JPH05504621A - ヒトt細胞表面抗原の定量法 - Google Patents

ヒトt細胞表面抗原の定量法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒトT細胞表面抗原の定量法 関連出願 この出願は、1989年11月15日付出願のアメリカ特許出願連続番号第43 7,370号の一部継続にかかる。
発明の分野 この発明は、病的状態の疑いのある患者から採取された材料中の特異的T細胞サ ブタイプの分析または定量を通した病的状態の診断法に関する。特に、特異的T 細胞サブタイプ特有のT細胞の細胞表面抗原の定量に関する。
811〜813 (1989年5月19日)、カプラー他(Science 2 44: 811−813 (May 19.1989))に紹介されており、そ の発明者の発表および開示に言及することて本書に取り入れる。
背景および従来の技術 近年、ヒトやマウス等のホ乳類の免疫系か、自己免疫疾患と関連して、感染、異 種抗原、そしていわゆる「自己抗原」に反応するメカニズムか解明され始めた。
これに関しては、サイエンティフィック・アメリカン261(5):56〜64  (1989)のグレイ他(Grey、 et al、。
ト・カンパニー、1987)のメイル他(Male、 et al、。
Advance+j in+munoiogy CJ、P、Lippincot t Company、1987)の特に6〜10章を参照されたい。
「免疫グロブリン」、または、さほど正確でなく古い「γ−グロブリン」と時々 呼ばれる抗体の感染に対する反応における役割は、当業者にも一般の人にもよく 知られている。抗体は感染に対してB細胞によって作られるたんばく分子である 。これらの抗体が、感染と戦う過程で感染を「無力化」ないし不活性化する作用 を持つことは周知である。
しかし、抗体か作られるためには、抗体を産生ずるB細胞の刺激に至る先行事象 が生じなければならない。抗体生成に至るプロセスにおける重要な事象のひとつ に抗原認識かある。免疫反応のこの面はいわゆる「T細胞」の関与を必要とし、 上記の抗体反応はと周知ではない。
大体のことを簡単に述べると、抗原認識は「抗原提示細胞」、[処理抗原Jおよ びT細胞の相互作用を必要とする。上記のグレイおよびメイルを参照されたい。
感染における「処理抗原」は、免疫系の一部である他の細胞によって扱われた、 つまり「処理された」病原体特有の分子である。処理抗原は提示された表面のレ セプターと、鍵穴にはまる錠のような、あるいはもっと適切に云えばジグソーパ ズルの2つのピースのように相互作用する。
処理抗原と抗原提示細胞上のレセプターとの四合体の形状かT細胞の関与を可能 にする。T細胞は、処理抗原か抗原提示細胞上のレセプターにはまり込まない限 り、複合体に結合しない。以下、このレセプターをその科学名である主要組織適 合性遺伝子複合体(MHC)またはヒト白血球抗原(HL A)と呼ぶ。一般に 、げっ歯頚の系にMHCが使用され、ヒトにHLAが使用される。
これらのレセプターは2クラスに分類される。MHC−I Iは病原体に対する ほとんどの反応に関与する分子である。
これに対して、MHC−1分子は病原体がウィルスの場合、あるいは悪性細胞か 関連する場合に関与する。MMC−Iが関与すると抗体の刺激は生じず、MHC −I、処理抗−原およびT細胞の相互作用か病原体に感染した細胞を溶解する。
以上は、「感染」つまり生体中の病原性異物の存在に対する反応に関連する事象 に焦点を合わせたものである。
自己免疫性疾患にも同様なメカニズムが関係する。これらの状態で、生体は自己 の分子を異物つまり「自己抗原」として扱う。生体自体に抗体反応が及ぶと、上 記と同様な複合化か起こる。これが要因となる疾患には、関節リウマチ、糖尿病 、全身性エリテマトーデス等がある。
T細胞か処理抗原およびMHC/HLA複合体と複合化する能力は、T細胞抗原 レセプターと呼ばれるもの、以下「TCR」と呼ぶ、に依存する。TCRは、ア ルファ(α)およびベータ(β)連鎖で構成されたヘテロダイマーとして認識さ れている。ジャームラインDNAによってコードされ、「Vα、Jα、Vβ、D βおよびJβ」として知られる5個の可変因子と非ジャームラインコード化アミ ノ酸がTCPに寄与する。これについては、イミュノル・トウディ9 : 30 8〜315 (1988)の141〜152 (1982)のヘントリック他( Marrack。
et at、、 Immunol、 Today 9: 308−315 (1 988): Toyonaga。
処理抗原およびMHCとの結び付きについては、ネイチャー317:359〜3 61(1985)のバビット他、(1987)のビョークマン他(Babbit t、 et al、。
512 (1987))を参照されたい。
通常、α、βサブユニットとも、処理抗原とMMC/HLA分子によって形成さ れる配位子の認識に関与する。
しかし、これは必ずしもそうではなく、いわゆる「超抗原」が、他の因子にかか わらず、特異的Vβ因子を持つ796〜801(1988)のバルン他、ネイチ ャー332:35〜40 (t9s8)のカップラー他、ジェイ・イミ3194  (1988)のバーコツ他、およびサイエンス上記の「超抗原」は、Vβ因子 を持つ限り、通常、T細胞を刺激するか、活性化T細胞に存在するVβ成分の特 異形状に関して少し特徴かある。この特徴か発明の一面、つまりT細胞の特異的 サブタイプまたはサブクラスを、これらサブクラスによって提示される細胞表面 抗原に基ついて分析する能力である。
(リーマン・アンド・ブライアン、ニド、アカド・プレス、エヌ・ワイ)の44 3〜494ページ(1979)(Bergdoll、 in Feed Bou rne Infections and Intoxications(Rie mann and Bryan、 ed、、 Acad、 Press、 N、 Y、) pp、 443−494 (1979))を参照されたい。黄色ブドウ 球菌によって与えられる種々の毒素は、大抵の食中毒、重度のショック、その他 の危険な病的状態を引き起こす。黄色ブドウ球菌と関連づけられた毒素の作用の メカニズムは分かっていない。毒素の一次構造は関連性を示すか、かなりの相違 も示している。ジェイ・バクチリオール170:34〜41(1988)のベラ トリー他、ジエイ・バク15783〜15786 (1986)のプロムスター ハ15786 (1986))を参照されたい。当面、種々の黄色ブドウ球菌は 、それか起こす免疫反応に関して同様に作用するかどうか、確信を持って言うこ とはできない。
MHC−II型分子を担ったマウスの細胞の存在する61〜88 (1989) のジエーンウエイ他(Carlson。
