JPH05505818A - 獣医用治療方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 獣医用治療方法 本発明は、動物、特に羊の幼獣および成獣のパスツレラ菌肺感染症の治療方法に 関する。

英国特許公告公報第２００５５３８号明細書（ＧＢ−８−２００５５３８）は、 乾燥医薬組成物であって、アセキシンリン３水和り対クラプラン酸カリウムの重 量比が６＝１から１．１の条件で、２０■から１５００■のアモキシシリン３水 和物、２０■から５００■のクラプラン酸カリウムおよび医薬的に許容できる媒 体から成るものを開示する。

本発明に従えば、有効量のアモキシシリンもしくは獣医薬的に許容できるその誘 導体、クラプラン酸もしくは獣医薬的に許容できるその誘導体および獣医薬的に 許容できる媒体を該動物に投与することから成る、羊の幼獣および成獣のパスツ レラ菌肺惑染症の治療方法が提供される。

本発明の第二の局面により、羊の幼獣および成獣のパスツレラ菌肺感染症治療に 用いられる医薬の製造における、有効量のアモキシシリンもしくは獣医薬的に許 容できるその誘導体、クラプラン酸もしくは獣医薬的に許容できるその誘導体お よび獣医薬的に許容できる媒体から成る製剤の使用が提供される。

該製剤は、パスツレラ菌肺感染症に関連する菌、特に溶血性肺炎菌（Ｐ、　ｈａ ｅｍｏｌｙｔｉｃａ）に対して顕著な殺菌活性を有する。

該製剤に用いられるクラプラン酸は、適切には、獣医薬的に許容できる塩、例え ばクラプラン酸カリウムの形である。

該製剤に用いられるアモキシシリンは、適切には、３水和物もしくは獣医薬的に 許容できるエステルまたはナトリウム塩のようなアモキシシリンの塩の形である 。

アモキシシリンもしくはその誘導体対クラプラン酸もしくはその誘導体の好まし い重量比は６：１から１＝１である。

有利には、本発明の液状製剤は、３６■／−のクラプラン酸（クラプラン酸カリ ウムとして）および１４０■／ｒｎｌのアモキシシリン（アモキシシリン３水和 物として）から成る。

好ましい獣医薬的に許容できる媒体には、例えば獣医薬的（こ許容できる油（例 えば鉱物油）または分溜ココナツツ油（例えばミグリオール８４０）が含まれる 。

適切には、該製剤は筋肉内注射により動物に投与される。

製剤は、典型的には灰色がかった白色懸濁液として調製され、“即使用可能形と して提供される。すなわち該製剤は、調製後適切な容器に詰められ、該容器内で 、投与の必要のある動物に直ちに投与できる状態となっている。

投与量は、動物の大きさにより変化する。適切な投与量は、一般には、動物の体 重１　ｋｇ当たり２から２５■、例えばおよそ１０■／ｋｇである。

パスツレラ菌肺感染症の治療には、典型的には該製剤の二回以上の投与か必要と される。適切には一日一回３日から５日の投与か必要である。重篤な感染では、 より長期の投与か必要となる。

本発明で用いられる獣医用製剤は、その成分を必要な比率で混合することにより 調製できる。

該製剤は、その後、直ちに投与できる適切な容器に詰められる。

以下の実施例は、本発明を詳述するものである。

製剤　ｇ／＋００７ｎｌ アモキソシリン３水和物　１４．０ クラプラン酸カリウム　３．６ フエノール　０５ ミグリオール８４０　全量を１００−とする生物学的データ １．２３週令の特定病原体非感染のサフォーク系の雑種子羊に、実験的に溶血性 肺炎歯タイプＡのアモキシシリン感受性株を、７．４３Ｘ　１０’ＣＦＵ（：ｌ 　ロ＝−形成単位）　／　］　／ｍｉｎ、の濃度で空気感染させた。

