトTf (4μg/ml ;比放射能約2 μCi/mg)  150u lと共にインキュベートした。細胞を3回洗浄し、LM NaOHに よりウェルがら取り出し、ガンマ計数器により測定した。
第1表に挙げたMAbはすべて、それらがTfレセプターへのヒトTf結合をプ ロyりする能力につき試験された。42/6がTf結合を〉90%抑制した条件 下で、他の被験MAbはいずれもTf結合を抑制しなかった。さらにTf結合は 高い増殖活性をもつMAbの組合せにより抑制されなかった。
抗−TfレセプターMAb単独または組合せに長期間暴露された細胞かTfレセ プター発現に及ぼす作用を第2表に示す。
第2表4 抗トランスフェリンレセプターMAbと共に培養したのちのTf結合 およびインターナライセーショノ” MAb 42/6+ D65.30+ 対照 42/6 B3/25 B3/25 065.3OA27゜15 A27 .15Tf結合 4091’)6±1682515±7゛31±2 16±7  16±380±1426±44℃ 全Tf結合 36173±7460 39±1752 29±919±792± 1434±837°C 全Tf% 53±3° 21±7 58±4 15+12 811 二±:5  43±6 27±6インターナライゼー/!ンされたもの ” HL60白血病細胞を10μg/mlの抗−TfレセプターMAb単独また は組合せと共に48時間成長させた。、Tfのインターナライセ−ジョンは、表 面Tf結合部位を4°Cで飽和させ、そして細胞を37℃に30−45分間加温 することにより評価された。別個の実験において、37°C(表面およびインタ ーナライズされた)およびインターナライズされた(酸安定性)Tfも測定した 。
対照細胞は37°Cで全Tfの53±3%かイノターナライズされた。結果は二 重試験の平均または3回の試験の平均±SEである。
” ”J−標mTf結合は細胞10’個当たりのCpmとして表された。
° 未処理細胞による結合に対する%。
637°Cて結合した、酸洗浄抵抗性の全Tfに対する%単独MA、bまたはM Ab対で48時間処理すると、A27.1511独の場合を除いて、4°Cにお けるTf結含によりi++定した表面Tfレセプター発現か実質的に低下した。
別個の一連の実験において、37℃におけるTf結合により測定した全Tfレセ プター数の同様な低下が、48時間のMAb処理ののちにも観察され、た。
Tfレセプター発現の低下のほか、MAb処理はそれらの定常状態での細胞内分 布も混乱させた。未処理対照細胞または単一のIgG抗−TfレセプターMAb 単独で処理した細胞と比較して、42/6単独−一組合せB3/25aおよび4 2/′6、またはD65.30およびA27.1.5と比較−一で処理した細胞 の残留Tfレセプターのうち、より少ない部分か細胞内にあることか試験により 示された。
実施例6 抗−TfレセプターMAbの組合せは細胞毒性である。 本発明方法により生し る成長抑制は本発明の抗−TfレセプターMAbの組合せか細胞増殖抑制性(C ytostatic)であるからか、または細胞毒性であるからかを判定するた めに、HL−60コロニー形成に対して抗−TfレセプターMAbの組合せか及 ぼす細胞毒性作用の定量的推定を行った。2種類の抗−TfレセプターMAbの 組合せを用いた B 3/25 + 42/6およびD65.30+A27.1 5゜これらの組合せは白血病細胞系の成長抑制において最も有効なものに含まれ 、異なる種類の有効MAbの組合せを表す すなわちIgGおよびIKAならび に2種類のIgG、MAbであり、これらはそれぞれ単独で増殖抑制活性を備え ている。
HL−60細胞をそれぞれ10μg/mlのMAb単独または組合せの存在下で 培養し、洗浄し、次いで同数の細胞をMAbの不在下でのコロニー形成アッセイ に際して再接種した。
MAbの組合せはそれぞれ、コロニー形成に対して強力な作用をもっことが認め られた。2日後にMAb 42./6およびB3/25、またはMAb D65 ゜30およびA27.15の組合せのいずれかにより処理した細胞によるコロニ ー形成は〉90%抑制された。5日後にこれら2種類のMAbの組合せはコロニ ー形成を〉95%抑制した。これは明らかに、MAbに長期間暴露することは細 胞毒性であることを示す。
本発明をその特定の好ましい形態につき説明したか、本明細書および請求の範囲 に記載される本発明の精神および範囲内において変更および修正をなしうろこと は理解されるであろう。本発明の個々の特色は以下の請求の範囲において強調さ れる。
要約書 細胞成長の抑制に極めて有効であるモノクローナル抗体の組合せ、および新規な 組合せのモノクローナル抗体を用いて細胞成長を抑制する方法が開示される。
本発明の実施に用いられる抗体は、ヒトトランスフェリンレセプター糖蛋白質に 結合可能である。好ましい組合せにおいては、組合せのうち少なくとも1員子が 単独で細胞成長の抑制に極めて有効であり、組合せのうち他の少なくとも1員子 は単独では細胞成長の抑制に実質的に無効である。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の7第1功