et at、 J、 Immunol 140−2848(1988); Wh ite、 et al、。
Ce1l 5627−35 (1989); Janeway et al、、  Immunol、 Rev。
107: 61−88 (1989))に教示されている。ホワイト他とジエー ンウエイ他は、これらのタンパクのひとつが、特異的Vβ因子を持つマウスの細 胞を選択的に刺激することから、存糸分裂促進性を持たないことを示した。しか し、これらの論文は研究をヒトの細胞まで広げたものでない。しかし、ある種の 抗原がヒトのT細胞の特定のVβサブクラスを選択的に刺激することで、特異的 Vβサブタイプを分析することによる病的状態の診断を可能にすることか分かっ た。
従って、この発明の目的は、被検査体から得た生物材料を分析して、特異的Vβ サブタイプのレベルを調べることにより、ヒトの病的状態を診断するための方法 を記述することにある。そして、これらのレベルは正常レベルと比較され、両者 の相違か病的状態を示すことになる。
この発明の別の目的は、特異的Vβサブタイプに特有の抗体を使用して分析を行 うことにある。特に、モノクローナル抗体か適している。
この発明の更に別の目的は、特定Vβ分子のDNAコードを定量することによっ て上記分析を行うことにある。
これは、例えばポリメラーゼ連鎖反応を利用して行うことかできる。
この発明のこれらの、そして他の目的か達成される様子は、以下の開示に詳細に 述べられている。
図2は毒素によるT細胞の■β特有の刺激か提供者依存性であることを示す研究 を図示する。
図3は特異的Vβを混成個体群中に保有するT細胞のパーセンテージに対するポ リメラーゼ連鎖反応値(PCR)を正常化するのに使用する基準曲線を図示する 。
図4は抗CD3抗体または黄色ブドウ球菌毒素で刺激した後のヒトTCP転写の 共増強cDNAのオートラジオグラムを示す。
図5は3つの個体における黄色ブドウ球菌毒素によって誘発されたVβ特育の刺 激を棒グラフで示す。
図6は患者1 (P)と正常人(C)の細胞からのポリメラーゼ連鎖反応によっ て増強されたT細胞レセプター転写のオートラジオグラムを示す。
図7は毒性ショック症候群後に順次検査した2人の患者におけるT細胞種目の経 時変化を示す。
好適実施例の詳細な説明 1187 (1986)のイッセル他、ジェイ・イミュノル139 :1952  (1987)のポースト他、ブロク・ナトル・アカド・サイ・ニーニスエイ8 3 : 7888(1986)のボスネット他、ニー〇・ジエイ・イミュノル1 6:649 (1986)のキャレル他、およびジェイ・エクスプ・メト158  : 1000 (1983)の(1987): Po5nett、 et a l、、 Proc、 Natl、 Acad、 Sci。
tJsA 83: 7888(1986): Carrel、 et al、、 Eur、 J、Immuno116: 649 (1986)、 and Bi gler、 et at、、 J、 EXI)、 Med。
158: tooo (1983)) +:教示されたような、VB5、VB2 、VB8およびVB12に対するモノクローナル抗体を使用した。
ヒト個体のT細胞を、先ずその個体の末梢血液から分離した。そして、(i)抗 CD3抗体、(i 1)SEC2、(i i 1)SED、または(iv)SE Eのうちのひとって刺激する前と後で、これらのT細胞を検査した。項目(ii )、(iii)および(iv)は、毒素として作用する既知の黄色ブドウ球菌分 子である。
抗CD3抗体は、プラスチックのビンに接着させることによって前もって刺激性 にしてあった。そのタンパクをプラスチック表面上で8時間、4°Cで培養した 。よく洗浄して非接着抗体を除去した。その後、接着抗体または黄色ブドウ球菌 抗体を使用して末梢血液T細胞を刺激した。
(1981))を言及することで本書に取り入れるが、そこに記載されたような 被照射自己非T細胞のあるところで刺激か行われた。
刺激の3日後、生きた細胞を集め、組換え型ヒトIL−2(25ユニット/m1 )中で24時間培養した。これは、潜在的改変レセプターの再生を可能にする。
残存細胞の約10%が真の芽球細胞であった。
そして、芽球細胞の一部を(i)CD3に対する、またはモノクローナル抗体を 持った精製抗体、(ii)VB2(mAb ICI)、(i i i) VB2  (mAb150T 145)、(iv)VB2 (mAb MX6)、(v) VB12 (mAb S511)の内のひとって反応させた。mAbで培養した 後、セル49 :173 (1987)のカップラー他(Kappler、 e t al、、 Ce1l 49: 173 (1987))に従って、フルオロ セイン共役ヤギ抗マウスIgG(fluoroscein−conjugate d goatanti mouse IgG)て細胞を染色した。そして、染色 パターンをEPIC8C装置で検査したか、その際、正角および90度の光散乱 パターンを使用して、小さいリンパ球と容易に区別でき、培養中の全残存細胞の 50%以上を占める大きな芽球を選び出した。
染色パターンの結果を図1に示す。パネルA−Dは刺激前にmAbを使用して染 色した程度を示す。パネルE−Hは抗CD3て刺激した後のそれを示す。最後に 、パネルI−Lは5EDSSEEおよび5EC2で刺激した後のパターンを示す 。
各抗Vβは、このドナーからの刺激されていない末梢T細胞の一定のパーセンテ ージを染色した(図1)。染色されたパーセンテージは抗Vβ6による5、2% から抗■β12による1、5%までの範囲であった(図1、A−D)。抗CD3 とIL−2を持った培養は、各抗Vβて染色されたパーセンテージがほとんど変 わらなかった(図1、E−H)が、このことはT細胞刺激のこの組合せが、異な るαβレセプターを担うT細胞に同様に影響したことを示す。毒素を持った培養 は、各抗Vβで染色されたT細胞のパーセンテージに種々の結果を生じた(図1 、I−L)。例えばブドウ球菌腸毒素(SE)Dは、芽球個体群にVB2を担う T細胞のパーセンテージを大きく高め、VB6を担う細胞をほとんど除外した。
これに対して、5EC2で刺激されたT細胞の芽球は、VB2およびVB2を担 うT細胞か激減し、VB12を担うT細胞か非常に増した。最後に、SEEは、 VB12を担う細胞を除外しながら、VB8”T細胞を刺激した。結果として生 じ、芽球個体群を汚染するT細胞を、Vβの使用のために分析すると、各毒素の 相互的結果が出ていた。例えばSEE刺激の後、T細胞はVβ8゛細胞か選択的 に激減した。この結果は、毒素か、適当なVβを担うT細胞のほとんどを刺激し 、これら細胞の少数個体群を刺激しないことを示している。