２１０頭の子羊に上記の製剤を、体重２０ｋｇ当たり１ｍｌの推奨投与量で筋肉 注射により投与した。この処置を２４時間後および４８時間後に繰り返した。残 りの１０頭の子羊には、製剤を与えなかった。

３　処置および未処置子羊を、感染後７日間臨床的に観察し、生存数は解剖した 。臨床所見を、表Ｉにまとめた。−４，１０頭の処置子羊のうち１頭は、感染後 ６日に死亡した。１０頭の未処置子羊のうち７頭は、感染後３日（４頭）、４日 （１頭）、５日（１頭）および６日（１頭）で死亡した。

この致死率の違いは明瞭であろう。（ｐ＜０．０１フイツンヤーの抽出試験Ｆｉ ｓｃｈｅｒ’　ｓεｘｔｒａｃｔ　Ｔｅ５ｔ）　ｏ処置群においては、臨床症状 は死亡子羊のみに認められ、さらにこれは製剤処置の最初の日であった。

５　臨床症状は、１０頭の未処置子羊の９頭に認めた。これらの臨床症状および 解剖所見は、農場飼育下で同様な月齢の子羊に自然発生した急性パスツレラ菌感 染症で見られるものと同しであった。死亡したこれらすべての子羊は、＜ス゛ル う菌感染症の微生物学的確証を有し、溶血性肺炎歯（Ｐａｓｔｕｅｒｅｌｌａ　 ｈａｅｍｏｌｙｔｉｃａ）タイプＡ感染と一致する、肋膜炎または亜急性肺炎の いずれかを示した。

表　Ｉ 子羊番号　肺炎／助膜炎　溶血性肺炎歯（Ｐ、　ｈａｅｍｏｌｙｔｉｃａ）検出 スコアー　肝　牌　心臓血　関節 ６　０　００　０　＋ ８　５　＋＋　＋　＋ １７　０　０＋Ｏ＋ １ｇ　Ｏ＋　＋　ＯＯ ＮＤ＝検査せず。

処置猷には顕著な効果かあり、該製剤は羊のパスツレラ菌肺感染症に非常に可動 であることが分かった。

要約 アモキシシリンもしくは獣医薬的に許容できるその誘導体、クラプラン酸もしく は獣医薬的に許容できるその誘導体および獣医薬的に許容できる媒体から成る製 剤、羊の幼獣または成獣のパスツレラ菌肺感染症の治療に使用される。

国際調査報告 Ｉｎｌ＃＃＋喝ｌｌｌ１＾ＩＮ−ａｈ−”−、ＰＣＴ／ＧＢ９１１００４４２国 際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．有効量のアモキシシリンもしくは獣医薬的に許容できるその誘導体、クラブ ラン酸もしくは獣医薬的に許容できるその誘導体および獣医美的に許容できる媒 体から成る製剤の、羊の幼獣または成獣のパスツレラ菌肺感染症の治療に用いる 医薬の製造における使用。
2. ２．羊の幼獣または成獣のパスツレラ菌肺感染症の治療方法であって、有効量の アモキシシリンもしくは猷医薬的に許容できるその誘導体、クラブラン酸もしく は獣医薬的に許容できるその誘導体および獣医薬的に許容できる媒体を該動物に 投与することから成る該治療方法。
3. ３．有効量のアモキシシリンもしくは獣医薬的に許容できるその誘導体、クラブ ラン酸もしくは獣医薬的に許容できるその誘導体および獣医薬的に許容できる媒 体から成る、羊の幼獣または成獣のパスツレラ菌肺感染症の治療用組成物。
4. ４．アモキシシリンが３水和物またはナトリウム塩として用いられる、請求項１ 記載の使用。
5. ５．クラブラン酸がカリウム塩として用いられる、請求項１または４記載の使用 。
6. ６．該媒体が、注射に適した油である請求項１、４または５記載の使用。
7. ７．アモキシシリンもしくはその誘導体およびクラブラン酸もしくはその誘導体 が６：１から１：１の重量比にある請求項１、４、５または６記載の使用。