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.哺乳動物における腫瘍細胞の成長抑制法において、該哺乳動物に少なくとも 第1および第2のモノクローナル抗体を含有する組合せを有効量投与することよ りなり、その際それらの抗体はそれぞれヒトトランスフェリンレセプター糖蛋白 質に結合可能であり、かつその際これらの抗体の組合せは該細胞の成長抑制に対 してそれらの抗体のいずれかを単独で投与した場合より有効である方法。
  2. 2.第1抗体が単独では腫瘍細胞の成長に対して実質的に抑制効果を有しない、 請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.第1抗体がレセプター糖蛋白質へのトランスフェリンの結合をブロックする のに有効でない、請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. 4.第2抗体が単独で腫瘍細胞の成長を実質的に抑制する、請求の範囲第1項に 記載の方法。
  5. 5.第2抗体が単独でレセプター糖蛋白質へのトランスフェリンの結合をブロッ クする、請求の範囲第4項に記載の方法。
  6. 6.第1および第2抗体の双方が同時にレセプター糖蛋白質に結合しうる、請求 の範囲第1項に記載の方法。
  7. 7.第1および第2抗体の双方が同時にレセプター糖蛋白質に結合しうる、請求 の範囲第4項に記載の方法。
  8. 8.処置されるレシピエントに少なくとも約0.1mg/kg体重の1日量で抗 体の組合せが投与される、請求の範囲第1項に記載の方法。
  9. 9.処直されるレシビエントにレシビエントの血清中の抗体濃度を少なくとも約 1μg/mlとなすのに十分な1日量で抗体の組合せが投与される、請求の範囲 第1項に記載の方法。
  10. 10.処置されるレシビエントにレシビエントの血清中の抗体濃度を少なくとも 約10μg/mlとなすのに十分な1日量で抗体の組合せが投与される、請求の 範囲第1項に記載の方法。
  11. 11.該方法が白血病細胞の成長の処置に用いられる、請求の範囲第8項に記載 の方法。
  12. 12.該方法が黒色腫細胞の成長の処置に用いられる、請求の範囲第8項に記載 の方法。
  13. 13.該方法が造血性腫瘍細胞の成長の処置に用いられる、請求の範囲第8項に 記載の方法。
  14. 14.該方法が赤白血病性腫瘍細胞の成長の処置に用いられる、請求の範囲第8 項に記載の方法.
  15. 15.さらに哺乳動物に少なくとも第3のモノクローナル抗体を組合せの一部と して投与し、その際第3抗体はヒトトランスフェリンレセプター糖蛋白質に結合 可能であり、かつその際これらの抗体の組合せは該細胞の成長抑制に対してそれ らの抗体のいずれか1種類を単独で投与した場合より有効であり、またはそれら の抗体のいずれか2種類を組合せて投与した場合より有効である、請求の範囲第 1項に記載の方法。
  16. 16.第1モノクローナル抗体が、ATCC登録番号CRL−8034と指定さ れるもの、A27.15と表示されるもの、およびそれらの抗体産生リクローン から選ばれる細胞系より得られるものである、請求の範囲第1項に記載の方法。
  17. 17.第2モノクローナル抗体が、ATCC登録番号HB−8094と指定され るもの、D65.30と表示されるもの、およびそれらの抗体産生リクローンか ら選ばれる細胞系より得られるものである、請求の範囲第1項に記載の方法。
  18. 18.少なくとも1種類の抗体がIgG1抗体である、請求の範囲第1項に記載 の方法。