実験に5人の異なるドナーか使用された。これらのドナーは標準血清学的技術で HLA−タイプとされ、彼らの刺激されていない末梢T細胞が抗CD3と抗Vβ て染色された。各抗Vβが各個体からの、低いが定量可能なパーセンテージの末 梢血液T細胞と反応した(表1)。
特定の個体について、これらのパーセンテージは、ある日から別の日になっても 再現性が極めて高い。異なるVβを担うT細胞のパーセンテージは個体間で幾分 異なっていた。
表L 非11L#ヒト未消T451胞におけるVβ兜現ABCDRDQ ¥35  vp6 ¥38 vp、12異なるドナーからの細胞を抗CD3またはブドウ 球菌毒素で刺激し、CD3とVβの発現の分析を行った(図2)。各個体につい て、刺激後に特異的Vβを担うT細胞芽球のパーセンテージを、刺激前にその■ βを担っていたT細胞のパーセンテージで割り算したものとして結果を出した。
この計算は、■β発現が個人間で異なることに対する較正のためである。従前の ように、抗CD3は異なるVβを担うT細胞を均等に刺激した。つまり、CD3 刺激の前後で特異的Vβを担うT細胞の比率はlに近かった。これに対して、ブ ドウ球菌毒素は、異なるVβを担うT細胞を刺激する能力か著しく変動した。例 えば、VB2とVB12を担うT細胞は5EC3の関与によって芽球かかなり多 く作られ、VB8を担うT細胞は5EC3の芽球からはっきり除外された。ひと つ以上の毒素か、各Vβファミリーについて(VB2については弱いか)陽性を 示すT細胞の刺激体であり、これは各Vβファミリーについて毒素超抗原(to xin 5uper−ant igen)か特定されたことを示す。逆に、各V βを担うT細胞を刺激することか特にできなかった毒素を特定することかてきる 。
はとんどの各毒素について特徴的な刺激パターンが特定できることは注目に値す る。例えば、5EC2はVB12を担うT細胞を刺激したか、他の3つのファミ リーのVβを担う細胞を除外した。このパターンは他のいかなる毒素の場合にも 見られない。SEDはVB5とVB12を担うT細胞を刺激し、VB2を担うT 細胞に対しては影響か小さく、モしてVB2を担う細胞を除外した。
このパターンもこの毒素特有のものである。
ある一定の腸毒素で刺激すると、当初の個体群と比較して、ある一定のVβの発 現のために増減しない芽球を現出する場合もあった。VB2を担う細胞の当初お よび終了時のパーセンテージは、例えば毒性ショック毒素(TSST)に対する 反応において同等であった。そのような結果は、VB2を担う細胞の一部のみか TSSTに刺激されることを示すのかも知れない。レセプターの他の可変成分、 Vα、Jα、あるいはJβ、は、この毒素のVB2との相互作用をしばしば妨げ るといった、超抗原のマウスT細胞レセプターVβとの反応で以前に注目された 現象を生じるのかも知れない。あるいは、TSSTはVβファミリーのひとつの メンバーとのみ反応するのかも知れない。従って、TSSTとの反応で、このメ ンバーを担う芽球の増加はファミリーの他のメンバーを担うT細胞の消滅によっ て相殺され得るか、ICIとも反応する。Vβファミリーの異なるメンバー間の 超抗原による識別はマウスでも見られ、その場合、自己超抗原Mls−1がVB 2.1のために陽T細胞を刺激するが、VB2.2やVB2.3を担う陽T細胞 は刺激せず(ネイチャー332:35(1988)のカップラー他(Kappl er、et at、 Nature332: 35 (1988)) ’) 、 また、5ECi(VB2.2を担うT細胞を刺激するか、VB2.1やVB2. 3を担う陽T細胞は刺激しない。
いくつかの実験で、抗CD4または抗CD9て染色したT細胞のパーセンテージ を刺激の前後で調へた。当初のパーセンテージか毒素刺激によって実質的には変 化しなかった。例えば、あるドナーからのT細胞は当初78%CD4+と23% CD8“てあった。9つの異なる毒素を使用した刺激後、CD4”細胞の芽球の パーセンテージは74%から79%の範囲になり、CD8+のそれは20%から 25%の範囲になり、これらすへての刺激かCD4およびCD8細胞を同等に影 響することを示唆した。発現をクラスIIのMHCに依存する毒素がCD4”細 胞を優先的に刺激したと思われるかも知れないが、実際はそうではない。
図2のデータの最も顕著な特徴のひとつは、結果か個体間で一貫している点であ る。つまり、HLAタイプが異なり、種々のVβを担うT細胞の当初パーセンテ ージが異なる5人が検査を受けたか(表1)、各毒素によって刺激される芽球の Vβ発現の比例変化が個体間でほとんと同しである。超抗原は提示にクラスII のMMCを必要とするか、クラスIIの対立形質は、超抗原提示に対する影響か 、T細胞による従来の抗原プラスMHCの認識に対する影響よりずっと少ない。
これらの結果は、ブドウ球菌毒素がヒトのT細胞に対する無差別のミトゲンてな く、実際、Vβの特異的なものであることを示している。この結果か、そのよう な毒素の既に述へたクローン特異性を説明している。各毒素はヒトのすへてのT 細胞のサブポピユレーションのみしか刺激することかできないか、低濃度で活性 を有する強力なT細胞刺激物である。ヒトのこれらタンパクの毒性影響の一部ま たは全てが、ヒトの多数のT細胞を刺激する能力によって調整され得る。例えば 、これら毒素の大量のリンホカインの分泌を促す能力は、恐らく、かなりのパー センテージのT細胞をVβ特異のやり方で刺激する能力に比べて二次的なもので あろう。これらの、そして他の微生物由来の超抗原の特異なVβを担うT細胞の 個体群を刺激する能力か、これら毒素の影響に対する異なる個体の異なる耐性と 、ある個体に自己免疫等の免疫結果を引き起こす微生物攻撃の能力とに関係する 可能性もある。
例3 上記実験例は、特異的細胞表面表現型を持つT細胞サブセットを、抗体を使用し て数量化する方法を示している。この方法論は抗体とその結合相手であるVβ分 子、つまり細胞表面抗原、との相互作用を必要とする。
73分子の存在の促進は、特異的な分子のDNAコードの促進された表現型があ ったことを意味する。従って、以下の実験は、特異のVβサブタイプを表現する DNAの分析を通して、上記T細胞サブセットの定量を扱う。
当業者かDNAの分析に利用できる方法には、以下、本書てrPcRl と呼ぶ 、いわゆるポリメラーゼ連鎖反応かある。PCR方法論は、例えばアメリカ特許 第4.68虱±四号、第4.683.202号および第4.800.259号と 、す(1988))に見られるように、この分野で周知である。
PCR方法論が公知であるので、使用される技術に対する改良のみを詳述する。
全RNAが、上記のような抗CD3で刺激された末梢T細胞から作られた。全R NAの2μgが、逆転写酵素(Amersham)とランダム・ヘキサヌクレオ チドを使用した1本鎖のcDNAの合成に使用される。反応は、95°Cて5分 間加熱することにより、ポリメラーゼ連鎖反応前に止められる。
各cDNAサンプルの20分の1を、表2に記載したようなCβプライマーと2 つのCαプライマーと共にVβ特異のプライマーを使用して、共増強し、各反応 の最終濃度を0.3μMにした。増強は、タフ・ポリメラーゼ(Perkin− Elmer) 2 、 5 Uと、セタス・パーキン・エルマー・サーモサイク ラ−(Cetus Perkin Elmer thermocycler)に より、以下の条件で行った。95°C溶融、55°Cアニール、そして72°C 拡張、各1分間。増強生成物の定量のため、5’ 32pラベルの逆プライマー (それぞれ約5X105cpm)で共増強を行った。増強品は2%アガロースゲ ルで分離し、乾燥し、X線フィルムに照射した。
オートラジオグラムを使用してVβ−CβおよびCαバンドを特定、切断した。
各バンドは液体シンチレーションカウンタで計数した。コントロール実験では、 基本的に上記チェリー他(Chelly et al、)に記載された通りに相 対増強効率を算出した。
表2の注記 Vβおよび3° Cβプライマーによる増強品(Vβバンド)のサイズは170 〜220bpの範囲であった。
5’ Cαおよび3″ Cαプライマーによる増強品(Cαバンド)のサイズは 約600bpてあった。この研究で使用された3’ CβプライマーはCβ1お よびCβ2DNAと正確にマツチする。Vβ、CβおよびCαの配列は以前に発 表されたレポートにもとづく。
対応プライマーとシーケンス(配列)が同一である各Vβファミリーの4メンバ ーが列記されている。
”Vβi3.x、cVβ13.2および1Vβ14.15〜383 (1987 )のキムラ他(Toyonaga、 et al、。
Ann、 Rev、 Jmmunol、 5: 585−820 (1987) 、 Kimura、 et al、。
Eur、 J、1mmuno1.ユニ375−383 (1987) ’)によ って、VB12.3.12,4および3.3とも呼ばれている。
表2 PCHに用いられるプライマーのシーケンスヒトのVβ遺伝子の少なくと も20の異なるファミリーのうち、これらファミリーの少なくとも46の異なる メンバーが、上記トヨナガ他、ブロク・ナトル・アカド・(1988)のレイ他 (Concannon、 et al、、 Proc、 Natl。
クローン化され、配列された。ヒトT細胞Vβの使用を分析するために、PCR 用の5′センスプライマー(sense pr imers)としての使用に、 22の異なるVβ特異のオリゴヌクレオチドを合成した。その配列と、それらが 増強するべきVβか表2に示されている。増強済みとして示された全てのVβは 、対応プライマーと正確にマツチする配列を持つ。これらのプライマーで増強さ れる他のVβ遺伝子もあったかも知れない。
例えば、Vβ6プライマーは1つのヌクレオチドを除いて■β6.4にマツチし 、このプライマーを使用してVB2.4が増強されるかを判定するためには更に 実験が必要になる。総じて、これら全てのプライマーが、46の配列化ヒト遺伝 子の少なくとも39個をカバーすることが期待される。各Vβ特異オリゴマーが 、大体同じG+C内容を持ち、■β内の比較的同じ位置に位置つけされるよう選 択された。
例4 全RNAが、上記実験例で記載したように、抗CD3抗体または異なる5つの黄 色ブドウ球菌毒素(SEB、5EC2、SEE、剥離毒素(ExT)、および毒 性ショック症候群毒素1 (TSST)のひとって刺激されたヒトの末梢T細胞 から作られた。分析時に、フローサイトメータによる分析で判定したところ、こ れらの個体群は50〜90%のT細胞芽球を含んでいた。サイエンス235 : 1353〜1358 (1987)のブウス他、て、メツセンジャーRNAの表 現型用に一本鎖の相補的DNAを作り、各材料のcDNAの一部を225’Vβ 特異的センスプライマーと3’ Cβ特異的アンチセンスプライマーの夫々で増 強した。内部制御として、TCRα連鎖mRNAを同じチューブ内で共増強した 。増強は25サイクルで行ったか、この限定数の使用は合成物の量を当初の調合 中の73mRNAの量に比例させるためである。各Vβ特異的プライマーの特異 性は、増強生成物のサイズと、特異プローブ(図外)の増強生成物に対するハイ ブリダイゼーションとから判定した。4つのプライマーセット(5′Cα−3′ α、VB2.3、および8−3’ Cβ)の増強効率は上記チェリー他(Che l、1y。
etal、)に記載された通りに行った。平均効率は約46〜48%であった。
各材料について、Vβバンド中のカウント数をCαバンド中のそれに正準化した 。
このPCR反応への相対取り込みが、特異的Vβ因子を表す反応個体群中の細胞 数に比例するかどうかを調べる必要があった。しかし、考え得る2つの誤差原因 を考慮しなければならなかった。そのうちの第一は非刺激T細胞の影響である。
T細胞芽球と比べて、非刺激T細胞中でのmRNAレベルが極めて低いので、非 刺激細胞と比へて、特異的Vβを表す芽球の比率が非常に低いときだけ非刺激細 胞の影響が問題になる、と考えられた。第二に、全てのT細胞が両方の染色体上 てβ軌跡を再配列する可能性を持つから、T細胞の少なくとも一部における非生 産的に再配列された染色体からの73mRNAの転写が分析を混乱させ得る。非 機能的mRNAはその不安定さのため低レベルであろうから、このmRNAは、 芽球個体群において特異的Vβ因子の発現か低いときだけ問題になると考えられ た。
これらの仮説をテストするため、種々の材料てVB2,2/3、VB2およびV B12を発現するT細胞芽球の実際のパーセンテージをフローサイトメータで、 そして抗Vβモノクローナル抗体を、mRNA作成前に調へた。これら材料のV B2.2/3.8および12への正準化PCR取り込みを、これらの抗Vβモノ クローナル抗体で染色したT細胞芽球のパーセンテージに対して、対数/対数プ ロットでプロットしたところ、3つの異なる実験のデータの間で区別のつかない 直線関係が得られた(図3)。
この関係は1%を超える値で特に明白であった。大体1%以下のVβ発現または 約30の正準化PCR取り込みでは相関関係が失われていた。従って、非刺激T 細胞と非生産的に再配列されたβ遺伝子の影響は、芽球のVβ発現か1%を超え る場合に無視てきるとの結論に達した。
従って、図4にプロットされたデータか、正準化PCR取り込みからのパーセン トVβ発現を推定して、抗体か使用されないVβ発現分析用の標準曲線として使 用された。