  19. 19.哺乳動物における腫瘍細胞の成長抑制のための療法用組成物において、該 組成物が少なくとも第1および第2のモノクローナルの組合せならびに薬剤学的 に許容しうるキャリヤーを含み、その際それらの抗体はそれそれヒトトランスフ ェリンレセプター糖蛋白質に結合可能であり、かつその際これらの抗体の組合せ は特定の哺乳動物腫瘍細胞の成長抑制に対してそれらの抗体のいずれかを単独で 投与した場合より有効である組成物。
  20. 20.第1抗体が単独では腫瘍細胞の成長に対して実質的に抑制効果を有しない 、請求の範囲第19項に記載の組成物。
  21. 21.第1抗体がレセプター糖蛋白質へのトランスフェリンの結合をブロックす るのに有効でない、請求の範囲第20項に記載の組成物。
  22. 22.第2抗体が単独で腫瘍細胞の成長を実質的に抑制する、請求の範囲第19 項に記載の組成物。
  23. 23.第2抗体が単独でレセプター糖蛋白質へのトランスフェリンの結合をブロ ックする、請求の範囲第22項に記載の組成物。
  24. 24.第1および第2抗体の双方が同時にレセプター糖蛋白質に結合しうる、請 求の範囲第19項に記載の組成物。
  25. 25.第1および第2抗体の双方が同時にレセプター糖蛋白質に結合しうる、請 求の範囲第22項に記載の組成物。
  26. 26.該組合せがヒトトランスフェリンレセプター糖蛋白質に結合可能である第 3モノクローナル抗体を含み、これらの抗体の組合せは該細胞の成長抑制に対し てそれらの抗体のいずれか1種類を単独で投与した場合より有効であり、または それらの抗体のいずれか2種類を合わせて投与した場合より有効である、請求の 範囲第19項に記載の組成物。
  27. 27.第1モノクローナル抗体が、ATCC登録番号CRL−8034と指定さ れるもの、A27.15と表示されるもの、およびそれらの抗体産生リクローン から選ばれる細胞系より得られるものである、請求の範囲第19項に記載の組成 物。
  28. 28.第2モノクローナル抗体が、ATCC登録番号HB−8094と指定され るもの、D65.30と表示されるもの、およびそれらの抗体産生リクローンか ら選ばれる細胞系より得られるものである、請求の範囲第19項に記載の組成物 。
  29. 29.少なくとも1種類の抗体がIgG1抗体である、請求の範囲第19項に記 載の組成物。
  30. 30.組成物としての、ヒトトランスフェリンレセプター糖蛋白質に結合可能で あるIgG−群抗体において、該抗体がD65.30およびA27.15と表示 されるもの、ならびにそれらの抗体産生リクローンから選ばれる細胞系より得ら れる抗体。
JP91507366A 1990-03-27 1991-03-26 細胞成長抑制法およびそれに有用な組成物 Pending JPH05505823A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US50003590A 1990-03-27 1990-03-27
US500,035 1990-03-27
PCT/US1991/002031 WO1991014452A1 (en) 1990-03-27 1991-03-26 Method for inhibiting cell growth and compositions useful therefor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05505823A true JPH05505823A (ja) 1993-08-26