例5 種々の毒素で刺激された正常の末梢T細胞におけるVB2.2/3、VB2、V B12、その他19のVβファミリーの発現をPCR法を使用して分析した。抗 CD3による刺激によって、特異的Vβを担うT細胞のパーセンテージか当初個 体群中のそれからたいして変化しないことを実験例1および2か示すので、抗C D3で刺激したT細胞を対照として使用した。結果を図4に示す。単一個体から のT細胞の、異なる5つの黄色ブドウ球菌毒素に対する反応の完全分析の結果を 表3に要約して示す。
正常末梢T細胞によって一部Vβファミリーか他より大量に使用された。VB2 .3.6.7および8フアミリーのメンバーとVB13.1は全T細胞の50% 以上に発現した。そのような知見は大Vβファミリーの一部であるVB6やVB 2では予期されなかったかも知れない(Vβ6オリゴヌクレオチドはVβ6フア ミリーの9メンバー中恐らく3つのみをプライムするだけであるカリか、VB1 3.1の場合はもっと意外で、これは単一遺伝子の生成物に思える。ヒトの末梢 T細胞による不均一のVβ発現は、検査を受けた親戚でない他の2人のドナーに も同様な頻度か見られたので、この個人の特異性やMHCによるものではないと 考えられる(以下の記載と図5を参照)。
ヒトT細胞しセプターVβ遺伝子の20フアミリーすへてのmRNAの発現の完 全分析は、すべての毒素か特異的Vβを発現するT細胞を優先的に刺激し、更に 各毒素の刺激パターンか異なることをはっきり示している。
いくつかの顛著な新しい関係が見つかった。最も劇的なのは、VB2を担う細胞 かTSSTによる刺激で非常に増加したことである。TSSTで刺激されたT細 胞芽球のT細胞の約50%がVB2を持っていた。上記のように、SEBはVB 12を担うT細胞を刺激するか、VB3、V1314、VB15、VB17、そ して恐らくVB20を担うT細胞のSEBによる刺激もこの分析から明らかにな った。関連毒素5EC2もVB12、VB14、VB15、VB17、そしてV B20を発現するT細胞を刺激したが、VB3を発現するものは刺激しなかった 。
既に述べたように、SEEはVβ8ファミリーのメンバーを担うT細胞を刺激し たが、VB2.5°、VB2.1−30、およびVβ183細胞の比率も増大さ せた。
この方法を使用して、ある一定のヒト細胞個体群での全てのT細胞のパーセンテ ージの大体を、定量された異なるVβを担うものを合計することによって推定で きる。
表3に示すように、このパーセンテージは抗CD3で刺激されたT細胞の場合約 90%であり、■βオリゴヌクレオチドか46のヒトVβ遺伝子の39でコード されたmRNAの発現のためプライムすることが、特に規模の面で誇張でないこ とを示唆している。このことは、46の既知のVβ配列かヒトの遺伝子の大半を 恐らくカバーすることを示唆する。量的PCRか、毒素の一部、特にExF、に よって刺激される芽球の低パーセンテージの理由になっている。この毒素は、リ ストされたプライマーによってカバーされないVβを担うT細胞を主として刺激 する可能性かある。
現象の普遍性を調へるために、表3における非常に劇的な組合せのいくつかを更 に2人にテストしてみた(図5)。刺激実験および算定は上記と同一にした。こ れらの毒素に対して3人ともほとんど同じ反応を示した。例えば、Vβ2°T細 胞はTSSTによって、どのケースもほぼ同レベルの45%に増加した。同様に 、3人すべての場合、SEBがVB3を担うT細胞を刺激し、SEEかVB2を 担うT細胞を刺激した。
例に れら毒素に対するT細胞の反応のマウスとヒトとの類似性は旺著である。両ケー スとも、特異性Vβを担うT細胞が各毒素に対する反応を支配する。両ケースと も、毒素の判別力か特に目立つ。例えば、ヒトでは、VB5.ビT細胞SEEに 反応するか、VB5.2/3を担う細胞は反応しなかった。同様に、発明者は、 マウスで、いくつかの毒素がVβ8ファミリーのメンバーを判別できることを観 察している。超抗原に対するこのメンバー特異性反応は、VB2.1を担うT細 胞を刺激するか、VB2.2またはVB2.3を発現するものを刺激しない内因 性超抗原Mis−1aに関してマウスに見られる。ネイチャー332:35〜4 0 (1988)のカップラー他(Kappler、 et al、、 Nat ure 332: 35−40 (1988))を参照されたい。
マウスとヒトのVβ遺伝子の広範な配列分析は、−次配列とVβ遺伝子複合体中 での相対位置とによって、いくつかの同族体かあることを示している。アン・レ ブ・イミュノル5:585〜620(1987)のトヨナガ他、ブロク・ナトル ・アカド・サイ・ニーニスエイ囲:6598〜6602 (1986)のコンキ ャノン他、ネイチャー331:543〜546 (1988)のレイ他(Toy onaga、 et al、、 Ann、 Rev、Immunol、 5:  585−620(1987)、 Concannon、 et al、、 Pr oc、 Natl、 Acad、 Sci。
(1989)のホワイト他(White、 et at、、 Ce1l 56: 27−35 (1989))に従って、これら同族体の異なった毒素による刺激 パターンを、毒素によるマウスVβ刺激のデータを使用して比較した。表4に示 すように、同族Vβを担うT細胞が毒素に対する同様な反応パターンを示すケー スもあった。例えば、ExT、特にTSST、はヒトVβ2を担うT細胞と、非 常に類似したVβ15を担うマウスT細胞を刺激した。Vβ12.14.15お よび17フアミリーのメンバーを発現するヒトT細胞はすべてSEBおよびS  E C2+、:反応するが、ExTやTSSTには反応しない傾向を示した。こ の性質は、その最も近いマウスの同類であるマウスVβ8.L 8.2および8 .3にも見られた。しかし、同族Vβを担うT細胞の同様な反応パターンは常に 見られたわけではない。例えば、マウスVβ3を担うT細胞はこれら毒素のほと んどに反応したか、最も近いヒト同類であるVβ1oを担うものは反応しなかっ た。この情報かすべて得られたとしても、ヒトおよびマウスVβ因子の一部アミ ノ酸配列の綿密な検査から、毒素特異性の原因である残基を未だ見いだせていな い。従って、残念ではあるか、マウスの系からヒトの系(MHCからHLA)へ の完全な一般論は表4 黄色ブドウ球菌毒素に反応するマウスとヒトの■用1M v)相互関係マウスとヒトを比較すると、我々のこれまでの研究で明らかになっ た最も顕著な相違は、Vβの発現を制限するメカニズムかヒトにはないと思われ る点である。マウスの場合、種全体として20を超えるVβ因子の発現の可能性 に拘らず、個々のマウスで種々のメカニズムがVβの発現を制限する。大量の遺 伝子削除がVβ遺伝因子の約半分を除去した種もある。例えば、ブロク・ナトル ・アカド・サイ・ニーニスエイ83ニア67〜771(1986)のベールヶ他 (Behlke、 et al、、 Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 [JSA 83: 767−771 (1986))を 参照されたい。
他のVβ遺伝因子は点突然変異によってしばしば不活性化される。ジエイ・イミ ュノル141 :2165〜2工67(1988)のウエード他(Wade、  et al、、 J、Immunol。
141: 2165−2167 (1988))を参照されたい。非常に巧妙な ことに、マウスの多くの種で、T細胞の発達時に発現した自己超抗原か自己耐性 の確立時に特異的Vβ因子を担うT細胞の除去をもたらした。これに関しては、 セル1旦:273〜280(1987)のカップラー他、セル土旦・263〜2 71(1987)のカップラー他、ネイチャー332:40〜45(1988) のマクドナルド他、ネイチャー335ニア96〜801 (1988)のバルン 他、ネイチャー332:35〜40 (1988)のカップラー他、ジエイ・イ ミュノル140:4132〜4138 (1988)のアベ他(Kappler 、 et al、、 Ce1lたい。個々のマウスにおける制限されたVβ発現 をもたらすこれらのメカニズムは、バクテリア系毒素からの圧力に対する保護的 進化上の反応かも知れず、マウスのポピユレーションの内の個々が特定の毒素超 抗原の影響に比較的抵抗力があると考えられる。これまでの限られた数の個人検 査からは、同様なメカニズムが広くヒトに見られるという証拠か得られていない 。従って、大量の遺伝子削除は見られず、特異的Vβを担うT細胞の除去を生じ る自己超抗原も観察されていない。これらのメカニズムの一部がヒトに作用する のを観察するには、Vβファミリーの個々のメンバーと、より大きなヒトの人口 、特に若いうちにこの種の毒素にずっと広範にさらされる患者(全部で9人)す べてか、夫々のかかりっけの医者に毒性ショック症候群を示すと診断された。病 気管理センター(Center for Disease Control)と 数人の調査員によって共同で定められた重度毒性症候群の定義に該当する者を選 抜した。シリン・マイクロパイオル・レブ432−466 (1988): R eingold、 et at、、 Ann、 Intern、 Med。
断上の重要な基準(すべて必要)は、発熱(239,8°C)、発疹(剥脱性紅 皮症に至る広汎性紅皮症)、および低血圧(成人で90mmHgを下回る収縮血 圧および/または起立性失神)を含む。マイナーな診断基準(3つ必要)は、下 痢および/または嘔吐、筋肉異常、粘膜充血、腎機能低下または膿尿症、肝酵素 増加、100. OOO/mm”に満たない血小板数、および見当識障害または 意識変調を含む。検査したすべての患者が黄色ブドウ球菌感染の主患部らしいも のも少なくともひとつ持っていた。対照変異種にュー・インク・ジエイ・メト3 21:l〜7(1989)のスティーブンズ他(Stevens、 et at 、。
New Eng、 J、 Med、321: 1−7 (1989))と関連し た重度毒性ショック症候群を持った患者1人を検査した。
4人の患者の疾患は月経とタンポン使用に関係かあるように思えた。
ブドウ球菌膣感染に関係があるように思えた。患者4の疾患は黄色ブドウ球菌が 培養された副鼻腔炎と関連づけられた。2人の子供(患者7および8)のEpo sidesはそれぞれ臀部皮下膿瘍とへん桃周囲蜂巣炎と関連づけられた。両方 の主患部から黄色ブドウ球菌を培養し、これらの分離物が生体外(in vit ro)でTSST−1と腸管前AおよびCを生成した。患者3は黄色ブドウ球菌 による上部呼吸器系および洞の感染に関係すると考えられる毒性ショック症候群 の10を超える徴候を以前に経験していた。ジクロキサシリンで予防的に治療を 受けたが、彼女はここでの研究対象である毒性ショック症候群の臨床的徴候のた め入院が必要であった。入院時に鼻咽腔の培養は黄色ブドウ球菌に関して陰性で あった。従って、この後者の患者を考え得る例外として、検査した9人の患者の 毒性ショック症候群は黄色ブドウ球菌感染の主患部に関係かあると考えられる。
急性の症状の発生から、そして(抗生物質を含む)治療の開始からT細胞サブセ ット変化の分析用にサンプルを採った時までの時間を、表5に列記する。研究の 開始時には、T細胞サブセットの異常か毒性ショック症候群後どのくらい長く持 続するか明かでなく、この可変要素に制限は加えられなかった。
表5 被検症例の臨床特性 1 .321F Ig、R1全B 人、B、C1D、 ND 5 14/102  1&IF fi、JulIQ 全B 人、B、C,D、 NO59n3 21 /F すL’ 全z A、[l、CNc;’ GI54 26/F M 全B  A、B、C,D、黄色7トウ球11 152/150F、G 培ビ 5 I3/Ffl!、同曲 全部 BCE 12色7+”41m +3/II6  23/F ffi、術1& 全” C,D、G M色7ドウ球国 17 16 1M 2部全部A、B、C,D、j1色ブドウ411 4/3@11 E TS ST−1,A、C 9+(t/F 摺1月峰関遅 全部 ^、qD 黄色ブドウ球@ ’ 4/30 重要な基準は、発熱(> 102oF) 、後で剥離症になる特徴的な紅皮症、 および低血圧症を含む。
゛マイナーな基準は、A、胃腸症状(おう吐または下痢);B、筋肉障害(CP K裂開または重度の筋痛症);C1粘膜の充血;D、腎機能の低下または膿尿; E、肝機能障害の試験証拠;F1血小板減少く血小板数く100・00/mm” )およびG、見当識障害または意識変調を含む。
1患者3は毒性ショック症候群の徴候を少なくとも10回以前に経験していた。
これらのいくつかは洞炎と関連予防的に治療を受けており、入院時に鼻咽腔のす べての培養は黄色ブドウ球菌に関して陰性であった。
O後者の患者の一部について、感染源を培養し、腸管前A、B、CI、C2、C 3、DおよびE、とTSST離物をテストした。
患者から採った末梢血液単核細胞を、フィニル・ハイベーク・グラジェント(F icoll hypaque gradient)遠心分離の後、ヘパリン処理 済みの血液から分離した。既に述べたように精製された抗CD3抗体でコーティ ングされたプラスチックのフラスコ内でT細胞のシミュレーションを達成した。
グルタミン2mM、Hepes緩衝液10 m M sペニシリン100u/m l、ストレプトマイシン1100u/ml、そして仔ウシ胎児血清10%を補充 したRPMI 1640を含有した培養液中で、細胞をmlに対して1x106 の割合で培養した。培養3日後に生きた細胞を取り出し、25μ/mlのりコン ビナンド・ヒトIL−2中で更に24時間培養して、潜在的に活性化したT細胞 レセプターの再生を許しながら、IL−2のレセプターを発現する細胞を拡張し た。そして、細胞を取り出し、洗浄してから、間接免疫蛍光染色法に使用するか 、後続のRNA抽出用に液体窒素で急速凍結した。