Family

ID=23987769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP91507366A Pending JPH05505823A (ja) 1990-03-27 1991-03-26 細胞成長抑制法およびそれに有用な組成物

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5667781A (ja)
EP (1) EP0525005B1 (ja)
JP (1) JPH05505823A (ja)
AT (1) ATE154245T1 (ja)
AU (1) AU642014B2 (ja)
CA (1) CA2081368A1 (ja)
DE (1) DE69126526T2 (ja)
WO (1) WO1991014452A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012516887A (ja) * 2009-02-05 2012-07-26 オンコックス・エッセ・エッレ・エッレ 抗trop−2モノクローナル抗体ならびに腫瘍の治療および診断におけるその使用
JP2018024615A (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 学校法人 聖マリアンナ医科大学 Htlv−1関連炎症性疾患を治療する医薬組成物

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE204478T1 (de) * 1993-05-03 2001-09-15 Genentech Inc Inhibierung von leukozytenadhäsion
US5922346A (en) * 1997-12-01 1999-07-13 Thione International, Inc. Antioxidant preparation
US20020199218A1 (en) * 1999-08-19 2002-12-26 Daphne Goring Proline-rich extensin-like receptor kinases
CA2364983A1 (en) * 2000-12-13 2002-06-13 John R. Coleman Nucleic acid molecules and polypeptides for catabolism of abscisic acid
US7597895B2 (en) * 2001-02-20 2009-10-06 The Governing Council Of The University Of Toronto Signal peptides, nucleic acid molecules and methods for treatment of caries
US7556807B2 (en) 2001-02-20 2009-07-07 Kane Biotech, Inc. Signal peptides, nucleic acid molecules and methods for treatment of caries
US7592143B2 (en) * 2003-04-18 2009-09-22 Cytovia, Inc. Methods of treating diseases responsive to induction of apoptosis and screening assays
US6977720B2 (en) * 2003-08-05 2005-12-20 Agilent Technologies, Inc. Characterization of active and passive optical properties of an optical device
US20060029597A1 (en) * 2004-03-31 2006-02-09 Chimeric Technologies IgA antibody protein as a cytotoxic drug
EP1740616B1 (en) 2004-04-30 2011-12-14 INSERM (Institut National de la Santé et de la Recherche Médicale) Anti-tfr antibody.
CN101432305B (zh) * 2004-06-07 2014-07-30 雷文生物技术公司 运铁蛋白受体抗体
US7736647B2 (en) 2005-06-15 2010-06-15 Monoclonal Antibodies Therapeutics Anti-CD71 monoclonal antibodies and uses thereof for treating malignant tumor cells
DK2364366T3 (da) 2008-11-05 2014-03-31 Morphosys Ag Affoldningsmetode
EP2445932B1 (en) 2009-06-26 2018-02-28 Soricimed Biopharma Inc. Soricidin derived peptides and methods for the detection of trpv-6 cancers and drug delivery
US8734799B2 (en) * 2010-04-13 2014-05-27 The Regents Of The University Of California Unconjugated anti-TfR antibodies and compositions thereof for the treatment of cancer
BR112013013083A2 (pt) 2010-11-30 2016-12-13 Genentech Inc métodos para transportar um composto, para aumentar exposição do cns a um composto, para diminuir a depuração de um composto, para aumentar a retenção no cns de um composto, para otimizar a farmacocinética, para tratar um distúrbio neurológico em um mamífero, para desenvolver um anticorpo, anticorpo, fragmento de anticorpo, anticorpo multiespecífico e uso de um anticorpo
US9598496B2 (en) 2011-05-09 2017-03-21 Perseus Proteomics Inc. Antibody capable of specifically recognizing transferrin receptor
CN102827813B (zh) * 2012-09-30 2014-12-31 苏州大学 抗人cd133单克隆抗体及其制备和应用
HUE039920T2 (hu) 2012-11-08 2019-02-28 Univ Miyazaki Transzferrin receptor specifikusan felismerni képes antitest
US9499628B2 (en) * 2013-06-14 2016-11-22 Children's Hospital Medical Center Method of boosting the immune response in neonates
WO2023015234A1 (en) * 2021-08-05 2023-02-09 Bristol-Myers Squibb Company Cell culture methods for producing therapeutic proteins
US11827702B2 (en) 2021-09-01 2023-11-28 Biogen Ma Inc. Anti-transferrin receptor antibodies and uses thereof