間接免疫蛍光染色法は、上記のように、飽和量のモノクローナル抗体で細胞を培 養した後、蛍光色素結合ヒツジ抗マウスIg(カリフォルニア、バーリンガム、 ターボ・インク(Tago、 Inc、、 Burlingame、 CA)) で染色することによって実行した。対象サンプルは次段階試薬だけて染色した細 胞を含み、バックグランド値を減算した。
正角および90°C光散乱パターンを使用して、小さいリンパ球と容易に区別で き、全生存可能細胞の大半を占める大きな芽球を選び出した。蛍光強度はEpi cs Ccellソーターを使用して設定した。染色試薬として使用したモノク ローナル抗体は、既に述べたように、CD4およびCD8と、VB2、VB6、 VB8およびV/312を担うT細胞レセプター上のエピトープに適用された。
全RNAが、既に述べたように、抗CD3で刺激された細胞から作られ、全RN Aが逆転写酵素を使用した1本鎖のcDNAの合成に使用された。同様に、cD NAか実験例3で述べたようにPCRを使用して増強された。
実験例1〜6と同様に、末梢血液中の単核細胞を患者と対照から分離し、T細胞 を抗CD3抗体とIL−2で培養中で刺激した。T細胞芽球から分離した全RN Aと量的PCRを使用して、T細胞レセプター遺伝子セグメントコードVB2、 VB2 (5,2と5.3)、Via(8,1と8.2)、およびVB12を増 強し、定量した。T細胞レセプターmRNAの量と反応速度の変動をコントロー ルするために、Cα遺伝子セグメントも反応ごとに増強した。図6は、患者lと 付随して検査した健常者のT細胞から得た結果を示す。対照と比較して患者の増 強Vβ2DNAは著しく増加しているが、Cα生成物には違いがあまり見られな い。特に各反応で増強されたCαの相対量に正準化した場合、VB2、VB8お よびVB12の量に関しても患者と対照との間にあまり相違がない。
表6のデータは、同じ反応で増強されたCαDNAに対するVβDNAの比率と して表している。すべての対照(患者と付随して検査を受けた)のVβ2/Cα 比率が0.10以下であったが、9人の患者のうち5人の当初サンプルが0.1 7(フィッシャーの正確テストによるp=0.03)を超える比率で、うち1人 、患者11は0.78もあった。異常なVβ2/Cα比率は、月経関連疾患の患 者4人中3人、非月経ケースの5人中2人に見られた。VB2と対照的に、他の Vβ/Cα比率は、どれも対照値から23D以上増加しなかったが、これは毒性 ショック症候群におけるVβ2拡張の選択的性質を示している。増加したVβ2 /Cα比率を示さない患者(患者4.6.8.9)のうち1人(患者4)は急性 疾患後、比較的長期にわたって検査を受け、増加レベルを見落とす可能性はなか ったことに留意されたい。
表6 中毒ショック庁候群の症例からの末消血汲T細胞における■β発現 Vβ/Cα比゛ 抑制斎1(N=7) ゛ データは、各症例がら得られた初期サンプル用に挙げられた(表1参照)。
*データは各症例から得られた初期サンプル用に挙げられた(表1参照)。
+Vβ5.2及びVB2.3の同族要素に共通のシーケンス専用プライマーか用 いられた。
#Vβ8.1及びVB2.2の同族要素に共通のシーケンス専用プライマーが用 いられた。
患者と対照から分離したT細胞は、間接免疫蛍光染色法とサイトフルオログラフ ィー分析によるサブセット変化の分析にも付された。著しく高くなったVβ2レ ベルの患者でも、CD4+とCD8+のT細胞のパーセンテージの一貫した変化 は見られなかった。患者のCD4”とCD8+のT細胞のパーセンテージの範囲 は、対照用個人の平均(±SE)値である64±5.1%および29±4.6% に対して、それぞれ30〜84%と14〜60%であった。VB2、VB2、V B2およびVB12の発現を調べるため、患者のうち7人から採った細胞を染色 した。量的PCR技法による上記分析と食い違うことなく、これら非Vβ12T 細胞サブセットの正常範囲外の値は見られなかった。患者対対照の平均±SE値 (N=12)は、VB5.2.4+0.25対3.1±0.30.VB2.4. 3±0.63対37±0゜50、 VB2.3.0±046対3.4±0.41 ;VB12.1.6±0.14対1.5±0.09であった。
実験例1〜6は、Vβ2増強かVB2およびVB2のそれと同様であることを示 し、PCR法によるVB2か発現する循環T細胞のパーセンテージ推定の妥当性 を裏付けている。この結果は、健常者のVβ2陽性T細胞が末梢血液T細胞ポピ ユレーションの約lO%であることを示唆している。これに対して、患者1およ び2のピーク値はそれぞれ70%および30%にもなり得、患者によってはVβ 2+T細胞の顕著な刺激か生じることを浮き彫りにしている。
グループA連鎖球菌と関連した重度毒性ショック症候群患者1人も検査した。毒 性ショック症候群の定義のすへての主要およびマイナーな基準が該当し、患者は 入院から2週間後に死亡した。症状発生から1週間以内に患者を検査したところ 、Vβ2/Cα比率は0.08で明らかに正常範囲内であった。
例8 2人の患者から連続したサンプルを採って、急性疾患後のVB2か発現するT細 胞の経時変化を調へた。患者(症例)1のVβ2陽性T細胞のパーセンテージは 最初の検査後2週間以内に半減し、急性疾患発病後60日後までにはほとんど正 常になっていた(図7−上のパネル)。
患者(症例)2は、急性徴候後45日以内にVβ2レベルかほぼ正常化していた (図7−下のパネル)。これらの連続した研究も他のVβセグメントか発現する T細胞サブセットで経時変動か比較的少ないことをはっきりさせ、また、健常者 についても観察したか、その一部は既に述へた。
上記実験例は、感染等の病的状態か、患者から採ったサンプルを分析してサンプ ル中の特異的Vβ分子のレベルを判定することによって診断できることを示して いる。
結果か示すように、特定のサブタイプのレベル増加は特異的抗原に結び付くこと か判明した。
本書て使用する「病的状態」は感染に限らず、異常な免疫反応か生じるいかなる 状態をも意味する。これは、例えば、既に述へたように、特定のVβ型分子が不 自然に存在したり、健常者と比べて多量に存在する自己免疫疾患を含む。
■β量の増加はこの発明による唯一の病的状態診断法ではない。T細胞レベルか 正常値より低いHIV感染等の種々の疾患や病的状態はこの分野で周知である。
特異的Vβタイプと、T細胞の減少に特徴づけられる状態との相関関係も本書の 範囲内である。