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4434156A (en) 1981-10-26 1984-02-28 The Salk Institute For Biological Studies Monoclonal antibodies specific for the human transferrin receptor glycoprotein
US4925922A (en) * 1983-02-22 1990-05-15 Xoma Corporation Potentiation of cytotoxic conjugates
US5182107A (en) * 1989-09-07 1993-01-26 Alkermes, Inc. Transferrin receptor specific antibody-neuropharmaceutical or diagnostic agent conjugates

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012516887A (ja) * 2009-02-05 2012-07-26 オンコックス・エッセ・エッレ・エッレ 抗trop−2モノクローナル抗体ならびに腫瘍の治療および診断におけるその使用
JP2018024615A (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 学校法人 聖マリアンナ医科大学 Htlv−1関連炎症性疾患を治療する医薬組成物

Also Published As

Publication number Publication date
DE69126526T2 (de) 1998-02-05
AU7667091A (en) 1991-10-21
EP0525005B1 (en) 1997-06-11
EP0525005A4 (en) 1993-06-16
EP0525005A1 (en) 1993-02-03
AU642014B2 (en) 1993-10-07
WO1991014452A1 (en) 1991-10-03
CA2081368A1 (en) 1991-09-28
US5667781A (en) 1997-09-16
DE69126526D1 (de) 1997-07-17
ATE154245T1 (de) 1997-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05505823A (ja) 細胞成長抑制法およびそれに有用な組成物
JP3600617B2 (ja) ヒト上皮細胞成長因子レセプターに特異的なモノクローナル抗体及びそれを用いた治療剤
EP0764030B1 (en) Composition containing autoantibodies for tumor therapy and prophylaxis
CA1341082C (en) Method of treating tumor cells by inhibiting growth factor receptor function
EP0578774B1 (en) Monoclonal antibodies to stem cell factor receptors
KR100620554B1 (ko) Tag-72에 대한 인간화 항체
TWI400087B (zh) 抗-整合蛋白免疫接合體,方法及用途
JP2001521520A (ja) 抗α▲下v▼β▲下3▼インテグリン抗体アンタゴニスト
JP2019047807A (ja) Pdgf受容体ベータ結合ポリペプチド
EA026990B1 (ru) Антитела, связывающиеся с человеческой клеткой dec-205
JPH09508390A (ja) 免疫刺激性モノクローナル抗体
TW200817437A (en) Monoclonal antibodies against stromal cell derived factor-1 (SDF-1)
MXPA96003080A (en) Monoclonal antibodies immuno-estimulan
US20220332829A1 (en) Anti-b7-h3 antibody and application thereof
WO2011137687A1 (zh) 一种抗癌胚抗原抗体及其应用
US11814441B2 (en) Bi-specific antigen-binding polypeptides
US7344715B2 (en) Method for treating multiple myeloma
JP2022514693A (ja) Muc18に特異的な抗体
JP2022514786A (ja) Muc18に特異的な抗体
RU2127122C1 (ru) Композиция, обладающая цитотоксическим действием, способ обработки лейкозной клетки in vitro
Pietersz et al. Comparison of the biological properties of two anti-mucin-1 antibodies prepared for imaging and therapy
JP2000509015A (ja) T細胞及びb細胞リンパ腫及び白血病の治療のためのcd48に対する抗体の使用
EP4209512A1 (en) Development of drug therapeutic agent containing adaptor and use thereof
CN114874330B (zh) 靶向单链抗体的中和性单克隆抗体
WO2018233333A1 (zh) 一种靶向人肿瘤干细胞的单克隆抗体及其应用