実験例7および8は、VB2が発現する循環T細胞の選択的増加が毒性ショック 症候群と結び付くことか多いことを示している。VB5、VB8およびVB12 を含む他のT細胞サブセットは正常レベル異常に増加せず、経時変動もなかった 。従って、末梢血液中でVB2を発現するT細胞の割合の定量は、この疾患の診 断テストとして使用できる。非特異的T細胞の活性化をもたらす疾患は、VB2 ”T細胞の選択的増加に至らないはずである。TSST−1等の黄色ブドウ球菌 腸毒素は、特異的Vβセグメントを担うT細胞を、これら細胞上の残りのT細胞 レセプター組成にほとんど拘らず刺激することも強調されるべきである。他の可 変因子(Dβ、Jβ、Vα、Jα)は、普通の抗原の場合と異なり、これらのV β特有の超抗原の認識にあまり寄与しないようである。従って、VB2か発現す るT細胞のサブセットを普通の抗原か刺激する場合もあり得るが、反応するT細 胞の頻度は100分の1よりずっと少なく、この反応の強さはTSST−1の刺 激と比べて微々たるものである。そのような反応かVB2”T細胞の循環レベル を変えるとは考えられない。
この研究での毒性ショック症候群患者全員か高いVβ2レベルを示したとは思え ない。1人の患者を急性疾患後5ケ月近く検査し、高レベルを見落とすはずはな い。この可能性は、2人の患者か提示後1,2ケ月以内にほぼ正常レベルに戻っ たというシリアルな変化によって確証胞の他のセットはVβ特有のかたちで刺激 することを示した。従って、VB2が発現するT細胞に焦点を当てた実験例7お よび8は、TSST−1介入疾患のみの異常を検出できると考えられる。これら 他の毒素によって増強され勝ちなT細胞サブセットの定量を含む更なる研究は、 ポジティブテストの頻度を増すことか考えられる。
予言されたように、グループA連鎖球菌と関連した致命的ショック症候群の患者 は循環Vβ2陽性T細胞レベルか高くなかった。
本書のデータは、毒性ショック症候群の間、T細胞刺激は普通の抗原に対する反 応で見られないスケールで発生することを示し、この大きなT細胞活性化が疾患 の進行における重大な事象であると考える。これらの活性化T細胞は、IL−2 、γインターフェロン、リンホトキシン(TNF−β)、その他種々の特徴の少 ないリンホカインを放つ可能性か高い。イミュノロジー58:203〜8(19 86)のマイカサン他(Micusan、 et al、。
Immunology 58: 203−8 (1986))を参照されたい。
また、アシ・インド・メト106:817〜22(1987)、アン・インド・ メト109:953〜8(1988)のベルブグラン他(Belldegrun 、 et al、、 Ann、 Int、 Med。
106: 817−22 (1987); Ann、 Int、 Med、 1 09: 953−8 (1988))に教示されたように、IL−2注入は低血 圧の頻発と結び付けられてきた。T細胞活性化プロセスおよび/またはIL−2 の解放は、マクロファージによるIL−1とTNFの解放をも非常に促進するか 、それに必要であり2492−7 (1985))。T細胞活性化が毒性ショッ ク症候群の発現に必要なら、T細胞の減少または機能上の不活性化か黄色ブドウ 球菌毒素介入疾患の事象の連続を中断させるはずである。このことは、疾患進行 の早期にコルチコステロイドの投与か、患者によっては有効であり得ることを示 唆する研究によって部分的にサポートされよう。
を参照されたい。
この当初の研究では、初期提示時に患者か検査されなかった。従って、動態研究 は、VB2”T細胞のパーセンテージの初期の増加後のT細胞種目の変化の追跡 に限られた。このサブセットの正常レベルへの復帰は、連続して検査した2人の 患者の場合驚異的な早さだった。レベルか正常に戻るという事実は、Vβ2T細 胞の増加か毒性ショック症候群の発生後に生じ、り急性に影響する要因ではない ことを示している。循環Vβ陽性T細胞を経時的に減少させるメカニズムは不明 である。免疫性を与えられたげっ書類動物の研究は、活性化と増加後の抗原特異 的T細胞かリンパ組織(抗原活性化箇所)から循環プール(つまり胸管リンパ) へ移動することを示して40(1976)のウィルソン他(Sprent、 e t al、。
れらの細胞は、恐らくリンパ組織への自らの復帰および/または循環プールへの 他の抗原活性細胞の連続した流入を反映して、時間と共に徐々に減少する。
使用した用語や表現は限定ではなく記述用のもので、そのような用語や表現の使 用によって、開示された特徴またはその一部の均等物を除外する意図はなく、発 明の範囲内で種々の改変か可能であること・を認識されたい。
相対蛍光性 ■細胞の% T細胞の% CPCPCPCP 日数 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヒトの病的状態を診断する方法であって、患者の体液サンプルを分析して前 記病的状態に特徴的なT細胞サブタイプのレベルを判定し、判定されたレベルを 比較対照となる体液サンプルの正常レベルと比較して、前記T細胞サブタイプの レベルの変動が前記病的状態の指標となる方法。 2.前記病的状態がブドウ球菌感染である請求項1の方法。 3.前記病的状態が自己免疫疾患である請求項1の方法。 4.前記体液サンプルを、前記T細胞サブタイプ特有の細胞表面抗原と特異的に 結合する抗体と接触させることによって分析する請求項1の方法。 5.前記抗体がモノクローナル抗体である請求項4の方法。 6.前記モノクローナル抗体が、Vβ5、Vβ6、Vβ8およびVβ12からな るグループから選択されたT細胞表面抗原に特異的なモノクローナル抗体である 請求項5の方法。 7.前記T細胞サブタイプを特徴付ける細胞表面抗原をコードするDNAの存在 量を判定することによって、前記体液サンプルを分析する請求項1の方法。 8.前記DNAをポリメラーゼ連鎖反応で判定する請求項7の方法。 9.前記細胞表面抗原が、Vβ1、Vβ2、Vβ3、Vβ4、Vβ5.1、Vβ 5.2、Vβ5.3、Vβ6.1、Vβ6.2、Vβ6.3、Vβ7、Vβ8、 Vβ9、Vβ10、Vβ11、Vβ12、Vβ13.1、Vβ13.2、Vβ1 4、Vβ15、Vβ16、Vβ17、Vβ18、Vβ19およびVβ20からな るグループから選択される請求項7の方法。 10.毒性ショック症候群を診断する方法であって、患者の体液サンプルを分析 して前記体液サンプル中のVβ2サブタイプT細胞のレベルを判定し、前記レベ ルを比較対照となる体液サンプルの正常レベルと比較し、前記Vβ2サブタイプ レベルの増加が毒性ショック症候群の指標となる方法。
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